日刊鹿島アントラーズニュース

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2026年8月23日日曜日

◆【水戸】今夏加入の舩橋佑が2アシストで歴史的勝利に貢献「新しい風を吹かせられた」(ニッカン)






「すごく悔しい思いしたから、絶対に勝ちたかった。とりあえず勝てて本当に良かった。『ありがとう』と伝えたら『おめでとう』と言ってくれたので、一つ区切りですね」


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◆【水戸】今夏加入の舩橋佑が2アシストで歴史的勝利に貢献「新しい風を吹かせられた」(ニッカン)







2024年11月25日月曜日

◆「解任されてから知念がLINEをくれた」日本を去る鹿島前監督ランコ・ポポヴィッチ最後の言葉(Sportiva)






「練習で知念(慶)のプレーを見ていて彼ならボランチができると思いました。30歳を手前にしてFWにコンバートをしろというのは、酷なことでもありましたが、彼は真剣に取り組んでくれました。その結果、あのコンビが誕生しました。海舟と知念のプレーは、明らかに質が違います。知念は一度はがされても絶対に戻って来て対応できる。インテンシティもデュエルも負けない。私のサッカーの肝となる部分でした」


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◆「解任されてから知念がLINEをくれた」日本を去る鹿島前監督ランコ・ポポヴィッチ最後の言葉(Sportiva)







 11月11日、ランコ・ポポヴィッチは羽田空港にいた。鹿島の監督を電撃解任され、妻と共に帰国の途につくためである。せめてサポーターたちには、あいさつがしたかったというポポヴィッチの最後の言葉をお伝えする。

――メンタルとは別に、戦力については開幕前はどのように考えていたのか。

「(ヨシプ・)チャルシッチが入団できない。そして夏のウインドウでは(佐野)海舟も海外移籍でいなくなる。(柴崎)岳も準備期間でケガをして離脱していた。これは逆に自分の手腕が試されていると感じました。その状況でベストを尽くすしかない。選手の潜在能力を引き出すのが私の務めでした。海舟がシーズン中で抜けるのはわかっていたので解決策を用意しておかなくてはいけない。苦しいなか、練習で知念(慶)のプレーを見ていて彼ならボランチができると思いました。30歳を手前にしてFWにコンバートをしろというのは、酷なことでもありましたが、彼は真剣に取り組んでくれました。その結果、あのコンビが誕生しました。海舟と知念のプレーは、明らかに質が違います。知念は一度はがされても絶対に戻って来て対応できる。インテンシティもデュエルも負けない。私のサッカーの肝となる部分でした」

――大分時代から、若手の育成やポジションの変更によって選手の潜在能力を引き出していたが、日本人選手の特性について考えていることはあるか。

「戦術的に約束事を決めて、細かく時間を使っていくのが今の世界のサッカーの潮流です。でも自分は違います。最後は選手に自由を与えたい。決まりきったことを続けるのは成長がない。同じシチュエーションがサッカーにはない。日本人の良さを考えれば、型にはめない方がいいのです。実は日本人選手にはクリエイティビティとアイデアがある。彼らが持っているポテンシャルは想像以上に大きい。見せていないところに大きな力が眠っているのです。言い換えるとすべてを出しきれていない。濃野(公人)が良い例だと思います。最初、周囲は彼に対して守備ができないと言っていた。しかし、それにこだわってディフェンスに意識を注力させると、得点に対する感覚や嗅覚といった彼の良さがなくなってしまう。それよりもルーキーイヤーなのにキャンプのときに鹿島のようなビッグクラブで臆することなくプレーしていたことに私は発見がありました。じっと見ていると局面ごとに、いともたやすく最上の判断を下している。彼が9ゴールを決めたのは偶然ではありません。もともと眠っていた能力が表に出た。町田で教えた平河悠もそうです。悠の攻撃力も重視していました。日本の選手はこれが攻撃でこれが守備だと分けて考えてしまう。そうではなく、すべては連動しているのです。ひとつ言えることは、自分のやりやすいこと、やりたいことをやるだけでは壁を破れない。その意味で藤井智也はもっともっと良くなるでしょう」

――5月の月間優秀監督賞受賞からの夏場の失速はどう見ていたのか。

「海舟が移籍し、知念も体調不良、そしてチャッキー(アレクサンダル・チャヴリッチ)が2カ月以上のケガを負ってしまった。重要な選手が3人ピッチからいなくなった。そうなるとさすがに対応は厳しくなりました。プロとして言いますが、間違いなく先発とベンチの差はあります。すべての選手が同じクオリティではない。5人の交代が認められてから、ベンチのメンバーが充実しているところが強いチームということになってきました。チャッキーをベンチに置いていたのはそういう理由で、新しいエネルギーを後半に注入するためです。彼は先発でないことに最初は不満だったかもしれませんが、やがて理解をしてくれました」

――キャリアハイを出した選手も多いが、それぞれの選手たちに対して感じていたことは。

「(鈴木)優磨は日本人らしくない強い責任感とメンタルを持っていた。チャッキーとの関係が特に良かった。師岡(柊生)はハードワーカーです。無駄を削いでいけばもっと良くなる。名古(新太郎)は最初はボランチで使いました。彼は状況判断や流れを読むセンスがある。守備のスイッチを入れるタイミングやスペースを立ち位置で消すのも効果的だった。トレーニングでいろいろやらせて、周りも活かせながら、自身も活きるのはトップ下だった。徳田(誉)はキャンプの時から才能に注目していました。彼はボックス内で決めきれる。ゴールを決めた広島戦は練習を見ていて直前にベンチ入りを決めました」

――解任を吉岡宗重フットボールダイレクターから告げられたときの内心はどんなものだったか。

「吉岡さんも任を解かれました。そのことが気になったので、『私を選んだことを後悔していないか』と聞きました。彼も私を抜擢する上で友だち人事という批判を受けていました。『全然、後悔などしていない。一緒に仕事ができて良かった』と彼は言ってくれました。それですっきりしました。サポーターも含めて私に期待してくれた人を裏切りたくないという気持ちで、全力でこの1年を捧げてきました。だから川崎や神戸に勝ったのは特別なことではなく、日々の練習の結果に過ぎません」

――今の日本のサッカーのインフラについてはどう見ていますか。

「Jリーグの選手たちは私が初めて広島に来たときに比べて格段にレベルが上がっています。また、日本のメディアは非常に礼儀正しいです。ただ、結果から逆算して論調がだいたいひとつになっています。内容やプロセス、戦力を見ずして、勝てば称賛、負ければ手のひらを返して叩くということの繰り返しです。プロの記者ならば、サッカーにはいろんな見方があるはずです」

――日本を去っていくにあたって残したい言葉があれば。

「クラブの公式リリースにも出しましたが、これがクラブの判断ならば、それを尊重します。鹿島での仕事は光栄でした。解任されてから知念が私にLINEをくれました。これまでサッカーは苦しいものだと思っていましたが、こんなにも楽しものであったのかと気づくことができた。まるで少年時代のような気持ちになれました、と。鹿島で指導した選手たちが、これから先、私の指導を思い出してくれる瞬間があればそれが何よりうれしいことです。私に関わってくれたすべての人にありがとうと言いたい」

著者プロフィール
木村元彦
木村元彦 (きむら・ゆきひこ)
ジャーナリスト。ノンフィクションライター。愛知県出身。アジア、東欧などの民族問題を中心に取材・執筆活動を展開。『オシムの言葉』(集英社)は2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞し、40万部のベストセラーになった。ほかに『争うは本意ならねど』(集英社)、『徳は孤ならず』(小学館)など著書多数。ランコ・ポポヴィッチの半生を描いた『コソボ 苦闘する親米国家』(集英社インターナショナル)が2023年1月26日に刊行された。

◆突如、鹿島の監督を解任されたランコ・ポポヴィッチ「温かく迎えてくれたチームがそれを望むなら...」(Sportiva)






「暖かく迎えてくれたクラブがそういう判断をするなら、私はそれをリスペクトする。私が鹿島で過ごした時間は充実していたし、人生の一部として愛情も情熱も捧げてきた。あそこで仕事をするのは特別だった。ただ日本を去る前に、今でも街中で丁寧に声をかけてくれるサポーターに挨拶できないのは残念だった。私はSNSもやらないし、多くの人に直接会って話したかった」


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◆突如、鹿島の監督を解任されたランコ・ポポヴィッチ「温かく迎えてくれたチームがそれを望むなら...」(Sportiva)







 11月11日、ランコ・ポポヴィッチは羽田空港にいた。鹿島の監督を電撃解任され、妻と共に帰国の途につくためである。せめてサポーターたちには、あいさつがしたかったというポポヴィッチの最後の言葉をお伝えする。

 解任を告げられたのは、10月5日、4対0で勝利した新潟戦の直後だった。9試合ぶりのクリーンシートの喜びに浸っていたロッカールームで、吉岡宗重フットボールダイレクターにこう告げられた。「明日、社長に呼ばれているので出向いて欲しい」残り6試合、1試合少ない首位広島とは勝ち点12差でリーグ4位の位置につけていた。

「ああいう快勝だったのでサポーターも喜んでいたし、あまりに突然のことで驚きはした。私は決して優勝をあきらめていませんでした。『1%でも可能性がある限り、戦い続けて勝利をもぎ取る』。その執念を鹿島の歴史から学んでいたからこそ、最後までJリーグ制覇に向けて全力を尽くすつもりでした」

