日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年8月21日日曜日

◆山口素弘監督「狙い通り」チェコ遠征中のU-17代表、UAEに7発大勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?196759-196759-fl

[8.19 バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメント U-17日本 7-0 U-18UAE]

 チェコで開催されている第23回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに参戦しているU-17日本代表は19日、第3戦でU-18UAE代表と対戦し、7-0で大勝した。2勝1敗でA組2位となった日本は、20日にB組2位との3位決定戦に臨む。

 初戦のウクライナ戦を0-1で落とすも、第2戦のチェコ戦で3-2の勝利を収めた日本。立ち上がりからテンポよくパスを回し、相手ゴールに迫った。

 前半4分に主将DF田中陸の右クロスをFW田川亨介がヘッドで押し込んで先制すると、これでスイッチが入った日本は同7分に今度は左サイドを崩し、最後はMF酒井将輝が追加点を奪取。酒井は同11分にもネットを揺らし、序盤に一気に3点差とした。

 畳み掛ける日本は前半24分に田川のこの日2点目をマーク。同40分にはFW加藤拓巳がミドルを決め、5-0で前半を折り返した。

 後半も勢いは衰えず、後半6分にMF椿直起、同25分に田川が加点。田川のハットトリックもあり、日本が7-0の大勝を飾った。

 日本サッカー協会(JFA)の公式サイトを通じて山口素弘監督は「グループリーグ最終戦、勝利はもちろんのこと、積極的に点を取りにいこうと試合に入りました。狙い通りに前半から5点を取ることができ、結果的に大差での勝利に満足しています。しかしながら、グループ2位の結果は悔しいです」とコメントした。

 以下、出場メンバー

■スターティングメンバー
GK:猿田遥己
DF:田中陸、中川創、宮本駿晃、西山大雅
MF:椿直起、井澤春輝、藤本寛也、酒井将輝
FW:加藤拓己、田川亨介

■サブメンバー
GK:沖悠哉
DF:岡庭愁人、杉山弾斗、青山夕祐、山田洸太
MF:堀研太、中島元彦
FW:中村駿太

■交代
32分:宮本駿晃→杉山弾斗
HT:藤本寛也→山田洸太
56分:加藤拓己→堀研太
64分:堀研太→中島元彦

◆内田が独7季目で初の個人トレーナー帯同、8月下旬には一度帰国し根気よく治療へ(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20160819-OHT1T50218.html



 ドイツ1部・ブンデスリーガの16―17年シーズンは26日に開幕する。シャルケ04・DF内田篤人(28)は負傷からの復活を目指す。

 内田は実戦復帰へ向けて、昨年6月に手術を受けた右膝のリハビリを行っている。今夏、ドイツ7シーズン目で初めて個人トレーナーを帯同させた。「日々生じる少しの障害、不安でもすぐに排除したい」(関係者)という理由からだ。トレーナーが家族と離ればなれになること、リハビリが軌道に乗ったことで内田は一度は断ったが、周囲の配慮で決まった。

 焦点は痛み。症例が少なく、症状にも個人差があることから痛みを取る治療法が見つからない。クラブの下部組織で治療とトレーニングを続けていたが、今月下旬には一時帰国。1~2週間の予定でその治療を受けるという。内田も「難しいケガで時間がかかるのは分かっている」と覚悟しており、根気よく治療を続けていく考え。日本で順調に回復すれば、渡独後にトップチームの練習に部分合流する予定だという。

◆【THE REAL】元日本代表・内田篤人は絶対に下を向かない…不死鳥のごとき復活劇を果たすために(CYCLE)


http://cyclestyle.net/article/2016/08/20/39917.html

内田篤人 参考画像

どのような思いを抱きながら、日本へ帰ってきたのだろうか。ブンデスリーガの強豪シャルケが運営する日本語版クラブ公式ツイッターが18日、DF内田篤人が治療のために一時帰国するとつぶやいたのを見て、複雑な思いを抱かずにはいられなかった。

