日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年3月19日木曜日

◆鹿島3敗目、土居弾でリードも後半失速で勝ち点なし(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1448669.html

鹿島3敗目、土居弾でリードも後半失速で勝ち点なし

<ACL:広州恒大4-3鹿島>◇1次リーグH組◇18日◇広州

 鹿島が3-4で広州恒大に敗れた。

 鹿島がリードできたのはわずか5分間だけだった。1-1で前半を折り返すと、後半7分にMF遠藤康(26)がゴールやや右から左足ミドルシュート。このはね返りをMF土居聖真(22)が頭で押し込んでリードした。

 だが同12分にエウケソンに同点弾を許し、16分にはリカルドゴウラーのこの日2点目となるゴールであっさり勝ち越された。

 鹿島は1次リーグ3戦3敗でいまだ勝ち点なし。この日のもう1試合でウェスタンシドニーとFCソウルが引き分け、ともに勝ち点1しか加えることができなかったのが唯一の救いか。

◆鹿島・柴崎、意地の一発も…「勝ち点9を目指すしかない」/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150319/jle15031905010003-n1.html



 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグH組(18日、広州恒大4-3鹿島、広州)敵地で優勝候補から3得点した一方で4失点。今季開幕から公式戦の連敗は5に伸びた。後半に勝ち越しながら、攻め続けるか守るかの意思統一ができずに逆転を許し、後半ロスタイムにゴールを決めた日本代表MF柴崎は「相手より自分たちに問題がある」と嘆く。残り3試合で「勝ち点9を積み上げてもどうなるか分からないが、そこを目指すしかない」と前を向いた。

◆鹿島、広州恒大に逆転負けで3連敗 H組最下位のまま/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150318/jle15031823290021-n1.html



 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は18日、各地で1次リーグ第3戦が行われ、F組のG大阪はホームの万博記念競技場でブリラム(タイ)と1-1で引き分け、1分け2敗の勝ち点1、最下位で前半戦を終えた。ブリラムは2勝1分けの同7で首位。H組の鹿島は敵地で広州恒大(中国)に3-4と敗れ、3連敗で最下位のまま。

 G大阪は前半に阿部のゴールで先制しながらも後半に失点し、初勝利を逃した。鹿島は1-1で迎えた後半に土居のゴールで勝ち越したが、その後連続失点して逆転を許した。H組首位の広州恒大は3連勝で勝ち点9。

 同組のFCソウル(韓国)-ウェスタンシドニー(オーストラリア)は0-0で引き分け、G組のブリスベン(オーストラリア)と水原(韓国)も引き分けた。(共同)

鹿島・柴崎「結果が出ていないので、問題を早く解決しないといけない。(残り3試合で)勝ち点9を積み上げてもどうなるか分からないが、そこを目指すしかない」

鹿島・曽ケ端「苦しい中で止めることができなかったのは悔しい。失点が続いているので、そこは改善しないといけない」

鹿島・遠藤「セットプレーでやられて、バランスが崩れた。もったいないと言えばもったいないが、これが実力」

鹿島・セレーゾ監督「非常に感動的で面白みのある試合だったが、セットプレーで2失点したのは残念だった。(相手の)ブラジル人のレベルが高く、彼らが試合を決定づけた」

広州恒大・カンナバロ監督「鹿島はとても手ごわいチームだった。選手がいいパフォーマンスを見せてくれた」

◆鹿島 ACL敗退危機…執念の柴崎弾も実らず公式戦5連敗(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/19/kiji/K20150319010009710.html

ACL1次リーグH組 鹿島3―4広州恒大 (3月18日 広州天河体育中心)



 各地で1次リーグ第3戦が行われ、H組の鹿島は敵地で広州恒大(中国)に3―4で敗れ、3連敗となった。一時は2―1とリードを奪ったが直後に立て続けに失点し、日本代表入りが期待されるMF柴崎岳(22)のゴールも及ばなかった。F組のG大阪はホームでブリラム(タイ)と1―1で引き分け、1分け2敗の勝ち点1。鹿島、G大阪とも次節にも敗退が決まる厳しい状況に追い込まれた。

