
日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2018年7月30日月曜日
◆熊谷浩二は選手たちに伝えている。 ジーコスピリッツは人生にも必要だ(Sportiva)

遺伝子~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(22)
熊谷浩二 後編
◆土居聖真「ボールを持つのが 怖くなるほど、鹿島はミスに厳しかった」(Sportiva)
◆中田浩二「アントラーズの紅白戦は きつかった。試合がラクに感じた」(Sportiva)
◆中田浩二は考えた。「元選手が 経営サイドに身を置くことは重要だ」(Sportiva)
◆スタジアム近所の子供が守護神に。 曽ヶ端準とアントラーズの幸せな歩み(Sportiva)
◆曽ヶ端準「ヘタでも、チームを 勝たせられる選手なら使うでしょ?」(Sportiva)
◆移籍組の名良橋晃は「相手PKに ガックリしただけで雷を落とされた」(Sportiva)
◆名良橋晃がジョルジーニョから継ぎ、 内田篤人に渡した「2」への思い(Sportiva)
◆レオシルバは知っていた。「鹿島? ジーコがプレーしたクラブだろ」(Sportiva)
◆「鹿島アントラーズは、まさにブラジル」 と言い切るレオシルバの真意(Sportiva)
◆「ジーコの負けず嫌いはハンパなかった」。 本田泰人はその魂を継いだ(Sportiva)
◆「アントラーズの嫌われ役になる」 本田泰人はキャプテン就任で決めた(Sportiva)
◆ユースで裸の王様だった鈴木優磨が 「鼻をへし折られた宮崎キャンプ」(Sportiva)
◆鹿島・鈴木優磨のプロ意識。 いいプレーのため、私生活で幸運を集める(Sportiva)
◆岩政大樹の移籍先は「アントラーズと 対戦しないこと」を条件に考えた(Sportiva)
◆中田浩二「アントラーズの紅白戦は きつかった。試合がラクに感じた」(Sportiva)
◆中田浩二は考えた。「元選手が 経営サイドに身を置くことは重要だ」(Sportiva)
◆スタジアム近所の子供が守護神に。 曽ヶ端準とアントラーズの幸せな歩み(Sportiva)
◆曽ヶ端準「ヘタでも、チームを 勝たせられる選手なら使うでしょ?」(Sportiva)
◆移籍組の名良橋晃は「相手PKに ガックリしただけで雷を落とされた」(Sportiva)
◆名良橋晃がジョルジーニョから継ぎ、 内田篤人に渡した「2」への思い(Sportiva)
◆レオシルバは知っていた。「鹿島? ジーコがプレーしたクラブだろ」(Sportiva)
◆「鹿島アントラーズは、まさにブラジル」 と言い切るレオシルバの真意(Sportiva)
◆「ジーコの負けず嫌いはハンパなかった」。 本田泰人はその魂を継いだ(Sportiva)
◆「アントラーズの嫌われ役になる」 本田泰人はキャプテン就任で決めた(Sportiva)
◆ユースで裸の王様だった鈴木優磨が 「鼻をへし折られた宮崎キャンプ」(Sportiva)
◆鹿島・鈴木優磨のプロ意識。 いいプレーのため、私生活で幸運を集める(Sportiva)
◆岩政大樹の移籍先は「アントラーズと 対戦しないこと」を条件に考えた(Sportiva)
◆リーグ杯を負けた岩政大樹は妻の前で 号泣。「あのとき覚悟が決まった」(Sportiva)
◆塩釜FC時代の遠藤康は 「鹿島からオファーが来るとは思わなかった」(Sportiva)
◆鹿島一筋12年の遠藤康。 「小笠原満男の跡を継ぐイメージはないです」(Sportiva)
◆熊谷浩二は鹿島入団をすぐ後悔した。 「ここに来なければよかった」(Sportiva)
6-2と圧勝した柏レイソル戦から中2日で迎えた7月25日アウェイのセレッソ大阪戦。ACLのために未消化だった1戦で奪える勝ち点数は、順位に大きく影響する。
酷暑のなかでの連戦。当然疲労に対する危惧もある。しかし、鹿島アントラーズの選手たちは終始アグレッシブな姿勢でピッチを駆けた。
「前向きな気持ちが結果に繋がっている」
試合後、土居聖真が語ったように試合は、0-2と鹿島の勝利で終わる。得点者は鈴木優磨と土居だった。金崎夢生の移籍が発表された直後、次世代を担う選手たちが躍動した試合だった。
「ちょっとしたミスであってもみんなでカバーするという雰囲気があり、僕ら前線の選手も思い切ってチャレンジできる。たとえ、(ボールを)奪われてもすぐに周りが回収(再度ボールを奪い返す)してくれる。そういうところが、何回もペナルティ・エリアの中へ侵入する勇気に繋がっていると思います」と安部裕葵。
チャレンジ・アンド・カバー。チーム全体に漂うのはそんな空気だった。
気持ちよく試合を進めたのは、攻撃陣だけではなかった。犬飼智也が鈴木の先制点をアシストすると、41分に負傷退場した昌子源に代わり出場した町田浩樹も土居の2点目をアシストした。
「アシストをしたことよりも、無失点に抑えられたことのほうが嬉しい」と町田は安堵感とともにそう語っている。
「高い能力を持った選手たちです。でも、若いために、意欲が強すぎて、ミスをすることもある。そういうときは『大丈夫』とか『集中』とか日本語で言葉をかけます。たまに韓国語で言ってしまうことがあるけれど、気持ちは伝わっているはず」
この日好セーブを連発したGKのクオン・スンテは、若いセンターバック陣についてそう話した。そして、鳥栖からの加入が決まった韓国代表の24歳のセンターバック、チョン・スンヒョンについては、「できるだけサポートしたいと思っています。でも、集中を欠くようなときは、日本人選手に対するよりも、叱るとは思いますが……」と笑った。
翌26日、大阪で行われたトレーニングには、そのスンヒョンの姿があった。左足関節捻挫で全治約3週間となった昌子に代わり、急遽大阪入りしたという。
「昨日の夜の9時に言われて、びっくりしました。初めての練習は緊張もしましたが、チームメイトがよくしてくれました。アントラーズはJリーグで一番強いチームですし、一番名門だと思いました。昌子選手がJリーグで一番いい選手だと思いますが、僕も韓国のプライドをかけて、ここに在籍していたイ・ジョンスさんやファン・ソッコさんもすごい成績を残していたので、それ以上の成績を残さなければいけないと思っています。そして、それを超えるような選手になることが、目標です」
日本語を交えながら、意気込みを語るスンヒョン。早ければ、土曜日のガンバ大阪戦の出場も可能だが、W杯以降チーム練習からは遠ざかっていたため、コンディション的には不安も残る。それでも、「常に準備をしているのがプロサッカー選手」と話した。
「アグレッシブさ、意識の高さに感服した。チームとして一体感を持って戦えた」
大岩剛監督は、試合後、選手たちをねぎらうようにそう評した。先発の平均年齢25.82歳。若いアントラーズはこの夏を駆け抜けられるのか?
大阪2連戦の後半は7月28日、新監督を迎え、情報量の少ないガンバ大阪との対戦だ。
鹿島アントラーズのクラブハウスでは、トップチームのトレーニングだけでなく、高校生で構成されるユースチームの練習も行われている。
「こんにちは」「こんにちは」
そんな少年たちは、取材陣を見つけると、次々に挨拶してくれる。以前も挨拶をしてくれてはいたが、今のように大きな声が響き渡るほどではなかった。溌剌(はつらつ)とした空気を生み出したのが2014年からアントラーズユースを率いる熊谷浩二監督だった。
2006年より鹿島アントラーズ強化部スカウトに就任。遠藤康、大迫勇也や柴崎岳、昌子源、植田直通などの獲得に尽力し、2011年からユースチームのコーチを務め、2014年から監督としてチームを率いている。

