日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月17日月曜日

◆柴崎、リーグ4カ月ぶり先発で決勝点絡む 攻守で存在感(スポニチ)



柴崎岳 Gaku.Shibasaki


リーガ・エスパニョーラ   ヘタフェ1―0レアル・ソシエダ ( 2018年12月16日 )


 ヘタフェの日本代表MF柴崎が、今季リーグ3試合目(公式戦5試合目)の出場で決勝点に絡んだ。左MFで先発し、後半24分までプレー。前半3分、速攻から鋭い飛び出しで味方のスルーパスを引き出すと、慌てた相手のクリアボールから先制点が生まれた。
 リーグ戦先発は8月19日の開幕節Rマドリード戦以来約4カ月ぶりだったが、豊富な運動量と素早い切り替えで攻守に存在感を示した。メンバー入りした来月開幕のアジア杯に向けて復調をアピールした。




◆柴崎、リーグ4カ月ぶり先発で決勝点絡む 攻守で存在感(スポニチ)





◆鹿島トップ昇格のFW有馬「遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界」で挑戦続け、チャンス掴む(ゲキサカ)



有馬幸太郎 Kotaro.Arima


[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 来季、鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格する181cmFW有馬幸太郎(3年)は、前線での守備とボールキープ、推進力のある動きで奮闘。空いたWBの背後のスペースへ深く切れ込み、クロスを上げるシーンもあった。

 だが、得点と勝利に結びつけることができず。「しっかり守備をやりながら、奪ったボールを前線でキープしてみんなを押し上げて分厚い攻撃をしたかった。WBの背後が空くのは分かっていたので、そこ取って何とかクロスと考えていたんですけれども上手く行かなかった」と悔しがっていた。

 より、成長しなければならないことを再確認したファイナルでもあった。「ゴール前のシーンが2、3回あったんですけれども、きょうは全部(DFに)ぶつけてしまった。そこの精度や最後の冷静さはつけていかないといけない」と力不足と感じたことを今後への反省材料にする。

 大型FWは鹿島ジュニアユースから鹿島ユースを経て、アジア王者・鹿島からプロ入り。アントラーズで学んできた有馬は、生半可な気持ちでは生き残っていけない世界に入ることを理解している。

「上の人に遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界なので、競争の中でも自分をどんどんアピールしていきたいです。バイタルのところで仕掛けるところなどやっていきたい。(鹿島のアカデミー出身は)鈴木優磨選手とか特に凄く活躍していて、自分も活躍している選手と近いポジションでやるので絶対に負けたくないです」。遠慮すること無く先輩たちに食らいつき、チャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)




◆鹿島トップ昇格のFW有馬「遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界」で挑戦続け、チャンス掴む(ゲキサカ)





◆「もうちょっとチームに何かできたんじゃないか」。鹿島ユースDF佐々木は悔しさと同期の思い持ってトップチームへ(ゲキサカ)



佐々木翔悟 Shogo.Sasaki


[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 FW有馬幸太郎(3年)とともに鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格するDF佐々木翔悟(3年)は、敗戦の悔しさ、同期の選手たちの思いも持ってプロ入りする。

 4-4-2システムの左SBとして先発した佐々木は、相手のサイド攻撃をケアしながら、攻めどころを見極めてオーバーラップ。敵陣深く切れ込み、得意の左足クロスへ持ち込んだ。反撃した後半、182cmの大型SBは懐の深いボールキープからボールをゴール前に入れるシーンも。だが、白星を引き寄せることはできなかった。

 ユースチームでの公式戦はこれが最後。プレミアリーグEASTで首位を独走する中、順位を気にすることなく「どの試合も勝つ」と集中して戦ってきた。なかなかまとまらなかったという3年生の代も、最後はまとまりを持って戦うことができたと感じている。

