日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年6月8日月曜日

◆[MOM1393]大阪桐蔭MF清水大輝(3年)_強豪の柱、鹿島入りしたMF久保田以上の「8番」へ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?164591-164591-fl



[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.6 全国高校総体大阪府予選決勝L第2節 履正社高 1-3 大阪桐蔭高 J-GREEN堺]

 鹿島アントラーズ入りしたMF久保田和音が昨年背負っていた背番号8を受け継ぐMF清水大輝(3年)が関西屈指の強豪・大阪桐蔭高の軸となるプレー、リーダーシップを発揮している。永野悦次郎監督が「清水がFWになって近大付には勝ったし、東海大仰星高戦なんかは中盤であの子がああだこうだ言いながら戦術を見出していくという意識でやってくれて安定しました。周りの選手も彼のリーダーシップに対してひとつになれるというものを持っている」と評する8番。FWが本職だが、この日はボランチとして履正社高の前に立ちはだかり、そのコンタクトの強さで潰し役を貫徹した。また2-0の後半7分には「(上手くチームメートがボールをGKから)隠してくれていたので、枠入れたら入ると思っていた」と右足FKをゴール右隅へ見事にねじ込んだ。

「相手の方が個人技とか上だと分かっていた。個人では危ないシーンが何回かあったけれど、チーム力で、みんなで助けあって最後身体張ったりすることができていた」と振り返る履正社戦。個人としても「FWやったら見えるところが狭い。ボランチでは声でカバーしないといけないし、プレーで表現しました。潰すというのは自分の得意なところでもある。それを徹底してチームに貢献できたらいいと思っていた。攻撃はできなかったけれど守備では少し貢献できたと思います」とチームの勝利に貢献できたことを喜んだ。

 永野監督からチームの軸としての役割を伝えられており、自身もそれに応えようと意識している。自分からチームに積極的に発信して伝え、ピッチの中でも戦う姿勢を見せてチームをひとつの方向に持って行こうとしている。決勝リーグ初戦の桃山学院高戦ではチームのメンタル面での弱さを露呈してしまったが、この日はチームが一体となっていた。そしてプレミアリーグ勢の履正社を撃破。「みんなの気合の入り方とか前に比べたら全然違う。明日もあるので今以上のことを徹底してやっていく」

 大阪桐蔭にとって8番は重要な番号。昨年はエースの久保田が背負い、総体予選で優勝を果たしている。清水は「応えられるようにしないといけない。久保田さんみたいにチームのためにプレーできていなかったり、上手さはまだまだ自分の方が下。卒業するときには『いい8番やったな』と言えるように。久保田さんよりも『良かった』と言えるような選手になりたい」。7日は全国出場を懸けた関大北陽高戦。ゴールへの強いこだわりも持つ清水が、チームに活力を加え、チームを全国へ導くプレーをする。
 
(取材・文 吉田太郎)

◆浦和、興梠弾で15戦無敗もステージ優勝は持ち越し「今のレッズは強い」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150607/jle15060718210007-n1.html

後半、決勝点を決め喜ぶ浦和・興梠=埼玉スタジアム(撮影・小倉元司)

 明治安田J1第1ステージ第15節(7日、浦和1-0清水、埼玉)開幕から無敗を続ける浦和は後半7分に挙げたFW興梠慎三(28)のゴールで勝利。15戦無敗としたが、2位G大阪が神戸と引き分けたため、ステージ優勝は次節に持ち越しとなった。

 浦和が勝ち、2位G大阪が敗れればステージ優勝が決まる一戦。浦和は後半7分、MF柏木が中央へドリブルで切り込みチャンスを作った。一旦はDFに止められたが、こぼれ球を拾った興梠がゴールやや左前から左足でシュート。ボールはゴーム右隅に決まって浦和が先制した。試合はこのまま1-0で逃げ切って浦和が勝利。しかし同時刻に行われた試合でG大阪が引き分けたため、ステージ優勝は次節へ持ち越しになった。

 決勝弾を決めた興梠は「早くホームで点が取りたかったので、こんなにも多くサポーターがいる中で取れて良かった」と、本拠地初ゴールを喜んだ。ステージ優勝をこの試合で決めることはできなかったが、「相手に押されて、自分たちのサッカーが出来ない中で、勝つことができた。今のレッズは強いんじゃないでしょうか」と、チーム状態に自信をのぞかせ、焦りを見せなかった。

