日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年3月11日木曜日

◆鹿島荒木2発「どんどんゴール」2年目ジンクスなし(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島3-1湘南>◇第3節◇10日◇カシマ

鹿島アントラーズの高卒2年目のMF荒木遼太郎(19)が2得点を挙げ、チームの今季初勝利に貢献した。

前半3分、相手のクリアボールをゴール前で拾うと右足を振り抜き先制点。後半15分にはDF広瀬のスルーパスに抜け出し、GKの股を抜く技ありシュートで追加点を挙げた。日本代表、東京五輪世代のU-24(24歳以下)日本代表を率いる森保一監督が視察する中で結果を出した。

昨季は、東福岡高から加入1年目で、クラブでは内田篤人氏以来となる高卒ルーキーの開幕戦出場を果たした。昨季は26試合2得点だったが、早くも今季2試合3得点。2年目のジンクスを吹き飛ばす活躍に「自分のゴールは周りの選手のおかげでもあると思っている。今日もクロス、パスが自分のところに来た。感謝しながら、どんどんゴールを狙っていきたい」と謙虚だ。

ザーゴ監督も「去年のキャンプを見たときから、何か違うものを持っているなと。将来的には日本代表を目指してほしい」と期待を寄せる。コロナ禍でU-20W杯が中止となり、その予選にあたるU-19アジア選手権も中止になった。それだけに、「東京五輪も、目指せる位置にあれば目指したいなと思っています」と意欲を示し「どんどん結果を残して、代表に入ったり、優勝に導ける選手になりたい」と大きな目標を掲げた。【岩田千代巳】




◆鹿島荒木2発「どんどんゴール」2年目ジンクスなし(ニッカン)





◆鹿島の19歳荒木が2得点でリーグ戦初白星呼ぶ 出場2戦連発でブレークの予感(スポニチ)






明治安田生命J1リーグ第3節   鹿島3―1湘南 ( 2021年3月10日    カシマスタジアム )


 高卒2年目の19歳が、鹿島に今季リーグ戦初白星をもたらした。0―0の前半3分、左クロスのこぼれ球をMF荒木が右足で突き刺して先制。さらに後半15分にはDF広瀬のスルーパスに抜け出し、右足で相手GKの股を抜いた。先月27日のリーグ開幕・清水戦に続く2戦連発。「(1点目は)相手のクリアが自分のところに転がってきたので振り抜いた。(2点目は)流すだけでした」と、冷静に振り返った。

 昨季は内田篤人氏以来となる高卒1年目での開幕戦デビューを果たすなど、26試合に出場して2得点と上々の結果を残した。それでも、荒木は「ミスをしても、チャレンジし続けて自分の持ち味を出していくこと。昨シーズン終盤はそこができていなかった」。高い目標があるからこそ、決して満足はない。

 今季は大きな期待と重圧も背負う。今オフに背番号を26から13へと変更。クラブから番号を提示された際、荒木は「びっくりした」と振り返る。かつて柳沢敦氏、FW興梠慎三(現浦和)ら「ストライカー」が背負った伝統の番号。同時にクラブの期待の表れでもあり「番号に恥じないプレーをしたい」と意気込んでいた男が、今季ブレークの予感を漂わせた。




◆鹿島の19歳荒木が2得点でリーグ戦初白星呼ぶ 出場2戦連発でブレークの予感(スポニチ)





◆鹿島 高卒2年目・荒木2発で今季初勝利 10代の開幕2戦連発は城彰二以来2人目(スポニチ)






明治安田生命J1第3節   鹿島3ー1湘南 ( 2021年3月10日    カシマ )


 鹿島の高卒2年目の19歳・荒木が、2得点で今季リーグ初勝利をもたらした。

 東京五輪代表を兼任する森保監督が視察する前で、前半3分に左クロスのこぼれ球を右足で決めると、後半15分にはGKの股間を抜いた。10代での開幕2戦連発は94年市原FW城彰二以来2人目。5月に予定されたU―20W杯は中止となったが「東京五輪を目指せるよう、チームを優勝に導ける選手になりたい」と飛躍を誓った。




◆鹿島 高卒2年目・荒木2発で今季初勝利 10代の開幕2戦連発は城彰二以来2人目(スポニチ)





◆たった2試合で“昨季超え”…鹿島MF荒木遼太郎が今季3ゴール目「周りの選手のおかげ」(ゲキサカ)






[3.10 J1第3節 鹿島3-1湘南 カシマ]

 昨季の年間2ゴールをわずか2試合で上回る大活躍——。約1か月前に19歳の誕生日を迎えたばかりの鹿島アントラーズMF荒木遼太郎が、J1の舞台で開花の時を迎えている。

 開幕節・清水エスパルス戦(●1-3)ではセットプレーのこぼれ球に合わせて今季初ゴールを記録すると、第2節中止の影響で10日ぶりのリーグ戦となった第3節・湘南ベルマーレ戦(○3-1)では先制点と追加点の2ゴール。創設30年の節目でタイトル奪還が義務付けられるクラブに今季初白星をもたらした。

 それでも試合後、本人はいたって冷静だった。「自分のゴールも大事だけど、チームのために走って戦い続けたい」と心境を語った荒木は、これまでゴールをお膳立てしてきたFWエヴェラウド、MF土居聖真、DF広瀬陸斗の名前を一人ひとり列挙。「周りの選手のおかげで点が取れていると思っているので、感謝しながらゴールを狙っていきたい」と意気込みを語った。

