日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年6月22日水曜日

◆鹿島MF和泉 前指揮官の相馬監督率いるJ2大宮戦 「あまり意識しないように」(スポニチ)






 鹿島のMF和泉竜司(28)が21日、オンラインで取材対応し、昨季途中から鹿島の監督を務めた相馬直樹監督(50)が率いるJ2大宮との天皇杯3回戦(NACK)に向けて意気込みを語った。
 相馬監督との対戦を前にした和泉は「天皇杯をしっかりと勝つためにチーム全員で戦うことが大事。(対戦は)楽しみな気持ちはあるが、あまり意識しないようにしたい」と淡々と語った。

 大宮の相馬監督は昨年4月に鹿島のコーチから監督に就任。チームをリーグ4位まで押し上げた後に退任し、今年5月には霜田正浩監督(55)の後を引き継ぐ形で大宮の監督に就いていた。

 和泉は相馬監督の戦い方について「去年一緒にやっているが、今がそれと一緒かは分からない」とした上で「ただ(相馬監督が)大事にしている球際という部分は変わらないと思う。そこを上回れたら自分たちの試合になる」と分析していた。





◆鹿島MF和泉 前指揮官の相馬監督率いるJ2大宮戦 「あまり意識しないように」(スポニチ)





2022年6月20日月曜日

◆【鹿島】バイラー監督、天皇杯の次戦相手大宮を警戒「モチベーション高くやらないといけない」(ニッカン)






鹿島アントラーズのレネ・バイラー監督(48)が20日、22日の天皇杯・大宮アルディージャ戦を前にオンライン取材に応じ、J2との対戦の難しさを強調した。

大宮は現在、昨季鹿島を指揮した相馬直樹監督が就任。J1を相手に波乱を起こす高いモチベーションで臨んでくることが予想される。バイラー監督は、天皇杯は一発勝負のトーナメント形式であることを挙げ「勝つことが大事になる。相手は自陣を守ることを徹底してくるだろう。簡単な試合にはならない」と警戒した。

J2と言えども相手もプロ。ルヴァン杯で大分トリニータと戦い、J2と対戦経験を持つバイラー監督は「明らかに大きな差があるかというとそうでもない」と油断はない。18日の京都戦から中3日の戦いで、メンバー選考に関しては「まだはっきり結論は出していない」と前置きした上で「継続して出ている選手、少ないプレー時間の選手のミックスで戦おうかと思っている」と明かした。

下位カテゴリーとの対戦について「選手にとって上のカテゴリーとの対戦は見られる目も多い。そこにマーケットを広げる価値もある」と相手選手が自身の価値を高めるモチベーションがあることを挙げ「自分たちもモチベーション高くやらないといけない。彼らもプロで、大きな違いはない。そこを徹底してやっていかなくては」と話した。





◆【鹿島】バイラー監督、天皇杯の次戦相手大宮を警戒「モチベーション高くやらないといけない」(ニッカン)


2022年6月16日木曜日

◆J2大宮・相馬監督「遊びじゃないんだ」「やってほしいのは切り替えだ!」 大声張り上げ熱血指導(報知)






 J2大宮は15日、相馬直樹監督が就任後初の2連勝を狙う18日のアウェー・千葉戦(フクアリ)に向け、さいたま市内で練習を公開した。

 相馬監督はすかさず選手のプレーを止め、ピッチの真ん中で大声を張り上げた。「遊びじゃないんだ」「やってほしいのは切り替えだ!」。7人ずつ3チームに分かれ、フルコートで激しい攻防を繰り返す練習。体力の消耗が激しく、時に選手の足が止まってしまう場面も見られたハードなメニューの中にも高い運動量や強度、素早く攻守を切り替えて戦う姿勢を求めた。

 「強調をしたら(選手は)反応はしてくれる。やってもらうように仕向けながら、自然とできるようになるように。それがスタンダードが上がることだと思う。実際、自分が言った後と前のプレーでは(選手のプレーが)全然違う。これを普通に、当たり前に、逆に『これでは物足りないよ』というくらい雰囲気や声が出てくればまた変わってくるかなと思う」と意図を明かした。

 主将MF三門は「僕らがJ1に戻りたいなら、相馬さんの強度のトレーニングを頑張ってやりながら、左足でパンチあるシュートを決めたり、右足で正確なクロスを上げるという領域へ成長しなきゃいけない」「練習で一番声が響いてるのは相馬さん。いつもそう。違う選手の声が響くのが一番いい。そういう雰囲気を作りたい」と語った。

