日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月31日土曜日

◆鹿島が掲げる“スピリット・オブ・ジーコ”とは!?  重要なポイントをジーコ本人が明かす(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20161230/03domestic/102355



鹿島は「献身、尊重、誠実」の3つの柱で成り立っている

世界No.1クラブであるレアル・マドリードを苦しめるなど、クラブW杯で大躍進を遂げた鹿島アントラーズだが、その影には脈々と受け継がれてきた「ジーコイズム」がある。

選手としてプレイしただけでなく、チーム全体を指導するなど、現在の鹿島の基盤を作ってきたジーコ本人が、その「ジーコイズム」の核である「スピリット・オブ・ジーコ」についてWEB動画『planetakiyomi』のインタビューで語った。

まずジーコは「サッカーはゴールで決まるもの。ゴールを決めてこそ勝てるのだし、ゴールなくして勝利はない。どんな試合でも守備をしなくていいというわけではないが、それは戦略の一部だ。しかし、勝つためにはどういう形であれゴールが必要」と述べた。

その上で「献身、尊重、誠実、これらが私のスピリットに重要な3点だ。日本人にはイニシアチブを植え付けるのが難しかったね。それらは試合の一部。創造力やミスを恐れないことが大事なんだ」と彼のスピリットに必要な3つのポイントを明かしている。

そして、クラブW杯でサポーターが「スピリット・オブ・ジーコ」の横断幕を掲げていたシーンについて「感動したよ。テレビで見たときは鳥肌が立った。サポーターがチームのエンブレムや象徴的な言葉の旗を広げるのはよく見るけど、一人の人物の旗だからね。私は当時、たくさんの人の助けを借りながら、プロジェクト達成のために鹿島へ身を捧げた。だから本当に嬉しいよ」と喜びをあらわにした。

アントラーズファミリーの一員として、現在も鹿島を愛し続けるジーコ。彼の功績は今後何十年も語り継がれていくことだろう。

◆鹿島によって崩されたハリルホジッチの言説。続投決定ならプライドを捨てよ(livedoor)


http://news.livedoor.com/article/detail/12481778/

クラブW杯決勝でレアル・マドリーをもう一歩の所まで追い込んだ鹿島アントラーズ。巷でよく耳にするのは「日本代表と鹿島。強いのは鹿島じゃない?」との声だ。両者が対戦することはおそらく永遠にないので、不毛の議論そのものになるが、そう言いたくなる気持ちは理解できる。鹿島は、2018年W杯アジア最終予選で、4つどもえの戦いを強いられているハリルジャパンとは、対照的な存在に見える。


ハリルジャパンの前回の試合(サウジアラビア戦)に、鹿島から招集された選手は2人(植田直通、永木亮太)。それ以前に遡れば、金崎夢生と柴崎岳も含まれるが、いずれにせよハリルホジッチから重要な戦力として扱われたわけではない。

 日本代表クラスで占められているわけではない鹿島。日本のサッカー界に大きな影響を与える、日本の中心的なクラブではない。前にも述べた通り、サッカーの中身も従来の日本サッカーとは一線を画したチームだ。
 しかし、クラブW杯を中継していたテレビは、実況と解説者が「Jリーグのレベル、日本サッカーのレベルが低くないことを証明しました」と、鹿島の躍進を、日本の躍進話に置き換え、胸を張った。

 サッカー話ではなく日本話にしてしまえば、発言者自身までレベルアップに貢献している要因の1つに見えてしまう。つまり、日本人全員でハッピーになれるが、話をその方向に持って行くと、鹿島の貴重さは広まるどころか、闇に葬られることになる。

 メンバー選考の際、ハリルホジッチは「本田圭佑に代わる選手はいるだろうか?」と述べた。欧州組と国内組のレベル差について嘆いた。Jリーグのレベルの低さにも常々、言及してきた。日本代表のスタメンが1人もいない鹿島が、レアル・マドリーをあそこまで追い込む姿を、彼はどう見たのか。

 ハリルホジッチが鹿島の監督として指揮を執ったら、石井監督と同様の成果は得られないと思われる。
 ハリルジャパンが、レアル・マドリーを向こうに回し、鹿島と同程度、渡り合う姿は想像できないのだ。
 鹿島より何倍も豪華メンバーを揃えるハリルジャパン。その従来の主張に、説得力を感じない。
 サッカーはやり方次第で、相手との差を詰められる。逆転も可能ーーというサッカーの本質を、改めて確認させてくれたのが今回の鹿島だ。実力上位とおぼしき海外組をスタメンにズラッと並べれば、最強チームが完成するという思考法は、サッカー的ではない。

 それはレアル・マドリーの過去からも学ぶことができる。

 銀河系軍団の形成が始まったのは00-01シーズン。バルセロナからフィーゴが移籍してきたところがスタートだ。01-02にはジダン、02-03にはロナウド、03-04にはベッカムが加わり、銀河系軍団のオールスターキャストが揃うことになったが、その間CL優勝は01-02の僅か一度だけ。

