日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年10月24日木曜日

◆Uー18日本代表、AFC・Uー19選手権予選に臨むメンバーを発表…11月ベトナムで開催(サッカーキング)



染野唯月 Itsuki.Someno


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 日本サッカー協会は23日、AFC Uー19選手権2020予選に臨む日本代表メンバーを発表した。

 同予選は11月2日から10日にかけて開催され、抽選会の結果、日本はベトナム、モンゴル、グアムと同組のグループJに入った。各チームの総当たり戦で、成績上位2チームが2020年10月にウズベキスタンで開催される本戦へ出場することができる。

 なお、Uー18日本代表は今月28日に合宿をスタートさせ、来月1日にベトナムへと移動。その後、6日に初戦のグアム戦を迎える予定だという。

▼GK
1 小林玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)
23 小畑裕馬(ベガルタ仙台ユース)
12 山田大樹(鹿島アントラーズユース)

▼DF
3 山﨑大地(順天堂大)
4 中村拓海(FC東京)
2 西尾隆矢(セレッソ大阪Uー18)
17 三原秀真(愛媛FCUー18)
19 井出敬大(柏レイソルUー18)
20 林田魁斗(セレッソ大阪Uー18)
14 加藤聖(JFAアカデミー福島U18)
15 バングーナガンデ佳史扶(FC東京Uー18)

▼MF
6 岩本翔(筑波大)
16 川本梨誉(清水エスパルスユース)
7 柴田壮介(湘南ベルマーレ)
10 松岡大起(サガン鳥栖)
5 松本凪生(セレッソ大阪Uー18)
8 鮎川峻(サンフレッチェ広島ユース)
22 武田英寿(青森山田高)
21 石浦大雅(東京ヴェルディユース)

▼FW
18 大森真吾(順天堂大)
13 晴山岬(帝京長岡高)
11 櫻川ソロモン(ジェフユナイテッド千葉Uー18)
9 染野唯月(尚志高)




◆Uー18日本代表、AFC・Uー19選手権予選に臨むメンバーを発表…11月ベトナムで開催(サッカーキング)




◆清水4強、FWドゥトラ2503日ぶり日本でゴール(ニッカン)



ドゥトラ Dutra Júnior


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<天皇杯:鳥栖0-1清水>◇準々決勝◇23日◇駅スタ

J1清水エスパルスは雨が降りしきる中、J1サガン鳥栖と対戦。前半15分、FWドゥトラ(31)が清水での初ゴールを右足で決め先制。

その後、GK西部洋平(38)を中心に反撃を許さず、1-0で勝利。清水は5年ぶりのベスト4進出を決めた。ホンダFCはJ1鹿島と対戦。前半を0-0で折り返すが、後半20分、鹿島FW土居聖真(27)に決められ0-1。鹿島を上回る14本のシュートを放つも、最後までゴールは挙げることはできず、28年ぶりのベスト4は夢と消えた。

    ◇    ◇    ◇

負けられない一戦で待望の一発が飛び出した。清水は前半15分、MF河井陽介(30)のパスにFWドゥトラが反応。浮き球パスを受けると、右足ダイレクトで逆サイドネットに流し込んだ。「長い時間出ることができれば得点を決めたい」。今夏加入したブラジル人助っ人は清水で初ゴール。得点後は歓喜の雄たけびを上げ、宣言していた「サムライポーズ」を披露した。

日本でのプレーは12年の鹿島以来、7シーズンぶり。京都も含めれば、清水が3クラブ目となる。加入当初はコンディションが上がらず、他選手との連係が合わない場面も多かった。それでも、日本でのプレー経験が生きた。日本人選手とは日本語でコミュニケーション。明るい性格でチームの盛り上げ役も担っている。

「ゴールは取りたいけれど、まずは勝つことが大事」。チームに在籍するブラジル人と同様にチームの勝利を最優先してきた。日本でのゴールは2012年12月15日の天皇杯磐田戦以来、2503日ぶり。清水では公式戦10試合目で待ち望んだ「1号」が飛び出した。