 だが、ファイナルは敗戦。佐々木は、トップチームに昇格する自分がリーグ戦含めてもっとできたことがあったはずと分析する。「全員上がりたかったと思うんですけれども、その中で自分たち2人が上がるので、プレミアリーグでももっと自分たちが引っ張っていったりしないといけないと思っていた。自分、全然チームに力を与えられていないので、もうちょっとチームに何かできたんじゃないかと思っている」

 もっと、できなかったか。この悔しさと同期の選手たちの思いを持ってプロの世界に入っていく。「守備面も、攻撃面でももっと高い意識を持ってやっていきたいです」という大型SBはプロでチームにより力を与えられる選手になって、同期や支えてくれた人々に恩返しする。

(取材・文 吉田太郎)




◆「もうちょっとチームに何かできたんじゃないか」。鹿島ユースDF佐々木は悔しさと同期の思い持ってトップチームへ(ゲキサカ)





◆U18プレミアL チャンピオンシップ 鹿島ユース、無念準V(茨城新聞)






サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグチャンピオンシップ(CS)は15日、埼玉スタジアムで行われ、東地区代表の鹿島ユースは西地区代表の広島ユースに1-2で競り負けた。3年ぶり2度目の頂点には届かなかった。

鹿島ユースは前半37分に先制され、後半8分にはPKで追加点を奪われた。その後は攻勢に出て、同19分に途中出場の杉山が1点を返すも、反撃はそこまでだった。

▽ファイナル
広島ユース 2-1 鹿島ユース
1-0
1-1

▽得点者
【鹿】杉山(後19分)
【広】鮎川(前37分)大堀(後8分)

【広島】3・4・3 GK佐藤 鈴 山崎 松本 中谷 桂 東 土肥 大堀 渡部 鮎川 SH13 CK7 FK11 PK1
【鹿島】4・4・2 GK山田 結城 増崎 佐藤 熊田 佐々木 生井沢 小沼 前田 有馬 赤塚 SH5 CK3 FK15 PK0

▽交代【鹿】柳町(熊田)杉山(生井沢)沖田(柳町)小針(有馬)
【広】大越(鮎川)細谷(大堀)
▽警告
【鹿】佐藤
▽観衆 9818人




◆U18プレミアL チャンピオンシップ 鹿島ユース、無念準V(茨城新聞)




◆山本脩斗と内田篤人が「頼れる選手」は? サイドバックについて色々と聞いてみた!(サッカーキング)






 現代サッカーにおいてサイドバックは多くのタスクを抱えるポジションだ。ディフェンスはもちろん、ドリブル突破やクロスなど、全体のバランスを把握しながら攻撃面での貢献も求められる。さらに、サイドを上下動できる運動量も不可欠だ。そんな過酷なポジションを務める選手は、どのようなことを考えてプレーしているのだろうか? 鹿島アントラーズの両翼を支える山本脩斗と内田篤人に、気になることを色々と質問してみた。

インタビュー・文=加藤聡
写真=Jリーグ、ゲッティイメージズ




――お2人は対戦したことはあるんですか?

内田「え? ない。あります?」

山本「いや、多分あるかな。俺がジュビロにいてアントラーズとの試合でこっちに来たときにやってるとは思うんですけど……」

内田「マジっすか!? 何年? いつっすか!?」

山本「篤人は何年までいたっけ?」

内田「2010年」

山本「でしょ? 多分やってるかな……。でも、篤人が出ていたかは覚えてない! アントラーズとやったのは覚えているけど。そのときは俺も試合に出たり出なかったりだったから。でも、『アントラーズ来たなぁ』って。で、試合に出て、勝ったか負けたかも覚えてないですけど……」

――内田選手もそのときの記憶はあんまり?

内田「うん。試合は言われれば思い出すけど、脩斗さんと対戦したかは覚えてない」

山本「調べたらやってると思うけどなぁ」

――山本選手はプロ入りからすぐサイドバックでしたっけ?

山本「1年目の最後の方からです」

――対戦していれば、ポジション的にもマッチアップしている可能性もありますよね?

