日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年3月21日月曜日

◆浦和、李&興梠弾でリーグ戦2連勝…敗れた湘南は開幕から4戦勝ちなし(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160320/413028.html



 2016明治安田生命J1リーグ第4節が20日に行われ、湘南ベルマーレと浦和レッズが対戦した。

 今季開幕から3試合を終えていまだに勝利のない湘南。前節のサンフレッチェ広島戦では後半アディショナルタイム5分に同点ゴールを献上し、勝ち点3を目前で逃した。広島戦からは先発メンバーを2名入れ替えて、下田北斗と藤田征也がスタメン入り。今季浦和から期限付き移籍してきた岡本拓也も先発出場を果たしている。

対する浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節、敵地で行われた広州恒大戦から中3日で臨む。スタメンには今季湘南から加入した遠藤航、日本代表に選出されている西川周作、槙野智章、柏木陽介らが名を連ねている。

 立ち上がりから積極的に出たのはホームの湘南。3分、エリア外中央でボールを受けた下田が左足でミドルシュート。ボールは枠を捉えたが、GK西川がパンチングで弾き出した。

 徐々にペースをつかみ始めた浦和は22分、槙野のスルーパスでエリア内左に抜け出した武藤雄樹が左足で折り返したが、これは直接GK村山智彦にキャッチされてしまう。32分には柏木のスルーパスを関根がエリア内右で受けて、右足でクロスを入れたが、GK村山に防がれた。

 34分にも浦和、槙野のパスを左サイド深い位置で受けた宇賀神が左足で折り返す。中央で興梠が左足で合わせたが、枠を捉えることができない。

 浦和が41分に先制点を奪う。柏木からエリア外中央でパスを受けた李忠成が迷わず左足を振りぬく。ボールはアンドレ・バイアに当たってコースが変わり、ゴール右に吸い込まれた。前半は、終始ペースを握った浦和の1点リードで折り返す。

 後半立ち上がりも浦和が先にチャンスを作る。52分、エリア内左から武藤が左足で折り返すと、李がスルーしたところに走り込んだ柏木に収まったが、シュートまでは持ち込めない。

 55分に浦和が追加点を挙げる。武藤からパスを受けた興梠がエリア内中央の柏木にボールを預ける。走り込んだ興梠に再度パスが出ると、エリア内右から右足でゴール左に突き刺した。

 さらに60分、宇賀神が左サイドからドリブルを仕掛けて中央に切り込む。右足でクロスを入れると、中央で李が左足で合わせたが、ゴール上に大きく外れた。浦和が立て続けにゴールに迫る。

 69分には浦和が自陣でボールを奪ってカウンター。右サイド長い距離を走った関根がスルーパスで抜け出す。右足で入れたクロスにファーサイドに走り込んでいた李が左足で合わせたが、ゴール左に逸れた。

 湘南は最後まで攻めの形ができずこのまま試合は終了。これで浦和はリーグ戦2連勝、対する湘南は開幕から4試合勝ちなしとなった。

 次節、湘南は4月2日にヴィッセル神戸と、浦和は同1日にヴァンフォーレ甲府とそれぞれホームで対戦する。

【スコア】
湘南ベルマーレ 0-2 浦和レッズ

【得点者】
0-1 41分 李忠成(浦和レッズ)
0-2 55分 興梠慎三(浦和レッズ)

◆【C大阪】田代のロスタイム弾で開幕4連勝、首位を堅守(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160320-OHT1T50224.html


 ◆J2第4節 C大阪1―0山形(20日・NDソフトスタジアム山形)

 J2C大阪はアウェーで山形を下し、開幕4連勝で首位を堅守した。4戦すべて1―0のスコアで完封勝ち。前節まで3連勝で並んでいた熊本が北九州と引き分けたため、勝ち点12で単独トップに躍り出た。

