日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年4月11日月曜日

◆[プレミアリーグEAST]王者・鹿島ユースが快勝発進、青森山田は流経大柏に3-0勝利:第1節2日目(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?187014-187014-fl

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEAST

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは10日、第1節第2日の3試合を行い、昨年のプレミアリーグEASTとチャンピオンシップで優勝している鹿島アントラーズユース(茨城)は同3位の大宮アルディージャユース(埼玉)と対戦した。鹿島は前半6分、DF荒川弘大朗の右FKをDF井村瞭介が頭で合わせて先制すると、8分にも10番FW須藤翼が加点。このリードを守った鹿島が2-0で快勝した。

 昨年2位の青森山田高(青森)は流通経済大柏高(千葉)と対戦。3-0で快勝した。前半16分にFW鳴海彰人のゴールで先制すると、後半には10番MF高橋壱晟と交代出場MF佐々木友が加点。守っては流経大柏をシュート1本に封じた。

 14年優勝の柏レイソルU-18(千葉)と昇格組の横浜F・マリノスユース(神奈川)との一戦は前半42分にMF薄葉迅人のPKで横浜FMが先制。だが、柏は後半39分にMF中村陸が同点ゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んでいる。

9日には第1節1日目の2試合が行われた。昨年4位の市立船橋高(千葉)が昇格組のアルビレックス新潟U-18(新潟)に4-0で快勝。前半33分と36分にMF野本幸太が連続ゴールを奪った市立船橋は45分にもU-17日本代表DF杉山弾斗が直接FKを決めて加点。後半には交代出場のFW有田朱里がダメ押しゴールを決めた。

 また、FC東京U-18(東京)対清水エスパルスユース(静岡)戦は0-0の後半41分、右CKから交代出場MF鈴木魁人が決めて清水が先制。この1点を守った清水が1-0で勝っている。

 【プレミアリーグEAST第1節】(4月9日)
[味の素スタジアム 西競技場]
市立船橋高 4-0 アルビレックス新潟U-18
[市]野本幸太2(33、36分)、杉山弾斗(45分)、有田朱里(86分)

[味の素スタジアム 西競技場]
FC東京U-18 0-1 清水エスパルスユース
[清]鈴木魁人(86分)

(4月10日)
[アミノバイタルフィールド]
大宮アルディージャユース 0-2 鹿島アントラーズユース
[鹿]井村瞭介(6分)、須藤翼(10分)

[味の素スタジアム 西競技場]
流通経済大柏高 0-3 青森山田高
[青]鳴海彰人(16分)、高橋壱晟(77分)、佐々木友(90分)

[味の素スタジアム 西競技場]
柏レイソルU-18 1-1 横浜F・マリノスユース
[柏]中村陸(84分)
[横]薄葉迅人(42分)

※日程は3月発表、変更あり

◆京都DF高橋祐治がU-23代表候補合宿を辞退…鹿島DF伊東幸敏を追加招集(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?187020-187020-fl



 日本サッカー協会(JFA)は10日、11日より静岡県でトレーニングキャンプを行うU-23日本代表候補の選手変更を発表した。京都サンガF.C.のDF高橋祐治が怪我のため不参加となり、代わって鹿島アントラーズのDF伊東幸敏を追加招集する。

◆【広島】鹿島4発許しアウェーで約1年ぶり黒星(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160410-OHT1T50159.html

 ◆J1第1ステージ第6節 鹿島4―1広島(10日、カシマスタジアム)

 広島は敵地で鹿島と対戦した。0―1の前半38分にFWウタカが4戦連発となる同点ゴールを決めたが、後半3失点。1―4で敗れ、昨年4月12日の名古屋戦(豊田ス)で0―2で敗れて以来約1年ぶりの黒星となった。

 15年4月18日のF東京戦(味スタ)で2―1で勝ってからリーグ戦では17戦13勝4分け(チャンピオンシップ決勝を含むと18戦14勝4分け)と無類の強さを誇っており、敵地では18戦ぶりの敗戦となった。

