日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年4月7日日曜日

◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユース登録メンバー(ゲキサカ)





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鹿島アントラーズユース登録メンバー

▼GK
21 寺門碧生(2年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
40 高橋楓(1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
41 千葉志音(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
47 木村和輝(中3=鹿島アントラーズジュニア )

DF
2 唐澤航土(3年=エスペランサジュニアユース )
3 小針宏太郎(3年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
4 国府田宗士(2年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
6 根本健汰(3年=鹿島アントラーズジュニアユース )
12 中川朋哉(3年=Athletic Club 弘前)
18 玉木麗音(3年=鹿島アントラーズジュニアユース )
22 沖田空(2年=鹿島アントラーズジュニアユース )
23 福原陽向(1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
29 小林栞太(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
31 溝口修平(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
▼MF
5 石井翔太(3年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
7 石川原憂汰(3年=FCみやぎバルセロナ )
8 生井澤呼範(3年=鹿島アントラーズジュニアユース )
10 柳町魁耀(2年=鹿島アントラーズジュニアユース )
11 栗俣翔一(3年=鹿島アントラーズジュニアユース )
14 木内達也(2年=鹿島アントラーズジュニアユース )
15 藤井エリキ(3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
20 舩橋佑(2年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
24 石津快(2年=鹿島アントラーズジュニアユース )
25 竹間永和(2年=クマガヤサッカースポーツクラブ )
26 舟崎歩武(2年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
27 村山剛琉(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
28 伊藤龍之介(1年=鹿島アントラーズジュニアユース )
30 淵上涼太(1年=鹿島アントラーズジュニアユース )
43 下田栄祐(中3=盛岡太田東サッカー少年団 )
44 梅津龍之介(中3=ESTRELLAS(エストレージャス).FC )
▼FW
9 杉山眞仁(3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース )
13 菊池快(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース )
19 梅津凜太郎(2年=鹿島アントラーズジュニアユース )
46 馬目隼乃介(中2=勿来・フォーウィンズ)




◆[プレミアリーグEAST]鹿島ユース登録メンバー(ゲキサカ)


◆「新たな歴史を作る序章」 神戸DF西大伍、”バルサ化”に見据える壮大なミッション(FOOTBALLZONE)






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“VIPトリオ”との刺激的な日々は…「レアルとやった時と似た感覚を味わえている」

 2年連続でJリーグベストイレブンに輝き、3月シリーズの日本代表メンバーにも選ばれたDF西大伍は今季、鹿島アントラーズからヴィッセル神戸へ新天地を求めた。フアン・マヌエル・リージョ監督の下で“バルサ化”を進めるなか、移籍組ながら不動のレギュラーとして君臨。「新たな歴史を作る序章の1年になるので、しっかり見ておいてください」と意気込む経験豊富な右サイドバックの思考とビジョンに迫る。

 鹿島でリーグ優勝1回、ルヴァンカップ優勝3回、AFCチャンピオンズリーグと天皇杯優勝を1回ずつ経験した西は、“常勝軍団”を離れて壮大なミッションを掲げる神戸への移籍を決断した。そこには、刺激と成長を追い求めてきた男の哲学がある。

「一番の理由は選手として成長するため、です。さらに上を目指していくうえで、アンドレス(・イニエスタ)やルーカス(・ポドルスキ)ら外国籍選手もいて、毎日のように刺激を受けられる環境は魅力でした」

 元スペイン代表FWダビド・ビジャ、イニエスタ、ポドルスキの“VIPトリオ”との日々は、クラブワールドカップでレアル・マドリードとの対戦を2度経験している百戦錬磨の西にとっても意義のあるものだという。

「やはり1試合だけ対戦するのと、練習から一緒にプレーするのは違います。クラブワールドカップでレアルとやった時と似た感覚を味わえていると思います」

 もっとも、VIPトリオと時をともにしてサッカー観に変化があったかを問うと、「捉え方の違いとかはありますけど……」と前置きして、“大伍節”を炸裂させる。

「正直言えば、びっくりと言うほどではない。『なるほどね』ということが普段から結構あります。やってきた環境、基準も全然違う。ただ、その違いだけなので、どちらが正しいということもないかなと」