 相馬監督は先月26日、霜田正浩前監督の後任として就任。J1昇格プレーオフ圏内の6位以内にむけて「1試合あたり勝ち点2」を目標に掲げたが、リーグ戦は3試合を終えて1勝1分け1敗の勝ち点4を得ている。「就任して3試合で4ポイントだから、プラス1にしかなっていない。これを『2』に近づけていくためには勝ち点3を取っていかないといけない。残りの21試合、トータル24試合で極力そこに近づける、上回るくらいの結果を残せた時に何か起こる可能性があると思う。そのためにも目の前の1試合を戦っていくだけ」と強調した。

 12日の秋田戦は就任3戦目で初白星。次節・千葉戦は2連勝を狙う。指揮官は「千葉もここ最近、調子は良さそう。ケガ人も出ている中でシステムを変えながら、代わりに出た選手が点を取っている。自分たちは『基準』を上げていくことをしっかりとやりつつ、相手の特徴を消したり上回れたりするようにやっていきたい」と力を込めた。





◆J2大宮・相馬監督「遊びじゃないんだ」「やってほしいのは切り替えだ!」 大声張り上げ熱血指導(報知)





2022年5月29日日曜日

◆大宮・相馬新監督の初陣はドローも手応え十分「気合い、覚悟は見せられた」(報知)






◆明治安田生命J2リーグ▽第19節 東京V1―1大宮(5月28日、味の素スタジアム)

 大宮は、敵地で東京Vと1―1で引き分けた。相馬直樹監督(50)の初陣を白星で飾れなかったが、後半は相手を圧倒し、手応えをつかんだ。

 大宮は26日に霜田正浩前監督(55)を成績不振で解任。鹿島や川崎を指揮した経験を持つ相馬監督を新しい指揮官に迎え入れた。準備期間はわずか2日。「短い期間の中で守備しか整えることができなかった」というが、ベンチ外が続いていたDF山田とFW奥抜を先発に抜てき。4―4―2で臨んだ。

 前半は東京Vに押される展開となった。27分には自陣で相手にパスを奪われ、MF石浦にプロ初ゴールとなる先制点を奪われた。それでも指揮官は「相手にボールを持たれている時間は長かったが、崩されてはいなかった。攻撃のミスから後手を踏んだ。1失点で折り返せて良かった」と後半に臨んだ。

 後半に入ると、相馬カラーが見えた。前線からのプレスのかけ方を修正すると、前半とは打って変わって大宮が攻勢に試合を進める。実ったのは13分。右サイドを抜け出したFW河田が、ゴール前へ早めにクロス。これを受けたFW奥抜が冷静にDFをかわし、右足で流し込んだ。8試合ぶりの先発となった奥抜は「メンタル落ちる時期もありましたけど、コーチ陣が声をかけてくれた。山くん(山田)も一緒に頑張ってきたので、ゴールにつながってよかったです」と振り返った。

 その後も大宮の攻勢が続いた。後半32分にはドリブルでペナルティーエリア左を抜け出してMF小島が左足のシュートを放ったが、バーを直撃。同33分には途中出場のMF泉沢がゴール前で絶好機を迎えたが、左足のシュートはGKに防がれた。そのまま勝ち越しまでは至らず、ドローで試合を終えた。

 初陣を振り返った相馬監督は「気合い、覚悟は見せられた」とチームをたたえた。その上で「後半は追いついたけど、あれだけのチャンスを作ったのなら、ひっくり返さないといけない。結果に変えていくために、今後選手たちとやっていきたい」と巻き返しを誓った。





◆大宮・相馬新監督の初陣はドローも手応え十分「気合い、覚悟は見せられた」(報知)


2022年5月26日木曜日

◆大宮、霜田正浩監督を解任へ…後任は前鹿島監督の相馬直樹氏が最有力(報知)






◆明治安田生命J2リーグ 第18節 大宮1―0琉球(25日・NACK)

 J2大宮が霜田正浩監督(55)を成績不振で解任する見込みであることが25日、分かった。後任は前鹿島監督の相馬直樹氏(50)が最有力となっている。昨年6月から指揮する霜田監督は今季、開幕から9戦勝ちなしで一時最下位に転落。この日は琉球に1―0で勝利したが、4勝5分け9敗で20位と低迷。クラブは2年連続となるシーズン途中の監督交代に踏み切る。

