日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年12月1日日曜日

◆浦和興梠「可能性ある」07年逆転V再現(ニッカン)



浦和FW興梠慎三(27)は逆転優勝を信じている。鹿島時代の07年、残り3試合の時点で勝ち点4差あった浦和との差をひっくり返した。当時はレギュラーではなかったが、残り9試合で9連勝。逆転Vの経験を生かす時だ。「07年の終盤も同じように厳しい状況だった。あの時は鹿島が浦和を逆転して優勝したけど、今年は浦和で逆転優勝したい。自力優勝はなくても、可能性はある」と最後まで戦い抜く構えだ。

 当時と状況は違うが、求められるのが勝利のみというのは一緒だ。「下のチームのことも、上のチームのことも考えず集中してやるだけ」と言う。勝たなければ逆転Vの可能性はほぼ消滅する。そのためには点を取ること。自身の年間最多タイの12点に並ぶ興梠が、自身のゴールで新たな歴史を刻む。

◆鹿島中村V弾 C大阪無冠決定/第33節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131130-1224935.html

<J1:C大阪1-2鹿島>◇第33節◇30日◇長居

 鹿島は前半15分、MFジュニーニョが負傷退場し、MF中村が途中出場。前半25分、CKからFW大迫が今季19点目となる先制のゴールを奪う。

 C大阪は前半38分、MF山口からのパスを受けたFW柿谷が同点のゴール。前半を1-1で折り返した。

 鹿島は後半開始からMF遠藤に代えてFWダヴィを投入し、布陣を2トップに変更。後半41分、FKをMF中村が押し込み、勝ち越しのゴール。そのまま鹿島が逃げ切った。

 C大阪は今季限りでの退任が決まっているレビークルピ監督のホーム最終戦でもあったが、指揮官に白星をささげることはできず、今季も無冠に終わった。

◆V争いこうなる 横浜、広島、鹿島に可能性(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131130-1225369.html

 J1の優勝争いは最終節にもつれた。

 優勝の可能性を残すのは勝ち点62で首位の横浜、同60の広島、同59の鹿島の3チーム。逆転するには勝ち点3が絶対条件の広島と鹿島は直接対決する。

 横浜は川崎Fに勝てば9年ぶりの優勝が決まる。引き分けて広島が勝ち、勝ち点63で並んだ場合は得失点差で上回る広島の優勝となる。

 鹿島は勝って、横浜が敗れた場合のみ勝ち点62で並ぶものの、横浜との得失点差は9。これを上回るには大量得点が必要になり、状況は極めて厳しい。

◆鹿島、大迫弾で3位浮上!Vへかすかに望み「超攻撃的にいく」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131201/jle13120105160011-n1.html



 J1第33節(30日、C大阪1-2鹿島、長居)これが“16冠”のチームの底力だ。鹿島が伝統の勝負強さを発揮し、C大阪との上位対決を制した。先制点で勝利に貢献した日本代表FW大迫勇也(23)は「ボールを触る回数は今年で一番少なかったけど、我慢して、耐えて、取るところで取れば勝てると思っていた」と胸を張った。

 前半25分だ。左CKをDF岩政が頭で落とし、混戦の中で大迫が右足でシュート。相手を背負いながらも決めきる力強いプレーでゴールを決めた。同38分には日本代表で1トップを争うFW柿谷も負けじと得点して同点に追いつかれるも、後半40分にMF中村の勝ち越し弾で勝負あり。守備に回る苦しい時間帯が増えても慌てず、試合巧者ぶりを発揮した。

 得失点差は9と大きく開くが、首位の横浜Mに勝ち点3差の3位に浮上し、逆転優勝の可能性を残した。大迫は「(広島戦は)超攻撃的にいく。優勝を狙うしかないでしょ」と力強く宣言。最終節の広島戦(カシマ)に勝てば2位以上となり、3年ぶりにACLの出場権も手にする。常勝軍団が最後まで死力を尽くす。

◆大迫弾で鹿島ACL圏内3位浮上 柿谷の前で19得点目(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/01/kiji/K20131201007112430.html

J1第33節 鹿島2―1C大阪 (11月30日 長居)



 FW大迫が今季19得点目を挙げて、鹿島がACL圏内の3位に浮上した。0―0の前半25分に遠藤の右CKに反応。岩政が頭でつないだボールを冷静にトラップして右足で押し込んだ。

