
日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年4月12日日曜日
◆【Jリーガー多数輩出】サッカー名門校の71歳校長を監禁&強姦で逮捕(DMMニュース)
「とてもエネルギュシュで教育熱心の校長だったのに、どこで魔がさしたのか」
過去7回も全国大会に茨城県代表として出場するなど、サッカーの強豪校としても知られる学校法人鹿島学園(茨城県・鹿嶋市)理事長で鹿島学園高校校長の余湖三千雄容疑者が、4月1日、茨城県警に強姦致傷と逮捕監禁容疑で逮捕された。冒頭の言葉は校長を良く知る学校関係者の声だ。
「被害女性の年齢や素性は警察か一切明かしていないため判然とはしていないが、女性は容疑者の知人で約1か月の怪我だという。3月31日の夜11時過ぎ容疑者の自宅で起こした不祥事だということです」(地元記者)
Jリーガーを多数輩出
鹿島学園は1989年開校されたが経営陣が2度変わり、予備校の早慶外語ゼミを経営していた余湖容疑者が1999年経営権を得て経営に乗り出した。
「もともと農業や建設関係などの仕事を転々として、苦労人から教育畑に入った人物。しかし経営の才能はあったのかスポーツの強豪校として学校を育てあげた。しかも生徒らの勉学指導も熱心で今年は東大合格者も出したほとだ」(教育関係者)
しかし、それだけの経営手腕を持ち、自ら叩き上げ人生から学校経営者になっただけに激しい一面も持ち合わせていた。
「学校経営を引き継いだときには大胆な教員リストラを行い、教職員らと何年も対立した。そこを乗り越えてスポーツ強豪校を作り上げた」(同)
鹿島学園がサッカー強豪校となったのは、やはり同じ鹿島に本拠地を持つ鹿島アントラーズのユースの選手たちを積極的に引き受けたことだ。その成果もあってか卒業生たちには鹿島アントラーズ、水戸ホーリホックほかJリーガーを数多く輩出している。そのため全国から鹿島学園を希望する中学生が数多くいるという。
座右の銘は「不屈の闘志」
そんな学校に仕上げたのに、今回の不祥事。
「本人も罪を認めているので起訴は間違いないでしょう。しかし警察ではほかにも余罪はないかどうかも含め、さらに慎重に捜査を進めているようです」(全国紙社会部記者)
余湖容疑者の座右の銘ともいうべき言葉は「不屈の闘志」。まさに、そのチャレンジ精神で今日までの成功があったのだろうが、最後は大きく躓いてしまった。そしてこの事件を契機にすべての役職を解任された。
しかし何と言ってもこの事件の特異さは余湖容疑者が71歳という年齢での強姦致傷だ。容疑者が特別体力を持った人物なのか、あるいは今のシルバーパワーがすごいのか。それとも、まだ表に出ない他の複雑な背景があるのか。
過去7回も全国大会に茨城県代表として出場するなど、サッカーの強豪校としても知られる学校法人鹿島学園(茨城県・鹿嶋市)理事長で鹿島学園高校校長の余湖三千雄容疑者が、4月1日、茨城県警に強姦致傷と逮捕監禁容疑で逮捕された。冒頭の言葉は校長を良く知る学校関係者の声だ。
「被害女性の年齢や素性は警察か一切明かしていないため判然とはしていないが、女性は容疑者の知人で約1か月の怪我だという。3月31日の夜11時過ぎ容疑者の自宅で起こした不祥事だということです」(地元記者)
Jリーガーを多数輩出
鹿島学園は1989年開校されたが経営陣が2度変わり、予備校の早慶外語ゼミを経営していた余湖容疑者が1999年経営権を得て経営に乗り出した。
「もともと農業や建設関係などの仕事を転々として、苦労人から教育畑に入った人物。しかし経営の才能はあったのかスポーツの強豪校として学校を育てあげた。しかも生徒らの勉学指導も熱心で今年は東大合格者も出したほとだ」(教育関係者)
しかし、それだけの経営手腕を持ち、自ら叩き上げ人生から学校経営者になっただけに激しい一面も持ち合わせていた。