浦和・ペトロビッチ監督
「予想通り厳しい試合になったが、必ずどこかで得点できると信じて戦った。無敗が続いているのは強いチームであることの証し」

◆仙台野沢、今季1号「チームの勝利が大事」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1489065.html

仙台野沢、今季1号「チームの勝利が大事」

<J1:仙台5-0鳥栖>◇第15節◇7日◇ユアテックスタジアム仙台

 仙台のMF野沢拓也(33)が今季1号をマークした。

 3点リードの後半30分、MF金久保の右クロスに豪快に頭から飛び込み3点目を奪った。「なかなか点を取れてなかったというのはありますが…自分(のゴール)よりチームの勝利が大事。サッカーは個人のスポーツではない。1人1人がチームのために勝つことを考えていった結果」と冷静に話した。

◆シャルケMFが日本観光、内田がガイドを務める?(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?164649-164649-fl



 シャルケに所属するMFロマン・ノイシュテッターが7日に自身のSNSを更新し、東京・浅草の浅草寺前でのDF内田篤人との2ショットを披露した。

 この日に自身のインスタグラム(@romainnewton)へ2枚の写真を投稿したノイシュテッター。一枚目は東京タワーが写っている風景写真で「僕はどこにいるでしょう」とコメントが添えられていた。

 それから数時間後に投稿された写真は内田と肩を組み、浅草寺前で撮影したもの。「東京での一番のガイド、ウッシー(内田)をみつけたよ」とメッセージ付きだった。

 約1か月前には自身のインスタグラムへ『ハッピーターン』や『柿の種』、『抹茶味のキットカット』など、日本のお菓子の写真も投稿していたノイシュテッター。オフを利用して、日本を満喫しているようだ。

◆鹿島土居、山形にエール「残留お願いします」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1489064.html

<J1:山形2-2鹿島>◇第15節◇7日◇NDスタ

 山形市出身のMF土居聖真(23)が、地元で2得点を演出した。

 前半26分、ドリブルで突進した土居のファウルで得たFKを、MF遠藤が決めて先制。1-2の後半39分には土居からDF西につなぎ中央にクロス。MFカイオが頭で決めて追い付いた。土居は「また来年も帰ってきたいので(残留)お願いします」と、山形にエールを送った。

◆鹿島・セレーゾ監督、対応の甘さに激怒!「注意が足りない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150607/jle15060720080014-n1.html

 明治安田J1第1ステージ第15節(7日、山形2-2鹿島、NDスタ)鹿島はロングボールへの対応が甘かった。2失点はいずれも遠いサイドへ蹴られたボールを頭で折り返され、中央に飛び込んでくる相手をつかまえきれなかった。山形が得意とする形だけに、セレーゾ監督は「あのパターンは分析していた。注意が足りない」と怒り心頭だった。

 終盤にカイオのゴールで追い付き勝ち点1は手にしたものの、選手に満足感はない。柴崎は「やるべきことをやれていない。ミスのレベルが低い」と厳しい言葉を口にした。(共同)

◆山形対鹿島の打ち合いは痛み分けドロー(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?164677-164677-fl

[6.7 J1第1シテージ第15節 山形2-2鹿島 NDスタ]

 モンテディオ山形対鹿島アントラーズは2-2の引き分けに終わった。山形は2戦連続ドローで4戦勝ちなしで16位のまま。鹿島は2戦勝ちなしも順位を9位に上げた。

 点の取り合いになった。先制は鹿島。前半26分、ゴール正面のFKをMF遠藤康が直接狙うと、壁を越えたボールはストンと落ちるような軌道を描き、ゴール右隅を捕える。横っ飛びで防ぎに行ったGK山岸範宏の懸命のセーブも、あと一歩届かなかった。

 しかし山形はここから一気の反撃に出る。前半38分、FW山崎雅人の右クロスをFW林陵平がヘディングで折り返すと、最後はFWディエゴが左足で流し込み同点。後半13分にはDF石川竜也のFKをファーサイドのディエゴが頭で折り返し、DF西河翔吾の勝ち越し弾に繋げた。

 ただ後半36分の裏に抜け出したFW林陵平のシュートが左に外れるなど、山形がダメ押し点を奪えずにいると、同39分、鹿島はDF西大伍のクロスをFWカイオが頭で押し込み同点。敵地で貴重な勝ち点1をもぎ取った。

