日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年4月12日日曜日

◆【J1・1st第5節予想スタメン 鹿島vs新潟】開幕当初の不振を脱した鹿島、相性面で勝る新潟を下して公式戦3連勝を狙う(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150411/300591.html


ACL広州恒大戦を制し、公式戦2連勝を飾った鹿島 [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 開幕当初の不振から脱却、公式戦連勝で勢いに乗る

 鹿島は開幕から公式戦6試合勝ちなし(1分5敗)と苦しい時期を過ごしたが、3日に行われた前節のホーム鳥栖戦で今季初勝利を挙げると、7日にホームで行われたACLの広州恒大戦では後半ロスタイムに勝ち越す劇的勝利で連勝と、トンネルを抜けて勢いに乗っている。お家芸の一つと言えるセットプレーも、勝てない時期は得点につながらなかったが、勝利を挙げた2試合ではいずれも柴崎岳の正確な右足から得点が生まれており、徳島から獲得した高崎寛之やポルトガルのポルティモネンセから加入した金崎夢生ら新戦力とも合って来ているだけに今後、さらなるゴール量産に期待は高まる。

 さらには、対新潟はナビスコ杯も含めると、これまで11勝7分8敗と勝ち越しており、特に最近は3連勝中と相性も悪くない。ただ、これまで全4試合に出場していた主力のカイオが累積警告のため出場停止とマイナス材料もある。右ひざの負傷で離脱中の小笠原満男や昨季チーム得点王のダヴィをけがで欠くことも戦力的には大きな痛手だ。

 タフな戦いを強いられたACLの広州恒大戦からは中4日と、過密日程の中では比較的十分なコンディショニングの時間をもつことができたが、柴崎は日本代表の活動を含めると、2月25日のACL開幕からほぼ休みなしでプレーしてきており、攻撃の要だけに勤続疲労が心配される。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
梅鉢貴秀
遠藤康
金崎夢生
土居聖真
FW
高崎寛之

■アルビレックス新潟 好調を維持するラファエル・シルバの活躍がカギ

 前節の川崎戦は今季最多の4失点で大敗。守備の再確認が急務となった。新潟の守備は各自が責任を持ってマークしつつ、ボールを奪いにいくことがベース。川崎戦では、その前提が揺らいだ。

 試合の入りは上々だった。だが22分、開幕戦以来の出場となった舞行龍ジェームズがゴール前でのコントロールミス。そこから失点して状況が一変する。「レオ・シルバやコルテースはブラジル人だから、どうしてもカッとなって無理にボールを奪いにいって、マークにズレが生じてしまった」(柳下正明監督)。以降、点を取りに前掛かりになりながらゴールできず、カウンターを受けて失点を重ねて大敗した。

 ここで柳下監督が求めたのは守備のやり方を変えることではなく、継続しつつ、より攻撃に力を注ぐことだった。中3日で迎えたナビスコ杯鳥栖戦では、先発7人が入れ替わった。そのうちの松原健、前野貴徳の両サイドバックが攻撃を活性化させ、今季加入した山崎亮平が移籍後初ゴールを挙げたのは、ポジティブな変化だ。

 川崎とサッカーのスタイルが異なるとはいえ、豊田陽平を軸とする強力な鳥栖の攻撃を完封したことも自信になる。連戦でコンディションを崩す選手も見え始めた中で、選手層に厚みがでてきていることを鳥栖戦では確認できた。

 好調なのはリーグ戦4試合で3得点のラファエル・シルバ。途中出場の鳥栖戦もエネルギッシュなプレーぶりで、鹿島戦でも突破口を開くことが期待される。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
松原健
舞行龍ジェームズ
大井健太郎
コルテース
MF
平松宗
レオ・シルバ
小林裕紀
山本康裕
FW
ラファエル・シルバ
田中達也

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