内田「確かに」

山本「そうですね。調べてみてください(笑)」


はい、インタビュー後に調べてみました。 
山本脩斗は2008年ジュビロ磐田に入団し、2014年に鹿島アントラーズへ移籍。内田篤人は2006年に鹿島アントラーズに入団し、2010年途中からシャルケに移籍したため、対戦したのは2008年から2010年まで。その間、両選手の直接対決は……、 
≪2008年≫
山本脩斗(vs鹿島)
Jリーグ:2試合とも出場なし
ナビスコ杯:鹿島と対戦せず
天皇杯:鹿島と対戦せず
内田篤人(vs磐田)
Jリーグ:2試合フル出場
ナビスコ杯:磐田と対戦せず
天皇杯:磐田と対戦せず
⇒直接対決なし 
≪2009年≫
山本脩斗(vs鹿島)
Jリーグ:1試合フル出場
ナビスコ杯:鹿島と対戦せず
天皇杯:鹿島と対戦せず
内田篤人(vs磐田)
Jリーグ:2試合フル出場
ナビスコ杯:磐田と対戦せず
天皇杯:磐田と対戦せず
⇒直接対決あり! 
≪2010年≫
山本脩斗(vs鹿島)
Jリーグ:1試合フル出場
ナビスコ杯:鹿島と対戦せず
天皇杯:鹿島と対戦せず
内田篤人(vs磐田)
Jリーグ:2試合とも出場なし
ナビスコ杯:磐田と対戦せず
天皇杯:磐田と対戦せず
※7月にシャルケへ移籍。
⇒直接対決なし 
ということで、2009年にカシマサッカースタジアムで開催されたJ1リーグ第14節で、両選手はともに先発フル出場を果たし、直接対決していた。ちなみに試合は興梠慎三(現・浦和レッズ所属)のゴールで、鹿島が1-0で勝利を収めている。

――お2人は今季からチームメイトになりました。ピッチ上では左右離れたポジションですが、お互いのプレーの印象は?

内田「性格とか出るなぁって思います。……ってか、これさっき(1つ前の取材時)も聞かれたんですよ」

山本「全く同じだね(笑)」

内田「さっきの人たちに聞いといてください(笑)」

――被ってしまいすみませんが、そこを何とか教えてください!

内田「さっきの一緒に聞いててくださいよ!(笑) …何て言ったっけなぁ…? ボールタッチ数も少なくて、シンプルにプレーしてくれるので、チームとしてのボールの動かし方が停滞しない。あとはヘディングも強いし、ディフェンスもしっかりしているので、チームとして守備が落ち着く」


――山本選手から見た内田選手は?

山本「これもさっき答えたんですけど(笑)」

――すみません…。お願いします。

山本「タイミングが良いオーバーラップからクロスの質、守備のときの対人も良い。相手がワンツーをしてきたら目を切ったり、マークを離したりしてしまうこともあるんですけど、そういうこともなくしっかり対応しますね。参考になります」

内田「ちゃんとしてる(笑) さっきと同じ答え」

――ありがとうございます(笑) サイドバックはタスクが多いポジションだと思いますが、『この人の存在がありがたい』という選手はいますか?

内田「遠藤(康)。サイドバックに限らず、あれだけキープしてくれたらチームとして時間ができるし、計算できる。『ヤスなら軽く奪われることはしない』って。長くて10秒くらいは持てるんじゃないですか」



――山本選手はいかがですか?

山本「被らないように別の選手を上げると、(クォン・)スンテですね」

内田「うん、確かに」

山本「セービングが安定してるし、ビッグセーブもしてくれる」

内田「あと、クロスに出てきてキャッチしてくれるのがありがたい!」

山本「うん。サイドバックやセンターバックがボールを渡しても落ち着いて捌けるしね」




――では、サイドバックにとって、最も重要なことは何でしょう?