この日は直近のリーグ広島戦から先発3人を変更。篠田善之監督(48)も「目の前の試合に全力を尽くす」と現状のベストメンバーを起用した。試合前日の22日は雷雨の影響で急きょ室内のみで調整。アクシデントにもめげず、雨中の激戦を制したチームは14年以来5大会ぶりの4強入りを決めた。【神谷亮磨】




◆清水4強、FWドゥトラ2503日ぶり日本でゴール(ニッカン)





◆長崎 初ベスト4進出!準決勝の相手は手倉森監督の古巣・鹿島「チームと長崎県民を新国立のファイナルに」(スポニチ)






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サッカー天皇杯準々決勝   長崎2―1甲府 ( 2019年10月23日    長崎県トランスコスモススタジアム )


 長崎が天皇杯で初のベスト4進出を決めた。
 前半9分にFW吉岡の豪快なミドルシュートで先制。「恐れることなく打つイメージはできていた。入って良かった」と話した。5分後の14分にはMF新里が追加点を決めた。「イメージ通りに動けた。チーム全員のゴール」と話した。31分に1点を返されるが、守り抜いた。手倉森監督は「1点取られて締まった。激闘を制すことができた」と話した。

 準決勝は12月21日に鹿島と戦う。手倉森監督にとっては選手時代を過ごした古巣だ。「チームと長崎県民を新国立のファイナルに連れて行きたい」と鹿島撃破を狙う。


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◆長崎 初ベスト4進出!準決勝の相手は手倉森監督の古巣・鹿島「チームと長崎県民を新国立のファイナルに」(スポニチ)




◆最強アマチュア軍団ホンダ散る 鹿島 ヒヤヒヤ4強入り 土居が決勝点(中スポ)






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◇23日カシマスタジアム

◇天皇杯全日本サッカー選手権準々決勝

◇鹿島1ー0ホンダ

 最強のアマチュア軍団を何とか振り切った。鹿島が虎の子の1点を死守した。後半20分、敵陣右サイドで遠藤から送られた鋭いクロスをゴール前に走り込んだ土居が頭で流し込んだ。「ワンチャンスをモノにしようと思っていた。いいボールを上げてくれたので、決めきることができて良かった」。右拳を振り降ろし、ため込んだ鬱憤(うっぷん)を吐き出すように鬼の形相で夜空に向かってほえた。

 前半に放ったシュートはわずか1本。鹿島はボールを回して押し込むはずが、アマチュア相手にショートパスで翻弄(ほんろう)され、逆に押し込まれた。ハーフタイムに入ると、ゴール裏のサポーターから大音量のブーイングを浴びた。こんなはずじゃ…。ミスを繰り返した小池は下を向き、土居は不満そうな表情を浮かべた。

 前戦の18日松本戦(サンプロ)から先発を4人入れ替え、ルーキーの19歳FW有馬が公式戦初先発したが、前半に生み出した好機はほぼゼロ。大岩監督は「前を向いたら積極的に仕掛け、シュートを打っていこう」と初歩的な指示を送らなければならないほどだった。だが、ゴール前の決定力は鹿島が一枚上だった。

 アジア・チャンピオンズリーグ、ルヴァン杯はすでに敗退し、残るタイトルは首位を走るリーグ戦と天皇杯のみ。「このチームにいる限り、タイトルは絶対に取らないといけない」と内田。実質4部相当のホンダFCに対し、最後まで冷や汗をかきながら勝負所では決して負けない。苦しみながら、鹿島が4強へ勝ち上がった。


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◆鹿島 冷や汗4強!土居弾で決めた天皇杯3季ぶり栄冠あと2(スポニチ)



土居聖真 Shoma.Doi


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天皇杯 準々決勝   鹿島1―0ホンダFC ( 2019年10月23日    カシマ )


