日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年4月1日水曜日

◇Jリーグ、緊急事態なら無観客も宣言で村井チェアマン(デイリー)






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 Jリーグの村井満チェアマンは1日、クラブ代表者らによるウェブ上の実行委員会後に記者会見し、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が出された場合、開催に消極的だった無観客試合も検討していることを明らかにした。

 近いうちに宣言があっても現時点ではJ1は5月9日、J2は同2日の再開、J3は4月25日の開幕という目標に変わりなく、一律に実施できない場合も可能な地域は開催を目指す。J1神戸の酒井高徳らJリーグ関係者から感染者が出ていることに村井チェアマンは「国民の皆さまに大変心配をかけている状況を本当に申し訳なく思う」と述べた。


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◇Jリーグ、緊急事態なら無観客も宣言で村井チェアマン(デイリー)





◆【栃木】鹿島から期限付き移籍中の有馬「若手らしくアピールしていく」(サッカーマガジン)



有馬幸太郎 Kotaro.Arima


月刊サッカーマガジン 2020年 05月号 [雑誌]


3月28日、栃木SCは鹿島アントラーズと35分×4本のトレーニングマッチを実施。栃木SCのFWエスクデロ競飛王が1本目に先制点を挙げたものの、4本目に鹿島アントラーズのMF三竿健斗に同点弾を許し、1-1で引き分けた。


■2020年3月28日 トレーニングマッチ(35分×4本)
鹿島 1-1 栃木
得点者:(鹿)三竿健斗 (栃)エスクデロ競飛王


「狙うしかない」。新本拠初得点に意欲


 3月28日、栃木は鹿島とのトレーニングマッチを実施。3本目から出場したFW有馬幸太郎は、久々に『鹿島アントラーズ・クラブハウス』のグラウンドを走り回った。昨年、鹿島に同期入団したDF関川郁万とマッチアップしながら、鹿島ユースの後輩でもあるGK山田大樹が守るゴールへと一心不乱に向かっていった。

「(対峙した相手が関川)郁万だから、というわけではありませんが、普通に、いつも通りやっていた感じです。(鹿島相手に)やれなかったこともあるんですけれど、やれたこともあった。反省点については、これから改善していけたらいいなと思います」

 昨年、鹿島ユースからトップチーム昇格を果たし、プロ2年目の今季は栃木へと期限付き移籍。人生で初めて、鹿島以外のクラブへと武者修行に出た。栃木加入後もチーム最年少。「自分からコミュニケーションを取ることがうまい方ではない」という性格も相まって「不安でした」と言うが、周囲のサポートもあり、すぐにチームに溶け込んだ。

「先輩方がみんな、すごく優しくしてくれたので、チームの輪にも入れて、本当に過ごしやすい。今は(栃木での)生活にも慣れてきて、充実しています」

 元日本代表の矢野貴章や、J1で実績を残すエスクデロ競飛王ら、FWのポジションには実力者がそろう。それでも、長崎とのJ2開幕戦で先発出場を果たすなど、チームで存在感を見せている。

「自分は若手らしく、走ることだったり、ゴールを取ることだったり、どんどんアピールしていければ、レギュラー争いにも入っていける。今日(鹿島とのトレーニングマッチ)はゴールを決められなかったけれど、これからの練習試合でどんどん結果を残していけたらいいです。(中断期間の)今は、やるべきことをやるだけ。(リーグ戦が)再開したときに、最高の準備をできるように。その気持ちだけは忘れないようにしています」

 Jリーグは3月25日に、J2リーグを5月2日に再開できるように目指すことを公表した。予定通りの再開が実現できれば、栃木は5月6日に新たな本拠地である『カンセキスタジアムとちぎ』で、今季のホーム開幕戦を迎えることとなる。有馬の言葉にも力がこもる。

「(カンセキスタジアムとちぎでの第1号ゴールを)狙うしかないですね(笑)。写真で見たけれど、でかくて、すごいスタジアムですよね。楽しみです」

 そして、もう一つのホームスタジアムである『栃木県グリーンスタジアム』は、昨年の天皇杯でプロ初ゴールを決めた特別な場所だ。

「あのスタジアムは客席とピッチが近くて、雰囲気もすごく良い。自分にとっては初ゴールを決めた場所でもあるので、これからそこでどんどんゴールを積み重ねていきたい。栃木のサポーターも、そのゴールを覚えてくれているし、『次は(栃木の選手として)決めてね』とも言われます。今季は10ゴールを目標に、頑張っていきたいです」

 今年で20歳になる若きストライカーが、栃木の新たなエースの座に名乗りを上げる。


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