日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年2月15日日曜日

◆大迫、11試合ぶりに先発も不発…ケルンは土壇場の失点で勝ち点逃す(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150215/281335.html


ボルシアMG戦に先発出場したケルンのFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第21節が14日に行われ、ボルシアMGとFW大迫勇也、MF長澤和輝が所属するケルンが対戦。大迫が11試合ぶりに先発出場、長澤はベンチスタートとなった。

 9分、ボルシアMGにチャンスが訪れる。CKを獲得すると、ペナルティエリア内中央へのクロスにトニー・ヤンチュケがヘディングで合わせるも、枠を捉えることができない。2分後には、イブラヒマ・トラオレの縦パスを受けたマックス・クルーゼがロングシュートを放つが、わずかに枠の上に外れる。

 対するケルンは、思うようにボールを繋ぐことができない。押し込まれる時間帯が続く中、40分にエリア手前で大迫が相手を背負いながらボールをキープ。パスを受けたマルセル・リッセがミドルシュートを放ったが、ヤン・ゾマーに阻まれる。スコアは動かないまま前半を終える。

 後半に入ってからもボルシアMGペースで試合は進むが、1点が遠い。57分、トラオレがエリア内右から放ったシュートは相手GKの正面。直後、スルーパスに抜け出したクルーゼのシュートもティモ・ホルンのファインセーブに遭い、ネットを揺らすことができない。67分には、ゴール正面左の好位置でFKを獲得。グラニト・ジャカがグラウンダーのシュートで直接狙ったが壁に弾かれる。跳ね返ったボールを再びシュートに持ち込むが、ゴール左に逸れる。

 ケルンは77分、大迫に代えて、今冬にレンタルで加入したデイヴェルソンを投入。86分には長澤もピッチに立つ。しかし、ボルシアMGの攻撃は止まらない。後半アディショナルタイムにFKのチャンスを得ると、ゴール前へのクロスに中央フリーのジャカがヘディングで合わせ、土壇場で先制。そのまま逃げ切ったボルシアMGが1-0で勝利を収めた。ケルンは4試合ぶりの敗戦を喫している。

 次節、ボルシアMGはハンブルガーSVと、ケルンは日本代表MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 1-0 ケルン

◆U-22日本代表、中島の2得点など8ゴール大勝で新年初戦をスタート(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150214/281208.html

 国際親善試合が14日に行われ、シンガポールでU-22日本代表とU-23シンガポール代表が対戦した。

 手倉森誠監督率いるU-22日本代表にとって、2015年初戦となった一戦。フル代表の経験もある鹿島アントラーズ所属のDF植田直通や、アルビレックス新潟所属のDF松原健、主力であるFC東京所属の中島翔哉らが順当に先発メンバーに名を連ねた。

 試合は10分、日本の右サイド、深い位置から松原が前線にロングボールを送る。するとこのボールがそのままゴール前に抜け、中島が左足を振りぬき、先制点を奪う。

 さらに12分、ゴールから約35メートルの位置でフリーキックを獲得すると、豊川雄太がクロスボールを上げる。一度は相手ディフェンスにクリアされたが、こぼれ球を鈴木武蔵がボレーシュート。ここはなんとかシンガポールの守護神ジャズワン・ブハリが防ぐが、跳ね返りを松原がミドルシュート。これは右ポストを叩き、追加点には至らない。

 その後も攻め続ける日本は21分、相手のカウンターを植田がカットし、こぼれ球を拾った豊川のラストパスから中島が右足でシュート。これがネットを揺らし、2-0と日本がリードを広げる。25分、遠藤航の放ったミドルシュートは、わずかにゴール左に外れた。

 34分、左サイドで中島からパスを受けた豊川が、フォローに上がってきた亀川にパス。亀川がゴール前に速いボールを送ると、相手DFに当たったボールを押し込んだのは鈴木。前半のうちに日本が3点差をつける。36分には左コーナキックを鈴木がフリーで合わせたが、わずかに枠を逸れてしまった。

