日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年10月12日月曜日

◆【鹿島】今季6度目のAT弾で逆転! 終了間際の劇的ゴールに最も絡んでいる選手とは?(サッカーダイジェスト)






「若手だからこそ、思い切ってやっていきたい」


[J1第21節]鹿島3-2横浜FC/10月10日/カシマ

 今季6度目を数えるアディショナルタイムでのゴールで、鮮やかな逆転勝ちを収めた。

 21節・横浜FC戦、2点のビハインドに追いつき、2-2で迎えた90+2分、小泉慶が勝負を決する3点目をねじ込んだ。

 この横浜FC戦以外で、鹿島はこれまで5度、アディショナルタイムに得点し、いずれの試合でも勝点を手にしている。詳細は以下のとおりだ。

8節・大分戦(〇4-1)時間:90+5分/得点者:伊藤翔
10節・神戸戦(△2-2)時間:90+4分/得点者:荒木遼太郎
12節・G大阪戦(△1-1)時間:90+5分/得点者:犬飼智也
13節・柏戦(〇3-2)時間:90+1分/得点者:土居聖真
18節・湘南戦(〇1-0)時間:90+4分/得点者:ファン・アラーノ

“ダメ押し弾”となった大分戦のゴールをのぞき、その他はどれもチームを敗戦から救う、あるいは勝利をもたらすゴールである。

 これら終了間際の価値ある得点に最も絡んでいる選手がひとりいる。高卒ルーキーの荒木だ。

 神戸戦では待望のプロ初得点を記録。G大阪戦では左足のクロスで犬飼のゴールをアシスト、柏戦では土居の得点をお膳立てした三竿健斗に丁寧なゴロパス、そして冒頭で記した横浜FC戦では、鋭い反転からゴール前にいる小泉へアシスト。また大分戦でも、右からのクロスを巧みにヘッドですらせて、その流れから伊藤のゴールが生まれている。

 AT弾に絡んだこの5試合はすべて途中出場。限られたプレータイムのなかで、きっちりと仕事をこなしている。

「若い自分たちが勢いを持ってチームに絡んでいければ、チームももっと良くなるはず」
「若手だからといって遠慮するのではなく、若手だからこそ、思い切ってやっていきたい」

 その言葉どおりのパフォーマンスを示す18歳のアタッカーは、上位進出を目論む鹿島にとってもはや不可欠な存在だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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