日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年3月28日日曜日

◆町田・中島が史上2人目のJ2通算100得点達成 大黒以来の大台に「勝利で飾れて良かった」(スポニチ)






明治安田生命J2リーグ第5節   町田1―0甲府 ( 2021年3月27日    JITリサイクルインクスタジアム )


 J2町田のFW中島裕希(36)が今季3ゴール目を挙げ、J2通算100得点を達成した。今年1月に現役引退を表明した大黒将志の108得点に次ぎ、リーグ史上2人目の大台到達となった。

 試合開始早々の前半3分にDF高橋のロングフィードに抜け出すと、GKとの1対1で右足を出してボールを浮かせた。町田はその1点を守り切り、今季初の無失点勝利。試合後のインタビューで中島は「100ゴール目は勝利で飾りたかった。自分の得点で、みんながその1点を守り切ってくれて良かった」と喜びを口にした。




◆町田・中島が史上2人目のJ2通算100得点達成 大黒以来の大台に「勝利で飾れて良かった」(スポニチ)





◆【内田篤人33歳に】鹿島との別れ際に言った「ありがとうございます」後輩を気遣った試合直前の「ごめんね」(Number)








 雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は3月27日に33歳となった内田篤人の5つの言葉を振り返ります。

<名言1>
本当にありがとうございます。
(内田篤人/Number1010号 2020年9月3日発売)

◇解説◇

 2020年8月23日のガンバ大阪戦。内田にとって、この日が現役ラストマッチとなった。

 試合後のセレモニーで花束を抱えながら、淡々と言葉を続けた。

 引退の決断は、タイトル獲得に貢献してきた歴代の先輩が見せてきたような「選手生命を削りながら勝つために日々、努力する姿」を後輩に見せることができなくなったから。異例とも言えるシーズン半ばでの発表は、実に内田らしい引き際だった。





 子供たちへのメッセージに続いて、「サッカーを通して出会えたすべての人たち」への感謝の思いでその場を締めた。

「ありがとうございました」ではなく「ありがとうございます」。

 これからもずっと抱いて生きていく──そんな意思を感じる別れだった。

<名言2>
技術うんぬんよりも、結局、根性だと思う。
(内田篤人/Number961号 2018年9月13日発売)

◇解説◇

 甘いマスクに秘めた内面は、正直で人一倍熱い男。サッカーファンなら誰もが内田のパーソナリティーを知っている。鹿島アントラーズや日本代表で疾走した右サイドバックは、シャルケ(ドイツ)でもレギュラーの地位をつかみ、ノイアーやラウールといったワールドクラスの選手からも信頼された。

「毎年のように同じポジションの選手を補強される覚悟、少しでも悪いプレーをしたら批判される覚悟を持っているかどうか」

 内田の強い気持ちはファンにも伝わり、シャルケで愛される選手となったのだ。

 2020年10月、自身のキャリアを終えた内田は近年の「欧州組の増加」について言及している(https://number.bunshun.jp/articles/-/845437)。





「ヨーロッパへ移籍するのなら、Jリーグでしっかり活躍して、クラブに移籍金を残して行くべき。それは僕の持論ですし、本音です。ただし、移籍金が発生しなくても“俺は海外でやるんだ”“サッカー人生を棒に振ってでもチャレンジするんだ”と考えるのは自由です。『内田篤人がこう言っているからやめよう』と思うくらいなら、最初から海外移籍なんてやめた方がいい。本気で行きたいヤツは、行きゃあいいんです」

 欧州に「行く」ことよりも、「行った後」が大事。総勢50人近い欧州組のリストを見ながら、こう語り始めた。

「僕が知らない選手もたくさんいますね。みんな頑張ってるんだよ。言葉も、文化も違う。生活するだけで大変なんだから。でも、ヨーロッパでは“活躍する”ことより、“活躍し続ける”ことが難しいんです。むこうのクラブは資金も豊富な分、少しでもダメな時期があると、すぐに同じポジションの選手を補強しちゃうから。結局、選手を補強されても活躍し続けるには、根性が大事なんですよ」

 その言葉には、世界で戦い抜いてきた自負が詰まっている。

<名言3>
オレは試合勘という言葉がよくわからなくて。感覚でサッカーはやるけど、勘でサッカーはやっていない。
(内田篤人/Number893号 2016年1月7日発売)