内田「基本は守備じゃないですか」

山本「そうだね。そこがベースにないとサイドバックにならないと思います」

内田「守備をしないと1年通して使われるか分からない。逆に守備をしてある程度生きれば、パフォーマンスに波があったり、攻撃力がなくても最後は一枚安心すると思う」

――マッチアップして嫌な選手はいますか?

内田「あんまりいないですね」

山本「僕も意識したことはないです。遅いよりは速い選手の方が嫌ですけど」

――試合中に『この選手嫌だな』ということもあまり感じないものですか?

山本「試合中かぁ…」

内田「そんなこと言い出したらみんな嫌ですよ!」

山本「そうだね(笑) 『面倒くさいな』とかありますけど。でも、守備することが仕事なので(笑)」


◆山本脩斗と内田篤人が「頼れる選手」は? サイドバックについて色々と聞いてみた!(サッカーキング)





◆アジア王者になっても変わらぬ“鹿島らしさ”…2年ぶりの大舞台は“リベンジ”ではない?(サッカーキング)






「クラブ史上初のアジア王者」「20冠目の主要タイトル」――、そんな快挙尽くしの栄冠にも、当の選手たちは喜びに浸っている様子はなかった。今年11月、鹿島アントラーズはAFC・チャンピオンズリーグ(ACL)を勝ち抜き、悲願のアジア制覇を成し遂げた。チーム創設から25年、数多くのタイトルを積み重ね、節目の20冠目をビッグタイトルで飾ってみせた。約2週間後、準決勝で殊勲のゴールを決めた山本脩斗と内田篤人に話を聞く機会をもらった。すると、言葉の節々から他のクラブにはない“鹿島らしさ”を感じさせてくれた。

インタビュー・文=加藤聡
写真=ゲッティイメージズ


 長く、険しい戦いだった。今季のACLは、水原三星(韓国)、シドニーFC(オーストラリア)、上海緑地申花(中国)とのグループステージから始まった。鹿島は各国の強豪が名を連ねたグループで勝ち点を重ね、2位で決勝トーナメントに進出。勢いそのままに1回戦では上海上港に4-3(2戦合計)、準々決勝では天津権健に5-0で快勝を収めた。中国の強豪を立て続けに破り、激動の準決勝を迎えた。

 グループステージで対戦した水原との再戦となった準決勝は、いきなり苦しい状況となる。ホームの1stレグ、開始早々にオウンゴールで失点すると、6分には追加点を許し、いきなり2点のビハインドを背負った。それでも、常勝軍団の底力は違った。鹿島は前半に1点を返すと、84分にはセルジーニョのゴールで同点に追いつく。そして、後半アディショナルタイム、セットプレーのこぼれ球を内田篤人が押し込んで、ついに逆転に成功した。

 アウェイの2ndレグでは、山本脩斗が魅せた。25分、セットプレーからヘディングで合わせて、先制点をマーク。その後は一時逆転を許すも、西大伍とセルジーニョのゴールで再逆転に成功。2戦合計6-5の乱打戦を制して決勝戦へと駒を進めた。


殊勲のゴールにも意識したのは“次”





「特に。『半分終わっただけ』という意識でした。『リーグ戦も、ACLも、天皇杯も』というチームなので、1試合目を獲れたことは良かったですけど、チームとしては何も終わっていなかったから『また次だね』って感じ」。内田に聞いてみるとそう話した。準決勝1stレグで決めた決勝点のことだ。

 山本も同じだった。準決勝2ndレグで決めた貴重な先制点について、「いつも通りでしたね。あの試合はしっかりした守備からチャンスがあればと。僕が最初に点を獲りましたけど、まだまだ時間は残っていたので、『ここからだな』って思っていました」と話した。その言葉通り、勝負は“ここから”だった。後半に入ると3点を立て続けに奪われ、2点リードから一転、ビハインドを背負う苦しい展開となった。