「学校経営を引き継いだときには大胆な教員リストラを行い、教職員らと何年も対立した。そこを乗り越えてスポーツ強豪校を作り上げた」(同)
鹿島学園がサッカー強豪校となったのは、やはり同じ鹿島に本拠地を持つ鹿島アントラーズのユースの選手たちを積極的に引き受けたことだ。その成果もあってか卒業生たちには鹿島アントラーズ、水戸ホーリホックほかJリーガーを数多く輩出している。そのため全国から鹿島学園を希望する中学生が数多くいるという。
座右の銘は「不屈の闘志」
そんな学校に仕上げたのに、今回の不祥事。
「本人も罪を認めているので起訴は間違いないでしょう。しかし警察ではほかにも余罪はないかどうかも含め、さらに慎重に捜査を進めているようです」(全国紙社会部記者)
余湖容疑者の座右の銘ともいうべき言葉は「不屈の闘志」。まさに、そのチャレンジ精神で今日までの成功があったのだろうが、最後は大きく躓いてしまった。そしてこの事件を契機にすべての役職を解任された。
しかし何と言ってもこの事件の特異さは余湖容疑者が71歳という年齢での強姦致傷だ。容疑者が特別体力を持った人物なのか、あるいは今のシルバーパワーがすごいのか。それとも、まだ表に出ない他の複雑な背景があるのか。
田村建雄(たむらたてお)1950年生まれ。地方新聞記者から週刊誌記者に。現在は月刊誌、夕刊紙などに政治、事件記事など寄稿。著書に『ドキュメント外国人犯罪』『中国人毒婦の告白』など多数。
◆大迫、5試合ぶりの先発出場が濃厚に…指揮官がパフォーマンスを評価(サッカーキング)
バイエルン戦では先発出場したFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也が、12日にホームで行われるブンデスリーガ第28節のホッフェンハイム戦に先発で出場することが濃厚であると、複数の地元メディアが伝えた。
スタメンに入れば、バイエルンに1-4で完敗した2月27日の第23節以来、5試合ぶりの先発となる。大迫は直近の4試合では、いずれも途中出場。そこでの好パフォーマンスが評価されたようだ。
ペーター・シュテーガー監督は、『エクスプレス』紙のインタビューで、「ここ最近言っているように、大迫が好調だ。今週のトレーニングでも、大迫はそれを示している。今の調子であればチームにとってプラスになる。スタメンで出場することになるだろう」と答えており、大迫の先発出場はほぼ当確と見てよさそうだ。
ドイツ誌『キッカー』も、「先週の土曜日、フライブルクに0-1で敗れた試合で、シュテーガー監督は、攻撃陣の出来に満足はできなかった。ただし、大迫は除いて。(大迫は)途中交代で出場すると、活気を与え、技術の高さを見せた。この数日の練習でも、それが出ている。順当にいけば、大迫に先発のチャンスが与えられる」と伝え、限られた出場時間内での大迫のプレー、そして練習で見せているパフォーマンスを高く評価している。
ブラジル人FWデイヴェルソンが、太ももの違和感で出場が不透明となっていることも、大迫にとっては追い風となっているようだ。
シュテーガー監督は、2トップのシステムを起用することを示唆しており、大迫はチーム最多の今シーズン9得点を挙げているアンソニー・ウジャーとコンビを組むことになる。
ケルンは第27節を終えて勝ち点30の13位。前半戦は11位で折り返したが、後半戦は2勝3敗5分けで順位も後退した。現在7位につけるホッフェンハイムとの前半戦の対戦は、4-3で打ち合いを制しており、ホームゲームとなる今回も、残留に向けて確実に勝ち点を稼ぎたいところだ。
◆【THE REAL】ハリルジャパンとプラチナ世代の元気印、DF昌子源を成長させる“未知との遭遇”(CYCLE)