◇解説◇

 ひざの痛みと格闘し、ひたすら身体を鍛えた2015年。

 リハビリが“9合目”まで到達したその年の12月には、「いま戻ったとしても、ちゃんと力を出せれば試合に出られる」と自信をのぞかせていた。

 とはいえ、長い期間ピッチから遠ざかっている。「内田は戻れるのか?」と周囲から“試合勘”を不安視する声が増えはじめていた。それでも「オレは試合勘という言葉がよくわからなくて」と言いながら、言葉を続けた。

「復帰したあとも、慣れればもっといいプレーは出来ると思うんだけど、大崩れはしない。むしろ、怪我をしている間は外から試合を見ているから、あそこにスペースがあるなとイメージをつかめる部分もあるかもしれない」

 多くの監督、仲間たちから信頼されてきた理由がそこにある。





<名言4>
性格的な問題だと思うけど、負けたときにへこみすぎるのも、良くないと思うんだよね。「へい・じょう・しん」でしょ。
(内田篤人/Number831号 2013年6月27日発売)

◇解説◇

 2013年のコンフェデ杯で日本はブラジルに0-3と完敗。まったく良いところがなかったが、落ち込む他の選手たちとは違い、内田は「次戦のイタリア戦はザッケローニ監督がイタリア人だから負けられない」と即座に切り替えていた。

「負けて、下を向いてたら、そのままズルズル行っちゃうから。それなら俺は、“空気を読めない”くらいの存在でいればいいんだよ」

 チームにはこういう存在も必要だ。





<名言5>
いろいろと背負わせてごめんね。
(内田篤人/NumberWeb 2020年9月23日配信)

◇解説◇

 現役引退を決めた内田は、その思いをすぐに周囲に伝えようとはしなかった。


 鹿島アントラーズで主将を任されている三竿健斗がその知らせを聞いたのは、ラストマッチとなったガンバ大阪戦を控えたチームミーティングの時。選手全員の前で内田の口から報告したタイミングだった。内田は「健斗にはあえて言わなかった。感情が表に出るキャプテンシー、責任感が強い選手なので、先に言うとちょっと調子が狂うなと思った」という。

 試合前のロッカールーム。ウォーミングアップを終えて控室に戻った三竿のもとに、内田がやってきた。

「いろいろと背負わせてごめんね」

 高卒ルーキーとして常勝軍団の一員となり、日本代表でもすぐに主軸として国を背負った。世界を経験して古巣へ復帰したときには、これまでとは少し違う、闘う姿も見え隠れした。大きなプレッシャーと戦ってきたからこそ、その重みを誰よりも知っている。それを主将として引き継ごうとしている後輩を慮ったのだろう。





 三竿は内田がクラブを去ったあと、こう話している。

「篤人さんは、ピッチにいるだけでみんなが安心する存在だった。でも、もういないので自分はもちろん、チーム全体でいい空気を作っていかないといけない。(個人的には)今や守備ではかかってこいって感じ。他の人に負ける気はない。避けられて他のところから攻められるようになってきたから、どんどん仕掛けてきてほしい。自信ありますよ。あとは得点に絡むところですね」

 チームのために全身全霊を捧げてきた姿は、後輩たちにしっかりと伝わっていた。




◆【内田篤人33歳に】鹿島との別れ際に言った「ありがとうございます」後輩を気遣った試合直前の「ごめんね」(Number)


◆内田篤人、目標は松岡修造! 「報道ステーション」スポーツキャスターに就任(ENCOUNT)






サッカー元日本代表・内田篤人がテレビ朝日系「報道ステーション」(午後9時54分)で初のスポーツキャスターに就任することが発表となった。


「修造さんからは熱が伝わる」


 サッカー元日本代表・内田篤人がテレビ朝日系「報道ステーション」(午後9時54分)で初のスポーツキャスターに就任することが発表となった。

 内田は3月31日より毎週水曜日に、「報道ステーション」に出演する。

 内田は2006年に鹿島アントラーズへ入団。DFとして、クラブ史上初となる高卒ルーキーでの開幕戦先発出場を果たし、Jリーグ優勝新人賞を受賞、さらにはA代表や南アフリカW杯の日本代表メンバーにも選出されるなど、活躍した。

 10年からはドイツへ渡り、17年8月までFCシャルケ04に所属。14年にはブラジルW杯の日本代表メンバーに選ばれる一方、故障に苦しみながらも17年8月からはウニオン・ベルリンで、18年からは古巣の鹿島で現役アスリートとしてまい進。20年8月に惜しまれながらも、現役を引退した。