 42分、左サイドを突破した豊川が一度切り返してから右足でクロスを上げる。これを井出遥也が頭で合わせ、スコアを4-0とする。さらに前半アディショナルタイムには、ゴール前でボールを受けた大島僚太が、切り返しからミドルシュート。シュートはゴール左に決まり、日本が5-0とリードして前半を折り返す。

 後半に入ると日本は大幅にメンバーを交代。櫛引政敏、松原、井出、鈴木に代わり、牲川歩見、浅野拓磨、室屋成、荒野拓馬が投入された。

 55分、途中出場の原川力がペナルティエリア左でボールを受けると、オーバーラップした亀川にパス。亀川が深い位置からグラウンダーのクロスを出すと、中央の荒野が合わせて6点目を決めた。さらに76分、中島の縦パスに抜けだした室屋がゴール左隅に決め、日本が7点目を手にする。

 ここまでほとんどチャンスが無かったシンガポールだが、ワンチャンスをものにする。78分、右サイドでFKのチャンスを獲得すると、中央でイルファン・ファンディが合わせる。相手選手がブラインドになった牲川は反応できず、シンガポールが1点を返した。

 思わぬ形で1点を奪われた日本だったが、すぐさま得点を取り返す。83分、岩波拓也のロングボールに抜けだした荒野が、相手ディフェンスと身体を入れ替え、ワンタッチでシュート。ボールはゴールに収まり、荒野がこの日2点目を決めた。

 その後、試合は動くことなく8-1でU-22日本代表がU-23シンガポール代表を下した。

 U-22日本代表は、3月11日にフクダ電子アリーナでU-22ミャンマー代表と対戦する。

【スコア】
U-22日本代表 8-1 U-23シンガポール代表

【得点者】
1-0 10分 中島翔哉(日本)
2-0 21分 中島翔哉(日本)
3-0 34分 鈴木武蔵(日本)
4-0 42分 井出遥也(日本)
5-0 45+1分 大島僚太(日本)
6-0 55分 荒野拓馬(日本)
7-0 76分 室屋成(日本)
7-1 78分 イルファン・ファンディ(シンガポール)
8-1 83分 荒野拓馬(日本)

『やべっちFC』の人気企画“デジっち”に柴崎、豊田、大久保が登場…さらに驚きの大物も(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150215/281344.html


15日深夜放送のやべっちFCに柴崎岳、豊田陽平、大久保嘉人が登場


 2月15日深夜の「やべっちFC ~日本サッカー応援宣言~」では、今年で6年目を迎えるJリーグ公認企画「デジっちが行く」が放送される。

「デジっちが行く」はキャンプ中の選手にデジタルビデオカメラを渡し、食事時の会話、新加入選手の紹介、朝の散歩、部屋でのオフショットなど、普段はなかなか見ることができない選手たちの“素顔”を、選手自らが撮影してチーム紹介をする人気企画。8日の放送では、サンフレッチェ広島、横浜F・マリノス、アルビレックス新潟、モンテディオ山形の4チームが登場した。番組を見た浦和レッズの槙野智章はツイッターで、「各チームのデジっち観て…。面白いし、改めてこの企画は素晴らしいと思った」と投稿している。

 今オフ第2弾となる15日の放送では、柴崎岳(鹿島アントラーズ)、豊田陽平(サガン鳥栖)ら日本代表選手、さらにJリーグ2年連続得点の大久保嘉人(川崎フロンターレ)が登場。デジっちだけでしか見る事のできない素顔が公開される。さらに、まさかの大物も登場とのこと。果たして、どんな映像が収められているのか。

 今週の放送ではデジっちに加え、日本代表新監督の展望、ミラン本田圭佑の最新試合、ドルトムント香川真司vsマインツ岡崎慎司の日本人対決などが予定されている。

◆[PSM]柴崎が2アシスト含む全3発演出、鹿島が茨城ダービー制す(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157159-157159-fl



[2.14 PSM 鹿島3-1水戸 カシマ]

「2015Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2015」が14日、カシマスタジアムで開催され、鹿島アントラーズが水戸ホーリーホックを3-1で下した。