――鹿島は毎年、有力な高校生を獲得しています。スカウト力の高いクラブだと思うのですが……。
「これもまた有難い環境だったのですが、長年スカウトを務めていた平野(勝哉)さんや椎本(邦一)さんという素晴らしい方々が築いた地盤があったので、僕のようにまったくの素人であっても、『鹿島のスカウト』として受け入れてもらえる部分がありました。もちろん、だからこその難しさもありましたが、ふたりの先輩からたくさんのことを教えて頂き、本当に勉強になる時間を過ごせました」
――やはり、鹿島アントラーズというブランドは生徒や親御さん、学校関係者にとっても魅力的なものなのでしょうか?
「もちろん、そうですね。何かを説明するまでもなく、『入りたい』と思ってもらえるクラブだということを強く感じました。ただ、同時に、『レベルが高く、競争が激しい』環境だということもみんな理解しているので、『試合に出られないかもしれない。だったら、別の選択肢を』というふうに考える選手もいて、そういうところでの戦いもありました」
――鹿島で獲得する選手を選ぶ際に、選手の性格を重視すると聞いたことがありますが。
「平野さんと椎本さんから『人間性、パーソナリティ』が大事だと何度も言われました。それを教えてくれるのが指導者だと。ただ、1、2度会っただけでは指導者の方も『大丈夫ですよ』ということしか教えてくれないから、指導者との関係性を築くのが大切だと」
――スカウトを経験したことは、その後ユースのコーチ、監督をするうえでも貴重な時間になりましたか?
「もちろん。単純にいろいろな指導者の方と面識があるというのも大きいですし、同時にたとえば、(遠藤)康や大迫、(柴崎)岳、昌子や植田を見たときの衝撃というか、彼らのレベルを知っていることで、鹿島のトップチームへ入る選手の基準を肌で感じられる。だから、ユースの選手たちに、どれだけの資質や可能性が必要なのかという判断基準にはなっていると思います」