 元日本代表DFの相馬氏はこれまで川崎、町田を指揮し、昨季途中に鹿島でコーチから監督に昇格。チームをリーグ序盤の不振から4位まで引き上げて退任し、その手腕に白羽の矢が立った。大宮は今後、コーチングスタッフや強化部の体制を変更する可能性もある。







2021年12月6日月曜日

◆【鹿島】相馬直樹監督が退任「短い間でしたが、本当にありがとうございました」(サッカーマガジン)






鹿島アントラーズは5日、相馬直樹監督が今シーズン限りで契約満了となり、退任すると発表した。相馬監督は今年4月、前任のザーゴ監督の後を受け、コーチから昇格。チームの指揮を執り、4位に導いた。なお、奥野僚右コーチ、パシェココーチ、ウェリントンテクニカルスタッフも契約満了で退任となることが発表された。


前任ザーゴ監督のあとを受け4位でフィニッシュ


 クラブのOB監督として今年4月に前任のザーゴ監督の後を受けて、就任した相馬監督はチームを率いて今季は4位でフィニッシュ。天皇杯の結果いかんでACL出場の可能性を残しているものの、契約満了となり、今季限りで退団することが決まった。

「監督就任から8カ月、コーチとしてクラブに戻ってからは2年間という期間でしたが、良い時も苦しい時も一緒に戦ってくれたファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、地域の皆様、選手、スタッフ、クラブ関係者、そして鹿島アントラーズに関わる全ての方々に感謝いたします。今シーズン届かなかったタイトルを、来年以降、手にしてくれることを心より願っております。短い間でしたが、本当にありがとうございました」


■相馬直樹(そうま・なおき)
・生年月日:1971年7月19日
・出身地:静岡県
・経歴:高部小スポーツ少年団→清水市立第六中→清水東高→早稲田大→鹿島アントラーズ→東京ヴェルディ1969→鹿島アントラーズ→川崎フロンターレ
・指導歴:川崎フロンターレU-18アドバイザーコーチ→U-20日本代表コーチ→FC町田ゼルビア監督→川崎フロンターレ監督→モンテディオ山形ヘッドコーチ→FC町田ゼルビア監督→鹿島アントラーズトップチームコーチ→鹿島アントラーズ監督




◆【鹿島】相馬直樹監督が退任「短い間でしたが、本当にありがとうございました」(サッカーマガジン)






2021年12月5日日曜日

◆鹿島 ブラジル路線見直し、過去最長の5年連続国内無冠 監督交代含め新体制模索(スポニチ)






明治安田生命J1最終節   鹿島1─0仙台 ( 2021年12月4日    ユアスタ )


 鹿島がクラブ創設以来のブラジル路線を見直すことが4日、分かった。創設30周年の節目だった今季は4月にザーゴ監督(52)の解任を受けて就任した相馬直樹監督(50)が一時リーグ15位から4位に押し上げるなど奮闘したが、過去最長となる5年連続国内無冠が確定した。

 来季へ向け、監督交代も含めて新体制を模索する。過去にブラジル人以外の外国人指導者が鹿島を指揮したことはなく、ブラジルのメソッドが常勝軍団の柱でもあったが、新たに「欧州路線」も探っていく。複数の関係者によると、既に欧州を含む国内外で新指揮官候補を調査しているが、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」などの影響で難航しているという。

 長年クラブの象徴でもあったジーコ・テクニカルディレクター(TD、68)も今季限りで現職を退くことも決まっており、常勝軍団復活へ来季は改革を目指す。





2021年11月28日日曜日

◆鹿島6年ぶりホーム最終節白星 相馬直樹監督「最後までACLに望みを」(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島1-0鳥栖>◇第37節◇27日◇カシマ

鹿島アントラーズはサガン鳥栖に競り勝ち4位に浮上した。

ホーム最終戦を白星で飾るのは6年ぶり。天皇杯で川崎フロンターレが優勝すれば、4位でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場が可能になる。自力4位の可能性を残し、最終節を迎える。試合後の相馬直樹監督の主なコメントは以下の通り。

-総括

相馬監督 前半、非常に、ピッチに立った選手たちが狙っていた部分もそうですし、1つ1つの球際、反応の部分で、しっかり自分たちのゲームにしていってくれた。ボールを動かすところで、勇気を持ってしっかり顔を出してボールを動かす時間が長かった。前半のうちに追加点が取れたらもう少し、楽な試合になったのかなと思っています。非常に運動量ある鳥栖さんが相手で、後半、苦しい時間が来るとは思っていたが、相手の攻撃を限定的にしながら、敵陣でボールを奪ってチャンスをつくるところを持ちながらできた。危ないシーンはあったが、なんとか勝ち点3を取れた。天皇杯の結果次第だが、自分たちで4位を確保することが可能になった。最後までACLに望みを繋げるようにしたいと思います。