 内田は「『報道ステーション』に出演できるのが非常にうれしくて、『僕でいいならぜひ!』と即答しました」と、オファーを受けたときの喜びを述懐。

「緊張感もありますし、最初は分からないことや出来ないことだらけだと思います」と謙虚に自己分析しつつも、「“とりあえずやってみよう精神”で取り組みたい」と意欲をにじませた。

 実は内田、「僕自身サッカー以外のことについても勉強したいとちょうど思っていた」そう。

「仕事としていろんなことにチャレンジできる場をいただけて、すごくありがたいです。現役を引退した選手が誰でもいただけるような話ではないですし、今後に生かせるように頑張ります」と、全力を尽くすことを約束した。

 目標にしたいスポーツキャスターには、「報道ステーション」にも出演している元テニス選手の松岡修造を挙げ、「修造さんからは熱が伝わるじゃないですか。スポーツの根本はそこだと思っているので、あそこまで激しくできるか分からないですけど、スポーツの良さやアスリートの人間性、競技の素晴らしさを伝えていきたい。僕らしくやりたいと思います」と決意を表明した。

 もちろん、サッカーのみならず、他競技も取材を行っていく。

 興味のある競技については「バスケ、ラグビー、新体操、柔道、近代五種、馬術」とコメント。番組では、現在33歳という若さを生かした「実際に競技を体験するロケ」や、「未来のスポーツ界で活躍するであろう“金の卵”の発掘企画」などにも携わる予定。




◆内田篤人、目標は松岡修造! 「報道ステーション」スポーツキャスターに就任(ENCOUNT)





◆鹿島の守護神を掴んだGK沖悠哉が目指す“存在感”、代表にも意気込む「試合を決めるのはGK」(超WORLDサッカー!)






U-24日本代表は24日、国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けた合宿3日目を迎えた。

東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。

合宿3日目、鹿島アントラーズでプレーするGK沖悠哉がオンライン取材に応対。メディアの質問に応じた。

昨年12月の国内合宿に続いて招集を受けた沖。継続しての招集について「まずは代表に選ばれたことを非常に嬉しく思いますし、チームでの充実具合が選考された理由かなと思います」とコメント。「代表に選ばれて感謝しなければいけないのは、この環境を与えてくれた人たちがいること、苦しい環境でサッカーができることに感謝しなければいけないと思います」と語り、難しい環境下での活動に感謝を述べた。

その合宿に続いて、再び日本代表でプレーすることとなった沖だが「代表のエンブレムをつけて活動することに意義を感じて、責任ある行動・言動が必要だと感じました」と意義を語り、「国内組だけでしたがレベルが高くて、プロとしてこの世代で集まったのは初めてだったので、こんなに上手い選手がいると驚きましたし、アピールしないといけないという有意義な期間でした」と昨年末のキャンプを振り返った。

2020シーズンの途中から出場機会を得た沖はそのまま正守護神のポジションを確保。今シーズンもそのまま継続して試合に出場している。「この半年で確実に自信だったりは間違いなく持つことができました。その自信が過信に変わらないようにということは意識していて、見栄を張ったプレーをしないように、綻びは必ず出るので意識しています」と謙虚なコメント。着実なプレーを心掛けていることを明かした。

現在の沖のテーマは“存在感”だという。「全体的な技術だったりメンタル面の成長を意識していますが、GKにとって大事な存在感をテーマにしています。存在感の答えはないと思うので、そこにどうアプローチするのかが大事だと思いますが、これから先ずっと課題だと思うので、向き合いながら成長していければと思います」と語り、しっかりと日々成長していきたいとした。

存在感を大事にしたいと思った理由は「昨年引退した曽ヶ端さんやクォン・スンテ選手と何が違うかというと、技術や体格も違いますが、存在感が違いました。試合を決めるのはGKだと思っています」とコメント。また、2020シーズンの最終節のことを引き合いに出し「最終節のセレッソ戦でキム・ジンヒョン選手が最後に抑えて、その結果、鹿島がACLを逃しました。これがGKかと感じました」と語り、最終節で勝利を阻まれたことで強く感じたという。

しかし、何かを身につければ出るものではない“存在感”だが「全然答え、先がわからないことなので、自分の中で意識しているのが立ち振る舞いや声の掛け方、表情を練習から意識するようにしています」とし、何事も意識することが大事だと語った。