 準々決勝の4試合が各地で行われ、鹿島はアマチュアで唯一勝ち残っていたJFLのホンダFCに1―0で辛勝した。決定機の数ではホンダFCに劣ったが後半20分にFW土居聖真(27)が値千金のヘディングゴールを記録。3季ぶりの優勝へ一歩前進した。その他、神戸、清水のJ1勢とJ2の長崎が勝ち上がった。
 敗退の危機を、土居が救った。アマチュア相手に0―0のまま迎えた後半20分。遠藤の左クロスを頭で合わせた。「ワンチャンスがモノをいうと思っていたので、なるべくゴール前で仕事をしようと思っていた」。チームの不調を好転させようともがき続けた背番号8が、結果を残した。

 前半からまるでホンダFCがJ1で、鹿島がJFL。仕掛ける攻撃は少なく、シュートも全体で1本だった。リーグ前節の松本戦も同様で、後半は土居が中盤に下りて攻撃を機能させた。ただ前線に上がればボールが回らず、下がればゴール前の人数が欠如。だからこそ、この日はじれずに前線でその時を待ち続け、チャンスを確実に仕留めた。

 チームでは在籍9年目の古株。「優勝するためには何かを犠牲にしてでも戦わなきゃいけない」とタイトルのために役割を全うする。前節の松本戦後は珍しく熱くなってサポーターと言い争った。この日、鹿島側のゴールで決めた決勝点。「勝つんだという意思表示は示したつもり」。力強く言い切った。




◆鹿島 冷や汗4強!土居弾で決めた天皇杯3季ぶり栄冠あと2(スポニチ)





◆鹿島FW土居聖真、“消える”覚悟でジャイキリ阻止弾「内容とかどうでもいい。結果が全て」(ゲキサカ)






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[10.23 天皇杯準々決勝 鹿島1-0Honda FC カシマ]

 チームのために自らのスタイルを押し殺し、わずかなチャンスを決め切った。鹿島アントラーズFW土居聖真は後半20分、MF遠藤康からのクロスにヘディングで反応。「この時期は試合内容は関係ない」。格下相手に劣勢を強いられていた中、サポーターの期待を一身に集めていた背番号8が4強入りを決める立役者となった。

 MFセルジーニョ、MF三竿健斗、DF犬飼智也らチームに欠かせない選手たちが一挙に負傷離脱している現在の鹿島。リーグ前節の松本戦(△1-1)では思うようにパスが回らず、本来であれば最前線に立っているはずの土居がボランチの位置まで下がり、なんとか状況を好転させようとする姿が目立った。

 しかし、そうなればゴール前の迫力が減衰してしまうというジレンマがある。「ここぞという時のポジションを取るか、チームがよくボールを持てるようにヘルプに行くか……」。そうした葛藤はありつつも、この日は大岩剛監督の指示もあり、土居はあえて前線に張り出す選択を、すなわち攻撃の過程からは消える選択をした。

「自分がボールに関わらない時は難しい持ち方になってしまう」(土居)という言葉どおり、この日の鹿島も攻撃の組み立てには大きく苦しんだ。前半のシュートはわずか1本。唯一土居が放ったヘディングもロングボールで大きくつないだところから生まれており、松本戦に続いて思いどおりの攻撃を展開することはできなかった。

 ただ、土居はそれでも仕事を果たした。「決定的なチャンスがあって外し続けているより、チャンスを決めないといけないという危機感が逆に良かった」。後半20分、初めて訪れた決定機を見事に沈めたヘディングシュート。あえて試合の中から消える選択をしてもなお、チームを勝利に導く活躍を見せた。

 これで準決勝に進出。12月21日にJ2長崎との対戦を控えるが、まずは12月7日に最終節を迎えるJ1リーグに集中する流れとなる。鹿島は現在、首位を走っているものの、2位のFC東京とは同じ勝ち点。また3位の横浜FMも勝ち点1に迫っており、タイトルレースは史上稀に見るデッドヒートとなっている。

「この時期は内容とかどうでもいいし、結果が全て。天皇杯では次に進むこと、リーグ戦では勝ち点3を取ることが最大の目標。内容がどれだけ悪かろうが、勝ち点3を取ることに執着できればいい。内容を言ってもしょうがないし、勝てば忘れるし問題ない。そこに突き詰めてやっていきたい」。自らのスタイルに固執しないMFは、理想的な勝ち方にもこだわらず、ひたすらにタイトルだけを求めていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)