-試合前の狙いは

相馬監督 相手がサイドに押し込んでズレをつくってくる守備に対して、相手より先に自分たちがズレをつくることができる回数を出せた。また、ボールを動かすところで、先に準備することができた。特に前半は意図的に狙ってできたところもあったと思う。

-試合のセレモニーでの三竿選手のあいさつにどんな思いを持ったか

試合のコメントだけにさせてもらってもよろしいでしょうか。




◆鹿島6年ぶりホーム最終節白星 相馬直樹監督「最後までACLに望みを」(ニッカン)





2021年11月27日土曜日

◆鹿島相馬監督 27日ホーム最終戦「立ち上がり大事」4位確保へ決意(ニッカン)






鹿島アントラーズの相馬直樹監督(50)が26日、27日のホーム最終戦・サガン鳥栖戦に向けオンライン取材に応じ、4位確保へ決意を口にした。昨年のホーム最終戦はセレッソ大阪に引き分けアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場を逃しGK沖らが涙を流した。直近5年間、ホーム最終戦は2敗3分けと勝ち星から遠ざかっている。相馬監督は「ハードワークの鳥栖相手で、まずは戦うところでしっかり上回っていかないといけない。そこも含めて立ち上がり大事」とポイントを挙げ「勝つことによって(ACL出場の)可能性は残すことができる。ホーム最終戦も含めて勝ち点3は必要なゲーム」と話した。

前節で大分トリニータと引き分け、4位以下が確定した。目標の3位以内が絶たれ、チームのメンタル的な落ち込みも大きかったが、相馬監督は「まず私が切り替えなければいけないのは常々思っている。空回りにならないよう、勝ちに向けたメッセージを出せるようにと。自分自身が一番最初にしないといけないと常々思ってやっている」と気持ちの切り替えはできていると自負している。主将のMF三竿が累積警告で出場停止だが、指揮官は「(鳥栖は)チーム預かって最初に負けた相手。出来る準備はしてきた。ホームで勝って、結果として喜んで一緒に笑って終われるようにしたい」とホーム最終戦でのリベンジを誓っていた。




◆鹿島相馬監督 27日ホーム最終戦「立ち上がり大事」4位確保へ決意(ニッカン)

2021年11月21日日曜日

◆鹿島4位以下確定 相馬監督「乗り越えなければ」ACL出場へ昨年デジャブ(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島0-0大分>◇第36節◇20日◇カシマ

鹿島アントラーズは大分トリニータとスコアレスドローに終わり連勝が3で止まり、4位以下が確定した。

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場には4位で終え、かつ、天皇杯で川崎フロンターレが優勝することが条件になった。中を固める大分の堅守を崩せず無得点に終わり、昨季は最終節でセレッソ大阪に引き分けACL出場を逃したが、似たような形で3位を逃した。相馬直樹監督(50)の一問一答は以下の通り。

-総括

相馬監督 勝ち点3が必要だった中でつかみとることができなかった。ゲーム全体で選手たちは、用意していた部分を意識しながらあと少しを超えていかないと。3位以内はなくなってしまったのですが。残り2つあります。4位の可能性もありますので、そこに向けてホームとアウェー。1つずつ。ファイティングポーズを取って次に向けて準備したいと思います

-昨季の最終節もACLたたみかけても1点が遠かった。あと1歩、遠かった要因は

相馬監督 難しいが、それが分かって簡単に解決できるならサッカーは簡単。そういうわけではない。昨年のデジャブとは言わないが、スタジアムの雰囲気も含めてあったと思います。こういうのを乗り越えなければいけないと思いますし、力を付けないと。何かを探す部分も含めて1つではない。




◆鹿島4位以下確定 相馬監督「乗り越えなければ」ACL出場へ昨年デジャブ(ニッカン)





◆鹿島、3位以内ならず 相馬監督「最後にねじ込むパワーが足りなかった」(サンスポ)






明治安田J1第36節3日(鹿島0-0大分、20日、カシマ)引き分けに終わった鹿島は3位以内でのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の可能性がなくなった。後半途中から荒木や上田らを投入して猛攻に出たが、相手GK高木の好守にも阻まれて無得点。相馬監督は「最後にねじ込むパワーが足りなかった」と悔やんだ。

