日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年8月25日月曜日

◆大迫 トップ下で先発もホロ苦初陣 シュート1本…(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/25/kiji/K20140825008804740.html

ブンデスリーガ第1節 ケルン0―0ハンブルガーSV (8月23日)

 ケルンのFW大迫はホロ苦いドイツ1部デビューとなった。トップ下で先発したがシュートは枠外に外した後半9分の1本のみ。

 「うーん…、前半凄く難しい展開だった。長いボールが増えてちょっと難しい展開でした」と振り返ったように、ほとんどボールに絡めず後半17分に交代した。「これからが勝負。また次、切り替えてやるしかない。もっと気を引き締めて、一試合一試合に取り組みたい」と前を向くのに精いっぱいだった。

◆開幕戦ドローのケルン、FW大迫の地元紙寸評は「目が覚めていない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20140824/224738.html?view=more


ブンデスリーガ開幕戦で途中交代したFW大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 2014-15シーズンのブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンはハンブルガーSVと対戦。大迫は先発出場したが、長澤は負傷欠場している。

 同試合の採点と寸評をドイツ紙『エクスプレス』が発表した。今夏、ケルンに加入した大迫はブンデスリーガデビューとなったが、放ったシュートも1本のみと見せ場がなく、採点はかなり低い「5」と最低点に近い評価。寸評も「まだすっきり目が覚めていない」と、動きの悪さをしてきされ、厳しい評価となった。

■大迫勇也(ケルン)
対ハンブルガーSV戦(0-0)先発出場、62分交代
採点:5
寸評:彼は、まだすっきり目が覚めていないようだった。判断のスピードも速いとは言えなかった。リッセのパスを受けたとき、なぜ右足を使わなかったのか、大迫は(ペーター)シュテーガー監督に説明しなければならない。

 ケルンは、30日に行われるブンデスリーガ第2節で、日本代表DF酒井高徳が所属するシュツットガルトと対戦する。

◆鹿島小笠原が16年連続弾 J1新記録(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140824-1355708.html



<J1:清水1-3鹿島>◇第21節◇23日◇アイスタ

 鹿島の元日本代表MF小笠原満男(35)が、J1新記録となる「16年連続ゴール」を決めた。1点を追う後半16分、MFカイオが獲得したPKを託され、右足でゴール右下の隅に蹴り込んだ。「PKは端っこに蹴れば入るんだよ」と冷静だったが、15年連続で並んでいた元日本代表FW中山雅史氏(46)とG大阪MF遠藤保仁(34)を抜き、リーグで唯一の存在となった。

 圧巻だったのは、その7分後だ。ゴール正面、約23メートルの位置で得た直接FK。右足で、今度はゴール右上を射抜いた。U-21日本代表候補GK櫛引が1歩も動けない芸術弾。07年8月15日の千葉戦以来、約7年ぶりとなる1試合2発で快挙に花を添えた。プロ2年目の99年から続けてきた大記録。サポーター席に駆け寄って喜びを分かち合った。

 昨オフ、左膝の手術を受けた。過去に前十字靱帯(じんたい)や半月板の損傷を負い、選手生命を奪われかねない危機もあった箇所だ。近年は痛みと付き合いながらプレーを続けてきたが、関節鏡を通して内部をクリーニング。本人は「何もしてないよ」と笑って手術のうちに数えないが、歴戦の傷をメンテナンスしたことで衰え知らずだ。今季も全21試合に先発出場し、昨季より1カ月半早い今季初ゴールを決めてみせた。

 節目にも、いつもの言葉を繰り返す。「記録にはホント興味ない。自分の仕事はゴールじゃなく、チームを勝たせることだから」。この日はG大阪の遠藤も得点したが、昨年がJ2だったため途切れていた。チームを常に勝たせてきた小笠原らしい勲章とも言える。

 小笠原の躍動でチームは今季初の4連勝。首位浦和と2差の3位に浮上した。08年以降、2分け4敗と鬼門だったアイスタでの逆転勝ちに導いたが「先に失点してるから喜べない。もっと上を目指さないと」。最多16冠の常勝軍団を支える主将。5年ぶりの優勝へ、個人記録には喜びの余韻すら残さなかった。【木下淳】

◆受け継がれる“鹿島スピリット”…ユース選手権優勝の裏に小笠原の存在(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140824/224782.html?view=more


