【中古】 鹿島アントラーズ シーズンレビュー2008〜連覇〜 /鹿島アントラーズ...
鹿島――3年ぶりのリーグ制覇の道が閉ざされる
【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
必勝を期して臨んだ今節。前半の2失点が重くのしかかり、前がかりになった後半の終了間際にトドメを刺され、万事休す。3年ぶりのリーグ制覇の道が閉ざされた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
3失点の責任を問うのはあまりにも無慈悲。クォン・スンテの好セーブがなければ、さらに傷を広げていただろう。
DF
2 内田篤人 5(63分OUT)
自身のサイドで何度も主導権を握られ、守備対応に苦慮。攻撃に出ても“らしくない”ミスを重ねた。
5 チョン・スンヒョン 5.5
背後から厳しくプレッシャーを掛けにいくが、チームにとって不必要なファウルになることも。流れを引き戻せない遠因になっていた。
39 犬飼智也 5.5
怪我から復帰し、Jリーグは5試合ぶりの出場。後手を踏むばかりの守備をなかなか立て直せず、人一倍責任を感じていた。
28 町田浩樹 5.5
「攻撃の起点を作られたり、うまくサイドを変えられたり、自由を奪いきれなかった」と、対面の世界的アタッカーに手を焼く。
MF
6 永木亮太 6
21分に果敢にミドルシュートを試みたが、バーの上を越えた。内田の交代後は右SBに入り、キャプテンマークも譲り受けた。
4 レオ・シルバ 6
ピッチを縦横無尽に動き回り、孤軍奮闘するもチームとして望む結果を得られず、落胆の色は隠せなかった。
18 セルジーニョ 5
持ち前の決定力が影を潜め、沈黙が続く。チーム最多の4本のシュートを放ちながら空砲に終わった。
30 名古新太郎 6(74分OUT)
左タッチライン際でキビキビとしたドリブルを披露。右足アウトで内側に切り返し、インスイングクロスをたびたび送った。
鹿島――最後まで懸命にゴールを目指した土居だったが…
FW
8 土居聖真 6.5
40分に一矢報いるゴールを決め、沈みがちなチームに闘魂注入。最後の最後まで懸命にゴールを目指したが……。
15 伊藤 翔 5(63分OUT)
56分、左SBの町田からの絶妙クロスに身体を投げ出しが、惜しくもゴール右外に。振り出しに戻す好機だっただけに残念。
交代出場
MF
11 レアンドロ 6(63分IN)
75分、右サイドからのクロスが相手に当たって、フワリと浮いたボールに反応。オーバーヘッドでねらうもネットは揺れず。
FW
36 上田綺世 5(63分IN)
逆転勝ちを目指して投入されたが、ボールロストが少なくなく、相手の脅威になりきれなかった。シュートも0本に終わる。
MF
41 白崎凌兵 5.5(74分IN)
短時間で結果を出すようなプレースタイルではないだけに試合に入っていけず、戸惑っている様子が窺えた。
監督
大岩 剛 5
勝ちたい気持ちが裏目に出たのか、攻守両面でチグハグさが目立った前半を踏まえ、後半に修正を試みるも今ひとつ不明確。交代カードにもやや疑問符がついた。
神戸――出場機会の少ない選手たちが溌溂プレー
交代出場
DF
22 西 大伍 -(86分IN)
昨季まで在籍していた古巣のホームスタジアムに登場。ブーイングで迎えられたが、本人はいたってクールに受け止めた。