日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月17日木曜日

◆「正直悩みました」2部降格のケルンから新天地へ…ブレーメン移籍の大迫が心境明かす(ゲキサカ)





 ブレーメンは16日、ケルンから日本代表FW大迫勇也(27)を獲得したことを発表した。

 大迫は所属事務所を通じて「この度、ドイツの中でも歴史あるクラブであるブレーメンに完全移籍することになりました。来シーズンは新たなチームで挑戦できることをうれしく思います」とコメントを発表した。

 2014年1月に鹿島から当時ブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンに移籍した大迫は15試合6得点と結果を残し、翌2014-15シーズンからケルンに加入した。4シーズンで108試合出場、15ゴール。今季は25試合に出場し、4ゴール2アシストを記録したが、チームは最下位で2部降格が決まった。

「ケルンで過ごした4年間は、初のヨーロッパリーグ出場やFW以外でのポジションなどたくさんの経験をさせてもらい、サッカー選手として、一人の人間として成長させてもらえたことは感謝でしかありません」

 そうケルンへの感謝を口にし、「2部降格が決まったあと、いくつかの他クラブからのオファーを頂きました。正直悩みました。ケルンへの想いと新しいチャレンジ。最終的に今の自分に必要なのは高いレベルでプレーを続けていくことだと思い、移籍を決断しました」と、移籍に至るまでの心境を明かした。

「ブレーメンはケルン同様、今シーズン当初は苦しんでいましたが、監督交代以降、内容も結果も充実していきました。コーフェルト監督と話したときも、攻撃的なサッカーを続け、より高みを目指して行く中で『大迫が必要だ!』とストレートに言われ、その想いに答えたいと思い、ブレーメン移籍を決断しました」

 ドイツでの6シーズン目となる新シーズンに向け、「来シーズンは新天地でのスタートになりますが、みなさんに活躍している姿を届けられるように頑張りたいと思います」と決意を述べた大迫。ブレーメンにとっては1981~86年まで在籍した奥寺康彦氏以来の日本人選手獲得となる。




「正直悩みました」2部降格のケルンから新天地へ…ブレーメン移籍の大迫が心境明かす




◆大迫勇也、ブレーメンへの移籍が決定! 奥寺康彦氏以来の日本人選手に(サッカーキング)


大迫勇也


 ブレーメンは16日、ケルンから日本代表FW大迫勇也を獲得したと発表した。移籍金などは双方合意の下、非公表と発表されているがドイツメディアでは移籍金600万ユーロが支払われる見込みと報じられている。 

 大迫は2014年6月に1860ミュンヘンからケルンへ完全移籍で加入。加入4年目の今シーズンはブンデスリーガ25試合に出場して4得点2アシストを記録し、チームと同様に苦しいシーズンを送ることとなり、ケルンは2部降格が決まってしまった。去就に注目が集まる中、ハノーファーやデュッセルドルフなどからの関心が報じられていたが、ブレーメンへの移籍が決まった。

 大迫は移籍に際し、「ブレーメンには素晴らしいファンと多くの伝統があるクラブだと認識していました。ここでのプレーを楽しみにしていますし、貢献していきたいです」と、コメントしている。

 ブレーメンは今シーズン途中、35歳のフロリアン・コーフェルト氏が指揮官に就任。開幕10戦勝ちなしと低迷していた状態でチームの再建を託され、以後24試合で10勝7分7敗と上々の成績を残し、11位でシーズンを終えている。通算ではブンデスリーガを4度制した名門で、過去には日本人選手として、奥寺康彦氏が在籍したことでも知られている。




大迫勇也、ブレーメンへの移籍が決定! 奥寺康彦氏以来の日本人選手に

◆鹿島が“鬼門”突破で10年ぶり8強!!敵地で敗戦も2戦合計4-3で上海上港を振り切る(ゲキサカ)





[5.16 ACL決勝トーナメント1回戦第2戦 上海上港2-1鹿島 上海]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は16日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。日本勢で唯一、グループリーグを突破した鹿島アントラーズは敵地で上海上港(中国)と対戦。1-2で敗れたものの、2試合合計4-3とし、準々決勝進出を決めた。過去5回の決勝トーナメント初戦はいずれも敗退している“鬼門”だったが、ついにその壁を突破。グループリーグ後が準々決勝だった08年大会以来、10年ぶりの8強入りとなった。

 鹿島は3-1で先勝した9日の第1戦から先発一人を変更。MF三竿健斗に代わってMFレオ・シルバが公式戦2試合ぶりに先発した。試合は立ち上がりに失点する苦しい展開となる。前半7分、上海上港はMFオスカルの右FKがファーサイドに流れ、DF昌子源がクリアミス。ゴール前にこぼれたボールをFWフッキが左足で蹴り込んだ。