長く痛みを抱えてきた右ひざに、自らの判断でメスを入れたのは昨年6月。以来、内田は2015‐16シーズンのすべての公式戦を欠場して、孤独かつ過酷なリハビリ生活を積み重ねてきた。

◆だいぶ上がってきてはいる。

古巣の鹿島アントラーズがアビスパ福岡を下し、J1のファーストステージを制した6月25日。内田は同じくアントラーズ出身のFW大迫勇也(ケルン)とともに、カシマサッカースタジアムへ足を運んでいる。

この試合限りでアントラーズを退団し、サガン鳥栖へ完全移籍する33歳のベテランDF青木剛のユニフォームを身にまとい、試合後には青木本人からサインもしたためてもらった内田は、明るい表情を浮かべながらリハビリが順調に進んでいることを明かしていた。

「だいぶ(コンディションが)上がってきてはいるので。もう少し練習を積み重ねていくなかで、不安などがなくなってくれば、いけるかなという感じはしますけどね。(シャルケの)監督が代わりましたけど、その判断で合宿に参加できたらするし、そういう流れかなという感じがしますけど」

再びドイツへわたったのは7月9日。中国遠征から戻ったチームと合流し、今シーズンから指揮を執るマルクス・ヴァインツィール監督と話し合ったうえで、内田は同12日からのオーストリア合宿に参加した。

いきなりトップチームに合流せず、まずはU‐23(23歳以下)チームの練習に部分的に参加。元気にランニングする姿を、日本語版クラブ公式ツイッターはこんなつぶやきで祝福している。

「ウッチーが、ウッチーがシャルケで走っている!」

完全移籍でシャルケの一員となって、実に7シーズン目に入った。すでに2018年6月まで契約を延長するなど、クラブとサポーターからこよなく愛される存在であることが伝わってくる。

◆残念ながら、少しぶり返した

もっとも、順風満帆に映っていたリハビリのステップが、開幕を目前に控えた段階で暗転してしまったのか。前出のツイッターは、内田の右ひざが再び悲鳴をあげたと伝えている。

「残念ながら、少しぶり返したようだ。トレーニング後に再び痛みがあった。短期間、日本で彼が信頼する医師の治療を受けることになる」

現地時間27日には、ブンデスリーガの2016‐17シーズンが開幕。シャルケは日本代表のキャプテン、MF長谷部誠が所属するフランクフルトの本拠地に乗り込む。残念ながら出場はかなわなくなったが、焦りは禁物とばかりに、内田はドイツへ発つ前にこうも語っていた。

「長いこと休んでいるので、頭(開幕)からいけるかどうかはわからないですけど」

内田がシャルケの右サイドバックとしてプレーしたのは2015年3月10日、レアル・マドリー(スペイン)とのUEFAチャンピオンズリーグ1回戦までさかのぼってしまう。

その後は右ひざの違和感もあってリーグ戦でリザーブに回っていたが、バヒド・ハリルホジッチ新監督が就任した新生日本代表に招集され、初陣となった3月27日のチュニジア代表との国際親善試合(大分銀行ドーム)で残り6分から途中出場する。

さらには、同31日のウズベキスタン代表との国際親善試合(味の素スタジアム)で先発出場。予定通りに前半だけで退いたが、ドイツに戻った後に右ひざの状態が悪化してしまった。

◆ワールドカップ・南アフリカ大会

サッカーだけではなく、ひどいときには痛みを恐れるあまり、日常生活でもしっかりと足を踏みしめられなかったこともある右ひざのけがをたどっていくと、2014年2月9日にたどり着く。

この日に行われたハノーファー戦で右太ももの裏に肉離れを起こした内田は、その後の精密検査で右ひざの腱も断裂していることが判明。シャルケのチームドクターからは手術を勧められた。

完治させて翌シーズンを目指すのであれば、もちろん手術が最善策となる。しかし、利き足のひざにメスを入れれば、約4ヶ月後にはじまるワールドカップ・ブラジル大会の舞台にはおそらく立てない。