 0―0の後半32分、1点がほしい大熊清監督(51)は、FW田代有三(33)を投入。古巣のピッチに立った元日本代表FWは終了間際のロスタイム、敵陣ペナルティーエリア内でMFソウザからのパスをトラップすると、冷静に左足で決勝弾。「チャンスをもらった時に結果を出せるように、と準備していた。この土地(山形)は思い入れもあり、自分を成長させてくれたクラブ。6年たっても覚えてくれているのはうれしい」と鹿島時代の2010年に1シーズンだけ期限付き移籍した東北の地で、見事な恩返し弾を決めた。

 大熊監督は「田代は(17日にサブ組で1得点1アシストした)紅白戦から出来が良かったので、迷いなく送り込めた。落ち着いて決めてくれた」と感謝。「思い切った交代ができるのも、ボランチを含めた安定した守備があるから。チーム一丸となって取った勝ち点3だ」と4戦連続完封の守備陣もたたえた。

◆C大阪4連勝!田代恩返し弾「思い入れある」J2(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1619497.html

<明治安田生命J2:山形0-1C大阪>◇第4節◇20日◇NDスタ

 C大阪が開幕4連勝を飾り、単独首位に立った。0-0の後半45分、途中出場のFW田代有三(33)がMFソウザのパスを左足で決めた。10年に所属していた古巣山形への恩返し弾で勝利へ導いた。これでC大阪は開幕から4試合連続完封勝利となった。

 田代は「ソウザがよく見てくれていた。トラップして、すぐにコースを狙って打とうと思った。そうしたら、うまく決まった。この土地には思い入れもあるし、成長させてくれたクラブ。違うクラブに行っても、こうしてピッチに立って声援ももらった。選手にとってはうれしいこと」と笑顔で話した。

 勝利の立役者となったベテランFWは、開幕してから2試合がベンチ外。苦しい中、練習でアピールを続けていた。

 大熊清監督(51)は「田代やその他の選手についても、紅白戦の出来や調子が良かったので、ちゅうちょなく送り込めた。それでも、なかなか(練習での調子の良さを)得点で表すのは難しい。田代は落ち着いてよく決めてくれた」と評価。

 田代自身も「本当は開幕に合わせて(コンディションを上げて)いきたかったけど、今年は選手も変わった中で、チャンスが来た時に結果を出せる準備をしようと思って練習から取り組んでいた」とうなずいた。

 無失点に貢献したDF茂庭照幸(34)は「攻撃陣があれだけ守備をしてくれれば、後ろは絶対に(失点)ゼロで抑えないといけない気持ちにもなる。どんな相手に対してもしっかりと戦えて勝ち切れているという意味では、チーム力は上がっている」と守備力の向上において手応えを口にした。

◆岡山、水戸との壮絶な試合制すも笑顔なし…ヘッド2発の岩政「2失点は余計だった」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?185493-185493-fl

[3.20 J2第4節 水戸2-3岡山 Ksスタ]

 後半アディショナルタイムに1点ずつを取り合った壮絶な試合はファジアーノ岡山が水戸ホーリーホックに3-2で勝利した。岡山は開幕からの無敗(2勝2分)をキープ。水戸はホームで今季初勝利とはならなかった。

「水戸さんがすごい勢いでくるとわかっていた。入りは押され気味だったが徐々にペースを取れて理想的だったが、パワーに押されて非常に厳しいゲームでした」

 そう試合後のインタビューで長澤徹監督が語ったように、岡山は前半劣勢だったが、流れをつかむと後半7分に先制点を挙げる。左サイドからMF片山瑛一がロングスローでゴール前にボールを入れると、DF岩政大樹がDF宋株熏のマークを振り切ってヘッドで押し込み、均衡を破る。さらに同17分、カウンターから片山の折り返しを受けたFW押谷祐樹が左足で流し込み、スコアを2-0とした。

 今季初勝利を目指す水戸も反撃に出る。後半19分、FW佐藤和弘のスルーパスは相手DFにカットされるも、こぼれ球に反応したMF内田航平が中央に折り返し、FW三島康平が右足で押し込んで1-2とした。直後の20分にも決定機が訪れたが、FW佐藤和弘のシュートはGK中林洋次の正面を突き、逆転とはならなかった。