◆柴崎 頭で今季初ゴール!視察ハリル監督も「うれいいです」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/11/kiji/K20160411012381310.html

明治安田生命 J1第1S第6節  鹿島4―1広島 (4月10日  カシマ)

<鹿島・広島>後半12分、ヘディングでゴールを決める鹿島MF柴崎(右)

 鹿島MF柴崎が、今季初得点となる勝ち越しゴールを決めてチームを大勝へと導いた。 

 1―1の後半12分、左サイドからのMFカイオのクロスを珍しく頭で押し込んだ。「相手(DF)の前に入ることを意識した。全てがマッチした得点だった」と、胸を張った。ヘディングでの得点は昨年3月18日、ACLの広州恒大戦で決めて以来、公式戦2得点目で、J1では初。「いい感覚をつかめた。これからいろいろなパターンを増やしていければ」と話した。

 この試合を視察した日本代表のハリルホジッチ監督は「(柴崎が得点し)うれしかったです。続けてほしい」と、頬を緩めた。3月のW杯アジア2次予選では日本代表から外れたが「一歩ずつ。意識していないことはない」と柴崎。6月のキリン杯での復帰へ向けて、アピールを続けていく。

◆鹿島・柴崎「ヘディングは得意ではないが…」決勝点は珍しく頭で(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160410/jle16041020500025-n1.html

鹿島・柴崎「ヘディングは得意ではないが…」決勝点は珍しく頭で(1)

 明治安田J1第1ステージ第6節(10日、鹿島4-1広島、カシマ)鹿島の技巧派MF柴崎が珍しく頭で決勝点を挙げた。1-1の後半12分、カイオの左折り返しに遠いサイドで反応。高く跳び上がって合わせ「ヘディングは得意な方ではないが、得点パターンを増やしていければ」と貪欲だった。

 今季から背番号10を任され、日本代表への復帰も期待される。この日は巧みなボールさばきだけでなく、球際で激しく戦う姿勢も見せた。石井監督は「守備の貢献度も非常に高い」と高く評価した。

◆鹿島・柴崎、自身リーグ戦初のヘディング弾!「一歩ずつ」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160411/jle16041105030004-n1.html

鹿島・柴崎、自身リーグ戦初のヘディング弾!「一歩ずつ」(1)

 明治安田J1第1ステージ第6節(10日、鹿島4-1広島、カシマ)鹿島のMF柴崎が宙を舞った。後半12分、MFカイオの左クロスに合わせてジャンプ一番。高い打点のヘディングシュートで、豪快にゴールネットを揺さぶった。

 「しっかり飛び込むことを意識した。(クロスとシュートの)すべてがマッチした」

 昨季王者相手に前半は1-1。柴崎は中盤で攻守に奮闘した。後半に入るとより積極的にゴールへの姿勢を見せ、自身リーグ戦初のヘディング弾。今季から背負う「10番」での初ゴールに「これを機に得点パターンを増やしたい」と自覚をみせた。

 日本代表には昨年10月8日のロシアW杯アジア2次予選(対シリア)以降、招集がない。視察したハリルホジッチ監督は「うれしい。(柴崎)岳にとっていい試合だった」と評価。シャイな柴崎も「チームのプレーが一番」と話しながらも「意識しないことはない。まあ、一歩ずつ」と代表復帰への思いを口にした。 (一色伸裕)

◆鹿島2位浮上 昨季王者広島を4発粉砕/鹿-広6節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1629713.html

鹿島2位浮上 昨季王者広島を4発粉砕/鹿-広6節

<明治安田生命J1:鹿島4-1広島>◇第1ステージ第6節◇10日◇カシマ

 3位鹿島が、昨季王者の7位広島を本拠に迎えた。

 先制は鹿島だった。前半8分、今季初先発のFW土居聖真(23)が決めた。DF西のパスを受けて反転して抜け出すと、右から低いクロス。DF塩谷にはね返されたが、クリアボールをワントラップしてから、右足ボレーで突き刺した。