天皇杯全日本選手権で川崎が優勝した場合は、リーグ4位でもACL出場がかなう。関川は「残り2試合、勝たないとどうにもならない」と必勝を誓った。




◆鹿島、3位以内ならず 相馬監督「最後にねじ込むパワーが足りなかった」(サンスポ)





2021年11月11日木曜日

◆鹿島アントラーズ、浦和レッズに完勝!(サッカー批評)






「ズレを狙うレッズ」を完璧に封じた「鹿島の強度」


■11月07日/J1第35節  鹿島アントラーズ 1-0 浦和レッズ(カシマ)

 ACL出場権を巡って3位争いに挑む両チームの対決は、鹿島に軍配が上がった。

 試合開始時点で、勝点59で並ぶ5位・鹿島と6位・浦和がカシマスタジアムで激突した試合は、序盤から鹿島ペースで進んだ。開始わずか16秒でFW土居聖真があわやというシュートを放ったシーンが、ワンサイドゲームの始まりだった。これを皮切りに、鹿島が次々とチャンスを作り出したのだ。

 同じ勝ち点同士の戦いとは思えないほど、鹿島がピッチを支配した。浦和はGK西川周作からビルドアップを試みた。その狙いはズレ。4-4―1-1で守る鹿島の列を超えるために、ズレを作ろうとした。

 しかし、鹿島は周到だった。ゴールキックの際には前進したポジショニングを取るものの、むやみには食いつかない。そこで浦和はなんとかボールを回して左右にズレを作ろうとするものの、この試合で鹿島は恐ろしいほどに素早いスライドを見せ、ボールを入れる隙を与えなかった。

 しかも、ボールを奪う瞬間には一斉にコースを切って絡み取り、縦に素早く展開。ホームチームの見せた異様な集中力がもたらすプレー強度で、浦和のゲームプランを無効化したのだ。

 その結果は、前半の数字にも表れた。鹿島が10本のシュートを放ったのに対し、浦和はゼロ。スコアこそ1-0だったものの、内容では大きな差が出た45分となった。


■強度低下は交代カードで補うプラン


 得点はコーナーキックからだった。鹿島にとって右コーナーキックの崩れから、土居聖真が押し込んだものだ。これがクラブ通算1700ゴール目となる節目の得点。チャンスを作りながらも決められなければ、セットプレーから奪うという、鹿島らしさが表れた記念ゴールだった。

 後半になっても、大きな流れは変わらない。鹿島は前半同様に強度で勝負し、体力的に落ちてきたときには交代カードで対応した。

「われわれが前半でだいぶ足を使った分、(後半は)押し込まれる展開になることは想定していた」

 相馬直樹監督がこう話したことから、前半のうちに浦和の出鼻をくじこうとしていたことが分かる。そして、「後ろに人を増やしていくか、前のチェイスの部分を含めて起点になること、攻撃の起点になることを含めて手を入れていこうという中で」(相馬監督)、エヴェラウドや荒木遼太郎をピッチに送り込んだ。さらに最終的には、犬飼智也を投入して3バック+ウイングバックの5枚をそろえる徹底ぶりだった。最初から最後まで強度を落とすことは考えていなかった。

 内容的に鹿島は完勝と言えるものだったが、一方で相馬監督は、試合後にある懸念材料を口にしたのだ。


鹿島・相馬直樹監督が「3-0にしなければ」と言い切ったワンサイドゲーム


 浦和に前半はシュートをまったく撃たせないほどの内容をピッチで繰り広げた鹿島は、最初の45分で10本のシュートを放った。そのうちの1本がFW土居聖真のゴールで、コーナーキックで生じた混戦から押し込んだものだった。これが鹿島というクラブにとって通算1700ゴール。セットプレーでしぶとくもぎ取った、鹿島らしいゴールだった。

 後半も浦和に主導権を渡すことなく、強度高めのプレーでピッチを支配。点差以上に内容で圧倒したウノ・ゼロ勝利を手にしたのだ。

 ところが、相馬直樹監督は試合後に課題を提起した。それが、自分たちのリズムの状態での決定力だ。鹿島は前半だけで10本のシュートを放ち、決定的なものも多かった。

「本当に良い立ち上がりで入っていけたと思っています。本来であれば、その時間帯にもっと点を取らなければいけなかった」 指揮官がこう話すように、開始わずか15秒での土居のシュート、さらに日本代表にも選出された上田綺世の裏抜けシュートなど、いくつもチャンスがあった。にもかかわらず、決めることができたのは1度だけだった。