 日本代表で定位置を争う相手FW柿谷の目の前で、11月10日の湘南戦以来2試合ぶりの一撃。「落ち着いて決められた。うまく転がせた」と振り返った。一時は同点に追いつかれたが、後半40分に小笠原のFKからのこぼれ球を中村が左足で決めて決勝弾。ジュニーニョ、遠藤が相次いで負傷交代するアクシデントを乗り越えて、勝ち点3を手にした。

 最終節を前に首位・横浜との勝ち点差を3に詰めたが、得失点差で9下回り逆転Vが絶望的な状況に変わりない。それでもチームの過去のリーグ戦の1試合最多得点は7で、713試合中3度記録。数字上の可能性はゼロではない。最終節の相手は2位の広島。現実的な目標はACL出場権確保と目前での逆転V阻止となるが、大迫は「10点ぐらい取らないとダメだよね?難しいとは思うけど、1年間優勝を目指してきたし、狙うしかない」と力を込めた。

 ≪来季のACL出場権(1~3位)争い 上位が直接対決 6位まで可能性≫首位横浜は敗れたが、今季の2位以内が確定し、来季ACL出場が決定。残りは2枠、可能性があるのは6位C大阪までだ。最終節(7日)は上位6チームによる直接対決。2位広島、3位鹿島、4位浦和は○ならば他カードの結果にかかわらず出場権獲得(3位以内)が決定。5位川崎Fは首位横浜とのホーム戦での○、6位C大阪は浦和とのアウェー戦での○が最低条件だ。

◆【鹿島】競り勝って最終節V可能性残す(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131130-OHT1T00108.htm

 ◆J1第33節 C大阪1―2鹿島(30日・長居スタジアム) 鹿島が競り勝った。前半25分に大迫の得点で先制。同38分に柿谷に同点ゴールを許してからは劣勢に立たされたものの、後半40分に小笠原のFKからのこぼれ球を中村が決めた。C大阪は主導権を長い間握ったが、勝ち越せなかった。

◆【鹿島】V争いギリ残った!最終節広島戦大量点で勝つ(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131130-OHT1T00240.htm



 ◆J1第33節 C大阪1―2鹿島(30日・長居スタジアム) 広島が奇跡の2連覇に望みをつないだ。前半36分にMF青山敏弘(27)が決めたゴールを守り、湘南を1―0で撃破。首位の横浜Mと勝ち点2差の2位に浮上した。横浜Mは新潟に0―2で敗れたが、最終節の川崎戦(7日・等々力)で勝てば無条件で優勝が決まる。C大阪を2―1で下した鹿島にも優勝の可能性が残ったが、C大阪と浦和はV逸が決まった。

 鹿島がアウェーでC大阪を2―1で下し、V戦線に何とか残った。セレーゾ監督(58)は「これで注目度が高まればいい。セレーゾとセレッソ。つづりが一緒(Cerezo)だが、どちらかが勝つと思っていた」とニヤリ。上位と勝ち点差で離されるドローこそ、最悪と考えていた。

 セットプレーからの2発だった。前半25分、右コーナーキックを起点とし、フリーになった日本代表FW大迫が右足で先制弾。1―1の後半40分、FKからこぼれ球をMF中村が左足で決めて勝ち越した。

 試合後、大迫はザック・ジャパンの1トップで共闘する柿谷に「ありがとう」と声を掛けた。背番号9は「自分のゴールは、転がせば入ると思った。決めるべきところで決めたら、勝てると思っていた」。

 あと1戦は2位・広島とホームで直接対決だ。首位・横浜Mとは勝ち点差3、得失点差9だ。厳しい状況だが、大迫は「ACL狙い?、いや、優勝しか見ていない」と断言。優勝には大量得点が必要だが、「10点取った試合なんて小学生の時以来ない。次は超攻撃型だ」。奇跡を信じ、最終節を戦い抜く。

◆優勝争い、鹿島残った 上位対決制す(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13858233014527

J1第33節(30日・大阪長居スタジアムほか=9試合)鹿島は中村の決勝ゴールでC大阪を2-1で下した。鹿島の通算成績は18勝5分け10敗、勝ち点59で3位に浮上。首位横浜Mに勝ち点3差と迫った。

鹿島は前半25分、大迫が先制。しかし38分にC大阪・柿谷に同点とされた。1-1で折り返した後半40分、小笠原のFKのクリアボールを中村が落ち着いて決めて勝ち越に成功した。鹿島はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内に入った。