昌子源と書いて「しょうじ・げん」と読む。日本サッカー界の「プラチナ世代」と呼ばれる1992年生まれの22歳。鹿島アントラーズに加入して4年目を迎えた昨シーズンは、最終ラインの統率役としてリーグ戦全34試合に先発。日本代表にも抜擢された伸び盛りのホープだ。
ポジティブで明るく、何事にも物怖じしないキャラクター。豊富な語彙と達者なトークでアントラーズのムードメーカーを務め、試合後の取材エリアでは常に大勢のメディアに囲まれる。「げんちゃん」の愛称でサポーターからも愛される元気印が、未知の領域に足を踏み入れたのは8日のことだった。
ホームに中国スーパーリーグの強豪、広州恒大を迎えたアジア・チャンピオンズリーグのグループリーグ第4節。その後半30分に昌子はピッチの上に仰向けに転がされ、冷たい雨が降ってくる夜空を見上げながら、二律背反する思いを脳裏に交錯させていた。
「本当にすごいゴールだった。ワールドクラスの動き出しについていけずに失点してしまったことは、確かに悔しい。やられた本人が言うのも変ですけど、すごくいい経験になったとも思った。こういう戦いをもっと、もっとやりたいと」
ポジティブで明るく、何事にも物怖じしないキャラクター。豊富な語彙と達者なトークでアントラーズのムードメーカーを務め、試合後の取材エリアでは常に大勢のメディアに囲まれる。「げんちゃん」の愛称でサポーターからも愛される元気印が、未知の領域に足を踏み入れたのは8日のことだった。
ホームに中国スーパーリーグの強豪、広州恒大を迎えたアジア・チャンピオンズリーグのグループリーグ第4節。その後半30分に昌子はピッチの上に仰向けに転がされ、冷たい雨が降ってくる夜空を見上げながら、二律背反する思いを脳裏に交錯させていた。
「本当にすごいゴールだった。ワールドクラスの動き出しについていけずに失点してしまったことは、確かに悔しい。やられた本人が言うのも変ですけど、すごくいい経験になったとも思った。こういう戦いをもっと、もっとやりたいと」
■「化け物と戦っているようなかんじ」に楽しさを見出す
左サイドへ抜け出した中国代表FWガオリンへロングパスが通り、追走してきた右サイドバックの西大伍を切り返しでかわした直後だった。それまで昌子がマークしていたFWエウケソンが突然、視界から消えた。
元ブラジル代表の肩書を持つ25歳のエウケソンは、時計と逆回りの弧を描きながら昌子の死角へ巧みに侵入。ガオリンが放ったクロスを昌子がクリアする体勢に入った瞬間に、右側からいきなり姿を現した。
虚を突かれ、体勢を崩した昌子をあざ笑うかのように、エウケソンが伸ばしてきた左足は確実にボールをとらえる。駆け引きで後手を踏み、完璧に決められた同点ゴール。昌子はただただ脱帽するしかなかった。
「正直言うと、僕が先にボールに触れると確信に近いものがあった。ボールを持っていないときは守備も何もしない選手だけど、サボっているように見えて僕たちの背後をずっと狙っている。エウケソン選手から見れば、僕は隙だらけだったんでしょうね。足を蹴られたし、踏みつけられたし、腕も引っ張られた。本当にいろいろな駆け引きを仕掛けてきた。化け物と戦っているような感じでしたけど、楽しさすら感じていた」
バヒド・ハリルホジッチ新監督のもとで招集された新生日本代表で、いい意味でのカルチャーショックを受けた。182cm、74kgのサイズを生かした空中戦でも強さを発揮する昌子だが、最大の武器は洞察力を生かしたカバーリング能力にあると自負していた。
左サイドへ抜け出した中国代表FWガオリンへロングパスが通り、追走してきた右サイドバックの西大伍を切り返しでかわした直後だった。それまで昌子がマークしていたFWエウケソンが突然、視界から消えた。
元ブラジル代表の肩書を持つ25歳のエウケソンは、時計と逆回りの弧を描きながら昌子の死角へ巧みに侵入。ガオリンが放ったクロスを昌子がクリアする体勢に入った瞬間に、右側からいきなり姿を現した。