シャルケへ移籍する直前の2010年6月に開催されたワールドカップ・南アフリカ大会。岡田武史監督が下した戦術変更のもとで、当時22歳の内田は開幕直前になってレギュラーの座を剥奪されている。

胸中に悔しさを募らせながら、それでも内田は岡田監督に理由を聞かなかった。意地もあったのだろう。心のなかで「自分に本当の力がなかったからだ」と言い聞かせながら、必死に前を向き続けた。

新天地ドイツで心技体を磨き続けたその後の4年間。首脳陣およびチームメイトの信頼を勝ち取り、右サイドバックのレギュラーとして活躍してきた軌跡を、こんな言葉で振り返ったことがある。

「苦しかったけど、あの(ワールドカップ・南アフリカ大会の)経験を無駄にしちゃいけない、自分に返さなきゃいけないと思ってきた。ドイツで4年間頑張ってきて、いろいろな大会に出てきたことが力になっているのかなと思う」

ドイツでの日々に対する真価が問われるワールドカップ・ブラジル大会の舞台に、どうしても立ちたい。すぐには手術を受け入れられなかった内田は、セカンド・オピニオンを求めて2月14日に緊急帰国する。

おりしも関東地方が大雪に見舞われたなかで、成田空港から目指したのは東京・新宿区にある東京医科大学病院。アントラーズのチームドクターを長く務めてきた、香取庸一助教の診察を受けるためだった。

◆岩政さんと森本の分まで

「ドイツで手術と言われたときは、ワールドカップに間に合うのかなと思ったけど…大雪の影響で病院に着いた時間もすごく遅くなったけど、翌日の朝には(香取)先生が『大丈夫だよ』と言ってくれて」

厚い信頼を寄せる香取氏から保存療法へGOサインが出されたときの心境を、内田はこう明かしている。日本とドイツで自らに過酷なリハビリを課しながら迎えた5月12日、アルベルト・ザッケローニ監督が読み上げた代表メンバー23人のなかに内田も含まれていた。

真っ先に感謝の思いを香取氏へ伝えた内田は、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアの各代表と同じグループに入ったワールドカップを全身全霊で戦う覚悟を固めている。

「代表のスタッフの方とは常に連絡を取っていたし、代表のドクターやトレーナーの方がわざわざドイツまで来て治療もしてくれた。本当にたくさんの人が関わってくれたので、試合に出て勝つことが恩返しだと思っている。こうやってチャンスをもらえたいま、個人的には岩政さんと森本の分まで、というのは自分でも気にかけている。今回23人に入れなかった選手もいるし、そういう人たちの思いを少しでも背負ってブラジルに行きたい」

内田が名前をあげたDF岩政大樹(当時テロ・サーサナ)とFW森本貴幸(当時ジェフユナイテッド千葉)は、ともに代表に選ばれた南アフリカ大会で、出場機会がなかったフィールドプレーヤーだ。

◆膝蓋腱炎

端正でクールなマスクを脱ぎ捨てれば、そこには熱すぎるほどの浪花節が脈打っている。悔しい思いを共有したからこそ、彼らが選ばれなかったブラジル大会へかける内田の思いはさらに大きく膨らんだ。

残念ながらザックジャパンは1勝もあげられずにブラジルの地を去ったが、誰よりも孤軍奮闘したのは内田だった。グループリーグの3試合すべてに先発フル出場。持ち前のスピードで右サイドを活性化させ、インテリジェンスあふれるプレーでチャンスを作り続けた。

その一方で、ある意味で強行出場だった270分間のプレーは、内田の身体にダメージを蓄積させる。特に右ひざには、無意識のうちに大きな負担がかかっていたのだろう。

続く2014‐15シーズンが進むにつれて、再び右ひざに激みを覚えはじめる。診断の結果は膝蓋腱炎。お皿の下にくっついている腱が炎症を起こすもので、長年にわたって過度の負荷がかかることが原因とされる。

