日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月5日月曜日

◆【J1:第19節 鹿島 vs 大宮】レポート:試合を優位に進めた鹿島が1-0の勝利。若手が躍動し未来のチーム像をうかがわせる!(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00159478.html

8月3日(土) 2013 J1リーグ戦 第19節
鹿島 1 - 0 大宮 (18:34/カシマ/14,925人)
得点者:50' 遠藤康(鹿島)
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前線からの献身的な守備と流動的な中盤が生み出す創造力あふれる攻撃が鹿島に戻って来た。得点こそ1点しか生まれなかったものの、平均年齢が約25歳と若返ったチームは次々とチャンスを生み出す。
「広島戦は負けはしましたけれど、ボールを動かして多くのチャンスをつくったなかでの負けでした。今日のゲームに関しては、同じ敗戦でも、まったく自分たちはボールをもったり崩したりすることができないまま敗戦してしまいました」
敵将のベルデニック監督も、素直に完敗を認めるしかなかった。

特に前半は、相手をゴール前に釘付けにする。シュート数は鹿島が9本なのに対し大宮はわずかに2本と、圧倒的に攻め立てた。しかし、ゴールが決まらない。5分、トラップからうまく反転し前を向いた遠藤康のシュートを、大宮のGK北野貴之に阻まれると、その後はなかなかゴール枠を捉えられない。小笠原満男、前野貴徳、中村充孝が惜しい場面を向かえたが、いずれのミドルシュートも枠から外れてしまった。なかでも決定的だったのが29分の場面だ。大迫勇也が鋭いステップで対峙するDFを外し、右からペナルティエリア内へ切り込む。そして、逆サイドで完全にフリーとなった土居聖真へパスを送ったが、土居はミートできず、シュートはゴール右へと外れてしまった。

前回の対戦でも、試合の入りが良かった鹿島が前半こそ支配したものの、後半はベルデニック監督の檄を受けてねじを巻き直した大宮が、勢いを出してきただけに、0-0のまま後半に進むことは、あまり歓迎すべき状態とは言えなかった。実際、大宮の菊地光将は「いざ後半と思っていた」という。しかし、遠藤の左足が火を噴く。ゴール右で、小笠原の強いパスをうまくトラップすると、ファーサイドのポストを巻いていく軌道のシュートを放ち、欲しかった先制点を奪う。遠藤はこの日がリーグ戦100試合を達成する記念すべき試合だった。

58分に、足を攣った土居に代わり、赤崎秀平が初出場を果たす。しかし、その辺りから体力の消耗や連携不足が重なり、少しずつ攻撃の回数が減ってしまう。大宮も同点を狙い鈴木規郎、富山貴光、下平匠を投入し、攻撃に勢いを出そうとするが、鹿島も本来はボランチの梅鉢貴秀を右サイドに入れて下平の攻撃参加を封じ、最後は岩政大樹にゴール前の守備を託す徹底ぶり。
トニーニョ セレーゾ監督が「とにかく勝つということが一番求められることであり、なにがなんでも達成しないといけないということを選手たちには話をした」と明かしたとおり、泥臭くともチーム一丸となって勝利をもぎ取る姿勢を見せ、4試合ぶりの勝利を手にしたのだった。

鹿島はこれで5位に浮上。若い選手を中心としたメンバーで勝利を手にできたことも大きいが、公式戦では11試合ぶりに無失点で抑えることができたことはなにより。なかなか出場機会が与えられず、どれくらいのポテンシャルを持っているのか不明瞭だった若手が、実際にはどこまでできるのかもハッキリ示すことができた。今季初先発した土居の動きも良かったが、惜しむらくは大迫が「ちょっとボールを持ちすぎた」(セレーゾ監督)というところだろう。とはいえ、2人が組むのはこれが初めて。今後に期待を抱かせるコンビだった。

それに対して、大宮は急ブレーキとなる4連敗。内容的にも鈴木規郎のミドルシュートくらいしか惜しい場面がなく、寂しい90分だった。迷いなく戦えていた時期は過ぎ、パスミスやトラップミスでボールを失い、攻撃に移ることさえできない場面が多かった。攻撃だけでなく、守備でもボランチが簡単に引き出され、バイタルエリアに縦パスを入れられていたのは気になるところだ。このままズルズルいけば、せっかく手にした優勝のチャンスを手放す。いまが踏ん張りどころだろう。

以上

2013.08.04 Reported by 田中滋

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