「チャッキーがいると相手に与える脅威もまた変わってきますし、優磨へのプレッシャーも分散できる。非常に大きな効果をもちろんチームとしても期待できる」と指揮官。「彼一人(鈴木)が前線で体を張ってくれているわけですけれど、隣にそういったことをできる選手がいることで、またチームとしてもガラッと変わってくるのは間違いない」と大きな期待を寄せた。
全文はこちらから
◆鹿島チャヴリッチ 28日湘南戦で戦列復帰も ポポヴィッチ監督「チームとしてもガラッと変わってくる」(スポニチ)
鹿島のポポヴィッチ監督(57)が27日、湘南戦(28日、レモンS)に向けたオンライン取材に応じ、FWチャヴリッチ(30)に言及した。7月20日のFC東京戦で負傷し、左の膝関節および足関節脛腓(けいひ)じん帯損傷と診断されて離脱していたが、先週17日から全体練習に合流。非公開で行われたこの日もフルメニューを消化した。実戦復帰について「彼の力を発揮できる状態にあるかどうかが、試合で起用していく上での判断基準」と慎重な姿勢を示した上で、「メディカルスタッフと相談して最終的に決めたい」と湘南戦でメンバー入りする可能性に含みを持たせた。
チームは天皇杯敗退が決まり、リーグ戦も5戦未勝利。停滞ムードが漂う中、チャヴリッチの帰還は明るい材料だ。前線はFW鈴木優磨への依存度が高いだけに、「チャッキーがいると相手に与える脅威もまた変わってきますし、優磨へのプレッシャーも分散できる。非常に大きな効果をもちろんチームとしても期待できる」と指揮官。「彼一人(鈴木)が前線で体を張ってくれているわけですけれど、隣にそういったことをできる選手がいることで、またチームとしてもガラッと変わってくるのは間違いない」と大きな期待を寄せた。
28日に直接対決を行う首位・広島、2位・町田とは勝ち点9差の4位。上位に食らい付くには、目先の勝ち点3を取り続けていくしかない。0―3で完敗した天皇杯・神戸戦から中2日と準備期間は短いが、「自分たちを信じて戦い切ることが大切」と選手たちに再確認。「消極的になり、迷うことが一番良くない。前を見て戦うこと、笑顔を忘れないことも重要」とファイティングポーズを示した。