クラブユース選手権で優勝した鹿島アントラーズジュニアユース [写真]=川端暁彦


 幾多の死闘を乗り越えてきた「逆転の清水」の力も、ファイナルでは届かなかった。北海道帯広市などを舞台に開催されていたadidas CUP全日本クラブユース選手権(U-15)は8月24日に決勝戦を迎え、2-1で清水エスパルスジュニアユースを下した鹿島アントラーズジュニアユースが初めてのタイトルを手にした。

 決勝の序盤、まず仕掛けたのは鹿島だった。中村幸聖監督が「僕らのイメージより早く点が入った」と振り返ったように、まずは4分に先制点。右サイドを破って、最後はファーのMF荻沼翼が押し込んでリードを奪う。さらに10分にも、今度は左CKにMF飯塚寿輝也が合わせて追加点。ゲーム自体の主導権を握った。

 ビハインドを負った清水は主将のMF吉田峻を軸とした丁寧なビルドアップからサイドを突く。準々決勝では2点差を、そして準決勝で3点差をひっくり返して決勝まで進んできただけに慌てた様子はなかったが、それは鹿島にとっても同じことだった。

「ウチの守備陣はしっかりしているので、2点あればと思っていた」と鹿島FW石津駿斗が語ったように、今大会の鹿島はすべての試合を1失点以内で抑えてきており、守備には絶対の自信を持つ。ガッツあふれるDF山本瑞樹や安定感抜群のGK沖悠哉を中心に清水の攻勢をいなし続けた。後半にPKから1点差に詰め寄られても、「清水は(準決勝で倒した)名古屋と攻め方が似ていて、(その名古屋を抑え込んでいたので)あまり怖くはなかった」とMF高村真哉は振り返る。結局、試合は2-1のまま終幕。逃げ切った鹿島が初めてのタイトルを手にすることとなった。

 中村監督は「美しい展開ではなかったかもしれないけれど、勝負にこだわるアントラーズのスピリットを出して勝ち切ってくれた」と感慨深げ。勝因の一つとして小笠原満男に導かれ、7月末に訪れた岩手県大船渡市への訪問を挙げた。「サッカーをやりたくてもできない子がいる。学校で体育をやりたくてもできない子がいる。そんな現実を観て、選手たちも思うところはあったと思う。好きなサッカーを誰よりもやり切ろうという思いが出ていた」(中村監督)。

 指揮官と小笠原は、かつて選手として共に戦った間柄。決勝前夜には連絡もあったそうで言われたことは、「絶対に勝て」。鹿島の看板を背負う以上、ファイナルで負けるなんてあり得ないというのは、まさにアントラーズスピリットだったか。小笠原は大会前に選手たちに向けても語る場を設けており、選手も「このクラブにいるのに簡単に負けてちゃいけない」(石津)と大いに刺激を受けていたようだ。

 鹿島のジュニアユースは普段からトップチームの隣で練習を行っており、そのプレーを間近で観ている。ホームゲームは練習時間などを調整してでも基本的に観戦させており、粘り強い戦い方を含めて「鹿島らしさ」を出せていたのは、まさにこうしたクラブとしての教育の賜物だったか。

 もちろん、「ここで勝つことはゴールじゃない」(中村監督)ことは分かっている。しかし、だからと言って、「負けていい」なんて判断は絶対にしない。それは「鹿島アントラーズ」の流儀ではないのだ。幼少期からそのプライドとスピリットを叩き込まれた選手たちは、勝利への執着心という一点で他クラブを確実に上回り、見事に栄冠を手にした。

文=川端暁彦

◆鹿島ジュニアユースが1点差守りきりU-15クラブユース大会初優勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/youth/20140824/224604.html?view=more



 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝トーナメント決勝が24日に行われた。

 北海道の帯広で行われていた同大会の決勝カードは、初優勝のかかった鹿島アントラーズジュニアユースと、最多優勝に並ぶ6度目の大会制覇を狙う清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

 試合は、前半開始直後の4分に鹿島のMF荻沼翼がゴールを決めて、先制に成功する。すると6分後の10分にもMF飯塚寿輝也が追加点を挙げ、リードを広げて前半を折り返す。後半は、鹿島が清水にPKを献上してしまい、49分にFW大屋寛太が決めて2-1。その後は両チームが得点を挙げることができず、そのまま試合終了。1点差を守り抜いた鹿島アントラーズジュニアユースが、清水エスパルスジュニアユースを倒し、初優勝を飾った。