 笑顔はなかった。後半ロスタイム。本山からのクロスを頭で押し込んだ柴崎は一目散にボールを拾いにいき、センターサークルにセットした。その直後に試合終了の笛。一昨年のアジア王者をあと一歩まで追い詰めたが競り負けた。

 開幕からまさかの公式戦5連敗。「結果が出ていないので問題を早く解決しないといけない。(残り3試合で)勝ち点9を積み上げてもどうなるか分からないが、そこを目指すしかない」と柴崎が唇をかんだようにACLは3連敗で、鹿島の悲願であるアジア制覇は絶望的な状況となった。

 「チームとしてブレないことが大事。気持ちを切り替えて、中国へ向けて準備を進めたい」。逆転負けを喫した14日の湘南戦後、柴崎は強いメンタルの必要を説いた。その言葉通り、左膝を痛めた大黒柱・小笠原が開始早々に交代しても、先制点を取られても諦めなかった。前半36分には徳島から加入したFW高崎が移籍後初得点。後半7分にはスマートなプレーが売りの土居がダイビングヘッドで勝ち越しに成功した。柴崎の得点は2点を追う後半ロスタイム。勝利への執念は消さなかった。だが「(相手の)ブラジル人のレベルが高く、彼らが試合を決定づけた」とトニーニョ・セレーゾ監督。2得点したブラジル代表FWリカルド・グラールと昨季の中国Cリーグ得点王のエウケソンの個の力の前に抑え込まれた。

 19日には日本代表のハリルホジッチ監督就任後、初めての代表メンバー発表が行われる。「負けることが大嫌い」という指揮官の哲学は、柴崎を筆頭に90分間見せ続けた。だからこそ勝てない現実が歯がゆかった。

◆アジアCL1次リーグ 鹿島3連敗、広州恒大に3ー4(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14266883182474

鹿島-広州恒大 前半、攻め込む鹿島・柴崎(20)=広州


サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は18日、各地で1次リーグ第3戦を行われ、H組の鹿島は敵地で広州恒大(中国)に3-4で敗れ、3連敗を喫し順位は最下位のまま。鹿島はJ1を含め、今季の公式戦5連敗となった。F組のG大阪は万博記念競技場でブリラム(タイ)に1-1で引き分け、1分け2敗で勝ち点1、同組最下位。

G大阪は前半に阿部のゴールで先制したが、後半追い付かれた。

H組のもう1試合、FCソウル(韓国)-ウェスタンシドニー(オーストラリア)は0-0で引き分け、ともに1勝1分け1敗で勝ち点4。第4戦は4月7、8日に行われる。鹿島は7日、ホームで再び広州恒大と対戦する。

◆鹿島、広州恒大に敗れ公式戦5連敗…未だ勝ち点ゼロでACL敗退危機(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150318/292667.html

広州恒大戦に出場したMF遠藤康(右)[写真]=Getty Images


 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節が18日に行われ、未だに白星のない鹿島アントラーズは敵地で広州恒大と対戦した。

 公式戦4連敗中の鹿島は、開始10分に先制点を奪われる。広州恒大が右サイドでFKのチャンスを得ると、リカルド・グラルがヘディングで合わせ、ゴール右上に叩き込んだ。17分、鹿島は負傷した小笠原満男に代えて梅鉢貴秀を投入。早くも1枚目のカードを切る。

 リードを許した鹿島は36分、右サイドでパスを受けた西大伍からのクロスに反応した土居聖真がペナルティエリア内からシュートを放つ。一度は相手GKに防がれるも、こぼれ球をゴール前に詰め寄った高崎寛之が押し込み、試合を振り出しに戻した。

 迎えた後半、52分に遠藤康がドリブルでエリア手前まで持ち上がりそのままシュート。これは相手GKのセーブに遭うが、弾いたところを土居がヘディングで押し込んで逆転に成功する。しかし5分後、広州恒大が再びセットプレーからゴールを奪う。右サイドからフアン・ボーウェンが精度の高いクロスを上げると、エウケソンがヘディングで合わせ、ボールは曽ヶ端準の前でバウンドしゴールイン。

