日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年1月27日水曜日

◆鹿島が創設30周年の節目に大型事業実施へ! 昨夏から長編ドキュメンタリーも撮影中(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズは26日、2021シーズンの新体制事業発表会見をオンラインで行った。創設30周年という節目の年。スローガンには「進化」「深化」の意味を込めた『Football Dream-しんか-』を掲げ、ドキュメンタリー映像の製作など大型事業にも乗り出した。

 多くのチームが新加入選手のお披露目として行っている「新体制発表」(2月中旬実施予定)とは異なり、ピッチ外の事業に的を絞った「新体制事業発表」。鹿島ならではのオンライン会見には、小泉文明社長一人が登壇した。

 冒頭では「Jリーグに加盟できる可能性は、ほとんどゼロ。99.9999%不可能だ」と称された30年前からの歴史をたどる記念ムービーが公開され、創設30周年の記念日である21年10月1日に向けて行うさまざまな記念事業が紹介された。

 さらに長編のドキュメンタリー映像製作という目玉企画も発表。すでに昨年夏から映像チームによる撮影が始まっているといい、コンセプトなどは創立記念日に向けて発表される予定となっている。小泉社長は「クラブの歴史と、将来をつなげるようなドキュメンタリーにしたい」と意気込みを述べた。

 そのほか、鹿の角をモチーフとした30周年記念ロゴ、クラブ史上初のネイティブアプリの開発、記念企画チケット、ブランドとのコラボを含めた限定グッズ発売、ホームゲームごとの背番号をテーマにした通年企画など、多くの事業が行われる予定。選手たちがピッチ内でタイトル奪還を目指す一方、ピッチ外でも勝負の一年となりそうだ。

 クラブ創設時からピッチ内外でクラブを支えてきたテクニカルディレクターのジーコ氏も特設サイトでコメントを発表している。

「鹿島アントラーズの創設30周年に立ち合えるということは、創設に関わった一人として、非常に感謝していますし、誇りに思います。発足当時、私はアントラーズに合った必要なものを探し、選手として培った経験などを伝え、勝者の哲学を植え付けてきました。その哲学をクラブとして確立し、継続して取り組んできたからこそ、ここまでの実績を残せるクラブになったのだと思います。私が願うことは、これからも決して哲学を変えてはいけないということです。アントラーズに関わる全員が一つの目標に対して取り組み、選手、クラブ、サポーターが一致団結して戦うこと。皆さんとともにアニバーサリーを素晴らしいものとし、一体感をもって戦いましょう。鹿島アントラーズ、30歳おめでとう」。




◆鹿島が創設30周年の節目に大型事業実施へ! 昨夏から長編ドキュメンタリーも撮影中(ゲキサカ)





◆柳沢敦氏が鹿島ユース監督に就任! コーチにもOB続々登用(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズは26日、新事業発表会見をオンラインで開催し、鹿島アントラーズユースの監督に柳沢敦氏(43)が就任すると発表した。柳沢氏は2019年から鹿島ユースのコーチを務めており、20年にはS級ライセンス講習の受講者リストに名を連ねていた。

 元日本代表FWの柳沢氏は1996年、富山一高から鹿島に加入。03〜06年のイタリア・セリエA挑戦を挟み、07年までストライカーとして常勝軍団を支えた。その後は京都、仙台でもプレーし、14年限りで現役引退。鹿島で指導者としてのスタートを切り、トップチームやアカデミーに関わっていた。

 鹿島ユースではさらに、OB選手でスクールスタッフの當間建文氏がコーチに就任。昨季限りで現役を引退した佐藤昭大氏がジュニアユースのGKコーチになることが決まった。また小笠原満男氏は引き続きテクニカルアドバイザーとして、ユースを中心に技術指導などを行うという。




◆柳沢敦氏が鹿島ユース監督に就任! コーチにもOB続々登用(ゲキサカ)





◆【鹿島】新体制事業発表会見を実施。創設30周年を迎える2021年は、ピッチ内外での“しんか”で期待に応える一年に(サッカーダイジェスト)






「この地域が先進的な街であるような取り組みをやっていきたい」(小泉社長)


 J1の鹿島アントラーズは1月26日、新シーズンに向けた新体制事業発表会見をオンラインで実施した。

 冒頭で小泉文明代表取締役社長は、クラブスローガンを発表。創設30周年を迎える2021年は、「Football Dream-しんか-」を掲げ、フットボール、ビジネスの両面での“進化”と“深化”を目指す。

 アニバーサリーイヤーとなる今季は様々な記念事業を展開し、クラブ史上初のドキュメンタリー映像の制作、伝統の背番号をテーマとした通年企画、記念グッズやチケットの販売ほか、未来に向けた新たなプロジェクトを随時発表していく予定だ。

 事業方針としては、パートナーとの協業実績を広く発信するクラブ公式noteの運用開始、鹿嶋市内の小学校での実践的なプログラミング教室の実施、クラブ史上初となるネイティブアプリのローンチ、New Normal時代のデジタルサービスの提供、アントラーズビジネスカレッジやDX化のコンサル事業の推進などが明らかにされた。

 アントラーズのこれまでの歴史を踏まえ、小泉社長は「地域のシンボルとして、生活の中に根差した30周年」と語る。そして次の30年を見据えて、「様々な地域の課題に対して、私たちが持っているアセットの中で応えられるものは、積極的に応えていきたい」と意気込む。

「サッカーチームが本当の意味で、Jリーグが掲げているように、地域のハブとして、より新しい未来のライフスタイルが提供できるようなことができてくるんじゃいか。クラブのパートナー企業の方々の知識やノウハウ、技術を使いながら、この地域が先進的な街であるような取り組みをやっていきたい」

 ピッチ内に関しては、「監督がザーゴに代わり、フットボールもかなり新しい変化をした一年」と昨季を振り返る。タイトルを獲得できなかったことに悔しさを滲ませるが、「良いフットボールに進んできたのは間違いない」と自負する。

 30周年の今季、「タイトルを獲るのは必須の条件」と考える。「これまでのフットボールをどのように進化させていくのか。その結果、勝利というところで、みなさまの期待に応えたい、そういう一年にしたい」と言葉に力をこめた。

構成●サッカーダイジェスト編集部




◆【鹿島】新体制事業発表会見を実施。創設30周年を迎える2021年は、ピッチ内外での“しんか”で期待に応える一年に(サッカーダイジェスト)





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