 広島も追いついた。リーグ3戦連発中のFWピーター・ウタカ(32)が塩谷の縦パスで抜ける。DF昌子を簡単にかわすと、右足でゴール左に蹴り込んだ。連発を4試合に伸ばし、塩谷と笑顔でたたえ合った。

 前半は1-1で折り返したが、後半12分に鹿島が勝ち越す。後半開始から投入されたMFカイオが左サイドから浮き球パス。ファーサイドに走り込んだMF柴崎岳(23)が、跳躍から頭を振って押し込んだ。現在は代表から外れているが、均衡を破る一撃に、視察していた日本代表ハリルホジッチ監督と霜田ダイレクターも笑みを浮かべた。

 さらに16分、再び左サイドを突破したカイオがゴールライン際から左足でシュート。GK林はクロスを警戒していたのか反応が遅れ、はじいたボールはゴールネットに飛び込んだ。後半ロスタイム3分にもカイオが左足で決めて、試合は終了。この日は1万9766人が訪れて鹿島のリーグ入場者数が通算700万人に達した中で、4発快勝した鹿島が2位に浮上した。

◆土居&柴崎が今季初ゴール!カイオも2発で鹿島が広島を4発粉砕(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?187011-187011-fl

[4.10 J1第1ステージ第6節 鹿島4-1広島 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームでサンフレッチェ広島に4-1で快勝し、2試合ぶりの白星を挙げた。今季最多となる1試合4ゴール。4勝1分1敗の勝ち点13に伸ばすと、得失点差で浦和を上回り、首位・川崎Fと勝ち点1差の2位に浮上した。

 鹿島は前半8分に今季初先発のFW土居聖真が先制点。ドリブルでPA内右に切れ込み、クロスを入れると、DFに当たったこぼれ球を土居が自ら拾って右足で蹴り込んだ。今季初ゴールの土居は前半20分にもポスト直撃のシュート。惜しくも追加点を逃すと、広島は前半38分、DF塩谷司のスルーパスに抜け出したFWピーター・ウタカが右足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。

 追いつかれた鹿島は後半開始からMF中村充孝に代えてMFカイオを投入。この交代策がハマった。後半12分、カイオの左クロスからMF柴崎岳がヘディングシュート。今季から10番を背負う柴崎の今季初ゴールで2-1と勝ち越しに成功した。直後の16分にはカイオがドリブルでPA内左に進入。縦に仕掛けて角度のない位置から左足を振り抜き、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 3-1と2点差にリードを広げた鹿島はその後の広島の反撃も粘り強く跳ね返し、後半アディショナルタイムにはカイオが自身2点目となるゴールで4-1とダメを押した。広島はACLを含めて公式戦4連勝中だったが、今季ワーストタイの4失点で公式戦7試合ぶりの黒星。リーグ戦では開幕戦以来となる今季2敗目を喫した。

◆鹿島、土居と柴崎の今季初ゴール&カイオ豪快弾などで快勝…広島は7戦ぶりの黒星(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160410/429615.html

 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第6節が10日に行われ、鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島が対戦した。

 前節、川崎フロンターレとの上位対決で多くの決定機を作りながらも1-1のドローに終わった3位鹿島はリーグ戦2試合ぶりの勝利を目指す。6日に行われたヤマザキナビスコカップの名古屋グランパス戦からは3選手を変更し、MF柴崎岳、MF中村充孝、FW金崎夢生が先発起用された。一方、シーズン序盤に苦しんだ昨季王者・広島は公式戦4連勝中と復調。5日に行われ、2-0と勝利したAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のブリーラム戦から4名を入れ替え、MFミキッチ、MF柴崎晃誠、MF宮原和也、FWピーター・ウタカらがスタメンに名を連ねている。

