
日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年1月14日日曜日
◆J1金曜ナイター本格導入2・23鳥栖-神戸で開幕(ニッカン)
Jリーグは12日、今季のホーム開幕カードを発表した。J1は金曜ナイター開催を本格導入。それを象徴するように、史上初の平日開幕となり2月23日(金)のサガン鳥栖-ヴィッセル神戸(ベアスタ)でスタートする。開幕日に1試合だけ行われるのは11年ぶり4度目。
金曜ナイターはW杯(ワールドカップ)イヤーの過密日程緩和や、露出増、何より巨額の放送権料で昨季から全試合を中継する動画配信サービスDAZNの意向もあって実現。取材に応じた原副チェアマンは「土日に加え、1日でも多くJリーグに触れてもらい、新しいファン層の開拓を。いろんなチャレンジをしてみたい」と説明。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との過密日程回避による開催も含め、金曜ナイター実施は年間10節ほどになる見込み。残る今季の詳細日程は24日に発表される。
J1金曜ナイター本格導入2・23鳥栖-神戸で開幕

◆柴崎がバルサ戦以来4か月ぶり先発復帰! ヘタフェの2戦ぶり勝利に貢献(ゲキサカ)

[1.12 リーガ・エスパニョーラ第19節 ヘタフェ1-0マラガ]
リーガ・エスパニョーラ第19節1日目が12日に開催され、MF柴崎岳の所属するヘタフェはホームでマラガと対戦し、1-0で勝利した。前節までリーグ戦4試合連続で途中出場していた柴崎は、負傷した昨年9月16日の第4節バルセロナ戦(1-2)以来、15試合ぶりの先発復帰。スタートは2トップの一角、後半途中から左サイドハーフを務め、後半38分までプレーした。
3連敗で19位に沈むマラガをホームに迎えたヘタフェは、序盤から主導権を掌握。前半38分には右クロスが相手DFにクリアされ、PA手前右で反応した柴崎がダイレクトで左足を振り抜くが、ゴール左を狙った低いシュートはGKにキャッチされた。
さらに後半17分、左サイドのDFビトリーノ・アントゥネスからの浮き球のパスに柴崎が走り込み、PA内左で見事なコントロールを見せて相手DFをかわす。しかし、シュートを打つ前にGKに寄せられ、倒れながら右足で蹴ったボールはGKの股を抜くも、カバーに入ったDFにクリアされた。
それでもヘタフェは後半28分に先制する。右サイドのFKからMFファイサル・ファジルが右足でクロスを送ると、ファーのFWアンヘル・ロドリゲスがワンタッチで折り返し、中央でマークを外したDFカラがヘディングでゴール左に押し込んだ。
柴崎は1-0の後半38分にMFセルヒオ・モラと交代。ヘタフェはそのままリードを守り抜き、2試合ぶりに勝ち点3を手にした。本拠地では2連勝となり、暫定8位につけている。

◆金沢、今季の選手新背番号を発表…2年ぶりに復帰の清原翔平が「7」を着用(サッカーキング)

ツエーゲン金沢は13日、2018シーズンにおけるトップチームの背番号を発表した。
2017シーズンの明治安田生命J2リーグを13勝10分け19敗の17位で終えた金沢。柳下正明監督が就任2年目を迎える2018シーズン開幕を前に、10名の新戦力を加えた。
約2年ぶりにセレッソ大阪から完全移籍で復帰したMF清原翔平は背番号「7」に決まり、鹿島アントラーズから完全移籍したMF梅鉢貴秀は「33」を着用する。また、タイのスコータイFCから新加入したマラニョンは「29」をつけることに決まった。
金沢の2018シーズン選手背番号は以下のとおり。
1 原田直樹
2 山本義道(びわこ成蹊大学から加入)
3 作田裕次
4 小柳達司
5 アラン(カマタマーレ讃岐から完全移籍加入)
6 大橋尚志
7 清原翔平(セレッソ大阪から完全移籍加入)
8 山藤健太
9 佐藤洸一
10 宮崎幾笑
11 杉浦恭平
13 石田崚真
14 金子昌広
16 毛利駿也(順天堂大学から加入)
17 加藤大樹(レノファ山口から完全移籍加入)
18 野田紘史
19 垣田裕暉
22 田尻健
23 白井裕人
25 谷口遼弥(ツエーゲン金沢U-18から昇格)
26 藤村慶太(ベガルタ仙台から期限付き移籍加入)
27 廣井友信
29 マラニョン(スコータイFCから完全移籍加入)
30 山崎雅人
32 島津頼盛(興國高校から加入)
33 梅鉢貴秀(鹿島アントラーズから完全移籍加入)
39 庄司朋乃也
45 沼田圭悟
金沢、今季の選手新背番号を発表…2年ぶりに復帰の清原翔平が「7」を着用
◆鹿島DF三竿雄斗が入籍&第一子誕生を発表「より一層の責任を持って」(サッカーキング)

