日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月23日日曜日

◆鹿島からレンタル加入の20歳平戸がプロ初ゴール!!町田が7月無傷の4連勝(ゲキサカ)




[7.22 J2第24節 岐阜0-2町田 長良川]

 J2リーグは22日、J2第24節を行い、FC町田ゼルビアがアウェーでFC岐阜を2-0で下した。町田は7月に入って無傷の4連勝。一方の岐阜は2試合連続の無得点で2連敗となった。

 大木武監督の下、細かくつなぐスタイルでリーグ1位のパス本数を誇る岐阜だが、この日は立ち上がりからロングボールを多用。町田守備陣を押し込み、序盤のペースを握ったが、町田が前半13分に試合を動かした。自陣左サイドのタッチライン際からFW谷澤達也が一気に前線へロングフィード。俊足のFW戸高弘貴が最終ラインの背後に抜け出すと、PA外まで飛び出してきたGKビクトルをワントラップでかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

 2試合連続ゴールの戸高は直近7試合で5得点目。やや劣勢だった町田が先制に成功した。痛い形で先制された岐阜だが、その後もボールを保持し続ける。ところが前半40分に痛恨のミスから2失点目。自陣でのDF福村貴幸のパスミスを町田FW吉田眞紀人がカットし、右サイドでフリーのMF平戸太貴がパスを受けると、PA右手前から狙った左足ミドルが岐阜ディフェンスに当たってコースが変わり、そのままゴールネットを揺らした。

 今季、鹿島から期限付き移籍で加入した平戸は今季初先発で待望のプロ初ゴール。鹿島ユースから昨季、トップチームに昇格した2年目の20歳が相馬直樹監督の起用に応えた。前半の町田はシュート3本で2点を奪うという効率の良さ。対する岐阜はボール支配率68%を記録しながらシュートは1本止まりで、大木監督はハーフタイムに「2点取られたのだから3点取るしかない」とゲキを飛ばし、後半開始からDF野澤英之に代えてMF風間宏矢をピッチに送り込んだ。

 風間の投入で徐々に攻勢を強める岐阜は後半18分、細かいパスワークで左サイドを突破し、町田の守備ブロックが堅いと見るや、素早くつないで右サイドに展開。スペースでボールを受けた風間のクロスがファーサイドに抜けてきたところをFW古橋亨梧が右足で狙ったが、左のサイドネットに外れた。

 後半24分には中盤でMFシシーニョがボールを奪い、右サイドのスペースにスルーパス。FW大本祐槻の深い位置からのクロスはGK高原寿康に阻まれたが、ゴール前にこぼれたボールをMF庄司悦大が落とし、風間が無人のゴールにシュートを放つ。絶好のチャンスだったが、ゴールライン上の町田DF深津康太がヘディングでクリア。決死のディフェンスでゴールを許さなかった。

 町田は後半25分、中京高からFC岐阜SECONDを経由して昨季まで岐阜に所属していたMF遠藤純輝を谷澤に代えて起用。スタジアムは盛り上がりを見せたが、酷暑の中で試合は消耗戦の様相を呈し、後半アディショナルタイムには岐阜の庄司がパスを出したあとに遠藤と交錯した際、無謀に引き倒したとみられたか、主審は庄司にレッドカードを提示し、一発退場となった。

 試合はそのままタイムアップを迎え、町田が2-0で勝利。貴重な追加点でJリーグ初ゴールを決めた平戸は試合後のインタビューで「相手のミスからいい形でボールが回ってきたのでうまく決められた。チームとしても個人としても結果を出さなければならないのでよかった」と喜んだ。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?221644-221644-fl

◆「本当にサッカーが好き!」NMB48の磯佳奈江が鹿島vsセビージャで初解説に挑戦(サッカーキング)


磯佳奈江

 アイドルグループNMB48に所属する磯佳奈江さんが、22日に行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 鹿島アントラーズvsセビージャ戦で、サッカー解説に初挑戦した。

「#デジタル中継祭り」としてTwitterやAbemaTV、ニコニコ生放送など複数メディアでライブ中継された一戦は、ニコニコ生放送のサッカーキングチャンネルでも配信され、磯さんはサッカーライターの北條聡さんとともに実況ゲストとして生出演。茨城県出身で筋金入りの鹿島サポーターとして知られる磯さんは、解説でもその“鹿島愛”を披露した。

 試合終了後には「最初はごはんが喉を通らないくらい緊張していましたが、楽しくできました!」と初解説の感想をコメント。「本当にサッカーが好き」と語る磯さんが、サッカー愛全開で視聴者を楽しませた。



https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170723/616426.html?cx_art=newarrivalcat

◆【独占】来日中のモリエンテスを直撃「クラブW杯で鹿島の知名度はスペインで一気に上がった」(サッカーキング)


