
日刊鹿島アントラーズニュース
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2021年12月19日日曜日
◆鹿島の新監督レネ・ヴァイラーについて知っておきたい5つのこと(footballista)
12月10日、鹿島アントラーズがレネ・ヴァイラー監督の就任を発表し、監督の母国スイスでもその一報が報じられた。スイス最大のタブロイド紙『ブリック』が報じており、レネ・ヴァイラーのスイス国内での認知度の注目度の大きさを示している。
1.スイス代表監督候補に
それもそのはず、ヴァイラーはスイス代表監督の最終候補に残っていた1人だったのだ。ヴァイラーの他には、現在の監督のムラト・ヤキン、最近までコソボ代表を率いていたベルナール・シャランドが最終候補に挙がっていた。そういった背景もあり、ヴァイラーの去就は注目を集めていた。
『ブリック』紙によれば、鹿島の他にMLSのクラブとも交渉をしていたようだ。また、5月にはギリシャのパナシナイコスの監督候補にも挙がっていたことが報じられており、彼自身にとって納得のいくオファーを吟味していたことが見て取れる。
2016年にニュルンベルクの監督を務めていた頃、ドイツのポータルサイト『SPOX』に「エキゾチックなクラブにも魅力を感じている。サッカーだけの経験にしてしまったらもったいない。サッカーを通じて、人生を豊かにするための何かも得たいんだ」と話している。
2.フィンク監督もJリーグを好意的に紹介
ヴィッセル神戸前監督のトルステン・フィンクは『ブリック』紙に対し、ヴァイラーの日本行きは「すごく良い選択だ」と太鼓判を押す。
フィンクは日本の印象について「生活の質と食べ物は最高だ。サッカーのレベルも高い。フーリガンもいないし、人々は親切で優しい」と説明している。
同紙によれば、ヴァイラーは「生活の質」、「異国での新しい経験」、そして「質の高いサッカー」の3点を求めており、日本のビッグクラブの1つとしてタイトル争いに参加できる鹿島からのオファーは最も魅力的に見えたようだ。
3.“誤解されがちな人”
スイス国内では“誤解されがちな人”という評価が付けられている。2018年にルツェルンの監督に就任した際、スイスのスポーツポータル『Sport.ch』のインタビューでそのことについても答えている。「私は人々が聞きたいと思うことは言わない。そうではなく、私が『客観的に正しい』と納得したことを話しているからだろう」と説明し、饒舌なリップサービスはしない性格だということを示した。
ヴァイラーは現役を終えると、サッカービジネスとメディアの関係性を把握するためにビンタートゥールの大学でメディア・ジャーナリスト学科を学士卒業。シャフハウゼンの大学院ではコミュニケーション・マネジメント・リーダーシップの修士を卒業している。いずれも監督業と両立しており、「いつになったら卒論を書き終わるのだろう?」と自問自答していたことも明かしている。
メディアの性質を知りつつも、話題作りや見出し先行のやり方に批判的で、必要以上に冷静で慎重な言葉を選ぶため、メディアからの受けが良くないことが“誤解されがちな人”というレッテルにつながっているようだ。
4.ルシアン・ファーブレの影響
監督としてサッカー面で最も影響を受けたのはルシアン・ファーブレ。ドイツではヘルタ・ベルリン、ボルシアMG、ドルトムント、フランスでもニースで実績を残した名監督の1人だ。
2002年にアルゼンチンで選手のスカウティングをしている時に偶然知り合い、その後はずっとコンタクトを取り続けているという。監督の研修を受ける際にもファーブレが率いるヘルタを訪れており、その仕事ぶりに影響を受けている。
ヴァイラーは『SPOX』の中で「ルシアンは選手を選ぶ時、詳細まで見極める。彼の場合、それはサッカーのスタイルよりも重要だ。選手獲得の時もしっかり準備をして、とりわけ選手の人間性を吟味している。この点でとても感心させられる。それは人生の根本的なところでもそうだからね。仕事で成功を収めるためには、人選が非常に重要だ」と監督としての考え方の一端を説明した。
5.総合的なスタッフ陣