三竿はクラブ公式HPを通じてコメントを発表。今後への意気込みを述べている。【お知らせ】#antlers #kashima 三竿雄斗選手、ご入籍及び第1子のご誕生のお知らせです。— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) 2018年1月13日
雄斗さん、おめでとうございます!
リリースは、公式サイトで!:https://t.co/VT6AhnZSaE pic.twitter.com/m3q7cUZEXV
「私事ではありますが、かねてよりお付き合いしていた女性と昨年6月に入籍し、12月に第一子の男の子が誕生しました。守るべき家族ができたので、より一層の責任を持ってチームに貢献できるよう、日々努力していきたいと思います」
三竿は現在26歳。2014年に湘南ベルマーレへ加入し、プロキャリアをスタートさせた。プロ1年目から定位置をつかむと、2017年には鹿島へ完全移籍。同年の明治安田生命J1リーグは2試合出場0得点だった。チームメイトの日本代表MF三竿健斗は実の弟にあたる。
鹿島DF三竿雄斗が入籍&第一子誕生を発表「より一層の責任を持って」

◆【鹿島】昌子、植田ら代表組が合流 W杯メンバー入りへ“鹿島ファースト”貫く(報知)

鹿島のDF昌子源(25)、植田直通(23)ら12月の東アジアE―1選手権に出場した日本代表6人が12日、チームに合流し、W杯イヤーとなる今季を始動させた。
同選手権の疲労を考慮され、チーム本隊より3日遅れでの合流になった6人。ボールはほとんど使わず、スプリントやダッシュ系のメニューで調整した。里内猛コーチによる熱血指導は1時間半ほど続き、昌子は「思ったよりもきつかった」と苦笑い。それでも今季の初戦となる2月14日のACL1次リーグ・上海申花戦までは残り1か月。「その時のベストコンディションをACL(初戦)に持っていきたい」と意気込んだ。
6月に行われるロシアW杯までは残り5か月となった。23人の出場選手枠を巡る争いに向け、昌子は「まずは鹿島。鹿島のためにプレーすることでW杯が見えてくる。W杯を考えるのは選ばれてから」と力を込め、植田も「鹿島で全てのタイトルを取りにいく。その結果が代表入りにつながってくる」と口を合わせたかのように昌子に続いた。無冠に終わった昨季の雪辱をエネルギーに変え、“鹿島ファースト”の姿勢で本大会のメンバー入りを目指す。(岡島 智哉)
【鹿島】昌子、植田ら代表組が合流 W杯メンバー入りへ“鹿島ファースト”貫く
◆涙の鈴木隆行「いつか世界に」スター集結引退試合(ニッカン)

<鈴木隆行引退試合:SUZUKI FRIENDS-MITO SELECTIONS>◇13日◇ケーズデンキスタジアム
元日本代表で、02年W杯日韓大会1次リーグのベルギー戦でゴールも決めた、FW鈴木隆行氏(41)が地元の茨城・水戸で引退試合に臨み、豪華メンバーが集結した。
前後半でチームを入れ替わって計90分プレーした鈴木氏は、後半ロスタイムの決勝PK含め、最多の計5得点で堂々の主役を演じきった。
試合後のセレモニーでは涙ながらにあいさつ。感謝を口にし「これからは現場の方に戻ってきたい。ヒリヒリとしたプロの世界で、人生をかけて戦う選手と一緒に、プロの監督として、ファンに選手に愛され、そして選手を愛せる監督になりたい。そしていつか、世界に出ていきたい」と語った。
この試合のために集まった元日本代表は、磐田の名波浩監督と服部年宏氏、リーズの藤田俊哉氏、沼津の中山雅史という黄金期の磐田の主役から名古屋GK楢崎正剛、鹿島MF小笠原満男、磐田MF中村俊輔、鹿島GK曽ケ端準、横浜DF中沢佑二らと超豪華。
さらに、鹿島の柳沢敦コーチと中田浩二氏に、名良橋晃氏、戸田和幸氏、引退試合を終えたばかりの清水の市川大祐氏、神戸の三浦淳寛氏、北九州の本山雅志もメンバー入りした。
元日本代表が主軸のホーム「SUZUKI FRIENDS」は白いユニホームで背番号は名波監督が7、中山が9、中村が10を背負い、後半からこのチームに加わる鈴木氏は11。1を楢崎、4を戸田氏、8は小笠原がつけた。
スタンドはほぼ埋まり、周囲の道路は渋滞が発生する盛り上がり。のどかな場所にあるスタジアムにスターが集結した。