 アウェイの地で逆転を許し、普通ならずるずると悪循環に陥ってもおかしくない状況だった。しかし、鹿島は揺るがなかった。上述の通り、2点を奪い返し再逆転してみせた。

 思い返せば、2年前のJリーグチャンピオンシップも同じだった。浦和レッズと対戦したファイナルでは、ホームの初戦を0-1で落とし、アウェイの2ndレグでも先制点を許した。にもかかわらず、堅実な試合運びでペースをつかむと2点を奪い、王座を勝ち獲った。他にも思い当たる節は多々ある。その度に鹿島はタイトルを勝ち獲り続けてきた。山本も内田も殊勲のゴールを挙げながらも、一喜一憂しないで“次”を見ていた。2人の言葉は20冠目を手にした鹿島の“常勝”たる所以を表していた。


大アウェイで掴んだアジア王者。そのとき内田は…


 決勝戦でも“鹿島らしさ”は随所に表れた。ペルセポリス(イラン)と対戦した1stレグ、ホームゲームながら硬さが目立ち、序盤から押し込まれる展開が続いた。それでも、身体を張った守備でピンチをしのぐと、少ないチャンスをモノにして2得点を奪った。守備陣も奮起し無失点に抑え、2-0で勝利。アジア制覇へ王手をかけた。

 2ndレグは10万人超の相手サポーターが詰めかけたアウェイに乗り込んだ。ここでも大声援を受ける相手の猛攻を受けたが、粘り強い守備で難を逃れた。極限状態の中、集中したプレーを90分間貫き通し、スコアレスでタイムアップ。激闘の連続を勝ち抜き、ついにアジア王者へと上り詰めた。それでも……、

「ACLを獲ったときはもちろん嬉しかったですし、年間を通じて目標にしてきたところなので、みんなが喜んでいました。でも、日本に帰ってきてからはリーグ戦があったので、チームとしては切り替えていました」(山本)と、喜んだのはその時だけだったようだ。実際、このとき鹿島はリーグ戦を2試合を残し、来季のACL出場権を争っていた。さらに、天皇杯も準々決勝まで勝ち上がり、タイトルを懸けた戦いを控えている状況だったのだ。アジアを獲っても、その次へ――、タイトル獲得が“宿命”ともいえる常勝軍団は、常に目の前の戦いにだけ目を向けていた。

 ちなみに、内田は左太ももを負傷したため、決勝戦には帯同しなかった。優勝を決めた2ndレグは「俺、テレビでサッカー見ないので」と観戦しなかったという。理由は「夜中だったし(笑)」とのことだ。しかも、チームメイトとも決勝戦については話をすることもないようで、「脩斗さんがやってくれると信じていたので(笑)」と笑って話した。


世間は2年ぶりの“再戦”に期待も、鹿島にとっては「1つの大会」



「レアルへのリベンジの舞台」。2大会ぶりに出場を決めたクラブ・ワールドカップについて、サッカー界の熱は高まっている。

 同大会が日本で開催された2016年、鹿島はJリーグ王者として出場した。準決勝まで勝ち上がると、南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を倒して決勝戦へ進出。世界王者を懸けてレアル・マドリードと対決した。しかし、柴崎岳(現・ヘタフェ)の2ゴールで、一度はリードを奪うも、クリスティアーノ・ロナウド(現・ユヴェントス)のハットトリックに沈んだ。

 優勝とはならなかったが、ヨーロッパ王者を相手に演じた激闘は記憶に新しい。タイトルを懸けて世界トップレベルのスター軍団を相手にしようと、いつも通りの戦いができる。タイトルが懸かった試合を多く経験してきた鹿島特有の強みと言えるだろう。

 そのレアルは、チャンピオンズリーグ3連覇を達成し、今年もヨーロッパ王者としてクラブW杯に登場する。鹿島は初戦に勝てば準決勝で2年ぶりに相対することとなる。

「前回はJリーグチャンピオンとして、開催国枠で出場しましたけど、今回はACLを獲って出場するので、日本代表として、アジア代表としてしっかりしたプレーをしないといけない」。来る再戦へ向けて山本はそう意気込む。一方、2年前ドイツでプレーしていた内田は、レアルとの一戦も「見てないっすねぇ…」と話した。



