日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年4月25日土曜日

◆「サッカー選手は大袈裟に倒れてすぐ起き上がる」に対する岩政氏の本音「悪しからず」(ゲキサカ)



岩政大樹 Daiki.Iwamasa




 元日本代表DFの岩政大樹氏が24日に自身のツイッター(@_PITCHLEVEL)を更新し、「サッカー選手は大袈裟に倒れてすぐ起き上がる」と言われることに対して持論を述べた。

 現役時代に鹿島などで活躍した岩政氏はツイッターで「サッカー選手をやめて1年半。離れてみると試合中のアドレナリンって凄かったなと思う」と回顧。痛みを抱えながら無理を押し通してプレーを続けた試合を振り返り、「今の時代はもうこういう姿勢はよしとされないだろう。しっかり治してからプレーすべき。僕もそう思う。ただ、僕は試合に出たかった。監督の信頼に、サポーターの声に応えたかった」と語っている。

 続けて岩政氏は「ちなみに『サッカー選手は大袈裟に倒れてすぐ起き上がる』と言われますが、あれアドレナリンのせいです。アドレナリン8割、大袈裟2割(個人的見解)」と言及。「接触の瞬間は痛みがあり、アドレナリンで試合中はすぐ引きます。ただ、瞬間では状態が分からないこともあり、ひとまず痛がります。悪しからず」と付け加えている。

 ユーザーから「プロはかなり大袈裟だと思う」「ラグビー選手はサッカー選手ほど痛がらない」といった意見が寄せられると、「カテゴリが違えば、スピードが違いますよね。強度もまるで違うかと。またサッカーとラグビーはそれこそまるで違うと思うのですが。足で扱っていませんし、相手が来る方向なども」と元プロサッカー選手の立場から説明した。


◆「サッカー選手は大袈裟に倒れてすぐ起き上がる」に対する岩政氏の本音「悪しからず」(ゲキサカ)





◆【鹿島】減収スポーツ界のモデルに?デジタル駆使してコロナに対抗する「5つの構想」(報知)






 J1鹿島の取締役社長で、フリーマーケットアプリ「メルカリ」取締役プレジデントの小泉文明氏(39)が24日、ウェブ取材に応じ、新型コロナ禍で予想される減収に、デジタルの力で対抗していく姿勢を示した。無観客試合でも収益を生み出す仕組みを作り、不調が避けられない物販などの事業分野にも手を加える「5つの構想」を明言。デジタルを駆使し、新たな収益構造づくりを目指す。

*  *  *

 小泉社長はコロナ禍で無観客試合の開催が現実的となっている今季の見通しについて「損失の規模感は見えづらいが、10億や20億円単位で(収入が)落ち込む可能性もある」と明かした。


 この日発表された昨季のクラブ営業収入は約68億円。J全体でもトップクラスだが、これが十億単位の減少となれば「最後の最後の手段」(同社長)の人件費削減に手をつけなければならず、チームの弱体化が避けられない。

 だが「(減っていくのを)ただただ見送るわけではない」とキッパリ。デジタル分野のアイデアで「無観客でも収入がゼロにならない仕組みを準備していきたい」と5つの構想を明かした。

〈1〉「クラウドファンディング」 試合のチケットを買うような形でインターネットで寄付を集う。また応用例として「試合後にゴールを決めた選手のユニホームやスパイク、試合球などを、プレミアムを付けた形で募集したい」。

〈2〉「投げ銭」 好プレーに対する「クリック」で寄付ができる“おひねり”のような仕組み。「感動するポイントとお金を払うポイントがうまく合うように設計したい」。

〈3〉「動画・音声コンテンツの有効利用」 選手の動画や音声などをコンテンツ化して有効活用。場合によっては課金も導入。

〈4〉「eコマース強化」 グッズ販売が試合前後のスタジアムに依存している現状を踏まえ、メルカリのノウハウを生かし「eコマース(ネットショッピング)」を強化。

〈5〉「オンラインレッスン」 フィットネス事業で「オンラインレッスン」

を実施。一人ひとりのニーズに合わせる形を提供。サッカースクールの一時オンライン化も視野

 鹿島が率先して行った地域飲食店のテイクアウト・通販事業を紹介する取り組み「『食』プロジェクト」は、今やJクラブの定番に。その他にも練習試合の生中継や地元紙への一面広告掲載など、この中断期間に革新的な取り組みを行ってきた。同社長は「クラブやメルカリのエンジニアを活用していろいろなチャレンジをし、事例を(他クラブに)還元したい。Jリーグの参考になる施策をどんどん出していきたい」と意気込んだ。気鋭のITクラブと社長が練り出すアイデアはJリーグだけでなく、減収に苦しむスポーツ界全体のモデルとなるかもしれない。(岡島 智哉)