――ユースチーム、下部組織での選手育成は、トップチームへ選手を供給するという役割も大きいですが、そう毎年何人も選手が昇格できるわけでもないですよね。欧州のクラブでも1年に数名というのが現状だと思います。特に鹿嶋という地域性を考えると子どもの数も少ないので、トップで通用する選手をたくさん輩出するのは難しいはず。チームの成績や選手の成長などのビジョン以外にどういう意識で指導されていますか?
「下部組織、ユースというのは、まだまだ土台作りの段階で、そのベースの底上げが重要です。さすがに大迫や柴崎のような素材が次々に生み出せるわけではない。だから、そういう意味で、ユースチームでもスカウト活動だとか、基盤作りをしなくちゃいけないという意識もあります。トップチームへ繋がるような選手を育てることが最大の目的ではあるけれど、トップへ昇格しない選手たちをどう育てるかも重要です。鹿島への想い、帰属意識を選手たちに持ってもらう。それは育成が最低限やるべきことだと思うんです」
――いつの日か、彼らがサッカーをプレーしなくなったとしても、ユースに在籍したことで鹿島への愛情を持ってほしいと。
「鹿島アントラーズへの愛着を持ち、その後の人生を生きてもらえたらと。大学へ行き、就職して社会に出てもそれぞれの場所で、鹿島アントラーズというクラブが好きだという人間をどんどん増やすことが大事だなと。地元に愛され、自分のチームを愛してという選手が育成から育ち、巣立っていく。そして、戻っても来る。そういうことが鹿島アントラーズというクラブの存在価値、あり方だと。僕が今、任されている仕事というのは、そういう基盤作りとクラブへの帰属意識や愛着を育むことだろうと思っています」
――鈴木優磨選手が『挨拶や生活態度について、熊谷さんからは、厳しく言われた』と話していましたが……。
「基本的なこと、最低限やるべきことについては、きっちりみんなで合わせる。それ以降のところは、自分で決断して、進めるということは常に言っているところですね。自分で考えて、自分で工夫し、自分で行動し、自分で決断する力を身につけてほしいので」
――その鈴木選手の活躍が目覚ましいですが、嬉しいんじゃないですか?
「優磨を褒める気はないです(笑)。だけど、優磨の何がすごいかっていうと、サッカーが好きだという芯がしっかりあるということですね。そこに可能性があるというふうには思っていました。優磨に限らず、僕の指導によって子供たちが良くなっているわけでもないし、僕の指導で悪くなっている……かはわからない。ただ、僕が指導する期間は3年間ですが、ひとりの選手が形成されるうえで、様々な環境が影響を及ぼすだろうし、いろんなことがあると思うんです。そういうなかでも、戻ってくる場所、芯があるというのが大事ですし。優磨の場合は、『サッカーが好き』というところが武器になるのかなと思います」
――鹿島アントラーズの魅力とは?
「みなさんが言うことだと思いますが、やっぱり、『誠実、献身、尊重』というジーコスピリッツだと思っています。ユースの選手たちに伝えるときには、嘘をつかないこと、一生懸命やること、感謝の気持ちというふうに置き換えて説明しますが、サッカーというスポーツに対してもそうだし、大人になって、人生という部分でも大事なこと。ただし、非常に難しいことでもある。そういう一番難しいことを理想として掲げて、チーム作りをし、ここまでの結果を残してきた。いろいろな現実があるなかで、理想を追求してきたというところがこのクラブの魅力を生んでいると思います」
――難しいことを理想として掲げたジーコがいて、そのクラブへの忠誠心を皆が持っている。
「人間として大切だけど、難しいであろうことを柱にして、その理想へ向かってチャレンジしながら、ここまで来た。その結果がおそらくほかのクラブとの違いを生み出している。本来、人間としてあるべき姿、向かわなくちゃいけないところへ、サッカーを通して、クラブとしてまとまって、向かっている。それが鹿島の魅力だし、その魅力がひとを惹きつけていると思っています。だからこそ、それをブレずに継続していくことが大切です」
――掲げた指針が芯となり、皆がそこへ立ち返れる。
「心のなかに戻れる場所があるのは強みだと思います。僕は今、育成部門で仕事をさせてもらっているので、愛着や帰属意識もそうですが、そういうジーコスピリッツを選手たちの中に残せるような指導をしていきたいと考えています」
――熊谷監督ご自身の未来予想図は?
「現役時代と同じで、『今日を精いっぱい』という感じの毎日なので。先のことを考える余裕は持てないですね。とにかく与えられた仕事をしっかりとやっていくだけです」
熊谷浩二は選手たちに伝えている。ジーコスピリッツは人生にも必要だ
◆塩釜FC時代の遠藤康は 「鹿島からオファーが来るとは思わなかった」(Sportiva)
◆鹿島一筋12年の遠藤康。 「小笠原満男の跡を継ぐイメージはないです」(Sportiva)
◆熊谷浩二は鹿島入団をすぐ後悔した。 「ここに来なければよかった」(Sportiva)
6-2と圧勝した柏レイソル戦から中2日で迎えた7月25日アウェイのセレッソ大阪戦。ACLのために未消化だった1戦で奪える勝ち点数は、順位に大きく影響する。
酷暑のなかでの連戦。当然疲労に対する危惧もある。しかし、鹿島アントラーズの選手たちは終始アグレッシブな姿勢でピッチを駆けた。
「前向きな気持ちが結果に繋がっている」
試合後、土居聖真が語ったように試合は、0-2と鹿島の勝利で終わる。得点者は鈴木優磨と土居だった。金崎夢生の移籍が発表された直後、次世代を担う選手たちが躍動した試合だった。
「ちょっとしたミスであってもみんなでカバーするという雰囲気があり、僕ら前線の選手も思い切ってチャレンジできる。たとえ、(ボールを)奪われてもすぐに周りが回収(再度ボールを奪い返す)してくれる。そういうところが、何回もペナルティ・エリアの中へ侵入する勇気に繋がっていると思います」と安部裕葵。
チャレンジ・アンド・カバー。チーム全体に漂うのはそんな空気だった。
気持ちよく試合を進めたのは、攻撃陣だけではなかった。犬飼智也が鈴木の先制点をアシストすると、41分に負傷退場した昌子源に代わり出場した町田浩樹も土居の2点目をアシストした。
「アシストをしたことよりも、無失点に抑えられたことのほうが嬉しい」と町田は安堵感とともにそう語っている。
「高い能力を持った選手たちです。でも、若いために、意欲が強すぎて、ミスをすることもある。そういうときは『大丈夫』とか『集中』とか日本語で言葉をかけます。たまに韓国語で言ってしまうことがあるけれど、気持ちは伝わっているはず」
この日好セーブを連発したGKのクオン・スンテは、若いセンターバック陣についてそう話した。そして、鳥栖からの加入が決まった韓国代表の24歳のセンターバック、チョン・スンヒョンについては、「できるだけサポートしたいと思っています。でも、集中を欠くようなときは、日本人選手に対するよりも、叱るとは思いますが……」と笑った。
翌26日、大阪で行われたトレーニングには、そのスンヒョンの姿があった。左足関節捻挫で全治約3週間となった昌子に代わり、急遽大阪入りしたという。
「昨日の夜の9時に言われて、びっくりしました。初めての練習は緊張もしましたが、チームメイトがよくしてくれました。アントラーズはJリーグで一番強いチームですし、一番名門だと思いました。昌子選手がJリーグで一番いい選手だと思いますが、僕も韓国のプライドをかけて、ここに在籍していたイ・ジョンスさんやファン・ソッコさんもすごい成績を残していたので、それ以上の成績を残さなければいけないと思っています。そして、それを超えるような選手になることが、目標です」
日本語を交えながら、意気込みを語るスンヒョン。早ければ、土曜日のガンバ大阪戦の出場も可能だが、W杯以降チーム練習からは遠ざかっていたため、コンディション的には不安も残る。それでも、「常に準備をしているのがプロサッカー選手」と話した。
「アグレッシブさ、意識の高さに感服した。チームとして一体感を持って戦えた」
大岩剛監督は、試合後、選手たちをねぎらうようにそう評した。先発の平均年齢25.82歳。若いアントラーズはこの夏を駆け抜けられるのか?
大阪2連戦の後半は7月28日、新監督を迎え、情報量の少ないガンバ大阪との対戦だ。
鹿島アントラーズのクラブハウスでは、トップチームのトレーニングだけでなく、高校生で構成されるユースチームの練習も行われている。
「こんにちは」「こんにちは」
そんな少年たちは、取材陣を見つけると、次々に挨拶してくれる。以前も挨拶をしてくれてはいたが、今のように大きな声が響き渡るほどではなかった。溌剌(はつらつ)とした空気を生み出したのが2014年からアントラーズユースを率いる熊谷浩二監督だった。
2006年より鹿島アントラーズ強化部スカウトに就任。遠藤康、大迫勇也や柴崎岳、昌子源、植田直通などの獲得に尽力し、2011年からユースチームのコーチを務め、2014年から監督としてチームを率いている。