 97-98、99-00、そして01-02とレアル・マドリーは、この5年の間に1年間隔で3度優勝。黄金期を築いたが、皮肉にも銀河系軍団化が進むと、それは終焉を迎えた。CLでは決勝トーナメント1回戦辺りで、早々に敗退する番狂わせを連続して許した。

 地味なメンバーで臨んだ時の方が、結果を残すことができた。サッカーの現実を見る気がする。アトレティコ・マドリーは、なぜバルサやマドリーと互角に戦えるのか(今季は若干調子が悪いとはいえ)。サッカーに番狂わせが絶えない理由はなぜか。ハリルホジッチが目指すべきは、銀河系軍団的なサッカーではない。オールスターキャストではないアトレティコ・マドリー系のサッカー。つまり。鹿島系のサッカーなのだ。

 ビッグネームがずらり並ぶチームではなく、名前は少し落ちるが、よいサッカーをするチーム。こちらの方が、結果は出やすい。世界のサッカー及びサッカーの歴史はそう語る。まず優れるべきはサッカーの質。監督だ。メンバーの知名度や実績より、それはサッカーにおいて優先する。

 レアル・マドリーの右ウイングとしてスタメンを飾ったルーカス・バスケスについては、前々回のメルマガでも触れたが、本来そこはガレス・ベイル(怪我で長期離脱中)のポジションだった。知名度や実績で上回るのはベイル。だが、チームにとってどちらが必要不可欠な戦力かと言えば、それは微妙な問題になる。右サイドに右利きの右ウイングを置いた方が、いろんな意味でのバランスは整うーーとは、これまでにも述べてきたこちらの意見だが、そのあたりが、サッカーの特異性であり、面白さ、魅力なのだ。

 選手の並べ方、組み合わせ方のセンス。鹿島の石井監督はなによりそこが上手い。ハリルホジッチはあまり巧くない。ネームバリューと実績重視。

 いまなら本田圭佑より金崎夢生の方が頼りになると思うし、香川真司なら、その数倍ユーティリティでけれんみがない土居聖真の方がハマルと思う。メンバー交代、布陣の交代も断然しやすくなる。
 そしてサッカー選手にとってなにより不可欠な「精神的なノリ」が違う。100の力が時に100以上出てしまいそうな、つまりプラスアルファの力を発揮できるか否かという点において、大きな差がある。
 ハリルホジッチが唱えてきた多くの説が、鹿島によって崩されたいま、注目はその立ち振る舞いだ。続投決定ならば、プライドを捨て、鹿島の活躍をヒントにして欲しいものである。

◆クラブW杯効果?鹿島、元ブラジル代表レアンドロを獲得か(qoly)


https://qoly.jp/2016/12/30/kashima-antlers-want-to-sign-with-leandro-hys-1



『Lance!』『Globo』などブラジルのメディアは、「日本の鹿島アントラーズがパウメイラスのFWレアンドロと交渉している」と報じた。

J1優勝後に出場したクラブワールドカップでレアル・マドリーと激闘を演じ、世界中を驚かせた鹿島。天皇杯でも昨日、準決勝で横浜F・マリノスを2-0で下し、元日に開催される決勝戦へ駒を進めた。

来年にはアジア・チャンピオンズリーグでの厳しい戦いも控えているが、そんな彼らに王国ブラジルから補強の話題が飛び込んできた。

その対象とは、今年のブラジル全国選手権を制したサンパウロ州の名門パウメイラスに所属するレアンドロだという。

レアンドロは1993年生まれの現在23歳。2011年にグレミオでデビューし、すぐに頭角を表したFWだ。2013年、元アルゼンチン代表FWエルナン・バルコスらとの交換で当時2部のパウメイラスへ移籍すると、13ゴールを記録してチームを昇格に導いている。

同年にはルイス・フェリペ・スコラーリ監督のもとワールドカップの自国開催を控えるブラジル代表に選出され、ボリビア戦でデビュー。翌年にはガンバ大阪のアデミウソンらとともにU-21代表としてトゥーロン国際大会に出場した。

2015年にサントスへ貸し出された際には、バイエルンのロベルト・レヴァンドフスキとの比較から「レアンドロフスキ」などとも呼ばれ、現インテルのガビゴウことガブリエウ・バルボーザともプレーしている。しかし目立った活躍はできず、今年はコリチーバに貸し出されていた(今年の全国選手権の成績は25試合5ゴール)。

報道によると、クラブ間でレンタル移籍を前提にした交渉が行われているようだ。レアンドロとパウメイラスの契約は2017年末までとなっているが、もし、レンタルが決定した場合、1年間延長されるのだという。

気の早いWikipediaのポルトガル語版は、既にレアンドロの所属を鹿島に書き換えている。



ジーコの古巣ということでブラジルでの知名度がもともと高かった鹿島。しかし、レアルとの激闘はもちろん、アトレティコ・ナシオナルを倒したことによりさらに南米で一目置かれる存在となったようだ。

◆赤崎“恩返し弾”「風間さんから教えてもらったことを全部使う」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/12/31/kiji/20161231s00002011064000c.html

天皇杯決勝  鹿島―川崎F(2017年1月1日  吹田S)

