日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年1月8日月曜日

◆鹿島、現役引退のクォン・スンテ氏のGKアシスタントコーチ就任を発表「光栄に思う」(サッカーキング)



クォン・スンテ


 鹿島アントラーズは7日、元韓国代表GKクォン・スンテ氏がGKアシスタントコーチに就任したことを発表した。

 1984年9月11日生まれで現在39歳のクォン・スンテ氏は、2006年に全北現代モータースへ加入しプロキャリアをスタート。同クラブでは公式戦通算336試合に出場し、3度の国内リーグ優勝や2度のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を経験した。その後、2017年に鹿島に完全移籍で加入すると、公式戦通算164試合に出場。2018年のACLでは10試合でゴールマウスを守り、チームのアジア制覇に大きく貢献した。しかし、在籍7年目となった昨季は負傷の影響もあり、公式戦の出場は無く、昨季をもって現役生活に終止符を打った。

 そんなクォン・スンテ氏だが、今回の発表によると、GKアシスタントコーチとして今後も鹿島で新たなキャリアを歩むことが明らかとなっており、同氏はクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「再び、鹿島アントラーズの皆さんと一緒に仕事をすることができ、光栄に思います。アントラーズのファミリーとしてチームが目標としているものに向かって、自分の最善を尽くします」






◆鹿島、現役引退のクォン・スンテ氏のGKアシスタントコーチ就任を発表「光栄に思う」(サッカーキング)




2023年12月7日木曜日

◆鹿島GKクォンスンテが“引退試合”出場を固辞した理由 家族のセレモニー参加も断っていたが…(報知)



クォン・スンテ


 今季限りで現役を引退した鹿島の元韓国代表GKクォン・スンテ(39)が6日、鹿嶋市内で引退会見を行った。鹿島に7年間在籍し、公式戦通算163試合に出場。記録にも記憶にも残る選手として、ファン・サポーターに愛された。

*  *  *

 自身の引退に際し、クォン・スンテは2度、断った。

 最初は家族に対して。最後の勇姿を見届けるべく、家族は最終節後に行われる引退セレモニーへの参加を望んでいたが…。

 「家族は行きたいと言ってくれたが、その日の主役はチームであり、鹿島が輝かないといけない日だと。家族には来なくていいと伝えました」。家族のセレモニー参加により、試合そのものの価値が下がることを懸念したという。

 それでも、そんな性格を熟知しているクラブ側の計らいで「サプライズゲスト」として家族は参加。「家族が見えた時は、申し訳なさと嬉しさと、複雑な感情があって、家族を見た瞬間に涙が出てきてしまいました」と苦笑いで振り返った。

 2度目は最終節の試合中、岩政大樹監督に対して。指揮官は最後の交代カードとしての投入を準備したが、固辞した。正GKの早川友基が、第1節から連続フルタイム出場を続けていたことが理由にあったという。

 「18年間プロでサッカーをやりましたし、全試合でフル出場することがどれだけ難しいかわかっています。そういう状況を考えて断りました。配慮してくれた大樹さんには、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたい」

*  *  *

 17年に全北(韓国)から鹿島入り。18年にACLを制し、自身3度目となるアジアの頂点に立った。「鈴木満さん(当時強化部長)から『ACLを何が何でも獲りたい』という話をされて鹿島に来た。厳しい戦いを勝ち抜いて優勝したことは財産」と誇った。

 準決勝の水原戦(第1戦)で相手に頭突きをするそぶりを見せたこと、試合後の「韓国のチームには負けたくなかった」というコメントが一人歩きしたこともあり、母国開催の第2戦で大ブーイングを受けた。それでも「大きな試合ほど小さなミスが勝敗を分ける」の信条を崩さず、毅然とゴールマウスに立った。

 20、21年は計12試合の出場にとどまった。足元の技術が求められる戦術に懸命にトライし、通訳なしの環境で生活した2年間でもあった。27試合に出場した22年は引退する意思を固めていたが、出場機会がないことを覚悟した上で、チームに残った。「自分にも役割があると思った。ベテランとして貢献できるところがあると。自分が教えられるのは技術よりメンタルの部分。それが今年はうまくいき、若い選手たちがいいプレーを見せてくれた」

 現役引退は、自身のパフォーマンスではなく後輩GKの成長を見て決断した。「若手が飛躍する姿をみて、自分の役割は果たしたという感覚があった」とユニホームを脱ぐことを決めた。サッカー人生に「悔いはない」と言い切った。

*  *  *

 鹿島は今季も無冠に終わった。鹿島を「7年連続国内無冠」と表現する記事が、何本か流れていた。

 毎年のことだが、あれには正直、ムッとしている。確かにACLは「国内」タイトルではないし、誤報ではないのだが。これを機に言わせていただきたい。

 「偉大なGKが最後尾から鬼の形相でチームを鼓舞し、クラブ悲願のアジア制覇に導いた通算20冠目をなかったことにするな」と。「スンテさんがどれだけの覚悟で日本に来て、アジア制覇2度の経験をどれだけチームに還元したのか、知ってるのか」と。18年間の現役生活、本当にお疲れさまでした。(18~19年鹿島担当・岡島 智哉)








◆鹿島GKクォンスンテが“引退試合”出場を固辞した理由 家族のセレモニー参加も断っていたが…(報知)





2023年12月4日月曜日

◆元韓国代表GKクォン・スンテが涙の引退挨拶…「鹿島に来た瞬間から今まで本当に幸せでした」(サッカーキング)



クォン・スンテ


 鹿島アントラーズに所属する元韓国代表GKクォン・スンテの引退セレモニーが行われた。

 明治安田生命J1リーグ最終節(第34節)が3日に行われ、鹿島と横浜FCが対戦した。試合は、18分に鈴木優磨のゴールで鹿島が先制すると、41分にも松村優太がネットを揺らして追加点を奪取。63分には1点を返されたものの、2-1で鹿島が勝利を収めた。11月30日に今シーズン限りでの引退を発表したクォン・スンテはベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。

