日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年6月4日木曜日

◆ブラッター会長急転辞任…ジーコ氏 後任選挙“立候補”へ意欲(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/04/kiji/K20150604010474280.html

記者会見で辞任を表明するFIFAのブラッター会長

 FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長(79=スイス)が2日、スイスのチューリヒで緊急会見を開き、辞意を表明した。5月29日の会長選で5選を果たしたが、直前に発覚した汚職事件で責任を問う声が高まる中、わずか4日後に続投を断念した。後任の会長を選ぶFIFA臨時総会は12月から来年3月の間に行われる見通しで、元日本代表監督のジーコ氏(62)も立候補に意欲を示した。

 17年続いた長期政権は突然、終わりを迎えた。報道各社に緊急会見の案内があったのは開始予定の1時間半前。そこから45分遅れで登壇したブラッター会長は、後任を選ぶ臨時総会後に辞任すると表明した。「加盟協会の信任はあるが、サッカー界全体の支持は得られていないと感じている。抜本的な改革が必要だ。FIFAへの思いが、この決断に至らせた」。25人の記者を前にフランス語で淡々と読み上げ、質問は受け付けなかった。

 汚職事件で批判を浴びながらも会長選では5選を果たし、強気な姿勢を崩さなかった。4日間で態度を変えたのは、UEFAのW杯ボイコット示唆よりも、急激な捜査の進展が理由とする見方が強い。10年W杯南アフリカ大会招致をめぐる贈収賄疑惑で、側近のバルク事務局長が送金に関わった可能性が2日に浮上。米司法当局はブラッター会長を捜査対象に含めていると複数の米メディアが報じ、ニューヨーク・タイムズ紙は同会長の立件も視野に入れているとの当局者の話を伝えた。

 早ければ12月に誕生する次期会長には、FIFAの徹底的な改革が求められる。後任候補にUEFAのプラティニ会長らの名が挙がる中、立候補の検討を明かしたのがジーコ氏だ。自身のフェイスブックで「私は政治よりサッカーのことを優先して考える。まだ思いつきにすぎないが、道が開かれているなら立候補する」とコメント。母国ブラジルでスポーツ大臣を務め、鹿島などのクラブをサポートしてきたことも訴え「まだ支持はないが、日本には常に支持基盤がある」とつづった。

 同じく立候補に前向きな元FIFA副会長のチョン・モンジュン氏(韓国)が「ブラッター氏の支援を受けてきた人物は出馬を慎むべき」と話すように、次期トップに求められるのはクリーンさ。抜群の知名度を誇り、金銭にあまり執着しないジーコ氏が出馬すれば支持を集める可能性はある。

◆ジーコ氏がFIFA会長選への出馬を検討「政治よりサッカー優先」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150603/318509.html


元日本代表監督のジーコ氏 [写真]=Getty Images


 ブラジル代表のレジェンドで、現役時代に鹿島アントラーズでもプレーした元日本代表監督のジーコ氏が2日、FIFA(国際サッカー連盟)の会長選に出馬を検討していることを、自身のフェイスブックで明かした。

 5月29日にチューリッヒで行われたFIFA総会で再選を果たしていたゼップ・ブラッター会長は2日に辞意を表明。それを受けて、同選挙で対立候補だったヨルダンのアリ・フセイン王子らがすでに、再選挙の立候補をしている。

 ジーコ氏は自身のフェイスブックで、「私の人生はいつもサッカーとともにあった。ブラジルやその他の国々に対して、敬意と真面目さを貫くことで情熱を持ってきた。私の妻と子供はサポートしてくれている。私はスポーツ大臣だったし、これまでのクラブや、日本の鹿島をサポートしてきた経験もある」とコメント。

 そして、「私は、政治よりサッカーのことを優先して考える。まだ支持はないが、もし道が開かれているなら、(FIFA会長選に)立候補する。まだ考えに過ぎないけどね」と立候補の検討を明かしている。

◆J1、鹿島不発完敗(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14333427558538

明治安田J1第1ステージ第10節最終日(3日・万博記念競技場ほか=2試合)未消化だった試合が行われ、鹿島はG大阪に0-2で敗れた。通算成績は5勝3分け6敗、勝ち点18のままで10位に後退した。

鹿島は前半41分、相手FKのクリアボールを押し込まれ失点。後半7分にはPKを決められた。遠藤や高崎を送り込み反撃を狙ったが、得点を奪えず今季2度目の零封負けを喫した。