――鹿島は毎年、有力な高校生を獲得しています。スカウト力の高いクラブだと思うのですが……。
「これもまた有難い環境だったのですが、長年スカウトを務めていた平野(勝哉)さんや椎本(邦一)さんという素晴らしい方々が築いた地盤があったので、僕のようにまったくの素人であっても、『鹿島のスカウト』として受け入れてもらえる部分がありました。もちろん、だからこその難しさもありましたが、ふたりの先輩からたくさんのことを教えて頂き、本当に勉強になる時間を過ごせました」
――やはり、鹿島アントラーズというブランドは生徒や親御さん、学校関係者にとっても魅力的なものなのでしょうか?
「もちろん、そうですね。何かを説明するまでもなく、『入りたい』と思ってもらえるクラブだということを強く感じました。ただ、同時に、『レベルが高く、競争が激しい』環境だということもみんな理解しているので、『試合に出られないかもしれない。だったら、別の選択肢を』というふうに考える選手もいて、そういうところでの戦いもありました」
――鹿島で獲得する選手を選ぶ際に、選手の性格を重視すると聞いたことがありますが。
「平野さんと椎本さんから『人間性、パーソナリティ』が大事だと何度も言われました。それを教えてくれるのが指導者だと。ただ、1、2度会っただけでは指導者の方も『大丈夫ですよ』ということしか教えてくれないから、指導者との関係性を築くのが大切だと」
――スカウトを経験したことは、その後ユースのコーチ、監督をするうえでも貴重な時間になりましたか?
「もちろん。単純にいろいろな指導者の方と面識があるというのも大きいですし、同時にたとえば、(遠藤)康や大迫、(柴崎)岳、昌子や植田を見たときの衝撃というか、彼らのレベルを知っていることで、鹿島のトップチームへ入る選手の基準を肌で感じられる。だから、ユースの選手たちに、どれだけの資質や可能性が必要なのかという判断基準にはなっていると思います」