「30歳になった時にやっとスタートラインに立った。また新たな物語を作りたい」

 世界的スターとの共闘も、“感覚”で状況に応じてプレーしていると平然と言ってのける。

「そんなに深くは考えていなくて、感覚でやっています。もちろん、コミュニケーションするべきところはします。でも攻撃に関しては、ある程度のレベルになると、その選手のプレーを理解していけば、そこまで話す必要はないと思うので。(自分が)サイドだからとかそんなに意識はしていなくて、試合の展開や相手の出方によってその都度ですね」

 “バルサ化”はボールを支配して攻撃するポゼッションサッカーが一つの指標だが、それは決して「攻撃的というわけではない」と西は説明する。

「ファンマ(リージョ監督)が大事にしているのは、試合をコントロールするところ。攻撃も守備も全員でという意味でも、また新たな理解ができている実感があります。まだまだ(自分の)プレーの引き出しは増やせると思うし、タイミングやテンポもいろんなバリエーションがあるなと気づかされる。今はもっと成長できるという思いでいます」

 西は今年でプロ14年目、8月には32歳を迎える。年齢的にはいわゆる“円熟期”だが、本人は「まだまだ」と笑顔を覗かせる。

「今もまだまだですけど、昔の自分は大した人間じゃなかったです。やっと一人前、いや、30歳になった時にやっとスタートラインに立ったと思いました。もともと、僕のピークは遅いなと考えていたので、辞める時くらいが自分のピークだったらいいなと。まだまだですよ(笑)」

 西は鹿島時代、剣道や茶道の世界で修業の過程を示す概念「守破離」を引き合いに出し、自身の成長過程について、忠実に守ってきた教えを発展させる“破”と、オリジナルのものを生み出して確立する“離”の間だと表現していた。それは神戸移籍で一度リセットされたというが、神戸での成長イメージは頭の中でしっかりと描かれている。

「守破離については、鹿島アントラーズにおいて、というのもあった。だから一度離れました(笑)。でも、鹿島に入った時よりも短縮してすべてをできるとは考えています。自分の目指すべきものは常に変わらない。また新たな物語を作りたいと思います」

「本気で変わろうとしている1年、ヴィッセルは今、そういう時期だと思う」

 クラブ創立25年目を迎えた神戸は、まだタイトルを獲得した経験がない。VIPトリオ、さらには元バルセロナのスペイン人MFセルジ・サンペールが加わり、初優勝とAFCチャンピオンズリーグの出場権獲得を目指すが、鹿島で勝者のメンタリティーを培ってきた西は、「気づいたことはサッカーのことでなくても、なんでも言っている」という。

「ヴィッセルに何かを還元できているかどうかは、観る方の判断だったり、結果として現れる部分なので、今の段階では自分では言えません。僕が言っていることが合っているか分からないので、全部を理解する必要はない。自分も質問しながら学んでいます。

 目標はもちろん優勝。初タイトルはチームにとって特別なものだし、それが日本サッカーのためにもなる。それには関わりたいですね。タイトルを獲って変わることもありますけど、本気で『タイトルを獲りたい』と思った時には、もう(チームは)変わっている。本気で変わろうとしている1年、ヴィッセルは今、そういう時期だと思います。僕にとっても、これから自分がチームに何をもたらすかで、優勝の意味が変わってくる。新たな歴史を作る序章の1年になるので、しっかり見ておいてください」

 進化を続ける西と神戸の壮大なミッションは、まだ始まったばかりだ。


◆「新たな歴史を作る序章」 神戸DF西大伍、”バルサ化”に見据える壮大なミッション(FOOTBALLZONE)





◆トゥールーズ監督、昌子源獲得に満足。「今のところ非常に良い選択だった」(フットボールチャンネル)



昌子源 Gen.Shoji


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 フランス1部のトゥールーズを率いるアラン・カサノバ監督は、今季途中から加入した日本代表DF昌子源のこれまでのパフォーマンスに満足しているようだ。同クラブの専門メディア『LesViolets.com』が4日付で同監督のコメントを伝えた。