 2試合合計3-2と1点差に追い上げられた鹿島だが、徐々に反撃に出る。前半20分、右サイドからDF西大伍がアーリークロスを放り込むと、FW金崎夢生がヘディングで合わせたが、ゴール左へ。同36分にはMF永木亮太のロングボール1本にMF鈴木優磨が抜け出し、右足でシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。

 上海上港のラフプレーにもリズムを崩さず、冷静にチャンスをうかがう鹿島は前半42分、レオ・シルバの縦パスを受けた鈴木がタメをつくり、オーバーラップしてきたDF安西幸輝にパス。安西のグラウンダーのクロスをFW土居聖真が技ありの左足ヒールで流し込んだ。

 前半終了間際に1-1の同点に追いついた鹿島は2戦合計スコアで4-2と突き放す。後半開始から2人を交代した上海上港は後半12分、高い位置でボールを奪ったオスカルがそのままドリブルでPA内に切れ込み、鋭い切り返しからラストパス。ゴール前でフリーになったフッキが左足ボレーで合わせたが、至近距離でGKクォン・スンテがスーパーセーブを見せ、決定的なピンチを救った。

 後半19分にもフッキのスルーパスに抜け出したMFリー・ションロンのシュートをクォン・スンテが左足1本でかき出す。上海上港の反撃に粘り強く耐えていた鹿島だが、後半34分、DFユー・ハイの左クロスからゴール前の競り合いの中、ボールが昌子の手に当たったとしてPKを取られた。このPKをフッキに決められ、1-2。微妙な判定で勝ち越しを許し、2試合合計でも4-3と再び追い上げられた。

 ラフプレーの目立つ上海上港にはイエローカードも乱発。後半39分には小競り合いに発展するシーンもあった。鹿島は後半44分、金崎に代えてDF犬飼智也を投入し、逃げ切りを図る。最後まで集中力を切らさず、試合はそのままタイムアップ。1-2で敗れた鹿島だが、第1戦のアドバンテージを生かし、“鬼門”だった決勝トーナメント初戦を突破した。




鹿島が“鬼門”突破で10年ぶり8強!!敵地で敗戦も2戦合計4-3で上海上港を振り切る




◆鹿島が10年ぶりACLベスト8! 2戦合計で上海上港を上回り“鬼門”突破(サッカーキング)




2018.05.16 21:00
上海体育場
上海上港 2 終了 1 鹿島アントラーズ

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが16日に行われ、上海上港(中国)と鹿島アントラーズ(日本)が対戦した。

 9日に鹿島のホームで行なわれたファーストレグは、鈴木優磨、西大伍、相手のOGで3-1と先勝。ベスト8進出に大きく前進した。そのファーストレグからはスタメンを1名変更。三竿健斗に代わり、レオ・シルバがボランチに入った。対する上海はファーストレグで得点を挙げたエウケソンが欠場。代わって元ブラジル代表のフッキがスタメン入りした。

 開始7分、上海にセットプレーのチャンスを与えてしまう。オスカルのFKからゴール前でフリーになっていたフッキに左足で決められ、上海に先制を許す。対する鹿島は前半終了間際の42分、左サイドを駆け上がった安西幸輝のグラウンダーのクロスを土居聖真がヒールで流し込み、前半を1-1で終えた。

 後半に入り79分、相手のシュートが昌子源のハンドと判定され、上海にPKが与えられる。このPKをフッキに決められ、1点差に詰め寄られる。その後、鹿島はセンターバックの犬飼智也を投入して上海の攻撃をしのぎ切った。

 試合は2-1で終了。2試合合計4-3で鹿島がベスト8進出を決めた。鹿島は過去4度決勝トーナメント1回戦で敗れており、10年ぶりのベスト8となった。なお、ACL準々決勝の組み合わせ抽選会は今月23日に行われる。

【スコア】
上海上港 2-1(2試合合計3-4) 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 7分 フッキ(上海上港)
1-1 42分 土居聖真(鹿島)
2-1 81分 フッキ(上海上港)




鹿島が10年ぶりACLベスト8! 2戦合計で上海上港を上回り“鬼門”突破




◆【鹿島】ACL8強進出!「試合翌日に後悔してはいけない」ジーコ氏金言生かし鬼門突破(報知)





 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽決勝トーナメント1回戦第2戦 上海上港2―1鹿島=2戦合計4―3で鹿島の勝利=(16日・上海)

