日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年6月27日日曜日

◆Jリーグ復帰説カイオは、ベンフィカからUAEへ完全移籍か。「可能性高い」(サカノワ)






鹿島など「日本の2クラブと交渉」と報じられたが――。


 ポルトガル1部SLベンフィカからUAE1部シャールジャFCにレンタル移籍していたブラジル人MFカイオ(Caio)だが、シーズン終了後、J1リーグ鹿島アントラーズなどJリーグのクラブと交渉中と報じられていたものの、結局、シャルージャへの「完全移籍」が濃厚となっているようだ。

 ポルトガルメディア『マイス・フッチボル』が報じた。記事によると、ベンフィカが来週月曜日に始動するものの、27歳のウインガーは帯同しないという。そして現在、シャルージャへの完全移籍に向けて交渉中で、その「可能性が高くなっている」と伝えている。

 今回の記事では、Jリーグクラブとの交渉については言及されていない。

 ベンフィカからシャルージャに2020年1月にレンタルされたカイオは、2020-21シーズン、リーグ20試合・5得点・8アシストを記録。さらにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)6試合を含め公式戦通算28試合・6得点・10アシストと活躍していた。

 カイオに関しては、今月1日、アラブ首長国連邦(UAE)のメディア『アル・イティハド』が、Jリーグの2クラブから獲得の打診を受け、そのうち1チームが彼が在籍していた鹿島アントラーズだと報じていた。

 カイオは1994年4月19日生まれ、ブラジル出身の27歳。2014年、千葉国際高校から鹿島に加入し、3年間でJ1リーグ78試合・23ゴールを記録。その後、UAEのアル・アインFCに移籍し、クラブ・ワールドカップ(W杯)ではシルバーボール賞を受賞。2019年にベンフィカへ加入。2020年1月から1年半、シャールジャへ貸し出されていた。

[文:サカノワ編集グループ]




◆Jリーグ復帰説カイオは、ベンフィカからUAEへ完全移籍か。「可能性高い」(サカノワ)





◆【鹿島】相馬直樹監督が言及する札幌戦勝利のカギ。球際とルーズボールの争いから「ゲームの流れはできてくる」(サッカーマガジン)






6月26日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。ベガルタ仙台戦、大分トリニータ戦と2戦連続ドローに終わっており、中断前の川崎フロンターレ戦も含めるとリーグ戦3戦未勝利。北海道コンサドーレ札幌は勝利をつかみたい一戦だ。


「自分たちの時間をどれくらい増やせるか」


 思うように勝ち点を積み上げられない戦いが続いている。リーグ戦の中断期間が明けた6月20日のJ1第18節仙台戦は1-1の引き分けに終わり、23日の第19節大分戦はスコアレスドロー。中断前の第17節川崎F戦(1-2)を含めると、直近のリーグ戦3試合でわずか勝ち点2しか挙げられていない。

 ただ、前節の大分戦に関しては、「ドローではありましたが、すべてが悪かったわけではない」と相馬直樹監督は振り返る。「大分は守備にエネルギーを使ってきた」と相手の強固な守備を称えつつ、「(鹿島は)前向きなエネルギーを出せていたのだから、それを得点につなげるためにはもうひと工夫だったり、クオリティーも必要だった」とチームのさらなるパフォーマンス向上の必要性を説く。

 次の相手となる札幌については、「特に守備の部分が、ここまでの相手とはまた違う相手」と指揮官は表現する。ルヴァンカップを含めると今季4度目の対戦。「自分たちの時間をどれくらい増やせるか」と勝利へのポイントを挙げ、「球際などで激しいゲームになるだろうし、(選手同士がボールをめぐって)ぶつかる一本目のところであったり、ルーズボールのところで、ゲームの流れはできてくるのかなと思っています」と、局面での戦いの重要性を強調した。

 27日に行なわれる第20節札幌戦は、リーグ戦4試合ぶりの勝ち点3を獲得するためにも、ホームで是が非でも勝利を収めたい一戦となる。




◆【鹿島】相馬直樹監督が言及する札幌戦勝利のカギ。球際とルーズボールの争いから「ゲームの流れはできてくる」(サッカーマガジン)





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