――ユースチーム、下部組織での選手育成は、トップチームへ選手を供給するという役割も大きいですが、そう毎年何人も選手が昇格できるわけでもないですよね。欧州のクラブでも1年に数名というのが現状だと思います。特に鹿嶋という地域性を考えると子どもの数も少ないので、トップで通用する選手をたくさん輩出するのは難しいはず。チームの成績や選手の成長などのビジョン以外にどういう意識で指導されていますか?
「下部組織、ユースというのは、まだまだ土台作りの段階で、そのベースの底上げが重要です。さすがに大迫や柴崎のような素材が次々に生み出せるわけではない。だから、そういう意味で、ユースチームでもスカウト活動だとか、基盤作りをしなくちゃいけないという意識もあります。トップチームへ繋がるような選手を育てることが最大の目的ではあるけれど、トップへ昇格しない選手たちをどう育てるかも重要です。鹿島への想い、帰属意識を選手たちに持ってもらう。それは育成が最低限やるべきことだと思うんです」
――いつの日か、彼らがサッカーをプレーしなくなったとしても、ユースに在籍したことで鹿島への愛情を持ってほしいと。
「鹿島アントラーズへの愛着を持ち、その後の人生を生きてもらえたらと。大学へ行き、就職して社会に出てもそれぞれの場所で、鹿島アントラーズというクラブが好きだという人間をどんどん増やすことが大事だなと。地元に愛され、自分のチームを愛してという選手が育成から育ち、巣立っていく。そして、戻っても来る。そういうことが鹿島アントラーズというクラブの存在価値、あり方だと。僕が今、任されている仕事というのは、そういう基盤作りとクラブへの帰属意識や愛着を育むことだろうと思っています」
――鈴木優磨選手が『挨拶や生活態度について、熊谷さんからは、厳しく言われた』と話していましたが……。
「基本的なこと、最低限やるべきことについては、きっちりみんなで合わせる。それ以降のところは、自分で決断して、進めるということは常に言っているところですね。自分で考えて、自分で工夫し、自分で行動し、自分で決断する力を身につけてほしいので」
――その鈴木選手の活躍が目覚ましいですが、嬉しいんじゃないですか?
「優磨を褒める気はないです(笑)。だけど、優磨の何がすごいかっていうと、サッカーが好きだという芯がしっかりあるということですね。そこに可能性があるというふうには思っていました。優磨に限らず、僕の指導によって子供たちが良くなっているわけでもないし、僕の指導で悪くなっている……かはわからない。ただ、僕が指導する期間は3年間ですが、ひとりの選手が形成されるうえで、様々な環境が影響を及ぼすだろうし、いろんなことがあると思うんです。そういうなかでも、戻ってくる場所、芯があるというのが大事ですし。優磨の場合は、『サッカーが好き』というところが武器になるのかなと思います」
――鹿島アントラーズの魅力とは?
「みなさんが言うことだと思いますが、やっぱり、『誠実、献身、尊重』というジーコスピリッツだと思っています。ユースの選手たちに伝えるときには、嘘をつかないこと、一生懸命やること、感謝の気持ちというふうに置き換えて説明しますが、サッカーというスポーツに対してもそうだし、大人になって、人生という部分でも大事なこと。ただし、非常に難しいことでもある。そういう一番難しいことを理想として掲げて、チーム作りをし、ここまでの結果を残してきた。いろいろな現実があるなかで、理想を追求してきたというところがこのクラブの魅力を生んでいると思います」
――難しいことを理想として掲げたジーコがいて、そのクラブへの忠誠心を皆が持っている。
「人間として大切だけど、難しいであろうことを柱にして、その理想へ向かってチャレンジしながら、ここまで来た。その結果がおそらくほかのクラブとの違いを生み出している。本来、人間としてあるべき姿、向かわなくちゃいけないところへ、サッカーを通して、クラブとしてまとまって、向かっている。それが鹿島の魅力だし、その魅力がひとを惹きつけていると思っています。だからこそ、それをブレずに継続していくことが大切です」
――掲げた指針が芯となり、皆がそこへ立ち返れる。
「心のなかに戻れる場所があるのは強みだと思います。僕は今、育成部門で仕事をさせてもらっているので、愛着や帰属意識もそうですが、そういうジーコスピリッツを選手たちの中に残せるような指導をしていきたいと考えています」
――熊谷監督ご自身の未来予想図は?
「現役時代と同じで、『今日を精いっぱい』という感じの毎日なので。先のことを考える余裕は持てないですね。とにかく与えられた仕事をしっかりとやっていくだけです」
熊谷浩二は選手たちに伝えている。ジーコスピリッツは人生にも必要だ
◆鹿島が誇る「20歳の大器」の尋常ではないスケール感! 華麗なるCBの系譜に名を刻むか(サッカーダイジェスト)