 新潟戦ではチーム2位の9得点をあげていた濃野公人をケガで欠きながらも、守備をコンパクトにした3バックへの布陣変更が奏功。抜擢した樋口雄太もゴールを重ねた。最後まで闘う覚悟で臨み、手ごたえを感じていた中での突然の解任に悔しくないはずがない。その後の流れるような監督人事を見れば、元々が1年で解任ありきの繋ぎだったのかと邪推もしたくなる。しかし、愚痴も恨み言も口にしない。

「暖かく迎えてくれたクラブがそういう判断をするなら、私はそれをリスペクトする。私が鹿島で過ごした時間は充実していたし、人生の一部として愛情も情熱も捧げてきた。あそこで仕事をするのは特別だった。ただ日本を去る前に、今でも街中で丁寧に声をかけてくれるサポーターに挨拶できないのは残念だった。私はSNSもやらないし、多くの人に直接会って話したかった」

 会見の機会もなく、指揮官が背中を押してくれたサポーターの前からこつぜんと姿を消してしまうのは、礼を失しているのではないかとの忸怩がポポヴィッチにはあった。志半ばにして離日する前にどんなビジョンを持っていたのか。

「最終節まであきらめずに戦う上で、新潟戦で機能した3バックを続けていこうと考えていました。前節の湘南との試合(2対3)を終えて変化が必要ななか、ケガ人も出ていたあの時のメンバーで鹿島が勝つにはこのやり方だと切り替えました。準備期間は一週間しかなかったのですが、もともと3-4-2-1のフォーメーションはオプションとして持っていて、9月の広島戦も3バックにしてから、徳田(誉)のゴールで追いつきました。

 新潟戦からより攻撃的にいくという意志は、ウイングに樋口を置いたことで理解してもらえると思います。あの試合で彼は2ゴール、1アシストです。それまでなぜ使われなかったのか? 彼のステータスが落ちたわけではありません。樋口はアシストの面で良い選手と評価されていましたが、その中身を見るとセットプレーが大半でした。彼は流れの中で活きるし、そこを活かしたかった。ああいう形で結果を出してくれて私もうれしかった」

――開幕前にCBとして獲得したヨシプ・チャルシッチがメディカルチェックで問題が見つかり、入団が叶わなかった。思えば、ここからDFの層の薄さが露呈していた。

「チャルシッチのことはこのままプレーを続けることで命に関わると言われた瞬間から、躊躇なく休ませました。プロフェッショナルの前にわれわれはひとりの人間であることを忘れてはいけない。仕事よりも彼の人生の方が重要でした」

――彼は今、どんな状態?

「先週も電話で話をしました。手術はベオグラードで成功したのです。ドクターに彼の症状のスペシャリストがいたのが幸いでした。リハビリから復帰して現在はトルコのクラブ、コンヤスポルにいます。早期の対応が良かったと思います」

――あてにしていたCBが起用できなくなり、ウインドウが閉まる前に補強についてリクエストはしなかったのか。

「チャルシッチが抜けたあともチームは(補強選手の)リストを持っていました。しかし、それらの選手はわれわれのレベルには達していなかったのです。大金をはたけば、良い選手を取ることができた。しかし適正な価格でなければ、クラブのためにならないと思いました。そこで(関川)郁万と直(植田直通)にがんばってもらうことになりました」

――彼らにはどのようなことを伝えたのか。

「まず激励、そして最終ラインの設定をこれまでよりも10メートルは上げて、高い位置でキープすることを伝えました。変化を起こすときは常に不安がつきまとうけれど、恐れずにプレーしてもらいたいと。ずるずる下がらずにインテンシティを持って後ろの選手が一列目、二列目の選手を押し出すということが重要で、それは簡単な変化ではなかったが、あの二人は早い段階で対応してくれました。だからこそ良いスタートが切れました。一方で替えがきかない選手であるからこそ、レッドカードにリーチがかかった状況でもプレーをさせざるをえなかった。それは本人たちも理解していて、プレーに影響を及ぼしました。カードをもらわないこと、ケガをしないことを心掛けなければならない。そこに安易にプレッシャーをかけるわけにはいかない。そのマネジメントはなかなか難しかったです」

――鹿島アントラーズという常勝を求められるチームに着任し、ゼロから土台を作らなければならなかった。何を変えようと考えていたのか。

「まずメンタリティをどう変えるのかを考えていました。私もSKシュトゥルム・グラーツの現役時代に『勝者のメンタリティ』を(イビツァ・)オシムさんから叩き込まれましたが、鹿島に着任した当初の選手たちはかつての三冠、最多優勝を誇っていた頃とは明らかに異なっていると感じていました。ジーコスピリッツを頭では理解していたが、備わってはいなかった。鹿島のクラブの歴史を学んで来日した私はことあるごとに選手を鼓舞しました。あきらめずに最後まで戦う勝者のメンタリティ、このチームでプレーできる喜びと感謝。同じ方向へ向かおうと選手も共通意識を持ってくれました。目の前の試合をすべて勝ちにいくという気持ちを大切にして、サポーターのエネルギーをプラスにできました。その結果がホームの無敗だったと思います」

――チームが配信する試合当日の映像からもこと事あるごとに鹿島プライドとサポーターへの気持ちを口にしていた。

「サポーターがスタジアムに足を運び、われわれの背中を押してくれたことが大切でした。私はトレーニングのあとのファンサービスも1日も欠かさずに行おうと決めていました。その一体感こそが鹿島の強さだと確信していたからです。私が最も力を入れたことは、これが鹿島アントラーズだという熱量を呼び覚ますことでした。サポーターと接する中で『こういう監督が必要だ』と言ってくれた人がいて、それは私にとって大きなことでした。忘れかけていた鹿島スピリッツを戻せたと思います。だから今、メディアなどから再出発だというような、シーズン前と同じようなコメントが出るのは悲しいことです」

著者プロフィール
木村元彦
木村元彦 (きむら・ゆきひこ)
ジャーナリスト。ノンフィクションライター。愛知県出身。アジア、東欧などの民族問題を中心に取材・執筆活動を展開。『オシムの言葉』(集英社)は2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞し、40万部のベストセラーになった。ほかに『争うは本意ならねど』(集英社)、『徳は孤ならず』(小学館)など著書多数。ランコ・ポポヴィッチの半生を描いた『コソボ 苦闘する親米国家』(集英社インターナショナル)が2023年1月26日に刊行された。

2024年10月24日木曜日

◆J2台風の目に現れた救世主 古巣鹿島を「気にかける余裕ない」…破竹6連勝に見据える本音 【コラム】(FOOTBALLZONE)








 鹿島に対してこう言及した土居は、今月に入って鹿島から解任が電撃的に発表されたポポヴィッチ前監督の件を「びっくしたのでは」と問われると、苦笑しながら首を横に振っている。

「そういう世界だし、僕も何度も何度も(監督交代を)経験している。ちらっと噂も聞いていたので」


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◆J2台風の目に現れた救世主 古巣鹿島を「気にかける余裕ない」…破竹6連勝に見据える本音 【コラム】(FOOTBALLZONE)








今夏加入したMF土居聖真が中心で活躍


 佳境を迎えているJ2戦線で、モンテディオ山形が台風の目と化している。中断明けの8月以降で9勝1分1敗と右肩上がりに転じて勝ち点を次々にゲット。10月20日の清水エスパルスとの第35節では、ホームで今シーズン無敗を誇っていた昇格目前の強敵から2-1の逆転勝利をもぎ取り、破竹の連勝を「6」に伸ばした。

 7月末まで8勝5分11敗と黒星が先行し、13位だった山形の順位は、17勝6分け12敗と貯金を5つも作ったうえで7位へ一気に急上昇。3位から6位までの4チームが進出する、J1プレーオフ圏内をはっきりと視界にとらえている。変貌を遂げた山形の中心に、新天地で背番号「88」を輝かせる男がいる。

 中断期間だった7月25日。ジュニアユース時代から約20年も所属した鹿島アントラーズから、期限付きではなく完全移籍で加入したMF土居聖真が清水戦後に残した言葉が、いま現在の充実ぶりを物語っている。

「心も体も、あのころとはやはり別人の感覚があります」

 あのころとは、ランコ・ポポヴィッチ前監督に率いられた鹿島でプレーした今シーズンの前半戦を指す。出場11試合でプレー時間の合計は270分。先発は3度目だった4月3日のアビスパ福岡戦が最後で、5月中旬以降は2試合、ともに1分ずつの出場にとどまっていたなかで、愛着深い鹿島との決別を決めた。

 5月には32歳になった。古巣への感謝の思いを抱きながらも、サッカー人生の第2章を紡ぐために、これまでにも何度かオファーを受けていた、生まれ育った山形市をホームタウンとするチームの一員になった。背番号は鹿島で2015シーズンから背負ってきた「8」を、あえて重ね合わせた「88」に決めた。

 迎えた山形での初陣。8月3日のファジアーノ岡山戦で先発した土居は、先制された4分後の後半12分に移籍後初ゴールとなる同点弾を一閃。その時点で4位だった難敵と敵地で引き分けた山形の快進撃が幕を開けたなかで、土居は全11試合で先発。いきなり8月の月間MVPにも輝くなど、ここまで4ゴールを挙げている。

 2シーズン目の指揮を執る渡邉晋監督も、土居よりひと足早く湘南ベルマーレから加入し、すでに6ゴールを挙げているFWディサロ燦シルヴァーノとともに、夏場から仲間となった新戦力の存在に言及する。

「中断期間中に加入した選手たちの働きは、もちろん素晴らしいものがあると思っています」

 もっとも、土居自身は「僕は何もしていないんですけど」と、清水戦後に謙遜しながらこう語っている。

「僕がというよりは、チーム全体として、スタッフ、チームメイトを含めてみんなで積み上げてきたものだと思っています。今日は勝ちましたけど、まだまだ改善点はたくさんある。本当にここまでずっと自分たちのストロングポイントである、しっかりとボールを大事にしながら、ゲームを支配しながらゴールに迫るサッカーがいまは本当に毎試合できているので、これを今シーズンが終わるまで続けていくだけだと思っています」

