日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年6月18日火曜日

◆Jリーグが今年も復興支援試合(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/06/16/0006082024.shtml

 Jリーグの東日本大震災復興支援スペシャルマッチは昨年に続き、16日、東京・国立競技場に4万1246人の観衆を集めて行われ、東北出身選手らで構成された「Jリーグ TEAM AS ONE」が金崎(ニュルンベルク)の決勝点で「Jリーグ選抜」に2-1で逆転勝ちした。

 試合前には中村(横浜M)が「震災から2年たつが、復興への道のりはまだまだ続く。これからも、ともに活動していきましょう」とマイクを通じてあいさつ。選手たちはセンターサークルに並び、犠牲者に黙とうをささげた。岩手県出身の小笠原(鹿島)や、闘莉王(名古屋)らの気持ちのこもったプレーに大きな歓声が湧いた。

◆【Jリーグスペシャルマッチ TAO vs J選抜】レポート:選手・サポーターが一体となった"ひとつのチーム"がつくりあげた特別な1日。(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00157075.html

6月16日(日) 2013 Jリーグスペシャルマッチ
TAO 2 - 1 J選抜 (15:00/国立/41,246人)
得点者:11' 佐藤寿人(J選抜)、41' 松井大輔(TAO)、70' 金崎夢生(TAO)
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復興支援という言葉の重さは、ともすれば人を尻込みさせる。
災害の規模が大きければ大きいほど傷の深さは計り知れず、周りにいる人がうかつに入り込めない壁となるからだ。
しかし、試合に先立って行われた中村俊輔(横浜FM)の宣言は、そんな重さを軽く吹き飛ばした。
「今日、このスタジアムにご来場頂いている皆さまと我々は、ひとつのチームです。1日も早い復興に向けて、これからも共に活動していきましょう」

"ひとつのチーム"。
この呼びかけが、このスペシャルマッチの方向性を明確に表していた。

先制したのはJリーグ選抜。若さと勢いにあふれるドリブルを何度も披露した原口元気(浦和)が左サイドから切れ込みながらパスを出す。それをトラップせずにスルーした佐藤寿人(広島)。弧を描きながらゴールへ向かうと、その意図を察した豊田陽平(鳥栖)がワンタッチでパスを送り、流れるような美しい展開から左足でゴールへ突き刺した。

TEAM AS ONEも前半のうちに追いつく。魅せたのは松井大輔(スラヴィア ソフィア/ブルガリア)。試合中から多彩なテクニックやフェイントを見せていたが、ゴール前の混戦にもかかわらず、足裏をつかってルーレットのように回りながらパスを出す。それを受けた大迫勇也(鹿島)のシュートは、必死にゴールを守る楢崎正剛と田中マルクス闘莉王(ともに名古屋)に防がれたものの、こぼれ球を松井がゴールに蹴り込むのだった。
後半には、西大伍(鹿島)、梁勇基(仙台)とつないだボールを、最後は金崎夢生(1.FCニュルンベルク/ドイツ)が決めてTEAM AS ONEが逆転に成功。ただ、同時に試合の動きも少なくなり、ミスも多くなっていた。

しかし、ここから試合は、一気に熱を帯びるのである。立役者は、闘莉王だった。後半から出場していたキリノ(湘南)がふくらはぎを痛めてしまうと、一度はピッチを退いていた闘莉王が再びピッチに登場。
「もし何かあった場合にはプレーさせてくれ」
後半開始時、すべての選手を入れ替えていた森保一監督(広島)に、予めそう申し出ていたというのだから、そのプロ意識は恐れ入る。そして、スタンドもそれを後押しした。ベンチ裏でアップをしていた闘莉王が再びユニホーム姿になると、大歓声でこれを迎えたのである。

「本当にありがたかったですし、一生懸命走りました。皆が喜んでくれるように、同点にはしたかったです」
そう話す闘莉王。何度となくクロスに飛び込み、得意の胸トラップからゴールを狙うこともあったが、マークにつく中田浩二(鹿島)が「負けた方が良いのかな」と手加減してくれたのは、ファーストプレーだった川口能活(磐田)からのロングキックのときだけ。
うまく頭で落としたところまでは、2011年のチャリティーマッチで三浦知良(横浜FC)が美しいゴールを決めたのとそっくりだったが、パスを受けた森島康仁(大分)のシュートは大きく枠をそれてしまった。これにはJリーグ選抜のチームメイトもベンチを飛び出して抗議。森島は両手を合わせて頭を下げていた。

その他にも、この試合の意義に賛同して多数集まってくれた選手たちは、数え切れないほどすばらしいプレーを見せてくれた。
「やっぱりセンターバックの二人。ワールドカップを戦ったあの二人が、自分たちが攻めてるときに守ってくれてると思うと『すげーな』と思った」と、柿谷曜一朗(C大阪)が絶賛したように、闘莉王、中澤佑二(横浜FM)のコンビはさすがの存在感を放った。

