日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年11月20日日曜日

◆[選手権予選]“苦手意識”持っていたPK克服、GK木村のビッグセーブで鹿島学園が全国へ:茨城(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203559-203559-fl



[11.19 全国高校選手権茨城県予選決勝 鹿島学園高 1-1(PK5-3)明秀日立高 カシマ]

 19日、第95回全国高校サッカー選手権茨城県予選の決勝戦が行われた。顔を合わせたのは夏の全国高校総体でベスト16入りした鹿島学園高と、昨年度の選手権代表校・明秀日立高。今季、公式戦4度目の対戦となった両者の対決だったが、鹿島学園が1-1で突入したPK戦を制して4年ぶり8回目の選手権出場を手中に収めた。

 試合前から降り続いた雨の影響で、ピッチに水溜りが出来るコンディションで迎えた大一番。それでも鹿島学園は劣悪な状況を跳ね退け、前半12分にエース・FW上田綺世(3年)の直接FKで先制点を奪った。しかし、その後は追加点を奪うことが出来ず、29分に迎えたPKのチャンスも上田がバーに当ててしまう。すると、後半は明秀日立に猛攻を仕掛けられ、防戦一方の展開に。20分には途中出場のMF荒井彗伊大(2年)にゴールを許し、同点に追い付かれてしまった。その後は互いに攻撃を仕掛けたが延長戦でも決着せず、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。
 
 この状況でチームを救ったのはGK木村壮宏(3年)だった。互いにPKを沈め続け、迎えた後攻・明秀日立の3本目。「とにかく落ち着いて止めることだけを意識していた」という守護神は、松永健太(3年)が右に蹴ったキックを完璧にストップ。これが勝負の分水嶺となり、チームはカシマスタジアムで歓喜の時を迎えた。

 PK戦で輝きを放ち、チームのヒーローとなった木村。しかし、PK戦は得意ではなく、自らのウィークポイントだったことを試合後に明かした。自身でその弱点に気付いたのは総体の県予選前。「PK練習でなかなか止めることが出来なかった。なので、少し止め切れないなという感じになって、苦手意識が付いてしまった」と自らが語るように、中学校時代は得意だったモノに負のイメージを持ってしまった。実際に全国総体ではPK戦に2度勝利したが、シュートストップした回数は0。鈴木監督も「相手が外してくれていた」と語り、自身の活躍でPK戦を制したことは皆無だった。

 この状況から木村は弱点を克服するべくトレーニングを開始。特に選手権期間中を含めた直近の3週間は、「塩野(清雅、3年)と自分に練習に付き合えと言って来て、ほぼ毎日、自分からPK練習をやっていた。飛ぶタイミングや蹴る場所を指定して、いかに飛んで弾くかをずっとやっていた」と上田が語るように、全体練習終了後に居残り練習を行って来るべき日に備えていた。その特訓の甲斐もあり、今回のPK戦では「方向を決めてしっかりと弾くこと」(木村)に成功。全国総体でボールに触りながらも弾き切れなかったという課題を解消し、チームの勝利に大きく貢献してみせた。

 仲間と共にPK練習に励み、選手権出場に大きく貢献した木村。試合後には、「やっと自分がチームを勝たせることが出来た。GKとして少しだけですけど、役割を全うできた。本当にインターハイの時はフィールドの選手が決めてくれて勝てていたので、自分が止めて良かったと思う」と頬を緩ませた。しかし、まだ終わりではない。「闘志を剥き出しにしていて、メンタルに強い意志があるので憧れている」日本代表のGK川島永嗣のように勝負強さを見せて、選手権でも輝くことが次なる使命だ。今度は全国の舞台でPKを止め、過去最高成績のベスト4越えを誓う。

◆PK戦を制した鹿島学園、夏に続いて全国へ…4年ぶり8回目の選手権(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20161119/518005.html?cx_cat=page1