モリエンテス

 現役時代に各クラブ、スペイン代表でゴールを量産したストライカー、フェルナンド・モリエンテス氏が来日。2010年の現役引退から、指導者を経て現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務めている。22日には、現地で明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 鹿島アントラーズ対セビージャを観戦。サッカーキングはモリエンテス氏を直撃し、試合の注目ポイントを聞いた。

 今オフ、日本に遠征してきたセビージャは「スペインで最も重要なチームの一つ」と紹介。「2016-17シーズンは優勝候補の一つでしたが、最後の4、5試合で失速し、残念ながら優勝することができませんでした。それでも素晴らしい選手がいて、質の高いサッカーをするチームです。今オフには監督が代わり、何人かの選手が移籍してチームは大きく変わっていますが、スペインを代表する強豪であることに変わりはありません」と説明した。

 鹿島が警戒すべきセビージャの選手は「どの選手も注目です」と前置きをしつつも「この夏に復帰したエベル・バネガは非常にハイレベルなセントラルMF。昨シーズンはマンチェスター・Cでプレーしたノリートも素晴らしい選手です。セビージャの未来を担うべき存在だと思っています」と2選手を高く評価した。ただし、「セビージャはプレシーズン中で、選手のコンディションは100パーセントではない。その点を考慮しなければなりません」と続けている。

 日本を代表してセビージャと対戦する鹿島は、昨年12月にFIFAクラブワールドカップ決勝でスペインの強豪レアル・マドリードと対戦。延長線の末に惜しくも敗れたが、その健闘は全世界で報じられた。「昨年のクラブW杯決勝を見ていましたが、鹿島は非常にレベルの高いチームだという印象を受けました。Jリーグと、スペインやヨーロッパの間にはまだレベルの差があると思いますが、日本のサッカーも少しずつレベルが上がっていて、世界に通用するチームが出てくる過程にあるのかな、という印象を受けました」と告白。「今後、日本のチームとスペインやヨーロッパのチームが交流を持つことで、お互いのレベルアップが図られることを望んでいます。昨年、あれだけのインパクトを残したことで、サッカーファンの間では鹿島の知名度は一気に上がりましたし、今後さらにいいチームになっていくだろうと思っています」と期待を込めた。

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 鹿島アントラーズvsセビージャは、7月22日(土)18時にキックオフする。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170722/615996.html?cx_cat=page1

【参考】


◆鹿島・鈴木 将来の欧州移籍熱望「うらやましいなと思った」(スポニチ)




 国際親善試合「明治安田生命 Jリーグワールドチャレンジ 2017」が22日、カシマスタジアムであり、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。後半17分から途中出場し、全2得点の活躍を見せたFW鈴木優磨(21)は試合後、「ヨーロッパに行かないといけないとあらためて今日思った。相手のコンディションがもっと高い中で1シーズン、2シーズン、3シーズンフルに戦えるって、やっぱりうらやましいなと思った」と将来的な欧州移籍への思いを口にした。

 途中出場から10分後の同27分にFW安部のパスをゴール左から左足で流し込み、“Cロナ・ポーズ”で歓喜を爆発。同ロスタイムのコーナーキックでは肩でMF遠藤のクロスを押し込んだ。ただ、セビリアはリーグ開幕前の調整段階。後半は疲労の色も隠せなかっただけに「この2点でセビリアから取ったんだという気持ちには正直なっていない」と満足しなかった。

 「今自分がいるところで一生懸命頑張るしかない。チームの調子が良くて(試合出場の)チャンスがない中で、いかに出たときに結果を残すかだと思うし、それが自分のステップアップにもチームのステップアップにもつながると思う」と前を見据えた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/07/22/kiji/20170723s00002179007000c.html

◆鹿島鈴木2発「FWの理想のゴール」セビリア撃破(ニッカン)




<明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ:鹿島2-0セビリア>◇22日◇カシマ

 鹿島アントラーズが、FW鈴木優磨の2得点でスペイン1部の強豪セビリアを2-0で下した。

 鈴木は試合後のインタビューで「勝てて良かったです。絶対に点をとって勝とうと決めていたのでよかった。(1点目は)FWの理想のゴールだったので、(安部)裕葵くんに感謝したい。(2点目は)うまく当てられました」と話した。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1860042.html

◆鈴木優麿「欧州に行きたい」と海外挑戦も視野に。セビージャ相手に2得点決め自信(フットボールチャンネル)


鈴木優麿

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の鹿島アントラーズ対セビージャ戦が22日にカシマスタジアムで行われた。21歳の鈴木優磨が2ゴールを決めて、鹿島が2-0でセビージャを下している。試合後に鈴木が取材に答え試合を振り返った。

 試合開始して72分、セビージャ陣内でボールを受けた安部がドリブルで果敢に仕掛けていく。巧みなタッチでラングレとコルシアをかわしてGKの目の前に迫ると、並走した鈴木に横パス。鈴木が無人のゴールに値千金のゴールを流し込み、「C・ロナウドパフォーマンス」をスペインのチームに見せつけた。