 鹿島は大阪桐蔭高から今季入団したルーキーのMF久保田和音が先発し、MF柴崎岳とダブルボランチを組んだ。U-22日本代表のシンガポール遠征に参加しているMF豊川雄太、DF植田直通は不在。センターバックはDF昌子源と広島から加入のDFファン・ソッコが組み、栃木への期限付き移籍から復帰したDF鈴木隆雅が左SBに入った。

 水戸は国士舘大から今季入団したルーキーで、市立船橋高3年時に全国高校総体で優勝しているDF今瀬淳也がセンターバックで先発。湘南から期限付き移籍で加入したMF岩尾憲はダブルボランチの一角で先発し、同じく湘南から期限付き移籍のFW宮市剛はベンチスタートとなった。

 4-4-2の水戸は最終ライン4枚と中盤4枚の8人が引いて守ってブロックを形成。攻めあぐねる時間が続く鹿島は前半20分、MF遠藤康の右CKに飛び込んだ鈴木のヘディングシュートもゴール右に外れた。同23分には高い位置でボールを奪い返したDF西大伍のクロスのこぼれ球をFW赤崎秀平が右足でシュート。しかし、これもGKに阻まれた。

 水戸を押し込む鹿島は西と鈴木の両SBが積極的に高い位置を取る。前半33分、鈴木がワンツーで左サイドを深くえぐってゴール前にクロス。ファーサイドから飛び込んだ西が右足ボレーで合わせたが、シュートはミートせず、枠を外れた。

 先制点は意外な形で鹿島に生まれる。前半38分、柴崎の右CKからゴール前混戦となると、倒れ込みながらクリアしようとした岩尾のキックが自陣ゴールネットを揺らし、オウンゴール。前半42分、遠藤の左CKに合わせたファン・ソッコのヘディングシュートはゴール右へ。前半アディショナルタイムにはカウンターから右サイドを抜け出した赤崎がマイナスに折り返し、久保田が右足でミドルシュート。これも決まらなかったが、鹿島が1点をリードして前半を折り返した。

 鹿島は後半開始から久保田に代えてMF梅鉢貴秀、赤崎に代えて徳島から加入のFW高崎寛之を投入。その高崎は後半3分、遠藤の左クロスにヘディングで合わせたが、GKに抑えられた。追加点は後半11分。柴崎のワンタッチの浮き球パスに反応したMF中村充孝が右足で流し込んだ。

 なかなかフィニッシュまで持ち込めない水戸は2失点目の直後の後半11分、MF鈴木雄斗に代えて宮市を投入した。その後は両チームが次々と選手を交代。鹿島は後半24分、中村と柴崎のパス交換からゴールに迫るが、中村の右クロスに飛び込んだ柴崎のシュートは惜しくも枠を外れた。

 水戸も後半31分にようやくチャンスをつくる。途中出場のFW山村佑樹がPA内左で粘ってマイナスに折り返し、フリーの宮市が左足でシュート。これはGKに阻まれたが、後半42分、DF田中雄大が左サイドからアーリークロスを上げると、ゴール前でフリーになったFW三島康平がヘディングで流し込み、1点を返した。

 鹿島も直後の後半43分、柴崎の左CKに高崎が頭で合わせ、3-1と再び突き放す。試合はそのままタイムアップ。柴崎が2アシストを含む全3得点に絡む活躍を見せ、鹿島が“茨城ダービー”を制した。

(取材・文 西山紘平)


◆鹿島18歳久保田「聖地」デビュー(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20150215-1434662.html

<プレシーズンマッチ:鹿島3-1水戸>◇14日◇カシマ

 鹿島のルーキーMF久保田和音(18)が「聖地」カシマスタジアム・デビューを飾った。ボランチとして先発出場。「緊張もあったけど、ワクワク感もあった。自分の出来は全然ダメだったけど」と前半プレーした。

 「ネクスト柴崎」と称される期待の新人は、日本代表MF柴崎とボランチコンビを組んで出場。「(柴崎)岳さんからは守備の連係をしっかりやろうと言われた。あとは自由にできた」。中盤でバランスを取りつつ、前半47分には際どいミドルシュートも放った。