 なお、清水エスパルスジュニアユースのMF鈴木魁人が11得点を挙げ、大会得点王に輝いている。

【スコア】
鹿島アントラーズジュニアユース 2-1 清水エスパルスジュニアユース

【得点者】
1-0 4分 荻沼翼(鹿島アントラーズジュニアユース)
2-0 10分 飯塚寿輝也(鹿島アントラーズジュニアユース)
2-1 49分 大屋寛太(清水エスパルスジュニアユース)

◆[クラブユース選手権U-15]鹿島ジュニアユースが初V!!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?145761-145761-fl

 adidas CUP2014第29回日本クラブユース選手権(U-15)大会(北海道・帯広)は24日に決勝を行い、鹿島アントラーズジュニアユースがMF荻沼翼とMF飯塚寿輝也のゴールによって清水エスパルスジュニアユースに2-1で勝利。初優勝を飾った。


以下、決勝トーナメント試合結果
[決勝]
鹿島ジュニアユース 2-1 清水ジュニアユース

[準決勝]
名古屋U15 0-1 鹿島ジュニアユース
清水ジュニアユース 4-3(延長)広島ジュニアユース

[準々決勝]
F東京U-15深川 0-1 名古屋U15
鹿島ジュニアユース 2-1 栃木ジュニアユース
清水ジュニアユース 2-2(PK4-2)札幌U-15
横浜FMジュニアユース 1-4 広島ジュニアユース

[2回戦]
F東京U-15深川 2-1(延長)JFAアカデミー福島U15
名古屋U15 2-1 神戸U-15
FC多摩ジュニアユース 1-5 鹿島ジュニアユース
柏U-15 1-1(PK2-3)栃木ジュニアユース
浦和ジュニアユース 1-2 清水ジュニアユース
札幌U-15 2-1 磐田U-15
Forza‘02 1-2 横浜FMジュニアユース
長岡ジュニアユースFC 0-4 広島ジュニアユース

[1回戦]
F東京U-15深川 2-1 千葉U-15
サガン鳥栖U-15唐津 1-3 JFAアカデミー福島U15
名古屋U15 3-2 G大阪ジュニアユース
神戸U-15 4-3 福岡U-15
FC多摩ジュニアユース 4-3 岩田FC
鹿島ジュニアユース 2-0 C大阪U-15
S.T.FC 0-5 柏U-15
栃木ジュニアユース 3-0 湘南ベルマーレU-15平塚
ジュビロSS磐田 3-4 浦和ジュニアユース
清水ジュニアユース 4-1 G大阪堺ジュニアユース
札幌U-15 3-0 宇治FCジュニアユース
磐田U-15 1-0 横浜FCジュニアユース
鳥栖U-15 1-2 Forza‘02
横浜FMジュニアユース 2-0 ヴィッセル神戸伊丹U-15
長岡ジュニアユースFC 3-2 ブレイズ熊本
広島ジュニアユース 3-1 藤枝東FCジュニアユース

◆【J1:第21節 清水 vs 鹿島】レポート:清水は前半の良い戦いを続けることができず、10人になっても冷静な試合運びを見せた鹿島が貫禄の逆転勝ち。(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00177648.html