 試合後には、鹿島の本拠地である『カシマスタジアム』でクォン・スンテの引退セレモニーが実施。目に涙を浮かべながらマイクの前に立った同選手は、「サポーターの皆さん、今まで応援本当にありがとうございます」と挨拶し、「僕が7年前、鹿島に来た瞬間から今まで本当に幸せでした」と日本語でメッセージを伝えた。

 続けて、「僕という選手が存在できた理由は、ここにいらっしゃるサポーターの皆さんの力と、鹿島アントラーズというクラブがあったから」と感謝と口にしたクォン・スンテ。また、「今シーズンは、サポーターの皆さんが納得できるような順位でもなかったと思いますし、タイトルを取れなかったことが、このクラブにとっては、どういう意味なのかもよく分かっています」と今季を振り返りつつ、「ただ、僕は皆さんと戦えて本当に幸せでしたし、これからも鹿島アントラーズを応援しようと思っています。本当にありがとうございました」と締めくくった。








◆元韓国代表GKクォン・スンテが涙の引退挨拶…「鹿島に来た瞬間から今まで本当に幸せでした」(サッカーキング)

2023年12月1日金曜日

◆J1鹿島GK権純泰が引退 クラブ初のACL制覇に貢献 「幸せな時間過ごした」(茨城新聞)



クォン・スンテ





J1鹿島は30日、GK権純泰(クォンスンテ)が今季限りで現役を引退すると発表した。2018年にクラブ初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇に大きく貢献。明るいキャラクターでサポーターから愛された名GKは「幸せな時間を過ごせた。鹿島に関わる全ての人からの応援と愛情は宝物」とコメントした。

権純泰は2017年に全北(韓国)から加入した。全北ではKリーグを3度、ACLを2度制覇しているレジェンド。32歳という年齢で初の海外移籍となり、まさに挑戦だった。「リーグ戦最少失点を目指し、自分が率先して頑張る」。笑顔を絶やさない守護神は後方からリーダーシップを発揮した。

加入初年こそベンチを温める時間が長かったが、18年からは守護神として君臨した。同年はクラブの悲願でもあったACL制覇を成し遂げた。自身にとっては3度目のアジアの頂点であり、「4度、5度と伸ばせるように頑張りたい」。クラブにとっては節目の主要タイトル20冠目だった。

19年からはタイトルに恵まれなかった。20年には出場機会を減らしたが、練習での妥協を許さない姿勢で若手の見本となった。22年には定位置を取り戻すも、今季は負傷もあり、ピッチから遠ざかっていた。

今季最終戦となる12月3日の横浜C戦の試合後には引退セレモニーも実施される。日韓2チームのレジェンドは「今まで本当にありがとうございました。これからも、アントラーズを応援してください」と感謝を述べた。

■クォン・スンテ

1984年9月11日生まれ、韓国出身。身長184センチ、体重85キロ。全州大(韓国)-全北(同)-金泉尚武(同)-全北-鹿島。鹿島在籍時の獲得タイトルはアジア・チャンピオンズリーグ優勝(2018年)。



2023年3月10日金曜日

◆鹿島GKクォン・スンテが練習中に負傷…左腓腹筋損傷で治療期間約2か月(ゲキサカ)






[故障者情報]

 鹿島アントラーズは9日、GKクォン・スンテが8日に行われた練習中に負傷し、チームドクターより左腓腹筋損傷と診断されたと発表した。治療期間は約2か月。今季ここまで公式戦のメンバー入りはなかった。







◆鹿島GKクォン・スンテが練習中に負傷…左腓腹筋損傷で治療期間約2か月(ゲキサカ)





2022年12月20日火曜日

◆鹿島加入の理由は?U18韓国代表GKを現地特集。“コーチ手形”スンテに期待も(FOOTBALL TRIBE)





 明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズは今月7日、漢陽工業高校(韓国)に在学するU18韓国代表GKパク・ウィジョン(18)の来季加入内定を公式発表。韓国紙『中央日報』が同選手の鹿島アントラーズ行きに至った背景を伝えている。

 パク・ウィジョンはU15韓国代表に選ばれると、その後もコンスタントに年代別代表に選出。韓国国内で結果を残していた。また今月2日には韓国メディア『スポーツ朝鮮』が「パク・ウィジョンと鹿島アントラーズが4年契約を交わすことで合意した」と報じると、7日になって鹿島アントラーズ加入が正式決定している。

 『中央日報』はパク・ウィジョンについて「身長192cmと優れた体格を持ち、敏捷性と判断力に優れた有望選手。JリーグのGKに求められる要素として注目されているビルドアップ能力も高い」と紹介。

 その上でパク・ウィジョンが鹿島アントラーズ加入を決めた経緯については、同選手に近い関係者の話として「鹿島アントラーズにはGKコーチが2人いる。それに若手GKに対して、継続的に質の高いトレーニング環境を提供できるクラブだ」と紹介。佐藤洋平GKコーチと曽ヶ端準アシスタントコーチの2人体制であることを要因のひとつに挙げている。

 一方で『スポーツ朝鮮』の報道によると、鹿島アントラーズは元韓国代表GKクォン・スンテ(38)とコーチ手形付きの契約延長で合意に達しているとのこと。スンテに対して、パク・ウィジョンの育成を期待しているとの見方を示している。

 なお鹿島アントラーズのGK陣では、スンテの他にGK沖悠哉(23)が在籍しているほか、今年8月の岩政大樹監督就任以降はGK早川友基(23)が出場機会を確保。GK山田大樹(20)はファジアーノ岡山へ育成型期限付き移籍することが今月7日に正式決定している。




◆鹿島加入の理由は?U18韓国代表GKを現地特集。“コーチ手形”スンテに期待も(FOOTBALL TRIBE)

2022年11月4日金曜日

◆鹿島、クォン・スンテとコーチ手形付で契約延長へ!韓国人GKも獲得か(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズは元韓国代表GKクォン・スンテ(38)との契約延長がほぼ確実であるほか、新たに韓国人ゴールキーパーを獲得したようだ。2日、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が報じている。