 【上海(中国)16日=岡島智哉】日本勢で唯一決勝トーナメント(T)に進出しホームでの第1戦を3―1で勝利した鹿島は、敵地で上海上港(中国)に1―2で敗れたが、2戦合計4―3として6度目の挑戦で初めて決勝T初戦を突破。10年ぶりの8強入りを果たした。

 前半7分に先制を許したが、同42分にMF土居聖真(25)が貴重なアウェーゴールを決めた。準々決勝は8月27~29日に第1戦、9月17~19日に第2戦が行われる。

 熱狂の渦と化した会場を黙らせる笛が鳴った。最前線でボールを追い回したFW鈴木はピッチに倒れ込んだ。元ブラジル代表FWフッキとのバトルを繰り返したDF安西も座り込んだまま動けない。GK権までもが「やっと終わったんだと実感していました」とあおむけにバタリと倒れた。力の全てを出し尽くした鹿島が鬼門を突破した。

 9日の第1戦を3―1で制したが、声が響きやすい形状の敵地には約2万人の大観衆が押し寄せ、地鳴りのような声援を響かせた。上海上港は先発1人あたり約320万元(約5440万円)の突破ボーナスを約束。さらに後半36分、DF昌子の側頭部に当たったボールがハンドの判定となり、疑惑のPKから失点した。過酷なアウェー戦となったが、第1戦の3得点と前半43分のFW土居の華麗なヒール弾を守りきった。

 常勝軍団の礎を築いた神様からの金言を力に変えた。クラブの前身・住友金属時代の91年から94年途中までプレーし、勝利の伝統を植え付けたジーコ氏が11日に練習場を訪れた。リーグ戦で苦戦する様子をブラジルでチェックしていたジーコ氏は、選手全員を前に言った。「試合翌日にあれをやっておけばよかった、もう少し頑張っていれば良かったと後悔してはいけない。全力を尽くせ。努力を続けろ」

 昌子は6歳上のMFレオシルバをどなりつけ、MF永木のミスで迎えた決定機は権がスーパーセーブでカバー。相手のパワープレーは鈴木がキッカーをしつこく追い回し、DF陣がこれでもかとはね返し続けた。クラブの象徴からの金言を最後までピッチで表現した。「選手の粘り強さと気持ちの強さで壁を乗り越えた。我々は最後の最後まで勝ち続けるという気持ちでいる。また次の試合に向けて準備したい」と大岩剛監督(45)。19冠の歴史を誇る鹿島が唯一手にしていないアジアのタイトルへ、大きな山を越えた。




【鹿島】ACL8強進出!「試合翌日に後悔してはいけない」ジーコ氏金言生かし鬼門突破




◆【鹿島】好セーブ連発のGKクォン・スンテ「貢献できてうれしい」W杯落選にも「それも運命」(報知)





 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽決勝トーナメント1回戦第2戦 上海上港2―1鹿島=2戦合計4―3で鹿島の勝利=(16日・上海)

 【上海(中国)16日=岡島智哉】日本勢で唯一決勝トーナメント(T)に進出しホームでの第1戦を3―1で勝利した鹿島は、敵地で上海上港(中国)に1―2で敗れたが、2戦合計4―3として6度目の挑戦で初めて決勝T初戦を突破。10年ぶりの8強入りを果たした。

 GK権純泰(クォン・スンテ)が好セーブを連発し、鹿島を鬼門突破に導いた。後半12分にはFWフッキの至近距離シュートを右手1本で防ぐと、同19分には今度は左手1本で強シュートをはじいた。全北現代(韓国)時代に2度のACLタイトルを獲得している守護神は「小さなミスが試合を左右することはわかっていた。必死に止めようという意識でした。(10年ぶりの)ベスト8の歴史に貢献できてうれしい」とうなずいた。

 韓国代表としてロシアW杯出場を目指していたが、予備登録メンバーに入れず落選。しかし「それも運命で、自分の人生。悔しい気持ちをピッチで表現したいと思っていた」と語った。GK曽ケ端準との激しいポジション争いでリーグ戦ここ2試合はベンチスタートだったが、ACL2連戦で抜群の存在感を発揮。「(喜ぶのは)今日のこの瞬間だけ。次に向けて準備したい」と気持ちを切り替えた。


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【鹿島】好セーブ連発のGKクォン・スンテ「貢献できてうれしい」W杯落選にも「それも運命」




◆鹿島、10年ぶりのACL8強!上海上港に敗戦も2戦合計4―3(スポニチ)


ACL決勝トーナメント1回戦第2戦 鹿島1―2上海上港 ( 2018年5月16日 上海 )





 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は16日、ホーム&アウェー方式の2試合で争われる決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、1次リーグH組を2位で通過した鹿島はアウェーで上海上港(中国)と対戦。1―2で敗れたが、2戦合計スコアで4―3と上回り、2008年以来10年ぶりの8強入りを決めた。 