首位の浦和は3-3で柏と引き分け、開幕14戦無敗のJ1新記録を達成した。10勝4分けで勝ち点34とし、早ければ7日の第15節でステージ優勝が決まる。

G大阪は勝ち点27の2位に浮上した。

■鹿島・トニーニョ・セレーゾ監督
守備は大きくは崩されなかったので、これを継続したい。GKのミスで失点したが、要求に応えようとしたプレーだった。攻撃はシンプルにやれるところと、仕掛けるところの区別ができなかった。

■鹿島・土居
失点してからは、やることはやれ、悪い流れではなかった。気持ちは見せたが、頭をクールにしないと。久しぶりに点が取れなかった。

◆鹿島 アウェーで惨敗…再び借金生活に突入(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/04/kiji/K20150604010473960.html

J1第1S第10節  鹿島0―2G大阪 (6月3日  万博)

G大阪に負け肩を落とす柴崎(右から2番目)ら鹿島イレブン

 鹿島が敵地で敗れて5勝3分け6敗となり再び借金生活に突入した。

 前半41分、相手の左サイドからのFKをGK佐藤がパンチングしたが、そのボールを今野に押し込まれた。「前に出た判断は間違っていなかったと思うが、もっと大きくパンチングできていれば」と、うなだれた。後半7分には微妙なPK判定で追加点を許した。

◆鹿島、G大阪に完敗 監督「気持ち緩んでいた」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1486910.html

鹿島、G大阪に完敗 監督「気持ち緩んでいた」

<J1:G大阪2-0鹿島>◇第10節◇3日◇万博

 鹿島がアウェーでG大阪に完敗した。前半こそ主導権を握るが、同41分に課題のセットプレーから失点。

 トニーニョ・セレーゾ監督(60)は「前半は、守備の部分でうまくいっていたところがあった。アウェーで戦うチームとしては、気持ちの部分で緩んでいた」。ハーフタイムには「前半失点はあったかもしれないが、目立った決定機があったわけじゃない」と鼓舞したが、後半7分にもPKを与えてしまった。

 本職はセンターバックながらサイドバック(SB)に挑戦しているDF昌子源(22)は「攻撃も参加できたらよかったけれど…。SBの課題」と反省した。

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第10節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51566

J1 1st 第10節 vsガンバ大阪

鹿島、またも連勝ならず。G大阪に完封負け。



強敵相手のアウェイゲームで、鹿島が完封負けを喫した。J1 1st 第10節、鹿島は万博に乗り込み、ガンバ大阪と対戦。41分にセットプレーから先制されると、後半立ち上がりにもPKから追加点を奪われ、0-2で敗れた。





4日前の松本戦、鹿島は開始早々に先制点を奪われたが、赤崎が2ゴールを挙げて逆転すると、終了間際にはカイオがドリブルシュートを突き刺し、3-1と逆転勝利を収めた。久しぶりの歓喜に包まれたカシマスタジアムでは、勝利を喜ぶ歌声とともに、4日後のG大阪戦を見据えたチャントも飛んでいた。中3日でのアウェイ、厳しい試合に立ち向かう選手たちは、密度の濃いトレーニングとミーティングを終え、大阪へと向かった。



「オープンな試合になる」と予想していたトニーニョ セレーゾ監督は、先発メンバーを2人入れ替えた。2列目に遠藤ではなく、金崎を起用し、4月25日のJ1 1st 第7節の神戸戦以来の先発復帰に。そして最終ラインでは、植田のパートナーに青木を指名した。1トップは赤崎、右サイドハーフにはカイオ、トップ下に土居が並び、ボランチは柴崎と小笠原のコンビ。左サイドバックは3戦連続となる昌子、右サイドは西、そして最後尾は、佐藤がゴールマウスに立ちはだかる。



大阪は朝からあいにくの天気に見舞われたが、サポーターが開場前の待機列を成す頃には、雨が止んだ。平日夜にも関わらず、遠く大阪の地まで駆けつけたサポーターは、大きなチームコールで選手たちを迎え入れた。19時3分、キックオフのホイッスルが鳴った。



今季初の連勝を目指す鹿島は、立ち上がりから積極的に攻め込んでいった。左サイドハーフに入った金崎が、力強い突破でチームの推進力となり、存在感を見せた。最初のチャンスは13分。右サイドをオーバーラップした西が前方のスペースへスルーパスを通すと、走り込んでいたカイオがシュートを放つ。グラウンダーのボールは、惜しくも枠の左へ逸れた。さらに18分には、ゴール正面で金崎が得たFKを、柴崎が直接狙う。壁の間を通ったボールはゴール方向へと飛び、相手GKはその軌道を見送るのみだったが、わずかに枠の右へ外れてしまった。



