日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年12月9日月曜日

◆内田 フル出場で屈辱の逆転負けも次戦CLへ切り替え(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/09/kiji/K20131209007164720.html

ブンデスリーガ シャルケ1―2ボルシアMG (12月7日)



 シャルケは前半終了間際に退場者が出た影響もあり逆転負け。順位が1つ上の4位ボルシアMGとの上位対決に敗れた。DF内田は右サイドバックでフル出場したが、見せ場をつくれず「順位が上のチームとやるからにはアウェーでもホームでも勝たないと」と唇をかんだ。

 次戦は11日、逆転での決勝トーナメント進出の可能性を残す欧州CL1次リーグ最終戦でバーゼルと対戦。6日にW杯1次リーグの組み合わせが決まったが「今は水曜日(11日)のことで頭がいっぱい」と語った。

◆鹿島FWジュニーニョが契約満了で退団(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/408714_129535_fl



 鹿島アントラーズは8日、契約満了に伴い、FWジュニーニョとの契約を更新しないと発表した。川崎Fから12年に加入したジュニーニョは今季リーグ戦30試合に出場し、3得点を挙げていた。

 ジュニーニョはクラブを通じて「鹿島アントラーズで過ごした2シーズンは、私の日本での長い生活のなかでも、特に質の高い時間だったと感じています。伝統あるチームでプレーすることで、ピッチ内外にかかわらず、多くのことを学ぶことができました。サッカー選手としてはもちろんのこと、父として、夫として、人間として成長することができた2年間だったと感じています。また、チームメイト、スタッフ、フロント、そしてサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。今後、新天地で仕事をすることになると思いますが、アントラーズで学んだことを活かして、さらに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」とコメントしている。

以下、プロフィール

●FWジュニーニョ
(カルロス アルベルト カルヴァーリョ・ドス・アンジョス・ジュニオール)
■生年月日
1977年9月15日
■身長/体重
174㎝/67㎏
■出身地
ブラジル バイーア州
■経歴
バイーア-ヴィラ・ノヴァ・デ・ゴイヤス-ウニオン・サウン・ジョアンEC-パルメイラス-川崎F
■通算出場記録
J1リーグ通:264試合116得点
J2リーグ:78試合65得点
カップ戦:52試合26得点
天皇杯:22試合12得点
ACL:16試合6得点

◆【鹿島】ジュニーニョが退団 日本での現役続行希望(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131209-OHT1T00028.htm

 今季5位に終わった鹿島は8日、ブラジル人FWジュニーニョ(36)と契約満了に伴い、来季の契約を結ばないと発表した。この日、茨城・鹿嶋市内のクラブハウスで行われた解散式の前に本人に通達した。

 ジュニーニョは03年に当時J2だった川崎に入団。07年に22ゴールでJ1得点王に輝いた。12年に鹿島へ移籍し、今季はサイドハーフとして30試合出場で3得点。J1、J2通算181得点は、広島のFW佐藤(184点)に次ぐ歴代2位。クラブは世代後退を進める中、トニーニョ・セレーゾ監督(58)の希望もあり、今年7月末までだった契約を来年1月1日まで延長していた。クラブを通じ「鹿島で過ごした2シーズンは、私の日本での長い生活の中でも、特に質の高い時間だった」とコメント。10日に帰国予定だが、日本での現役続行を希望している。

◆36歳ジュニーニョが鹿島退団…日本での現役続行を希望(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/09/kiji/K20131209007164660.html

 鹿島のFWジュニーニョ(36)が契約満了により今季限りで退団することが発表された。

 8日にクラブ側から来季契約を結ばないことを伝えられた。日本での現役続行を希望している。チームは8日にミーティングを行い、今季全日程を終了。MF小笠原は「悔しいだけのシーズンだった」と振り返った。

◆ジュニーニョ選手との契約が満了(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/40968

標記の通り、ジュニーニョ選手につきまして、今季限りでの契約満了に伴い、来季の契約を結ばないこととなりましたのでお知らせいたします。

<選手プロフィール>
■選手名: カルロス アルベルト カルヴァーリョ・ドス・アンジョス・ジュニオール
Carlos Alberto Carvalho Dos Anjos Junior
■登録名: ジュニーニョ(Juninho)
■生まれ: 1977年9月15日、ブラジル バイーア州出身
■サイズ:  174センチ、67キロ
■ポジション:FW

■経歴(カッコ内は加入年)
ECバイーア(1996)─ヴィラノヴァFC(1999)─ウニオン サンジョアンEC(2000)─SEパルメイラス(2000)─川崎フロンターレ(2003)─鹿島アントラーズ(2012~)
 ※カッコ内は加入年。川崎、鹿島以外はブラジルのクラブ

■公式戦成績: 
J1リーグ通算 264試合116得点(鹿島で57試合6得点)
J2リーグ通算 78試合65得点
ヤマザキナビスコカップ通算 52試合26得点(鹿島で13試合3得点)
天皇杯通算 22試合12得点(鹿島で7試合2得点)
AFCチャンピオンズリーグ通算 16試合6得点
スルガ銀行チャンピオンシップ 2試合0得点(すべて鹿島)
 
■ジュニーニョ選手コメント
「鹿島アントラーズで過ごした2シーズンは、私の日本での長い生活のなかでも、特に質の高い時間だったと感じています。伝統あるチームでプレーすることで、ピッチ内外にかかわらず、多くのことを学ぶことができました。サッカー選手としてはもちろんのこと、父として、夫として、人間として成長することができた2年間だったと感じています。また、チームメイト、スタッフ、フロント、そしてサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。今後、新天地で仕事をすることになると思いますが、アントラーズで学んだことを活かして、さらに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。」

◆【鹿島】チームを去る岩政男泣き(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131208-1228748.html