 試合は勝利。ただ、自身は前半のみの出場となり「90分間やりたかったけど、まだ実力がそこまでということ」と厳しい自己採点。「今日の課題を生かし、視野を広く、パス精度を上げて最終的にはゴールを決められる選手になりたい」と意気込んだ。

◆[PSM]鹿島の高卒ルーキー久保田、先発起用に「驚いた」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157164-157164-fl



[2.14 PSM 鹿島3-1水戸 カシマ]

 大阪桐蔭高から鹿島アントラーズに入団した高卒ルーキーのMF久保田和音がダブルボランチの一角で先発した。今月1、4日に行われたニューイヤー杯はJリーグ新人研修に参加していたため欠場。いきなりの先発起用に「正直、驚いたけど、やるしかないという気持ちだった」と、カシマスタジアムのピッチに立った。

 ダブルボランチを組んだMF柴崎岳とは守備でのコンビネーションを確認し、「攻撃では自分の特長を出していい」と声をかけられたという。近くで見る日本代表MFのプレーに「落ち着いてプレーしているし、ミスも少ない」と刺激を受けながら、自分自身は「ああいうピッチの中でもいつもどおりのプレーができるようにならないといけない」と反省の言葉が口をついた。

 緊張もあり、視野が狭くなって近くの選手にしかパスを出せなかったと悔やんだ久保田。「もっと視野を広げて、チームをコントロールするぐらいの気持ちを持ってやっていきたい」。前半アディショナルタイムには右サイドからのマイナスのクロスに走り込み、PA手前から右足でミドルシュートを打ったが、わずかにゴール左へ。「しっかり決められるように、一つひとつのシュートも質を上げていかないといけない」と悔しさを隠さなかった。

 結局、前半のみで途中交代。「やるからには90分やりたかったけど、まだまだ力が足りない。90分間出られるように、練習からしっかりやっていきたい」と前を向くと、「今日の課題を生かして、視野を広く持って、サイドチェンジとかパスの精度を一つひとつ上げて、最終的にはゴールを決められるような選手になりたい」と、今後の抱負を口にした。

(取材・文 西山紘平)

◆[PSM]2戦連発の鹿島FW高崎「順調に取れている」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157162-157162-fl



[2.14 PSM 鹿島3-1水戸 カシマ]

 後半からの出場できっちり結果を残した。今季、徳島から完全移籍で鹿島アントラーズに加入したFW高崎寛之。後半開始からFW赤崎秀平に代わって1トップに入ると、後半3分にはMF遠藤康の左クロスからさっそくヘディングシュートを放った。

 これはGKに阻まれたが、2-1と追い上げられた直後の後半43分、MF柴崎岳の左CKに頭で合わせ、追加点。「いいボールを蹴ってくれて、(頭に)当たって、たまたま入った。セットプレーから点を取るのは重要だし、そこで取れたのはよかった」。これで4日に行われたニューイヤー杯宮崎ラウンドの福岡戦(2-0)に続く2戦連発。「今のところ順調に取れている。公式戦でも点を取りたい」と胸を張った。

 ゴール以外の部分では満足していない。「おさめないといけないところでミスをして、ボールロストが多かった。そういうところを直していければ」と反省すると、「改善点はたくさんある。そういうところに目を向けていきたい」と貪欲に話した。

 FWダヴィは昨年10月18日の柏戦で左膝前十字靭帯損傷および左膝外側半月板損傷の重傷を負い、全治約8か月と診断された。エース不在の中、ここまでのプレシーズンマッチ3試合はいずれも高崎と赤崎と1トップで45分間ずつプレーしており、熾烈なポジション争いを繰り広げている。

 25日にはACLグループリーグ初戦が控える。この日、鹿島の選手として初めてカシマスタジアムでプレーした高崎はサポーターからのコールについて「柴崎か赤崎か、耳を澄まさないと分からない」と冗談交じりに笑いながらも、「チームとして勝つことが大事。ACLにいい形で入って、リーグ戦につなげたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

◆鹿島がプレシーズンマッチで水戸に勝利! 高崎は頭で1得点!(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150214/jle15021417500005-n1.html

 J1鹿島は14日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでJ2水戸とプレシーズンマッチを行い、3-1で勝った。ベテランの小笠原とGK曽ケ端を休養させた中、2アシストの柴崎を軸に連動した攻撃で圧倒した。