 さらに後半アディショナルタイムには再び鈴木が勝利を決定づける2点目を決めている。鈴木は「レベルが高いチームとやるなら、ヨーロッパに行きたい」「こういう相手と日常的に戦えば自分のステップアップにつながるし、チームもそうだと思う」と答え、将来的に海外挑戦する可能性を匂わせた。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

https://www.footballchannel.jp/2017/07/22/post223092/

◆鹿島2人が強烈な印象! セビージャDFが称賛「興味深い」「違い作れる選手」(フットボールチャンネル)


セルヒオ・エスクデロ

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の鹿島アントラーズ対セビージャ戦が22日にカシマスタジアムで行われた。21歳の鈴木優磨が2ゴールを決めて、鹿島が2-0でセビージャを下している。試合後にセビージャに所属するエスクデロとリコが取材に答え試合を振り返った。

 鹿島の選手について印象を聞かれたエスクデロは「後半の交代がすごく効いていた。2ゴールを決めた9番(鈴木優磨)とか。30番(安部裕葵)も違いを作れる選手だった。興味深い選手だよ」と、2人の選手の活躍を称賛している。

 一方でリコは「良いチームだよ。うまくプレスを仕掛けてきて、とても激しかった。だから勝ったんだと思う」と、鹿島の印象について答えた。セビージャはまだシーズン開幕前のチーム状態だったとはいえ、勝利したことで強い印象を植えつけたようだ。

(取材:長坂祐樹、文・構成:編集部)

【了】

https://www.footballchannel.jp/2017/07/22/post223098/

◆鹿島18歳安部 セビリア切り裂き完勝!V弾演出でMOM選出(スポニチ)




 国際親善試合「明治安田生命 Jリーグワールドチャレンジ 2017」が22日、カシマスタジアムで行われ、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。後半17分から途中出場した高卒新人のFW安部が同27分、ドリブルで2人のマークをかわし、GKを引きつけたところで左にラストパス。「冷静に横も見えていた」とFW鈴木の先制点をお膳立てした。

 マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた安部は「長所であるドリブルや運動量を見せられて良かった。ああいう相手でも通用すると自信になった」と胸を張った。日本代表FW本田が経営に携わるジュニアユース出身のプロ1号。「一人の人間として尊敬している」という本田のように、プレーには風格すら漂った。クラブ幹部は「あのときの本山(雅志)にかぶって見えた」と05年の国際親善試合マンチェスターU戦で2得点したOBの名前を挙げて絶賛。未来の主軸誕生を予感していた。

 ▼セビリアのベリッソ監督 前半はいいリズムで試合運びができたが、後半は深さが足りなかった。プレシーズンということもあり、疲れが見られた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/07/23/kiji/20170722s00002000324000c.html

◆MOMの鹿島FW安部裕葵、先制点のアシストは「自然と身体が動いた」(GOAL)




「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」で鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦。試合は2-0で鹿島が勝利を収めた。試合後、先制点をアシストした鹿島FW安部裕葵が試合を振り返った。

「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」が22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズとセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合は2-0で、鹿島が勝利を収めた。試合後、先制点をアシストした鹿島FW安部裕葵が試合を振り返った。

FW鈴木優磨の先制点は、安部のドリブル突破から生まれた。そのプレーについて聞かれると「自分の得意なプレーなので、それを出すために」と答え、「ああいう(強豪チーム)相手でも通用するんだというのが自信になったので良かった」と続けた。また、自分でシュートを打つという選択肢については「もちろんありましたけど、ああいう局面で考えている余裕は正直ないので、自然と身体が動いたという方が合っているかな」と、瞬間的な判断でパスを出したことを明かした。

「『止めて蹴る』がとてつもなく(うまく)て、やっぱり自分の『止めて蹴る』の基礎を練習しないといけないなと思った」と気を引き締めつつも、「前半はピッチの外から見てて、すごい勉強になった。今日の試合は自分にとって楽しくて、見てても楽しくて、やってても楽しくて、すごい充実した試合でした」と充実感をにじませた。

また、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたことは「そういうのがあるのも知らなかった」と予想外だったようだ。


MOMの鹿島FW安部裕葵、先制点のアシストは「自然と身体が動いた」


◆輝き放ったルーキー安部、得意のドリブルで好機演出「通用したことは自信になった」(サッカーキング)


安部裕葵

 ここまで明治安田生命J1リーグ2試合、通算61分の出場にとどまっていた高卒ルーキーが輝きを放った。

『明治安田生命Jリーグ ワールドチャレンジ2017』が22日に行われ、鹿島アントラーズとセビージャが対戦。62分、レオ・シルバに代わり安部裕葵がピッチに立つと、自ら「得意なプレー」と豪語する「ドリブルや運動力」を生かして、セビージャ守備陣を脅かした。