◆鹿島FW土居聖真、“消える”覚悟でジャイキリ阻止弾「内容とかどうでもいい。結果が全て」(ゲキサカ)





◆【鹿島】値千金の決勝点を挙げた土居聖真。「ワンチャンスがモノを言う。だから…」(サッカーダイジェスト)






◆◆ワールドサッカーダイジェスト / 2019年11月7日号


自らの活躍について「自信になる」


[天皇杯準々決勝]鹿島1-0Honda FC/10月23日/カシマ

 チームを天皇杯4強に導く、値千金のヘディングゴールだった。65分、遠藤康の柔らかく、正確なクロスにジャンプ一番、ヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。

 JFLのHonda FC相手に、鹿島は攻めあぐねていた。だが土居が少ないチャンスを見事にモノにして、勝利を手繰り寄せた。

「ワンチャンスがモノを言うと思っていた。だから、なるべくゴール前で仕事をしようと」

 その言葉どおりの活躍ぶりだ。2トップの一角で先発した土居は、ひとつ下がって攻撃の組み立てに貢献しながらも、虎視眈々とゴールを狙っていた。

 ルヴァンカップは準決勝で敗退、その後のJ1リーグでも松本に1-1のドローで勝ち切れず、流れは決して良くないなかで迎えたこのHonda FC戦だった。決定機の数は相手のほうが多いなど難しいゲームだったが、しっかりと勝ち切ってみせた。

 ゴール後には、力強いガッツポーズを披露。その価値ある決勝点を決めた土居は、自らの活躍について「自信になる」と語った。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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◆【鹿島】値千金の決勝点を挙げた土居聖真。「ワンチャンスがモノを言う。だから…」(サッカーダイジェスト)





◆負傷者続く鹿島、19歳FW有馬がプロ初先発「もっとキープできるようにしないと」(ゲキサカ)






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[10.23 天皇杯準々決勝 鹿島1-0Honda FC カシマ]

 重要な一戦で訪れたプロ入り初先発は少々ほろ苦いものだった。鹿島アントラーズFW有馬幸太郎は天皇杯準々決勝Honda FC戦の試合後、「カシマスタジアムに出て、こういう雰囲気を感じられたのは大きかった」とプレー面以外の収穫を挙げた。

 FW伊藤翔、FWセルジーニョが負傷し、FW上田綺世は規定により出場できず。そんな苦境で出番を掴んだのはユースから昇格1年目の有馬だった。アマチュア離れした戦力を持つJFL王者との一戦。スピードと得点センスを持ち合わせる19歳に命運が託された。

 「最初は結構緊張した」とピッチに立った有馬だが、求められるプレースタイルは序盤から明白だった。「サイドバックが持った時にサイドに抜けるのはチームとしてやるべきことだった」。左サイド裏のスペースでボールを持つ形は何度か見られた。

 しかし、その後の展開がなかなか続かなかった。後方で待つ味方にボールを渡そうにも、しっかりと守備を固めてくる相手に攻撃は停滞。後半に訪れたシュートシーンも活かせず、「もうちょっと積極的にプレーすれば良かった。ミスしないようにしすぎた」という課題を残した。

「結果を残して次につなげたいという気持ちが大きかったので悔しい。ゴールもそうだけど、もっと(ボールを)キープできるようにしないと試合に出られない」。クラブ歴代の名選手の中には、先発デビュー戦で華々しい活躍をした者も、思うような活躍ができなかった者もいる。「雰囲気を感じた」というホーム初戦の収穫を活かすのはこれからだ。

(取材・文 竹内達也)


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◆負傷者続く鹿島、19歳FW有馬がプロ初先発「もっとキープできるようにしないと」(ゲキサカ)





◆【天皇杯/鹿島|採点&寸評】土居のヘッドで4強進出! 初先発の有馬は活躍できたか?(サッカーダイジェスト)