「本来であれば、3-0くらいのスコアにしなければいけなかった」

 こう言い切ることに、傲慢さがみじんもないほど、鹿島はピッチをわが物とした。


■「支配されたという言葉では表現できないくらい、前半は押し込まれた」


 実際、浦和のDFアレクサンダー・ショルツは「支配されたという言葉では表現できないくらい、前半は押し込まれた」と話し、古巣対決となった西大伍も「最初に何回か引っかかってしまって、ちょっと怖がってしまったかな」と振り返った。

 この試合で鹿島が選択したのは、ラインをしっかり保って強度高くプレーすることだった。そして、浦和陣地でプレー時間を長くすることだった。この試合でマンオブザマッチに選ばれたDF安西幸輝は、ハーフタイム中に「しっかりブロックを敷いて戦おう」と話し合っていたことを明かしているし、「僕らの陣地でボールを動かされると面倒くさいので、僕がガンガン上がって(西)大伍君を出さないようにして、うまく押し込めた」と話していた。鹿島は描いていたゲームプランを見事に遂行したのだ。

 終盤、浦和はセンターバックの槙野智章を前線に投入し、身長182センチと強靭なフィジカルを生かして得点を狙ったが、鹿島はそれにも冷静に対応した。槙野投入の1分後にはDF犬飼智也を送り込み、ゴール前にセンターバック3枚を並べた。それまでとは違った攻め方に戸惑う部分もあったかもしれないが、、この日の鹿島にとって3分+アディショナルタイムを守り切ることは難しいことではなかった。


■勝たなければいけない2つの理由


 鹿島はACLをかけた勝ち点59同士の対決を制して、順位を4位に上げた。とはいえ、残り3戦で神戸との勝ち点差はまだ「5」もある。ここから逆転するのは決して容易ではない。

 次節は11月20日に開催される、ホームでの大分トリニータ戦だ。大分はこの節の結果によってJ2降格の可能性も秘めているだけに、難しい相手となる。さらに言えば、昨季のホーム大分戦では、鹿島は0-2で完封負けしたカードだ。神戸を追い抜くためにも、昨季のリベンジを果たすためにも、負けられない試合となる。

 来季の相馬アントラーズがアジアを舞台に戦うことができるのか、クラブ30周年を笑顔で終えるためのラストマッチ3試合は絶対に勝利を掴み取る。







2021年11月7日日曜日

◆【鹿島】相馬直樹監督が浦和戦のポイントを語る「狙いどころを明確にして――」(サカノワ)






ALC出場権獲得へ重要な一戦に。


[J1 35節] 鹿島 – 浦和/2021年11月7日14:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの相馬直樹監督が11月6日、翌7日の浦和レッズ戦を前にオンラインによる記者会見に応じた。今季無冠が確定したもののACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場権獲得に向けて重要になるホームでのライバルとの“大一番”。指揮官は「我々にとって残された目標(ACL出場権獲得)に向けて、浦和戦に限らず4試合全て(が大事な試合)になりますが、まず目の前の試合が大事。いい準備ができています」と語った。

 リカルド・ロドリゲス監督のもと、浦和は今夏に日本代表の酒井宏樹、江坂任、デンマークリーグ昨季MVPのアレクサンダー・ショルツ、そして水戸ホーリーホックの平野佑一を補強。いずれも主力となって、今回の試合でもスタメン起用が予想される。

 その相手を迎え撃つ、この試合のポイントについて、次のように挙げた。

「形はハッキリしているチームだと思います。そこで人が入れ替わり、個性が変わったところは多少ありますが、ただ全体の形は大きく変わっていないと思っています。そういったなかで、我々としては、狙いどころを明確にして、攻撃も守備もできるようにと思っています」

 そのように相手のコンセプトに対し対策を立てて挑むスタンスを示した。

 また、前節サンフレッチェ広島戦(〇4-1)ではチームを支えてきた37歳のGKクォン・スンテが今季リーグ初出場を果たし、勝利に貢献した。

「GKは一つしかない特殊なポジションですが、チームに対し常に気持ちを持って来ながらトレーニングをしてくれていました。スンテだけでなく全ての選手がそうですが、その中で、経験という部分で『勝ち』を持ってきてくれて、非常に彼の持っている部分が出たと思っています」