 9日にホームで行われた第1戦で3―1と先勝していた鹿島。前半7分に元ブラジル代表FWフッキに先制ゴールを許したが、同42分にFW土居が同点弾。値千金のアウェーゴールで2戦合計4―2と上海上港を突き放した。

 後半もフッキ、MFオスカルらに決定機をつくられたが、GKクォン・スンテが好セーブを連発。後半36分にフッキにPKを決められ1点差に迫られたが、何とか逃げ切って10年ぶりのベスト8を手中に収めた。

 鹿島は08〜11年まで4年連続で決勝トーナメント初戦敗退。15年は1次リーグ敗退に終わり、昨年は決勝トーナメント1回戦で広州恒大(中国)に敗戦。6度目の挑戦で初の初戦突破となった。

 ▼鹿島・大岩剛監督 選手が粘り強く戦ってくれた。最後のところで体を張った守備ができていた。サポーターの後押しで選手が頑張ることができたので、次のラウンドでもサポートしてほしい。




鹿島、10年ぶりのACL8強!上海上港に敗戦も2戦合計4―3




◆鹿島・大岩監督「壁を一つ越えた」 上海上港退け10年ぶり8強/ACL(サンスポ)





 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は16日、ホームアンドアウェー方式の決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、鹿島はアウェーで上海上港(中国)に1-2で敗れたが、2戦合計4-3で2008年以来、10年ぶりとなる8強入りを決めた。

 鹿島は1点を追う前半終盤に土居がゴール。後半にPKで勝ち越されたが、2戦合計で同点となるゴールは許さなかった。韓国勢同士の対戦は水原が蔚山に3-0で快勝し、2戦合計3-1で勝ち上がった。

 準々決勝は8月27~29日に第1戦、9月17~19日に第2戦が行われる。(共同)

鹿島・大岩監督の話
「選手の粘り強さと気持ちの強さで壁を一つ越えた。ただ、われわれは最後の最後まで勝ち続けるという気持ちでいる。また次の試合に向けて準備したい」

上海上港・ペレイラ監督の話
「突破のために、やれることは全てやった。後半はたくさん好機があったが…。これもサッカーだ」




鹿島・大岩監督「壁を一つ越えた」 上海上港退け10年ぶり8強/ACL




◆鹿島土居が上海黙らすアウェー弾 2戦合計勝ち抜け(ニッカン)





<ACL:上海上港2-1鹿島>◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇16日◇上海体育場

 夜でも30度を超えた猛暑。ささいなプレーでも相手に喝采が起こる会場。そして、ACLでホーム17試合無敗を誇る上海上港の敵地での試合。MF土居聖真が「今季1番、タフな試合だった」と振り返った試合は、1-2で負けはした。だが、2試合合計では4-3。鹿島アントラーズが耐え抜き、6度目の決勝トーナメントで初めて初戦を突破した。

 前半7分、相手FWフッキにいきなり先制点を奪われた。あと1点を失えば、初戦のアウェーゴールが響いて2戦合計で逆転される展開。鹿島もFW金崎夢生、鈴木優磨が決定機を迎えるも、ゴール枠を外れる。嫌なムードが漂い始めた。それを一蹴したのが、土居の華麗なプレーだった。

 金崎が体を張り、MFレオ・シルバが鈴木につないだボール。オーバーラップで追い越したDF安西幸輝に縦パスが入った。その左クロスに、土居が飛び込んだ。瞬時に浮かんだのが、左足のヒールシュートだった。

 上海入り後の練習でも、左右は逆だが、同じゴールを決めていた。「シュート練習でめちゃくちゃ調子が良かった。同じシュートを決めていて、イメージがあった」。鮮やかにして、力の抜けたシュートで、ボールはゴール右隅にころころと転がっていった。「右サイドから左サイドへと、きれいな展開だった。ゴールの前のプレーで、みんながつないだ。そのおかげです」。貴重なアウェーゴールは、みんなの力で生まれた。これが最後まで意味を持った。

 後半は、最低でも2点が必要になった上海上港の猛攻を浴びた。だが、GKクォン・スンテは、フッキの至近距離からのボレーを止めた。守備陣は体を張り、抜かれても後ろがカバーし合った。後半36分には、DF昌子源の頭に当たったボールをハンドとされて、不可解なPKを奪われもした。「ACLは何が起こるか分からない」と昌子。だが、後半ロスタイムの5分も含めてあと1点を守り抜いた。クォン・スンテは「必死に止めるように意識した。鹿島は8強入りまでが長かったけど、少しでも役に立てて良かった」と話した。