均衡を破れなくとも、攻勢をかけていた鹿島。縦に速いG大阪の攻撃で、両サイド深くで起点を作られる場面はあったが、最終ラインが身体を張ってピンチの芽を摘み、決定機を作らせなかった。G大阪のボールキープが続く時間帯も、しっかりと集中力を保って応戦した。



しかし、最初のゴールはG大阪のものだった。41分、右サイドからの相手のFKを、飛び出した佐藤がパンチングでクリアしたが、そのボールを今野にダイレクトで押し込まれてしまった。前節に続いてセットプレーから失点し、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることとなった。



後半立ち上がりも、鹿島は右サイドを中心に攻勢をかける。細かいパス交換から、カイオ、金崎が突破を狙ったものの、シュートまで結びつけることができない。



すると、鹿島は思わぬ形で追加点を許してしまった。51分、ペナルティーエリア内での競り合いで、西が微妙な判定でファウルを取られ、G大阪のPKに。これを遠藤保に決められ、2点ビハインドを負うこととなった。



反撃を期すセレーゾ監督は、55分に遠藤を投入して攻撃陣を活性化する。鹿島は58分、相手の右CKからボールを奪い、カウンターを発動。金崎がドリブルで敵陣を縦へ突破しようとしたが、背後から相手のタックルに遭い、倒されてしまう。それでもボールは鹿島の手中にあったが、アドバンテージを取ってもらえず、笛が鳴ってプレーが中断。決定機につなげられなかった。



その後、セレーゾ監督は61分に伊東、65分に高崎をピッチへ送り出し、配置転換をしながら反撃のゴールを目指した。最大のチャンスは76分、左サイドを縦へ突破した土居の折り返しに、走り込んでいた柴崎がダイレクトボレーで合わせたが、強烈なシュートは枠を越えてしまった。背番号20は天を仰ぎ、悔しさを露わにした。



残り15分、8人でブロックを敷き、カウンター狙いにシフトしたG大阪に対して、鹿島はボールを保持する時間こそ長くなったものの、決定機を作ることはできなかった。終わってみれば、シュートは9本のみ。サポーターの待つゴールへ、たどり着くことはできなかった。



0-2で敗れた鹿島。サポーターからのブーイングを受け止め、奮起するしかない。次戦は4日後、6月7日のJ1 1st 第15節、山形戦だ。アウェイでの連戦となるが、死に物狂いで勝ちに行かなければならない。



【この試合のトピックス】
・金崎が、4月25日のJ1 1st 第7節神戸戦以来の先発出場を果たした。
・青木がフル出場。5月2日のJ1 1st 第9節、甲府戦以来、5試合ぶりの先発復帰だった。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・相手のペースとテンポに巻き込まれるな。ボールスピードを上げてスピーディーなフットボールを展開しよう。
・球際の勝負、攻守の切り替え、サポート。ベーシックな部分をしっかりやっていこう。
・プロセスではなく、結果にこだわろう。積極的にゴールを狙っていこう!

ガンバ大阪:長谷川 健太
・自信をもってボールをつなごう。
・前線の運動量を増やそう。
・残り45分、出し切ろう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.前半の入り方は悪くなかったと思うが?

A.立ち上がりは確かに、守備の部分でうまくいっていたところはある。ただ、失点の場面では、うちだけでなく、アウェイで戦うチームは、失点によってプランが崩れてしまう。気持ちの部分で落ちてしまうことがあるが、それは当たり前のこと。ハーフタイムに話したのは、前半に失点はあったかもしれないが、大きなミス、目立ったミスがあったわけではない。強いて言えば、GKが出ていったプレーで、当たりどころが悪くてボールが正面に飛んでしまったのは残念ではあったが、どのGKでもあり得るミスだと思う。前へ出ようとした気持ちを称えたい。要求に対して、それをやろうとした気持ちを称えたい。ミスは反省しなければいけないし、練習を積み重ねないといけない。大きな崩され方をしたわけでないので、継続するように話した。