勝ち点62で首位の横浜Mが新潟に0-2で敗れ、優勝争いは最終節に持ち越された。勝ち点を60に伸ばした2位広島が逆転優勝に望みをつなぎ、同59の3位鹿島も数字上の可能性は残した。12月7日の最終節は横浜Mが川崎と、広島は鹿島と対戦する。

浦和は鳥栖に完敗し、優勝の可能性が消えた。川崎は大分を退け、川崎の大久保は得点王を決定付ける今季26点目。清水は仙台を下し、柏はFC東京に、大宮は磐田に快勝した。名古屋-甲府は引き分けた。

◆鹿島がC大阪下し、わずかに優勝の可能性残す…大迫・柿谷がそろって得点(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20131130/151653.html


先制点を決めた大迫(右端) [写真]=白井誠二


 J1第33節が30日に行われ、セレッソ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。

 勝ち点56で並び、ともにJ1優勝へわずかに望みを残す4位C大阪と5位鹿島の対戦は15分、鹿島にアクシデント。相手選手と接触したジュニーニョが負傷のため、中村充孝との交代を強いられる。21分にC大阪はゴール左45度の位置から丸橋祐介が左足で狙ったが、GK曽ヶ端準がわずかに触り、ゴール右へ外れた。

 鹿島は25分、右CKから岩政大樹が頭で合わせると、ボールが大迫勇也の足下へ。大迫は冷静に押し込んで、アウェーの鹿島が先制する。直後にC大阪はゴール右でFKを得ると、エジノが直接狙うが、ゴール右隅に飛んだシュートはGK曽ヶ端準が防いだ。

 先制を許したC大阪は38分、山口螢からのパスをエリア内正面で受けた柿谷曜一朗が、ボールを右足で浮かしてDFのチェックをかわすと、そのまま右足アウトサイドでゴール右へボレーシュートを決めて、同点とした。

 後半に入り59分、C大阪はシンプリシオのパスから柿谷がエリア内左でシュートするが、GKの正面を突いた。82分にもドリブルでエリア内正面に侵入した柿谷が右足で狙うが、枠の右へわずかに外れた。迎えた85分、鹿島はFKを得ると、小笠原満男がゴール前に送ったボールがDFの頭をかすめコースが変わり、中村が押し込んで、勝ち越し点を獲得。試合はそのまま終了し、鹿島が2-1で勝利した。

 首位横浜F・マリノスが敗れたため、鹿島は勝ち点を3差に縮め、優勝の可能性を残したが、得失点差が9離れているため、厳しい状況は変わらずとなっている。鹿島は12月7日に行われる最終節で2位サンフレッチェ広島とホームで対戦する。敗れたC大阪は、アウェーで浦和レッズと対戦する。

◆大迫&中村弾の鹿島が優勝戦線踏みとどまる…C大阪は柿谷スーパーゴールも届かず(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/408089_129146_fl

[11.30 J1第33節 C大阪1-2鹿島 長居]

 鹿島アントラーズが敵地でセレッソ大阪を2-1で下し、優勝争いに踏みとどまった。首位との勝ち点3差で突入する12月7日の最終節はホームで2位広島と対戦する。

 前半から両エースの共演となった。まずは鹿島FW大迫勇也。前半25分、左サイドからのCKを獲得すると、MF遠藤康のキックをDF岩政大樹がヘディングで合わせる。これをゴール前の混戦で受けた大迫が相手を背負いながら右足シュート。ボールはゴールラインを越え、幸先よく先手を奪った。

 しかしC大阪FW柿谷曜一朗も負けていない。前半38分、MF山口螢からの浮き球パスを受けたエリア内で柿谷は、ボール奪いに来たDF伊東幸敏をリフティングでかわしてシュート。右足アウトから放たれたボールは見事に枠内を捕え、スーパーゴールでC大阪が試合を振り出しに戻した。

 お互い引き分け以下に終われば優勝争いから脱落する一戦。だがここ一番の勝負強さは、百戦錬磨の鹿島の方が上手だった。後半40分、MF小笠原満男がFKをゴール前に蹴り入れる。C大阪MF扇原貴宏がヘディングでクリアするが、ゴール前に流れ、これに走り込んだMF中村充孝がゴールに押し込んだ。

 首位横浜FMが敗れたことで鹿島にも優勝の可能性は残った。首位との勝ち点3差、得失点差「9」で迎える最終節の相手は2位の広島。「優勝の可能性が残っている限り、僕らは全力を尽くすだけです」。決勝ゴールを奪った中村は静かに闘志を燃やした。