 スンテは2017年1月に韓国1部・全北現代を退団し、鹿島アントラーズへ加入。曽ケ端準にかわる正守護神として活躍すると、2018シーズンにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に大きく貢献。昨季は一時GK沖悠哉(23)にポジションを奪われていたが、今季のJ1リーグでは開幕戦から8月27日の第27節・川崎フロンターレ戦まで全試合でフル出場。ただ岩政大樹監督が就任して以降は、GK早川友基(23)が出場機会を得ていた。

 『スポーツ朝鮮』は日本サッカー界に詳しい関係者の情報として「クォン・スンテは鹿島アントラーズからコーチ就任の打診を受けた。ただ、クラブは同時にもう1年間選手としてプレーしてもらうことを望んでいる」

 「クラブの提示した1年間の契約延長オファーは、彼が若手ゴールキーパーの成長を手助けしてほしいという意味だ」と報道。選手サイドも鹿島アントラーズからのコーチ手形付きのオファーを受け入れており、近日中にも契約延長が正式決定するという。

 また鹿島アントラーズは韓国・漢陽工業高校3年生の元U17韓国代表GKパク・ウィジョン(18)とすでに4年契約を交わしているとのこと。『スポーツ朝鮮』は、クラブがスンテにパク・ウィジョンの指導を託すと伝えた上で「スンテは技術だけでなく、コーチングスタッフや選手との絆、そして人柄も高く評価されている」と綴っている。

 なおパク・ウィジョンの今後については、来季から2年間は育成期間に充てられるとのこと。順調に成長すれば、2025シーズンから出場機会を得るとみられる。




◆鹿島、クォン・スンテとコーチ手形付で契約延長へ!韓国人GKも獲得か(FOOTBALL TRIBE)



2022年10月6日木曜日

◆涙に崩れた鹿島GKクォン・スンテ「僕がJリーグで最初に勝った試合が甲府戦だった」(ゲキサカ)






[10.5 天皇杯準決勝 甲府1-0鹿島 カシマ]

 9月に入って以降はJ1リーグ戦で先発落ちし、天皇杯準々決勝・神戸戦(○1-0)以来の公式戦出場となった鹿島アントラーズGKクォン・スンテだったが、チームにタイトルをもたらすことはできなかった。

 試合後、ミックスゾーンに姿を現したクォンは「サポーターの皆さんに本当に申し訳ない気持ちしかない」とコメント。「最後の試合だというつもりで準備した」と明かしつつ、「いまこの結果に対して何を言っても言い訳にしかならない」と悔しそうに語った。

 2017年から鹿島に加入し、19年のAFCチャンピオンズリーグ制覇をもたらした守護神。タイトルへの思いは鹿島の中でもひときわ強く、この日も試合終了直後はセンターサークル付近にうずくまり、涙で立てなくなっていた。

「いろんな気持ちが重なった。僕がJリーグで最初に勝った試合が甲府戦だった。(この試合が)最後とは言わないが、甲府戦でこういう結果になったことにいろんな感情がある」。2017年のJ1第2節でのJリーグ初白星を振り返った38歳は「本当に苦しいです」と悲痛な心境を吐露し、取材エリアを去った。

(取材・文 竹内達也)





◆涙に崩れた鹿島GKクォン・スンテ「僕がJリーグで最初に勝った試合が甲府戦だった」(ゲキサカ)





2022年7月17日日曜日

◆「選手を代表して謝りたい」守護神クォン・スンテが伝える勝者のメンタリティ「鹿島のために1試合1試合…」(サッカーダイジェスト)






2年ぶりに家族の前でプレーした「特別な試合」だった


 鹿島アントラーズは7月16日に行なわれたJ1リーグ22節で、ヴィッセル神戸と対戦。52分に先制を許すが、87分に追いつき1-1の引き分けで終わった。

 52分に交代出場の大迫勇也に先制弾を決められ、キム・ミンテが2枚目の警告を受けて60分に退場するなど、劣勢の展開だった。そんななか、リーダーシップを発揮し、同点弾をアシストした鈴木優磨、ピッチを縦横無尽に走り、ネットを揺らした和泉竜司とともに、諦めない鹿島を体現したのが守護神のクォン・スンテだ。

 まずは後方からコーチングし、退場者が出た守備を整備。ピトゥカを真ん中でプレーさせ、ワンツーなどで敵が中央を崩してくるのを防いだ。ミドルシュートは自身が防ぐとチームメイトたちに伝えつつ、20分には汰木康也の至近距離からのショットを、後半のアディショナルタイムには大迫の強烈なシュートを見事にセーブするなど、少なくないピンチをことごとく防いだ。

 そんな守護神は、試合後にファンに向けてこう切り出した。

「(シュートを)止めたことより、これだけたくさんの方々が足を運んでくれたなかで、勝利を届けられなかったということの方が大きい。勝利出来なかったことを選手を代表して謝りたい」

 この日の試合は自身にとっても特別な一戦だった。試合前に19節の柏戦で達成したJ1通算100試合出場達成のセレモニーが行われ、来日した家族が登場した。

 現在は単身赴任中の元韓国代表GKは、「家族と会ったのは7か月ぶり。実際にこうして試合を見てくれたのは2年ぶりくらい。そういう特別な日に勝利出来なかったのは少し残念ですが、ホームで負けていない。パパとしての仕事を見せられたのは、今日は良いお父さんになれたかなと思います」とはにかんだ。

 全北現代モータース時代に2度のACL制覇を経験し、韓国代表GKとしても不動の地位を築いていたなかでのJリーグ挑戦。鹿島でも来日2年目の2018年にACL制覇に貢献するなど多くの功績を残した。その一方で、20年には沖悠哉にスタメンの座を明け渡すなど、20年、21年の2年間でリーグ戦12試合出場に留まった。それでも後輩GKたちに自身の経験を伝えるなど、常に模範としてあり続け、今季は再び正守護神の座に返り咲き、ここまで全試合に出場している。