◆◆サッカーダイジェスト / 2019年10月24日号


途中交代の小池はインパクトを残せず


[天皇杯準々決勝]鹿島1-0Honda FC/10月23日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
決定機の数では相手のほうが上。リードを奪ってからも攻め込まれる時間帯が増えた。それでも粘り強くゴールを守り抜いてベスト4進出。褒められる内容ではなかったが、最低限の結果だけは得た。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
流れを切らさないテンポの良いパス出し&フィード。簡単なシュートでも安定感あるキャッチングでチームを落ち着かせた。

DF
24 伊東幸敏 5.5
開始早々は今ひとつピリッとせず、クロスも上手く合わせられず。ただ、攻撃参加のタイミングは悪くなかった。

5 チョン・スンヒョン 6
鋭い出足と読みが光る。あっさりと相手に振り切られるシーンもあったとはいえ、最後の砦となってクリーンシートを達成した。

28 町田浩樹 6
サイドにつり出されてもしっかりと対応。後半の押し込まれる時間帯の反発力に課題を残すも、辛抱強く守った。

26 小池裕太 5(70分OUT)
要所でプレーに絡み、左サイドから攻撃を構築しようとしたが、奏功せず。インパクトを残せず途中交代。

MF
30 名古新太郎 6(90分OUT)
精力的にボールを出し入れして中盤を構成。後半は白崎と代わって中盤左サイドに。堅実なディフェンスで貢献した。

6 永木亮太 5.5
“さすが”のプレーもあれば、イージーなミスも。相手を捕まえきれない場面も散見。中盤で圧力をかけきれなかった。


途中出場の小泉は及第点以上の出来





MF
25 遠藤 康 6.5(77分OUT)
同サイドの伊東を上手く使いながら好機を演出。さらに65分には土居のゴールをお膳立て。狭いスペースでも確実性の高いプレーを見せた。

41 白崎凌兵 6
工夫を凝らした縦パスを狙い、高いキープ力でタメを作る働きも。41分に良い形でゴール前に入り込んだが、敵の懸命な守備の前にシュートを打てなかった。

FW
8 土居聖真 7 MAN OF THE MATCH
42分のヘディングシュートは力なく相手のGKにキャッチされる。だが、65分の遠藤のクロスを再び頭で合わせて、今度はネットを揺らす。少ないチャンスをモノにし、チームを勝利に導く勝負強さを披露した。

34 有馬幸太郎 5.5
プロ初先発。身体を張って前線の基準点になろうと奮闘。73分には良い形でエリア内に侵入したが、チャンスをモノにできなかった。

途中出場

DF
37 小泉 慶 6.5(70分IN)
左SBで途中出場。75分には思い切りの良いミドル。80分にも惜しいシュート。守備では力強いプレーで相手の攻撃をシャットアウト。

FW
19 山口一真 -(77分IN)
推進力あるドリブルで敵陣に侵入も、ラストパスの精度が足りず。出場時間が15分未満のため採点なし。

DF
23 小田逸稀 -(90分IN)
果敢な縦への突破からクロスを入れたが、これはGKにキャッチされる。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
大岩 剛 5.5
勝利は手にしたが、崩しのパターンで手数が少なかった印象。守備の強度も思うように高めることができなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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◆◆サッカーダイジェスト / 2019年10月24日号
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◆【天皇杯/鹿島|採点&寸評】土居のヘッドで4強進出! 初先発の有馬は活躍できたか?(サッカーダイジェスト)





◆天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 準々決勝(オフィシャル)



土居聖真 Shoma.Doi



土居のゴールで1-0と勝利!準決勝へ進出!