 鹿島が8日、茨城・鹿嶋市内のクラブハウスで解散式を行い、今季を締めくくった。約50分のミーティングでは、今季限りで退団するDF岩政大樹(31)らがあいさつした。

 前日7日の最終戦で広島に敗れ、ACL出場も逃した。天皇杯にも敗れたため例年より早いオフを迎えるが、区切りをつけた選手たちの表情は明るかった。MF柴崎岳(21)は「まずはリフレッシュ。目に見えない疲れもとりたい」と話した。

 広島戦後に「明日は何人か泣かせます」と話していた岩政は、あいさつ中に思い出を振り返り、自身が先に涙した様子だったが「泣いてないよ。泣く選手がいたかわからない。上を向いていたので(顔が)見えなかった」とかわし、10年過ごした“古巣”に別れを告げた。

◆【J1:第34節 鹿島 vs 広島】レポート:敵地で勝利を収めた広島が2連覇を達成!紫のサポーターと喜びを分かち合う(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00165418.html



12月7日(土) 2013 J1リーグ戦 第34節
鹿島 0 - 2 広島 (15:33/カシマ/26,897人)
得点者:35' 石原直樹(広島)、80' 石原直樹(広島)
◆J1昇格プレーオフ特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
◆J2・JFL入れ替え戦特設コーナー(Jリーグ公式サイト)
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「信じられない。一度は自分たちの手からこぼれ落ちた優勝のチャンスが、また巡ってきた。本当に少ない可能性にかけて、この2試合を闘った」
佐藤寿人の言葉が、広島の選手たちが置かれていた立場を端的に表していた。前々節のC大阪戦に敗れ、首位との勝点差は5差に広がっていた。逆転優勝のためには横浜FMが2連敗し、広島が2連勝するしか方法が残されていない。
「優勝のためには、絶対に勝たねばならない試合でした。プレッシャーがかかったこの試合、選手たちはいい準備をしてくれて、勇気を持って仕事をしてくれた」
森保一監督は、偉業を見事に成し遂げた選手たちをそう言って讃えた。引退を表明していた中島浩司を最後にピッチに送り出す粋な采配も見せ、3,000人が詰めかけたアウェイのゴール裏と歓喜を分かちあった。

試合は、ゆったりと流れながらも要所要所で一気にスピードアップする、目が離せない展開から始まった。天皇杯4回戦で広島に完敗している鹿島は、戦術を変更。
「天皇杯でやったときにうまくはまらなかったので、1回引いて、サイドとかに入ったときに強く行こうと思っていました」(土居聖真)
そのため広島の最終ラインがゆっくりボールを回す展開となる。しかし、一度楔の縦パスが入ればそこから急加速してゴール前に迫ってくる。ミキッチに突破を許さないように中田浩二が、佐藤寿人にシュートを許さないため山村和也が、それぞれのポジションで息詰まる攻防を繰り広げていた。
もちろん鹿島も相手を自由にさせているわけではない。大迫勇也が虎視眈々とゴールを狙う。天皇杯ではいなかった鹿島のエースに対し、広島の守備陣は最大限の警戒心を示していた。

ただ、その均衡状態が時間と共に崩れていく。守備がある程度機能していると感じた鹿島は、25分あたりから、前からボールを奪う守備にシフトしていったのだ。しかし、試合開始当初ほど全体が連動しない。プレッシャーをかけてもGKの西川周作に戻され、そこからまた精度の高いロングキックを蹴られてしまうため、逆に中盤は間延びしてしまった。ボールを失ったときも、すぐに奪いに行くのか、帰陣を早くするのか、場面場面で応対が違うようになった。ボールの失い方も悪くなり、大迫、中村充孝などが攻めにかかるところで失い、大迫は27分に警告を受けてしまった。これが後々大きく響いてしまう。

すると35分、石原直樹が先制点を奪う。佐藤寿人が前線で動き出したことでできたわずかなパスコースを高萩洋次郎が見逃さず、右足アウトで優しく出したボールは石原の足下にピタリ。曽ヶ端準もこれ以上ないタイミングで飛び出して来たが、石原がその頭上にふわりと浮かすループシュートを決め、広島が待望の先制点を奪った。

そして45+1分、1枚目の警告と同じような形で大迫が塩谷司を倒してしまうと、東城穣主審は迷うことなく2枚目のイエローカードを提示。エースが退場となった鹿島は、一気に苦しい立場に追い込まれた。

後半、鹿島は小笠原満男が獅子奮迅の働き。脅威的な運動量とボールへの執着心を見せてチームを鼓舞する。しかし、大迫がいない攻撃は迫力不足。途中、ダヴィを投入したが大きく流れは変わらず、逆に80分、広島がカウンターから石原直樹に2点目を流し込み勝負を決めた。

広島は強かった。選手同士の連携は熟成され、主力選手が引き抜かれてもチーム力は落ちず、むしろ上がったような印象さえ受けた。大迫を抑えた塩谷司の存在感が光っていた。さらに野津田岳人、清水航平、浅野拓磨という次を担う若い選手たちも出現してきている。来季は、他のすべてのチームのターゲットになることだろう。待っているのは更なるプレッシャーだ。だが、それを乗り越えたときの歓喜は、2連覇以上のものとなる。

優勝セレモニーで喜びを爆発させる広島の選手たち。それを鹿島の若手はじっと眺めていた。土居聖真、梅鉢貴秀、昌子源、鹿島にとっても次の世代を担う大事な原石たちである。岩政大樹を勝って送り出すことはできなかったが、山村和也がこれまで見られなかった勝利への執念をピッチで表現するなど、その魂は確実に受け継がれている。来季こそ。

以上

2013.12.08 Reported by 田中滋

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