「100試合出場という数字は僕としても少し特別に思っています。実際苦労した時期もあります。それでもチームから必要とされ、100試合を達成できたのは凄くうれしく思っています。もちろん(今日も)勝てればもっと良かったですが」

 そして、通算出場記録を103に伸ばしたクォン・スンテは、今後についてはこう語った。

「数字は関係ないと思っています。150、200試合という数字よりも、鹿島のために1試合1試合できることの幸せを感じながら、チームの勝利の為に頑張っていきたい」

 6年ぶりのタイトル奪還のためにも、勝者のメンタリティを備える守護神のこの言葉を忘れてはいけない。

 2位につける鹿島は、E-1選手権の中断明け後の次節、勝点5差で首位を走る横浜との敵地での大一番を迎える。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)




◆「選手を代表して謝りたい」守護神クォン・スンテが伝える勝者のメンタリティ「鹿島のために1試合1試合…」(サッカーダイジェスト)





2022年6月13日月曜日

◆【ルヴァン分析】鹿島アントラーズ「声出し応援解禁試合」の福岡戦後、クォン・スンテ、三竿健斗、土居聖真、3選手の「サポーターの声」への反応(サッカー批評)






【JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦 鹿島アントラーズvsアビスパ福岡 2022年6月11日 15:03キックオフ】


「すいません。すいません」

 クォン・スンテが手を合わせてゴール裏のサポーターたちに言いながら通り過ぎて行く。

 声出しを伴う応援がようやく解禁されたこの日、鹿島は試合には2-1で勝利したものの、トータルスコアでは2-2。アウェイゴールの差で敗退することになり、試合後の選手たちにはサポーターからの不満が浴びせられた。

 クォン・スンテよりも先に反応したのは三竿健斗だった。久しぶりの容赦ない言葉に思わず足を止めて声の方を見据えると、それを土居聖真が止めた。

 私は鹿島のサポーターではないが、ここ最近のリーグ戦では上手くいかない試合が続いていたとはいえ、まさかこんな結末になるとは思っていなかった。福岡での1戦目をウノゼロで落とした鹿島がホームの声援を力に逆転するのだろう、と思っていた。鹿島というのはこういう時には勝つチーム、という印象が強かった。


■スタジアムのテンションは高かった


 試合前、スタジアムのコンコースの柱には張り紙があった。『新選手チャント』と書かれたそれには、常本佳吾や関川郁万ら、この日初めて鹿島サポーターから個別のチャントを歌ってもらえる選手の歌詞が書かれていた。

 コロナ禍の影響を受け続けて3シーズン目。2年以上に渡り、無観客試合、5000人(もしくは50%)制限、リモート応援、拍手のみの応援、とサポーターは我慢と協力を続けてきた。そしてようやく今年の5月17日、まだ試験段階とはいえ、ようやくスタジアムに声が戻ってくることがJリーグから発表された。初戦に選ばれたのはルヴァンカップのカシマサッカースタジアムだ。

 席間隔が再び広がったり、不織布マスクの着用のみならず飲食も制限(ソフトドリンクのみ可)されたりと条件がついているとはいえ、声と天秤にかければどちらが応援に重要かは明白だった。用意された声出し可能エリアのチケットは飛ぶように売れた。

 当然、スタジアムのテンションはウォーミングアップ前から高かった。チーム名を言うだけでも、当たり前のように毎試合歌っていた定番のものを口にするだけでも、今やそれは特別なことだった。

 10分も経たないうちに奈良竜樹と鈴木優磨が負傷交代を余儀なくされる、という両者にとってまさかの立ち上がりとなったものの、鹿島は鈴木に代わって久々の登場を果たしたエヴェラウドが幸先よくゴールを決めて34分にトータルスコアをタイにすることに成功。さらに40分には仲間隼人にもゴールが生まれ、逆転してみせた。


 しかし、前半アディショナルタイムの最後にアウェイゴールを許すと、後半は福岡の守備をこじ開けることができず。試合には勝ったのは鹿島だが、勝ち抜けたのは福岡だった。

“博多へ帰ろう”を高らかに歌い上げて喜ぶアウェイゴール裏とは対照的に、ホームゴール裏はバッドエンドを迎えていた。これまでは敗れた試合でも拍手をすることしかできなかったが、声出しの解禁はブーイングの解禁でもあった。

 ただし、試合に負けた、あるいは、最近の不調で溜まっていたストレスを乱暴にぶつけた、という単純なものではない。サポーターからすれば、鹿島というチームが持つべきスタンスを示した形だった。

 ブーイングと共にあちこちから飛んでいたのは「タイトルを逃したんだぞ!それをわかってるのか!?」というものだった。

 逆転を目指すホームゲームで声援が解禁。声援が解禁、という前例が当てはまるケースはないとはいえ、鹿島というのはこういう時に勝つチーム、というイメージはあった。しかし結果が、今はそうではい、ということを言っていた。

 久しぶりの声援が必要以上に昔を思い出させたこともあってか、結果が突きつけてくるそのショックは大きかった。ここで拍手をして労ったら、鹿島が鹿島でなくなってしまう。そういうブーイングだった。声出しの解禁は、拍手しかできなかったサポーターにとって、厳しさの解禁でもあった。


■サポーターの言いたいことは痛いほど分かっていた


 一悶着があったとはいえ、サポーターが言いたかったことは選手たちも痛いほどわかっていた。

 常本は「(鹿島サポーターの)声援の中でプレーする、という夢は叶った」としつつ「また応援してもらえるように、結果を求めて戦っていきたい」と続けた。この日の2ゴールではいずれも大きな役割を果たした彼だが「タイトルを求められるチームでやっているので、敗退の責任を感じている」と言葉を使った。

 今シーズンは海外から復帰した鈴木が“強い鹿島”を再び見せるべく奮闘を続けてきたが、その姿は若いチームに(鈴木もまだ26歳ではあるが)鹿島らしさを少しずつ植え付けている。この日は手厳しいものになったが、声援もまた、それを加速させることになるのだろう。