 託されているポジションは4-2-1-3システムのトップ下。中断期間中に練習を積めたものの、開幕前と比べれば、与えられた時間はあまりにも少ない。それでも清水戦の後半4分には見せ場が訪れている。

 右サイドから右ウイングのイサカ・ゼインが出したパスを、土居が中央で以心伝心のスルー。パスを受けた燦シルヴァーノが右へ持ち出し、縦へ走っていたゼインへパス。その間にファーへ詰めていた土居がゼインのクロスに反応し、スライディングしながら必死に伸ばした左足はわずかに届かなかった。

 球際で接触した清水の守護神・権田修一を気づかう優しさも見せた土居は、試合後にこう語っている。

「加入した当初はやはり僕のプレースタイルをみんな探り探りで、僕もみんなのプレースタイルやチームのやり方といったものを探り探りでしたけど、練習じゃなくて試合を重ねていくたびに、この選手はこういうのが得意だとか、こういうプレーをしてほしいのか、というのがどんどんわかってきました」

 山形でのプレー時間は、すでに741分に到達している。選手は試合に出るのがまず第一歩を実感している土居にとって、完全移籍で袂を分かち合ったといっても、古巣・鹿島のその後は気になるのだろうか。

「いまは山形の選手なので、しっかりと山形で結果であるとか、いろいろなものを残していきたい。なので、あまり鹿島を気にかける余裕がないというか、本当にいっぱい、いっぱいなので……」

 鹿島に対してこう言及した土居は、今月に入って鹿島から解任が電撃的に発表されたポポヴィッチ前監督の件を「びっくしたのでは」と問われると、苦笑しながら首を横に振っている。

「そういう世界だし、僕も何度も何度も(監督交代を)経験している。ちらっと噂も聞いていたので」

 リーグ戦も残り3試合。勝ち点を「57」に伸ばした山形は、勝ち点1差の「58」で並び、得失点で4位からジェフユナイテッド千葉、岡山、ベガルタ仙台と並ぶグループへの追撃態勢をさらに強めた。ホームのNDソフトスタジアムで11月10日に待つ最終節では、千葉との直接対決も組まれている。土居が決意を新たにする。

「もちろんチームの勝利のために、プレーオフというよりも本当に目の前の試合に全力を注ぐだけだと思っています。個人的には今日もいい集中力で試合に臨めたので、これをまたあと1試合、2試合、3試合、4試合と続けていきながら、チームとしても足元をしっかりと見つめながら次に向かっていきたい」

 リーグ戦の残り試合数よりも多い「4試合」と言及したのは、山形として3シーズン連続で、土居個人としては初めて臨むJ1昇格プレーオフをすでに見すえている証といっていい。鹿島のクラブ公式HPを通じて、ファン・サポーターへ「次の旅へと出発します」と別れを告げてから間もなく3か月。2015シーズンを最後にJ1から遠ざかっている山形の、まさに昇格請負人となった土居の戦いがいよいよクライマックスを迎える。

(藤江直人 / Fujie Naoto)

2024年10月12日土曜日

◆【ポポヴィッチ監督&吉岡宗重FD解任。名門・鹿島に走った激震の内幕】(サッカー批評)






 選手たちが今季終盤の戦いに集中できるような環境作りを進めていくことは、今の鹿島にとって最重要テーマ。そのうえで、彼らは2025年以降のベストな陣容も考えていくことが肝要だ。中後監督が継続するのか、OBの鬼木達監督(現川崎)やパリ五輪代表を率いた大岩剛監督らを招聘するのかは未知数だが、監督をコロコロ変えていたらチームの強固な基盤は築けない。過去5年間で5人も監督が代わったことを踏まえ、彼らは同じことを繰り返してはいけないのだ。

◆【ポポヴィッチ監督&吉岡宗重FD解任。名門・鹿島に走った激震の内幕】(サッカー批評)

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新潟戦4-0圧勝翌日の電撃発表。選手から出た「相手に戦い方を研究されている」と、発表された新人事(サッカー批評)







 5日のJ1第33節・アルビレックス新潟戦で4-0と圧勝し、リーグ7試合ぶりの白星を飾った鹿島アントラーズ。その翌6日の夕方、「ランコ・ポポヴィッチ監督とミラン・ミリッチ・コーチを解任し、吉岡宗重フットボールダイレクター(FD)も双方合意のもと退任することになった」という公式リリースが一斉に流れ、日本サッカー界に激震が走った。

 33試合を終えた時点で鹿島は勝ち点53の4位。首位を走るサンフレッチェ広島とは13ポイント差で、残り6という試合数を考えると、リーグタイトル獲得はかなり険しくなった。

 すでにYBCルヴァンカップ、天皇杯を落としている彼らにとって、J1リーグ戦は最後の砦だった。それも難しくなったことで、「国内タイトル8年無冠」が現実になりつつある。今季就任したポポヴィッチ監督と吉岡FDに求められたのはタイトルという結果だけ。その目標達成が困難になり、一気に責任問題が表面化したのだろう。

 今季のここまでの戦いを振り返ってみると、序盤は柴崎岳の長期離脱というアクシデントに見舞われながら、知念慶のボランチコンバートという新たな試みが成功。大卒新人の濃野公人のブレイク、昨季まで出たり出なかったりだった名古新太郎、師岡柊生らの成長も追い風になり、19試合終了時点では勝ち点37の2位につけていた。

 トップの町田ゼルビアとは2ポイント差。折り返しの段階では十分に優勝を狙える位置にいた。吉岡FDも「2位というのは今後の伸びしろを含めてまずまずというところ。監督が変わり、新体制でスタートしたチームとしては悪くない位置にいると考えている」と前向きに語っていた。

「攻撃面では(鈴木)優磨1人だけに頼ることなく、いろんな選手が関わってゴールできる集団になってきた。一方でゲームコントロールという課題に直面した。勝てる試合を勝ち切れないのはチームとして大きな課題」とも指摘。勝負強さを磨き上げていけば、後半戦により一層、勝ち点を上積みして、最終的には頂点に立てるという目算がある様子だった。


■選手から出た「相手に戦い方を研究されている」


 ところが、佐野海舟(マインツ)が移籍し、8月に知念が約1か月間離脱したことで、中盤の守備力が目に見えて低下した。加えて、鈴木優磨に代わる得点源として期待されていたチャヴリッチも長期離脱。8月以降の鹿島は同じような陣容が続き、代わり映えのしないゲームを繰り返すことになった。

 早川、濃野、植田直通、関川郁万、安西幸輝の守備陣は固定で、連戦になると疲労困憊に。「相手に戦い方を研究されている」と多くの選手が口を揃えたように、濃野も前半戦のようにゴールが奪えなくなった。鈴木優磨へのマークも厳しくなり、得点の形を作るのが容易ではなくなった。

 それ以外にも、選手層の薄さ、チャヴリッチとターレス・ブレ―ネル以外の外国人が適応の遅れ、柴崎岳の不調といった問題点も散見され、ポポヴィッチ監督も有効な策を見いだせないまま、時間だけが過ぎていく形になってしまった。

 彼らにとってダメージが大きかったのは、J2降格危機に瀕しているジュビロ磐田、湘南ベルマーレ、今季昇格組の東京ヴェルディに苦杯を喫し、苦境に瀕している浦和レッズや柏レイソルにもドローとポイントを稼げなかったこと。9月25日の天皇杯準々決勝では神戸戦に力の差を見せつけられ、0-3で完敗。これも指揮官解任・FD更迭の流れに拍車をかけたではないか。


■発表された新人事


 さらに追い打ちをかけるように、濃野が右ひざを負傷。今季絶望と見られる大ケガを負った。そこでポポヴィッチ監督は前日の新潟戦で鹿島伝統の4バックではなく3バックを採用。新たな活路を見出したと思われた。そんなタイミングだったからこそ、指揮官とFDの更迭というのはショッキング。多くの関係者やサポーターも「なぜ今なんだ」という疑問を抱いたことだろう。クラブ側にその説明責任があるのは間違いない。

 ただ、いずれにしても、今の鹿島はまだAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以内を狙える位置にいる。3位・町田との差は6で、12月8日に最終節に直接対決が残っていることを考えると、まだまだ目標が完全になくなったわけではない。

 クラブは10月の代表ウイーク期間中に新たな人事を発表。中田浩二強化担当の新FD抜擢、中後雅喜コーチの監督就任、本山雅志アカデミースカウトと羽田憲司・パリ五輪代表コーチのコーチ就任が決まった。これが選手・サポーターの動揺を最小限にとどめる道筋になるのか。まずはそこに注目したいものである。

(取材・文/元川悦子)

(後編へつづく)


 10月の代表ウイークに突入し、7・8日にオフを取っている鹿島アントラーズ。9日からラスト6戦に向けて再始動する予定だったが、8日夜の時点でもまだ新体制の発表がなく、周囲をやきもきさせていた。

 一部メディアでは、中後雅喜コーチが暫定的に指揮を執り、中田浩二強化担当がFDに昇格するという報道が流れていたが、その方向で本決まりになった。9日朝には中後監督、中田FDの就任が正式発表され、さらに本山雅志・羽田憲司両コーチの入閣も明らかにされた。まさに圧倒的強さを誇った2000年代を知るOBをズラリと並べた人事ということになる。