 ワントップ候補として新加入した28歳の高崎は後半から出場し、2-1の43分にCKを頭で押し込んだ。25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初戦へ弾みをつけ「公式戦でも点を取りたい」と力強かった。(共同)

◆茨城ダービー 鹿島が3-1(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14239259614029

J1鹿島とJ2水戸の県勢同士が激突する、恒例のプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2015」は14日、カシマスタジアムで行い、鹿島が3-1で水戸を下した。2年ぶり10度目の対戦で、対戦成績は鹿島の9勝1分け。

鹿島は前半38分、オウンゴールで先制。後半11分には中村が加点した。42分に1点を返されたが、直後に高崎がゴールを奪い勝負を決めた。

▽プレシーズンマッチ
鹿島 3-1 水戸
1-0
2-1

▽得点者
【鹿】OG(前38分)中村(後11分)高崎(後43分)
【水】三島(後42分)

▽交代
【鹿】梅鉢(久保田)高崎(赤崎)伊東(西)山本(鈴木隆)杉本(土居)山村(黄錫鎬)
【水】宮市(鈴木)朴光一(細川)白井(馬場)山村(吉田)小谷野(船谷)

▽観衆 7600人

◆鹿島 喪章の3発快勝 12日に逝去「お父さん」寮長に届け(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/15/kiji/K20150215009809670.html

プレーシーズンマッチ 鹿島3―1J2水戸 (2月14日 カシマ)



 選手全員が左腕に喪章を着けて臨み、3得点で快勝した。長らくチームの雄飛寮で寮長を務めた高野勝利さんが、12日に72歳で亡くなった。

 入団時から面倒を見てもらったというMF遠藤は「アントラーズのお父さんという存在で、凄く話しやすかった。突然のことでびっくり…」と沈痛な表情。「ウチは勝利しないといけないクラブ。気持ちを引き締めて開幕に臨む」とオフにいい報告をするためにもタイトル奪還を目指す。

◆【鹿島】寮監督が12日死去、弔いV狙う(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150214-OHT1T50285.html

 ◆J1リーグ・プレシーズンマッチ 鹿島3-1水戸(14日・カシマスタジアム)

 鹿島がタイトルへの思いを強くした。今月12日、12年までの21年間、独身寮「雄飛(ゆうひ)寮」の寮監を務めた高野勝利さん(享年72)が病気のため亡くなった。“鬼寮監”タイプではなく、柔和な笑顔が印象的で、陰から選手の生活を支えた。10年夏まで入寮していたDF内田(シャルケ04)が帰国時には土産を持ってあいさつに行くなど、誰からも信頼される人物だった。

 この日、J2水戸とのプレシーズンマッチでは、選手は喪章をつけてプレー。MF遠藤は「突然のことでびっくりした。アントラーズファミリーの一員だったので、すごく悲しい」と漏らし、「タイトルを義務づけられているクラブなので」とタイトル奪取を誓った。

◆2015Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2015(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51531

プレシーズン いばらきサッカーフェスティバル2015 水戸ホーリーホック戦

中村と高崎がゴール!鹿島が水戸を破り、プレシーズンマッチ3連勝!

鹿島がカシマスタジアムでの新シーズン初戦に臨んだ。シーズン到来を告げる「いばらきサッカーフェスティバル」で水戸ホーリーホックを迎え撃つと、前半にオウンゴールで先制し、後半には中村が追加点を挙げてリードを広げる。終了間際に1点を返されたが、直後に高崎が3点目を奪い、3-1で快勝した。



約2週間に渡って行われた宮崎キャンプを終え、選手たちは2月4日、鹿嶋に戻ってきた。4日間のオフを経て練習を再開したチームは、新戦力との融合と更なる進化を目指してトレーニングを積み、ホームでのシーズン初戦を迎えた。トニーニョ セレーゾ監督は、新加入の久保田を先発に抜擢。「少しでも早くカシマスタジアムのピッチでプレーできるように頑張っていきたい」と語っていた久保田が、さっそく初出場を果たした。また、今季加入のファン ソッコも鹿島の一員として初めてカシマスタジアムのピッチに立ち、期限付き移籍から復帰した鈴木隆雅も先発メンバーに名を連ねた。