■試合結果
鹿島アントラーズ 2―1 アビスパ福岡

■得点
34分 エヴェラウド(鹿島)
40分 仲間隼斗(鹿島)
45+5分 山岸祐也(福岡)




◆【ルヴァン分析】鹿島アントラーズ「声出し応援解禁試合」の福岡戦後、クォン・スンテ、三竿健斗、土居聖真、3選手の「サポーターの声」への反応(サッカー批評)





2022年6月4日土曜日

◆鹿島GK権純泰「無失点で勝利に貢献したい」 リーグ3試合で計8失点、守備の立て直し急務(スポニチ)






 鹿島のGK権純泰(クォンスンテ)が4日のルヴァン杯プレーオフ第1戦、アウェー福岡戦で完封勝利を目指す。
 直近のリーグ3試合で計8失点と守備の立て直しが急務。守護神は「前線はタレントがそろっているので、無失点で勝利に貢献したい」と誓った。

 前回の対戦時に決勝点を挙げたFW上田は日本代表で不在だが「まずは自分が良い準備をすることが大事」と目の前の試合に集中する構えを示した。





◆鹿島GK権純泰「無失点で勝利に貢献したい」 リーグ3試合で計8失点、守備の立て直し急務(スポニチ)


2022年4月29日金曜日

◆【鹿島】GKクォン・スンテ、C大阪戦のGKキム・ジンヒョンの外国籍最多出場記録に敬意(ニッカン)






記録対決で、どちらに軍配が上がるか-。鹿島アントラーズは29日、ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪とリーグ戦を戦う。Jリーグ発足以降、J1で闘い続けた鹿島は、同試合がJ1通算1000試合目に当たる。対するC大阪は、GKキム・ジンヒョンが鹿島戦に出場すればJ1通算333試合で、かつてヴィッセル神戸などに在籍したブラジル人FWマルキーニョスの持つ、外国籍選手最多出場記録に並ぶことになる。

この一戦を前にした28日、鹿島のGKクォン・スンテ(37)がオンライン取材に応じた。クラブの1000試合目を迎えることに「歴史的な試合を迎えられることは光栄だが、かといってリーグ戦の1試合。1000試合目を勝って終わりたい」と、節目の試合を白星で飾る意欲を見せた。

また、同じ韓国人GKとして、記録を打ち立てるキム・ジンヒョンに「率直にすごいと思っている。僕も助っ人として日本でプレーしているが、助っ人が海外で300試合以上出るのはすごいこと。まずは、おめでとうと伝えたい。お互いにけがせずに、もっと長い選手生活をしてほしいと思っている」と敬意を表した。記録も注目だが、鹿島は勝てば首位に立つ一戦。鹿島の守護神は無失点へのこだわりを口にし「大事なアウェーの試合になる。この試合に勝つために、みんなでいい準備をしている。勝ちます」と言い切った。




◆【鹿島】GKクォン・スンテ、C大阪戦のGKキム・ジンヒョンの外国籍最多出場記録に敬意(ニッカン)


2022年4月9日土曜日

◆「ディフェンス・オブ・ザ・イヤーでは?」ブラジルの日本通記者が、アントラーズ守護神のプレーを絶賛!「奇跡を起こした」(サッカーダイジェスト)






「上田の得点と並ぶ素晴らしい瞬間だった」


 4月6日に行なわれたJリーグ第7節で、鹿島アントラーズは敵地でアビスパ福岡と対戦し、1-0で勝利を収めた。

 71分にFW上田綺世のゴールで先制すると、終盤に福岡の猛攻を撥ね返し、虎の子の1点を守り切った。

 ブラジル・メディア『globo』の日本通、チアゴ・ボンテンポ記者はこの試合で「素晴らしい瞬間がふたつあった」と称えた。ひとつは上田のゴールシーン、そしてもうひとつが、90+6分に見せた守護神クォン・スンテの好セーブだ。    

 後半アディショナルタイム、やや前に出ていたところを、元鹿島の敵FW金森健志にロングシュートを浴びる。ボールは枠を捉えていたが、なんとか片手ではじき出したボールを、味方がクリア。試合終了のホイッスルが鳴る直前の好プレーで、勝利を呼び込んだ。
 
 ボンテンポ記者は「上田のゴールには日本にいるのがもったいないという声も見られた。そして、(クォン・スンテの)このシーンが、間違いなく今季これまでのJリーグで最も印象的な守備のシーンだった」と綴っている。

 ちなみに、この勝利で鹿島は首位に浮上。ボンテンポ記者は「ディフェンス・オブ・ザ・イヤーでは? クォン・スンテがラストスローで奇跡を起こした」とし、守護神の集中力がもたらした勝ち星を称えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆「ディフェンス・オブ・ザ・イヤーでは?」ブラジルの日本通記者が、アントラーズ守護神のプレーを絶賛!「奇跡を起こした」(サッカーダイジェスト)





2022年4月7日木曜日

◆鹿島5連勝で首位浮上 ビッグセーブ連発のスンテ「少しは役に立てた」殊勝に振り返る(報知)









◆明治安田生命J1リーグ ▽第7節 福岡0―1鹿島(6日・ベスト電器スタジアム)

 鹿島が5連勝で首位に浮上した。後半26分、FW上田がゴールを背にボールを受け、反転。福岡DFの寄せが甘くなったところを見逃さず、右足を振りぬいた。強烈な弾道でゴール右上に決まった。3試合連続得点で今季5得点目。得点ランクでも1位に立った。守備陣も奮闘し、GKクォン・スンテがビッグセーブを連発。後半ロスタイムにはゴールに向かったクロス性のシュートをはじき出し、勝利を手繰り寄せた。

 スンテは「GKとして毎試合無失点の試合を意識してやっています。みんなで守り切った。チームの5連勝に少しは役に立ったのではないかと思っています」と振り返った。誰がどう見ても勝利の立役者だが、「少し」と言うのがスンテらしい。「毎年優勝を狙わなきゃいけないチーム。優勝をしなくちゃいけないチーム。ここ数年はその意識が弱かったと思う。。今年は意識が強くできている」。攻守の軸が躍動したアウェー戦勝利だった。