特に内田の場合はプロになってから、幾度となく右足に大けがを負ってきた。ブラジル大会における出色のプレーが引き金になって、限界値を超えたとしたら。それでも内田の心に「後悔」の二文字はない。

ヨーロッパ組のみを集めて、5月下旬に千葉県内で行われた短期キャンプ。リハビリでいいから一緒にやらないかと、ハリルホジッチ監督から声をかけられ、参加した内田はこんな言葉を残している。

「自分のなかでは(ワールドカップ・ブラジル大会を)休むつもりはなかったですし、こうなるっていうのはある程度、覚悟してやってきた。変な話、あのときに休んでおけばという気持ちはまったくありません」

◆普通の人間の体からアスリートの体へ

すべてを運命として受け入れ、前へ進むためのパワーに変える。シャイであることを自任し、公の場で決意や覚悟を明かすのをはばかる内田は、実は誰よりもサムライの心を奥底に秘めている。

アントラーズのファーストステージ制覇を見届けた直後のこと。無邪気に笑いながら「僕も早くグラウンドでやらないと、という気持ちになるよね」と語った内田は、こうつけ加えてもいる。

「やっぱり普通の人間の体からアスリートの体へ戻すというか、1年半も休んでから急に1ヶ月、2ヶ月の練習をポンとやると、またちょっと違う感じもあると思うので」

シャルケで練習を開始してから1ヶ月あまり。反動が出てくることを内田は覚悟していたし、完全復活のためには避けて通れない痛みだと、努めてポジティブにとらえて帰国したのかもしれない。

シャルケ側の説明によれば、日本での滞在期間は2週間ほど。おそらく今回も香取氏の診察および治療を受けて、必要とあれば今後のトレーニングメニューの内容なども再検討するのだろう。

リハビリにブランクが生じた関係で、もしかするとブンデスリーガ前半戦での復帰は難しくなるかもしれない。それでも右ひざの痛みを完ぺきに取り除き、そのうえで再発を防ぐための筋肉の鎧をまとい、試合勘も取り戻した先に待つ不死鳥のごときストーリーを信じて、内田は前へ進み続ける。

◆ケルン大迫、今季公式戦初戦でいきなり2ゴール!!6部相手に7発大勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?196829-196829-fl



[8.20 DFBポカール1回戦 BFCプロイセン0-7ケルン]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は20日、1回戦2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはBFCプロイセン(6部)に7-0で大勝した。ベンチスタートの大迫は後半18分から途中出場。同34分、42分に連続ゴールを決め、2回戦進出に貢献した。

 前半19分、今季から加入したDFコンスタンティン・ラウシュの直接FKで先制したケルンは同45分にFWアントニー・モデストが追加点を決め、前半を2-0で折り返す。そして後半18分、モデストに代わって大迫がピッチに入ると、攻撃のギアが一段上がった。

 後半23分、ラウシュのCKにDFドミニク・マローが頭で合わせ、3-0。同26分にMFマルセル・リッセ、同30分には今季ハンブルガーSVから加入したFWアルチョムス・ルドニェフスが追加点を決め、あっという間にリードを5点に広げた。

 さらに後半34分、ルドニェフェスのパスを大迫が右足ボレーで叩き込み、今季公式戦初ゴール。さらに同42分にも大迫が左足でダメ押しゴールを決め、7-0とゴールラッシュを締めくくった。

 大迫は今季公式戦初戦でいきなりの2ゴール。昨季は昨年8月16日に行われたリーグ開幕節のシュツットガルト戦で1得点したものの、その後は得点から見放され、シーズンを終えていただけに、公式戦では約1年ぶりのゴール。6部チームという格下相手とはいえ、まずは上々の滑り出しとなった。

◆大迫が今季初戦で2ゴールの躍動! ケルン、ゴールラッシュで6部クラブに大勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160821/482371.html?cx_cat=page1