虚を突かれ、体勢を崩した昌子をあざ笑うかのように、エウケソンが伸ばしてきた左足は確実にボールをとらえる。駆け引きで後手を踏み、完璧に決められた同点ゴール。昌子はただただ脱帽するしかなかった。
「正直言うと、僕が先にボールに触れると確信に近いものがあった。ボールを持っていないときは守備も何もしない選手だけど、サボっているように見えて僕たちの背後をずっと狙っている。エウケソン選手から見れば、僕は隙だらけだったんでしょうね。足を蹴られたし、踏みつけられたし、腕も引っ張られた。本当にいろいろな駆け引きを仕掛けてきた。化け物と戦っているような感じでしたけど、楽しさすら感じていた」
バヒド・ハリルホジッチ新監督のもとで招集された新生日本代表で、いい意味でのカルチャーショックを受けた。182cm、74kgのサイズを生かした空中戦でも強さを発揮する昌子だが、最大の武器は洞察力を生かしたカバーリング能力にあると自負していた。
■ピッチの上では「人格を変える」
昨シーズンのアントラーズでは186cm、77kgと昌子を上回るサイズと、小学生時代にテコンドーで全国3位になったフィジカルの強さを誇る高卒2年目の植田直通とセンターバックコンビを結成。植田が相手をまず潰しにいき、昌子がフォローする役割分担でリーグ3位に食い込んだチームを下支えした。
しかし、ハリルホジッチ監督は国内組の守備、特に球際での攻防を一刀両断に斬り捨てた。海外組と国内組に分けられて、大分市内での合宿中に実施されたグループ面談。昌子は指揮官から放たれた厳しい言葉を、「君たちならもっと成長できる」というメッセージとして受け止めた。
「相手をリスペクトしすぎていると言われました。優しく当たりにいって、逆に相手にひじ打ちを食らっていると。試合中は常に強気でプレーして、激しくいきすぎたら試合後に謝ればいいとも。ピッチの上に立てば、それこそ人格を変えてプレーしていくしかないと思いました」
昨シーズンのアントラーズでは186cm、77kgと昌子を上回るサイズと、小学生時代にテコンドーで全国3位になったフィジカルの強さを誇る高卒2年目の植田直通とセンターバックコンビを結成。植田が相手をまず潰しにいき、昌子がフォローする役割分担でリーグ3位に食い込んだチームを下支えした。
しかし、ハリルホジッチ監督は国内組の守備、特に球際での攻防を一刀両断に斬り捨てた。海外組と国内組に分けられて、大分市内での合宿中に実施されたグループ面談。昌子は指揮官から放たれた厳しい言葉を、「君たちならもっと成長できる」というメッセージとして受け止めた。
「相手をリスペクトしすぎていると言われました。優しく当たりにいって、逆に相手にひじ打ちを食らっていると。試合中は常に強気でプレーして、激しくいきすぎたら試合後に謝ればいいとも。ピッチの上に立てば、それこそ人格を変えてプレーしていくしかないと思いました」
■センターバックとしての可能性
米子北高校1年生のときに、昌子はフォワードからセンターバックに転向している。中学時代に所属したガンバ大阪のジュニアユースの同期には「怪童」の異名をほしいままにし、現在はトップチームでエースを担う宇佐美貴史が君臨していた。
宇佐美の底知れぬ才能を目の当たりにし、さらにユースへの昇格がかなわかったこともあって、中学3年の途中で昌子はサッカーをやめている。バスケットボールへの道を志向した時期もあったが、サッカーの指導者を務める父の知人がコーチを務めていた米子北高校の練習に参加したことで情熱を取り戻す。
親元を離れた異郷の地でセンターバックとしての可能性を見出され、U‐19日本代表候補に名前を連ね、卒業時には名門アントラーズから声がかかった。運命の糸に導かれるかのように、今シーズンからは歴代のディフェンスリーダーが背負ってきた『3』番を託されるまでに成長した。
