
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年10月6日日曜日
◆他の選択肢もあった。それでも上田綺世が鹿島に“前倒し加入”した理由(GOAL)

鹿島アントラーズあるある / 藤江直人 【本】
今年6月に大学生でありながら日本代表に選出され、コパ・アメリカに参戦。7月には1年半前倒しで鹿島アントラーズ入りを決断した。すでにプロで3得点を決めるなど今、最も注目されるストライカーのひとりである上田綺世は、果たしてどんなプレーヤーなのか。「自分に似ているところがある」という元日本代表の播戸竜二氏が、DAZN(ダゾーン)の『Jリーグプレビューショー』で、若きストライカーにインタビューを行った。
■前倒し加入の理由
同じストライカーの大先輩の直撃を受けた上田は、新人らしく謙虚な態度を示しながらも、笑顔を絶やさず、快活な言葉でストライカーとしての矜持を語っている。
まず、播戸さんから鹿島の環境について問われると、上田は先輩の存在の重要性を挙げた。
「のびのびとやれているのは、ベテランの選手の支えがあるから。(内田)篤人さんとか、曽ヶ端(準)さんとか、鹿島を作ってきた選手たちがいるからこそ。そこは入ってきて、まず感じたことですね」
現在、首位のFC東京に勝ち点1差と優勝争いを繰り広げる鹿島だが、強豪チームでプレーするプレッシャーはないのか。上田は「それも鹿島に入った理由の一つです」という。
「使ってくれそうなチームという選択肢もあったんですけど、僕的にはチームの勝ちにこだわるために点を取るのがFWの役目だと思っています。優勝争いとか、何かがかかっていたほうが、点の重みも増すし、自分の価値が上がる。優勝争いをしている中で重い1点を取るという気持ちがあったので、すごくいい環境にいると思っています」
本来であれば上田は、2021年より鹿島に加入することが内定していた。しかし、1年半前倒しで今夏に加入した理由は、どういうものだったのだろうか。
「同世代がJリーグで活躍しているわけで、どうしてもそこへの悔しさがありました。大学でちょっと活躍しているだけでは、小さいなと。僕が実際、代表の選手たちと同じ土俵に立ったら、本当に活躍できるのか。そこの可能性にトライしていきたいと思っています」
■理想はスーパーゴールよりも泥臭いゴール
「小さい頃からスーパーゴールは目指していなくて、数多く取りたいだけ」
そう話す上田は小さい頃からストライカーとしてプレーしてきた。影響を受けたのは、父親の存在だという。社会人チームでFWとしてプレーした父の姿を見て、自身も得点に対する思いを強くしていったのだ。
「父のゴールを見て自分も取りたいなと思っていました。普段から父にはマンツーマンで教えてもらいながら、一緒にリーガの試合を見たりして、2人でこのシーンはこうだったねとか、話したりしていました」
実は播戸さんも、上田にとって影響を受けた一人だという。
「日本代表の試合とかを見て、播戸さんのスタイルが好きでした。ゴール前での動きとか、一瞬のこぼれ球の反応とか。泥臭いけど、ゴールに対する欲というのが見ていて伝わってきました。だから面白いし、泥臭い選手にあこがれていたんです」
そんな上田にとっての理想のゴールは、実にシンプルなものである。
「ワンタッチで決められるのが一番。なんだったらこぼれ球とかを、無人のゴールに蹴り込むというのがいいですね」
今季も残り7試合となり、優勝争いの重圧はますます増していくだろう。そんななか上田は、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。
「チームが勝つために必要なことをするだけ。4点取れと言われたら取らないといけないし、それができない選手は必要ない。そこに全力で向かうだけです」
勝利のためにゴールを取り続ける。まだプロになって半年にも満たない21歳のストライカーが、鹿島の逆転優勝のカギを握っているのかもしれない。
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