◆元日本代表FW鈴木隆行氏、引退試合で5得点「いつかまたピッチでお会いしましょう」(報知)

鹿島、水戸などで活躍し、2015年に引退した元日本代表FW鈴木隆行氏(41)=スポーツ報知評論家=の引退試合が13日、水戸の本拠地である茨城・ケーズデンキスタジアム水戸で行われた。
自身がゴールを決めた2002年日韓W杯日本代表を中心とした「SUZUKI FRIENDS」と、水戸の現役選手らで構成する「MITO SELECTIONS」が対戦。鈴木氏は前半にSUZUKI―、後半にMITO―でプレーし、合計5得点を決める活躍。試合は7―6でSUZUKI―が勝利した。
試合後のスピーチでは「ここまで現役を続けられてきたのも、いろんな方に助けられてきたおかげです。本当にありがとうございました」などとあいさつし、9155人の大観衆から拍手を浴びた。スピーチの途中では現役生活を振り返って涙ぐむ場面もあった。
水戸での引退試合開催には特別な思いがあった。2008年から米国のポートランドでプレーし、10年のシーズン後にはクラブから翌年のコーチ就任を打診された。「こんな光栄なことはない」と引退を決意し、妻子とともに米国で暮らすことにした。労働ビザを取得して正式契約のため米国に渡っていたが、夫人が体調を崩したため交渉を中断して一時帰国した。その翌日の11年3月11日、東日本大震災にあった。
実家のある茨城・日立市も大きな被害を受けた。コーチ就任を断り、日本で復興の手助けを模索した。「アメリカに行くどころじゃなくなった。何とか地元の力になりたい」。水戸の関係者に話をすると、柱谷哲二監督から「お前が選手としてプレーしてくれれば、みんなに喜んでもらえる」と現役復帰を要請された。一度は引退を決意しており、ここ数か月は満足なトレーニングをしていない。それでも熱意に押されて復帰を決めた。しかも無報酬による異例のアマチュア契約だ。「水戸は経営が苦しい。手伝おうとしているのにオレがお金をもらうのは違う」。男気あふれる復帰が反響を呼び、スポンサーも観衆も増えた。不動のレギュラーとして4シーズンで24得点とチームを支え、若手からも慕われた。15年に千葉で引退するまで、全力で駆け抜けた。
現在はJリーグの監督就任に必要なS級ライセンスを受講しており、今年度中には取得できる見込み。「名波さんのような監督になって現場に戻りたい。みなさん、いつかまたピッチでお会いしましょう」と締めくくった。
元日本代表FW鈴木隆行氏、引退試合で5得点「いつかまたピッチでお会いしましょう」
◆元日本代表FW鈴木隆行氏 涙の引退試合「今日ここで区切りがついた」(スポニチ)

鹿島、水戸で活躍し、15年限りで現役を退いた元日本代表FW鈴木隆行氏(41)の引退試合が13日にケーズデンキスタジアム水戸で行われた。
鈴木氏が出場した02年W杯日韓大会メンバーが中心の「SUZUKI FRIENDS」と11年から14年まで所属した水戸の現役選手が中心の「MITO SELECTIONS」が対戦。前半は「FRIENDS」、後半は「SELECTIONS」に入った鈴木氏は、5得点を挙げスタジアムを大いに沸かせた。試合終了間際には鈴木氏のチャントに合わせ、9155人のファンが手拍子。それに後押しされるようにPKで5得点目を決めると、仲間の胴上げで4度宙に舞った。
試合後の引退セレモニーでは「もうプレーすることはできません。今も夢に見ます。自分がひりひりした試合で得点を決める。最高の気持ちで夢を見て、起きたときにプレーしないのかと思うとさみしくなる」と本音をのぞかせた。涙で言葉を詰まらせながらも「でも今日ここで区切りがついた。これからは現場に戻りたい。プロの世界で、人生をかけて戦っているところで僕も選手の近くで一緒に戦いたい。プロの監督になりたい。ファンに、選手に愛される、選手を愛せる選手になりたい」と第二の人生に思いを馳せた。現在はJリーグ監督就任に必要なS級ライセンスを受講中で、今年度中にも取得できる見込み。選手としてスパイクをはくことはもうない。だが、愛すべきストライカーが再びピッチに戻ってくる日はそう遠くない。
元日本代表FW鈴木隆行氏 涙の引退試合「今日ここで区切りがついた」
◆引退試合の鈴木隆行氏「昔のことなんてほとんど思い出さないタイプだが、きょうは感動した」(スポニチ