 第95回全国高校サッカー選手権の茨城県大会決勝が19日に開催され、鹿島学園と明秀日立が対戦した。

 今夏のインターハイ予選を勝ち抜いた鹿島学園。前回選手権出場の明秀日立は2試合連続でPK戦を勝ち上がる、きわどい試合をものにして勝ち上がった。

 試合は前半12分、ゴール正面やや左でのFKを上田綺世がゴール右へ決めて鹿島学園が先制。しかし明秀日立も後半20分、荒井慧伊大が決めて同点とすると互いに譲らずPK戦にもつれ込む。迎えた明秀日立3人目のキックを鹿島学園GK木村壮宏がストップ。先攻の鹿島学園は5人全員が決め、PK戦を5-3で制して4年ぶり8回目の全国行きを決めた。

 第95回全国高校サッカー選手権は12月30日に開幕。決勝は2017年1月9日に埼玉スタジアム2002で行われる。なお、組み合わせ抽選会は11月21日に行われる。

◆時差も疲労もなんの!大迫10戦連続先発のケルンは劇的FKで逆転勝利(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203565-203565-fl



[11.19 ブンデスリーガ第11節 ボルシアMG1-2ケルン]

 ブンデスリーガは19日、第11節2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンは敵地でボルシアMGと対戦し、2-1で逆転勝ちした。大迫は2トップの一角で10試合連続の先発出場。1-1の後半27分に交代した。

 約1年半ぶりに復帰した日本代表では11日のオマーン戦(4-0)、15日のサウジアラビア戦(2-1)と2試合連続で先発し、オマーン戦では2ゴールを決めた大迫。所属チームでの好調ぶりを代表に良い形でつなげると、長距離移動を含めた過密日程の中、この日もFWアントニー・モデストと2トップを形成した。

 試合は序盤からホームのボルシアMGが主導権を握り、ケルンはなかなか大迫ら前線までボールを運べない。前半25分には大迫が自陣に下がった位置でDFヤニク・ベステルゴーアと競り合った際、後方からチャージを受け、左腰を負傷。いったんピッチを離れて治療を受けたが、すぐにプレーに戻った。

 ボルシアMGは前半32分、左クロスがファーサイドに流れたボールをMFイブラヒマ・トラオレがクロス。これをMFラース・シュティンドルが右足で蹴り込み、先制点を奪った。同42分にはトラオレの直接FKがクロスバーを直撃。惜しくも追加点とはならなかったが、前半を1点リードで折り返した。

 ケルンは後半開始からFWアルチョムス・ルドニェフスを投入し、前線の枚数を増やす。すると後半14分、左サイドからのシンプルなアーリークロスにモデストが相手DFと競り合いながらヘディングシュートをねじ込み、同点ゴール。少ないチャンスをものにし、1-1の同点に追いついた。

 大迫は後半27分に交代。終盤はホームで勝ち点3を目指すボルシアMGが再び攻勢を強めるが、後半33分の決定機はMFファビアン・ジョンソンのシュートをケルンGKトーマス・ケスラーがビッグセーブ。粘り強く耐えるケルンに劇的な展開が待っていた。

 後半アディショナルタイム、左後方、ゴールまで約30mの位置でFKを獲得。短く出してMFマルセル・リッセが右足を振り抜くと、アウト回転のかかったボールがゴール右上隅に突き刺さり、豪快な決勝点となった。2-1の逆転勝利を飾り、敵地で貴重な勝ち点3。2試合ぶりの白星で6勝3分2敗の勝ち点21に伸ばした。

◆全北がホームで先勝…カイオがフル出場のアル・アインは逆転負け/ACL決勝第1戦(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20161119/517868.html?cx_cat=page1





 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝ファーストレグが19日に行われ、全北現代モータース(韓国)とアル・アイン(アラブ首長国連邦/UAE)が対戦した。