◆【J1:第33節 C大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00165111.html

11月30日(土) 2013 J1リーグ戦 第33節
C大阪 1 - 2 鹿島 (14:03/長居/36,361人)
得点者:25' 大迫勇也(鹿島)、38' 柿谷曜一朗(C大阪)、85' 中村充孝(鹿島)
◆J1昇格プレーオフ特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
◆J2・JFL入れ替え戦特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
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●柿谷曜一朗選手(C大阪):
「(優勝の可能性が無くなってしまったが?)無くなってしまい、悔しいです。ただ、ACLの可能性が無くなったわけではないので、そこを目指して頑張ります。(セットプレー2発での失点以外、C大阪のサッカーができていたのでは?)そういうのは、今日はどうでもよくて、勝点3だけが欲しかった。残念です……。(3万6千人以上の大観衆も集ったなか、余計にそういう思いもあったのでは?)……、ほんまに勝つだけだったので。理由がどうとか、そんなんはどうでもよくて、勝てなかったことが残念でした」

●山下達也選手(C大阪):
「(セットプレー2発だけに負けた感じもあるが?)言う通りで、セットプレー2発でやられたというのは、もったいないですし、勝てた試合やし、悔しいです。(鹿島の最後の守備に、手堅さはあった?)僕らは真ん中から(攻め)崩しを入れることは、たぶん相手も分かっていたことだと思う。その辺は、分かっていたことだし、特にそういうイメージはなかったのですが、先制されて、同点にして、そこからまたセットプレーでやられるという流れ自体が、悪かったと思います。(メンタルの部分で、全体がかかり気味のところはあったか?)前半からでもいいサッカーはできていたと思う。あとは点を取るだけやったという場面も、結構あったので。レヴィー(クルピ監督)のホーム最後の試合で勝ちきれなかったのは悔しいです。(ダヴィ選手、大迫選手への脅威は感じたか?)ダヴィはスピードがあるし、五分五分のボールじゃなくても、自分のボールにするパワーを持っていたので、その辺りの強さはあるなというのは改めて思いました。(まだ3位以内の可能性は残しているが?)次、まだあるので、しっかりといい準備をして、勝てばACLの可能性とかも全然あるので、そこは気持ちを切らさずにやっていきたい」

●南野拓実選手(C大阪):
「いいプレーをしていても、負けたら意味がない。何が何でも勝ちたかったし、悔しい。(他会場の結果は)終わってから(知った)。やっぱり、セットプレーのところは、警戒していたというのもあるし、これだけ攻めていて、チャンスがあって、自分もシュートを打って、ああいうところを決めないと、優勝は難しいと思いましたが……。本当に悔しいです」

●丸橋祐介選手(C大阪):
「セットプレー2本でやられてしまい、悔しいです……。鹿島は、多くのタイトルをとっているだけあって、勝負強いというか、そういうところは感じました。(まだ3位に入れる可能性があるが?)最後、しっかり勝って、3位以内に入れるよう頑張ります。ラスト1試合しかないので、絶対に勝ちたい。気持ちよく(レヴィークルピ監督を)送り出してあげたい」

●酒本憲幸選手(C大阪):
「(セットプレー2発の失点について)もったいないなと思います。ただ、自分たちのサッカーはできたんちゃうかなというのもあるし、よりアグレッシブにできたかなとは思うんですが……。(試合の入り方について、堅さもあったのでは?)気持ちが前に出すぎていたというのもあったと思うけど、だんだんC大阪らしくなってきたときに、セットプレーで(先制点を)決められてしまった。それがもったいなかった……。(鹿島の中央の守備について、強固さは感じたか?)もうちょっとミドルシュートとか打てばよかったのかなとは思うけど、そこをこじ開けるのがC大阪のサッカーというか、レヴィー(クルピ監督)のサッカーなので。結果、点は取れなかったが、それはずっとやっていること。(3位以内に入れる可能性も残しているが?)あと1試合あるので、全力でやるだけです」

●扇原貴宏選手(C大阪):
「(ペースを握りながら、セットプレー2発に沈んだ印象があるが?)本当にそこだけだったので。いいゲーム運びもできていたし、90分通してC大阪のペースで試合は運べていたと思うので、本当に残念です。(後半、勝ち越し点を取りきれないなか、縦に急ぎすぎている印象は?)どっちも勝たないと、優勝という可能性はなくなるので、結構オープンな展開になりましたが、そういうのはC大阪のスタイルというか、勝ちにこだわってどんどん行くことは、C大阪のいいところでもある。そこは特に問題はなかったと思います。(自分たちのサッカーを見せられたという思いは?)でも、結果の世界なので。そういうなかでしっかり勝たないと、意味がないのかなと思います。(まだ3位入りの可能性も残しているが?)しっかり最後まで勝ちを目指して頑張りたい」