 昌子は鹿島アントラーズから1月にトゥールーズへ移籍。すぐにレギュラーポジションを確保し、リーグアンでデビューから10試合連続の先発フル出場を続けている。

「しっかり適応しようという強烈な意欲があり、最初から日常生活やプレーに必要なフランスの言葉をたくさん知っていた」と監督は昌子についてコメント。通訳の助けもあり、新天地への適応は非常にスムーズだったと振り返っている。

「素晴らしい選手であるだけでなく、人間としても非常に素晴らしい」と賛辞を送り、「高いレベルのアタッカーたちと毎日勝負できる」環境の中で「試合を重ねるごとに勢いをつけている」と昌子の現状について指揮官は語る。

「現時点では、我々のスカウト部門は非常に良い選択をしてくれた」とカサノバ監督は昌子の加入に満足している様子。監督からの信頼を勝ち取った昌子のさらなる活躍が期待される。

【了】


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◆トゥールーズ監督、昌子源獲得に満足。「今のところ非常に良い選択だった」(フットボールチャンネル)





◆【鹿島】3000枚限定1白黒ボーダー練習試合用ユニホームを販売へ(報知)






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 鹿島は5日、2019年モデルのトレーニングマッチ用ユニホームを販売することを発表した。

 斬新な白黒のボーダー柄で、背番号は黄色の文字。5日の名古屋戦前のウォーミングアップ時に選手が着用した。クラブによると、合計3000枚の販売となる予定。

 詳細は以下の通り

■価格 本体価格15000円+税 

■受付背番号 所属選手と12番※背番号のみ。選手名の記載はなし。GKもフィールドプレーヤーデザイン

■サイズ・枚数 【オンラインストア】Mサイズ470枚、Lサイズ950枚、XLサイズ950枚、XXLサイズ470枚【ショップクラブハウス店】Mサイズ30枚、Lサイズ50枚、XLサイズ50枚、XXLサイズ30枚 合計3000枚

■受付方法 Jリーグオンラインストアまたはオフィシャルショップクラブハウス店

■受付期間 4/6(土)~4/14(日)


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◆【鹿島】3000枚限定1白黒ボーダー練習試合用ユニホームを販売へ(報知)





◆J1リーグホームゲーム通算来場者数800万人達成のお知らせ(オフィシャル)



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本日、明治安田生命J1リーグ第6節・名古屋グランパス戦の来場者数が14,163人となり、1993年Jリーグ発足よりリーグ戦ホームゲーム通算来場者数が 8,006,142人を数え、800万人を超えました。

ファン・サポーターの皆様へ感謝の気持ちを込めて、4/20(土)の明治安田生命J1リーグ第8節・ベガルタ仙台戦において「Thank You 8 Million〜ありがとう!800万人のアントラーズファミリー〜」企画を実施いたします。なお詳細は後日お知らせいたします。

【注記】
・800万人達成は、浦和レッズ、横浜F・マリノスに続き、Jリーグで3番目。
・通算数はスタジアム問わず、 リーグ戦ホームとして開催した全来場者の通算数(カップ戦は含まず)。




◆J1リーグホームゲーム通算来場者数800万人達成のお知らせ(オフィシャル)


◆鹿島レオ・シルバ50m7人抜き弾「信じられない」(ニッカン)






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<明治安田生命J1:鹿島2-1名古屋>◇第6節◇5日◇カシマ

首位名古屋グランパスに苦戦した鹿島アントラーズに、劇的な展開が待っていた。1-1の後半36分、MFレオ・シルバはハーフラインを数メートル越えたところでボールを受けると、右から中央に切り込みながら、細かくドリブルを刻んだ。時間にしてわずか10秒足らず、かわした名古屋の選手は7人。約50メートルをするりと持ち上がり、最後は倒れながらコースのないところに流し込んだ。「たぶん今までのキャリアで一番きれいなゴール。信じられない」。足元からボールを離さない技術が生んだ、玄人らしいゴールだった。

苦しい試合だった。前半から相手に主導権を握られ、後半立ち上がりに失点。敗色濃厚だったが、疲れの見え始めた名古屋の選手たちを尻目に、途中出場のFW安部、MF三竿らが躍動した。これでリーグ戦は5試合負けなし。同点弾で反撃ののろしを上げたMF土居は、「2点目を取られず、我慢強くできた。今季ずっとできている」と手応えを口にした。