 最後にDF犬飼智也を投入して守り抜くメッセージを伝えた大岩剛監督は「選手の粘り強さと気持ちの強さで、この(初戦の)壁を1つ越えられた。自信を持って最後の10分を見守っていた。非常に強い気持ちで乗り切ってくれてうれしい」と選手をたたえた。前日に「歴史を塗り替える」と誓っていた土居も「みんなの頑張りですし、自分が口にしたことが、このメンバー、スタッフで実現できてうれしい。プラス自分の得点で(今まで)破れなかった壁を破れて、素直にうれしいです」。鹿島の歴史は確かにまた1つ、新しく書き換えられた。




鹿島土居が上海黙らすアウェー弾 2戦合計勝ち抜け




◆鹿島10年ぶり8強 土居の“おしゃれヒール弾”でもぎ取った(スポニチ)


ACL決勝トーナメント 鹿島1-2上海上港 ( 2018年5月16日 上海体育場 )





 日本勢で唯一決勝トーナメントに進出した鹿島が、10年ぶりの8強入りを果たした。敵地で上海上港(中国)との1回戦第2戦に臨み、MF土居聖真(25)が値千金のゴールを決めた。試合は1―2で敗れたが、2戦合計は4―3。クラブ史上初の決勝T初戦突破を決めた。

 8強への扉を開いたのは、土居のおしゃれなヒール弾だった。0―1の前半42分。しびれる展開の中で落ち着き払っていた。DF安西の低い左クロスを、左足ヒールで右隅へ。「いっぱいいっぱいでやってもつまらない。自分だけでも、自分らしいプレーをしようと思った」とクールな顔をほころばせた。

 ACLは鹿島が唯一手にしたことのないタイトル。下部組織からクラブに所属して14年。「鹿島の歴史を塗り替えたい」思いは「人一倍」だった。「このメンバーで、スタッフで(初戦突破を)実現できたことはうれしい。おまけで、自分の得点で破れなかった壁を破ったのは素直にうれしい」。前日の練習は右クロスから同じ形のシュートを決めていた。「いいイメージはあった」とうなずいた。

 上海上港はACL初参戦の16年からホームで全17戦無敗と無類の強さを誇る。それほどでもないプレーに大歓声が沸く独特な雰囲気。気温は夜8時で30度。第1戦後に復帰した元ブラジル代表FWフッキは強烈で、前半はFK、後半はPKで決められた。それでもGK権純泰(クォンスンテ)の2度のスーパーセーブやDF昌子らの体を張った守備で2戦合計のリードを死守した。

 終盤には乱闘寸前まで発展する熱戦を走り抜いた。「2試合合計は勝ったけど、負けている。厳しく言うと、そこを見つめ直さないといけない」と反省を忘れない一方で、「今シーズンで一番タフな戦いだった」と充実感をにじませた。初の初戦突破を告げる終了の笛が鳴り響くと、数人の選手が芝に座り込んだ。




鹿島10年ぶり8強 土居の“おしゃれヒール弾”でもぎ取った




◆鹿島、初の決勝トーナメント初戦突破!土居が千金弾/ACL(サンスポ)





 アジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦(16日、中国・上海ほか)ホームアンドアウェー方式で行われ、鹿島はアウェーで上海上港(中国)に1-2で敗れたが、2戦合計4-3で2008年以来、10年ぶりとなる8強入りを決めた。鹿島は1点を追う前半終盤にFW土居聖真(25)がゴール。後半にPKで勝ち越されたが、2戦合計で同点となるゴールは許さなかった。準々決勝は8月27~29日に第1戦、9月17~19日に第2戦が行われる。

 一瞬のアイデアがキラリと光った。前半42分、DF安西の左クロスに反応したFW土居が、左足かかとで方向を変え、ゴール右隅へ流し込んだ。値千金のアウェー弾で、初の決勝トーナメント初戦突破を果たした。

 「粘り強く守備ができた。きょうは最後のところで体を張った守備ができた」

 熱戦直後の大岩監督は、声をからしながら選手たちを慰労した。前半7分に先制されたが、土居の得点で振り出しに。後半36分に元ブラジル代表FWフッキのこの試合2点目となるPKで勝ち越しを許すも、その後の猛攻をしのぎ切った。

 ユース上がりの土居は「破れなかった壁を自分の得点で破れて、素直にうれしい」。国内主要タイトル19冠を誇るJリーグの盟主が10年ぶりに8強進出。最終ラインで必死に体を張った日本代表DF植田は「まだベスト8に残っただけ。ここからもっと厳しくなる」と先を見据えた。




鹿島、初の決勝トーナメント初戦突破!土居が千金弾/ACL




◆AFCチャンピオンズリーグ2018 ラウンド16 第2戦(オフィシャル)





AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第2戦

鹿島、ACLベスト8進出!意地と気迫の後半90分、2戦合計で上海上港を撃破!