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第15節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51578

J1 1st 第15節 vsモンテディオ山形

遠藤とカイオがゴールも、勝ち点1止まり。鹿島、アウェイで山形とドロー。



またも、勝利を掴むことはできなかった。J1 1st 第15節、鹿島はアウェイで山形と対戦。遠藤の直接FKで先制したものの、逆転を許す苦しい展開を強いられると、終盤にカイオのゴールで追いついたが、3点目は奪えず。2-2の引き分けに終わった。



4日前のG大阪戦、鹿島は0-2と完敗を喫した。水曜日の夜に大阪まで駆けつけたサポーターは、選手たちにブーイングを浴びせ、奮起を促した。不甲斐ない一戦から中3日、アウェイでの連戦に臨む選手たちは、2試合ぶりの勝利だけを目指して、トレーニングとミーティングを積んだ。



「非常に厳しい試合になるが、しっかりと戦って、勝ち点を持って帰りたい」と勝利を誓ったトニーニョ セレーゾ監督は、先発メンバーを4人入れ替えた。2列目にカイオではなく遠藤を復帰させ、1トップには高崎を起用。そしてボランチの一角には梅鉢を指名し、最終ラインでは、伊東を右サイドバックに配した。昌子は本職のセンターバックに戻り、青木とコンビを組む。西は左サイドバックとして先発。2列目は遠藤のほか、土居と金崎が並び、ボランチにはキャプテンマークを巻いた柴崎が君臨。そして最後尾では、佐藤がゴールマウスに立ちはだかる。



山形は、気持ちの良い青空が広がっていた。4年ぶりに山形へ遠征したサポーターは、開場前から長蛇の待機列を成し、ボルテージを高めていた。四方を山々に囲まれたNDソフトスタジアム山形で、選手たちは「ゴール鹿島」チャントで迎え入れられた。ゴールへの渇望を隠さないサポーターの期待に応えるべく、16時4分、キックオフのホイッスルを聞いた。



鹿島は立ち上がり、ホームの山形に押し込まれる展開となった。なかなか落ち着いてボールをキープすることができず、自陣で耐える時間が長くなった。それでも集中力を保って応戦し、山形に決定機を作らせなかった。



鹿島のファーストシュートは8分、ペナルティーエリア右側でスルーパスを受けた土居が右足を振り抜くと、枠を捉えたシュートは相手GKのセーブに遭う。「アントラーズの前線は自分が引っ張っていくということを、気持ちだけでなくプレーで見せないと」と、意気込んでいた背番号8が、ゴールへの意欲を見せた。



地元・山形への初凱旋となった土居は、キレのあるドリブルで輝きを放った。21分に右サイド深くで巧みなボディフェイントを見せ、相手のマークを外してからのクロスでチャンスを演出すると、25分には、中盤で前を向いてドリブル。スピードを上げてゴール前へ突進し、ファウルを受けてFKを獲得した。



そして、このFKが歓喜を生んだ。スポットには、柴崎と遠藤。キッカーを務めたのは、背番号25だった。得意の左足から放たれたシュートは、相手の壁を越え、GKの伸ばした手を避けるように、ゴール右隅へと吸い込まれた。26分、遠藤の今季リーグ戦3ゴール目で、鹿島が先制に成功した。



リードを奪い、さらに畳み掛けていきたい鹿島。なかなか決定機を作るには至らなかったが、山形の反撃を阻止。課題となっていた、先制ゴール後の時間帯でしっかりとリードを保ち、前半は残り10分を切った。



しかし、鹿島はリードしたままハーフタイムを迎えることができなかった。38分、左サイドからクロスを上げられ、中央でヘディングでのポストプレーを許すと、最後はディエゴに左足シュートを決められてしまった。1-1。スコアをタイに戻され、前半終了となった。



勝ち越しを目指して臨んだ後半、立ち上がりにスコアが動くことはなかった。セレーゾ監督は、53分に梅鉢に代えて小笠原をボランチの一角に据え、56分にはカイオを投入。攻撃陣を入れ替えてゴールを目指した。しかし、次の1点は山形のものだった。58分、右サイドからのFKをファーサイドで中央へ折り返され、最後は西河に押し込まれてしまった。警戒していたセットプレーからまたも失点を喫し、1-2と逆転を許してしまった。