●岩政大樹選手(鹿島):
「(1点目のきっかけとなったヘッドについて)自分で決めたかった。最初、マンマークしてこなかったので、それなら『点を取りますよ』という感じ。今の状態でできることはやったかなと。高みを目指せば、もっとやらなきゃいけないこともありましたし、もっとチームの流れをよくするためのことを攻守においてしたかったが。今の状態で、今日の試合だけを勝つことを考えて、いろんなことを目をつぶってもらおうと思ってやっていました。
(優勝、ACL出場圏内入りの可能性を残しているが?)まずはACL圏内に入ったようなので、シーズン最後に圏内に入る仕事をできたのは、自分のなかでもよかったと思います。
(相手に主導権を握られる展開だったが?)C大阪と対戦する場合、ある程度そういう(ボールを持たれる)時間が多くなるのは、サッカーのやり方を見れば分かる状況。それは想定したなかで試合に入りました。最終的にシュートまでいかれる場面もありましたが、まったく誰もついていけないとか、完全にゴール前でDFがいないという状況は、そこまで作らせていなかったので。そういうもんかなと思ってやっていましたし、ある意味、そういうときのほうがC大阪に勝てると、僕は思っています。相手がどんどん攻めてくる試合のほうが、勝てちゃう気が、なんとなく僕はしているので、『今日も勝つかな』と思いながらやっていました」

●大迫勇也選手(鹿島):
「試合を通して、ボールを触る回数は、今年1番少なかったかなと。でも、そういう試合もあるので。いかに我慢して、耐えて、点を取るところで取れば、勝てると思っていたから。後ろ(守備陣)もしっかり対応していたし、つなげさせている感じもあったかなと思います。
(優勝の可能性を残しているが?)得失点差もあるし、そうなると、超攻撃的にいかなきゃいけないけど、でも、優勝を狙うしかない。そのために1年やってきたんだし、難しいとは思うけど、そこしか見ていない。
(柿谷選手のゴールについて思うところは?)特には(ない)。でも、最後は真ん中を閉めて、対応できていたと思うし、後ろ(守備陣)がすごく辛抱強く頑張っていた」

以上

◆【J1:第33節 C大阪 vs 鹿島】レヴィークルピ監督(C大阪)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00165109.html

11月30日(土) 2013 J1リーグ戦 第33節
C大阪 1 - 2 鹿島 (14:03/長居/36,361人)
得点者:25' 大迫勇也(鹿島)、38' 柿谷曜一朗(C大阪)、85' 中村充孝(鹿島)
◆J1昇格プレーオフ特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
◆J2・JFL入れ替え戦特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
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●レヴィークルピ監督(C大阪):

「みなさん、もう同じことを思っていると思うのですが、C大阪は本当に美しい、いいサッカーをしたと思うし、最後まで勝ちに行く姿勢を見せ続けたと思います。ただし、残念ながら、結果は最悪の結果が出てしまい、改めてサッカーとはこういうものなんだなと感じています」

Q; 最初に来日した10年前は、まだ日本がW杯に出ていない時でしたが、そこから10年経って、C大阪のサッカー、日本サッカーが変わったところとは?
「まず、日本サッカーについて、Jリーグが始まって20年しか経っていないことを考えると、本当に急速な成長をとげていると思います。今では世界の強豪と互角に戦えるだけの力をつけられるようになった。それは、本当にしっかりとした組織があるからではないかなと思います。普及の度合いという意味では、日本でナンバー1のスポーツではないかもしれないが、この育成組織の素晴らしさというのは、世界に誇ってもいいと思います。そして、C大阪について、同じく、育成組織がどんどんと最高の選手を送り込んできてくれていること、ここが変わったところだと。まさしく、この育成組織の素晴らしさが、C大阪のストロングポイントだと思います」

Q; 試合後、目頭を熱くされた様子があったが?
「複雑な気持ちでした。たとえて言うならば、空港に家族を見送りに行くとき、家族との別れを惜しむような感覚でした。もちろん、これからも人生は続くわけで、皆さんにまたどこかで会えるんじゃないかという気持ちもあるが、実際なかなか会えないという部分も現実にはあり、アミーゴ(友人)、家族との別れを惜しむような、複雑な心境でした。ただし、ブラジルでは、アミーゴという言い方をしますが、友達はいつまでも友達。どこにいようが、距離が離れていようが、その関係は変わらない。私も、これからも、C大阪を心から応援し続けたいということを感じました」