 DFBポカール1回戦が20日に行われ、BFCプロイセン(6部リーグ)とFW大迫勇也の所属するケルンが対戦した。大迫はベンチスタートとなった。

 試合はケルンが19分にコンスタンティン・ラウシュのゴールで先制に成功。45分にはアントニー・モデストが1点を加えて、2-0で前半を折り返す。

 後半に入って63分、追加点を狙うケルンは一気に3枚替え。大迫もモデストに代わって投入された。この交代をきっかけにケルンのゴールラッシュが始まる。68分にドミニク・マロフ、71分にマルセル・リッセ、75分にアルチョムス・ルドネフスが立て続けに得点。

 さらに、5点リードで迎えた79分、大迫が今シーズン最初の公式戦でさっそくゴールを挙げる。右サイドからのクロスを、中央の大迫がワントラップから右足ボレーで豪快にシュートを突き刺して先制点を奪った。

 さらに88分には、味方のシュートがクロスバーに弾かれると、大迫がいち早くこぼれ球に反応。ゴールを背にしてトラップするが、相手DFをかわしつつエリア内左の深い位置から左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 試合はこのままタイムアップを迎え、ケルンが7-0で完勝し2回戦に駒を進めた。なお、2ゴールの大迫は63分からプレーした。

【スコア】
BFCプロイセン 0-7 ケルン

【得点者】
0-1 19分 コンスタンティン・ラウシュ(ケルン)
0-2 45分 アントニー・モデスト(ケルン)
0-3 68分 ドミニク・マロフ(ケルン)
0-4 71分 マルセル・リッセ(ケルン)
0-5 75分 アルチョムス・ルドネフス(ケルン)
0-6 79分 大迫勇也(ケルン)
0-7 88分 大迫勇也(ケルン)

◆ケルンの大迫が2ゴール!ドイツ杯1回戦で大勝(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/20/kiji/K20160820013209080.html

 サッカーのドイツ・カップは20日、各地で1回戦が行われ、大迫勇也のケルンは6部のプロイセン・ベルリンに7―0で大勝した。大迫は後半18分から2トップの一角で出場し、2得点した。

 定位置争いは厳しいが「今季はFWでキャンプ中から継続して点に絡めている。充実していて楽しいし、中盤で出るよりもうれしい。続けて頑張りたい」と、笑顔で話した。内田篤人が離脱しているシャルケも順当に勝ち上がった。(共同)

◆湘南 PKのはずが…“疑惑の決勝点”で7連敗(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/21/kiji/K20160821013206460.html

明治安田生命J1第2S第9節  湘南0―1鹿島 (8月20日  カシマ)

<鹿島・湘南>後半35分、ゴールを決める鈴木(右)

 湘南は、“疑惑の決勝点”で7連敗を喫した。後半35分の失点の場面は、直前にペナルティーエリア内でMF高山が相手MF鈴木を後ろから腕をかけて倒していた。鈴木は倒れたまま脇にボールを抱えたが、笛は鳴らない。 

 直後、鈴木は立ち上がってゴールを決めた。PKなら納得した湘南側は試合後に鈴木のハンドを主張したが、判定は変わらなかった。

◆「ファウルだと思ったけど…」笛鳴らず立ち上がって即シュート、鈴木優磨の決勝点で鹿島連勝!湘南は崖っ縁7連敗(ゲキサカ)



[8.20 J1第2ステージ第9節 鹿島1-0湘南 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームで湘南ベルマーレを1-0で下し、2連勝を飾った。降格圏の17位に低迷している湘南はこれで7連敗。この日、15位甲府が勝ったため、残り8試合で残留圏まで勝ち点7差と崖っ縁に追い込まれた。

 リオデジャネイロ五輪から帰国し、チームに合流したGK櫛引政敏、DF植田直通がベンチスタートとなった鹿島が終始、試合を優勢に進めた。しかし前半20分、MF鈴木優磨の右クロスに走り込んだMF土居聖真のスライディングシュートはGKタンドウ・ベラピに弾かれる。同28分、土居の右足ミドルもタンドウ・ベラピの好セーブに阻まれた。