◆鹿島レオ・シルバ50m7人抜き弾「信じられない」(ニッカン)


◆Jリーグの一撃に海外衝撃「メッシをコピー」 鹿島MF、4人突破40mドリブル弾を絶賛(FOOTBALLZONE)



レオ・シルバ Léo Silva


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名古屋戦、鹿島のMFレオ・シルバが決勝ゴール 海外メディアも注目「素晴らしい」

 鹿島アントラーズは5日のJ1第6節名古屋グランパス戦で2-1と逆転勝利を収めた。この試合で生まれた鹿島の決勝ゴールは大きなインパクトを残し、海外メディアは「メッシをコピー」と称えている。

 開幕戦で大分トリニータに1-2と敗れた鹿島だが、それ以降は2勝2分と復調傾向のなかで名古屋戦を迎えた。前半アディショナルタイムに相手MFガブリエル・シャビエルに先制点を献上するも、後半27分にMF土居聖真が同点弾。そして同36分、ブラジル人MFレオ・シルバが強烈な存在感を放った。

 ハーフウェーライン付近でボールを受けたL・シルバは、そこから一気に加速してドリブルを開始。1人目、2人目を置き去りにして相手ペナルティーエリア手前まで侵入すると、細かいタッチで3人目も抜き去る。そのままエリア内に突進し、4人目に体を当てられたが強引に突破し、最後は倒れ込みながらも左足を振り抜いて決勝ゴールを決めた。

 この40メートル弾を報じたのが、ハンガリーのオンライン紙「ORIGO」だ。「メッシをコピー」と伝え、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ級のゴールと絶賛。「鹿島が名古屋に2-1と勝利したが、その結果よりもブラジル人選手が記憶に残る素晴らしいゴールを決めた」と記している。

 2017年から鹿島に在籍しているL・シルバは、主力として昨季のAFCチャンピオンズリーグ制覇にも貢献。リーグ屈指のボール奪取能力を誇るなか、この試合では状況判断能力と打開力も高水準であることを証明して見せた。


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◆Jリーグの一撃に海外衝撃「メッシをコピー」 鹿島MF、4人突破40mドリブル弾を絶賛(FOOTBALLZONE)





◆カットインから同点起点に…大外パス選んだ鹿島MF安部「アイデアというか、ひらめき」(ゲキサカ)



安部裕葵 Hiroki.Abe


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[4.5 J1第6節 鹿島2-1名古屋 カシマ]

 10番の投入で劣勢の流れが一変した。2試合続けてベンチスタートだった鹿島アントラーズMF安部裕葵は1点ビハインドの後半16分、MFレアンドロと代わってピッチに登場。すると11分後、鋭いカットインからMF永木亮太にパスを通すと、そこからMF土居聖真の同点ゴールが生まれた。

「もうちょっと横の角度でカットインしたかったけど、相手の守備が警戒してきてマイナス気味に出すしかなかったので。パスを選択した時は…アイデアというか、ひらめきです」。この得点で勢いに乗った鹿島は、さらなる攻勢を開始。最後はMFレオ・シルバのスーパーゴールも決まり、首位名古屋を相手に見事な逆転劇を見せた。

 今季から常勝軍団の10番を受け継いだ安部だが、序盤戦のパフォーマンスは満足いくものではない。開幕4試合でレギュラーポジションを確保していたが、昨季のような鋭いドリブルは鳴りを潜め、全試合で早い時間帯に途中交代。U-20日本代表遠征明けの前節磐田戦(△1-1)ではついに先発の座を外れた。

「身体づくりからいろんなものに挑戦している。コンディションを崩すのは良くないが、若いうちにいろいろと試すのは今後のキャリアにとっても大事。試合に出してもらっている身なので良いコンディションに戻せれば」。初めて迎える主力としてのシーズンイン。調整の難しさも前向きに捉えていたというが、変調は明らかだった。