 東地区を勝ち上がった全北のホームで行われたファーストレグ。前半はスコアレスで終了し、均衡が破られたのは63分だった。アル・アインのオマル・アブドゥルラフマンが敵陣右サイドでボールを持ち、相手DFを引きつける。3人に囲まれながらペナルティーエリア内へパスを通すと、ダニーロ・アスプリージャがトラップから強烈な左足ボレーをゴール左隅へ突き刺した。アウェーのアル・アインが先制に成功した。

 ホームでビハインドを負った全北も、7分後に反撃。ペナルティーエリア左手前でパスを受けたレオナルドがドリブルで右側へとスライドし、シュートコースを見出して右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがゴール左隅へ突き刺さり、1-1の同点となった。

 勢いに乗る全北は77分、クロスボールに対する競り合いでPKを獲得。レオナルドが落ち着いてゴール右隅へ蹴り込み、2-1と逆転に成功した。

 逆転を許したアル・アインは78分、元サンフレッチェ広島のドウグラスを投入。フル出場を果たすこととなった元鹿島アントラーズのカイオやオマルらとともに同点ゴールを目指したが、最後まで2点目は遠かった。試合は2-1で終了。全北がホームで先勝し、10年ぶり2回目のACL制覇へ前進した。



 なお、セカンドレグは26日にアル・アインのホームで行われる。ホームで先勝した全北か、敗れたとはいえアウェーゴールを奪ってセカンドレグに臨むアル・アインか。アジア王者を懸けた決戦に注目だ。

【スコア】
全北現代モータース 2-1 アル・アイン

【得点者】
0-1 63分 ダニーロ・アスプリージャ(アル・アイン)
1-1 70分 レオナルド(全北現代モータース)
2-1 77分 レオナルド(PK)(全北現代モータース)

◆J公認イケメン鹿島・土居 活躍でCSの“顔”になる!(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/20/kiji/K20161120013755670.html

鹿島の土居

 Jリーグ公認のイケメン鹿島MFが、必勝を期す川崎F戦で攻撃のタクトを振る。

 23日のチャンピオンシップ(CS)準決勝は勝たなければ敗退。土居は「果敢にシュートやゴールに向かうことが必要。うまくいかないようだったら、引いてビルドアップを選択するだとか、自分が(攻撃に)変化をつけてやれれば」と力を込めた。第2ステージ終盤は右足のケガで離脱したが、12日の天皇杯・神戸戦で戦列復帰した。J公式サイトのCS特集ではMF柴崎とともに、鹿島のイケメン代表に選出された24歳。獅子奮迅の活躍でタイトルへ導き、CSの“顔”となる。

◆鹿島永木ポジション争い激化歓迎「強くなっていく」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1740457.html



 J1チャンピオンシップ(CS)準決勝・川崎F戦(23日、等々力)に臨む、鹿島の日本代表MF永木亮太(28)が、ボランチのポジション争い激化を歓迎した。

 19日、茨城・鹿嶋市内で行われた練習は、紅白戦などで攻守の連係を確認。MF小笠原満男(37)、三竿健斗(20)と入れ替わりながら務め、「健斗は(天皇杯神戸戦で)初めてのスタメンで勝利に貢献してくれたし、自分も代表から戻ってきたし、(柴崎)岳も(ケガから)そろそろ戻って来られると思う。定位置争いが激しくなることはチームとして強くなっていくこと」と前を向いた。7年ぶりの4連敗でリーグ戦を終えただけに、12日の天皇杯4回戦神戸戦での2-1勝利も「CSに向けていい流れになった」と、雰囲気向上を強調した。

 また、10月22日の東京戦を最後に、右足痛で離脱しているMF柴崎岳(24)もCSでの復帰を目指し調整中だ。この日も別メニュー調整だったが、かなり負荷をかけた練習も実施。チーム練習が終わったグラウンドでは、豪雨の中で約40分間、シュート練習も行った。強烈なミドルシュートやドリブルからのシュートなどを放った感触について「大丈夫です」。全体練習復帰も間近に迫ってきた。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事