 最初にチャンスを作ったのはアウェーの広島。開始2分、左からのCKにゴール前の千葉和彦がフリーで合わせたが、シュートは枠の上に外れてしまった。すると8分に試合が動く。鹿島は右サイドでパスを受けた土居聖真が巧みな反転で前を向くと、DFを抜き去りエリア内右に侵入。グラウンダーのクロスはDFにカットされたが、こぼれ球を自ら拾うと右足を振り抜き、ゴール右下にシュートを突き刺した。土居のリーグ戦今季初ゴールで鹿島が先制に成功した。

 鹿島は20分にも決定機を迎える。カウンターを仕掛け、左サイドから中村が左足でクロスを上げると、ファーサイドでフリーとなっていた遠藤康がヘディングで折り返す。これに反応した土居が左足で合わせたが、シュートは左ポストを叩き、追加点とはならなかった。

 1-0のまま前半の終盤に差し掛かった38分、広島が試合を振り出しに戻す。ハーフウェイライン付近から塩谷司が前線にパスを送ると、相手DFと入れ替わったウタカがエリア内右に抜け出し、GKとの1対1を制してゴール左隅にシュートを沈めた。ウタカはリーグ戦4試合連続の得点となった。

 追いつかれた鹿島は41分、左サイドで得たFKから柴崎岳がクロスを入れるとファーサイドの昌子源がヘディングで合わせる。しかしこのシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。一方の広島は43分、右サイドからのクロスがエリア内左に流れると、ウタカが右足ハーフボレーで合わせたが、強烈なシュートは左ポストを直撃。逆転とはならなかった。試合はこのまま1-1で前半を折り返す。

 ハーフタイムに中村を下げてカイオを投入した鹿島は57分、エリア内左でボールをキープしたカイオが右足でクロスを供給。ファーサイドに飛び込んだ柴崎岳がヘディングで合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれ、勝ち越しに成功した。柴崎岳はこれが今季初ゴールとなった。

 さらに61分、再びエリア内左でボールを持ったカイオがドリブルで深い位置まで切れ込むと、角度のないところから左足を一閃。強烈なシュートがGK林卓人の手を弾いてネットを揺らし、鹿島がリードを広げる。2点を追いかける展開となった広島は69分、茶島雄介に代えて佐藤寿人を投入した。一方の鹿島は72分、金崎を下げて赤崎秀平をピッチへ送り出す。

 鹿島は後半アディショナルタイム3分、カイオがドリブルで相手陣内を持ち上がると、一度はDFにカットされたものの、これを拾った柴崎岳がエリア内中央のカイオにパス。最後は右足で難なく押し込み、ダメ押しゴールを奪った。試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、鹿島が4-1で快勝。広島は公式戦7試合ぶりの敗戦となった。

 次節、鹿島は16日に敵地で湘南ベルマーレと、広島は15日にホームでアルビレックス新潟と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 4-1 サンフレッチェ広島

【得点者】
1-0 8分 土居聖真(鹿島アントラーズ)
1-1 38分 ピーター・ウタカ(サンフレッチェ広島)
2-1 57分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
3-1 61分 カイオ(鹿島アントラーズ)
4-1 90+3分 カイオ(鹿島アントラーズ)

◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第6節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51778

明治安田J1 1st 第6節



土居、柴崎、カイオのゴールでチャンピオン広島を4-1と撃破!通算来場者700万人達成の節目をゴールショーで飾る!

リーグ戦ホームゲーム通算入場者数700万人まであと11,528人に迫り、「Mission Seven Million(ミッション セブン ミリオン)」と題し来場700万人達成を目指した節目の試合で、鹿島は昨季チャンピオンの広島に4-1と快勝。これで勝ち点を13まで伸ばし、首位川崎Fに1差と迫る2位に順位を上げた。

前節のアウェイ川崎F戦からカイオに代え中村、そして赤崎に代え土居を先発メンバーとした鹿島は序盤、ブロックをしっかりと作り、ゲームコントロールを重視して戦った。

ACLでのタイ遠征の疲れもあるのか、右サイドのミキッチだけを多用し、その他の仕掛けが少なくボールポゼッションに終始する広島に対し、鹿島はボールを奪うや否や、「ゴールという結果が欲しい」という土居を中心にスピードを生かしたカウンターで攻め込んだ。そして8分、その土居が早速結果を出す。ゴール前へクロスを上げたところ、相手選手に当たり返ってきたボールをそのままシュート。土居の執念が生んだ今季初ゴールで、鹿島はリードを奪った。