 FW赤崎が決勝で“恩返し弾”を狙う。鹿島は30日、大阪府内で調整。体調不良のFW金崎に代わり、決勝点を挙げた24日の準々決勝から先発を続けるFWは「天皇杯の決勝は小さい頃からの夢の舞台」と気合を入れた。

 1日が川崎Fでの最後の采配となる風間監督は、筑波大の恩師。DF谷口は大学の同級生だ。対戦を願い、29日の準決勝直後に「ちゃんと勝ってこいよ」と試合中だった谷口にLINEを送った。すると谷口が決勝点をマーク。Jリーグチャンピオンシップ準決勝以来の再戦がかなった。「まさか決めると思わなかった」と笑いながら振り返った25歳は「風間さんから教えてもらったことを全部使って、彰悟(谷口)のいる相手のディフェンスラインから点が取れたら一番いい」と理想の得点シーンを描いた。

 金崎も出場に向けてこの日は鹿嶋市内で調整したが、石井監督は「(間に合ったとしても)90分間は無理」としている。先発の可能性が高い赤崎の2戦ぶりゴールで頂点に立つ。

◆鹿島から期限付き加入の高崎寛之、松本へ完全移籍!今季J2で16得点(サッカーキング)


https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161230/533335.html?cx_cat=page2

高崎寛之

 松本山雅FCは28日、鹿島アントラーズから期限付き移籍中のFW高崎寛之が来季より完全移籍で加入することが決まったと発表した。

 高崎は1986年生まれの30歳。茨城県出身で、古河第三高校から駒澤大学を経て2008年に浦和レッズに加入した。翌2009年には水戸ホーリーホックへ期限付き移籍で加入し、J2で19得点を記録。浦和に復帰した後、2012年にヴァンフォーレ甲府、2013年に徳島ヴォルティスへ移籍した。2015年から鹿島でプレーし、同年にはモンテディオ山形への期限付き移籍を経験。今季開幕前に鹿島へ復帰した後、3月30日に松本への期限付き移籍加入が決まった。

 松本加入後は明治安田生命J2リーグで37試合に出場し、チームトップの16ゴールを記録。天皇杯では1試合出場1ゴールだった。

 完全移籍への移行にあたって、高崎は松本の公式HPを通じて以下のようにコメントしている。

「今シーズンは自分の力の未熟さを感じる残念なシーズンでしたし、まだプレーオフの悔しさが残っています。ただ人間としてもサッカー選手としても成長できました。この悔しさを糧に来シーズンも皆さんと一緒に戦いたいと思います。これからも熱い応援をよろしくお願いします。One Soul!」

 また所属元の鹿島に対しては、同クラブの公式HPにて以下のようにメッセージを寄せている。

「チームの力になれなかったことは残念でしたが、離れていても、いつもアントラーズを応援していました。クラブワールドカップで世界2位になれたこと、Jリーグでは年間チャンピオンになれたことはとても嬉しかったです。フロントスタッフ、ファン・サポーターの皆さんの力がチームを強くしていることを感じましたし、その一員になれたことを誇りに思います。アントラーズのことはリスペクトしています。次はJ1の舞台で対戦し、成長した姿を見せられるよう頑張ります。短い間でしたがありがとうございました」


◆積極補強の鹿島、新潟のレオ・シルバを獲得!「たくさんのタイトルを残したい」(サッカーキング)


https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161230/533322.html?cx_cat=page2

レオ・シルバ

 アルビレックス新潟に所属するブラジル人MFレオ・シルバが、鹿島アントラーズへ完全移籍で加入することが決まった。両クラブが30日に発表した。

 L・シルバは1985年生まれの31歳。2013年から新潟でプレーし、4シーズン通算でJ1で122試合出場16ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で21試合出場2ゴール、天皇杯で6試合出場2ゴールを記録している。今季の明治安田生命J1リーグでは全34試合中32試合に出場して5ゴールを記録。4年連続でJリーグ優秀選手賞を受賞し、2014年にはベストイレブンに選出されている。

 移籍にあたり、L・シルバは新潟に対して以下のようにコメントしている。

「4年間、良い時も苦しい時も、僕のことを常に後押ししてくださった皆様に本当に感謝しています。このクラブで僕は努力してきました。そしてクラブも僕を常に後押しし、支えてくれました。僕に日本でプレーするという扉を開けてくれたアルビレックス新潟ならびにクラブ関係者の方々に感謝します」

「このたび僕はこのクラブを離れることになりましたが、皆さんが僕のために歌ってくれていたレオ シルバの歌は忘れません。本当にありがとうございました!」

 また、加入する鹿島に対しては以下のようにメッセージを寄せている。

「来シーズン、リーグチャンピオンの鹿島アントラーズに加入できることをとても嬉しく思っています。アントラーズには素晴らしい歴史があり、数々のタイトルを獲っている偉大なクラブです。僕も全力を尽くして、チームが成長し続けられるように努力し、タイトル争いをして、クラブの歴史にたくさんのタイトルを残したいと思います。そして、アントラーズのユニフォームに袖を通してきた偉大なブラジル人達である、ジーコ、レオナルド、ジョルジーニョのように成功できるよう頑張ります」


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