天皇杯準々決勝でアントラーズはHonda FCと対戦した。前半はHonda FCのアグレッシブさに苦戦し、シュート数わずか1本と苦しんだ。後半に入っても、厳しい戦いを強いられたアントラーズだったが、65分に遠藤のクロスから土居が頭で合わせてゴールネットを揺らす。リードを奪った後は、Honda FCの猛攻に晒される時間帯が続いたが、チーム一丸となった守備で凌ぎ切り、このまま1-0のスコアで勝利した。これでアントラーズは2年連続となる天皇杯準決勝進出を決めた。


5日前の明治安田J1第29節アウェイ松本戦、開始早々にコーナーキックの流れから先制点を献上してしまったアントラーズは松本の堅い守備に苦戦し、チャンスをつくれないまま前半を終えた。後半から選手交代と陣形変更を行い、試合の流れを引き寄せたものの、反撃は上田のPKによる1点にとどまり、1-1のドロー決着となった。

指揮官は試合を振り返り、「前半は非常に不甲斐ない試合だった。後半は支配することができたが、勝つためにアルウィンに来た姿勢を前半からしっかりと見せなければいけなかったと反省している」と、悔しさを滲ませて語った。

しかし、ネガティブな要素だけではない。後半は怒涛の攻撃で松本をあと一歩のところまで追い詰め、試合終了のホイッスルが鳴るまで全力で勝利を目指した。指揮官は「最後の最後までサポーターと一緒に戦ってくれたことを評価したいと思う」と選手たちが見せた後半の戦う姿勢を称えていた。



チームは1日のオフを挟んで、日曜日から練習を再開した。指揮官はミーティングで「Honda FCは侮ることのできない相手となる。相手のウィークポイントをしっかり突いて、自分たちがゲームを支配していこう」と選手たちに伝えた。チームは再び一丸となり、リスペクトをもって戦うことを誓った。



迎えた試合当日、キックオフ約1時間前に先発メンバーが発表された。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から伊東、チョン スンヒョン、町田、小池が入る。ボランチは永木と名古がコンビを組み、サイドハーフは右に遠藤、左に白崎、前線は土居と有馬が務めた。ベンチには、曽ケ端、内田、小田、関川、小泉、レアンドロ、山口が座る。有馬はプロ入り初の先発出場となった。



19時04分、キックオフのホイッスルが鳴った。



立ち上がり、前半4分にアントラーズはピンチを迎える。Honda FCの佐々木に左サイドをドリブルで崩されると、クロスを上げられ、ファーサイドで古橋にボレーシュートを打たれてしまう。これは枠に飛ばず失点には至らなかったが、いきなり肝を冷やす場面をつくられてしまった。



ピンチを凌いだアントラーズは、Honda FCの隙を探してボールを動かしていく。アントラーズが攻勢で試合を進めていった。







しかし、前半序盤はボールを支配していたアントラーズだったが、フィニッシュに至るまでの最後の局面でミスが重なり、シュートまで繋げることが出来ない。前半25分を経過したあたりからは、Honda FCが攻撃する時間が長くなっていった。







ゴール前まで迫ることが出来ないアントラーズだが、40分にチャンスをつくる。遠藤からのパスを受けた名古が、後方からドリブルでペナルティエリア内まで進入し、マイナスのクロスを入れる。ボールは白崎のもとへ通ったかに思われたが、直前で相手選手にクリアされ、惜しくも白崎はシュートすることが出来なかった。



さらに42分、アントラーズが再びチャンスをつくる。左サイドから小池が右足でクロスを上げると、ファーサイドで有馬が折り返し、最後は土居が頭で合わせた。シュートは枠を捉えたが、惜しくも相手GKの正面に飛び、キャッチされてしまった。







このまま、前半は0-0のスコアで終了し、ハーフタイムを迎えた。Honda FCのアグレッシブなプレーを前に、アントラーズはシュート数わずか1本と苦戦を強いられた。



後半開始からアントラーズは選手の配置を変更する。白崎と名古のポジションを入れ替え、白崎がボランチ、名古が左サイドハーフに入った。

Honda FCは後方から小気味良いテンポでボールを繋いで攻撃を仕掛けてきた。アントラーズは連続してボール保持者に寄せるが、なかなか奪いきることができない。50分を超えたあたりからは、立て続けにミドルシュートを許してしまった。







厳しい展開が続いたアントラーズだったが、ワンチャンスをものにする。65分、右サイドでボールを受けた遠藤が、内側にドリブルで運び、左足で絶好のアーリークロスを入れる。このボールをペナルティエリア内で土居がヘディングでうまく合わせ、ゴールへと流し込んだ。苦しい時間帯を我慢したアントラーズが先制に成功する。