鹿島が第一関門を突破した。AFCチャンピオンズリーグ・ラウンド16 第2戦、上海上港とのアウェイゲーム。カシマでの第1戦を3-1で制し、高温多湿の上海に乗り込んだ“後半90分”で、気迫に満ちた戦いを展開してみせた。立ち上がりに先制を許したが、42分に土居が値千金の同点弾。79には不可解な判定からPKを与えて1-2と勝ち越されたが、次の1点は全員で阻止した。1-2、2試合合計4-3。ラウンド16を突破した。

1週間前の第1戦、鹿島は聖地で力強く突破へ前進した。セットプレーから鈴木と西がゴールネットを揺らし、安西の果敢な仕掛けとクロスボールがオウンゴールを誘発。今季初の3得点で、アントラーズレッドは沸騰した。だが、3得点目の直後に喫した痛恨の失点。大きな意味を持つアウェイゴールを許し、なおも上海上港の猛攻を受け続けてしまった。打たれたシュートは実に21本。それでも2点目は与えず、3-1で“前半90分”を終えた。

「今日は前半という位置付け。まだ前半が終わっただけ」。そう繰り返したのは昌子だった。3得点の価値とアウェイゴールを1つ許した痛みとの狭間で、背番号3は「この結果をメンタル面でどう受け止めるかが大事だと思う」と、前向きのベクトルを放つ姿勢を強調していた。迫真のエアバトルを繰り広げた植田も「アウェイは別物だと思う」と気を引き締め、鬼迫のビッグセーブを連発したクォン スンテは「油断を見せてはいけない」と静かに言葉を並べて聖地を後にした。

週2ペースでの12連戦を終え、久々にまとまった準備期間を得る。1日の充電期間を挟み、チームは11日にトレーニングを再開した。クラブハウスでの午前練習、そこにはジーコの姿があった。鹿島の魂であり、鹿島の全て――。クラブに脈々と受け継がれるスピリットが、改めてチームに刻まれていく。神様の教えを胸に、選手たちは準備を進めていった。3日間の練習を経て、14日の早朝に鹿嶋を出発。試合2日前に現地へ到着し、チーム全員で集中力を高めていった。前日には試合会場の上海体育場で公式練習を実施。約8万人を収容する巨大なスタジアム、大アウェイの雰囲気に包まれる決戦に向けて照準を合わせていく。公式会見に臨んだ土居は「明日、アントラーズの歴史をスタッフ、チームメイトと塗り替えたい」と決意を述べた。未だに「こえる」ことができていないACL決勝トーナメント1回戦。歴史は変えるためにある。上海の地で、必ず突破してみせる――。



「しっかり勝ちきるということに集中して、試合に臨む」。勝利を誓った指揮官は、“後半90分”に向けて1名の先発変更を施した。ボランチにレオ シルバを復帰させ、永木とのコンビでミドルゾーンを制圧する。その他、GKはクォン スンテ、最終ラインは右から西、植田、昌子、安西が並ぶ。2列目には遠藤と鈴木、前線は土居と金崎のコンビだ。そしてベンチにはGKの曽ケ端、伊東、犬飼、小笠原、中村、安部、ペドロ ジュニオールが座る。



連日、蒸し暑い気候が続く上海は、決戦の水曜日も高温多湿の一日となった。現地時間20時キックオフのナイトゲームだが、上海体育場が開場時刻を迎えた後も、依然として30度超の厳しいコンディションだった。それでも、上海まで駆け付けたアントラーズレッドはボルテージを高めていった。人数ではホームチームにはるかに及ばなくとも、その熱量と情熱はどんな時でも相手を凌駕する。ベンチ前で円陣を組み、そして始まったウォーミングアップ。日本から思いを注ぐファミリーもまた、勝利だけを見据えてともに戦う。

戦いの火蓋が切って落とされた。バックスタンド1階席を埋め尽くしたホームサポーターの大声援を受け、上海上港は開始直後から圧力を高めてきた。2分には最終ラインの背後へスルーパスを通され、いきなりの大ピンチ。しかし、枠を捉えた強烈なシュートはスンテがしっかりとキャッチした。

「先制点が重要」と選手たちは口々に語っていた。だが、この夜最初のスコアはホームチームのものだった。7分、鹿島陣内左サイドからのFKがファーサイドへ飛ぶと、ペナルティーエリア内での混戦からフッキに左足シュートを決められてしまった。第1戦は欠場した絶対的エースにゴールネットを揺らされ、2試合合計スコアは3-2に。まだリードを保っているとはいえ、苦しい状況に置かれてしまった。