 そんな19歳について、ザーゴ監督も過度に称えることはしなかった。

「昨年のキャンプから何か違うものを持っているという感覚はあった」と素質こそ認めつつも、「アントラーズのレギュラーになれると思うし、成長していってほしい。将来的にはアントラーズのレギュラーだけでなく、日本代表になってほしい」と”主力候補”として成長過程にあることを強調。「他の若手も成長している」とも述べ、荒木だけにフォーカスされることを避けた。

 そうした環境に身を置きながら、荒木は着実にステップアップを続け、さらなる大きな目標に向かっていく構えだ。

 今年予定されていたU-20W杯中止のため「自分たちの世代の代表はなくなってしまったので、東京五輪も自分が目指せる位置にあれば目指したい」と東京五輪代表入りに意欲も燃やした荒木は「まだまだどんどん結果を残して、代表にどんどん入っていったり、チームを優勝に導ける選手になりたい」と力強く語った。




◆たった2試合で“昨季超え”…鹿島MF荒木遼太郎が今季3ゴール目「周りの選手のおかげ」(ゲキサカ)





◆荒木2発に町田のヘッド弾! 鹿島が湘南の反撃を1点に抑えてリーグ戦初勝利!(サッカーダイジェスト)






前半に先制弾の荒木は、後半に追加点をゲット


 J1リーグは3月10日、中止となったガンバ大阪対大分トリニータの一戦を除く第3節の9試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズ対湘南ベルマーレが行なわれ、鹿島が3-1で勝利した。

 試合はさっそく動く。3分、鹿島の土居が左サイドで対峙するDFを振り切ってクロスを供給。これは相手DFにクリアされるが、こぼれ球を拾った荒木が強烈なシュートを叩き込み、ホームチームが幸先良くリードを奪う。

 先制した鹿島は連動性あるパス回しを見せる一方、相手ボールになれば素早い切り替えで奪いにかかる。対する湘南は受けに回る状態が続き、なかなかリズムを掴めない。

 湘南は22分にカウンターを発動。町野が勢いを持って仕掛けたが、これは鹿島DF陣の身体を張った守備の前に奏功しなかった。

 30分に差し掛かってもペースを握っているのは鹿島。攻守の両局面で湘南より優位に立ち、ゲームを進めていくが、追加点は奪えず。前半は鹿島の1点リードで折り返す。

 後半の序盤は湘南が良い形を作る場面もあったが、ゴールシーンを演出するまでには至らない。逆に鹿島は欲しかった2点目をゲット。60分、広瀬とのパス交換でペナルティエリア内に侵入した荒木が右足を振り抜く。放たれたボールは相手GKの股を抜き、ゴールネットを揺らした。

 鹿島はその後、1失点を喫したが、それ以上のゴールは許さず。終盤には町田がCKからヘッド弾を決め、3-1のスコアで湘南を下し、リーグ戦では今季初白星を挙げた。

構成●サッカーダイジェストweb編集部




◆荒木2発に町田のヘッド弾! 鹿島が湘南の反撃を1点に抑えてリーグ戦初勝利!(サッカーダイジェスト)





◆東北人魂、恩返しの道 子どもたちの未来のために―小笠原満男さん・サッカー(時事通信)






 サッカー元日本代表MFでJ1鹿島アントラーズのアカデミーでテクニカル・アドバイザーを務める小笠原満男さん(41)は、子どもたちの指導に励みながら、東日本大震災から10年の節目に気持ちを新たにする。「39歳まで現役をさせてもらったのは岩手県のいろんな人のおかげ。今度は恩返ししていく立場だと思っている」

 盛岡市出身で、大船渡高に進み全国高校選手権に出場。プロ入り後は2002、06年のワールドカップ(W杯)に出場するなど第一線で活躍した。11年の震災直後、小笠原さんは故郷の子どもたちが津波でボールやスパイクを失い、サッカーができなくなった窮状にショックを受けたことを鮮明に覚えている。

 「一生懸命頑張る子たちに、サッカーの場をつくってあげたかった」。震災から約2カ月後の11年5月、サッカーの復興を目的に「東北人魂を持つJ選手の会」を立ち上げた。

 用具を被災地に届けたり、大船渡市と協力して、津波の被害に遭った小学校の跡地に人工芝のグラウンドを建設したり。支援活動で選手としての本業に支障が出ないか心配する声もあったが、多くのJリーガーの協力を得て続けることができた。

 時を経て、震災の記憶が風化することに強い懸念を抱く。これまでも東北や茨城などでさまざまな大会をつくっては、津波の映像を見せたりして震災の教訓を伝えてきた。「知っている人が語り継ぐ必要がある」。自身の責任も理解している。

 新型コロナウイルスの影響でサッカーが自由にできない状況は、震災当時と似ている。「スポーツをしている子どもたちが笑顔になれば、大人も笑顔になっていく。どんな状況でも子どもを中心に、運動の時間を確保してあげたい」。希望を未来へつなぐための取り組みはまだ続いている。




◆東北人魂、恩返しの道 子どもたちの未来のために―小笠原満男さん・サッカー(時事通信)





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