快晴に恵まれながらも強風が吹くコンディションの下、水戸のキックオフで試合が始まった。立ち上がりから静かな展開となり、決定機が生まれないまま時間が推移していく。15分、中村が左サイドでボールを持つとスピードを上げて縦へ突破。最終ラインの背後へスルーパスを出したが、赤崎には合わずに相手GKにキャッチされた。その後もサイドからの攻撃で先制点を狙っていくが、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続いた。







最初の枠内シュートは23分だった。右サイドの高い位置でボールを奪った西が中央へ折り返すと、ペナルティーエリア内で反応した赤崎がダイレクトでシュートを放ったが、惜しくも相手GKにセーブされた。その後も鈴木隆雅が左サイドを駆け上がってクロスを上げ、チャンスを演出したものの均衡を破るには至らない。





そんな中、先制点は思いがけない形で生まれた。38分、柴崎が蹴った右CKからゴール前で混戦となり、最後は相手のクリアがゴール方向へ。オウンゴールで鹿島が先制に成功した。リードを得た鹿島は落ち着いてボールをキープし、好機を窺っていく。初出場の久保田も冷静なプレーを披露し、ボランチの位置でスムーズにパスを散らしていた。





結局、前半のシュート数は4本のみ。対する水戸はわずか1本と非常に静かな内容で、ハーフタイムを迎えた。

後半開始時、セレーゾ監督は久保田と赤崎に代えて梅鉢と高崎を投入した。鹿島の一員として初めてカシマスタジアムのピッチに立った高崎は、47分に遠藤のクロスに頭で合わせてチャンスを作り出した。前線でターゲットとなる高崎にボールを集めながら、鹿島は水戸を押し込んでいった。





追加点は56分、柴崎が左足で最終ラインの背後へ浮き球のパスを出すと、中村が反応。ペナルティーエリア内へ走り込み、後ろからのボールに右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。「今年は二桁ゴールを取る」と得点への意欲を示していた中村がスコアを刻み、鹿島がリードを2点に広げた。





その後、セレーゾ監督は伊東と山本、杉本をピッチに送り出し、様々な組み合わせをテストしていく。次に訪れた決定機は69分だった。浮き球に反応した中村が後方へ落とし、柴崎がワンタッチでリターンパスを送ると、鮮やかなワンツーとなって中村はペナルティーエリア内へ。中村からの中央への折り返しに柴崎が合わせたが、シュートは惜しくも枠の左へ外れた。








試合終盤はスペースが目立ち始め、互いにゴール前へ迫るオープンな展開となった。鹿島は87分にクロスからのヘディングで1点を返されたものの、直後に高崎が3点目を記録。柴崎の左CKに打点の高いヘディングシュートで合わせ、サポーターの待つゴールへとボールを届けた。







鹿島は3-1で水戸を破り、宮崎でのスカパー!ニューイヤーカップ2試合と合わせてプレシーズンマッチ3連勝を飾った。ファン ソッコが「1失点を喫したことが課題」と語ったように修正すべき部分があるのは確かだが、久保田の堂々としたプレーや中村の今シーズン初ゴール、高崎の2試合連続得点など、多くの収穫があった一戦だ。3試合連続でしっかりと勝ちきり、AFCチャンピオンズリーグ初戦を迎えることができるのは何よりも大きな意味を持つ。25日のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦に向け、万全の準備をしていきたい。



【この試合のトピックス】
・10回目の開催となった「いばらきサッカーフェスティバル」で、通算9勝目(1分)を挙げた。2012年以来、2試合ぶりの勝利となった。
・久保田が先発し、加入後初出場を果たした。高校やユースから新加入の選手が「いばらきサッカーフェスティバル」で先発出場したのは2006年の内田篤人、2012年の鈴木隆雅以来3人目。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・グラウンド全体をつかって自分たちのサッカーを展開しよう。
・もっと仲間を呼び込め!ピッチ上でのコミュニケーションをより高めろ。
・枠内シュートが少ない。積極的にかつ、正確に相手ゴールを狙っていけ。