だがその30分後、広島で最も警戒しなければいけないウタカに決められ、同点とされる。前半はこのまま1-1で折り返した。










後半、中村に代わりカイオがピッチに立つと鹿島はまた攻勢をかける。そして57分、カイオのクロスから柴崎が渾身のヘディングでこれまた今季初ゴールを決め、2-1とした。
























その後は足の止まった広島に対し、猛攻を仕掛ける。そして61分、角度のないところから”7番”を背負うカイオが決め、3-1。さらに後半アディショナルタイムに再びカイオが決め、4-1と広島に快勝した。

入場者数も19,764人を数え、通算700万人来場も達成できた。まさにアントラーズファミリーが一丸となってつかんだ勝ち点3。この勢いを持って、これからの戦いに臨んでいきたい。そう、皆さんとともに。



【この試合のトピックス】
・リーグ戦ホームゲーム通算入場者数700万人を突破。
・土居が今季リーグ戦初先発で公式戦初ゴール。
・柴崎が今季公式戦初ゴール。
・カイオが公式戦3試合連続ゴール。また今季初のマルチゴール。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・対応が遅れているので、しっかり近くでマークすること。
・シンプルに、テンポよく、サイドチェンジしていこう。
・攻撃しているときは、リスクマネジメントを忘れてはいけない。

サンフレッチェ広島:森保 一
・もう一度、集中すること。
・自信を持ってボールを動かしていこう。
・相手よりも切り替えを速くすること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日は選手が90分間集中を切らすことなく、攻守にアグレッシブに戦ってくれた。広島はコンディション面でよくなかったと思うが、それでもタフな試合になると予想していて、前半は1-1というかたちだった。後半、攻撃に移らなくてはいけない状態で、攻撃的な選手を入れた。そして、しっかり結果を出すことができた。後半は無失点に抑えられたこともよかったと思う。

Q 後半カイオ選手を入れたことで流れが変わったと思うが、交代の意図は?

A 相手の2シャドウのところを抑えることと、ボランチの青山選手からの配球というところで、うちのボランチ、サイドハーフの選手がどういったポジションをとるかがポイントだった。そこで、守備のポジションどりが非常にいい遠藤選手と中村選手を起用した。ある程度は対応できたと思う。後半は1-1だったので、さらに攻撃的な選手を入れるということで、カイオ選手を起用した。相手を押し込むことで、守備のところがある程度落ち着いてできた。

Q 2点目を決めた柴崎選手の評価とこれまで起用し続けていた理由は?

A 今日もそうだが、守備のところでも、攻撃のところでも非常によかったと思う。彼は守備のポジショニングがよく、周りの選手と連携して守備ができる。攻撃の選手としても前線まで上がっていける運動量とアグレッシブさ、判断のよさがある。ボールを奪いに行くタイミングもすごくよくなってきていると思う。そこでボールを奪えるとカウンターにもなりやすい。守備の貢献度も高く、判断もすごくよくなっていると思う。

Q 土居選手が初ゴールを決めたが、本調子とみていいか?