 何度となくチャンスをつくりながら、相手GKが好守を連発し、1点が遠い鹿島。嫌な空気がピッチを覆う中、鈴木の執念がゴールをこじ開けた。後半35分、MF柴崎岳の左CKからファーサイドの鈴木がMF高山薫と交錯し、ゴール前で転倒。PKかと思われたが、高山啓義主審はノーファウルの判定で笛を吹かなかった。

 すると素早く鈴木が立ち上がり、一瞬、集中の切れた湘南MF長谷川アーリアジャスールを抜いて左足でシュート。これがゴールネットを揺らし、値千金の決勝点となった。「ファウルだと思って倒れたけど、(笛が)鳴らなかったので、思い切って立って、シュートを振り切った」。試合後のインタビューで得点シーンを振り返る鈴木は「何としてもホームの連敗を止めたいと思って試合に臨んだ」と力を込めた。

 前節の福岡戦(2-1)で連敗を3で止め、5試合ぶりの白星を獲得した鹿島。この日は7月13日の名古屋戦(3-0)以来となるホームでの勝利が懸かっていた。これで2連勝。今節は首位攻防戦で首位川崎Fが2位浦和に勝ったため、3位鹿島と2位浦和の勝ち点差は「3」に縮まった。

◆鹿島 CKから鈴木が反応し決勝点!「ファウルだと思ったけど」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/21/kiji/K20160821013206400.html

明治安田生命J1第2S第9節  鹿島1―0湘南 (8月20日  カシマ)

<鹿島・湘南>後半35分、ゴールを決める鈴木(右)

 鹿島は、ホームで連勝した。決勝点は後半35分。MF柴崎の左CKに、ファーサイドのMF鈴木が反応した。 

 「ファウルだと思ったけど、インプレーだったので、早くシュートを打とうと思った」。一度は倒れた後に立ち上がって左足で今季6点目を決めた。後半25分には、ベンチに下げられたFW金崎が石井監督に食ってかかるシーンがあった。指揮官は「やってはいけない行為。彼が冷静になったときにしっかり話をしたい」と話した。

◆鹿島金崎、途中交代に激高 石井監督と握手拒否(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1698009.html



<明治安田生命J1:鹿島1-0湘南>◇第2ステージ第9節◇20日◇カシマ

 鹿島の金崎が途中交代に不満を爆発させた。

 後半25分にファブリシオと代わってベンチに下がる際、石井監督の差し出した手をあからさまに拒み、激高するような態度を見せてスタッフに抑えられた。

 問題行動に石井監督は「監督の立場からすれば、あれは選手がやってはいけない行為。冷静になったら、しっかり話をしたい」と対話の機会を設ける考えを示した。

◆J1 鹿島、湘南に1-0 鈴木、こじ開けた(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14717045862263

明治安田J1第2ステージ第9節(20日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は湘南に1-0で競り勝ち、2連勝でJ最速のリーグ戦450勝を達成した。通算成績は4勝1分け4敗、勝ち点13で順位を9位に上げた。年間順位は3位のまま。

鹿島は前半から攻勢を掛けた。なかなか得点を奪えずにいたが、後半35分に鈴木の2試合連続ゴールで均衡を破った。守備は終始安定し、6試合ぶりに無失点勝利を飾った。

■鹿島・石井監督
湘南の高さや前への推進力のある攻撃に脅威を感じていた。そこを対応すればペースを握れると思っていた。(金崎が交代に不満をぶつけ)選手がやってはいけない行為。彼が冷静になったときに話しをしたい。

■鹿島・昌子
相手はセットプレーが得意だったので、ファウルはできるだけ避けるようにした。(上位とは差があるが)諦めずついていきたい。

■記録メモ
▽金崎がJ1通算200試合出場
鹿島のMF金崎が湘南戦でJ1通算200試合出場を達成した。

◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51811

明治安田J1 2nd 第9節

鈴木が値千金の決勝ゴール!ホームのカシマで、J1通算450勝を達成!