Q; 美しいサッカーと述べられたように、前半から縦へ、前へという攻撃的な姿勢が見られていたが?
「選手たちが見せてくれた姿勢には、本当に満足しています。ただ、経験というのが足りなかったと思うし、もっと勝負強くなるためには、練習の部分から変えていかなければいけない部分もあると思います。ただし、改めて言いますが、選手たちのスピリットが伝わったからこそ、サポーターの皆さんが最後まで声を枯らして応援してくださり、試合の後に拍手をしてくださったんだと思います。このスピリットこそが、サッカーのエッセンスだと思います。それは何かというと、100%、勝利のみにこだわって戦うこと。これは、C大阪がとことんこだわって来たところだと思うし、今日の試合ではそれが存分に出たので、全く後悔するような内容の試合ではない。我々は本当に最高の試合を見せることができたと思います。内容については、そういう捉え方ができると思いますが、ただ、鹿島さんは勝つべくして勝たれた。2回のリスタートの決定機をしっかり決めたというところでいえば、勝利にふさわしいパフォーマンスを示されたというのはあると思います。それでも、ゲームの内容、ゴールの美しさという意味で言うと、(柿谷)曜一朗のゴール、これは比較することができないような、それくらいの最高のゴールを見せてくれたと思います」

Q:試合後、ベンチの前で全選手を集めて、何を話されたのか?
「今日、全選手が、スタッフも含めて、何が何でも勝つんだという、強い気持ちで臨んだ試合だっただけに、やはり、あの時に選手たちが相当落ち込んでいる部分が見受けられた。ただし、私は、今日の内容の充実したサッカーをした後の結果というのは、それほどの悔しさというのはなかったんです。これだけの手応えがあった、いいサッカーができたので。ただし、サッカーというのは、こういう結果が出るときもある。そこを感じて、サッカーの中では、勝利から学ぶものもあれば、負けた時にグッドルーザーであるべき、そういう姿勢も讃えられるべきだと思っています。選手たちにかけた言葉というのは、『今日、本当に選手たちが走りきっていた、中身が本当に詰まった最高のゲームだった』と。そして、一言で言えば、『スペクタクルなゲームだった』ということ。これを、選手たちには伝えました。改めて言いますが、曜一朗のゴールは、私が、これまでの歴代のJリーグのなかで、一番美しいゴールと呼べるものではなかったかと思います。それくらい、内容が伴っていたゲームだったと思います」

Q:手応えを感じる内容ということだが、あと1試合勝つため、その後、チームが成長し続けるため、必要なものは?
「一言、足りないもの、必要なものを、キーワードでいうと、『フィニッシュ(決定力)』だと思います。日本のサッカーというのは、崩しの部分も含めて、ボールをつないでいくという部分では、非常に素晴らしいものがあると思います。C大阪も含めて、『フィニッシュ』の精度が、キーワードになってくるんじゃないかなと思います」

以上

◆【J1:第33節 C大阪 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00165110.html


11月30日(土) 2013 J1リーグ戦 第33節
C大阪 1 - 2 鹿島 (14:03/長居/36,361人)
得点者:25' 大迫勇也(鹿島)、38' 柿谷曜一朗(C大阪)、85' 中村充孝(鹿島)
◆J1昇格プレーオフ特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
◆J2・JFL入れ替え戦特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:上位が負けたことで、優勝の可能性が残りました。
「全ては、1節ごとに戦っていかなければならないことであり、シーズン終盤にこういった状況にJリーグがなっているというのは、Jリーグにとって、注目度が高まるという意味でも、よいことだと思います」