鹿島、水戸などで活躍した元日本代表FW鈴木隆行氏(41)の引退試合が13日にケーズデンキスタジアムで行われた。試合後の引退セレモニーでは21年間のプロ生活を振り返り涙したが、記者会見では晴れやかな笑顔を浮かべた。
会見での一問一答
―引退試合を振り返って
無事、試合が終わってほっとしている、たくさんの選手に来て頂いた。個人的にはたいしたプレーできなかったが、一緒にできて楽しかった。ケガもなく終えてくれたので、それもほっとしている。思ったより観客も入ってくれて本当に良かった。
―90分間どういう思いでプレーしたか
得点を決めないといけないと思って、2点は取りたかった。前半は思うように体動かなかった。(中村)俊輔やヤナギ(柳沢敦)、(小笠原)満男、(中沢)佑二がいて当時のこと思い出した。やべーなと思った。昔のことなんてほとんど思い出さないタイプだが、きょうは感動した。
―感極まるものがあったのか
こういうことで泣いたことないが、年をとると涙もろくなるのかな。21年の現役生活はつらいことが多く、うまくいってても、つらいことあった。でも、いろんな人に助けられてやってこれた。それを思い出して涙が出た。
―地元・茨城への思い
茨城のチームでプレーするのと他の県でプレーするのは違っていて、地元でやるというのは応援してもらえる数が多い。水戸でもたくさんの人に声をかけてもらった。地元は違うと実感した。鹿島があって、水戸はJ2だが、J1にあがったら茨城のサッカーのレベルも上がる。何が手伝えるか分からないが、水戸がJ1に上がればいいなと思う。全体のレベルを上げて、茨城のサッカーを強くしてもらいたい。
―今後について
プロの監督を目指す。今までやってきたように、常に挑戦で常に勉強です。愛されるような、選手を愛せるような監督になって、世界に出て行くような監督になりたいと強く思っています。
引退試合の鈴木隆行氏「昔のことなんてほとんど思い出さないタイプだが、きょうは感動した」
◆鈴木隆行引退試合(ニッカン)

◇

<鈴木隆行引退試合:SUZUKI FRIENDS7-6MITO SELECTIONS>◇13日◇ケーズデンキスタジアム
元日本代表で、02年W杯日韓大会1次リーグのベルギー戦でゴールも決めた、FW鈴木隆行氏(41)が地元の茨城・水戸で引退試合に臨み、豪華メンバーが集結した。
前後半でチームを入れ替わって計90分プレーした鈴木氏は、後半ロスタイムの決勝PK含め、最多の計5得点で堂々の主役を演じきった。
試合後のセレモニーでは涙ながらにあいさつした。スポンサーや参加者、引退試合開催に尽力してもらった古巣水戸のクラブスタッフらに丁寧に何度も何度もお礼を言った。そしてまず、両親に対し「僕を小さいころからずっと支えてくれた、勉強を1回もしろって言わずに、ずっとサッカーだけをさせてくれた両親、本当にありがとうございます」と言った。
そして、子どもたちと観戦に訪れた妻でモデルの橋本優子に向け「優子のママ、そして優子」と切り出し、子どもたちの名前も挙げて呼び掛け「お前たちがいてくれるから、俺は生きていけます。本当にありがとう」と言うとまた、言葉につまって涙した。
◇

元日本代表で、02年W杯日韓大会1次リーグのベルギー戦でゴールも決めた、FW鈴木隆行氏(41)が地元の茨城・水戸で引退試合に臨み、豪華メンバーが集結した。
前後半でチームを入れ替わって計90分プレーした鈴木氏は、後半ロスタイムの決勝PK含め、最多の計5得点で堂々の主役を演じきった。
試合後のセレモニーでは涙ながらにあいさつ。引退という事実と向き合い、こう言った。
「もう、プレーすることはできないです。今も夢を見ます。自分がヒリヒリした試合の中で得点を決める。そんな最高の気持ちで夢を見て、ふと起きたときにもう現実じゃないんだ、もうプレーしてないんだと思うと、本当にさみしく思います。でも今日、ここで区切りがつきました」
◇