 スコアレスで迎えた72分、この日一番の見せ場がやってくる。鹿島はカウンターから安部が抜け出す。鮮やかなドリブルで相手DFをかわすと、同じく途中出場の鈴木優磨へラストパス。鈴木が落ち着いてゴールネットを揺らし、先制点をアシストした。この場面、「もちろん自分でシュートを打つことも考えた」が、「自然と体が動いた」。「そこは冷静に。横は見えていましたね」と振り返る。

「自分の得意なプレーなので、セビージャ相手でも通用したことは自信になった」と明かしたが、「自分は目の前の1試合ではなく、2年後、3年後どうなっているかが大事」と語る。「今日が良かったからといって、特に変わることはない。これからもひたむきに練習していきます」。2得点の鈴木を差し置いて、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたが、平常心を強調した。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170722/616228.html?cx_cat=page1

◆セビリア撃破した鹿島MVPは「本田2世」安部(ニッカン)




<明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ:鹿島2-0セビリア>◇22日◇カシマ

 “本田2世”の鹿島アントラーズFW安部裕葵(18)が試合を決めた。「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」が22日、茨城・カシマスタジアムで開催され、鹿島は昨季のスペイン1部4位の強豪セビリアを2-0で撃破。0-0の後半27分、巧みなドリブルでDF3人を抜き去った安部は、GKと1対1の局面で「選手が見えていたので横に転がせば入ると思った」と、瞬時の判断でFW鈴木の先制弾をアシスト。2得点の鈴木を上回る印象的なプレーでMVPを受賞した。

 メキシコ1部パチューカに移籍したFW本田が経営に携わるエスティーログループのジュニアユースチーム「S.T.FC」出身のプロ1号。指導を受けたこともある“師匠”は尊敬する存在だ。「(本田)圭佑さんのように、子どもたちに夢を与えられる選手になりたい。選択したクラブも、らしいなと思いました」。本田を追う高卒新人が欧州の強豪相手に輝きを放った。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1860181.html

◆【鹿島】欧州L3連覇のセビリア撃破…優磨2発も主役は安部(報知)




 ◆明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ 鹿島2―0セビリア(22日・カシマスタジアム)

 国際親善試合の「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ」が22日、カシマスタジアムで行われ、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。前半を粘り強い守備でしのぐと、途中出場のFW鈴木優磨(21)が後半27分に左足で先制点を挙げ、ロスタイムにもCKから頭で合わせ、2得点目。昨季リーグ4位で欧州リーグ(EL)3連覇中の強豪を撃破した。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には先制点をアシストしたルーキーFW安部裕葵(18)が選ばれた。

 欧州リーグ王者を切り裂いたのは18歳のルーキーだった。後半27分、右サイドでFW安部がボールを受けると、トラップでまず1人目をかわし、次のタッチで2人目を抜く。エリア内に入ってから両足のタッチで3人目をかわして、GKが飛び出した瞬間を見計らって左へパスを出した。空振りさえしなければゴールという絶品アシスト。「自分の特長のドリブルを見せられて良かった」と笑った。

 日本代表FW本田圭佑(31)=パチューカ=の生き方に触れるため、本田が実質的オーナーを務めるクラブ「SOLTILO(ソルティーロ)FC」(国内各地で開講)に入り、サッカーを学んだ。その後は瀬戸内高(広島)に進学し、同クラブ出身選手初のJリーガーとして今季鹿島に加入。ドリブル、創造力にあふれるFWで「緊張はしたことない」「やれる自信はある」と先人と同じく動じない心を持つ。

 「圭佑さんは1人の人間としてすごく尊敬している。(本田のように)小さい子どもたちに影響を与えられる人になりたい」と安部。鹿島の強化責任者を務める鈴木満常務(60)は、05年の親善試合マンチェスターU(イングランド)戦で2得点を記録したMF本山雅志(現北九州)になぞらえ「本山と同じでワクワクさせる選手」と期待を寄せた。

 安部は「こういう相手にも通用するんだということは、自信にもなった」と話す一方で「試合でうまくいっても、次の練習で一生懸命やることは変わらない」と言い切った。昨年クラブW杯準優勝に続き、EL3連覇王者も撃破した鹿島。その原動力の「満足しない心」はルーキーにも備わっている。(内田 知宏)

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170723-OHT1T50011.html

◆鹿島鈴木2発、開始前ハプニングも強豪セビリア撃破(ニッカン)




<明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ:鹿島2-0セビリア>◇22日◇カシマ

 昨季J王者の鹿島が2-0でスペイン1部4位のセビリアに勝利した。

 最初に主導権を握ったのは鹿島だった。前半8分、FW金崎のパスをトラップしたFWペドロ・ジュニオールが右足でボレーシュート。同11分にはDF昌子が左足でミドルシュートを放った。