上海上港はさらに圧力を高めてきたが、鹿島は必死に応戦した。中盤で激しくプレスをかけ、ボールを失った時も瞬時にサポートへ入る。全員での戦いを続け、少しずつ流れを盛り返していった。19分には西のアーリークロスから金崎が飛び込む。ヘディングは枠を捉えることができなかったが、エースがファーストシュートを放って反撃の狼煙を上げた。





25分を経過すると、鹿島がボールポゼッション率で相手を上回るようになった。ロングボール1本で最終ラインの背後を狙ってくる上海上港に押し込まれる場面もあったが、昌子や植田がカバーリングを繰り返して突破を阻止。土居や鈴木、遠藤も自陣ゴールライン際までプレスに戻り、献身の意味を示してみせた。30分には金崎が敵陣左サイドから中央へドリブルで進出し、鈴木を経由してこぼれ球を拾う。ペナルティーエリア左側へ進出して右足で狙ったが、枠の右へと逸れてしまう。36分にはロングボールに反応した鈴木が最終ラインの背後を取り、エリア右側から右足ボレー。バウンドに合わせてゴールを狙ったが、枠を捉えることはできなかった。









2つの決定機を逃したが、得点の予感は確かに漂い始めていた。アウェイゴールは極めて大きな意味を持つ。だからこそ、ハーフタイムを迎える前にそのスコアを刻みたい――。そんな希望を結実させたのは、「歴史を塗り替えたい」と決意を刻んだ背番号8だった。42分、ペナルティーエリア左側でボールを持った鈴木から安西へパスが通ると、願いを込めたグラウンダーのクロスがゴール前へ。そこに飛び込んだのが土居だった。巧みなヒールショットがゴールネットを揺らす。1-1、2試合合計4-2。大きな価値を持つスコアが刻まれ、前半45分を終えた。







上海上港は後半開始時から2選手を交代し、反撃を期して攻勢をかけてきた。ラフプレーも頻発するようになり、肉弾戦の様相を呈していく。それでも鹿島の選手たちは冷静に闘志をたぎらせ続け、勝利のために戦い続けた。57分には自陣でのボールロストからカウンターを受け、ペナルティーエリア中央の至近距離からボレーを許す。しかし、鹿島には超アジアレベルの守護神がいる。スンテがフッキのシュートを弾き出した。起死回生のビッグセーブだった。背番号1は以後も鬼迫のシュートストップを繰り返す。64分にペナルティーエリア右側から打たれた一撃も左手で弾き出してみせた。





大岩監督は68分に安部、78分には小笠原を投入。ミドルゾーンに活力と経験を加えて試合を締めに掛かる。しかし79分、思いがけないプレーが待っていた。相手のヘディングシュートを頭でブロックした昌子がハンドを取られ、PKに。スンテはフッキのシュートコースを読み切っていたが、ボールはゴールへ転がり込んだ。1-2、2試合合計4-3。残り10分強というところで、上海上港に追い上げられてしまった。















さらなる追加点を許せば、2試合合計スコアがタイとなって延長戦へ持ち込まれてしまう。パワープレーを敢行してきたホームチームに、鹿島は必死に立ち向かった。終了間際からピッチに立った犬飼もエアバトルを繰り返して任務を遂行。鈴木は90分間、チームのために気迫の疾走を続けた。5分と表示されたアディショナルタイムを経過し、ついにその時は訪れた。

後半90分終了、1-2。2試合合計、4-3。ラウンド16突破を告げるホイッスルが鳴り響いた。上海まで駆け付けた背番号12、日本から思いを送り続けたファミリー全員で、ベスト8への切符を掴んでみせた。1993年5月16日、ジーコがJリーグ開幕戦でハットトリックを決めたあの日から、ちょうど25年。2018年5月16日、鹿島が新たな歴史の章を書き加えた。今季こそ、アジアの頂へ――。受け継がれる思いとともに、次なる勝利への決意を胸に、物語は続いていく。



上海での激闘を終え、鹿島はJ1中断前最後の一戦へと向かう。4日後の日曜日、カシマスタジアム。仙台を迎え撃つJ1第15節へと照準を合わせ、チームは明日鹿嶋へと帰還する。

【この試合のトピックス】
・ACLベスト8進出は2008年大会以来となった。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛


上海上港:ヴィトール ペレイラ


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
この試合には敗れてしまった。相手の圧力を受けてしまって、特に後半は攻められることが多かったが、効果的なカウンターもあった。そこでチャ ンスを作ることができて1点を取れれば我々のペースになると思っていた。とはいえ、次のラウンドに進むことができて嬉しい。

Q.苦しい試合になった中で前半の1点が大きかったと思うが、あのプレーの評価は?そしてこの試合の重要性を話していたが、勝ち上がれたことの 意味は?