アルゼンチンとの2試合で見せたいプレーについては「GKのポジションとしては舐められてはいけないというのが大前提です。ゴールを守る、シュートを止めることはもちろんですが、接触の時にどういう態度をとるか、チームメイトにどういう声をかけるか、今年自分にとっての課題でもあると思うので、ぜひ見てもらいたいです。得意なキックやビルドアップはそれ以上見てもらいたいと思います」とコメント。プレーする態度に注目してもらいたいと語った。

またイメージについては「まずミドルレンジが長いイメージです。ミドルシュートをよく打ってくるイメージがあります。それと、ドリブルのテンポやキックのタイミングが違うと思います。ただ、練習から意識づけすることでやれると思います」とコメント。試合に出るためには「代表や海外のチームとやるのはプロとして初めてなので、ある程度イメージを持って対応できると思います。間違いなく経験になるので、どう準備していくかが大事だと思います」とイメージをしっかりして準備していると語った。

将来的には日本代表も目指すことになる沖。「小さい頃からテレビや試合を観に行って、日本代表でプレーしたいと思っていたことですし、今はアンダーカテゴリーに来ていますが、しっかり代表でアピールして試合に出ることが目標です」と将来を見据えた発言も垣間見せた。




◆鹿島の守護神を掴んだGK沖悠哉が目指す“存在感”、代表にも意気込む「試合を決めるのはGK」(超WORLDサッカー!)





◆“因縁マッチアップ”も実現…鹿島が上田2発などで5-1快勝! 試合前にアクシデントもあった福岡は連敗(ゲキサカ)






[3.27 ルヴァン杯GL第2節 福岡1-5鹿島 ベススタ]

 YBCルヴァンカップ2021のグループA第2節が27日に各地で行われた。鹿島アントラーズはベスト電器スタジアムでアビスパ福岡と対戦。FW上田綺世の2ゴールなどで5-1の快勝を飾り、開幕2連勝とした。

 両チームは17日のJ1第5節でも同会場を舞台に対決している。その試合では前半37分に鹿島DF関川郁万が福岡FW三國ケネディエブスに対する危険なタックルで一発退場。数的優位に立った福岡が後半40分にMF金森健志のゴールで均衡を破り、1-0で勝利を収めた。

 10日後に迎えた再戦で福岡は当初、新加入のGK永石拓海を先発メンバーに入れていたが、キックオフ前にアクシデントがあったとみられ、新天地デビューはお預け。代わってGK杉山力裕がスタメン出場した。対する鹿島はリベンジに燃える関川をセンターバックで先発起用。2トップには上田とFWエヴェラウドが並んだ。

 アウェーの鹿島は前半9分に均衡を破る。右CKを獲得し、キッカーのDF永戸勝也が左足でクロスを供給。ニアの上田がMFカウエと競りながら頭で合わせに行くと、逆のサイドネットにボールが突き刺さる。上田はこれが今季の公式戦初ゴールとなった。

 前半17分には右サイドに流れた福岡の三國が関川との“因縁マッチアップ”。三國は関川をかわして左足でクロスを送り、ゴール前のMF重廣卓也が右足のオーバーヘッドで合わせる。しかし、枠の左に外れた。

 すると、前半28分に鹿島が追加点を奪う。左CKからキッカーのMF舩橋佑が右足でストレート性のクロスを送り、PA手前右のMF荒木遼太郎が右足で見事にジャストミート。弾丸シュートはGK杉山の正面を突くが、こぼしたボールがゴールラインを割った。

 鹿島の攻勢は続く。前半35分、エヴェラウドからパスを受けた上田がPA内左で切り返し、右足で豪快なシュート。クロスバーを叩いてネットを揺らし、3-0とする。上田は直後の同36分にもインターセプトから、右足で目の覚めるようなミドルシュートを放つ。だが、ゴール左に飛んだボールはGK杉山に弾かれ、そのままのスコアで前半終了となった。

 ハーフタイム明けからも攻勢を続ける鹿島。後半16分には左サイドのMFレオ・シルバからのスルーパスにエヴェラウドが走り込み、PA内左に進入する。飛び出したGK杉山を避けながら左足で浮かせたシュートを放ち、角度のないところから決めてみせた。

 苦しい展開となった福岡は後半31分、左CKの流れからPA内右のMF吉岡雅和が左足で技ありのクロスを送ると、DFカルロス・グティエレスの来日初ゴールとなるヘディング弾で1点を返す。しかし、鹿島の勢いを止めることはできない。