◆鹿島5連勝で首位浮上 ビッグセーブ連発のスンテ「少しは役に立てた」殊勝に振り返る(報知)


2022年2月26日土曜日

◆【番記者“激薦”|鹿島】ベンチ外の屈辱も定位置奪還。背景を知ると、クォン・スンテを見る目にも熱がこもる(サッカーダイジェスト)






彼を見ているといちいち心が動かされる


 ついに幕を開けた今季のJ1リーグ。それぞれのチームとしての戦いぶりが気になる一方、ではその中で注目すべき選手は誰か――番記者が独自の観点で必見プレーヤーをピックアップし、その魅力を伝える。今回は鹿島アントラーズのGKクォン・スンテを紹介する。

――◆――◆――

 昨年10月頃、鹿島がGK獲得に動いているとの情報が舞い込んできた。情報筋によると、クォン・スンテが退団、引退する可能性があることを受けてのアクションで、鹿島は日本代表経験者ら実績あるGKをリストアップしているという内容だった。

 37歳となった元韓国代表GKはその時点でリーグ戦出場なし。ベンチ外になることも珍しくなく、年齢や状況を考えても不自然に感じることはなかった。そして、彼の帰還を待っている人たちが母国に大勢いた。

 だが、その情報は前進することはなかった。スンテはシーズン残り5節となった11月3日の広島戦で初先発し、4-1の勝利に貢献。残り4試合もスターティングリストに名を連ね、4試合連続無失点でシーズンを終えた。

 ACL出場権獲得を目指していたチームにとっては絶対に勝たなければいけないラスト5。目標はかなわなかったが、スンテはしっかりと役割を果たした。

 コロナ禍で練習が非公開となり、練習姿勢を把握できているわけではないが、準備を続けてきたことはプレーを見れば明らかだった。32歳で安住の地を離れ、日本にチャレンジした。年功序列が濃く残る韓国。鹿島では自ら歩み寄って、若手によく話しかけていた。

 また、GKがビルドアップに参加することが当たり前の時代にあって、得意には映らないプレーに適応しようとする。そして来日5年目はベンチ外の屈辱を味わいながらも、戦線に戻ってきた。多くの教訓が詰まっており、彼を見ているといちいち心が動かされる。

「(全北では)鹿島でいう小笠原満男のような存在だった。昨年はサブに回ることが多くなったが、練習の姿勢を見ていると本当に素晴らしかった。ここまでやれるのはサッカー選手としてではなく、人としても素晴らしいと感じた。(契約担当として、スンテに限らず選手の)試合に出られない時の姿勢を見ていて、そこでダラダラやっていたら残っていなかったと思う」(鹿島で強化責任者を務める吉岡宗重フットボールダイレクター)

 今季開幕のG大阪戦。数的優位に立っても、チームメイトを叱咤するスンテの姿があった。もしかしたら、いなかったかもしれない彼が、ここにいる。背景を知ると、見る目にも自然と熱がこもる。

取材・文●内田知宏(報知新聞社)




◆【番記者“激薦”|鹿島】ベンチ外の屈辱も定位置奪還。背景を知ると、クォン・スンテを見る目にも熱がこもる(サッカーダイジェスト)





2022年2月13日日曜日

◆鹿島・GKクォンスンテがプレシーズンマッチへ意気込み「良いスタートにしたい」13日に水戸戦(スポニチ)






 開幕前恒例の水戸とのプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル」(13日・カシマ)を前に、鹿島のGK権純泰(クォンスンテ)(37)が12日、オンライン取材に応じ「足りない部分もあると思うが、今季のスタートとして良い試合をしたい」と意気込みを語った。

 ベテランが若手GK陣とのポジション争いに闘志を燃やしている。19年には30試合に出場したが、ここ数年は出場機会が激減。20年は7試合、昨季はわずか5試合と不本意なシーズンが続いていただけに「若手3人に挑戦者として挑まなければいけない。お互い切磋琢磨(せっさたくま)してシーズンを乗り切りたい」と語った。

 「ポジションを奪われたこともあったし、家族と離れていることも心が痛かった」。ここ2年の苦しい胸の内を明かす。ただ、今季は同じ韓国人DF金眠泰(キムミンテ)(28)が加入。兵役のため韓国に帰国していたキム・ヨンハ通訳(29)も鹿島へ復帰したことで気持ちも切り替わったという。「ここ2年より必ず良いパフォーマンスを見せたい。もっと良い準備をしてチームに貢献したい。2人がいるだけでモチベーションになります」と鹿島での6季目へ意気込んだ。


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◆鹿島・GKクォンスンテがプレシーズンマッチへ意気込み「良いスタートにしたい」13日に水戸戦(スポニチ)


2022年1月1日土曜日

◆鹿島クォン・スンテが一転残留!?インスタの“変化”にサポーター歓喜「年始から最高!」(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属する元韓国代表GKクォン・スンテ(37)は、今季限りでの退団が噂されていたが、ここにきて残留に傾いているかもしれない。

 同選手は2017年1月にKリーグ1(韓国1部)の全北現代を退団し、鹿島アントラーズへ加入。移籍1年目は負傷の影響もあり、J1リーグで12試合の出場に終わったが、2018シーズンに曽ケ端準にかわる正守護神として活躍し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に大きく貢献。しかし、昨季途中からGK沖悠哉(22)に正守護神の座を奪われると、今季はリーグ戦でわずか5試合の出場にとどまっていた。

 そんなクォン・スンテについては、韓国の移籍情報を扱うツイッターアカウント『Korea Football News』は昨年12月13日、「クォン・スンテが鹿島アントラーズを去るかもしれない」と報道。同選手のインスタグラムアカウントのプロフィール欄で鹿島アントラーズの在籍期間が「2017-2021」となっていることに注目していた。

 しかし、今年1月1日正午時点では、インスタグラムアカウントのプロフィール欄で「2017-」と記載されている。そして、これを発見した一部の鹿島アントラーズサポーターからは「期待しても良い!?」、「年始から最高!」と残留を期待する声が上がっている。

 スイス人のレネ・ヴァイラー氏を招へいするなど欧州路線への転換を図る中、クォン・スンテは2022シーズンも鹿島アントラーズのゴールマウスを守ることになりそうだ。







◆鹿島クォン・スンテが一転残留!?インスタの“変化”にサポーター歓喜「年始から最高!」(FOOTBALL TRIBE)





2021年12月14日火曜日

◆鹿島GKクォン・スンテが今季限りで退団!?内田篤人も絶賛した闘志の塊が…(サカノワ)






シーズン終盤、再びポジションを掴む。


 J1リーグ鹿島アントラーズの背番号「1」をつけるGKクォン・スンテが今季限りで退団か!?