「クラブは本日から中後雅喜監督、本山雅志コーチ、羽田憲司コーチ、強化責任者に中田浩二FDという体制で新たなスタートを切ります。まずは、今シーズンのリーグ戦残り6試合をクラブ一丸となって戦い、勝利のため、選手の力を最大限発揮させることに集中していきます。

 また、中長期的な視点に立った強化戦略が求められていることも理解しており、強化部門の先頭に立つ中田FDをしっかりとサポートするとともに、勝利を追求するという伝統を守りながら、チームを成長、発展させていく必要があります」と小泉文明社長はコメントを出しているが、本当に長期的ビジョンで強化体制をテコ入れできるのか。まさに鹿島は大きな岐路に立たされていると言っていい。


■求められる現場の陣容の整理と修正


 ただ、鹿島やセレッソ大阪、松本山雅など複数クラブで指導し、パリ五輪代表でも修羅場をくぐってきた羽田コーチ以外はみな経験不足なのは紛れもない事実だ。

 まず中後コーチは昨年、JFA公認S級ライセンス講習会を受講したばかり。2018年から東京ヴェルディのアカデミーで指導はしていたものの、トップチームの指導に携わるのは今年が初めて。そういう人材にいきなり指揮官を任せるのは「ハードルが高い」と見る向きがあるのも当然だ。

 鹿島は2022年にもレネ・ヴァイラー監督(現セルヴェット)更迭直後、プロチームを率いたことがなかった岩政大樹監督(前ハノイFC)の昇格に踏み切っている。その結末はご存じの通り、わずか1年半での事実上の解任。最終順位は5位と傍目から見ると悪くなかったが、岩政監督は無冠の責任を追うことになった。

 この時、「OBの使い捨てはやめてほしい」といった声がSNS上でも数多く散見されたが、中後コーチが同じ道を辿るようなことがあってはならない。いかにして現場の陣容を整え、修正を図っていくのか。まだAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を目指せる位置にいる今だからこそ、彼に託すもの、目標設定を今のうちに明確にしておく必要がある。

 中田FDにしても、2014年限りで現役を退いた後、クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)としてスポンサー、サポーター、行政機関などとクラブをつなぐ役割を担ってきた。本人もビジネス・マネージメント領域に進むつもりで、筑波大学大学院で学んだほどだ。

 約10年間、現場に携わる意思はなかったようだが、吉岡宗重前FDに偏りがちだった強化部門のテコ入れ図るべきだと考えたクラブ側から昨年末に異動の話があり、本人も悩みに悩んだうえで受託した経緯がある。今季は強化担当として一歩を踏み出し、練習・試合に全て帯同し、チームの状態を逐一チェックしてきた。

 そういう意味では、ランコ・ポポヴィッチ監督就任後のチーム状態を誰よりもよく分かっている人材と言えるが、いかんせん強化担当経験が少ない。そこには一抹の不安がないとは言い切れない。昨夏、鹿島入りした石原正康氏、今年から加わった山本修斗氏とともに「組織力」で苦境を乗り切っていくべきだ。


■「鹿島の存在意義は勝利」


 選手たちが今季終盤の戦いに集中できるような環境作りを進めていくことは、今の鹿島にとって最重要テーマ。そのうえで、彼らは2025年以降のベストな陣容も考えていくことが肝要だ。中後監督が継続するのか、OBの鬼木達監督(現川崎)やパリ五輪代表を率いた大岩剛監督らを招聘するのかは未知数だが、監督をコロコロ変えていたらチームの強固な基盤は築けない。過去5年間で5人も監督が代わったことを踏まえ、彼らは同じことを繰り返してはいけないのだ。

 小泉文明社長は「鹿島の存在意義は勝利」としばしば語っているが、多くのサポーターからタイトルを求められ、それが叶わなければすぐに監督のクビを切るという悪循環を続ける限り、監督の引き受け手がなくなる恐れもある。クラブとしてこの先、どういう方向に進むべきなのかを今こそしっかりと考え、ビジョンを提示していくべきだ。

 とにかく、モヤモヤ感の続く現状をいち早く打破し、クリアな状態にすることを多くの人々が強く求めている。それを小泉社長らクラブ幹部には今一度、強く認識してほしい。

(取材・文/元川悦子)

2024年10月9日水曜日

◆J1鹿島、ポポヴィッチ監督契約解除と吉岡FDの退任が「妥当」である理由(Qoly)






FDと監督の退任はセットであり、どちらか片方がクラブに残る選択肢はなかったものと思料。

つまり、ポポヴィッチ契約解除が先ではなく、吉岡FDの退任が先に来て、それに伴う同時契約解除が今回の人事であると認識している


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◆J1鹿島、ポポヴィッチ監督契約解除と吉岡FDの退任が「妥当」である理由(Qoly)





鹿島サポーター以外は吉岡宗重FD退任に驚き


10月6日に鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が契約解除、吉岡宗重フットボールダイレクター(FD)が退任となった。

この時点でリーグ4位。そして直近のリーグ戦ではアルビレックス新潟に4-0の快勝だったため、鹿島サポーター以外からは衝撃の人事として受け止められ、なぜ契約解除?この成績ならば来季も続投ではないか?と驚きのリリースとなった。

今回の契約解除については理解でき、致し方ないものと受け止める第三者の視点で契約解除と退任理由を述べていきたい。

まず大前提として、ポポヴィッチ監督の契約解除以上に、吉岡FDの就任以降、鹿島は3季連続国内無冠であり、もう後がない状況であったこと。ここが重要なポイントである。

レネ・ヴァイラー、岩政大樹、そしてポポヴィッチと、招聘した監督で失敗を重ね、後がない状況。そんな中で今季無冠が確定したため、吉岡FDの責任が問われるのは当然。また、吉岡FDの退任が確定したならば招聘したポポヴィッチも同時にクラブを去る状況であること、ここまでは当然の流れである。FDと監督の退任はセットであり、どちらか片方がクラブに残る選択肢はなかったものと思料。

つまり、ポポヴィッチ契約解除が先ではなく、吉岡FDの退任が先に来て、それに伴う同時契約解除が今回の人事であると認識している。

クラブの伝統から大きく異なる、ヨーロッパ人監督であるヴァイラーで失敗。クラブOBの岩政で失敗。最後は自身の大分時代コネクションであるポポヴィッチを呼び、傍から見たらこれが最後のチャンスだった。吉岡FDからしてもポポヴィッチ監督は最後の切り札だったのだろう。その最後の切り札・最後のチャンスで無冠が確定したならば退任は必然。

鹿島はリーグ戦4位ではあるものの、先日の天皇杯ベスト8のヴィッセル神戸戦、鹿島は主力で挑んだにもかかわらず、完全控えメンバーの神戸に0-3の完敗を喫してタイトルを逃した。

そしてリーグ戦では、残留争い中の湘南ベルマーレに0-2から3-2という鹿島の歴史においてではかなり珍しい大逆転負けを喫して優勝争いが絶望的な状況となった。

何より、今季は主力固定で引き出しがないがゆえに、主力を酷使した結果、サイドバックの濃野公人が今季絶望の大怪我となった。これがこの一か月で立て続けに起きた事象である。

以上、リーグ優勝は絶望、ルヴァンは3回戦敗退、天皇杯はベスト8敗退に終わり、またも無冠確定の状況。結果もさることながら続投で2年目に挑ませても何も積み上げられなそうで、引き出しが無く主力固定化の内容を踏まえると、シーズン途中の契約解除という時期については議論の余地はあるものの、どうあがいても今季限り一年で首切りコースなのは確定だと思っていた。

そのため、今季いっぱいまで指揮をとるか否かの違いはあれど、ポポヴィッチと今年限りで契約解除に至ったこと自体は納得をもって受け止めている。過去、FC東京においてもセレッソ大阪においても「長期政権を任せられるほどの実力を持つ監督ではない」と私は評価しているため、鹿島としてもここが限界だろう。

そういう意味では、何故ポポヴィッチを招聘したのかという話だが、これは吉岡FDとの大分時代のコネ人事でしかなさそうなので吉岡氏と同時に退任なのも致し方ない。どちらかが残るわけにはいかず、一蓮托生の人事であった。


限界の見えた監督に複数年任せても未来はない


ポポヴィッチに来季続投の希望を望むサポーターもいるだろうが、ポポヴィッチに限らず、限界の見えた監督に何年も任せたところで結果は出ない。

「長い目で、中長期的視点で」とダラダラ任せて傷口広げるのは愚の骨頂。よって、見誤ったことに気付いて早期に解任すること自体は当然の人事である。

ことポポヴィッチについては来季続投させてもこの主力固定化・主力疲弊の現状が続く可能性は高く、積み上げは乏しい。主力固定の弊害で最たるものは前述の濃野の大怪我だが、鈴木優磨の酷使による不調も顕著だと感じている。もちろん、主力と控えメンバーの実力差がありすぎるからポポヴィッチのスタメン固定化采配もやむなしと捉えるサポーターも一定数いるだろうが、その戦力編成も含め吉岡FDの仕事が問われる点であり、結局は責任を問われ、退任に繋がるのは同じだ。

佐野海舟が残ってたらもう少し違った戦いで順位も変わっていただろうが、海外移籍はどのクラブも同じ条件なのでそれは言い訳にならない。

結果、ポポヴィッチ監督の限界、吉岡FDの限界が露呈したため、両者ともここで終結となること自体は理解はできる。

ただし、後任選びで同じ失敗を繰り返さないことがマストである。同レベルの監督を呼んだら全く意味がないが果たしてどうなるか。監督どころかFDを一新したため、鹿島としては次の一手が極めて重要となる。

ライター名:中坊

紹介文:1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2023年終了時点で962試合観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている(本記事は一週間後、中坊コラムに転載します)。