A.守備はさほど悪くなかったが、攻撃の部分では、土居選手と赤崎選手がフリーで、相手のボランチの背後でボールを受けることができていた。前半は、相手のボランチが高い位置でうちのボランチにプレッシャーをかけようとしていたので、最終ラインとの間にスペースがあった。そこで、前を向きながらスピードアップすることができたにも関わらず、後ろや横にパスを出したり、前を向けるのに後ろを向いたり、スピードアップしなかった部分があったので、ハーフタイムに指摘をした。前半でそれをしていたのは、金崎選手とカイオ選手だった。ただ、2人とも無理をしてプレーをしようとして、深くまで運んでから戻して、シンプルにボールを保持すれば良いものを、無理してキープしようとして、接触で負けてしまう、あるいは駆け引きで相手が勝ってボールを奪うという展開だった。もう少しシンプルにプレーするところと、ボールを持って仕掛けるところの区別ができればということも、ハーフタイムで注文した。

A.当然ながら、G大阪は調子は非常に良くて、平均年齢が高くて経験値も高い。遅攻と速攻の使い分けなどを理解しているチームだ。後半の立ち上がりに2失点目を喫して、気持ちが落ちてしまったので、選手交代をするしかなかった。早い時間帯だったので、活性化することを考えて交代を行っていた。その交代については、入った選手が活性化してくれたと思う。

A.ただ、前半にはボランチとセンターバックの間にスペースがあったが、相手が2点目を取ったので、明らかにコンパクトに保っていた。前半にはあったスペースがなくなって、サイドにしかスペースがなかった。そこをもう少しうまく活用できれば崩すこともできただろうが、相手はうちの攻撃が真ん中に来るのを待って、カウンターを仕掛けていた。

A.もう1つ、称えなければいけないのは、相手の2トップは間違いなく強力だということ。何をしてもうまくいく状態だと思う。パトリック選手は助っ人として、外国籍選手としての力を、ピッチの中でパワーやスピードを使って違いを見せている。また、宇佐美選手はドリブルや視野の広さ、駆け引き、落ち着きは、今のメディアにずっと注目されるほどの状態であることは間違いない。選手、サッカーというのは「今」だ。G大阪は、これだけ多くのサポーターが水曜日に駆けつけて、これだけの観客の中で試合をするのは心強いだろうし、いろいろな要素がプラスに働いている。

A.ただ、チームが落ち込んでいたところで、それを活性化してチャンスは作れたと思う。0-2になってからも、最後まで1点を取ろうという気持ちで戦っていた、選手たちの意欲を褒めなければいけない。選手たちの姿勢に関しては、いろいろな条件下だとしても、気持ちの部分は大切にしたいし、褒めたいと思う。

ガンバ大阪:長谷川 健太
前半の入り方はあまり良くなかったと思う。途中からはDFがラインコントロールを少しずつできるようになって落ち着いてきた中で、今野が先制点を決めてくれたのは大きかったと思う。ハーフタイムには「もっとアグレッシブに戦え」と伝えた。前半はボールを奪った後も、逃げのパスが多かったと思うが、しっかりとパスをつなごうと指示した。後半は2点目を取るまで、アグレッシブに戦ってくれた。その後はバランスを取りながら、カウンターから3点目を取るチャンスは数多くあった。前線の選手が追加点を取れれば、言うことのない試合だった。2試合連続の引き分けの後、ホームで鹿島を相手に勝てて、非常に大きな勝利だと思う。残り4試合、最後まで諦めずに優勝を目指して戦っていきたい。


選手コメント

[試合後]

【土居 聖真】
前半に失点してからも悪い流れではなかったし、やるべきことをしっかりとやれていたとは思うけど、もったいない失点が続いてしまった。単調なクロスは簡単に弾かれてしまうけど、工夫したクロスやコンビネーションでの崩しでは、シュートまで行けていた。そこを決められるようにしたい。1つでも上の順位に行けるように、切り替えてしっかりと準備していくしかない。

【昌子 源】
サイドバックで出場して、夢生くんを助けるような動きをすることができなかった。申し訳ない。センターバックに戻ってからは、相手が大伍くんと自分の間のスペースを狙ってくることはわかっていた。自分たちとG大阪がACLの関係で1試合少ない中、少しでも上に行くために重要な試合だった。非常に残念な結果になってしまった。

【青木 剛】
前半は、相手の攻撃に対して、全員でしっかりと守備の意識を持てていたし、ボールを奪ってから攻撃に転じることも、まずまずうまくできていた。失点はしてしまったが、1点差であればチャンスが十分にあると思っていた中で、後半の立ち上がりにとられてしまった。とにかく、試合に出たら試合に貢献したい。貢献できなくて、残念。

佐藤選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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