Q:2点ともセットプレーからの得点でした。
「現代サッカーでは、セットプレーからの得点というのが、かなりの割合を占めるものであり、非常に重要なこと。岩政選手が入ることによって、セットプレーでの威圧感、圧力が増したというのはあります。そこからの得点もあり、2得点目も、相手がそこを意識すぎたというのも、あったのかもしれません。ただ、試合全体的に、前半は守備から攻撃への切り替えのところで、ボールを奪い返した後、守備のポジショニングから攻撃のポジショニングへ移る際に、ちょっとポジショニングのミスや、パスミスが目立ち、なかなか自分たちのリズムをうまく作れなかったということがありました。後半、そういったところが少しは改善できたと思います。シーズン終盤、チーム自体、特に選手間で競争力を高めてやっていて、要は選手の表情とか、集中力や注意力とかを欠けないようにしようと、お互いに声をかけながらやっていったところは、チームとして成長、成熟を感じ、監督としては喜ばしいこと、プラスの方向、空気、雰囲気が流れていると感じています。そのなかで、今日は2つの、発音はセレーゾですが、表記は同じ”Cerezo”だと思うが、どちらかが勝つということは、僕は確信していた(笑)。ただ、幸いに自分のCerezoのほうが勝つことができた。C大阪さんというのは、昔から攻撃的なサッカーをやってくるというのは、伝統としてあり、非常に優秀な素晴らしい若手が、特に前線付近に才能豊かな選手がいて、そこを完璧に抑えるのは難しいことだが、そういった中でもうまく対応できたかなと思います。両方の”Cerezo”が攻撃的にやっていくのは、非常に面白いことだと思います。あと、両チームの戦いにふさわしい観客動員もあり、雰囲気も非常によかった。両チームが見せた内容というのもありますし。唯一残念なことは、レヴィークルピ監督が退任されること。非常に優秀な監督なので、そこが唯一、このスペクタクルな部分の欠点としてあげられるのではないだろうか。それにしても、このC大阪さんのチームというのは、非常に優秀な選手がいますね。8番の柿谷選手、13番の南野選手、6番の山口選手など、非常に優秀な人材であり、彼らはただの選手ではなく、うまく成長していけば、プラスアルファ(の能力を持つ選手)になってくると思います」

Q:この試合は勝ったが、鹿島はホームで圧倒的な数字を残しながら、なぜアウェイで今季あまり勝てなかったのか?
「一時期は自分たちのせいかなという発言もさせていただいたが、私自身データを見ているわけではないが、おそらく全チームにある話しなのではないかなと。だから、こうやって最終節にもつれこむような状況になっているのかなと思います。詳しいデータに関しては、皆さんが一番分かるかと思いますが。あとは、日程的な部分で、4月、5月、6月で5-7-5、もしくは、7-7-5くらいの試合数があったかと思いますが、そこで大半のチームが五分五分の成績だったんじゃないかなと。試合数が一番詰まっている時期の成績を見てもらえれば、たぶんそうなっていたんじゃないかなと思います」

以上

◆2013Jリーグ ディビジョン1 第33節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50464

J1 第33節 セレッソ大阪戦 マッチレビュー

中村の決勝弾でC大阪を撃破!逆転優勝の可能性を残して、最終節へ。

先週末の鳥栖戦で1-2と痛恨の黒星を喫した鹿島は今週末、敵地に乗り込んで上位対決に臨んだ。勝ち点56で並ぶC大阪との対戦で鹿島が競り勝ち、逆転優勝の望みをつないだ。

鹿島は、出場停止の山村に代わって岩政、そして土居が先発メンバーに復帰した。鹿島は15分にジュニーニョが負傷で交代するアクシデントに見舞われたものの、C大阪の攻撃に冷静に対応しながら好機をうかがう。先制点は25分に生まれた。右CKのボールに岩政が反応し、ヘディングで前方へつなぐと大迫が落ち着いてボールを収める。大迫は複数の相手選手に囲まれながらも、右足シュートでゴールネットを揺らした。これで1点をリードした鹿島だが、38分に同点弾を献上。山口からのクロスボールに反応した柿谷に、浮き球のトラップから右足アウトサイドでの見事なボレーシュートを決められた。結局、前半は1-1の同点で終了した。

鹿島は、後半開始から遠藤に代えてダヴィを投入する。鹿島はC大阪にボールを支配される時間が続いたが、集中力を高く保って身体を張った守備で応戦した。ピンチを迎える場面もあったが、曽ヶ端が安定感のあるプレーで失点を許さない。81分、鹿島は土居に代えて本山をピッチへ送り出した。背番号10の投入で打開を図ると、待望の勝ち越しゴールは86分に決まった。ゴール正面、約30m地点で得たFKを小笠原が蹴り込むと、相手DFに当たって背後へ流れたボールに中村が反応。左足ボレーシュートでゴールネットを揺らし、スコアを2-1とした。1点リードを奪った鹿島はC大阪の反撃をしのいでタイムアップを迎え、結局、大観衆のアウェイ長居スタジアムで意地の勝点3を獲得した。

