芸人のたむらけんじが、ガンバ大阪のためにひと肌脱いだことを自身のインスタグラムで報告した。
12月17日に投稿したのは、その“激論”の最中の様子だ。たむらの投稿によると、「残留交渉飯会」を催していたようで、今季、青黒のユニフォームを着てリーグ戦25試合に出場したDF昌子源にたむらが寄りすがっている。
さらに、奥から挟むようにしてテンダラー・白川悟実も懇願。服を引っ張って、ガンバへの残留を要請している。
2020年2月にガンバ大阪に加入した昌子は、今月8日に鹿島アントラーズへの移籍を発表していた。日本代表20試合の経歴を持つ強力CBの移籍は手痛いだけに、たむらと白川が乗り出したようだ。
しかし、たむらは「昌子選手の残留交渉飯会がガンバ大阪に来てくれてありがとう会に変わってしまいました。本当に今までありがとう 来年は負けへんでー! でも、一生友達でよろしくね」と報告しており、どうやら移籍を止めることはできなかったようだ。実際、ガンバ大阪と鹿島アントラーズからその後の公式なアナウンスは何もなく、予定通り昌子は来季、鹿島でプレーすることとなる。
■「残留交渉会企画に感涙 寂しいですが、ガンバって欲しいです」
この投稿には、両クラブのサポーターから多くのコメントが寄せられている。
「昌子くん 今までガンバ大阪にいてくれてありがとう」
「アントラーズに帰ってきてくれてありがとう」
「できれば残留して欲しかったけど、どこに行っても応援します!昌子選手のガンバでの活躍は絶対忘れません!」
「昌子選手の移籍は辛すぎますが、たむけんさんが来年もガンバを応援してくれるのは心強い!」
「服伸びてますやん笑笑」
「残留交渉会企画に感涙 寂しいですが、ガンバって欲しいです」
昌子は2011年に鹿島でプロ入りすると、18年まで8シーズンプレー。18年12月にリーグ・アンのトゥールーズFCへ完全移籍することが発表され、リーグ戦19試合に出場していた。
鹿島アントラーズは昌子と長年コンビを組んだDF植田直通の獲得も発表しており、来季の優勝奪還で本気モード。ガンバ大阪もダニエル・ポヤトス監督を招へいして新体制で挑むことが決まっている。
「昌子選手の残留交渉飯会がガンバ大阪に来てくれてありがとう会に変わってしまいました」と報告している。
◆「残留交渉会企画に感涙」芸人たむらけんじがガンバ大阪・昌子源「残留交渉飯会」を開催! 「服伸びてますやん笑笑」とファンが突っ込む交渉も実らず、鹿島アントラーズ移籍へ(サッカー批評)