鹿島が粘る湘南を振り切り、2ndステージ2度目の連勝を飾った。前半からチャンスを作りながらもなかなかゴールが決められなかった鹿島だったが80分、エリア内で倒された鈴木が最後まで諦めない姿勢を見せ、値千金の決勝ゴール。この1点を最後まで守り切り、1-0と第3節のホーム名古屋戦以来のホームゲーム無失点勝利でリーグ最速となるJ1通算450勝を達成した。 





序盤、引き気味の湘南に対し、鹿島はボールポゼッション率を高めながらチャンスをうかがう。今日も右サイドで先発となった鈴木が金崎とのコンビネーションで攻撃を仕掛ける。20分、鈴木がグラウンダーのクロスを入れるとここに土居が飛び込み、絶妙なスライディングシュート。しかしこれは惜しくも相手GKの正面となる。また28分には土居がカットインから決定的なシュートを放つが、これも相手GKベラピに阻まれてしまった。

















その後も何度か決定機を得た鹿島だったが、幾度となくベラピに止められ、少しずつ湘南に流れを持って行かれる。後半に入っても、攻めながらもなかなか点が取れない時間帯が続いた。















この閉塞した状況を打ち破ったのは、前半からボールを追い続けていた鈴木だった。80分、エリア内でドリブルで仕掛けた鈴木が相手選手に倒される。誰もがPKかと思ったが、レフェリーの判断はノーファウル。そしてレフェリーへ目線を移した湘南の選手たちを尻目に鈴木は立ち上がり、意表を突いたシュートを放つ。これにはここまで好セーブを連発していたベラピも為す術がなく、結果的にこれが決勝ゴールとなった。





その後、湘南の圧力にも慌てずに対応した鹿島が守り切り、1-0とホームでの連敗を2でストップ、そしてリーグ最速となるJ1通算450勝を達成した。まだまだ修正点はある、相手を圧倒した90分ではなかった。だが今、最も必要な勝ち点3を手にし、更に前へ進む。さあ、ここからだ。







【この試合のトピックス】
・リーグ最速となるJ1通算450勝を達成。
・ホームでの連敗を2でストップ。
・2ndステージ、第3節の名古屋戦以来となる無失点勝利。
・鈴木が自身初となる公式戦2試合連続ゴール。
・金崎がJ1通算200試合出場を達成。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・前半は良い形が作れている。後半も相手エリア周辺で積極的なプレーを続けていくこと。
・バランスが悪くなったら、お互いに声をかけてピッチ上で修正しよう。
・守備の場面では、相手の運動量に負けず、遅れないように対応すること。


湘南ベルマーレ:チョウ キジェ
・ラインをコンパクトに保っていこう。
・積極的に仕掛けていこう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も多くの方が応援に来てくれた。その人たちを含め、クラブに携わるすべての人のためにホームゲームでの連敗を止めたかった。いい結果が出せてよかった。湘南はタフにアグレッシブに戦うチーム。高さの部分、そこから前への推進力、人をかけて攻撃する部分は非常に脅威を感じていた。そこをしっかり対応できれば、自分たちのペースになると思っていた。前半は右サイドからの攻撃が多かったが、後半は左サイドからも幅広く攻撃したいとメンバー交代して、相手を揺さぶる形がさらにできたと思う。連敗中、カウンターで失点することが多かったので、攻撃陣のリスクマネージメントをしっかりやろうと話していた。そこがうまくできて連勝につながった。相手陣内に入ったときのゴール方向に向かうタイミング、スピード感をさらに高めていきたい。この勝利を続けていきたいと思う。

Q 金崎選手が交代のときに、手を振り払うような行為があったが、どのように感じているか?
A 監督の立場としては、選手がやってはいけない行為だと思う。今後、彼が冷静になったときにしっかり話したい。

Q ハーフタイムの具体的な指示は?
A 前半、守備も攻撃も非常にいい形ができていた。そこを継続していこうと確認した。守備の部分はジネイ選手の高さを活かしてこぼれ球を拾ってという形がメインになっていたが、そこへの対応はしっかりできていた。攻撃の面でも、右サイドを崩す攻撃が多かったので、そこをさらに作り、さらに左サイドも使っていきたいと話した。