 そのように指揮官はスンテがもたらした流れや勢いを評価していた。

 得失点差で鹿島が5位で上位にいるものの、勝点59で並ぶ両チームの対戦。プライドを懸けた戦いは7日14時から、ホームのカシマサッカースタジアムで行われる。




◆【鹿島】相馬直樹監督が浦和戦のポイントを語る「狙いどころを明確にして――」(サカノワ)





2021年11月4日木曜日

◆鹿島ACL出場へ望み「今日つくった勢いを大事に」相馬直樹監督一問一答(ニッカン)






<明治安田生命J1:広島1-4鹿島>◇第34節◇3日◇Eスタ

鹿島アントラーズは19歳MF荒木の今季10得点目などでサンフレッチェ広島に快勝し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場へ望みをつなげた。27日の天皇杯でリーグ優勝した川崎フロンターレに完敗し、今季無冠が決まったが、ACLへ気持ちを切り替え臨んだ一戦。前半、後半の早い時間に得点し、新体制の広島を下した。相馬直樹監督の一問一答は以下の通り。

-総括

相馬監督 広島までサポーターの皆さんにたくさん足を運んでいただきました。天皇杯を失い、今年タイトルを失った中で、そこから一緒に立ち上がってくれたと思っています。そこに向けて選手たちも最後まで戦い抜いてくれた。一緒に勝利を喜べることをうれしく思います。ゲームは、広島さんも監督が変わり、立ち上がりを重視してくると思っていた。立ち上がりを我々も大事にしようと、早い時間に、前半、後半でゴールを奪うことが出来た。これが非常にチームにとって大きかったと思っています。前半の途中から、2点取ってから苦しい時間はあったが、ハーフタイム含めて、選手たちが中で解決しつつ、いい形に持っていってくれた。ここ最近は勝ちが続かない状況が続いていた。すぐに次がありますので。次に向けて、今日つくった勢いを持ち込めるように大事にしていきたい。

-荒木選手が史上2人目となる10代2ケタ得点を達成した

相馬監督 素晴らしい。点を取ることは簡単なことではないですし、そこに絡んでいける。今日はPKという形でしたが、周りからも信頼してもらって、あそこで蹴らせてもらえることも含めて、彼が攻守両方で働いている部分がある。間で前を向けるのは彼の1つの持ち味だと思っています。より、いろんな形でチームに、攻守両面でタスクが多いポジションだと思いますが、そこをぜひ精力的にこなしながら、チームの勝ちにつながるプレーを続けていただけたら。


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◆鹿島ACL出場へ望み「今日つくった勢いを大事に」相馬直樹監督一問一答(ニッカン)





2021年11月3日水曜日

◆指揮官・相馬直樹のブレない原動力。不断の「勝ちにどう近づけるか」が鹿島再興への第一歩に(サッカーダイジェスト)






まずは次節・広島戦。「もう一度、みんなの力をひとつにして」


 やるべきことは、何ひとつ変わらない。置かれている状況がどうであれ、鹿島アントラーズを率いる相馬直樹監督には、一切のブレがない。

 リーグ戦ではすでに優勝の目がなくなっている。ルヴァンカップでは準々決勝で名古屋グランパスに敗れた。そして、天皇杯では準々決勝で川崎フロンターレに敗戦。これで今季の鹿島の無冠が決まった。

 残るは、来季のACL出場権を獲得できるかどうか。33節終了時点で、鹿島は勝点56の6位。ACL圏内の3位・ヴィッセル神戸とは勝点5差。残り5試合も負けられない戦いが続く。11月3日に行なわれる次節のサンフレッチェ広島戦に向け、指揮官は「もう一度、みんなの力をひとつにして」と意気込む。

 チームをまとめ、戦いに向かわせる作業を進める相馬監督自身、いろんなものを背負いながら戦っているはずだ。国内随一の“20冠”を誇るクラブのボスとして、そのプレッシャーは並大抵のものではないだろう。

 とりわけ今季はクラブ創設30周年のメモリアルイヤーだ。タイトルで華を添えたかったが――残念ながら、それは実現しなかった。

 残り少なくなったシーズンを力強く戦い抜くために、現在の相馬監督の原動力となっているものは何か。

「勝ちにどう近づけるか」

 今年4月にザーゴ前監督の解任を受け、コーチから昇格して新監督に就任してから、ずっと貫いてきたことだ。

「シチュエーションはそれぞれ、いろいろあります。勝っているとき、負けているとき、今回のようにタイトルを失ってしまったときもそうです」

 いずれの立場にあっても、目の前の勝負に集中する。勝利に向かって、「それに近づける準備をする」。

 守り通してきたことを、最後までやり続けるだけだ。「監督を引き受けたときから、そこは責任感を持って、結果につなげられるように」という強い想いで、これまでの試合に臨んできた。