 セビリアも同23分に右サイドを駆け上がったDFコルシアが右足でシュート。GK曽ケ端がセーブしたこぼれ球を、FWムリエルが右足でシュートも再び曽ケ端が防いだ。同45分にもムリエルのシュートを曽ケ端が好セーブを見せた。

 後半27分、鹿島が均衡を破った。MF安部が個人技で相手DF2人を抜き去ると、FW鈴木にラストパス。落ち着いて鈴木が左足で流し込んだ。ゴール後には昨年12月のクラブW杯でも披露したRマドリード(スペイン)FWロナルドをまねたパフォーマンス。2万8308人の観衆を沸かせた。試合終了間際にも、MF遠藤が蹴った左CKを鈴木が頭で合わせて勝利に貢献した。

 試合直前には約5分間にわたってスタジアムの火災報知機が誤作動して観客の避難を誘導。試合開始が遅れるハプニングもあった。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1860033.html

【参考】


◆J王者・鹿島がスペインの強豪を撃破! 鈴木優麿2発でセビージャに2-0(フットボールチャンネル)


鹿島アントラーズ対セビージャ

【鹿島アントラーズ 2-0 セビージャ Jリーグワールドチャレンジ2017】

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の鹿島アントラーズ対セビージャ戦が22日にカシマスタジアムで行われた。

 17日にセレッソ大阪と対戦して3-1の勝利を収めたセビージャは、3人を残して先発メンバーを大きく変更。C大阪戦では交代出場だったムリエルや、バネガ、ガンソらが先発に名を連ねた。新たに加入が決まり来日したFWノリートは、前日会見で監督が明言していたとおり不出場となった。

 鹿島としては、昨年末のクラブ・ワールドカップ決勝でレアル・マドリーを苦しめて以来となるスペイン勢との対戦であり、再び力を証明して結果を出したいところ。だが前半にボールを保持して試合を優位に進めたのは地力に勝るセビージャの方だった。

 右サイドから駆け上がったコルシアや、ゴール前でのこぼれ球を拾ったムリエルなどが決定的なシュートを放つ場面もあったが、守護神・曽ヶ端が好守を見せてゴールを許さず。前半はスコアレスで折り返した。

 後半も左サイドからドリブルで守備陣を切り裂いたコレアのシュートがわずかに外れるなどセビージャがゴールに迫る。だが両チームが数人の選手を入れ替えたあと、先制ゴールは耐えていた鹿島に生まれる。

 72分、セビージャ陣内でボールを受けた安部がドリブルで果敢に仕掛けていく。巧みなタッチでラングレとコルシアをかわしてGKの目の前に迫ると、並走した鈴木に横パス。鈴木が無人のゴールに値千金のゴールを流し込み、「C・ロナウドパフォーマンス」をスペインのチームに見せつけた。

 先制した鹿島はそのまま落ち着いた試合運びでリードを守り、後半アディショナルタイムには再び鈴木が勝利を決定づける2点目。左CKから遠藤のクロスを受け、DFに競り勝って力強くシュートを押し込んだ。そのまま2-0で試合を終え、鹿島がスペインの強豪を見事撃破する結果となった。

【得点者】
72分 1-0 鈴木優磨
90+1分 2-0 鈴木優麿

【了】

https://www.footballchannel.jp/2017/07/22/post223080/

◆鹿島が欧州の強豪セビージャを下す! 途中出場の鈴木が2ゴールの大活躍(サッカーキング)


鹿島

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017が22日に行われ、鹿島アントラーズとセビージャが対戦した。

 昨季の明治安田生命J1リーグ王者である鹿島に挑むセビージャは、中盤にエベル・バネガ、ガンソを揃えて試合に臨んだ。

 24分、先に決定機を迎えたのはセビージャ。スルーパスに抜け出したセバスティアン・コルシアがシュート。曽ヶ端準がシュートを弾くも、こぼれ球にルイス・ムリエルが反応。しかし、再び曽ヶ端がファインセーブ。鹿島がピンチを脱する。

 さらに36分、再びセビージャにビッグチャンス。ガンソが縦パスをムリエルへ入れる。ムリエルは昌子源と競り合い、後ろから走り込んだホアキン・コレアへボールを渡す。曽ヶ端との一対一を迎えたコレアは左足でシュートを放つが、ゴール左に外れ得点には至らない。

 両チームとも得点を奪うことはできずに前半を折り返す。後半鹿島は3選手、セビージャは4選手を一気に入れ替える。

 58分、攻め続けるセビージャがチャンスを作る。コレアが単独突破を仕掛けシュートまで持ち込む。しかし枠を捉えられない。

 しかし直後の72分、攻め込まれていた鹿島にゴールが生まれる。右サイドからの横パスを安部裕葵が敵陣中央の右で受ける。安部はドリブルでゴール前に進入。GKを引き付けたところで鈴木優磨へパス。鈴木が無人のゴールへ流し込み待望の先制点を鹿島が奪った。鈴木はおなじみになったクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露、喜びを爆発させた。

