
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年10月31日月曜日
◆全国白バイ大会で優勝・黒崎巡査長 事故抑止へ操縦磨く 茨城(茨城新聞)

■転んでも起きる信条
茨城県ひたちなか市で8~10日に開かれた「第52回全国白バイ安全運転競技大会」で、県警交通機動隊の黒崎琴己巡査長(27)=神栖市出身=が、今年新設された女性の個人総合の部で優勝を飾った。訓練では何百回転んでも「すぐに起き上がる」という不屈の精神が信条。11月からは白バイでの取り締まり業務に就き、磨き上げた操縦の技術を交通事故の抑止に生かす。
■声も涙も出ず
「あまりに驚いて、声も涙も出なかった」。黒崎巡査長は優勝が分かった時の心境を振り返る。
女性の部は、急転回や8の字走行などを行う「バランス走行」と、曲線コースを走る「傾斜走行」があり、全国の精鋭49人が出場した。
黒崎巡査長は、初日のバランス走行で4位となった。3位にはタイムでわずかに及ばず、悔しい結果だった。「結果は神様が知っている」と気持ちを落ち着かせて臨んだ傾斜走行は2位となり、総合優勝に輝いた。今も「優勝の実感はない」というが、「いろんな人に支えられて結果が出せた」と感謝する。
■父は元鹿島FW
黒崎巡査長が警察官を目指したのは、幼稚園の頃だ。園に警察官が来るイベントがあり、女性の白バイ隊員がデモ走行するのを見たのがきっかけだ。「かっこいい。こんな風になりたい」と憧れた。
父親は、元サッカー日本代表でJ1鹿島アントラーズなどでFWとして活躍した黒崎久志さん(54)。父の影響で小学校はサッカー、中学から専門学校時代はバスケットボールとスポーツに熱中した。それでも警察官への憧れは変わらず貫き、夢をかなえた。
最初に配属されたのはひたちなか署。交番業務に励む傍ら、「白バイ隊員を手伝える機会はありませんか。休日でも行かせてください」と積極的にアピールした。熱意が伝わり、1年間の交番勤務を経て、念願の交通機動隊に異動した。
■乗車に怖さも
白バイに乗ることは怖さも感じるという。最初の頃はスピードが出せず、監督から厳しく指導された。「訓練では何百回も転び、転倒の衝撃で目の前が真っ暗になったこともある」。それでも、「すぐに起き上がるのがマイルール」と自らを奮い立たせてきた。時に休日も自主練習し、技術の向上に励んだ。今大会では訓練の成果が実り、「力を出し切れた」と胸を張る。
今の夢は「女の子に『この人かっこいいな』と思ってもらえるような警察官になること」。県警の女性白バイ隊員は現在4人で、まだまだ少ない。黒崎巡査長は「女性だからできることを探していきたい」と目標を語った。
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