 韓国のサッカー情報をまとめるSNS『コレア・フットボールニュース』が12月13日、クォン・スンテのインスタグラムのプロフィール欄が、「KASHIMA ANTLERS 2017-2021」となっていることに着目。「元全北現代ゴールキーパーのクォン・スンテが鹿島アントラーズを去るようだ」と韓国語でコメントしている。

 クォン・スンテは1984年9月11日生まれ、韓国出身の37歳。184センチ・85キロ。キャプテンも務めた全北現代モータースから、2017年、鹿島に加入。2018年、クラブ初のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献した。ACLは全北現代時代を含めると3度優勝している。

 2020年途中にチームが不調に陥るなか、東京オリンピック日本代表候補となった沖悠哉にポジションを譲る。しかし、鹿島を勝たせるため、常に全力で闘うという姿勢は変わらず、今季も第2GKとしてチームを支えた。そしてシーズン終盤にポジションを掴み、リーグ5試合など公式戦計13試合に出場した。

 2018年のACL準決勝・水原三星とのホームでの第1戦ではビッグセーブを見せるとともに、相手選手と一色触発になる場面も。ただ、「あれでチームにスイッチが入った。火がつきました」と内田篤人も語っていたが、鹿島スタジアム全体に闘志をもたらし、結果、その試合での内田の劇的決勝ゴールが生まれ(〇3-2)、そこからアジア制覇のタイトルにつなげた。

 特にこのコロナ禍での2シーズン、いろいろな面で苦しんできたはずだが……。いずれにせよ、本人あるいはクラブからの何かしらの発表があるのを待ちたい。




◆鹿島GKクォン・スンテが今季限りで退団!?内田篤人も絶賛した闘志の塊が…(サカノワ)


2021年12月10日金曜日

◆異論は認めず!“my”ベスト11|クォン・スンテのプロフェッショナル精神は後世に伝えたい【記者の視点】(サッカーダイジェスト)






大迫の価値はむしろ高まっている





 先日のJリーグアウォーズで発表された今季のベストイレブン。それとは一線を画すような11人を選ぶとするなら、どんな顔ぶれになるか。活躍度は込みだとして、印象的なプレー、人柄、将来性、単純な好み……選定基準はなんでもアリ。報知新聞社の内田知宏記者に、独自の視点で今季の「myベストイレブン」を選定してもらった。異論は、認めない。


――◆――◆――

 
FW 大迫勇也(神戸)
欧州よりもFW起用に執着してのJ復帰。日本代表でのプレーでは、世間から衰えを指摘される年齢に入ってきたが、味方にはチャンスを、敵には守る技量を、見る側には日本人が届かないだろうと思われていた1トップ像をもたらしてくれる。日本サッカーに対する価値はむしろ高まっている。

FW 大久保嘉人(C大阪)
東京Vで振るわなかった昨季に引退せず、C大阪で戦力として働いた今季で引退。荒々しさがカードの枚数や反感につながった時代もあったが、勝負に真剣な姿勢の裏返しだと分かると、頼もしくて仕方がなかった。「結果が出なければ引退」と臨んだ今季まで、感情を揺さぶられる数少ないストライカーであり続けた。

MF 旗手怜央(川崎)
DFの選手に、守っていて何が一番嫌かと問うと「倒れない、倒せない選手」と返ってくることが多い。まさにそんな選手。低重心で相手にぶつけられても倒れない、ボールを離さない。体格に恵まれた選手よりも、そうでない選手が踏ん張る姿には勇ましさを感じ、心に刻まれる。川崎の止まらない攻守に、欠かせなかった。

MF 荒木遼太郎(鹿島)
ドリブルを始める姿勢は本山雅志のシルエット。狭いエリアでのボールタッチは香川真司をほうふつとさせる。アクシデントを含めて、変化がなければなかなかゴールが生まれない時代。プロ2年目にして、何度も作り出していた。きっと海外へと飛び立つ日も近いだろう。今のうちに目に焼き付けておきたいと思わせる選手だ。

MF 三竿健斗(鹿島)
ホーム最終節、サポーターへ向けたスピーチが印象的だった。「サッカーの初歩的なことだけを追求しても、タイトルを取り続けられるチームには、僕はなれないと思います」。真意は分からないが、相馬直樹監督の指導を批判したとも受け取れるメッセージ。発する時と場所を選べ、批判は良くないという意見もあるだろうが、鹿島には「勝てる秘訣がある」と思って移籍してきた選手の苦悩と覚悟が感じられた。これを聞いてから今季のプレーを見返すと違った見え方となる。


川崎が喫した2敗、ピッチにいなかったのは?