ビハインドを負った鹿島は、61分に金崎、62分には遠藤がミドルシュートを放ち、反撃を開始する。しかしその後は、ブロックを敷いて対応する山形の前に、決定機を作り出すことができない。セレーゾ監督は70分に本山を投入し、ゴールへの願いを託した。残り20分、鹿島は必死に攻撃を仕掛ける。サイドからの崩しに突破口を見出すが、なかなかチャンスを掴めずにいると、カウンターからピンチを迎える場面もあったが、何とか事なきを得て、1点差のまま終盤を迎えた。



同点ゴールは84分、左サイドの西が上げたクロスが、ファーサイドのカイオに届き、ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。さらにアディショナルタイムには、カイオからのパスを受けた本山が決定機を迎えたが、相手GKの守備範囲を外して放たれてグラウンダーのシュートは、カバーに戻った相手DFにスライディングで阻止されてしまった。直後には土居がカーブをかけたループ気味のミドルシュートを放ったが、これもわずかに枠を逸れた。





2-2。勝ち越すことができず、試合は引き分けに終わった。これで2試合勝ちなしとなり、サポーターは不満の意思を隠さなかった。不甲斐ない万博の夜にはチームコールも飛んだが、山形のピッチを後にする選手たちの背中に、それが送られることはなかった。



次戦は2週間後、6月20日のJ1 1st 第16節、横浜FM戦だ。代表ウィークによるインターバルを経て、みたびアウェイで迎える一戦。鹿島のユニフォームを纏う誇りと責任を、示さなければならない。



【この試合のトピックス】
・遠藤が、2試合ぶりの先発出場を果たし、リーグ戦では4月3日のJ1 1st 第4節、鳥栖戦以来のゴールを決めた。
・カイオが、5月30日のJ1 1st 第14節松本戦以来2試合ぶり、今季リーグ4ゴール目を決めた。
・伊東がフル出場。5月2日のJ1 1st 第9節、甲府戦以来6試合ぶり、今季2回目の先発だった。
・梅鉢と高崎が、5月2日のJ1 1st 第9節、甲府戦以来、6試合ぶりの先発出場を果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・キーワードは「連動」だ。イメージを共有して、ボールを動かそう。
・両サイドのスペースを有効活用して、相手のディフェンスラインを横に引き伸ばそう。
・強い気持ちを持って、チャンスをしっかりゴールに結び付けろ!

モンテディオ山形:石崎 信弘
・ボールを落ち着いて回せている時は、もう少し落ち着いて回そう。
・点は絶対に取れる!攻撃はシュートで終わらせよう。
・現在、1対1。後半は自分たちの時間だ!試合の入り方を十分注意していこう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.前節からメンバーを入れ替えた理由は?

A.急激に気温が上がっている中で、うちは選手層が厚いわけではないので、1人でも欠けると苦しい事情になる。そういった意味で、チームマネージメントをしなければならない。そこで、左サイドバックとして、鈴木隆雅選手がいるが、まだ積み重ねて指導しなければいけない選手。もし必要性が出てきた場合は、ホームゲームの方が、サポーターの後押しを受けて自信を持ってプレーできるというところがある。だから、まずはしっかりと準備を進めている段階だ。前節は西選手が左サイドバックとしてプレーして、そこまで悪い出来ではなかった。不慣れな位置をこなす中で、最低限やってほしいことはやっていたので、問題はないと判断した。自陣でのビルドアップで左足を使えないという点では、不便な点はあるかもしれないけど、逆に、最後の3分の1のゾーンでは、切り返して右足でクロスを上げるという点では、相手GKやDFにとっては脅威となる。全てがプラスではないが、プラスとマイナスがある中で、選手を起用しなければいけない。

A.梅鉢選手は、コンスタントな試合出場はまだできていないが、少しずつ試合に慣らしていって、要求していることの理解と実行能力を持つことを求めたい。できることとできないことがあるので、今日は完全にうまくいった時もあるかもしれないし、そうでないかもしれないが、選択しなければいけない。当然ながら、小笠原選手が10代でも20代でもなく、30代の後半になってきているので、彼がケガをしないように、シーズンを通して考えていかなければいけないし、代わりとなる選手も育てていかなければいけないという理由で、今回の判断をした。今日の気温を考えれば、そういったマネージメントをしなければならないことが、ポジションによっては出てきたと思う。途中出場で入った選手も、今日は温存した選手がほとんどだ。