 後半アディショナルタイム1分に鹿島の左サイドのFKから、キッカーのMF遠藤康が左足でクロス。フリーでゴール前に飛び込んだDF広瀬陸斗がドンピシャのヘッドで叩き込み、加入後初得点をマークした。

 鹿島は5-1でタイムアップを迎え、今大会2連勝。福岡は10日前のリベンジを許す形で2連敗を喫した。グループAは第2節を終え、2連勝の鹿島と札幌がともに6ポイント。2連敗の福岡と鳥栖が勝ち点0となっている。




◆“因縁マッチアップ”も実現…鹿島が上田2発などで5-1快勝! 試合前にアクシデントもあった福岡は連敗(ゲキサカ)





◆【鹿島】圧巻5発大勝、セットプレーから3点!MOMは負傷から復活2得点のストライカー(報知)






◆ルヴァン杯▽1次リーグ第2節 福岡1―5鹿島(27日・ベスト電器スタジアム)

 鹿島は5―1で福岡に圧勝した。負傷から復帰後初先発となったFW上田綺世がCKをニアで合わせて先制すると、前半28分には再びCKからMF荒木遼太郎がボレーシュートをたたき込み追加点。同35分には上田が強烈なシュートを突き刺して試合を決定づけた。

 後半にはスルーパスに抜け出したFWエヴェラウドが角度のないところからネットを揺らし、途中出場のMF広瀬陸斗もFKからゴールをマーク。1点は与えたものの、試合内容でも相手を圧倒して大会2連勝とした。

 採点と寸評は以下の通り。

ザーゴ監督【6・5】選手個々の長所が際立つ。失点は頂けないが。リーグ戦の借りはリーグ戦で

GKクォンスンテ【6・0】今季初出場。勝ったことに意味がある。失点場面はノーチャンス

DF常本佳吾【6・0】可能性感じる90分。一歩目を出す判断が他選手より速く、攻守両面で余計にスピーディーに感じられる

DF犬飼智也【6・0】キャプテンとしてプレー。出場時間は無失点、ピンチもほぼなし。左腕の腕章も似合っていた。ワン将

DF関川郁万【5・5】失点には直接関与せずも、我慢の時間帯で我慢したかった。やっぱり三国は苦手そう

DF永戸勝也【7・0】ゴールが生まれた3本のセットプレーは全て彼が獲得。うち1本はキッカーとして上田の頭に合わせアシストマーク

MF舩橋佑【6・5】意表を突くCKでアシスト。ミスもあったが、その後の素早い切り替えの方が目立った。落ち着いてはいるが、決して控えめではない

MFレオシルバ【6・5】スルーパスでアシスト。ミスもあったが、その後の素早い切り替えの方が目立った。落ち着いてはいないが、決して慌ててはいない

MF荒木遼太郎【6・5】下がりながらの圧巻ボレーで追加点。絶好調の勢いが、GKの股の下をくぐらせた

MF白崎凌兵【6・5】白崎―安西ライン時もそうだったが、縦関係を組むSBの推進力・可動域・潜在能力を引き出す力がある

FWエヴェラウド【7・0】角度のないところから左足でパサッと揺らす追加点。交代でピッチを離れる時のお辞儀の角度はペッコリ90度

FW上田綺世【7・0】柔と剛の合わせ技で2得点。そのまま福岡に残ってもらって、強豪アルゼンチン相手のプレーも見てみたいものです。MOM

MF遠藤康【6・0】後半18分IN。時間帯もあって中4枚、しかもそのうち1人は広瀬の状況のFKで、ピンポイント・お見事・そこ狙うか普通キックで広瀬弾アシスト

MF広瀬陸斗【6・0】後半18分IN。右のMFで出場。オプションのテストだったか。FKを頭で沈めて追加点

MF松村優太【5・5】後半18分IN。1点差リードの展開であのプレーなら及第点だが。もっと破天荒でいい

DF林尚輝【6・0】後半25分IN。プロデビュー戦。前への強さは感じた

FW染野唯月【6・0】後半26分IN。積極性、貪欲性を見せてシュート2本

谷本涼主審【6・5】文明の利器いらずの的確ジャッジング

※平均5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ




◆【鹿島】圧巻5発大勝、セットプレーから3点!MOMは負傷から復活2得点のストライカー(報知)





◆鹿島5発快勝、上田が“復活”2得点「責務全うできた」 ルヴァン杯(スポニチ)






YBCルヴァン杯1次リーグ第2節A組   鹿島5ー1福岡 ( 2021年3月27日    ベススタ )