水戸ホーリーホック:柱谷 哲二
・集中してつなぐこと。
・距離感を大事にしよう。
・攻守の切り替えを早くしよう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・私が監督に就任して1年目が5位、2年目が3位、その結果を見るだけでもチームが少しずつ成長しているのがわかると思う。クラブから日本代表に3、4人の選手を出していることは、良い若手が台頭している証拠だろう。今日の試合で、皆さんは久保田を初めて見たと思うが、私は彼のことをとても評価している。落ち着いているし、あたりにもびくともしない。プレースタイルは柴崎に似ているかもしれない。また、ファン ソッコや鈴木隆雅、2年間しっかりトレーニングしてきた佐藤など、これまでチャンスに恵まれない選手を使った。土居、赤崎、遠藤がここ何年かで成長していることは皆さんも分かっていることだろう。本当はこのプレシーズンマッチに大橋や鈴木優磨も使いたかった。
・(公式戦での若手起用について)もちろん、ある。どの試合でも使うチャンスはある。若手とベテランの2つの選手がいるだが、リスクを負ってでも若手を起用していきたいと考えている。
・(チームの仕上がりは何%?)それを答えるのは、とても難しいこと。昨年3位になりACLの出場権も得て、チームの土台は70%から80%できていると思う。ダヴィのケガは重いので復帰の時期はまだわからないけど、カイオは近々合流するはず。新しく入った金崎もトレーニングを積んでいて、いい状態に仕上がるだろう。とても能力が高い選手だと思う。
・(ACL初戦に向けて)どういった布陣で臨むのかというと、経験のある選手を何人か入れることになると思う。いまできるベストのチームで臨むことになるだろう。相手のことはわからないが、パワープレーなども考えられるし、とても厳しい試合になると思う。ピッチに入れば、同じ11人対11人の戦いになるが、いい準備をして臨みたい。
・今年は各ポジションに補強することができて、いい選手たちがそろったと感じている。私の仕事はゲームマネージメントをして上乗せすること。いかにホームで勝ち点を落とさず、アウェイでリスクを負わない戦いができるか。ACLを戦ううえではそこが重要になる。しっかり選手に伝えて、ピッチのなかで戦えるようにもっていきたいと思っている。


水戸ホーリーホック:柱谷 哲二
コンディション的にいい状態ではなかったが、選手たちは最後まで諦めることなく、よく戦ってくれたと思う。鹿島の早いプレスには全然ついていけなかった。このコンディションでどこまでやれるかやってみようと選手たちには伝えていたが、今の状態でキレが全然ないのはわかっていたこと。そこに鹿島の早いプレスもあってサッカーをやらせてもらえなかった。キャンプで24時間選手たちを管理できて、ミーティングもしっかり積み上げてきた。トレーニングも午前、午後とやってきて、思った以上に早く仕上がってきている。現在70%をクリアしているという感じ。ここから一度休んで、もう一度コンディションを上げていきたい。鹿島とは日程的に目指しているところが違うので、今日の試合をポジティブに受けとめてやっていきたいと思う。



選手コメント

[試合後]

【西 大伍】
個人的にどうこうというより、チームとしての戦いに重きを置いて臨んだ。まだまだだと思う。もっと自分たちで試合を動かしたり、落ち着かせたりしないといけない。誰が試合に出ても変わらないか、それぞれが自分の長所を出したプレーをする。そんなプレーをしなければいけない。

【ファン ソッコ】
結果だけを見れば3-1で勝ったが、個人としてもチームとしても、1失点を喫したことは課題。この試合を通して、次に取り組まないといけないことが見えてきた。

【杉本 太郎】
特に具体的な指示はなかったけど「思い切りやれ」と言われたので、ゴールへ向かったプレーを意識してピッチに立った。シュートの場面では、ボールを持って前へ運んだ時に相手DFが中のコースを切っていたので、縦へ持ち出して打った。もっとボールに関わる回数を増やして、ボールを引き出して攻撃に絡んでいきたい。

久保田選手、中村選手、高崎選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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