◆【鹿島】5年で5人の監督交代、定まらないサッカースタイル…鹿島は一体、どこへ行く(ニッカン)






9月のゲーム形式の練習中、ポポビッチ監督がある選手にトラップの仕方を身ぶり手ぶりで注意したことがあった。その選手は監督と目も合わさず、聞いているか聞いていないか分からないような態度を見せていた。その光景からも、求心力が失われていることは明白だった。リーグ戦で4位にもかかわらず、解任に踏み切ったのは、選手との「心の距離」が離れすぎたことが大きな要因だと言ってもいい。ポポビッチ監督も約8カ月と短命に終わった。


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◆【鹿島】5年で5人の監督交代、定まらないサッカースタイル…鹿島は一体、どこへ行く(ニッカン)




鹿島アントラーズが、今季就任したランコ・ポポビッチ監督を電撃解任した。

昨季は岩政大樹監督が5位でフィニッシュしたが続投せず。ポポビッチ監督も4位だったがシーズン途中で解任された。

ポポビッチ監督は、細かい戦術を落とし込むというよりモチベータータイプ。練習場で「ブラボー」の言葉がよく飛び交っていた。シーズン序盤は、FWの知念慶をボランチにコンバートするなど、ポポビッチ流采配で結果を出してきたが、選手を固定して起用することで、夏場から急失速。分かりやすい戦術的解決策を選手に提示することはなく、出場機会が少ない選手からは不満も芽生えていった。

9月のゲーム形式の練習中、ポポビッチ監督がある選手にトラップの仕方を身ぶり手ぶりで注意したことがあった。その選手は監督と目も合わさず、聞いているか聞いていないか分からないような態度を見せていた。その光景からも、求心力が失われていることは明白だった。リーグ戦で4位にもかかわらず、解任に踏み切ったのは、選手との「心の距離」が離れすぎたことが大きな要因だと言ってもいい。ポポビッチ監督も約8カ月と短命に終わった。

かつての鹿島は、堅守とロングボールを起点にしたカウンター、セットプレーの強さを武器に20冠のタイトルを獲得。「常勝軍団」と称されてきた。明確な戦い方からどの選手が出ても同じ戦いができる「だれが出ても鹿島」、流れが悪くてもセットプレーの1発で得点し粘り強い守備で逃げ切るスタイルは「鹿島る」。サポーターからこのような呼称も生まれた。この戦い方は、対戦相手にしたら最も怖く、厄介なものだと言っていい。

だが、他クラブが現代サッカーで結果を残す中、鹿島もサッカースタイルの「リフォームではなく建て替え」を目指し、20年にザーゴ氏を招聘(しょうへい)した。当時のJリーグは川崎フロンターレや横浜F・マリノスが圧倒的なボール保持率で超攻撃的なサッカーでタイトルを独占。現代サッカーを取り入れようとする鹿島の挑戦でもあった。

しかし、である。ポゼッションサッカーへかじを切るならば、「止める・蹴る」の技術、くさびを受けて前を向く技術、スペースを認識するサッカーIQ、スピードとフィードが武器のセンターバック、ゴール前で高確率で仕留めきるFWの存在は欠かせない。

ザーゴ氏が就任した際も、ポゼッションサッカーに適した選手がそろっていたとは言い難かった。ザーゴ氏は成績不振と戦術のブレから、21年4月に1年4カ月で解任された。相馬直樹監督が後を継ぐも残りシーズンを受け継ぎ契約満了となった。

22年はクラブ初の欧州出身のレネ・バイラー監督が指揮を執ったが、こちらも、チームマネジメントを理由に夏に解任された。22年夏から23年は岩政大樹監督が指揮。「ポゼッション」と「カウンター」の双方を引き出しをチームに落とし込もうとしたが、結果が伴わず23年を持って退任した。そして、今季就任したポポビッチ監督も10カ月の短命だった。

5年間で5人の監督が入れ替わった。「建て替え」を目指すものの。更地に柱を数本刺しては、再び更地に戻す作業が続く。サッカー関係者からは「ザーゴ監督やバイラー監督を、もっと長く見ても良かったのではないか」と同情の声が上がるほどだ。

かつての鹿島は、高卒や大卒の選手が、あこがれるクラブで、「ドラフト1位級」の選手を獲得できていた。だが、今は高卒から直接海外に行く選手も増え、鹿島が他クラブとの競合を制して獲得する選手が少なくなったのも事実だ。さらに、加入しても頭角を現したらすぐに海外に移籍するサイクルが一層、速まっている。選手をそろえるのも大変だ。

ポゼッションサッカーを取り入れるなら、ユースも含めその戦術に合う選手をそろえ、練習から選手の技術を向上させることが不可欠だ。1年で結果を出せるほど甘いものではない。

サッカーのサイクルは回る。今季はポゼッションスタイルの川崎F、横浜が今季は低迷。かつての鹿島と似たスタイルを貫く町田ゼルビアが首位争いに食い込んでいる。ここ数年の鹿島を見ていると、「うまくてキレイなサッカーをしよう」とするあまり、かつての「他クラブが嫌がる強さ」がなくなってしまっている感じが否めない。

強化部は、吉岡宗重フットボールダイレクター(FD)が退任し、鹿島のレジェンド、中田浩二氏が強化の最高責任者を担うことが確実だ。新体制で、どんなサッカースタイルを目指すのか? 「優勝」にこだわるあまり、短期間で監督を取っ換え引っ換えしていれば、また、更地に戻るのは目に見えている。この5年を空白にしないためにも、次こそは…と願わざるを得ない。鹿島よ、どこへ行く-。【岩田千代巳】



2024年10月7日月曜日

◆鹿島 今季も無冠危機でポポヴィッチ監督を電撃解任…後任候補は鬼木氏&大岩氏ら(スポニチ)






 今季終了まではクラブOBの中後雅喜コーチ(42)が暫定的に指揮を執る見通し。来季からはOB路線を推し進める方針のようで後任にはパリ五輪代表監督として日本を8強に導き、鹿島の指揮官として18年にACL初制覇へ導いた大岩剛氏(52)、川崎Fの黄金期を築いた鬼木達監督(50)らが候補に挙がりそうだ。


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◆鹿島 今季も無冠危機でポポヴィッチ監督を電撃解任…後任候補は鬼木氏&大岩氏ら(スポニチ)





 鹿島は6日、ランコ・ポポヴィッチ監督(57)を解任したと発表した。前日の新潟戦に4―0と快勝した直後の電撃人事となったが、クラブ側は「今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果」と説明。ミリッチ・コーチとの契約を解除し、22年から強化責任者を務めていた吉岡宗重フットボールダイレクター(46)が退任することも発表された。

 ポポヴィッチ監督は今季から就任。クラブ伝統の戦う姿勢を徹底させ、縦に速いスタイルで前半戦は首位争いを演じたが、主力の移籍や疲労が蓄積した夏場以降は失速。首位・広島と勝ち点12差の4位。16年以来のリーグ制覇は厳しい状況で、ルヴァン杯は3回戦、天皇杯は準々決勝で敗退した。シーズン途中での解任劇となったが、関係者によれば、求心力を失ったことも解任の大きな引き金で来季を見据えれば、一日も早く舵(かじ)を切る選択に至った。

 今季終了まではクラブOBの中後雅喜コーチ(42)が暫定的に指揮を執る見通し。来季からはOB路線を推し進める方針のようで後任にはパリ五輪代表監督として日本を8強に導き、鹿島の指揮官として18年にACL初制覇へ導いた大岩剛氏(52)、川崎Fの黄金期を築いた鬼木達監督(50)らが候補に挙がりそうだ。主要タイトル20冠を誇る超名門が再び岐路に立たされた。

◆J1鹿島に激震、ポポヴィッチ監督の電撃解任発表「非常に残念」 ラスト6試合で異例の決断(FOOTBALLZONE)






 J1鹿島アントラーズは10月6日、ランコ・ポポヴィッチ監督との契約を解除すると発表した。後任人事については、正式決定次第、明らかにされる。クラブによると「今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果」としている。


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◆J1鹿島に激震、ポポヴィッチ監督の電撃解任発表「非常に残念」 ラスト6試合で異例の決断(FOOTBALLZONE)





クラブ公式リリースで発表

 J1鹿島アントラーズは10月6日、ランコ・ポポヴィッチ監督との契約を解除すると発表した。後任人事については、正式決定次第、明らかにされる。クラブによると「今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果」としている。

 鹿島は昨季5位でシーズンを終え、巻き返しへ大分トリニータ、FC町田ゼルビア、FC東京、セレッソ大阪などの監督を歴任したポポヴィッチ監督を招聘。今季は開幕から不安定な成績が続いたが、第10節以降、11試合負けなしと一時は浮上気配を見せた。

 しかし後半戦に入ると再び成績が低下。第27節の浦和レッズ戦から5戦未勝利が続き、直近のアルビレックス新潟戦(アウェー)では4-0と快勝も、クラブは「今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果」として、指揮官の解任に踏み切った。

 監督解任に伴い、ミラン・ミリッチコーチも契約解除に。また、2022年から強化責任者を務める吉岡宗重フットボールダイレクターに関しても、「これまでの取り組みと今後の方向性を協議した結果、双方合意のもと退任することとなりました」と発表した。

 鹿島は現在、勝ち点53の4位。1試合消化試合が多い首位ヴィッセル神戸とは同11差離されている。上位進出の可能性は残されているなか、ラスト6試合で指揮官交代という異例の決断となった。