 さらに62分、グラルがドリブル突破でエリア内に侵入すると、左足を振り抜きネットを揺らした。アディショナルタイムにも途中出場のチャオ・シュリーが追加点を奪う。直後、鹿島は左クロスに飛び込んだ柴崎岳がヘディングシュートを決めて1点を返すも、時間切れ。試合は4-3で広州恒大が勝利を収め、3戦未勝利の鹿島はグループステージ突破が厳しい状況となった。次節、鹿島は4月7日にホームで再び広州恒大と対戦する。

【スコア】
広州恒大 4-3 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 10分 リカルド・グラル(広州恒大)
1-1 36分 高崎寛之(鹿島アントラーズ)
1-2 52分 土居聖真(鹿島アントラーズ)
2-2 58分 エウケソン(広州恒大)
3-2 62分 リカルド・グラル(広州恒大)
4-2 90+2分 チャオ・シュリー(広州恒大)
4-3 90+4分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)

◆鹿島、広州恒大に競り負け3連敗…リーグ戦含め泥沼の開幕5連敗(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?159125-159125-fl



[3.18 ACLグループリーグ第3節 広州恒大4-3鹿島 広州]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、グループリーグ第3節を行い、H組の鹿島アントラーズはアウェーで広州恒大(中国)と対戦し、3-4で敗れた。3連敗でグループリーグ突破へ崖っ縁に追い込まれた鹿島。リーグ戦を含め、今季は開幕から公式戦5連敗という苦境に立たされている。

 広州は前半10分、MFフアン・ボーウェンの右FKにFWリカルド・グラルが頭で合わせ、先制点。いきなり1点を追う展開となった鹿島はMF小笠原満男が右膝を痛め、前半17分に途中交代となるアクシデントにも見舞われた。

 それでも前半36分、右クロスにMF土居聖真が右足で合わせると、GKが弾いたところに詰めたFW高崎寛之が左太腿付近で押し込み、1-1の同点。高崎の移籍後公式戦初ゴールで試合を振り出しに戻し、前半を折り返した。

 後半立ち上がりは鹿島がリズムよく試合を進めた。後半7分、MF遠藤康が強烈な左足ミドルを放つと、GKが前に弾いたボールを土居がヘディングで押し込み、2-1と逆転に成功。ところが、広州は後半13分、またしてもフアン・ボーウェンの右FKから今度はFWエウケソンがヘディングシュートを叩き込み、すぐさま2-2の同点に追いついた。

 さらに後半17分、中央をリカルド・グラルがドリブルで持ち上がり、そのままPA手前から左足を一閃。鮮やかなミドルシュートは右ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれ、広州が3-2と再逆転した。後半アディショナルタイムには途中出場のMFチャオ・シュリーがダメ押しの4点目。鹿島も直後にMF本山雅志の左クロスにMF柴崎岳が頭で合わせ、1点を返したが、広州が4-3で競り勝ち、無傷の開幕3連勝を飾った。

 H組のもう1試合ではFCソウル(韓国)とウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)が対戦し、0-0のスコアレスドロー。広州が勝ち点9で首位を守り、ウェスタン・シドニーとソウルが勝ち点4で並び、鹿島は勝ち点0の最下位となっている。

◆AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第3節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51525

AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第3節 vs広州恒大

広州恒大との打ち合いに屈した鹿島、ACL3連敗。



公式戦4連敗で迎えた中3日のアウェイゲームで、鹿島は広州恒大に屈した。先制を許しながらも、高崎と土居のゴールで一時は逆転したものの、その後3失点。終了間際に柴崎が1点を返したが、3-4で敗れ、AFCチャンピオンズリーグ3連敗、リーグ戦と合わせて5連敗となってしまった。



鹿島は、AFCチャンピオンズリーグで2連敗を喫し、J1 1stでも2連敗と、結果を残せていない。苦しい時間が続く中、ホームで逆転負けを喫した湘南戦の翌日に移動するタイトなスケジュールで、選手たちは決戦の地・広州へと向かった。2日間、現地でトレーニングを積んだ末、トニーニョ セレーゾ監督は昌子をセンターバックの一角に指名。左手の手術を受けてリーグ戦2試合を欠場していた背番号3がピッチに帰還し、生き残りを懸けた90分に挑んだ。