A 聖真に関しては練習のなかでもコンディションがすごくよくなってきているというのを感じていた。ナビスコでも使ったが、まずは90分使ってみてどうかというところだった。今日はゴールという結果も出してくれたし、まだ100%ではないが、非常に評価している。

Q ホーム来場者数が700万人を超えたが、応援に来てくれた人にメッセージを。

A 本当にたくさんのサッカーファンの方がこのサッカースタジアムに来てくれているっていうことは非常にうれしいこと。このスタジアムの魅力はサッカー以外にもあるんじゃないかと思う。食べものや施設など、より快適に観戦できるようになっていると思う。多くはアントラーズサポーターの数なので、これだけ多くの方に応援していただいていることは、私を含めてチーム全員が認識しなくてはいけないと思う。本当に今まで来場してくれた人たちにお礼を申し上げます。


サンフレッチェ広島:森保 一
負けたことが残念だ。カシマスタジアムでの試合は厳しい試合になるので、覚悟を持って臨んだが、敗戦で応援してくれたサポーターに残念な思いをさせてしまい、申し訳なく思う。試合の入りは非常によくて、そのままゲームの流れを引き寄せて主導権を握っていければよかったのだが、前半早々に自分たちのミスから失点してしまった。ACLとJリーグ、中4日あったとはいえ、暑いブリーラムから帰ってきて、疲れもあった。試合全体を通してフィジカルのギアを上げられなかった。クオリティの部分でも少し落ちてしまったと思う。最後は1点を取りにいってカウンターを受けるというのは、ある意味覚悟しながらやっていた。最後まで点を取るという熱い気持ちをもってやってくれたこと、その気持ちを大切にしてやっていきたい。負けた悔しさは次の試合でしか晴らせない。


選手コメント

[試合後]

【植田 直通】
1失点したなか、攻撃陣が点を取ってくれて助かった。独特なフォーメーションの相手ということで、マークのスライドが間に合わない場面もあったが、ハーフタイムに話し合ってうまく修正できた。(失点シーンは)カバーにいけるポジションをとれなかった。僕にも責任がある。次はカバーできるポジションをとって守らないといけない。今日は1点取られたが、1stステージを獲るためにもこれ以上やられないようにしないといけない。1失点で終えたことをいい形で捉えたい。

【遠藤 康】
(前半は)守備がうまくはまっていなくて、バランスがおかしかった。ハーフタイムに修正して、守備が安定してよくなった。これまでの試合でもシュートまでいけていないわけではなかったので、今日はドバーッと取れてよかった。勝ち点を積み上げることが大事。1-0でも10−0でも勝てばいい。勝ち点3を取れてよかった。

【山本 脩斗】
相手が変則的でワイドに張ってくるので、CBとボランチがプレスにいったとき、真ん中をケアすることを意識していた。間合いやスペースができて、サイドの選手をスピードに乗らせると対応が難しくなる。縦にいかせてなかではね返そうとハーフタイムに話し合った。前半からミキッチが縦に入るイメージだったが、なかにも来ようとしていたので対応が難しかった。CBやボランチがなかで対応してくれて助かった。勝ててよかった。勝ち点3を取れたので、次につながる。上位にい続けることが大事。しっかり準備して勝ち続けたい。

【カイオ】
縦に勝負すれば、相手選手にとって警戒される存在になる。1対1で仕掛ければ、優位に展開できると思っていた。チーム全員が意欲的に取り組んで、次の試合の準備をしていきたい。アウェイだが、勝ち点3を取りにいきたい。

【土居 聖真】
(ゴール後は)涙は出なかったけど、心は泣いていました。それぐらいの気持ちだった。ケガをしてから地道にやってきて、復帰して勝利という形で結果が出た。わき上がるものがあった。もう1点取れる場面もあったので、次は2点、3点と取れる選手になっていきたい。追加点があったからこそ、こういう試合展開になったと思う。今日は岳とカイオをほめて欲しい。サポーターの皆さんはホームアウェイに関係なく、いい雰囲気を作ってくれている。今日のような試合を続けていければ見に来てくれると思うので、続けていきたい。

【柴崎 岳】
カイオが仕掛けたのでボールが来ることは意識していた。相手の前に入ることを考えた。全てがマッチした得点。ヘディングはACLで決めている。これを機に色々な得点パターンを増やしていきたい。

【昌子 源】
失点した時の対応はいけなかった。軽いプレー。終了間際だったし、あの失点でチームに迷惑をかけた。1点の重みが分かった。次の試合で同じ事はやらない事が大事だと思う。

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