 ポポヴィッチ監督のコメントは以下のとおり。

「偉大なアントラーズファミリーの一員として日々を過ごせたことを、誇りに思います。クラブに対する私の姿勢や愛情、情熱そして献身は、私が自分自身の家族に対して接するのと全く同じです。スタートした仕事を最後までやりきれなかったことは非常に残念ですが、クラブの決断を尊重します。

 ただ、クラブの大きな財産である選手たちは我々が手にしたかったもの、一緒に手にすることができなかったものを獲得できるところまで成長してくれたと思います。いつも意見交換をしてくれた吉岡さん、素晴らしい選手たち、支えてくれたコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、そしていつでも我々にエネルギーと愛情を注いでくれ奮い立たせてくれたサポーターの皆さん、すべての方々に感謝の気持ちで一杯です。poštovanje(リスペクト)、アントラーズファミリー」

(FOOTBALL ZONE編集部)



2024年10月6日日曜日

◆鹿島 今季最多4発でトンネル脱出! 新システム3バック機能し7戦ぶり白星(スポニチ)






指揮官はクラブ伝統の4バックから3バックに変更。濃野不在の右サイドには中盤が本職の樋口を起用した。「“攻撃的にいくぞ”というチームに送るメッセージでもあった」。


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◆鹿島 今季最多4発でトンネル脱出! 新システム3バック機能し7戦ぶり白星(スポニチ)



明治安田J1第33節   鹿島4―0新潟 ( 2024年10月5日    デンカS )


 明治安田J1リーグは各地で6試合が行われ、4位の鹿島は敵地で新潟に4―0で大勝した。3バックの新システムが機能し、MF樋口雄太(27)の2得点1アシストの活躍などで7試合ぶりの勝利を挙げた。3位の町田は川崎Fに1―4で今季初の逆転負けを喫し、優勝争いから一歩後退した。

 鹿島がトンネルを抜けた。今季最多4得点の圧勝。コンパクトな守備で主導権を奪い、速攻やセットプレーから得点を重ねた。ポポヴィッチ監督は「一体感を持って戦えていた」と7試合ぶりの勝利をかみしめた。

 前半戦は首位争いを演じるも夏場を過ぎて失速。貴重な得点源だったDF濃野は前節の湘南戦で負傷離脱した。逆境の中、指揮官はクラブ伝統の4バックから3バックに変更。濃野不在の右サイドには中盤が本職の樋口を起用した。「“攻撃的にいくぞ”というチームに送るメッセージでもあった」。その樋口は前半15分に今季初ゴールを決めるなど2得点1アシスト。采配が的中した。樋口は「みんなの諦めない姿勢が今日の結果につながった」と言った。



2024年10月5日土曜日

◆【鹿島】ポポヴィッチ監督が新潟戦へ決意…濃野の負傷も語る「複数失点を続けているのは課題」(サカノワ)






「いいパフォーマンスを続けた選手が抜けることで、影響が全くないとは言えません。防ぎようのないケガであったとも認識しています。筋肉系のケガであれば、コントロールしたり、未然に防げたかもしれません」

 試合中のコンタクトが原因である関節系のケガであり、こうしたアクシデントを防ぐことは難しいという見解も示した。


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◆【鹿島】ポポヴィッチ監督が新潟戦へ決意…濃野の負傷も語る「複数失点を続けているのは課題」(サカノワ)



「支えてくださっている方たちに恩返しをして、リスペクトを示すには、全力を出し切る姿を見せること。そこに集中します」


[J1 33節]新潟 – 鹿島/2024年10月5日14:00/デンカビッグスワンスタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が10月4日、翌日のアウェーでのアルビレックス新潟戦に向けて抱負を語った。

 湘南ベルマーレに2点先取しながらも劇的な逆転負けを喫し、リーグ戦6試合未勝利で優勝争いから完全に脱落した。しかも2ゴールを決めた濃野公人が右ヒザ半月板損傷により長期離脱を強いられることになった。

 なかなか負のスパイラルを断ち切れずにいるが、そんな雰囲気を変えようと熱い声援をかけてくれるサポーター、「スーパーマーケットで会ってもポジティブな声を掛けてくれます」という温かいファンに感謝をしていた。

「皆さんの想いに応えるためにも結果を残さないといけない。勝利から遠ざかっている理由は一つではありません。ケガ人が出ていることに加え課題があります。そのなかで全てを出し切って、結果を残したい。支えてくださっている方たちに恩返しをして、リスペクトを示すには、全力を出し切る姿を見せること。そこに集中したいです」

「ここ数試合、複数失点を続けているところは修正しなければいけません。もちろん、ただ失点をしたくないからと受け身になるのは、私たちの戦い方ではありません。むしろ、もう一歩、二歩でも制限をかけてプレッシャーをかけていく。精度の高いプレーをさせない、そういうところを確認しました。チームの求めること、やり方をしっかり再確認し、ピッチの上で示さなければいけないと思います」

 あくまでも新潟のポゼッションスタイルへの対応以上に、「自分たちのやるべきことを再確認する」ことに時間をかけてきた。指揮官は「複数失点を重ねているところで、今までやってきたことを確認するために時間を使いました」と強調していた。

 また、濃野の負傷による離脱について、ポポヴィッチ監督は「選手をケガで欠くのは本人はもちろん、チーム全員が悲しく思っています」と悔しそうに語り、次のように続けた。

「いいパフォーマンスを続けた選手が抜けることで、影響が全くないとは言えません。防ぎようのないケガであったとも認識しています。筋肉系のケガであれば、コントロールしたり、未然に防げたかもしれません」

 試合中のコンタクトが原因である関節系のケガであり、こうしたアクシデントを防ぐことは難しいという見解も示した。

「ケガをしたことは取り戻せず、いかに彼の分までしっかり戦っていくかがすごく大切になります。キミ(濃野)自身もこれだけ連戦を戦ったのは初めてでした。シーズン序盤に3枚目のイエローカードを受けてから、カップ戦で試合を重ね、カードを気にしながらプレーする難しさのなかでいいパフォーマンスを見せていました。彼に代わって入る選手は非常にモチベーションが高く、キミより自分が優れているんだというパフォーマンスを見せてくれるはずです。今週のトレーニングでのパフォーマンスはとても良かったですし、現在いるメンバーでベストを尽くすことが大切になります」

 リーグ7試合ぶりの勝利なるか。新潟対鹿島の一戦は10月5日14時から、デンカビッグスワンスタジアムで行われる。



2024年10月1日火曜日

◆鹿島監督「10回ファウルされてカードが出るのは」 敗戦への影響否定も…判定に切実な訴え(FOOTBALLZONE)






「10回ファウルされた後にカードが出るのは、やはり判断としては良くない。レフェリーがジャッジしなければいけないのは、それが戦術的なファウルなのか、そしてどういう状況で行われたファウルなのか、どれだけのインテンシティがかかったファウルなのか、そういうところをしっかりと見極めてほしい」


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◆鹿島監督「10回ファウルされてカードが出るのは」 敗戦への影響否定も…判定に切実な訴え(FOOTBALLZONE)




ポポヴィッチ監督「私にとって大切なのは、同じ基準で吹かれていたか」


 鹿島アントラーズは9月28日、J1第32節で湘南ベルマーレとアウェーで対戦し、2-3で逆転負けを喫した。リーグ戦では6試合未勝利。ランコ・ポポヴィッチ監督は「判定に関して納得いかない部分もありましたけれど、それがあったから今日我々が結果を出せなかったという試合ではなかった」と振り返った。

 残留争いのなか立ち上がりから激しく入ってきた湘南に対し、ポポヴィッチ監督は拳を振り上げて抗議する場面も。ファウルを取ってもらえない、警告が出ないことに苛立っているようにも見えた。1失点目の場面でもFW鈴木優磨が倒れたが笛は吹かれず、そこからつながれると湘南FW鈴木章斗のゴールを許した。

 それでもやはり強調したのは「このジャッジが結果に影響したとは私は言いたくない」ということ。身振り手振りでの抗議についても「映画館で映画を見るわけではないので、その場で起こったことに対して自分が納得いかなかったら、そこに対して反応する、抗議するというのは当たり前のこと」と説明した。

 一方で“判定の基準”についてはチクリ。「私にとって大切なのは、同じ基準で吹かれていたかどうか。どちらかに同じようなシーンでファウルが吹かれて、ファウルが吹かれないとなると、おかしいなとは思います」。以前の試合でも「基準がブレていた」と語るなど、審判団のレベル向上を強く訴えている。

「10回ファウルされた後にカードが出るのは、やはり判断としては良くない。レフェリーがジャッジしなければいけないのは、それが戦術的なファウルなのか、そしてどういう状況で行われたファウルなのか、どれだけのインテンシティがかかったファウルなのか、そういうところをしっかりと見極めてほしい」

 2-0からの逆転負け、そして6試合未勝利という状況。試合後の選手たちは肩を落としてバスに乗り込んだ。それでもポポヴィッチ監督は「選手たちは非常にね、最後までよく戦ってくれた。次の試合に向かって、ここで出た課題を修正しながら、顔を上げて戦っていきたい」と、残りの7試合へ前を向いていた。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



◆新人SBなのに9ゴール…指揮官も絶賛「ゴール前での嗅覚がある」 鹿島22歳の潜在能力(FOOTBALLZONE)






 そして「キミ(濃野)に関してもストロングだけではない。課題もあるが、そこだけに目をやると彼の良さは出ない。彼の成長を妨げることになる。あれだけ能力、ポテンシャルのある選手ですからね。課題があっても私は使っていきたいと思っています。クラブの未来を考えたら使っていくべき選手、使うべき選手だと思っています」と起用を続ける理由を説明した。