 各地で7試合が行われ、鹿島はFW上田綺世(22)の2ゴールなど5得点で福岡に快勝し、2連勝とした。横浜FCのFW三浦知良(54)はアウェーの湘南戦でベンチ入りしたが、出場機会なし。DF土屋征夫の持つ同大会最年長得点記録(42歳9カ月10日)の更新はならず、試合も0―1で敗れた。

 リーグ開幕戦で負傷した鹿島の上田が、公式戦復帰2戦目で先発し、2得点と復活を印象づけた。前半9分、右CKに遠いサイドからニアに走り込み、頭で合わせ、先制。さらに2―0の前半35分は縦パスを受けると、相手DFをかわした右足シュートがクロスバーに当たり、ゴールへ。後半26分までピッチを駆け回った東京五輪世代のFWは「FWとしてのある程度の責務を全うできた」と納得顔だった。




◆鹿島5発快勝、上田が“復活”2得点「責務全うできた」 ルヴァン杯(スポニチ)





◆YBCルヴァン杯1次リーグ第2節 鹿島、5発大勝 A組首位をキープ(茨城新聞)






Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第2節第1日(27日・ベスト電器スタジアムほか=7試合)6年ぶりの優勝を狙う鹿島は福岡に5-1で大勝し、札幌と並んでA組首位をキープした。

鹿島は前半9分、右CKを上田が頭で合わせて先制した。同28分には左CKから荒木が右足のミドルシュート、35分には再び上田が右足シュートを決めた。後半は16分にカウンター攻撃からエベラウドが左足シュートを沈めた。同30分に失点したが、試合終了間際に広瀬が昨季の移籍後初ゴールでダメを押した。

札幌は鳥栖に5-1で快勝し2連勝。D組の横浜Mは広島に5-0で完勝した。清水は仙台を下した。C組は湘南が横浜FCに勝ち、柏は浦和を退けた。B組では大分が徳島に競り勝った。

▽ベススタ(観衆3,964人)
福岡 2敗(0) 1-5 鹿島 2勝(6)
0-3
1-2




◆YBCルヴァン杯1次リーグ第2節 鹿島、5発大勝 A組首位をキープ(茨城新聞)





◆U-24日本代表選外の上田綺世が2発。鹿島がリーグ戦のリベンジ果たしアビスパ福岡に大勝【ルヴァンカップ第2節】(フットボールチャンネル)






【アビスパ福岡 1-5 鹿島アントラーズ ルヴァンカップ第2節】

 JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第2節のアビスパ福岡対鹿島アントラーズ戦が27日に行われ、アウェイの鹿島が5-1で勝利を収めた。


 両チームはJ1リーグ戦でも10日前に対戦したばかりであり、その時は前半に退場者を出した鹿島に対して福岡が終盤のゴールで1-0の勝利を収めた。だが今回はリベンジを期す鹿島が前半からゴールを重ねていく。

 9分にはCKからのクロスに合わせた上田綺世のヘディング弾で先制点。続いて28分にも再びCKから、プロ初出場のユース出身MF舩橋佑が上げたクロスにファーサイドで荒木遼太郎が合わせる。ダイレクトボレーはGKの正面を突いたが、キャッチミスを誘って追加点となった。

 さらに35分、エヴェラウドからのパスを受けた上田が左足のシュートフェイントから持ち替えて右足で豪快に突き刺す。東京五輪世代のストライカー候補だが、負傷の影響で今回のU-24代表選外となっていた上田が前半だけで2得点の活躍をみせた。

 前半を3点リードで折り返した鹿島は、61分にもカウンターからエヴェラウドがGKとの1対1を制して4点目。福岡も76分にようやくカルロス・グティエレスが1点を返したが、アディショナルタイムには広瀬陸斗の5点目で鹿島が再び突き放し、5-1の大勝でルヴァン杯2戦2勝を飾った。

【得点者】
9分 0-1 上田綺世(鹿島)
28分 0-2 荒木遼太郎(鹿島)
35分 0-3 上田綺世(鹿島)
61分 0-4 エヴェラウド(鹿島)
76分 1-4 カルロス・グティエレス(福岡)
90+1分 1-5 広瀬陸斗(鹿島)

【了】




◆U-24日本代表選外の上田綺世が2発。鹿島がリーグ戦のリベンジ果たしアビスパ福岡に大勝【ルヴァンカップ第2節】(フットボールチャンネル)





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