8月23日(土) 2014 J1リーグ戦 第21節
清水 1 - 3 鹿島 (18:04/アイスタ/13,447人)
得点者:31' 大前元紀(清水)、61' 小笠原満男(鹿島)、68' 小笠原満男(鹿島)、72' ダヴィ(鹿島)
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前半は、ほぼ清水の思惑通りに進んでいた。しかし後半、流れが変わったり、不測の事態が起こったりした時に冷静に対応できるチームとしての成熟度という面で、明確な差があったことは否めない。そして、それがそのままスコアと結果にも表われたゲームだった。
現在の鹿島の力を考えれば、清水がホームであっても守備から入る辛抱強い戦い方を選んだのは間違いではなかった。雨で水を含み、さらにボールの走りが良くなったアイスタのピッチで、立ち上がりからきっちりとパスをつなぎながら清水ゴールに迫っていく鹿島。序盤はその攻撃に押し込まれる時間帯もあったが、清水はチーム全体でしっかりと守備のブロックをコンパクトに整え、球際も粘り強く対応。23分のダヴィのシュートが左ポストを直撃するピンチもあったが、「前半は、ゲームプラン通りというか、しっかり形を整える守備のところができていた」(大榎克己監督)と意図する試合運びができ、少しずつ攻撃の形も作り始めることができていた。
そして31分には、左サイドバック・イ キジェがアーリークロスを入れ、それをファーサイドに逃げたノヴァコヴィッチが頭で折り返し、逆サイドの石毛秀樹がもう一度頭でマイナス方向に落としたところに大前元紀が走り込んで左足シュート。これが綺麗に決まって、押され気味の清水が先制点を奪うことに成功する。1-0で後半に折り返したところまでは、完全に清水のゲームだった。

鹿島としては、前半は判定やイエローカードに対するストレスも出て、選手たちが落ち着かない状況だったが、そこをハーフタイムできっちりと落ち着かせたのは、トニーニョセレーゾ監督の手腕だろうか。後半は立ち上がりから攻撃のギアを上げて清水ゴールに迫り、開始2分でカイオのシュートが右ポストに当たる場面を作るなど、攻めのプレッシャーを強めていく。
だが、清水も負けじと速攻で反撃に出て、後半13分にはカウンターから石毛秀樹のスルーパスで河井陽介が抜け出してシュートを放つが、これはGK正面。この日は左の2列目に入った石毛が、効果的なポジショニングやノヴァコヴィッチへのサポートを見せ、チームとしても前半から追加点のチャンスはいくつか作ったが、それを決めきれなかったことも敗因のひとつだった。
そして後半14分、鹿島が押し込んだ中からカイオがペナルティエリア左でドリブル突破を図り、遅れて対応した吉田豊に倒されてPKを獲得。これを小笠原満男が当然のように決めて(16分)、J1で16年連続ゴールという新記録を達成し、試合を振り出しに戻した。

ただ、その後にもう一波乱。後半18分、前半からノヴァコヴィッチに対して激しく当たっていた植田直通が2枚目のイエローカードを受けて退場。これで清水が数的優位を得ることになったが、そこからの戦い方が非常にもったいなかった。「相手が10人になってからもっと落ち着いて攻めれば良かった」と大前も悔やんだように、まだ同点で30分近く時間が残っている中で、それほど攻め急ぐ必要はなかった。これが鹿島なら、じっくりとパスをつなぎながら相手を疲れさせ、つけいるスキを与えないままジワジワと追い込んでいったことだろう。
だが、清水の選手たちは、同点に追いつかれた焦りがあったのか、早く点を取りたいという意識が出たのか、21分に手痛いカウンターを食らう。柴崎岳のパスから交代出場の遠藤康に飛び出され、たまらずイ キジェがファウルで止めて一発レッド。これで10人対10人になったばかりか、そのFKを小笠原に見事に決められ(後半23分)、逆転も許してしまった。
逆に言えば、10人になりながらも冷静にカウンターで攻めるスキをうかがい、ここぞという場面でキャプテンの小笠原がきっちりとFKを決めるあたりは、本当に鹿島らしい勝負強さ。さらに27分には、遠藤がまたもバイタルエリアで抜け目ない動きを見せ、その遠藤の左クロスをダヴィが頭で叩き込んで3点目をゲット。事実上これで勝負は決まった。

その後は、鹿島がスキのない試合運びを見せて、清水がリスクを負った攻撃的な交代策で反撃に出たがノーチャンス。鹿島が危なげなく2点差を守り切って、2008以来6試合連続で勝てていなかったアイスタで、貫禄の逆転勝ちを見せた。
終わってみれば、4連勝で3位に浮上した鹿島が、これまで以上に鹿島らしさを発揮し始めたという印象の試合。今後の優勝争いに向けて、注目すべき存在になりそうだ。
ただ、清水としても勝つチャンスは十分にあった。今の順位を考えれば、少なくとも勝点1は取らなければいけない試合だった。今後上位との戦いが続く中で、冷静かつしぶとく勝点を稼いでいくという部分も欠かせない要素になっていくだろう。

以上

2014.08.24 Reported by 前島芳雄

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