 またそれに加え、相手チームの対策も進んでいた。「守備では枚数をかけてきて嫌ですし、1対1はあまりなくて1対2になることがほとんど」と相手の警戒を認める中、「そういう中でもやれれば自信になるし、楽しみながらやれれば」とこちらもポジティブに受け入れているものの、壁にぶつかった印象を与えたのも確かだ。

 それでも、この日は自身の持ち味をしっかり結果に結びつけた。「(どんなプレーを選択するかという)答えはない。ただ、もちろんマイナスではなかった。ゴールにつながったので良かったとは思います」。理想的なプレーではなかったが、これも一つの光明。鹿島の新10番は求める基準に近づきながら、果てなき成長意欲を持ち続ける。

(取材・文 竹内達也)


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◆【鹿島】誰が出ても鹿島は鹿島!主力不在も伝統の勝負強さで“首位討ち”背景を「読み解く」(報知)






ウィニング・ストーリー 一流サッカー選手・指導者の自己実現術 [ 岩政大樹+スカ...


◆明治安田生命J1リーグ第6節 鹿島2―1名古屋(5日・カシマ)

 鹿島はMFレオシルバ(33)の“5人抜き”ゴールによる決勝点で首位・名古屋を2―1で下した。内容では圧倒されながらも、相手の急所をつく鹿島らしい勝利で勝ち点3を獲得。鹿島の強さを象徴する「誰が出ても鹿島は鹿島」という言葉をキーワードに、けが人が相次ぐ中でつかんだ“首位討ち”の背景を岡島智哉記者が「読み解く」。

*  *  *

 内容では完敗だった。首位に立つ名古屋の強さは本物だった。前半は目も当てられなかった。攻め手を見いだせず、防戦一方。右サイドは決壊状態で、攻撃は単発。後半2分、ついに失点を喫した。精神的支柱でもあるGK権のミスという最悪の展開だった。

■最悪の展開から

 失点直後、ここからの43分間が今季を占うポイントに思えた。内容で圧倒されてもひたすら粘り、相手の急所をついて最後は勝利をつかむ―。昨季までの主力が流出しても、主将の内田らけが人が相次いでも、首位相手に鹿島伝統の勝負強さを発揮できるのかどうか。

■「何も覚えていないんだ」

 結果、勝ち点3は鹿島に転がり込んだ。守備意識が強まりDFラインが下がった名古屋の隙を突いた。後半27分に土居のゴールで同点に追いつくと、同36分にはレオシルバが相手DF5人を次々と抜き去る圧巻のゴール。「何も覚えていないんだ。信じられない気持ち」と殊勲のヒーローは振り返った。

■最初に発したのは名波浩氏

 現役時代の名波浩・現磐田監督(46)が最初に発したと言われる「誰が出ても、鹿島は鹿島」という言葉。鹿島には勝利の哲学があり、どの選手にも共有されているという意味だ。今でも鹿島の強さを警戒する言葉として相手選手が発し、鹿島の選手は自分たちに言い聞かせるように口にする。大迫勇也、柴崎岳、植田直通、昌子源…。次々と代表選手が海外へ移籍しても、必ず次なる鹿島の伝統の担い手が現れてきた。

■1年前先発は2人だけ

 FW金崎夢生(現鳥栖)2発で快勝した1年前の名古屋との対戦時(18年4月14日)から、鹿島の先発は9人が入れ替わった。さらに言えば昨季のACL決勝第2戦・ペルセポリス戦(11月6日)の先発も4人だけ。それでも「鹿島は鹿島」だった。犬飼は昌子のように声を出し、町田は植田のように1トップを潰した。安西は西大伍(現神戸)や内田のように展開を読んだ。永木やレオシルバ、三竿は昨季限りで現役を引退した小笠原満男氏のように球際で体を張り続けた。

■小笠原「優勝を信じています」

 試合前、小笠原氏の「アントラーズ功労賞」授賞式がピッチで行われた。小笠原氏はサポーターへ言い放った。「優勝してくれると信じています!」。町田は「強い鹿島を満男さんに見せないと」と改めて誓った。V奪還を目指す上で、大きな意味を持つ勝ち点3だった。(岡島 智哉)




◆【鹿島】誰が出ても鹿島は鹿島!主力不在も伝統の勝負強さで“首位討ち”背景を「読み解く」(報知)




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