MF ディエゴ・ピトゥカ(鹿島)
いつもイライラしているように見えたが、ラフプレーが増えるでもなく、気持ちが切れることもなく、むしろエンジンが温まっていく。いわゆる闘将タイプで、ボールを持っていないときでも、視線を持っていかれることが多かった。今季は独走で連覇を決めた川崎の影に隠れたが、プレーの質は高く、来季はさらに警戒されるだろう。

DF 酒井高徳(神戸)
サイドバックの重要度が増すなかで、攻守でクオリティが高い。日本に初めて訪れたサイドバック充実期から少しズレていれば、日本代表のサイドバックとして歴史に名を残していたのではないか、と思わせるプレーだった。

DF 谷口彰悟(川崎)
リーグ戦で喫した2敗は彼がピッチにいない試合だった。敗戦を通しても貢献度が計り知れる。

DF ジェジエウ(川崎)
多くのクラブが言葉の問題や、攻撃に予算を使いたい考えから、センターバックの助っ人を取りたがらないが、こんな助っ人がいるなら一考しようと思い直したクラブがあるだろう。

DF 酒井宏樹(浦和)
多くの人が「なぜ今?」と思った今夏のJ復帰。大迫と同様に、彼がもたらすものは多い。特にクロス、間合いが近い守備は迫力を感じさせる。

GK クォン・スンテ(鹿島)
37歳。韓国のクラブに戻ればレジェンドとして扱われ、試合にも出られるだろうに、母国には戻らず、ずっと鹿島ベンチでチャンスを待っていた。終盤はゴールマウスに立ち、試合間隔が空いていたことを感じさせないプレーを見せた。Jリーグの優秀選手に選出されたGKも素晴らしいが、彼のプロフェッショナル精神を文字として残しておきたかった。

取材・文●内田知宏(報知新聞社)



◆異論は認めず!“my”ベスト11|クォン・スンテのプロフェッショナル精神は後世に伝えたい【記者の視点】(サッカーダイジェスト)





2021年8月13日金曜日

◆【J1分析】湘南対鹿島「クォン・スンテ先生の特別講義」(1)飲水タイムにGK沖悠哉が探し求めた相手(サッカー批評)






【明治安田J1リーグ 第23節 湘南ベルマーレvs鹿島アントラーズ 2021年8月9日 19:03キックオフ】

 飲水タイムにベンチ前に戻ってきた鹿島アントラーズのゴールキーパー沖悠哉は、誰かを探しているようだった。

 視線を動かしてみると、ビブスを着た控え選手の中にも同じように誰かを探している選手がいた。すぐに2人は互いを見つけ、沖の肩にクォン・スンテの左手が置かれた。青いユニフォームに身を包む2人は、白いユニフォームのフィールドプレーヤーの輪の外に出てキーパーだけの世界に入っていった。

 水を飲みつつも、一瞬たりとも視線を外さない背番号31。そして時には大きな動きを交えながら話し続ける背番号1。さながら、スンテ先生の特別講義、といった様相だ。

 身振りからは、どうやらボールの追い方や構え方、ポジショニングなど細かい部分を突き詰めているようだった。


■多くのことを伝えるスンテ


 2人がこうしてコミュニケーションをとる姿は決して珍しいものではない。鹿島サポーターにとって、クォン・スンテが積極的に他の選手にアドバイスを送る姿はお馴染みのものだ。ただし、この日の授業はいつも以上に熱を帯びていた。

 ウォーミングアップ中、前半飲水タイム、ハーフタイム、後半飲水タイム……話す機会がある度に互いに歩み寄り、時間の許す限り話は続いた。試合中に気づいた些細なことをその場で全て伝えることでチームの勝利が近づき、試合を通じた成長も加速されるのだろう。

 昨シーズン、クォン・スンテは第7節までゴールマウスを守っていた。ところが第8節の大分戦で曽ヶ端準がスタメン、沖がサブに入りベンチを外れると、続く第9節では沖がデビュー。以来、クォン・スンテのリーグ戦での出番はゼロだ。沖はデビュー直後に体調不良で離脱したものの、そこでスタメンに名を連ねたのはこちらもJ1初出場となった山田大樹だった。


【J1分析】湘南対鹿島「クォン・スンテ先生の特別講義」(2)「鹿島アントラーズらしさ」が結晶した場面


 ルヴァン杯で出場機会が与えられることはあるものの、ACLを3度制した韓国の名手はまだまだ控えやカップ戦要員に甘んじる存在ではない。それでも、ポジションを争う若手に成長と勝利のための細かいアドバイスを送ることを決して欠かさない。彼らの成長が自らの出番を減らすことになるとしても関係ない。

 また、ゴールキーパーにだけでなく、彼は常本佳吾や林尚輝といった若いディフェンス陣にも積極的に声をかけに行く。その姿を見ていると、鹿島アントラーズというのはそういうチームだから時代に関係なく強いのだ、ということを自然と思わされる。

 この日、いつも以上に講義に熱が入っていたのは、リーグ戦でベンチ入りをしたのが5月30日まで遡ることとも無関係ではないだろう。練習中ではなく、試合の中でしか見えてこないものや伝わらないものがある。


■「鹿島だなぁ」と感じさせられた


 だからこそ、限られた機会、限られた時間の中で自分にできることを可能な限り全て伝える小笠原満男、内田篤人、曽ヶ端準らが現役を退いた今、スタメンでなくても選手として試合会場に彼がいる価値は計り知れない。この関係がこの先何シーズンも同じように続くとは残念ながら考えにくいが、今のこの貴重な体験が若い世代の中に鹿島らしさとして残ることになるのは間違いない。

 犬飼智也のゴールで勝利を収めた試合後、沖はピッチ中央で先生と勝利を分かち合った。

 そしてすぐに講義が始まり、それは2人の姿がロッカーに消えていくまで続いていた。

 鹿島だなぁ、と、やはりどこか懐かしい気持ちにさせられた。 

■試合結果

湘南ベルマーレ 1-2 鹿島アントラーズ

■得点

13分 大橋祐紀(湘南ベルマーレ)

29分 犬飼智也(鹿島アントラーズ)90+2分 犬飼智也(鹿島アントラーズ)


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◆【J1分析】湘南対鹿島「クォン・スンテ先生の特別講義」(1)飲水タイムにGK沖悠哉が探し求めた相手(サッカー批評)
◆【J1分析】湘南対鹿島「クォン・スンテ先生の特別講義」(2)「鹿島アントラーズらしさ」が結晶した場面(サッカー批評)





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