「ゴールに絡めたのは良かったとは思いますけど、やっぱり…」
ガンバ大阪自慢の2トップ、アデミウソンとファン・ウィジョを黙らせた。すべてにおいてほぼ完璧な守備対応を見せる、とても20歳とは思えないスケール感だ。鹿島アントラーズが誇る20歳の大器、町田浩樹である。
J1リーグ16節のジュビロ磐田戦でおよそ14か月ぶりの試合出場を先発で飾ると、14節順延分のセレッソ大阪戦では前半途中に負傷退場した日本代表CB、昌子源に代わってスクランブル投入され、ものの見事に責務を全うした。そして迎えた土曜日の18節・ガンバ大阪戦。チームは大阪に残って調整を続け、中2日と疲労を抱えるなかで臨んだ一戦で、犬飼智也と守備センターを担った町田はMVP級の働きを見せたのだ。
190センチ・80キロの恵まれた体躯を活かしたコンタクトプレーで、韓国代表FWのファン・ウィジョに一歩も引けを取らず、地上戦ではクイックネスが真骨頂のアデミウソンを向こうに回して冷静に対応、ほとんど前を向かせなかった。空中戦の安定した強さ、先輩の中田浩二を彷彿させる左足の鋭いフィード、おまけにリスタートからチーム唯一の得点を叩き出した。41分、永木亮太が蹴ったFKをファーで待ち受けた犬飼が中央へ折り返し、町田が「おなか」で押し込んだのである。前節のC大阪戦でも1アシストをマークしており、攻守両面で奮迅の働きを披露した。
選手本人は、いたって謙虚だ。
「得点はまぐれというか、偶然当たって入った感じでした。ゴールに絡めたのは良かったとは思いますけど、やっぱりディフェンダーなのでゼロに抑えたい。(追いつかれての1-1という結果は)悔しいです」
試合では、同じCB出身で元日本代表の大岩剛監督からのアドバイスを受け、イメージ通りに対応してみせた。
「(G大阪の)フォワードのふたりは裏の抜け出しが巧いし、中盤の選手も遠藤(保仁)選手や高(宇洋)選手が縦パスを出してくるので、しっかり付いていくようにと。あんまりすぐに食いつかずに、中央から外へと追い込むように意識してやっていました。(アデミウソンに対しては)相手のスピードを吸収しながらですね。前回の試合より良くなっているという手応えはあります」
|
全治6か月の大怪我を乗り越えて