人選についての重要性を感じるヴァイラーは、同時にクラブのスタッフにも「成長したい」という意欲を持った能力のある人々を求めている。「仕事をする上で、一緒に成長できる人々は欠かせない。ブレーキをかけられるような環境だと、自分自身の限界にぶつかってしまう」とニュルンベルク時代に語っており、鹿島を選んだ理由が透けて見える。「内心、自分は完璧主義者だと思っている。ミスがなく、できるだけ多くの正しい判断を積み重ねたサッカーをしたい」と自身のサッカー観も話している。
ヴァイラーとともにやって来るマヌエル・クレクラーは、スイス時代やニュルンベルクでヴァイラーのアシスタントコーチとして長らく共同作業を続けてきた存在だ。アンデルレヒトやアル・アハリでは家族の都合で付いていくことができなかったが、2019年以来のタッグ結成となった。鹿島の公式サイトでは「フィジカルコーチ」となっているが、他の監督の下でもアシスタントコーチを務めており、トレーニング全般を支えることになるだろう。
大宮アルディージャや湘南ベルマーレでプレーした経験を持つドラガン・ムルジャがスタッフに加わったのは、ヴァイラーがよく知るスイス、ベルギーでのプレー経験があり、日本サッカーにも詳しいことが理由だろう。コーチとしての力量は定かではないが、日本で初めて仕事をするヴァイラーとクレクラーに「日本の選手たちが何をできて、何ができないか」といった感覚的な部分や「日本での仕事の進め方やコミュニケーションの取り方」といった文化的な部分を調整する役割が求められていると予想できる。
ここにクラブのOBである岩政大樹がコーチングスタッフに加わり、鹿島アントラーズのアイデンティティといった要素を加味していく。これまで、どのクラブでも確実に結果を出してきたレネ・ヴァイラーは、総合的に構成されたコーチングスタッフ陣とともに鹿島の王者奪還を目指す。
◆「一番胸が熱くなったプレー」鹿島CB町田浩樹の“地面すれすれヘディングクリア”に喝采!「惚れちゃう」(サッカーダイジェスト)
「なぜ彼が代表に呼ばれないのか不思議」
「気持ちがこもったディフェンス」
Jリーグの公式ツイッターはそう題して、「2021明治安田生命Jリーグ スーパープレーを振り返る」シリーズで、鹿島アントラーズCB町田浩樹のプレー動画をアップロードした。
5月26日に行なわれたセレッソ大阪戦、1-0で迎えた82分。鹿島ゴールに向かってドリブルを仕掛けるアダム・タガートを町田が追いかける。ペナルティエリア内でイーブンの状態に持ち込むが、体勢を崩してしまう。だが、それでもあきらめず、最後は身体を投げ出し、ダイビングヘッドのような形で転がるボールをクリアする。
町田の奮闘もあり、鹿島はそのまま逃げ切って完封勝利。勝点3に大きく貢献した背番号28の圧巻の守備に、以下のようなコメントが寄せられた。
「これめっちゃ好き」
「惚れちゃう」
「これぞ鹿島魂」
「今季一番胸が熱くなったプレー」
「これはかっこいい」
「代表での活躍も見たいな」
「なぜ彼が代表に呼ばれないのか不思議」
2021年シーズン、プロ6年目の24歳は、いずれもキャリアハイの34試合出場・5得点の成績。東京五輪にも出場するなど、確かな成長を遂げた左利きのCBは、来季はどんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) December 17, 2021
気持ちがこもったディフェンス🔥
2021明治安田生命Jリーグ スーパープレーを振り返る👀✨
\#鹿島アントラーズ#町田浩樹 選手がピンチの場面で頭で防ぐ❗️
身体を張りました🔥@atlrs_official#Jリーグ pic.twitter.com/w8M4ReR7zH
◆35歳レオ・シルバ、5年間所属した鹿島から名古屋へ完全移籍「多くの喜びと感謝の気持ちでいっぱい」(GOAL)
【Jリーグ サッカー ニュース&移籍情報】鹿島アントラーズは18日、レオ・シルバが名古屋グランパスに完全移籍することを発表した。
鹿島アントラーズは18日、レオ・シルバが名古屋グランパスに完全移籍することを発表した。
