
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年5月12日木曜日
◆U-21日本代表、CFのポジション争いが激化! レギュラー候補筆頭の細谷を脅かす存在は? 注目は初招集コンビ(サッカーダイジェスト)

メンバー入りを懸けたラストサバイバル
U-21日本代表のCFのポジション争いが面白い。
2年後のパリ五輪を目指すチームは、6月にU-23アジアカップに挑む。UAEとの初戦は同3日。5月9日から3日間の日程で行なわれている千葉合宿は大会前最後の活動で、選手にとってはメンバー入りを懸けたラストサバイバルとなる。
MF松岡大起、MF鈴木唯人(ともに清水)やMF藤田譲瑠チマ(横浜)らが、活動直前に怪我やチーム事情で招集を辞退した関係で、初顔や3月下旬に行なわれたドバイカップに参加していないメンバーが半数を占める構成となった。
そうした状況下でCFのポジション争いが激化している。U-21代表はドバイカップで4−2−3−1をベースに戦い、サウジアラビアとの最終戦(〇1−0)では4−3−3も試している。大岩監督のこれまでの起用法を鑑みると、CFのレギュラーは1人。1試合における控えの枠も1人から2人になる可能性が高い。
現状でレギュラーのポールポジションにいるのは、今回の国内合宿にも招集されている細谷真大だろう。柏では今季ここまでの全12試合に出場し、4得点をマーク。U-21代表としては、ドバイカップのサウジアラビア戦で決勝点を挙げており、実績面で頭ひとつ抜けている。
柏U-18時代は世代別代表にまったく縁がなかったものの、柏のネルシーニョ監督に見出されてプロ2年目の昨季からレギュラーに定着。身体を張ったポストプレーや裏への抜け出しはもちろん、シュート精度も高まってきた。また、献身的なプレスバックも特長のひとつ。先のサウジアラビア戦では2度追い、3度追いをいとわず、守備でもチームの勝利に貢献した。
では、細谷を脅かす存在は誰なのか。今合宿では、ドバイカップに参戦していたFW藤尾翔太(徳島)が怪我で招集を辞退しており、合宿に参加しているメンバーではFW染野唯月(鹿島)、FW中島大嘉(札幌)、FW小堀空(栃木)が純粋なストライカータイプとなる。3選手のプレーぶりに期待が集まるなか、注目したいのは染野と中島だ。
中島がトレーニングマッチに意欲「世間の人たちに注目される結果を提供できる」
染野は尚志高時代から脚光を浴びてきたストライカー。2年次に高校サッカー選手権の準決勝で記録したハットトリックは、今もファンの脳裏に焼き付いている。
2020年に鹿島に加入し、プロキャリアをスタート。ただ、ここまで際立つような成績を残しているとは言えず、いまなお上田綺世と鈴木優磨という絶対的な点取り屋の牙城を崩せていない。とはいえ、徐々にクラブで出場時間を伸ばしており、試合勘さえ戻ってくればエース候補のひとりに。懐が深いボールキープやゴール前での落ち着きは世代トップクラスだ。所属クラブで継続的に出場できていないからこそ、代表で求められるのは結果。今回は追加招集での代表入りだが、本人もそこは理解している。
「選ばれたときに点を取って結果を残すことが大事。やっぱり本当に結果を意識してやっていきたい」
大岩体制下では初の代表入りとなる染野が、ストライカーとしての矜持を示せるか注目したい。
中島は高校時代に全国の舞台を経験していないが、ポテンシャルは高く、評価されてきた。父親の母校である国見高に進学し、恵まれた身体能力と188センチのサイズを生かすべく、徹底的に空中戦を鍛錬。その甲斐あって、エアバトルで無類の強さを発揮するようになった。
また、機動力もあり、裏へ抜け出す際のスピードは世代屈指。プロ入り後の札幌ではミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで研鑽を積み、プロ2年目の今季は継続的にベンチ入りし、5節のC大阪戦ではJ1初ゴールも記録。ルヴァンカップでも4得点を決めており、京都戦では周囲の度肝を抜く高打点ヘッドから、2ゴールを叩き込んでいる。
染野と同じくU-21代表には初招集だが、高さと強さを持ったストライカーは貴重な存在。本人も自信を深めており、5月11日に行なわれる大学選抜とのトレーニングマッチでの活躍に意欲を見せる。
「良い準備をしてピッチに入れば、2、3点ゴールが取れる。大学選抜なのですごく強い相手ですが、日頃からやっていることをやれば、世間の人たちに注目される結果を提供できる。(周りを)ざわつかせたい」
豪傑なストライカーが台頭すれば、U-21代表の戦い方に新たなオプションがもたらされるはずだ。
メンバー入りを懸けた熾烈なCF争い――。合宿最終日のトレーニングマッチの結果次第では、序列を覆すことも不可能ではない。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
◆U-21日本代表、CFのポジション争いが激化! レギュラー候補筆頭の細谷を脅かす存在は? 注目は初招集コンビ(サッカーダイジェスト)
「今なお上田綺世と鈴木優磨という絶対的な点取り屋の牙城を崩せていない。とはいえ、徐々にクラブで出場時間を伸ばしており〜」
— 日刊鹿島アントラーズニュース (@12pointers) May 11, 2022
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◆大岩監督が染野をインサイドハーフでテスト「先を見越してチャレンジした」【サッカーU-21日本代表】(中スポ)

2024年パリ五輪を目指すサッカーのU―21日本代表候補は11日、千葉県内で行った3日間の強化合宿を打ち上げた。最終日は大学選抜と練習試合(35分×2)を行い、0―2で敗れた。
大岩監督は短期合宿を振り返り、「手応えは半々ぐらい。戦術やプレーモデル、チームの原則は50人のラージグループにほぼ伝えられた。今後の活動ではもっとシンプルに濃く伝えられると思う」と、手応えと課題を口にした。
一方で、今回はJリーグの過密日程の影響で、主力6選手が出場を辞退した。そのアクシデントも逆手に取った。FWが本職の染野をインサイドハーフでテストするなど、この日の練習試合では6月のU―23アジア杯(ウズベキスタン)を想定した起用が目立った。指揮官は「大会中にイレギュラーなことがあれば、そういうポジションでもやらなければいけない。先を見越してチャレンジした」と、大会本番に向けてチームを強化していく。
◆大岩監督が染野をインサイドハーフでテスト「先を見越してチャレンジした」【サッカーU-21日本代表】(中スポ)
#大岩剛 監督『大会中にイレギュラーなことがあれば、そういうポジションでもやらなければいけない。先を見越してチャレンジした』
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