ジュニアユース時代から鹿島で英才教育を受けてきた、根っからの生え抜きだ。年代別代表にも常時名を連ね、高校3年時には高円宮杯チャンピオンシップを制覇。鳴り物入りでトップ昇格を果たした。
2年目の2017年シーズン、開幕からベンチ入りを続けていた町田は11節のヴィッセル神戸戦でついにプロ初先発を遂げる。ここから一気にと周囲も期待を寄せた矢先の翌節、川崎フロンターレ戦でアクシデントに見舞われてしまう。試合中に右膝前十字じん帯を損傷し、全治6か月の大怪我を負ってしまうのだ。
一度どん底を見たからだろう。自分の立ち位置をしっかりと見定めている。
「やっぱりゼロで抑えないと評価には繋がらない。源くんが怪我で離脱しているなかで巡ってきたチャンス。この状況は変わらず続きます。そこでちゃんと結果を出さないと意味がない。(キム・)スンヒョンも新しく加入してきて、競争も一段と増すと思うので」
貴重な大型の左利きCBである。長短の精緻なパスは攻撃の起点となり、ビルドアップでの貢献度も小さくない。だがG大阪戦では、受け手との呼吸が合わず、自慢のミドルパスを躊躇う場面が何度かあった。「相手の選手が(受け手に)食いついてきた時に、僕の出したいタイミングと動き出しが合わない場面がありましたね。話し合いながら改善していきたい」と苦笑い。やはりそこは、J1での試合がまだ4試合目。周囲の信頼はみずからの手で勝ち取るしかない。
そしてもちろん見据えるのは、東京五輪を戦うU-21日本代表への復帰だ。昨年のU-20ワールドカップは直前まで候補に挙がりながら、大会登録メンバーには残れなかった。怪我が癒えて完全復活を遂げたいま、森保一監督を振り向かせるに十分なパフォーマンスを示している。
「なによりチームで結果を残さないと代表には呼ばれないでしょうから、そこは積み重ねていくしかない。今日の試合でも相手の初瀬(亮)だったり、同世代の選手と切磋琢磨しながら成長していければと思います」
プロでの実戦感覚を研ぎ澄ませながら、器の大きさを随所で見せつけた町田浩樹。偉大なる常勝軍団、その華麗なるCBの系譜にまたひとり、若武者の名が刻まれそうだ。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
鹿島が誇る「20歳の大器」の尋常ではないスケール感! 華麗なるCBの系譜に名を刻むか

◆冨安はフル出場 植田出場せず、遠藤ベンチ外(スポニチ)

【シントトロイデン(ベルギー)共同】サッカーのベルギー1部リーグは28日、各地で行われ、シントトロイデンの冨安健洋はホームのセルクル・ブリュージュ戦にフル出場し、関根貴大はベンチ外だった。試合は0―0で引き分けた。ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表でシントトロイデンに加入した遠藤航はベンチ入りせず、セルクル・ブリュージュ入りした植田直通は出場しなかった。
アンデルレヒトの森岡亮太は敵地のコルトレイク戦でベンチ入りしなかった。チームは4―1で快勝した。(共同)

冨安はフル出場 植田出場せず、遠藤ベンチ外

◆“憧れ”の内田から「見ていて勉強になる」との言葉…車屋「あり得ないっす」(ゲキサカ)

ルヴァン杯決勝トーナメントの組み合わせ抽選が29日に行われ、川崎フロンターレと鹿島アントラーズの対戦が決まった。組み合わせ抽選会に出席したDF車屋紳太郎とDF内田篤人がお互いの印象を語っている。
左SBの車屋と右SBの内田は試合中に対峙することもあり、今季J1リーグ第9節の対戦した際に内田は、車屋に対して「フロンターレはボールを持てる選手が多く、その中で(車屋は)攻撃に絡んでくる選手。勢い良く上がってくるし、守備や細かいところをさぼらないので、見ていて勉強になる」との印象を持ったようだ。
「テレビで見ていて、同じSBとして憧れの選手」という内田からの賛辞に車屋は「あり得ないっす」と苦笑。そして、「自分がプロになった以上、負けたくない気持ちもあるので、ドンドン向かって行きたい」と“憧れの選手”に挑んでいこうとしている。
|
“憧れ”の内田から「見ていて勉強になる」との言葉…車屋「あり得ないっす」

◆「ウッチーやっちゃったね」鹿島は川崎Fと準々決勝(ニッカン)

8チームが出そろったルヴァン杯の決勝トーナメント組み合わせ抽選会が29日、東京・台場のフジテレビで行われた。準々決勝は9月5日、同9日にホーム&アウェイ方式で行われる。前回大会準優勝の川崎フロンターレは、鹿島アントラーズとの対戦が決まった。
抽選に参加した鹿島DF内田篤人(30)が、先に決まっていた川崎Fの対戦相手の枠を引き当て、Jリーグの原博実副理事長は「ウッチー、やっちゃったね…。ここではもったいないカード」と話した。川崎FのDF車屋紳太郎(26)は「僕も予想外。鹿島と対戦するとき、フロンターレの選手はモチベーションが高い。鹿島を倒せるように頑張りたい」と話した。内田も「頑張ります」と短く意欲を示した。川崎Fはホーム試合の9月9日は等々力競技場が他のイベントで使用できないため、味の素スタジアムで行うことになる。
前回王者のセレッソ大阪は湘南ベルマーレと、柏レイソルはヴァンフォーレ甲府、横浜F・マリノスはガンバ大阪とそれぞれ対戦する。

「ウッチーやっちゃったね」鹿島は川崎Fと準々決勝

◆原副理事長「うっちー、やっちゃったな(笑)」…内田は「まず一つ目を取る」と意気込み(サッカーキング)