2017年に鹿島へ加入し、5年間でJ1通算135試合8得点を記録。2018年のAFCチャンピオンズリーグ優勝にも貢献したレオ・シルバ。今季も前半戦は主力としてプレーしていたが、徐々に出場機会を失っていた。
そして18日、来季から名古屋へ完全移籍することが発表された。鹿島の公式HPでは、「ともに戦った選手、監督、スタッフ、クラブ職員、いつも温かく応援してくれたファン、サポーター、すべてのアントラーズファミリーに感謝しています。在籍した5年間は誇らしく、素晴らしい時間を過ごすことができました。多くの喜びと、感謝の気持ちでいっぱいです。アントラーズ、ありがとう!皆さん、ありがとう!今後も、クラブの発展を心から願っています」と、35歳MFはファンへの感謝を語っている。
また名古屋の公式HPでは、「2022シーズンからトップクラブの名古屋グランパスに加入することが決まり、嬉しく思っています。タイトル獲得というクラブの目標達成のため、自分のプレーでその手助けができるよう全力を尽くします。名古屋でプレーすること、グランパスファミリーの皆さんと会えることを心待ちにしていますし、新しいシーズンに向けてしっかりと練習、努力し、最大限の協力ができるよう頑張ります」と意気込みを語った。
◆35歳レオ・シルバ、5年間所属した鹿島から名古屋へ完全移籍「多くの喜びと感謝の気持ちでいっぱい」(GOAL)
◆鹿島、柏MF仲間隼斗が完全移籍加入! 「さらなる高みへ一緒に」(超WORLDサッカー!)
鹿島アントラーズは18日、柏レイソルからMF仲間隼斗(29)の完全移籍加入を発表した。
仲間は柏の育成出身で、2011年にロアッソ熊本でプロ入り。その後、カマタマーレ讃岐を経て、2018年からファジアーノ岡山に活躍の場を移すと、2019年の明治安田生命J2リーグ40試合の出場で15ゴールと活躍した。
2020年からは古巣の柏に加わり、J1初挑戦を果たすと、その初年度からJ1リーグ29試合4得点の数字を収め、今季も24試合に出場して2ゴールをマーク。鹿島入りを受けて、両クラブを通じてそれぞれコメントした。
◆鹿島アントラーズ
「柏レイソルから移籍することになりました、仲間隼斗です。鹿島アントラーズの一員として、日本一になるため、全身全霊をかけて戦います! そして、さらなる高みへ一緒に行きましょう! 皆様に勝利を届けられるように頑張りますので、これからよろしくお願いします」
◆柏レイソル
「このたび、鹿島アントラーズに移籍することになりました。レイソルでプレーできたことは僕にとって本当に幸せな時間でしたし、こんな僕を迎えてくださったレイソル関係者の皆様には本当に感謝しかありません。そして、選手と共に戦って下さった柏レイソルのファン・サポーターの皆さん、結果を出せなくて、悔しい思いをさせてしまってすみませんでした」
「どんな時でも熱い思いをピッチに届けてくださって、とても力になり、いつも戦い抜くことができました。夢でもあった日立台に立ったあの日、皆さんの前でプレーできたことは、絶対に忘れられない一生の宝物です。最後に、レイソルから離れてしまいますが、自分らしく直向きに、正直に、常に向上心をもってこれからも戦い続けます。柏レイソルに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました」
◆鹿島、柏MF仲間隼斗が完全移籍加入! 「さらなる高みへ一緒に」(超WORLDサッカー!)
◆鹿島 名古屋DF金眠泰を獲得(スポニチ)
鹿島が来季の新戦力として、今季札幌から名古屋に期限付き移籍していたDF金眠泰(キムミンテ)(28)を獲得することが18日、分かった。複数の関係者によると、すでに条件面で大筋合意。完全移籍で獲得しようとした名古屋との争奪戦を制した。
金眠泰は今夏に札幌から名古屋へ移籍。8月の湘南戦で加入後初出場初得点を決め、センターバックの定位置を確保してルヴァン杯優勝にも貢献した。対人の強さは折り紙付きで、鹿島でも守備の要として期待される。
◆鹿島 名古屋DF金眠泰を獲得(スポニチ)
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