しかし、得点直後に決定的なピンチが訪れる。67分、右サイドで攻撃の起点をつくられると、ペナルティエリア手前でボールを左サイドへと流され、最後は佐々木にペナルティエリア内でシュートされてしまう。ゴールポストをかすめる際どいシュートになったが、枠内には飛ばず、失点には至らなかった。





70分、アントラーズは一人目の選手交代を行う。小池との交代で小泉をピッチへ送った。小泉はそのまま小池が務めていた左サイドバックのポジションに入った。



77分には2人目の選手交代を行う。遠藤に代わって山口を投入した。山口はそのまま右サイドハーフのポジションに入った。

試合終盤はHonda FCの猛攻を凌ぐ展開となった。83分、ペナルティエリア内左から遠野に滞空時間の長いクロスボールを入れられると、ゴール前で佐々木にヘディングシュートを許す。失点覚悟の決定的ピンチだったが、シュートはポストに跳ね返り、ゴールラインは割らなかった。



87分にも決定機をつくられてしまう。ペナルティエリア内右の深いエリアまでドリブルで進入され、マイナスのクロスを入れられると、ゴール前で大町をフリーにしてしまい、シュートされた。決定的な場面だったが、幸いにも大町のシュートは枠を外れて右に逸れ、失点には至らなかった。







最後までHonda FCの猛攻を受け続けたアントラーズだったが、チーム一丸となって凌ぎ切り、1-0のスコアで試合終了のホイッスルを聞いた。決して良い内容とは言えない試合だったが、結果こそ全てだろう。これで、2年連続となる天皇杯ベスト4進出が決定した。



シーズン終盤戦に突入し、非常に厳しい戦いが続いているが、前を向いて戦い続けるしかない。次の明治安田J1第30節ホーム浦和戦に向けて、最善の準備を進めていく。



【この試合のトピックス】
・有馬がプロ入り初の公式戦先発出場
・土居が今大会初ゴール


入場者数 6,660人
天候 晴、弱風 気温 19.3℃ / 湿度 74.0%
ピッチ 前面良芝、乾燥
主審 松尾 一
副審 西尾 英朗 中野 卓
追加審判 柿沼 亨 鶴岡 将樹
第4の審判員 堀越 雅弘


監督コメント

ハーフタイム

鹿島アントラーズ:大岩 剛
・相手が食いついてきたあと、裏のスペースを効果的に使うこと。
・スペースを作るためのパス回し、動きをもっと意識しよう。
・前を向いたら積極的に仕掛け、シュートを打っていこう!

Honda FC:井幡 博康
・仲間を信用してプレーをしよう!
・もっとマイボールの時間を増やすこと。
・自信をもって、積極的にやろう!

試合後

鹿島アントラーズ:大岩 剛
台風の被害がある中で、スタジアムに来てくれたサポーターには感謝している。みなさんの声援が、次のラウンドに進む力になったと思っている。試合内容はHonda FCが素晴らしい戦いをしたことによって、自分たちが主導権を握る時間が少なくなった。難しい試合となることは想定していた。その中でも勝ち切れたことを評価して、次のラウンドに進むための準備をしていく。

Q. 前日は悪天候でセットプレーの確認ができなかったが、どのように確認をしたのか?

A. セットプレーの守備のところで失点が多かったので、ミーティングで時間をかけて対策をした。選手が集中してやってくれたし、次につながる対応をしてくれたと思う。

Q. 名古選手と白崎選手のポジションを変えたが、その意図と成果は?

A. 守備のところと攻撃のスイッチをなかなか入れられなかったので、ポジション変更をした。よく対応してくれたと思う。2人だけでなく周りの選手も対応してくれたが、Honda FCが素晴らしい姿勢でアグレッシブにプレーしていたので、支配することができなかった。しっかり反省して、次につなげていきたい。