現地時間20時、約4万人の大観衆が詰めかけたアウェイの夜に、キックオフのホイッスルが鳴った。グループステージ2連勝で首位に立つ強敵は立ち上がりから激しいプレスをかけ、主導権を奪いに来た。鹿島はなかなかリズムに乗れず、チャンスすら作れない時間が続く。そして10分、左サイドで与えたFKから、リカルド グラールにヘディングシュートを決められてしまった。いきなりセットプレーで失点し、ビハインドを負った。



広州恒大サポーターの大歓声が響き渡る中、鹿島をさらなる試練が襲う。15分、小笠原が左サイドのタッチライン際で負傷し、膝を押さえてピッチ外へ。痛みで顔をしかめた小笠原はプレーに復帰できず、梅鉢との交代を余儀なくされた。



1点を追う中、大黒柱が早々と離脱するアクシデントに見舞われた鹿島。前半20分以降も苦しい時間が続き、球際での激しいタックルで山本が痛む場面があるなど、広州恒大の圧力に押されてしまった。しかし決定的なピンチを迎えることはなく、少しずつ盛り返しながら、時計の針は進んでいった。





そして、待望の同点弾は36分に生まれた。右サイド深くで遠藤がボールを収め、後方に戻したボールを西がワンタッチでクロス。ニアサイドの土居がボレーで合わせると、相手GKが弾いたところに詰めていた高崎が押し込んだ。前日に誕生日を迎え、「自分が点を取って勝つ」と話していた背番号15が、しっかりと結果を残してみせた。前半唯一の枠内シュートでゴールネットを揺らした鹿島が、スコアを1-1としてハーフタイムを迎えた。



後半、次の1点を奪ったのは鹿島だった。51分、右サイドからカットインした遠藤が左足を振り抜くと、相手GKが弾いたところに土居が反応。強烈なヘディングシュートを突き刺し、2-1と逆転に成功した。





アウェイでリードを奪った鹿島だが、再びセットプレーから失点してしまう。土居のゴールから6分後、右サイドからのFKをエウケソンに頭で合わせられ、スコアは2-2に。さらに5分後には、中盤でのボールロストからグラールにドリブルを許し、左足ミドルシュートを決められてしまった。立て続けの失点で広州恒大に再逆転を許し、またも1点を追いかける形となった。



3点目を狙いに行く鹿島は、69分に高崎に代えてカイオ、73分には遠藤に代えて本山を投入。広州まで駆けつけたサポーターが声を枯らして応援を続ける中、攻撃陣を活性化してゴールを目指した。84分には柴崎のスルーパスに反応した金崎が、飛び出した相手GKの手前でシュートを放ったが、枠の左へ。金崎は前線で身体を張り、スペースに流れてボールを呼び込むなど、戦う姿勢を最後まで示していた。



1点差で迎えた後半アディショナルタイム、鹿島は湘南戦に続いて決勝点を奪われてしまう。縦パスで中央を割られ、チャオ シュリーに1対1からシュートを決められた。その直後、左サイドから本山が上げたクロスに柴崎が飛び込んでヘディングシュートで1点を返したが、そのままタイムアップ。3-4で打ち合いに敗れ、鹿島はグループステージ3連敗となった。



これで、リーグ戦と合わせて5連敗。苦しい時間を、今日も止めることはできなかった。次戦は中3日、アウェイで迎えるJ1 1st 第3節の名古屋戦だ。とにかく、結果が欲しい。自分たちの足で、一歩目を刻むしかない。



【この試合のトピックス】
・高崎が同点弾を挙げ、公式戦初得点を挙げた。
・土居がAFCチャンピオンズリーグ2得点目を挙げた。
・柴崎が今季初得点を決めた。
・昌子が先発メンバーに復帰。3月4日のAFCチャンピオンズリーグ グループステージ第2節FCソウル戦以来、公式戦3試合ぶりにピッチに立った。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ

広州恒大:ファビオ カンナヴァーロ

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・まず、非常に感動的で面白味がある試合だったと思う。7点も入ればハラハラドキドキするし、得点のたびに喜びが大きかったのではないかと思う。昨日も言ったように、非常にレベルの高いブラジル人選手がいて、彼らが試合を決定づけるような仕事をした。その中で、我々の時間帯がありチャンスを作った時にそれを決めていれば状況は変わっていたし、彼らに驚きを与えることができた。相手も我々もゴールを目指すサッカーをしていて、攻撃の部分では非常に面白味のある試合だったのではないか。ただ、残念な部分があって、サッカーの1つのポイントであるセットプレーから2失点したことが、非常に残念な結果につながってしまった。

・最初、立ち上がりの時間帯に少し慌ててしまった。相手のサポーターの勢いもあって、15分から20分くらいは相手のリズムに合わせたプレーをしてしまった。それが残念なこと。我々はパスサッカーを狙いとしているが、それを立ち上がりの15分、20分間はできなかった。ただ、ベンチから選手たちに伝えたことは、落ち着いてプレーするということ。失点はしてしまったが、その中でも落ち着きを取り戻して、自分たちが後ろからつないでビルドアップして、相手ゴールまでたどり着くことができた。試合の中で、パスをつなぐという自分たちのサッカーをすることができて、チャンスを多く作れたのではないかと思う。

・小笠原選手に関しては、日本に帰ってから検査をするという状態。それ以上はコメントできない。

・ずっと我々の試合を観てもらっているのであれば、多くのチャンスを作りながら点を決められず、試合に負けてしまっているというのが現状だ。今日の試合を観てもらえれば、我々が作ったチャンスの数と、相手が作ったチャンスの数を比較して、決定的な仕事をしたのが外国籍選手であるということが言える。おそらく、2人の外国籍選手が点を取ったが、1人の選手を獲得するためにかかった費用は、Jリーグ全体の外国籍選手を合計しても到達できない数字だろう。それだけ点を取る選手が高額なのであって、どのチームにとっても必要な選手である。やはり、勝つためには投資をしていかなければいけない。そのリーグのレベルを上げるためには、投資というものが必要不可欠であって、それが今日の試合でも表れたのではないかと思う。今、我々が一番必要としているのは、点を取ることができる選手。6回チャンスを作って1点を取る状況で、内容が悪いわけではない。それを改善するために、やり続ける。点を取れる時期や選手が現れてくると信じて、やっていくしかない。

・例えば今日の試合でも、広州恒大の選手とうちの選手のレベルを見れば、引けを取らないと思う。場合によっては、クオリティの部分ではうちの選手の方がレベルが高かった。そう言える選手が、何名かいたのではないかと思う。ただ、試合を決めたのは外国籍選手だ。それが大きな違いを示したのではないかと思う。

広州恒大:ファビオ カンナヴァーロ
1点差ではあっても、勝利は勝利。非常に難しいゲームだった。大差で勝つことを常に望まれるが、フットボールではなかなかないこと。鹿島は非常に力強いチームで、技術的にも高いものがあった。前日の記者会見ですでに言ったが、この試合は最初から難しいものになると考えていた。


選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
これが今の実力だと思う。この5試合は同じ様な感じで負けている。時間が経つにつれ、ボールが回せるようになり、チャンスも作れていた。最後の最後の精度で差が出た。同点に追いついてから、相手もホームなので前がかりになったのでチャンスは来ると思った。2-1からセットプレーでやられ、バランスを崩してしまった。もったいない。

【土居 聖真】
相手のホームで声援が凄い事もあり、技術というより勢いで圧倒された。途中から自分たちのサッカーが出来るようになった。(後ろの選手を)責める事は出来ない。チームとして負けているので全員に責任がある。2-1になってからコントロールできなかった。過去ののアントラーズなら上手くコントロールして、流れを持って来れていた。それが出来なくて連敗が続いている。負けているのだから何かが悪い。それを全員が責任感を持って、勝つためにプラスになるように全力を注ぎたい。試合を見ていた方は不満だと思う。観ている人も苦しいし、自分たちも苦しい。監督が言っている事を全員で信じて這い上がるしかない。

【曽ヶ端 準】
自分自身、悔しい。アウェイの試合で良い結果をみせられなくて残念。点が入った事は良いが、チームとして失点が続いているので改善が必要。何より結果が出ていない。すぐに試合があるので、それに向けて良い準備をしたい。

昌子選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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