A.相手を分析したうえで、サイドを突いていこうと思っていた。それを選手がしっかりとプレーで表現してくれた。非常に素晴らしい、重要なゴールだった。評価している。我々のクラブにとって、この壁を越えることは重要であると認識していたし、非常に高い壁であるとも思っていた。選手たちの粘り強さと気持ちの強さによって壁を一つ越えることができた。ただ、最後まで勝ち続ける気持ちでいるので、次の試合に向けて準備していきたい。

Q.最後の10分、タッチライン際から戦況を観ていた時の心境と出していた指示はどのようなものだったのか?

A.選手たちの目や顔を見て「行けるぞ」という確信をもって、最後は守り切るというメッセージを選手交代で伝えたつもりだった。自信を持って最後の10分を見守っていた。選手たちが非常に強い気持ちで乗り切ってくれて、非常に嬉しく思う。

上海上港:ヴィトール ペレイラ



選手コメント

[試合後]

【植田 直通】
勝てれば良かったけれども、突破できたことは良かった。でもまだベスト8が 決まっただけ。これから厳しくなると思う。今までもラウンド16で負けてきていたし、今日も簡単にはいかないと思った。後半も攻め込まれる形になったし、簡単な試合はないとまた思い知らされた。フッキが出てくることは予想していたが、 どちらのサイドに出てくるかが分からなかった。ボールをおさめるし起点になることは分かっていた。前を向かせずにボランチに挟みに来てもらうように話をしていた。前半の入り方は、また修正しなくてはいけない。次の仙台戦が大事。ロッカールームでみんなが言っていた。そこで負けたら意味がないと思う。

【遠藤 康】
先制点を入れられてからスイッチが入ったので反省をしなくてはいけない。とりあえずラウンド16を突破できたことは良かった。ACLよりも大きな大会もやってきたし、そういう経験があったので失点しても、あまり慌てなかった。

【昌子 源】
(PKを取られたが)ハンドではなかった。顔の横に当たっていた。ACLでは何が起きるか、分からない。思っていた以上にボールを持てたし、前半にチャンスをもう少し点に結び付けたかった。一番警戒していたのは、セットプレー。そこでやられてしまった。クリアをしきれなかったし、低いボールだったので、人任せにするのでなく、そういうのもチームでやっていきたい。ゲームを組み立てるのはオスカルだと思っていたので、フッキは特に気にしていなかった。オスカルが持った時に注意してケアした。

【土居 聖真】
(シュートは)自分らしいプレーをしようと思っていた。得点という結果が出て良かった。右サイドから左サイドへ綺麗な展開だったし、ゴールの前のプレーでもみんなが良くつないでくれて、素晴らしい崩しだったと思う。ゴールはそのおかげ。シュートは、こちらに来てから練習で調子が良くて、今日みたいに左サイドではなかったけれども同じシュートを決めていたので、イメージはあった。いいボールを幸輝が入れてくれた。

【永木 亮太】
相手が前半から勢いが凄かったので、前からいってしまうとやられてしまうというのがあったので、そこまで前に行くことができなかった。前半は最悪な時間帯に失点したし、そこからの相手の勢いは凄かった。そこを上手く耐えて、前半のうちに1点返せたのが、準々決勝進出を決めた要因だと思う。点を取ってから相手も落ちたので、その後にもう1点を取れれば良かった。後半も相手が勢いを持って来ることは分かっていたが、スンテ中心に良く守っていた。PKで失点はしたけれども、そこからも集中して守り切れて良かったと思う。またここから気を引き締めて、やっていきたいと思う。

【クォン スンテ】
(ビッグセーブできるのは)必死に止めようという意識だと思う。アントラーズがラウンド16を突破するのに長い時間がかかったけれども、そこに少しでも役に立てて良かった。(試合後、ピッチに倒れ込んだのは)やっと終わったと思ったから。あとは準々決勝に進出できたから。この瞬間だけを楽しんで、すぐに切り換えようと思っている。すぐ試合があるので、その準備をする。

【鈴木 優磨】
この試合は、いいゲームをしようとかは考えていなかった。ラウンド16を突破するというみんなの強い意思があった。いいゲームかと言われたら、そうではないけれども、突破を決められて良かった。第2戦でフッキが入って、押し込まれたし、第1戦は運があったと思う。本当は今日も勝ちたかった。誰も満足している選手はいない。すぐに仙台戦があるので、切り換えてやっていきたい。(ACLは)決勝まで一つひとつ勝ち上がれたらいい。




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