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◆新人SBなのに9ゴール…指揮官も絶賛「ゴール前での嗅覚がある」 鹿島22歳の潜在能力(FOOTBALLZONE)


濃野公人が2ゴール…ポポヴィッチ監督「今日も良いゴールを決めてくれた」


 鹿島アントラーズは9月28日のJ1第32節で湘南ベルマーレと対戦し、前半27分までに2点をリードも、その後に3失点して2-3の逆転負けを喫した。8月7日に行われた第25節の鳥栖戦に3-0で勝利して以降、リーグ戦は6試合で3分3敗と未勝利が続いている。

 そんなチームにとって明るい話題といえば、DF濃野公人の存在だろう。今シーズンの大卒ルーキーは右サイドバックながらもチームのエースであるFW鈴木優磨に次ぐ得点数を重ねている。この湘南戦でも前半22分にCKからDF関川郁万が流したボールをゴール前で押し込むと、その5分後には鈴木へ縦パスを出してゴール前に侵入。リターンパスを受けて右足でゴールを射抜いた。

 プロ初となる1試合2ゴールの濃野は今季のリーグ戦通算ゴール数を9に伸ばして、クラブの新人最多ゴール記録を更新。さらにルーキーでの2桁ゴールにも王手をかけた。

 ランコ・ポポヴィッチ監督は、自身が抜擢している濃野について「非常に才能があってポテンシャルのある選手。前に出ていくフィーリング、スペースを感じる嗅覚やゴール前での嗅覚があります。今日も良いゴールを決めてくれたと思っています」と評価。一方でまだチームの中心選手たちに引っ張られている存在であることを強調した。

「ただ、彼も今年がプロ1年目で、これだけ試合に出続けた経験はありません。そういう選手が師岡(柊生)、名古(新太郎)、知念(慶)もそう。彼らは軸になる選手たちをサポートしていく役割の選手たちだと思っています。その意味では、チームの軸になる選手たちが良いパフォーマンスをしていたから、あれだけ活躍してくれていました」

 そして「キミ(濃野)に関してもストロングだけではない。課題もあるが、そこだけに目をやると彼の良さは出ない。彼の成長を妨げることになる。あれだけ能力、ポテンシャルのある選手ですからね。課題があっても私は使っていきたいと思っています。クラブの未来を考えたら使っていくべき選手、使うべき選手だと思っています」と起用を続ける理由を説明した。

 とはいえ「キミはチームを引っ張り、プレッシャーを跳ねのけるという存在では、まだありません。チームが彼を生かしていけているからこそ、彼がここまで結果を出せている要因だと思う」とコメント。実際にこの日も後半20分に許した同点ゴールの際、DF畑大雅に対応しきれないなど、守備面では粗さも目に付いた。そうしたところに目をつむりながらも、彼のポテンシャルにかけているということなのだろう。

 ポポヴィッチ監督は「今日の試合も2-0でリードしながら逆転負け。3点目を我々が決めきれなかったことも、結果を出すにあたっては足りなかったところ。3点目を決めて、相手の心を折ること、そして失点をしないこと。それをしなければいけない試合だった。全員で何ができなかったか、何がよくなかったかはしっかりと共通理解をもって確認しながら次に向かいたい」と、一人の活躍に焦点をあてるのではなく、チーム全体に目を向けることの必要性を強調した。

(河合 拓 / Taku Kawai)


2024年9月29日日曜日

◆【鹿島】優勝争いから脱落…ポポヴィッチ監督「失点した時間帯が悪かった。共通理解を持って締めなければいけなかった」。湘南に2-3逆転負け(サカノワ)






 首位のサンフレッチェ広島がFC町田ゼルビアに勝って勝点62に伸ばし、またヴィッセル神戸が浦和レッズに勝利して同61で2位に浮上。アントラーズは優勝争いから脱落し、今季の無冠が確実となってしまった。


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◆【鹿島】優勝争いから脱落…ポポヴィッチ監督「失点した時間帯が悪かった。共通理解を持って締めなければいけなかった」。湘南に2-3逆転負け(サカノワ)



「我々にとって悔しい敗戦になりました」


[J1 32節]湘南 3–2 鹿島/2024年9月28日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ32節、鹿島アントラーズは濃野公人が2ゴールを先取しながら、そのあと3失点を喫して、湘南ベルマーレに敗れた。首位のサンフレッチェ広島から12ポイント差となり、完全に優勝争いから脱落した。

 鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は試合後の記者会見で、「我々にとって悔しい敗戦になりました」と肩を落とし次のように続けた。

「試合の入りは悪くなく、2点奪うことができました。しかし(前半終了間際の)失点した時間帯がとても悪く、クローズしなければいけないところで取られてしまいました。チームで共通理解を持ってしっかり締めなければいけませんでした」

「チャンスは作れていましたが決定機をモノにできず、相手はミスを逃さず、得点につなげていきました。悔しい試合になりましたが、こうした状況を変えられるのは自分たち次第です。最後までよく戦ってくれましたが、次の試合へ、ここで出た課題を修正し、顔を上げて向かっていきたいと思います」

 そのように指揮官は勝負どころの見極めについて言及した。

「前日からいい雰囲気で練習できて、この一戦に懸ける強い思いが感じられました。しかし、それを結果につなげられませんでした。最後まで戦い切り、この試合で勝つという強い気持ちは感じられました。そこは良くやってくれたと思っています」

 ポポヴィッチ監督は選手たちの健闘を称えた。

 また、緩慢な守備が続いたのではないか。そういった指摘を受けると、ポポヴィッチ監督は決してそんなことはないと語った。

「そこは多く難しく考える必要はないと考えます。試合展開を振り返ってみると、前半頭のところで、クサビを作られましたが、そこから使わせない対応もできていました。ハヤ(早川)のビッグセーブ以外はコントロールできていました。(2-2になってからは)点を取って勝たなければいけない、そのためにオーガナイズが崩れました。あとは簡単なミスから失点しないこと。その修正はしていきたいです。もちろん、どのような展開でも組織を崩さず失点しないことが大切です。上手く行った部分と上手くいかなかった部分を整理して修正したいです」

 鹿島は14勝8分9敗の勝点50で4位。5位のガンバ大阪とも並ばれた。

 首位のサンフレッチェ広島がFC町田ゼルビアに勝って勝点62に伸ばし、またヴィッセル神戸が浦和レッズに勝利して同61で2位に浮上。アントラーズは優勝争いから脱落し、今季の無冠が確実となってしまった。



◆鹿島 2点リードも負の連鎖断ち切れずV争い脱落 ポポヴィッチ監督「非常に悔しい試合」(スポニチ)






 ポポヴィッチ監督は「非常に悔しい試合」と振り返り、「相手の1点目を取られた時間帯が非常に悪く、クローズしなければいけない場面で隙を見せてしまった。チームでしっかり共通理解を持たないといけなかった」と敗因を挙げた。


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◆鹿島 2点リードも負の連鎖断ち切れずV争い脱落 ポポヴィッチ監督「非常に悔しい試合」(スポニチ)





明治安田J1リーグ第32節   鹿島2―3湘南 ( 2024年9月28日    レモンS )


 鹿島は湘南に逆転負けを喫し、優勝争いから大きく脱落した。前半22分、27分にDF濃野公人が連続ゴールを決めたが、前半終了間際にカウンターから1点を返されると、試合が暗転した。
 後半は互いに決定機を迎える展開だったが、湘南の勢いにのまれて20分、22分に連続失点。その後はケガから復帰したFWチャヴリッチらを投入するも、3点目は遠かった。

 ポポヴィッチ監督は「非常に悔しい試合」と振り返り、「相手の1点目を取られた時間帯が非常に悪く、クローズしなければいけない場面で隙を見せてしまった。チームでしっかり共通理解を持たないといけなかった」と敗因を挙げた。

 敗退が決まった天皇杯神戸戦から中2日。2点リードを奪いながらも負の連鎖は断ち切れず、リーグ6戦勝ちなしとなった。順位こそ4位のままだが、首位広島の背中は勝ち点12差と大きく遠のいた。「この状況を変えていくのは自分たち次第。我々しか変えることはできない。顔を上げて次の試合に向かっていきたい」と指揮官。トンネルの出口はなかなか見えてこない。



2024年9月28日土曜日

◆【鹿島】湘南戦、チャヴリッチ復帰か。ポポヴィッチ監督「大きな効果を期待できる」「メディカルスタッフと相談して最終的に決めたい」(サカノワ)






ポポヴィッチ監督は「(チャヴリッチは)今日のトレーニングもチームと一緒にこなしています。試合に出られる状態かどうかメディカルスタッフと相談して最終的に決めたいと思います」と、遠征メンバーに帯同するかどうかの明言は避けた。


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◆【鹿島】湘南戦、チャヴリッチ復帰か。ポポヴィッチ監督「大きな効果を期待できる」「メディカルスタッフと相談して最終的に決めたい」(サカノワ)





鈴木優磨への高い“依存”、「チャッキーがいる、(田川)亨介がいる、となれば、相手に与える脅威は変わってくる」。


[J1 32節]湘南 – 鹿島/2024年9月28日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が9月27日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでの湘南ベルマーレ戦に向けて決意を示した。

 現在リーグ戦は5試合未勝利にある。そして25日の天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦はエースの大迫勇也や武藤嘉紀をメンバー外にして完全ターンオーバーしてきた相手に、0-3の完敗を喫した。

 そのなかで負傷からの復帰が待望されるFWアレクサンダル・チャヴリッチの状態について質問を受け、指揮官は湘南戦でのメンバー入りもあり得ると語った。

「チャッキー(チャヴリッチ)は先週からチームに合流して、トレーニングをこなしています。チャッキーにとって大切なのは、ただチームと一緒に練習することではなく、5分でも、10分でも、15分でも、彼の力を発揮できる状態にあるのかどうかです。それが試合で起用されるかどうかの判断基準になってきます」