その柿谷も体調は万全でないながらも、高く舞い上がったボールを反転しながらピタリとトラップするなどの持ち味を発揮。他にもゴールはならなかったものの、鄭大世(水原三星ブルーウィングス/大韓民国)はパワフルなプレーを連発し、人一倍、この試合に強い気持ちを持つ小笠原満男(鹿島)は、原口との競り合いで強靱なキープ力を見せつけた。また、闘莉王のプレーに触発された松井も、出場できなかった森本貴幸(アル ナスル/UAE )のユニホームを身につけて、再びピッチに立つ気概を見せてくれた。

「僕の特別な思い出としてだけでなく、被災された方にとって特別な日にできたのではないかと願っています」
この試合で、TEAM AS ONEの指揮を執ったトニーニョ・セレーゾ監督(鹿島)は、この試合をそう総括した。
ピッチとスタンドがこれほど近く感じた試合は、そこまで多くない。選手やスタッフ、監督だけでなく、試合を見に来た人たちが一体となって、この試合を盛り上げていた。それだけではなく、偶然かもしれないが、試合前まだポツポツと降っていた雨は試合が始まる頃には止み、雲の切れ間からは太陽の光も差し込んでいた。
ひとつのチームがつくりだした特別な1日だった。

以上

Reported by 田中滋

◆唯一の光?内田エース封じ/コンフェデ杯(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20130617-1143761.html

<コンフェデレーションズ杯:日本0-3ブラジル>◇1次リーグA組◇15日◇ブラジリア

 日本代表DF内田篤人(25=シャルケ)はブラジルのエースを自由にさせなかった。前半3分にスーパーゴールを決めたFWネイマールと、同10分にマッチアップ。冷静な対応でボールを外に蹴り出した。「まずは飛び込まないこと。(ネイマールは)重心の逆をとるのがうまいので、先を読むこと」。後半19分にもしっかり防いだ。「彼がエースだと分かっていた。1対1で負けちゃいけない。ドイツでも自分の中で意識している。彼を抑えられれば、他の国とやっても大丈夫かなと。(自分の守備を)嫌がってくれていたらいいけど」と、手応えを感じていた。後半28分に右クロスを見せるも、攻撃参加は控えめ。DFラインの1人として、守備を最優先にして立ちはだかった。

◆内田が吉田をチクリ「サボリですよ!」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20130617-1143780.html

 日本代表DF内田篤人(25=シャルケ)が、チクリと親友にくぎを刺した。

 ブラジル戦から一夜明けた16日、ブラジリア近郊で行われた練習にDF吉田麻也(24=サウサンプトン)の姿がなかった。疲労や以前からけがをしていた腹筋痛のため、練習を回避。宿泊ホテルのジムで調整した。それには内田は「アイツ、サボりですよ! プレミア(リーグ)行ったら、これですよ」と冗談交じりに辛口コメント。これも一緒にいられない寂しさの表れ?

◆内田 ネイマールから称賛「足が速くてポジショニングも的確」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/06/18/kiji/K20130618006033010.html

 日本代表DF内田がブラジルとの試合後、ネイマールと直接話をしたことを明かした。

 鹿島時代に習得したポルトガル語で「足大丈夫?」と話し掛けると「大丈夫」と笑顔で返答され、さらに「お前が(セレソンで)ベストプレーヤーだ」と言うと「ありがとう」と返ってきたという。ネイマールからは「足が速くてポジショニングも的確」と称賛されておりイタリアとの一戦でもその実力を示す。

◆【コンフェデ杯】内田、イタリア戦「ザックに恥かかせない」(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20130617-OHT1T00178.htm

 ◆コンフェデレーションズ杯1次リーグA組 イタリア―日本(19日、レシフェ・ペルナンブコ競技場) ザック・ジャパンの攻撃陣が意識改革でイタリア戦に臨む。15日のブラジル戦で0―3の完敗を喫した日本代表は16日、ブラジリア郊外の競技場で約1時間半の練習。FW岡崎慎司(27)=シュツットガルト=は「チャレンジする厳しいパス」の必要性を説いた。練習中にはアルベルト・ザッケローニ監督(60)がMF遠藤保仁(33)とピッチ上で約25分間の緊急会談した。

 監督に恥をかかせられない。ザッケローニ監督の母国・イタリア戦を19日に控え、DF内田は「監督がイタリア人なので、恥ずかしい試合はできないし、上にいくためにはもう落とせない。選手はみんなそう思っている。スタッフもイタリア人がたくさんいるし、日本人の監督が向こうでやっていれば、日本には負けたくないと思うでしょ」と次戦に意気込んだ。

 そう思わせる監督だ。普段の練習から、選手の様子をくまなくチェック。いろいろなタイプの監督がいる中、ザック監督は選手とのコミュニケーションが多い部類に属する。「いつも選手たちのことを見てくれている。分からないなと思うところで、ちょっとでも動かないと、必ず注意される。だから気を抜けない」。監督の情熱や信頼を感じる分、イタリア相手に無様な試合はできない。

 コンフェデ杯前の親善試合・イタリア―ハイチ戦には、2人の偵察部隊を送り込むなど、ザッケローニ監督の懸ける思いは、特別なものがある。1次リーグを左右するイタリア戦。監督の立場を考えても、勝利を目指す。

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