A.高崎選手に関しては、自分自身は非常に良いプレーをしてくれたと思う。前半、ロングボールに対して、ほとんど相手DFに競り勝っていたし、要求していたポストプレー、ボールを収めて、後方の味方につなげる作業も、非常に良かったと思う。明らかに得点できそうな場面でできなかったということは確かにあるかもしれないが、そのマイナス面だけを見るのではなく、選手を総合的に見て、チームの機能として、どれだけのことを果たせるのかを考えないといけない。そういった意味では、彼は自分が求めている役割はこなしていた。決定力だけを考えれば赤崎選手かもしれないが、総合的に考えなければいけない。次の試合もあるわけで、準備をしなければいけない。どうやって、選手を継続的に育てていくのか、起用していくのか、ということを考えていかなければいけない。そういう判断をせざるを得ないチーム事情もある。単純に自分の好みで選手を選んでいるわけではない。機能性を低下させずに、それぞれの特長を引き出しながら使うということを考えないといけない。

Q.土居選手のパフォーマンスへの評価と、アントラーズの中でどういった選手になってほしいという期待があるか?

A.今日のプレーを見てもらった通り、彼が持っている能力は随所に現れていたと思う。自分が就任した当初はベンチにも入れなかった選手で、大事に指導をして、ピッチに送り出した。今ではレギュラーに育ってきている。技術もしっかりしているし、俊敏性とスピードも持っている。そういった意味で、まだ若い選手なので、今後も伸びていってほしい。謙虚さを失わなければ、自分を見失わなければ、これからも伸びていく。今、持っている謙虚さの中で意欲的に努力を惜しまずにやっていくことを続ければ、アントラーズに限らず、日本サッカー界の中で面白い存在になっていくと思う。

Q.セットプレーからの失点についてどう考えるか?

A.流れの中でも、ファーサイドにボールを出されて、それを折り返されて失点した。2失点とも、ファーサイドからのものだった。8番の選手は、自分の武器である高さをどう使うかよくわかっている。11番の選手も、自分の経験をうまく生かして駆け引きをしていた。チームとして、自分たちの持っている最大限の武器を生かすことを徹底しているチームだ。1失点目は、ファーサイドの8番にパスを出されて、11番がフリーでシュートをする形。50m、70mのボールをファーサイドに出されて、11番の選手に落とされて、最後は4番の選手が決めるという形。そのパターンは分析の中でも出てきていた。現代サッカーは全体の7、8割がセットプレーからの得点なので、集中力とコミュニケーションが足りなかったと思う。そういう基礎的な部分を守って、細部で情報を活用していくことができればと思う。

A.内容的には自分たちが勝っても良かったと思う。明らかな得点チャンスを5回くらい、ゴールにつなげられなかった。非常に残念だ。

モンテディオ山形:石崎 信弘
鹿島とJ1で試合ができるという中で、FKから失点したが、最後まで戦っていたのではないかと思う。前半に1点を取られた後も気落ちせずに、良い形で同点に追いつくことができた。後半、FKから自分たちが点を取って、その後は押し込まれたが、本当によく身体を張って、シュートブロックや1対1の対応は良かった。ただ、少ないチャンスをモノにしていかないと、こういう結果になってしまう。ただ、鹿島を相手に選手たちはよく頑張ってくれた。1stステージは残り2試合、2週間のインターバルがあるので、良い戦いをできるようにしたい。


選手コメント

[試合後]

【本山 雅志】
チャンスの場面は、GKと1対1だったから、GKを外してシュートを打ったけど…。自分たちのリズムでプレーできている中で失点してしまって、難しい試合になってしまった。うまく追いつくことができたけど、あのシュートを決めきれなくて、非常に残念。

【遠藤 康】
また、セットプレーからやられてしまった。次の試合まで少し空くので、みんなで修正しないといけない。イチからという気持ちでやっていかないといけない。

【梅鉢 貴秀】
もう少し長い時間、試合に出し続けてもらえるように頑張るしかない。前半の相手の決定機は、最初のFKとゴールの場面だけだったと思う。失点ゼロで抑えていれば、違う展開になったと思う。

高崎選手、カイオ選手、土居選手、青木選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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