昌子の前に『3』番をつけていたワールドカップ・南アフリカ大会代表の岩政大樹(現ファジアーノ岡山)は、2013年シーズンいっぱいで契約更新を見送られた。これからは昌子に任せる――。フロント主導の世代交代を受け入れ、アントラーズを去った岩政から贈られた言葉はいまも昌子を支えている。
「お前の潜在能力は高い。自信を持ってプレーすれば、鹿島を背負えるセンターバックになれる」
米子北高校1年生のときに、昌子はフォワードからセンターバックに転向している。中学時代に所属したガンバ大阪のジュニアユースの同期には「怪童」の異名をほしいままにし、現在はトップチームでエースを担う宇佐美貴史が君臨していた。
宇佐美の底知れぬ才能を目の当たりにし、さらにユースへの昇格がかなわかったこともあって、中学3年の途中で昌子はサッカーをやめている。バスケットボールへの道を志向した時期もあったが、サッカーの指導者を務める父の知人がコーチを務めていた米子北高校の練習に参加したことで情熱を取り戻す。
親元を離れた異郷の地でセンターバックとしての可能性を見出され、U‐19日本代表候補に名前を連ね、卒業時には名門アントラーズから声がかかった。運命の糸に導かれるかのように、今シーズンからは歴代のディフェンスリーダーが背負ってきた『3』番を託されるまでに成長した。
昌子の前に『3』番をつけていたワールドカップ・南アフリカ大会代表の岩政大樹(現ファジアーノ岡山)は、2013年シーズンいっぱいで契約更新を見送られた。これからは昌子に任せる――。フロント主導の世代交代を受け入れ、アントラーズを去った岩政から贈られた言葉はいまも昌子を支えている。
「お前の潜在能力は高い。自信を持ってプレーすれば、鹿島を背負えるセンターバックになれる」
■笑顔の裏にある覚悟、次の一歩
22歳にしてキャプテンを務める同期のMF柴崎岳とともに、新生アントラーズを象徴する存在となった今シーズン。先発フル出場を果たし、待望の日本代表デビューを果たした3月31日のウズベキスタン代表戦で感じた「もっと自分の能力を出せた」という思いは、広州恒大戦を経てますます強くなった。
「それまで抑えていても、あのワンプレーでゴールを決められているようでは未熟。エウケソン選手の動きについていけない自分は、まだまだ世界では通用しないと痛感させられた。今日のようなプレーをしていたら、代表に選ばれ続けるのも難しい。試合に勝ったことで、結果論としては『いい勉強になった』と言えるけど、同じ形では一生やられないようにしないと」
ウズベキスタン代表戦では、途中出場した「プラチナ世代」の柴崎と宇佐美がそれぞれゴールを決めた。同じく1992年生まれの日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)が、プレミアリーグの名門チェルシーから正式オファーを受けたというニュースもメディアを騒がせた。
「1992年組とは言われているけど、僕は一歩も二歩も置いていかれている。ちょっとでも差を詰められるように頑張っていかないと」
エウケソンにゴールを許した数秒後に、昌子は自らを鼓舞するように笑顔まじりで立ち上がった。いわゆる“未知との遭遇”に、これからも打ちのめされることがあるだろう。それでも、ショックを真正面から受け止め、さらに上のステージを目指すエネルギーに変えるたくましさが昌子の体には脈打っている。
《藤江直人》
22歳にしてキャプテンを務める同期のMF柴崎岳とともに、新生アントラーズを象徴する存在となった今シーズン。先発フル出場を果たし、待望の日本代表デビューを果たした3月31日のウズベキスタン代表戦で感じた「もっと自分の能力を出せた」という思いは、広州恒大戦を経てますます強くなった。