 試合はこのまま終了かと思われたが、4分と表示されたアディショナルタイムにドラマが待っていた。まずはアディショナルタイム2分、水戸はMF兵働昭弘の素早いリスタートからDF田向泰輝が上げたクロスを、途中出場のFW宮本拓弥がヘディングシュートを叩き込む。今季、早稲田大から加入した大型FWがJデビュー戦で初ゴールを決め、水戸が2-2と土壇場で追いついた。

 しかし、岡山も最後まで諦めなかった。アディショナルタイム3分、片山のロングスローの流れから泥臭くボールに食らいついてパスをつなぎ、最後は片山が右から上げたクロスをファーサイドの岩政が頭で合わせる。ふわっとしたシュートがGK笠原昂史の頭上を越えて右サイドネットに吸い込まれ、岡山が3-2で劇的な勝利をおさめた。

 この日、2得点を挙げたキャプテンの岩政は「勝てたのは良かったが、2失点は余計だった」と厳しい表情で語った。また、3アシストの片山は「ゴールに関わる仕事を意識して常にやっているので、練習の成果が出た。クロスだったり、ゴール前にいいボールを供給できるようにやっていきたい」と今後へ意気込んだ。

◆鹿島昌子が完封貢献「今度は日本のため頑張りたい」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1619121.html

<明治安田生命J1:鹿島2-0東京>◇第1ステージ第4節◇19日◇カシマ

 約1年ぶりに代表復帰した23歳鹿島DF昌子が今季3度目の完封に貢献した。

 U-23代表DF植田との連係で、ホームで過去10勝4分け1敗だった東京を封じ込めた。「(金崎)夢生君たち前線の守備のおかげで、僕らのところには限定されたボールしか来ない」とチーム守備を強調した上で「結果を残して代表に行けるのは大きい。今度は日本のために頑張りたい」と話した。

◆鹿島・夢生2発 代表でも決める!(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2016/03/20/0008908748.shtml

 サポーターの声援を受けながらグラウンドを回る鹿島の金崎

 「J1、鹿島2-0FC東京」(19日、カシマサッカースタジアム)

 鹿島は日本代表FW金崎夢生(27)が2得点を挙げ、FC東京に快勝。首位川崎と勝ち点1差の2位に浮上した。川崎は、MF中村憲剛(35)の2得点などで甲府に圧勝。前節はインフルエンザで欠場した日本代表FW小林悠(28)はバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が見守る前で、フル出場して大勝に貢献した。神戸は約9カ月ぶりに先発復帰したFW小川慶治朗(23)が先制点を奪い、公式戦9試合ぶりにG大阪に勝利した。

 ストライカーの本能が凝縮されたFW金崎の2得点だった。0-0の後半5分、DF山本のシュートに鋭く反応。左足でコースを変えて流し込んだ。シュートの瞬間、一度動き直すことでオフサイドラインの網をかいくぐった。同43分にはゴール前のスペースに入り込み、右足ボレーを突き刺し勝負を決めた。

 「勝てて良かった。最終的にクロスに合わせただけ。何も考えていない」と素っ気ないが、チーム総得点4点中、実に3得点が金崎のゴール。その存在感は際立っている。

 得点に加え、目を引くのが献身性。前線から激しい守備で、走行距離はMF柴崎に次いでチーム2位の11・439キロに達した。スプリント回数24回は両チーム通じてトップ。視察に訪れたU-23日本代表の手倉森監督も「アグレッシブで守備にも攻撃的精神を感じる。積極性がチームを勝利に近づけている」と称賛の言葉を並べた。

 自らのスタイルを貫く。恩師の教えを守り、ユニホームをパンツに入れてプレーしてきた。だが、今季から背面の裾にスポンサー企業名が入ったため、選手はシャツを出してプレーすることが徹底されている。それでも背面側だけ出してプレーを続け、「自分としてはシャツを入れて臨めば100%の力が出せる」と胸を張った。

 21日から日本代表合宿に臨む。昨年11月のW杯2次予選シンガポール戦では代表初ゴールを決めている。17日の代表発表会見ではハリルホジッチ監督から「チャンスをつかんでほしい」と期待を寄せられた。代表定着へ「しっかり頑張りたい」と、短い言葉に決意を込めた。

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