元日本代表で、02年W杯日韓大会1次リーグのベルギー戦でゴールも決めた、FW鈴木隆行氏(41)が地元の茨城・水戸で引退試合に臨み、豪華メンバーが集結した。
前後半でチームを入れ替わって計90分プレーした鈴木氏は、後半ロスタイムの決勝PK含め、最多の計5得点で堂々の主役を演じきった。
試合後のセレモニーでは涙ながらにあいさつした。指導者に転身するため、Jリーグ監督に必要な公認S級ライセンスを取得中。次なる目標を、こう宣言した。
「これからはやっぱり、現場の方に戻ってきたいと思っています。このプロの世界で、ヒリヒリとする世界で、人生をかけて戦っているところで、僕も選手の近くにいて、一緒に戦いたい。プロの監督を目指して頑張っていきたいと思います。ここにいる名波監督のような、ファンに愛されるような、選手に愛されるような、そして選手のことを愛せるような、そんな監督になりたい。そしていつか超えられるような監督になり、世界に出て行けるような監督を目指します。目標は高く持ちます。みんなも持とうよ、絶対できるから。最後に、今日、ここに、会場に足を運んでくれたみんな。いつか、ケーズデンキスタジアムや、いろんなピッチで会いましょう。本当に今日はありがとうございました」
◆さらば鈴木隆行、W杯ベルギー戦忘れない/写真特集(ニッカン)
◆水戸で鈴木隆行引退試合、熱い熱いメッセージに思う(ニッカン)

「現場発」、このコラムの名の通り、現場からお届けします。
W杯イヤー、18年の幕開けは茨城・水戸から、こんにちは。東京から常磐線特急ひたちに乗って水戸へ。偕楽園の回りを気持ちよさそうに走るランナーを目で追い、ケーズデンキスタジアム水戸に何とか到着しました。
道路は大渋滞。地元の人が「こんな渋滞は初めて」と驚く混雑の中、元日本代表で02年W杯日韓大会1次リーグのベルギー戦でゴールも決めた、FW鈴木隆行氏(41)の引退試合を取材しました。
1万人近い観衆で埋まったスタジアムに元日本代表のスターが集結。W杯日韓大会のメンバーを中心にしたチームと、水戸に縁の深い選手たちのチームが対戦。45分ずつ両チームでプレーした鈴木氏の最多5得点の活躍で、試合はキッチリ締まり、セレモニーも含め素晴らしい引退試合でした。
プレーもそうですが、試合後のあいさつにグッときました。「感謝しかない」とこれまで支えてもらった人たちに丁寧に御礼を言い、四方に頭を下げる中、何人か特別な人の名が挙がりました。
鹿島時代の先輩、奥野僚右氏(現福岡コーチ)に語り掛けたシーンでは、こらえ切れず涙し言葉に詰まり、会場からの拍手に後押しされ、言葉をつないでいました。
「鹿島に試合に出れない6年目に、フロンターレの方にレンタル移籍しました。今、福岡にコーチでいる奥野さんと一緒に行きました。8月くらいまで試合に出れなくて、自分の力がなくて戦力外の扱いになっている時に鹿島の方から1本の電話がきて『出れないんだったら帰ってこい』ということで。でも、僕自身はフロンターレのために一緒に頑張ると、試合にも出ていないのに。奥野さんに伝えたときに『お前と俺の人生は違う』と言って、背中を思い切り蹴飛ばしてくれて、鹿島の方に帰らせてくれました。それがあったから、本当に日本代表まで行くことができました。本当にありがとうございました」
そして、家族へのメッセージもまた、最高でした。
「僕を小さいころからずっと支えてくれた、勉強を1回もしろって言わずに、ずっとサッカーだけをさせてくれた両親、本当にありがとうございます」。そして、愛妻と子どもたちへ「お前たちがいてくれるから、俺は生きていけます。本当にありがとう」。最高のひと言でした。
あのW杯で、日本中を沸かせたベルギー戦の伝説のつま先弾から16年になります。今年はW杯イヤー。4大会前のW杯、5万超の埼玉スタジアムのゴールに負けない感動が、1万人弱のケーズデンキスタジアム水戸をつつんだ、そんな冬晴れの午後でした。
サッカーにまつわる熱い思いを、日本中、世界中、そして6月にはロシアからお届けできるよう、そんな1年にできたらいいなと思います。そして日本サッカーがよりよいものになるために、何かができたら。
一体何ができるか分かりませんが、今年もどうぞよろしくお願い致します。【八反誠】
◆八反誠(はったん・まこと)1975年(昭50)岐阜県生まれ。98年入社。06年からサッカー担当に。途中、プロ野球中日担当も兼務。14年1月から東京勤務。日本サッカー協会やJリーグなどを担当している。
水戸で鈴木隆行引退試合、熱い熱いメッセージに思う

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