「それまで抑えていても、あのワンプレーでゴールを決められているようでは未熟。エウケソン選手の動きについていけない自分は、まだまだ世界では通用しないと痛感させられた。今日のようなプレーをしていたら、代表に選ばれ続けるのも難しい。試合に勝ったことで、結果論としては『いい勉強になった』と言えるけど、同じ形では一生やられないようにしないと」
ウズベキスタン代表戦では、途中出場した「プラチナ世代」の柴崎と宇佐美がそれぞれゴールを決めた。同じく1992年生まれの日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)が、プレミアリーグの名門チェルシーから正式オファーを受けたというニュースもメディアを騒がせた。
「1992年組とは言われているけど、僕は一歩も二歩も置いていかれている。ちょっとでも差を詰められるように頑張っていかないと」
エウケソンにゴールを許した数秒後に、昌子は自らを鼓舞するように笑顔まじりで立ち上がった。いわゆる“未知との遭遇”に、これからも打ちのめされることがあるだろう。それでも、ショックを真正面から受け止め、さらに上のステージを目指すエネルギーに変えるたくましさが昌子の体には脈打っている。
《藤江直人》
◆鹿島FW高崎が1トップ先発返り咲き/鹿-新5節(ニッカン)
<J1:鹿島-新潟>◇第5節◇12日◇カシマ
19時キックオフ。
【鹿島】2連勝を狙う。前節3日の鳥栖戦(3-1)で今季初勝利。ACLも含め開幕6戦勝ちなし(1分け5敗)とはまっていた泥沼から抜け出した。その勢いで新潟を迎え撃てるか。
昨季、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞に輝いたMFカイオが早くも出場停止のため、リーグ3戦連発中のMF金崎にさらなる期待がかかる。U-22(22歳以下)日本代表MF豊川にも今季初の出番が訪れそう。7日のACL1次リーグ第4節・ホーム広州恒大(中国)戦で後半ロスタイムに決勝弾を奪ったFW高崎は、1トップの先発の座に返り咲く見通しだ。
【新潟】前節の惨敗のショックを払拭(ふっしょく)したいところだ。4日のアウェー川崎F戦で1●4となすすべなく完敗。今季リーグ戦は1勝1分け2敗と黒星が先行している。次第に状態を上げている鹿島と敵地での対戦となるが、好調のFWラファエル・シルバを中心とした攻撃陣が鹿島の守備陣を破れるかが鍵となる。
【鹿島】2連勝を狙う。前節3日の鳥栖戦(3-1)で今季初勝利。ACLも含め開幕6戦勝ちなし(1分け5敗)とはまっていた泥沼から抜け出した。その勢いで新潟を迎え撃てるか。
昨季、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞に輝いたMFカイオが早くも出場停止のため、リーグ3戦連発中のMF金崎にさらなる期待がかかる。U-22(22歳以下)日本代表MF豊川にも今季初の出番が訪れそう。7日のACL1次リーグ第4節・ホーム広州恒大(中国)戦で後半ロスタイムに決勝弾を奪ったFW高崎は、1トップの先発の座に返り咲く見通しだ。
【新潟】前節の惨敗のショックを払拭(ふっしょく)したいところだ。4日のアウェー川崎F戦で1●4となすすべなく完敗。今季リーグ戦は1勝1分け2敗と黒星が先行している。次第に状態を上げている鹿島と敵地での対戦となるが、好調のFWラファエル・シルバを中心とした攻撃陣が鹿島の守備陣を破れるかが鍵となる。
◆鹿島・柴崎、高精度FKで新潟撃破だ「質と確率上げていきたい」(サンスポ)
鹿島の日本代表MF柴崎が11日、12日のホーム新潟戦に向け「キックの質と決まる確率を上げていきたい」とセットプレーからの得点をもくろんだ。3日の鳥栖戦と7日のアジア・チャンピオンズリーグの広州恒大(中国)戦は、FKでアシストを記録。代表ではハリルホジッチ監督がFKのキッカーを白紙としており、精度の高さをアピールしたい。若武者の正確なキックで新潟を撃破する。 (茨城・鹿嶋市内)