 少し心配したい点もある。今季の鹿島はとにかく試合数が多い。2月中旬にACLのグループステージが始まると、同下旬にはJリーグが開幕。その後はルヴァンカップ4試合、天皇杯5試合を含め、計57試合を戦ってきた。次に控えるクラブW杯初戦は、実に58試合目の公式戦なのだ。疲労の影響もあってか、5日の天皇杯準決勝では浦和レッズに敗れ、決勝進出を逃した。

 それでも内田は、「それに関しては別に。だったら来シーズンまでのオフが短くなるので、『来シーズンの頭の方が大変だな』『オフが短くなるな』って思いますね。他のチームとはオフの準備期間が違うから、『なんでこの時期にやらせるのかな?』って(笑)」と冗談交じりに疲労の影響を否定してくれた。そして、クラブW杯への意気込みを聞くと、

「(クラブW杯)なければオフでしたけどね。……嘘です(笑) アジアを獲って手にした出場権なので、他のチームが見て『鹿島、もっと本気でやってくれよ』という試合はしたくないです」(内田)

「やるからには優勝目指します!」(山本)

“リベンジ”という見方が多いが、彼らにとっては「1つの大会」にすぎないのかもしれない。ヨーロッパ王者との再戦を迎えようとも、きっと“鹿島らしさ”を見せてくれるだろう。鹿島のクラブW杯初戦は15日、グアダラハラ(メキシコ)と対戦する。




◆アジア王者になっても変わらぬ“鹿島らしさ”…2年ぶりの大舞台は“リベンジ”ではない?(サッカーキング)





◆怪我で日本代表入りを逃す鈴木優磨…森保監督の高い評価もあり、次回招集で日本代表デビューに期待!(SPREAD)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


名門鹿島アントラーズを支える鈴木優磨選手の活躍が成長著しい。金髪をなびかせ闘争心むき出しにひたすらゴールを狙う背番号9の姿が強烈なインパクトを残している。


鈴木選手は今シーズンの明治安田生命J1リーグで32試合に出場し11得点を記録。AFCチャンピオンズリーグでもMVPを受賞するなど飛躍のシーズンとなった。





日本代表としての活躍にも期待がかかる鈴木選手。しかし、様々なトラブルがあり、鈴木選手はA代表デビューを果たせていない。


2018年日本代表メンバー初選出されるも怪我で辞退


2018年11月、鹿島アントラーズに所属するFW鈴木選手が、キリンチャレンジカップ2018の日本代表メンバーに初招集された。

国際大会での活躍が期待されたが、直後のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で負傷したことにより、代表を辞退している。


初選出を受けて鈴木は「アントラーズの代表として」とコメント

日本代表初選出を受けて鹿島の公式SNSに鈴木選手のコメントが掲載されている。


鈴木選手は今回の選出は周囲のメンバーのサポートがあってのこととコメントし、あくまでチームの代表として戦うというメッセージを送っている。


代表初出場の夢を打ち砕くACLでの怪我


日本代表での活躍が期待される中、悪夢が起きた。11月10日に行われたACL決勝セカンドレグのペルセポリス戦で相手選手と交錯し負傷。



鈴木選手は途中交代を強いられ、右足関節ねん挫で約2週間の治療期間を要すると診断された。これにより代表辞退が決まり、鈴木選手に代わってFW杉本健勇選手が招集された。


同僚が鈴木の代表辞退を気遣う

鈴木選手と三竿選手は同い年。日本代表で盟友の分まで活躍することを誓った。


日本代表監督・森保一は鈴木を高く評価

残念ながら怪我による代表辞退となったが、日本代表を率いる森保一監督は、初招集の鈴木選手について「クラブで継続して出場できる、特徴的な選手」とコメントを残している。