 ◆小泉 文明(こいずみ・ふみあき)1980年9月26日、山梨県生まれ。39歳。早大卒業後、2003年に大和証券SMBC(現大和証券)入社。07年からミクシィで取締役執行役員CFOとしてコーポレート全体を統括。13年12月にメルカリに入社し、14年に同社取締役、17年に取締役社長兼COO。19年7月に同社が鹿島の経営権を取得。8月に鹿島の取締役社長に就任。





◆【鹿島】減収スポーツ界のモデルに?デジタル駆使してコロナに対抗する「5つの構想」(報知)





◆J1鹿島 無観客試合 ITで盛り上げ 好プレーに“おひねり”を(中スポ)






 鹿島の小泉文明社長(39)は24日、定時株主総会後のウェブ会見で、リーグ戦の無観客試合を想定した対策として、親会社メルカリが得意とするIT技術を駆使した複数のデジタル施策を導入していく方針を明らかにした。選手の好プレーに対する「投げ銭」をはじめ、選手が試合で使ったユニホームやスパイクの「クラウドファンディング」などを例に挙げて「無観客になっても、収入がゼロにならない仕組みを準備したい」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Jリーグの全公式戦は2月下旬から中断。最短で6月に再開した場合でも、当面は無観客で開催する見通しとなっており、入場料収入、物販収入は見込めない。小泉社長は「(営業収入が)10億、20億円単位で落ち込む可能性がある」と指摘した。それでも、非常事態にあって、ただ手をこまねいているわけにはいかない。小泉社長は「スタジアムに来られなくても、同じような感動が得られるよう準備する必要がある」として、デジタル施策の重要性を強調。その1つが、選手のプレーに対しておひねりを投げ入れる「投げ銭」だ。

 例えば、MF三竿が相手選手から巧みにボールを奪取した際、サイト上のボタンをクリックして、称賛のおひねりを「投げ銭」する。ルーキーの18歳MF荒木がゴールを決めれば、応援の気持ちを込めて「投げ銭」する。浸透すれば、新たなスポーツ文化、収入の柱になる可能性もある。このほか、クラウドファンディングや選手の動画や音声を届けるファンコミュニティーの活用、eコマースの強化にも着手していく考えだ。

 小泉社長は「デジタル施策を矢継ぎ早にやらないと、ファンの心からJリーグがなくなってしまう恐れがある」と危機感を訴え、「感動するポイントとお金を払うポイントがうまく合うような形で設計したい。Jリーグ(全体)の参考になる施策を出していきたい」と強調した。 (松岡祐司)


◆J1鹿島 無観客試合 ITで盛り上げ 好プレーに“おひねり”を(中スポ)


◆鹿島「10億以上の単位で落ち込む」デジタルに活路(ニッカン)






鹿島アントラーズは24日、定時株主総会で19年度の決算報告を行った。営業収入は、クラブ史上最高だった昨年比約マイナス5億の約68億円。純利益は約300万円の黒字となった。

新型コロナウイルスの影響でJリーグが中断しており、入場料収入を得られない状況。株主総会後にメディア向けウェブ会見を行った小泉文明社長(39)は「実態が見えず、見通しが難しい。このままいくと夏、秋にかけて資金繰りが厳しくなるチームが出てくると思うし、アントラーズも気を抜くと危ない状況」と説明した。

発表された19年度の決算報告では、入場料収入は約10億円だった。小泉社長はリーグ戦再開が決まらない現状に「入場料収入はかなり小さくなると思う。その他物販など含めて、おそらく10億円以上の単位で場合によっては(営業収入が)落ち込む可能性もあると思っている」と危機感を表した。「減るのをただ見ているわけにはいかない。物販ではeコマース(電子商取引)の強化を準備中。クラウドファンディングや投げ銭などのデジタル施策で収益化を図る、またお客様の感動値をいかにスタジアムと同じようにキープできるかなど、無観客試合であっても入場料収入が0にならないような仕組みを準備したい」と、親会社メルカリが得意とするデジタルに活路を見いだす構えだ。

そのメルカリからは「10億円規模の融資枠を得ている」(小泉社長)とも明かした。「政府が準備している支援策もある。場合によっては、親会社からのさらなる融資も検討の必要がある」と続け、厳しい現状を受け止めた。


◆鹿島「10億以上の単位で落ち込む」デジタルに活路(ニッカン)

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