◆【J1・1st第5節予想スタメン 鹿島vs新潟】開幕当初の不振を脱した鹿島、相性面で勝る新潟を下して公式戦3連勝を狙う(サッカーキング)
ACL広州恒大戦を制し、公式戦2連勝を飾った鹿島 [写真]=Getty Images
■鹿島アントラーズ 開幕当初の不振から脱却、公式戦連勝で勢いに乗る
鹿島は開幕から公式戦6試合勝ちなし(1分5敗)と苦しい時期を過ごしたが、3日に行われた前節のホーム鳥栖戦で今季初勝利を挙げると、7日にホームで行われたACLの広州恒大戦では後半ロスタイムに勝ち越す劇的勝利で連勝と、トンネルを抜けて勢いに乗っている。お家芸の一つと言えるセットプレーも、勝てない時期は得点につながらなかったが、勝利を挙げた2試合ではいずれも柴崎岳の正確な右足から得点が生まれており、徳島から獲得した高崎寛之やポルトガルのポルティモネンセから加入した金崎夢生ら新戦力とも合って来ているだけに今後、さらなるゴール量産に期待は高まる。
さらには、対新潟はナビスコ杯も含めると、これまで11勝7分8敗と勝ち越しており、特に最近は3連勝中と相性も悪くない。ただ、これまで全4試合に出場していた主力のカイオが累積警告のため出場停止とマイナス材料もある。右ひざの負傷で離脱中の小笠原満男や昨季チーム得点王のダヴィをけがで欠くことも戦力的には大きな痛手だ。
タフな戦いを強いられたACLの広州恒大戦からは中4日と、過密日程の中では比較的十分なコンディショニングの時間をもつことができたが、柴崎は日本代表の活動を含めると、2月25日のACL開幕からほぼ休みなしでプレーしてきており、攻撃の要だけに勤続疲労が心配される。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
梅鉢貴秀
遠藤康
金崎夢生
土居聖真
FW
高崎寛之
■アルビレックス新潟 好調を維持するラファエル・シルバの活躍がカギ
前節の川崎戦は今季最多の4失点で大敗。守備の再確認が急務となった。新潟の守備は各自が責任を持ってマークしつつ、ボールを奪いにいくことがベース。川崎戦では、その前提が揺らいだ。
試合の入りは上々だった。だが22分、開幕戦以来の出場となった舞行龍ジェームズがゴール前でのコントロールミス。そこから失点して状況が一変する。「レオ・シルバやコルテースはブラジル人だから、どうしてもカッとなって無理にボールを奪いにいって、マークにズレが生じてしまった」(柳下正明監督)。以降、点を取りに前掛かりになりながらゴールできず、カウンターを受けて失点を重ねて大敗した。
ここで柳下監督が求めたのは守備のやり方を変えることではなく、継続しつつ、より攻撃に力を注ぐことだった。中3日で迎えたナビスコ杯鳥栖戦では、先発7人が入れ替わった。そのうちの松原健、前野貴徳の両サイドバックが攻撃を活性化させ、今季加入した山崎亮平が移籍後初ゴールを挙げたのは、ポジティブな変化だ。
川崎とサッカーのスタイルが異なるとはいえ、豊田陽平を軸とする強力な鳥栖の攻撃を完封したことも自信になる。連戦でコンディションを崩す選手も見え始めた中で、選手層に厚みがでてきていることを鳥栖戦では確認できた。
好調なのはリーグ戦4試合で3得点のラファエル・シルバ。途中出場の鳥栖戦もエネルギッシュなプレーぶりで、鹿島戦でも突破口を開くことが期待される。(totoONE編集部)
■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
松原健
舞行龍ジェームズ
大井健太郎
コルテース
MF
平松宗
レオ・シルバ
小林裕紀
山本康裕
FW
ラファエル・シルバ
田中達也
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