これまで森保ジャパンのFWは大迫勇也選手(ケルン)、小林悠選手(川崎F)、北川航也選手(清水)、杉本健勇選手(C大阪)、浅野拓磨選手(ハノーファー)、川又堅碁選手(磐田)といった選手が招集されてきた。しかし、まだ安定した招集を受ける選手はいない。

森保監督は鈴木選手を「鹿島で得点を残しているし、存在感がある」と高く評価している。鈴木選手としては、初選出で結果を残し、一気に代表定着のチャンスを勝ち取りたかっただろう。

アジアカップ制覇を目指す日本代表に鈴木優磨の名前はなかった

森保一監督は12月12日、来年1月5日にアラブ首長国連邦(UAE)で開幕するAFCアジアカップUAE 2019に臨む日本代表メンバー23人を発表した。そこに鈴木選手の名前はなく、FWで選出されたのは大迫選手、浅野選手、北川選手の3名だった。


またも怪我が鈴木優磨の代表デビューを阻む


12月5日に行われた天皇杯の準決勝、浦和レッズ戦でまたしても鈴木選手にアクシデントが発生した。

鹿島から発表された情報によると、怪我の症状は右ハムストリング筋損傷で全治約2か月の重傷。これにより活躍が期待されたクラブ・ワールドカップの欠場と、アジアカップ日本代表に招集される可能性が消滅した。


鈴木は以前「代表についてはあまり考えていない」とコメントしたことも

そんな鈴木選手だが、以前は日本代表に対しての心構えが異なっていた。

2017年12月、E-1サッカー選手権に鹿島からは6人もの選手が選出された。代表の常連である昌子源選手、植田直通選手に加え、西大伍選手、金崎夢生選手、山本脩斗選手、三竿選手が当時の代表監督ヴァイッド・ハリルホジッチ氏から招集されている。

この時、鈴木選手は周囲で囁かれる自身の日本代表への招集について「このチームでしっかり試合に出たいと思います。代表のことはあまり考えていないですね」とコメントしている。

当時の鈴木選手は、鹿島のFWとして3番手の評価。ペドロ・ジュニオール選手、金崎選手に次いでスタメンで試合に出場する試合は限られており、得点は取るもののそのほとんどが途中出場でのものだった。

そのため、当時は「まずは日本代表よりもチームでのレギュラー定着を目指す」と考えていたようだ。

怪我を治し、次回招集で日本代表デビューに期待

手中に収めかけていた日本代表のチャンスを怪我による不運で逃し続けている鈴木選手。

しかし、その疑いようのないポテンシャルは森保監督も認めている。怪我を治してピッチに戻ってくれば、再び代表へのチャンスが訪れるはずだ。







◆鹿島DF昌子源、今冬トゥールーズ移籍近づく!移籍金は3億8000円か?(FOOTBALLTRIBE)



昌子源 Gen.Shoji

 鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源のトゥールーズ移籍が近づいているようだ。トゥールーズの専門メディア『LesViolets』が伝えている。

 昌子にはリーグアンのトゥールーズが獲得への関心を示しているとの噂が浮上。トゥールーズファンの92%が昌子獲得を望んでると報じられるなど動向に注目が集まっていた。

 そして今回、同メディアは「方針転換がなければ、昌子源は今冬にトゥールーズの新入り選手となる」と移籍濃厚であることを報じた。

 移籍金は300万ユーロ(約3億8000万円)と推定されており、トゥールーズの経営陣が日本での交渉に向かうようだ。1月の移籍市場で昌子はフランスの地へ旅立つことになるのだろうか。




◆鹿島DF昌子源、今冬トゥールーズ移籍近づく!移籍金は3億8000円か?(FOOTBALLTRIBE)


◆胸の優勝星一つで1億円? 鹿島、新ユニ販売アップ期待(朝日新聞デジタル)






 ユニホームの星一つで、売り上げが1億円増える?