そして同時刻キックオフの試合で首位の横浜FMと2位の浦和が敗れたため、鹿島は3位に浮上。逆転優勝への希望をつなぎ、2位広島との最終節を迎える。さあ、最終決戦まであと1週間だ。



【この試合のトピックス】
・大迫がリーグ19得点目を記録。自己記録をさらに更新した。
・決勝弾を挙げた中村は、今季リーグ3点目となった。
・岩政はリーグ19試合ぶりの先発出場。フル出場で勝利に貢献した。
・リーグでのC大阪戦は2011年から6連勝となった。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・後手に回るな。チームのために各自が積極的に働くこと。
・リアクションより、まずアクション!自分たちのサッカーを相手にぶつけよう。
・1つ1つのプレーの精度を高めよう。とくにビルドアップは丁寧に。

セレッソ大阪:レヴィー クルピ
・我々はやればできるんだ!勝てるんだ!
・勇気を持ってチャレンジ出来ている。前を向いたら恐れずにシュートを打とう!
・守備ではみんなが声を出してスキのないプレーを!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・守備をしっかりできた試合だった。前半から言うと、両チームが良い入り方をしたが、ボールを奪ってからのパスミスが多かった。それが前半の中での問題で、守から攻へ切り替えた瞬間の、自分たちのポジショニングのミスであったり、ポジション取りが悪かったり、というところがあった。

・流れの中で、それぞれのクラブを代表する選手が活躍する形にもなった。後半は立ち上がり15分、20分前後はC大阪に主導権を握られて、自分たちのペースにできない時間帯があったが、その後からは盛り返して、守備のポジショニングをしっかりとやっていたというところが、非常に良かった。そこから自分たちのチャンスをうかがう形になっていった。全体的には、バランスを取りながらやるという部分ができた。守備のポジショニング、規律を守るというところもやっていった。タレント性の(ある選手が)多いビッグクラブであるC大阪に勝てたことは良かった。

・今日はどちらかのcerezo(セレーゾ/セレッソ)が勝つと確信していて、幸いにも今回は自分だった。

・(中村の決勝点について)彼は他チームから移籍してきて、今季加入した。加入した選手というのは、常勝クラブの圧力や自分の指導法、チームメートに慣れる時間が必要になる。良いタイミングで得点に絡む形になったと思う。少しでも自信になるゴールになればと思う。若い選手が取り組んで成長していく中での得点は喜ばしい。チームとして勝つということが、使命としてある。(中村が)その達成者の1人であるということは、非常に良かった。セットプレー2本を効率良くゴールに結びつけた。

・(最終節の広島戦に向けて)観る側としては面白味のある試合になると思う。両チームの特長は、相手のゴールを常に目指すということ。非常にオープンな試合になると思う。ホーム最終戦なので、できれば良い形で締めくくって、皆さんと共に笑顔で(今季を)締めくくれたらと思う。

セレッソ大阪:レヴィー クルピ
勝利だけが足りなかった。内容の良いサッカーで、数多くのチャンスを作って最後までオフェンシブに戦いきった。その中で残念ながら、セットプレーからの2失点を喫してしまった。選手たちは本当に良くやってくれた。おめでとうと称えたいと思う。ホーム最終戦でサポーターの皆さんには勝利を捧げたかったが、最後まで攻め抜く攻撃的な姿勢、対戦相手を恐れずに戦い抜く姿勢を見せることができたと思う


選手コメント

[試合後]

【中村 充孝】
(ゴールシーンは)自分のいた位置は、決め事。最終的には来ると思って入って行った。なぜかマークがついてなく、打つときも中はフリーだった。そういうところでみんなが詰めていけるのは、アントラーズの強みでもある。相手に当たったけれど決められて良かった。

【曽ヶ端 準】
ディフェンスが上手く相手をサイドに追い込んでからのシュートだったので、落ち着いて対応出来た。こぼれ球への反応が良かったと思う。細かい積み重ねが得点を許さず、2点目につながった。(優勝は)可能性のある限り追求したいし、チャレンジしたい。

【青木 剛】
C大阪は攻撃に凄く勢いがあって、人数をかけてくるチームなので、我慢する事が必要だった。その中で先制したが、追いつかれてしまった。それでも我慢した結果が、勝ち越しゴールにつながったと思う。2人、3人と連動して攻撃してくるので、相手の特長や勢いに対応するのは難しかった。普段より守って戦うという意思統一はチームにあった。

大迫選手、岩政選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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