2018 JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージの組み合わせが決定した。
各クラブの代表選手たちによるオープンドローで対戦カードが続々と決まる中、ひときわ大きな歓声が上がったのが鹿島アントラーズ対川崎フロンターレの一戦。明治安田生命J1リーグで何度もタイトルを争ってきた両者がいきなり激突することを受け、Jリーグの原博実副理事長も思わず「うっちー、やっちゃったな(笑)」と一言。
しかしながら、内田篤人は「相手はどこでも同じだと思っています。フロンターレは強い相手ですけど、くじをひくだけの目的で来たので」と至って冷静。「フロンターレと対戦できることは個人的にすごく楽しみですし、早く試合したいですね」と意欲をのぞかせた。
鹿島は中断明け4試合で2勝2分け無敗と好調。AFCチャンピオンズリーグでもベスト8に進出しており、「4冠」達成を目標に掲げている。内田は「まずは一つ目をしっかり取れるように。簡単な相手ではないですけど、チームとして戦っていきたい」と意気込んだ。
|
原副理事長「うっちー、やっちゃったな(笑)」…内田は「まず一つ目を取る」と意気込み

◆7位・鹿島が前線補強…サントスからMFセルジーニョが完全移籍加入(サッカーキング)

鹿島アントラーズは29日、サントス(ブラジル)よりMFセルジーニョが完全移籍で加入することを発表した。
ブラジル出身のセルジーニョは現在23歳。身長180センチ・体重82キロという体格の持ち主だ。これまではサントスからヴィトーリア、サント・アンドレ、アメリカFCにレンタル移籍した経験を持つ。
同選手の来日は8月3日の予定。FWペドロ・ジュニオールとFW金崎夢生が去った鹿島の前線において、活躍に大きな期待が掛かる。
【参考】(動画あり)
鹿島、サントスFCからブラジル人MFセルジーニョを獲得 移籍金は2億円
|
7位・鹿島が前線補強…サントスからMFセルジーニョが完全移籍加入
◆鹿島、サントスから23歳のMFセルジーニョを獲得…8月3日に来日へ(GOAL)

鹿島アントラーズがセルジーニョを獲得した。
鹿島アントラーズは29日、サントスからブラジル人MFセルジーニョを完全移籍で獲得したことを発表した。
2014年に母国クラブのサントスでプロキャリアをスタートしたセルジーニョは、これまでにECヴィトーリアやECサント・アンドレなどの国内クラブでプレー。今シーズンはサントスからのレンタル移籍で在籍したアメリカFCで、リーグ戦12試合に出場して4得点を記録していた。
現在23歳のセルジーニョは180cm、82kgのMF。鹿島の発表によればセルジーニョは8月3日に来日する予定とのことだ。
|
鹿島、サントスから23歳のMFセルジーニョを獲得…8月3日に来日へ
登録:
投稿 (Atom)
Ads by Google
日刊鹿島
- 10
◆明治安田J1 鹿島 決め手欠く 京都と0-0(茨城新聞)2024-11-17
- 11
★【J1鹿島の今季初実戦で見えた鬼木アントラーズの姿とは】(サッカー批評)2025-01-13
- 12
◆明治安田J1 鹿島、引き分け ホーム26戦無敗 J1新記録(茨城新聞)2025-03-16
- 23
◆青森出身の柴崎岳選手が子どもたちにサッカー指導 八戸(NHK)2024-12-30
- 27
◆ホーム無敗のカシマで感じる「後半の圧力」 欧州との文化の違いは(朝日新聞)2025-03-17
- 35
◆【J1鹿島が川崎にシーズンダブルを達成した意味】(サッカー批評)2024-11-03
- 52
★【中後監督・中田FD就任「新・鹿島」の現在地】(サッカー批評)2024-10-20
- 85
◆J1鹿島、定位置争い激化 開幕まで1週間 奪冠へ準備着々(茨城新聞)2025-02-08
過去の記事
- ► 2024 (1133)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
-
▼
2018
(2557)
-
▼
7月
(230)
-
▼
7月 30
(8)
- ◆熊谷浩二は選手たちに伝えている。 ジーコスピリッツは人生にも必要だ(Sportiva)
- ◆鹿島が誇る「20歳の大器」の尋常ではないスケール感! 華麗なるCBの系譜に名を刻むか(サッカーダイ...
- ◆冨安はフル出場 植田出場せず、遠藤ベンチ外(スポニチ)
- ◆“憧れ”の内田から「見ていて勉強になる」との言葉…車屋「あり得ないっす」(ゲキサカ)
- ◆「ウッチーやっちゃったね」鹿島は川崎Fと準々決勝(ニッカン)
- ◆原副理事長「うっちー、やっちゃったな(笑)」…内田は「まず一つ目を取る」と意気込み(サッカーキング)
- ◆7位・鹿島が前線補強…サントスからMFセルジーニョが完全移籍加入(サッカーキング)
- ◆鹿島、サントスから23歳のMFセルジーニョを獲得…8月3日に来日へ(GOAL)
-
▼
7月 30
(8)
-
▼
7月
(230)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)