Q ホームゲームの勝利を待っていたサポーターが多いと思うが。
A ホームゲームで連敗していたが、本当にホームタウンの方々、カシマスタジアムへ来てくれていた方々、アントラーズのファンの皆さんに勝って笑顔を届けたいと思っていた。選手はどんな試合でも90分間戦ってくれていた。連敗を止めて、福岡戦から連勝できたことで、チームも上向きになっていくと思う。これからも、ファンの皆さんにたくさんスタジアムに来ていただき、選手たちを後押ししてもらいたい。

Q 連敗していたときと比べて少ないタッチで前に進めることができているように感じているが、意識してやらせているのか?
A 選手の構成にもよると思う。前線にカイオのように速くて運べる選手がいたときはそういう形が多かったが、今はしっかりボールを受けられて周りをしっかり使える選手が多い。今日は湘南が前からプレッシャーをかけてくるなかで、速いテンポで相手の陣内に入ることが攻撃のポイントだと思っていた。そういう意味でもシンプルに味方を使って、相手陣内にボールを運ぶことができていたと思う。

Q 鈴木選手のゴール前でのプレーの評価は?
A 優磨はシンプルに味方を使って、ゴール前での迫力も非常にあり、ヘディングも強い。判断や強さもあるので、そこが今日は十分に出たと思う。最後の時間帯で、相手に寄せられるなか、しっかり前を向いて相手の前に入っていく力強さがあった。彼の特長が出た非常にいいシーンだったと思う。


湘南ベルマーレ:チョウ キジェ
夏休みということで、たくさんの子どもたちの声援も聞こえていた。カシマスタジアムという雰囲気のいいスタジアムで、アントラーズと試合ができることを楽しみにしていた。相手の攻撃を受けるような戦い方ではなく、湘南らしく、自分たちからやっていこうと話して臨んだ。1stステージ優勝した鹿島に対して一歩もひるまず、最後まで戦った選手たちに寄り添いたい。勝敗はコントロールできない部分もある。勝ち点1も与えてもらえない、なにかがここカシマにあるのかもしれない。負け続けるなか、前を向いてエネルギーを出し続ける選手たちの頑張りを、見ている人たちがどう感じているかわからないが、私は間違っていないと思う。絶対にあきらめず、来年J1の切符を勝ち獲れるよう、最後の最後まで戦いたい。


選手コメント

[試合後]

【永木 亮太】
試合のバランスを考えて、満男さんといい形でできた。サイドチェンジが大事になると思っていたが、うまくできたと思う。90分を通していい形でできた。カウンターにもいい対応ができていた。チャンスを作っても決められなかったので焦ったが、前半からいいボール回しが出来ていたので、点をとれると思っていた。ナビスコカップで悔しい思いをしていたので、勝てて良かった。

【山本 脩斗】
ホームでの負けが続いていたので、しっかり勝つことができてよかった。(攻め上がるかは)様子を見ていた。相手もジネイ以外は引いていたので、3人も4人も残る必要はない。守備も安定していたし、焦れずにしっかりできた。チャンスはあったし、まず守備陣としては0失点でいくことを意識していた。優磨が点を取ってくれてよかった。

【昌子 源】
セットプレーになるのでファウルはさけようと話していた。意識していても、なかなか難しいもの。バイア選手がファーから点をとっていることが多く、自分がマークにつくことは覚悟していた。責任を持って、先に触られないように、競り負けても自由にやらせないことを意識していた。

【鈴木 優磨】
前半から球際で戦って、いい形でできていた。(ゴールシーンは)岳君から高めのボールがきたが、前の選手がかぶると思っていた。シュートを打とうと思ったら、つかまれてファウルかと思ったが違ったので、とにかく早く思い切りシュートを打とうと思っていた。また1週間トレーニングをして、いい準備をしたいと思う。

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