 敵地で迎える広島戦でも「特別、何かを変えることはない」という。気が急いて先を見ない。「まず、次のゲーム」だ。

「目の前のことに全勢力を注ぎ込んで勝点3を取る。それが一番、残りの4試合にまたつながっていく」

 相馬アントラーズの途上に、今季はタイトルがなかった。だが、道はまだ続いていく。不断の「勝ちにどう近づけるか」で、本物の強さを手にしたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)




◆指揮官・相馬直樹のブレない原動力。不断の「勝ちにどう近づけるか」が鹿島再興への第一歩に(サッカーダイジェスト)





2021年10月28日木曜日

◆鹿島、3季連続無冠 相馬監督「僕の力不足を感じている」/天皇杯(サンスポ)






サッカーの第101回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は27日、川崎市等々力陸上競技場などで準々決勝4試合が行われ、準決勝(12月12日)の組み合わせは川崎-大分、浦和-C大阪に決まった。

2連覇を狙う川崎は脇坂のゴールなどで鹿島に3-1で快勝した。大分はJ2で唯一勝ち残った磐田を2-0で下して初の4強入り。C大阪は名古屋を3-0と圧倒し、浦和はG大阪に2-0で勝った。

鹿島は川崎に敗れ、3季連続の無冠が決まった。相馬監督は「無冠になったこと、今日のような大事な試合で(選手の足を)前に出せなかった僕の力不足を感じている」と厳しい表情を浮かべた。

前半は前線からの守備がうまくはまらず、狙い通りに主導権を握れない。32分にCKから先制を許すと、後半立ち上がりに連続失点。ここからようやく反撃したが、終盤の1点にとどまった。安西は「立ち上がりに圧をかけられなかった。無冠で終わるのは申し訳ない」と残念がった。(等々力)


◆鹿島、3季連続無冠 相馬監督「僕の力不足を感じている」/天皇杯(サンスポ)





2021年10月27日水曜日

◆相馬アントラーズの覚悟。「熱しすぎず、冷静に。でもやっぱり熱く」の貫徹で川崎撃破を期す【天皇杯】(サッカーダイジェスト)






「一番は本当に気持ちの部分」


 鹿島アントラーズは10月27日、天皇杯・準々決勝で川崎フロンターレと対戦。今季のリーグ戦では目下7連勝中で首位を快走する難敵を相手に、勝利を掴むことができるか。

 鹿島は川崎に対し、18年シーズンの10月の対戦から勝てていない。10戦して4分6敗。今季のリーグ戦に限れば、2戦2敗。いずれも1-2の黒星を喫している。

 相性の悪さに加え、天皇杯の4強進出をかけた27日のゲームは、川崎の本拠地・等々力陸上競技場で行なわれる。“川崎有利”と見られても仕方がない部分はある。

 厳しい戦いが予想されるなかで、鹿島が重視すべきポイントは何か。決戦を翌日に控えた26日、オンライン取材に応じた相馬直樹監督は「どのゲームでも同じですけど」としたうえで、次のように語ってくれた。

「やはり気持ちの部分が一番大事。ただ熱くなればいいというものではなく、冷静さも必要だと思います。そういった部分を含めて、良い状態で臨めるようにしたい」

 川崎は間違いなく手強い相手だが、だからこそ「(自分たちが)チームとしてまとまりやすい」側面はある。それはポジティブな要素だ。

「もちろん、簡単にはやらせてくれる相手ではないのは重々承知しています。そこをなんとか乗り越えられるように」

 そして指揮官はもう一度、繰り返す。

「一番は本当に気持ちの部分。熱しすぎず、冷静さを持って。でもやっぱり熱く。難しいですけど。それを90分、もしかしたら120分になるかもしれませんけど、貫き通せるか。そういうことかなと思います」

 クラブ創設30周年の今季、国内屈指の“20冠”の記録を更新させたい。そのためには、まずは目の前の川崎を打ち破らなければならない。残されたタイトルは天皇杯のみ。相馬アントラーズの意地の見せどころだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)


◆相馬アントラーズの覚悟。「熱しすぎず、冷静に。でもやっぱり熱く」の貫徹で川崎撃破を期す【天皇杯】(サッカーダイジェスト)




    

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