Honda FC:井幡 博康
選手はがんばってくれたが、自分のチームマネジメント不足でやられてしまった。自分の反省ばかりで申し訳ない。リーグ戦も続くので、4連覇を獲得できるようなチームにしていきたい。負けてしまったのは悔しい。もう一回強くなって、再度、アントラーズと戦いたいと思う。

選手コメント

試合前

【土居 聖真】
JFLかもしれないが、ここまで勝ち上がってきているという事実がある。そういう部分が天皇杯の楽しさであり、難しさでもある。カテゴリー関係なく、同じ立場として試合に臨んでいきたい。

【永木 亮太】
Honda FCはカテゴリーが違うけれど、とても力のあるチーム。選手も個々の技術が高くて、サッカーも相手によって変えることができる。油断をしている選手はいない。気を引き締めて、試合に臨んでいく。

【名古 新太郎】
トーナメントなので、まずは結果にこだわっていく。JFLだが、それは全く関係ない。個々の技術があって、しっかりパスをつないでくるチーム。浦和からも、パスで崩して点を取っている。自分たちは受け身にならず、積極的かつシンプルにプレーしていくことが大事になってくる。

【町田 浩樹】
カテゴリーは違うが、浦和に勝利したりと力のあるチーム。去年の対戦からさらにレベルアップしている。なので、去年とは一味違う戦いになってくると思う。まったく油断はしていないし、一発勝負なので、しっかりと勝利を意識して試合を進めていきたい。

【伊東 幸敏】
カテゴリーが違うチームとの対戦だが、Honda FCはJクラブと戦って、勝利してきている。かなりの強敵になると思って、自分たちは準備をしている。チームとして、みんながコンセプトを理解している。個人的には、積極性をピッチで表現していきたい。

【有馬 幸太郎】
点を取る。そして、チームのためにプレーをすることもしていかなければいけない。その中でも意識することは、自分が点を取って勝つということ。ここで結果を残すことができれば次につながってくる。そのために、まずは結果を出すこととチームの勝利だけを意識して戦っていきたい。

試合後

【土居 聖真】
今日は後方に下がることなく、前線でクリアボールなど意図的なボールではないボールもマイボールにできるようにと意識していた。そこができた時とできなかったときがあったので、もっと精度を上げていけるようにしていたい。惜しいところまでは行けていたけど、決定機はほとんどなかった。その少ないチャンスを決めきらなければいけないという意識が逆に良かったのかなと思う。

【名古 新太郎】
ボランチとサイドハーフとではまた役割が違ったが、自分は与えられたポジションでその役割を遂行しようと思っていた。チームに推進力を与えるために、どんどん前に出て、仕掛けていこうと意識してプレーをしていた。Honda FCは力のあるチームだった。今日は、勝利できたというところにフォーカスしていきたい。

【町田 浩樹】
Honda FCは、堅実でいいチームだった。もっと全員がレベルアップをしていかなければいけない。このままでは、タイトルは獲れない。前半は単純なミスが多かったし、それによってリズムが作れないことがあった。結果的に、次のステージに進むことができたことがよかった。

【伊東 幸敏】
今日よかったといえる部分は、勝ったというところだけ。まだ、重要な試合は続いていく。このような試合をしていては、勝つことはできない。また一からみんなで取り組んでいきたい。個人的にはやれるなという感覚はなかった。最後のところで集中力を欠いてしまうと、「パスを回させている」から「パスを回されている」に変わってしまう。その最後の部分をみんなでどうやって守っていくのかが、これからも大事になってくる。

【小泉 慶】
相手の方が勢いがあったので、守備からしっかり試合に入っていこうと思っていた。どこかでチャンスがあったら得点を狙っていた。シュートは枠に行かなかったが、今後も、あれぐらい思い切ってプレーしていかなければいけないし、シュートの質も高めていかなければいけない。

【有馬 幸太郎】
勝ててよかった。もう少し積極的にプレーしたかった。どこかミスをしないようにというのがあった。今回、チャンスは一本だったが、もっとその回数を増やして、その一本を決めるために、練習から意識していきたい。


◆天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 準々決勝(オフィシャル)

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