
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年8月29日月曜日
◆【番記者の視点】川崎との上位対決に敗れた鹿島 与えた「脅威」は「兆し」になりえるか(報知)

◆明治安田生命J1リーグ▽第27節 川崎2―1鹿島(26日・等々力陸上競技場)
岩政大樹監督は手をたたきながら、選手を出迎えた。上位対決での敗戦に拍手はそぐわないが、あえてそうしているようだった。「選手は申し分ない試合を90分してくれた。負けたのは僕の責任」と敗戦を受け止めつつも「時代をひっくり返すというところに手応えを感じた」と内容を評価したからだった。
中盤の底に入ったディエゴピトゥカは本来のスピードある正確なパスで展開し、仲間は駆け引きを続けた。サイドでパスを受ける位置に策を見、そこを起点として押し込むことに成功。「選手個人が持つ能力の発揮率を高める」という岩政監督の公約が形になった。開始早々の2失点には課題を感じさせられ、この敗戦でJリーグでは川崎に14試合連続未勝利(4分け10敗)となったことも事実だが、この7年間で最も勝利に近づいた試合ではないだろうか。
この感覚を岩政監督は「僕からしたら数年前に鹿島が通った。鹿島はゲームコントロールで(川崎に)勝ちました。川崎は良いサッカーをした(が、勝てなかった)。それが(数年前の状況から)逆転してきた」と言った。
2000年代後半から10年代中盤まで、タイトルがかかる状況で鹿島は川崎を跳ね返し続けた。立場が逆転したのが、2017年の最終節。鹿島が磐田戦で勝ち切れず、川崎に逆転での初優勝を許したことで時代が変わった。鹿島は国内タイトルから遠ざかり、川崎はリーグ連覇を2度達成するなど黄金期に入った。実際に立場が逆転する前から川崎のサッカーを「脅威」に感じていたが、それを川崎に感じさせられた感覚が、岩政監督にはあった。
2000年代前半には浦和は、若さとスピードで鹿島に襲い掛かった。逆に2000年代中盤には鹿島が巧みな技術と試合運びで、浦和やG大阪に食らいつく姿があった。潮目は突然やってくるわけではなく、前触れがある。岩政監督就任後、3試合目で初の敗戦となったが、その「兆し」は随所に見られた。(鹿島担当・内田知宏)
◆【番記者の視点】川崎との上位対決に敗れた鹿島 与えた「脅威」は「兆し」になりえるか(報知)
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