 さらにアディショナルタイム1分、先制点を奪った鈴木が今度はCKに頭で合わせて追加点。鹿島が2点のリードを得る。

 試合はこのまま終了。鹿島が欧州の強豪セビージャに勝利した。



【スコア】
鹿島アントラーズ 2-0 セビージャ

【得点者】
1-0 72分 鈴木優磨(鹿島)
2-0 90分+1分 鈴木優磨(鹿島)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170722/616296.html?cx_cat=page1

◆明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017(オフィシャル)


明治安田ワールドチャレンジ

鹿島がラ・リーガの雄を撃破!鈴木の2ゴールでセビージャFCに完封勝利!

ラ・リーガの強豪を相手に、鹿島が意地と気迫を見せ付けた。JリーグワールドチャレンジでセビージャFCカシマスタジアムに迎え撃つと、72分と後半アディショナルタイムに鈴木がゴールネットを揺らし、2-0と完封勝利。ボールポゼッション率では劣勢を強いられたが、曽ケ端が幾度となくビッグセーブを見せてチームを救い、耐え抜いた先で勝利を掴んでみせた。

7月2日からの11日間で組まれたアウェイ4連戦を3勝1分で走り抜け、鹿島はつかの間の充電期間を得た。3日間のオフを経て、練習を再開。あらゆる面でのレベルアップを期し、過酷なフィジカルトレーニングと戦術練習を積み重ねていった。就任後、公式戦8試合を戦った大岩監督は、新たな組み合わせの選手起用も敢行。無限の可能性を探る指揮官の下、ポジション争いは激しさを増した。戦列に復帰した植田は、自らの離脱中にセンターバックとして存在感を見せた三竿健斗との争いについて「チームとしてプラスだし、負けるつもりはない。良いライバルができたという気持ちの方が大きい」と、前向きに受け止めて懸ける思いを明かしていた。

J1再開は今月末。今季から新設されたサマーブレイク期間を経て、シーズンは後半戦へと向かう。その前に、鹿島は世界に名だたる強豪と対峙することとなった。Jリーグワールドチャレンジ、セビージャFC戦。史上初のヨーロッパリーグ3連覇を果たし、2016-17シーズンのリーガ・エスパニョーラで4位に入った難敵をカシマスタジアムに迎え撃つ。誰もが期待に胸を膨らませ、そして聖地での勝利へ闘志を燃やしていた。前日会見に出席した健斗は「このような強いチームと対戦する機会はない」と試合を心待ちにしていることを明かし、「自分たちが持っているものの全てを出して絶対に勝って、この先につなげたいと思う」と、結果にこだわる姿勢を強調した。

聖地にフットボールが帰ってきた。約1ヵ月ぶりとなるホームゲームを迎え、鹿嶋は青空に恵まれた。3日前に梅雨明けが発表され、夏本番の暑さに見舞われる中、背番号12が続々と足を運ぶ。サッカーファンの耳目を集める注目の一戦を前に、時間を追うごとに聖地のボルテージが高まっていった。

ベンチ入りは28名、交代枠は7つというレギュレーションで行われる一戦。大岩監督が先発に指名した11人は、GKに曽ケ端、最終ラインは右から伊東と植田、昌子、そして左サイドバックに西が指名された。山形戦で新たな可能性を示した両翼が、引き続きピッチに立つ。そしてボランチにはレオ シルバと健斗が並んだ。中盤の支配者とともに、センターバックとしてもポテンシャルを示してみせた若武者がゲームコントロールを司る。そして2列目には、充実のプレーを続けるレアンドロと中村。前線はペドロ ジュニオールと金崎がコンビを組み、ゴールを目指す。指揮官は「相手のセンターバックには経験とテクニックと強さがある。彼らに対してうちのFWがどう駆け引きをしていくかがキーポイントになる」と、実績十分の2トップに信頼を託していた。

試合直前に火災報知機の誤報というアクシデントがあり、予定より数分遅れてキックオフを迎えることとなった。アントラーズレッドの背番号12はタオルマフラーを掲げ、戦いに臨むスイッチを入れ直した。18時3分、キックオフ。ラ・リーガの雄と対峙する90分が始まった。







立ち上がりから、セビージャFCにボールポゼッションを許す展開となった。鹿島はなかなか前線でボールを収めることができず、押し込まれる時間が続く。7分には敵陣右サイドを強引に突破した金崎のパスからペドロがペナルティーエリア内でトラップ。反転してボレーで狙ったが、相手DFにブロックされてしまった。