 国内で最多タイトル(20)を誇るJ1鹿島は、サポーター向けに販売する来季のレプリカユニホームの売上額を約3億円と試算する。今季から約1億円も増える計算だ。レプリカユニホームは1万3千円、背番号と名前が付くと1万6400円(ともに税抜き)となる高額商品。販売数は今季の約2万枚から、来季は約2万6千枚と見込む。

 販売を押し上げる要因は、ユニホームに付く星の数だ。

 鹿島のユニホームには優勝するごとに、胸と袖にタイトル数を表す星が増えていく。今季、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で初優勝。そのクラブ20冠目を祝うように、来季ユニホームの左胸には星が二つ輝くことになる。胸の星一つでタイトル10個分を示す。今季は左胸に一つ、左袖に九つ付いている。

 鹿島の根本謙司・事業部コンシューマ担当チーフは「鹿島のサポーターはタイトルが最大の喜びになっている。星が増えると、ユニホームの売り上げは前年の1・5倍くらいに伸びる」と説明する。さらに、タイトル獲得が久々だと売り上げが跳ね上がる傾向にある。昨季は無冠に終わっていただけに、今季のアジア初制覇は喜びが大きい。

 鹿島はアジア代表として、クラブワールドカップに挑む。15日の1回戦に勝てば、準決勝で大会3連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)とぶつかる。クラブ世界一になったら、ユニホームの付加価値は高まり、売り上げはさらに伸びるかもしれない。

 来季のレプリカユニホームは今月下旬にデザインが発表される。選手の背番号が発表される来年1月に販売の予約が始まる。(吉田純哉)


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◆内田篤人のサインをもらいたい人は、鹿島アントラーズのクラブハウスに行くことをオススメ!(SPREAD)



内田篤人 Atsuto.Uchida


内田篤人選手のサインをゲットしたければどこへ行けばいいのだろうか?答えはありきたりだが、鹿島アントラーズのクラブハウスへ行くことがおすすめだ。

鹿島のクラブハウスは、茨城県鹿嶋市に建設されている。鹿島の練習日は誰でも無料でクラブハウスやグラウンドの周りに入ることが可能だ。


クラブハウスでのサインのもらい方


内田選手にサインをもらう場合、ファン・サポーターは所定の待ち合わせ場所であるファンサービスゾーンにて待機することになる。鹿島のクラブハウスは施設の裏口側にファンサービスゾーンがある。練習を終えた選手達は、必ずこのエリアを通って駐車場へ行くので、それまでじっと待機しよう。

このファンサービスゾーンは意外に狭い。よって選手と身近に接することができて、ファンにはたまらない。しかしゴールデンウィークや夏休みといったシーズンは込み合って身の危険を感じることもあったとの証言があるので気をつけよう。

もちろん、お目当ての選手が出てくるタイミングはまちまちだし、長く待たされるなんてザラ。内田選手はファンサービスに積極的だといわれるが、サインをもらう際は、必ず「内田選手!」と一言声をかけること。そしてサインをもらったらお礼を伝えよう。


鹿島のキャンプ地・宮崎でサインを貰うことも可能


西日本に住む方は、内田選手のサインを貰いにキャンプ地を訪れてはどうだろうか?キャンプ地でも選手からサインを貰うことが可能だ。

鹿島アントラーズは、毎年1月半ばから宮崎県でキャンプを行う。しかし、2019年はACLの予備予選があるため、いつもより早くキャンプを行う可能性が高いとの噂だ。


内田篤人選手のファンサービス


内田選手は、ファンサービスの評判が良い。

これは、ドイツでの経験が大きかったと本人も語っている。ブンデスリーガの選手ファンサービスを大事にする姿を見て、改めて考え直すきっかけを与えてくれたそうだ。


◆内田篤人のサインをもらいたい人は、鹿島アントラーズのクラブハウスに行くことをオススメ!(SPREAD)






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