 ポポヴィッチ監督としても、最前線の鈴木優磨への高い“依存”を認め、プレッシャーが分散されるとともにゴールを奪えるもう一人の柱がいれば、大きな力になるとともに流れも変わるはずだと期待する。

「チームにチャッキーがいる、(田川)亨介がいる、となれば、相手に与える脅威は変わってきます。(鈴木)優磨へのプレッシャーも分散できます。非常に大きな効果が期待できます。いま彼一人前線で体を張ってくれています。隣にそういったことをできる選手がいれば、チームとしての流れがガラッと変わるのは間違いありません」

 ただし再び長期離脱するリスクもおかせない。ポポヴィッチ監督は「(チャヴリッチは)今日のトレーニングもチームと一緒にこなしています。試合に出られる状態かどうかメディカルスタッフと相談して最終的に決めたいと思います」と、遠征メンバーに帯同するかどうかの明言は避けた。

 リーグ戦の大逆転優勝へ。わずかに残る望みをつないでいくためには、救世主の登場が待たれる。チャヴリッチ、あるいは田川の湘南戦での復帰はあるのだろうか。



◆鹿島チャヴリッチ 28日湘南戦で戦列復帰も ポポヴィッチ監督「チームとしてもガラッと変わってくる」(スポニチ)






「チャッキーがいると相手に与える脅威もまた変わってきますし、優磨へのプレッシャーも分散できる。非常に大きな効果をもちろんチームとしても期待できる」と指揮官。「彼一人(鈴木)が前線で体を張ってくれているわけですけれど、隣にそういったことをできる選手がいることで、またチームとしてもガラッと変わってくるのは間違いない」と大きな期待を寄せた。


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◆鹿島チャヴリッチ 28日湘南戦で戦列復帰も ポポヴィッチ監督「チームとしてもガラッと変わってくる」(スポニチ)





 鹿島のポポヴィッチ監督(57)が27日、湘南戦(28日、レモンS)に向けたオンライン取材に応じ、FWチャヴリッチ(30)に言及した。7月20日のFC東京戦で負傷し、左の膝関節および足関節脛腓(けいひ)じん帯損傷と診断されて離脱していたが、先週17日から全体練習に合流。非公開で行われたこの日もフルメニューを消化した。実戦復帰について「彼の力を発揮できる状態にあるかどうかが、試合で起用していく上での判断基準」と慎重な姿勢を示した上で、「メディカルスタッフと相談して最終的に決めたい」と湘南戦でメンバー入りする可能性に含みを持たせた。

 チームは天皇杯敗退が決まり、リーグ戦も5戦未勝利。停滞ムードが漂う中、チャヴリッチの帰還は明るい材料だ。前線はFW鈴木優磨への依存度が高いだけに、「チャッキーがいると相手に与える脅威もまた変わってきますし、優磨へのプレッシャーも分散できる。非常に大きな効果をもちろんチームとしても期待できる」と指揮官。「彼一人(鈴木)が前線で体を張ってくれているわけですけれど、隣にそういったことをできる選手がいることで、またチームとしてもガラッと変わってくるのは間違いない」と大きな期待を寄せた。

 28日に直接対決を行う首位・広島、2位・町田とは勝ち点9差の4位。上位に食らい付くには、目先の勝ち点3を取り続けていくしかない。0―3で完敗した天皇杯・神戸戦から中2日と準備期間は短いが、「自分たちを信じて戦い切ることが大切」と選手たちに再確認。「消極的になり、迷うことが一番良くない。前を見て戦うこと、笑顔を忘れないことも重要」とファイティングポーズを示した。


2024年9月25日水曜日

◆鹿島ポポヴィッチ監督 25日の天皇杯・神戸戦へ「最後の状況判断の精度を高めていく」(スポニチ)






 神戸はリーグ戦4連勝中と好調。指揮官は「この10日間で、今のJリーグで調子の良い2チームとやれることは我々にとっても良いこと」と腕をぶした。前々節14日は首位・広島と2―2で引き分け。難敵相手に総力戦でチームの真価を発揮する。


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◆鹿島ポポヴィッチ監督 25日の天皇杯・神戸戦へ「最後の状況判断の精度を高めていく」(スポニチ)





 鹿島のポポヴィッチ監督(57)が24日、天皇杯準々決勝・神戸戦(25日、ノエスタ)に向けてオンラインで取材対応した。

 リーグ戦は5戦未勝利と苦しむ中で、2年ぶりの4強入りを懸けた一発勝負に臨む。「どんな試合であっても我々は勝利を求められるクラブ。天皇杯に関しても、自分たちの力を100%出して勝つことが大事」と必勝を期した。

 神戸はリーグ戦4連勝中と好調。指揮官は「この10日間で、今のJリーグで調子の良い2チームとやれることは我々にとっても良いこと」と腕をぶした。前々節14日は首位・広島と2―2で引き分け。難敵相手に総力戦でチームの真価を発揮する。

 前節21日の柏戦は攻撃の迫力を欠いて無得点に終わった。「必要以上に気にする必要は全くない」と継続を強調した上で、「コンビネーションで崩していくのか、シンプルに足を振っていくのか、クロスを使っていくのか。最後の状況判断の精度を高めていくことが大切」とポイントを挙げた。

2024年9月23日月曜日

◆【鹿島】ポポヴィッチ監督「隼斗の背後を狙う動きはトップクラス」。柏とのドローで優勝争いから後退も…「自信を失う必要はない」(サカノワ)






「背後のスペースを狙っていくところは、全員に求めています。(仲間)隼斗の背後を狙う動きはトップクラスにあります。ただビルドアップの展開などから、その背後を狙うアクションを生かせない前半になりました。後半は背後を狙う回数も増えました。」


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◆【鹿島】ポポヴィッチ監督「隼斗の背後を狙う動きはトップクラス」。柏とのドローで優勝争いから後退も…「自信を失う必要はない」(サカノワ)





リーグ5試合未勝利…。


[J1 31節]鹿島 0–0 柏/2024年9月21日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ31節、鹿島アントラーズは柏レイソルとスコアレスで引き分けて、首位FC町田ゼルビアとの9ポイント差を詰めることはできなかった。リーグ5試合未勝利と、この1か月完全に足踏み状態に。残り8試合、優勝争いから大きく後退した。

 ランコ・ポポヴィッチ監督は試合後の記者会見で、「もちろん勝点3を取りたかった試合で、それができず非常に悔しいです。今シーズン一番と言えるぐらい強度が高い試合で、そこで巡ってくるチャンスをものにできませんでした。選手たちは最後まで、全力を出し切る姿を見せてくれました。彼らを責めることはできません」と、選手たちの姿勢を評価した。

「背後のスペースを狙っていくところは、全員に求めています。(仲間)隼斗の背後を狙う動きはトップクラスにあります。ただビルドアップの展開などから、その背後を狙うアクションを生かせない前半になりました。後半は背後を狙う回数も増えました。

 一方で相手の良さを出させませんでした。よりチャンスを作りたかったものの、そう簡単にはできませんでした。目の前の試合全て勝っていく姿勢は変わりません。100パーセントの力を出し切ることは続けていきたいです」

 とはいえ、結果を残せなかった。最終ラインをマンマーク気味に対応するなどリスクを冒す戦いもあったのではないかという意見もある。もちろん、前回サンフレッチェ広島戦に続いて前線3枚を軸に攻めるほうが効果的だという考えもある。ただ、いずれにせよ、5試合未勝利となった。

 指揮官は「自信を失う必要はまったくありません。毎試合点を取ることが簡単ではありませんし、チャンスを作り続けていくことが、ゴールをとっていく近道だと思います。毎日の練習で続けていかなければいけません」と語った。

 鹿島は今週25日に天皇杯準々決勝でヴィッセル神戸と、次節28日にリーグ戦で湘南ベルマーレと、いずれもアウェーにて対戦する。

2024年9月22日日曜日

◆鹿島V争い後退、痛恨ドロー 指揮官「勝ちきれず非常に悔しい」攻撃停滞、ギア上げられず(報知)






スタジアムのボルテージが上がる瞬間もついに訪れなかった。MFターレス、FW徳田誉の投入も不発に終わり、無得点のまま試合を終えた。


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◆鹿島V争い後退、痛恨ドロー 指揮官「勝ちきれず非常に悔しい」攻撃停滞、ギア上げられず(報知)





◆明治安田J1リーグ▽第31節 鹿島0―0柏(21日・カシマスタジアム)

 鹿島は柏とスコアレスドローに終わり、優勝争いから後退する痛恨の引き分けとなった。

 序盤からDFラインの配給、ロングキックにミスが目立ったことで、前線4枚の動き出しに勢いが見られず、攻撃が停滞。MF知念慶は傑出のパフォーマンスを発揮していたものの、攻撃面では迫力が見られないまま、シュートわずか2本で前半を折り返した。

 後半もギアは上がらなかった。後半の序盤に柏側が自陣のFKにたっぷりと時間をかけ「引き分けOK」の姿勢を示したものの、アクセルを踏む策を繰り出せず。シュート5本を放ったものの、スタジアムのボルテージが上がる瞬間もついに訪れなかった。MFターレス、FW徳田誉の投入も不発に終わり、無得点のまま試合を終えた。

 試合後のポポヴィッチ監督に笑顔は見られず「勝ちきることができず、非常に悔しい。勝ち点3で終わりたかった。強い気持ちを持って臨んだ試合で、達成できなかった」と唇をかんだ。



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