2トップが得点への意欲を見せたものの、鹿島はセビージャFCゴールに迫ることができない。最終ラインでのビルドアップから両サイドバックを高い位置へ上げ、効果的に縦パスを通してじわじわと攻めてくるセビージャFCに、鹿島陣内へ押し込まれる時間が続いた。ゴールライン際まで突破されてゴール前へクロスを入れられる場面も増えていったが、ゴール前で昌子や植田が身体を張り、バイタルエリアの攻防では健斗がアグレッシブなプレスを連発して勝利への意志を示していた。

鹿島は23分、ペナルティーエリア左側へパスを通されてシュートを打たれたが、曽ケ端がセーブ。こぼれ球へのプッシュも阻止し、チームを救った。絶対的な存在感でゴールマウスに立ちはだかった背番号21は、起死回生のビッグセーブを繰り返すこととなる。





30分を経過しても、セビージャFCがボールポゼッションを続けていく。35分には右サイドからペナルティーエリア内へ入られ、縦パスを通されてピンチを迎えたが、至近距離から打たれたシュートはサイドネットへ。曽ケ端がしっかりとコースを消し、得点の可能性を消してみせた。45分にもペナルティーエリア内での混戦からセカンドボールを拾われて至近距離からゴールを襲われたものの、またも背番号21がビッグセーブ。守護神が大車輪の活躍を見せ、前半はスコアレスで終了した。











後半開始時から、大岩監督は3選手の交代を敢行。最終ラインにブエノと山本、右サイドハーフに遠藤を投入した。昌子から腕章を受け継いだ遠藤は「前半は押し込まれ過ぎていたので、サイドでアクセントになれればと思っていた」と、持ち前のボールキープ力を見せ付けて起点となった。前半同様、セビージャFCがボールを持つ時間が長くなったものの、鹿島は少しずつ敵陣へ押し込む回数を増やしていった。

















スコアレスのまま、後半の立ち上がり15分も経過した。大岩監督は62分、2度目の選手交代で3名を入れ替える。前線に土居と鈴木、そして2列目にルーキーの安部を送り出し、遠藤をボランチの位置へと下げてゲームコントロールを託した。この交代策が、聖地に歓喜を生むこととなる。





鹿島のチャンスは69分、ショートカウンターでダイレクトパスを連ね、中村がスペースへ展開。高速ドリブルでペナルティーエリアに差し掛かった安部は、迷うことなく右足を振り抜いた。強烈なシュートは相手GKに阻まれたが、背番号30のまばゆい輝きに、スタジアムのボルテージは高まった。

そして、3分後。歓喜の瞬間が訪れた。安部が敵陣中央でルーズボールを奪うと、ゴールへの意志と勇気をもって縦へと突破。素早い身のこなしでマークを剥がし、立ちはだかる2人目のDFをかわすと、ペナルティーエリアに入る。加速する背番号30を止められる者などいなかった。ダブルタッチで突破すると、走路を阻むのはGKのみ。沸騰する聖地、そこで安部が選んだプレーは冷静かつ正確なラストパスだった。左前方にボールを流すと、走り込んでいた鈴木が左足で流し込み、ゴールネットを揺らした。











1-0。70分超を耐え抜いた先に刻んでみせた、待望の先制ゴール。カシマスタジアムは熱を帯び、セビージャFCのボディコンタクトは激しさを増した。戦況を見つめる指揮官は先制弾の5分後、金森を投入。さらなるゴールを目指すというメッセージとともに背番号14を送り出し、鹿島は残り15分もアグレッシブな姿勢を貫いてみせた。

86分、一瞬の隙からペナルティーエリアへのカットインを許し、強烈なシュートを打たれたものの、曽ケ端が左手で渾身のセーブ。鬼神のシュートストップを繰り返した背番号21がチームを救い、リードを保ったまま試合は最終盤に突入した。

そして、この日2度目の歓喜は後半アディショナルタイムに訪れた。遠藤が左CKを蹴り込むと、ファーサイドの鈴木がヘディングシュート。ゴール前の密集を越えて左サイドネットを揺らし、聖地は勝利の確信に包まれた。













2-0。勝利を告げるホイッスルが鳴り響くと、カシマスタジアムのボルテージは最高潮に達した。ラ・リーガの雄を完封で破り、シーズン後半戦に向けて幸先の良いスタートを切ることができた。次戦は29日、いよいよJ1再開だ。第19節、甲府をホームに迎え撃つ。難敵を破った自信と手応えを胸に、そしてさらなる勝利への渇望とともに。鹿島の歩みはこれからも続く。





【この試合のトピックス】
・セビージャFCとの初対戦で勝利を収めた。
・大岩監督就任後、9試合負けなしとなった。
・鈴木が2ゴールを挙げた。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛


セビージャFC:エドゥアルド ベリッソ


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
セビージャFCの強さをまざまざと見せつけられた。しかし、選手たちは粘り強く守備をし、ボールを奪った後、積極的に攻撃に出ていくことをやり続けた。その結果、スタジアムに来てくれたサポーターの皆さんが喜んで帰ってもらえる結果になったと感じている。

Q. 前半終了間際にレオ シルバ選手を呼んで指示を与えていたが、どんなことを伝えたか?

A. 前半、ボールを動かされてしまって、自分たちがなかなかボールを持つことができなかった。ただ、守備の面でやるべきことはある程度できていた。奪った後の攻撃の質、ファーストプレーの質、判断の質、ポジショニングがよくなかった、もしくは良くないようにさせられてしまった。理由として、ボールを奪った後スピードアップし過ぎてしまい、ボールロストが多くなったと感じた。落ち着いてボールを動かしながらサイドを使って攻めることを徹底するように、あのタイミングでレオに伝えた。

Q. この試合はJリーグを戦う上でどんな意味があるか? 今シーズンはC大阪や柏が強いがどう感じているか?

A. 名前の挙がった両チームは、それぞれが独特のスタイルを持っているチーム。そこに対して自分たちがリアクションするのか、アクションするのか。そういったところの判断が求められる。今日のようにボールを握られる時間が長くなったとき、もっと自分たちからアクションすることで守備をしたり、自分たちが支配するやり方で相手を押し込むことができるはず。そういうサッカーをJリーグでも数多くやれるように準備したい。

Q. 具体的なセビージャの強さとは? 自分たちのサッカーはどの程度できたと感じているか?

A. 正直に言うと、手ごたえはあまりない。自分たちが前線から奪いに行くサッカーはやらせてもらえなかった。セビージャは世界最高峰のリーグであれだけの成績を残している。非常に高いレベルを体感した。選手たちも同様に感じていると思う。試合後「自分たちがあのレベルにならなくてはいけない。チームとして選手として成長していこう」と選手たちに伝えた。昨年レアル・マドリードと試合をして決定的な差を感じたが、その差が縮まるどころか広がっているように感じた。今の自分たちの意識では縮まらない。もっと厳しくサッカーに取り組み、高い意識を持って日々の練習に取り組んでいきたい。

Q. 途中交代の鈴木選手、安部選手が印象的なパフォーマンスを見せたが、2人の評価は?

A. 2人とも非常に気持ちの入ったすばらしいパフォーマンスだったと感じている。いつも言うことだが、それをやり続けることが重要。彼らが今日得た自信のようなものを成長の糧にしてやり続けることが大切。


セビージャFC:エドゥアルド ベリッソ
前半はいいリズムで試合を運ぶことができた。ボールを支配して、チャンスを作り出すことができた。しかし、後半はやや深さが足りなかったと思う。前半のリズムをキープすることができず、一方、アントラーズはチャンスを見つけて得点を決めた。とてもインテンシティの高いゲームだった。プレシーズンということもあり、選手たちに疲れも見られた。今後もトレーニングを続けていきたい。


選手コメント

[試合後]

【鈴木 優磨】
後半はある程度、自分たちから仕掛けることができた。でもこのままじゃ、まだまだダメ。自分たちからアクションを起こせるようになりたい。今日は2得点を取れて良かったけど、相手はシーズン前だし、勝って慢心するわけにはいかない。謙虚に受け止めていきたい。

【安部 裕葵】
自分の長所であるドリブルと運動量を見せることができてよかった。(得点シーンは)冷静にプレーできて、横も見えていた。ああいうプレーは得意。自然と身体が動いた。このレベルが相手でもできたのは自信になった。外から見ていても、プレーしていても楽しかった。すごく勉強になったし、充実した日になった。

【昌子 源】
前半を無失点に抑えればいけると思っていた。交代で入った優磨と裕葵がよくやってくれた。どんどん若い選手が出てくれば、チームも強くなる。試合ごとに選手が活躍して良くなっていくのは、今のアントラーズの良いところ。これを続けていきたい。

【曽ケ端 準】
欲を言えば、自分たちが試合を支配して勝てれば良かったけど、難しい中でもチャンスを窺いながら我慢強くプレーできて良かった。暑い中での試合が続くし、リーグ戦でも今日のような展開もあり得るので良いシミュレーションになった。

【ブエノ】
自信をもってピッチに立ったし、100%を出そうと考えていた。無失点に抑えることができて嬉しい。

【植田 直通】
コンディションを整えている段階だったと思うけど、そういう相手であっても負けるわけにはいかなかった。勝てたことは良かった。あまり相手の情報がない中で、プレーをしながら相手の出方を考えていた。

【遠藤 康】
自分が出たら、チーム全体を押し上げられるようにしたいと考えていた。こういう相手で、親善試合であったとしても、自分たちは勝たないといけない。これだけボールを回せるチームと試合をする機会はなかなかないので、楽しかった。

http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/52142



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