日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月4日火曜日

◆気合十分!大迫、柿谷離脱で先発濃厚「点取る」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140304/jpn14030404160005-n1.html



 サッカー・日本代表合宿(3日、東京都内)口調はいつものように静かでも、熱い思いがこもっていた。FW大迫がストライカーとして得点以上の活躍を誓った。

 「何より目に見える結果が大事。点を取って、なおかつ周りとの連係という部分でもいいところを見せたい」

 この日、1トップ争いでライバルとなるFW柿谷が発熱で離脱。ニュージーランド戦は先発が濃厚となった。ブラジルW杯のメンバー発表前最後の一戦で巡ってきた大きなチャンス。「(柿谷の離脱は)残念なこと」と気遣いつつ、「この試合は大事」と力を込めた。

 1日にドイツ2部のザントハウゼン戦に88分間出場。5日に代表戦をこなし、中1日の7日にはアーレン戦が待つというハードな日程だが、「(出場機会が多いのは)サッカー選手としていいこと」と歓迎。「目の前の試合を全力で頑張りたい」と気合十分だ。

 練習後は居残りでFW豊田、工藤とともにザッケローニ監督からクロスへの入り方や動き出しの熱血指導を受け、その後もDF酒井宏とともに最後までボールを蹴って感触を確かめた。「少しでも結果を出して成長していきたい」。W杯のメンバー入りを手繰り寄せる。 (伊藤昇)

◆大迫帰国、NZ戦へ国立ゴール締めだ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20140303-1265041.html

 日本代表FW大迫勇也(23=1860ミュンヘン)が、「最後の国立」でゴールを決め、W杯メンバー入りをアピールする。5日の親善試合ニュージーランド戦に備え、2日夕方に帰国。「結果と内容にこだわりたい。得点を取るために頑張りたい」と意気込んだ。

 ニュージーランド戦は日本代表にとって最後の国立開催の国際Aマッチとなる。大迫にとって国立は「成り上がりの地」。09年1月の全国高校選手権準決勝、決勝で2得点をマークした。同2月の富士ゼロックス・スーパー杯でプロデビューを飾り、11年11月のナビスコ杯決勝では決勝点を挙げMVPを獲得した。

 だから、国立への思いは強い。1月にドイツに移籍し、海外組として凱旋(がいせん)した今回の代表戦が国立開催。「国立には良い思い出しかないので、最後も良い思い出で終わりたい。結果が大事なので」。験のいい競技場で最高のアピールである得点を狙う。

 新天地のドイツでは、球際の激しさなどを日々経験し成長の糧としている。初の長距離移動を経て代表に合流したものの「体調は大丈夫。良いコンディションで試合に臨みたい」。国立でゴールという結果を残せば、その先にはW杯メンバーの座がある。【菅家大輔】

◆大迫、ワントップに意欲「いいところを見せなければ」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140303/jpn14030319530006-n1.html



 サッカーの日本代表は3日、東京都内に集合してワールドカップ(W杯)イヤー初戦となる国際親善試合のニュージーランド戦(5日・国立競技場)に向けた合宿をスタートした。先発起用が予想された柿谷の離脱で、ワントップで誰がプレーするかが注目される。大迫(1860ミュンヘン)は「FWだから目に見える結果が大事。点を取ってなおかつ周りとの連係もいいところを見せなければ」と意欲を示した。

 追加招集の豊田も「心の準備をする時間がなかったけど、ありがたいことなので気持ちは切り替えた」と意気込み十分。所属クラブでワントップとして活躍している岡崎は「強いこだわりはない。どこで出ても代表では得点できるイメージがある」と、右サイドでの起用でも点に絡める自信を口にした。(共同)

◆柿谷辞退で大迫に先発チャンス「マイペースにがんばる」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?133989-133989-fl



 今年1月に鹿島から1860ミュンヘンに移籍したFW大迫勇也は海外組となって初めての日本代表戦に臨む。1日のサンドハウゼン戦(0-0)で移籍後4試合連続となる先発出場を果たし、2日に帰国。5日にはニュージーランド戦(国立)が控える強行日程だが、「移動して試合をするだけだから。時差ボケ? 全然大丈夫」と頼もしい。

 初の海外挑戦ながら加入後4試合で2得点を記録。ブンデスリーガ2部リーグと決して周囲のレベルは高くないが、外国人選手特有の足の長さやフィジカルの強さなど、日本では味わえない経験も重ねている。「激しさもあるし、そこはやっていくうちにプラスになるのかな」。まだ短期間とはいえ、ドイツでの経験を試す最初の舞台がニュージーランド戦になる。

 昨年11月のベルギー遠征ではオランダ戦(2-2)で1ゴール1アシストを記録し、オランダから日本代表史上初となるゴールも奪った。代表定着に大きく前進したとはいえ、FWの定位置争いで見れば、FW柿谷曜一朗(C大阪)との熾烈な競争はブラジルW杯本番まで続きそうだ。

 今回はその柿谷が発熱のため参加を辞退。FW豊田陽平が追加招集されたが、大迫にとっては先発でアピールする絶好のチャンスとなる。「(柿谷の参加辞退は)残念なことだけど、意識しすぎるのもよくないので。僕は僕でマイペースにがんばりたい」。過度なライバル心は抑え、自分のプレーに集中する大迫。「内容も結果もいいものにしないといけない。FWだから目に見える結果が大事。点を取って、なおかつ周りとの連係でもいいところを見せないと」と意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)

◆大迫 1トップ頂く!13戦6発の“聖地”で先発出場のチャンス(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/04/kiji/K20140304007705650.html



 “最後の国立”で、「1トップ枠」を射止める!日本サッカー協会は3日、日本代表から柿谷曜一朗(24=C大阪)が発熱の影響で外れると発表した。これにより、大迫勇也(23=1860ミュンヘン)がW杯メンバー発表(5月上旬)前の最後の強化試合となるニュージーランド戦で先発出場のチャンスが巡ってきた。柿谷の代わりに追加招集となった豊田陽平(28=鳥栖)は逆転でのW杯メンバー入りを目指しており、1トップ枠はし烈な争いとなってきた。

 1トップの重責が、期待の大きさが、ひしひしと伝わってきた。全体練習終了後、大迫がザッケローニ監督から個別指導を受けた。「FWの細かい部分。これを頭に入れておいてくれ、というもの。相手の嫌がることをするということです」。詳細は胸にとどめたが、相手DFとの駆け引きの中で有効なプレーを指南されたという。

 W杯メンバー発表前最後のニュージーランド戦では1トップでの先発出場が濃厚だ。この日、ライバルの柿谷が発熱で緊急離脱。「残念」と表情を曇らせる大迫にとっても望むところではないが、それでもストライカーの血は騒ぐ。「FWなんで目に見える結果が大事。なおかつ連係もいいところを見せたい」。合宿では周囲との連係も高め、決戦に備える覚悟だ。

 舞台に不足はない。ニュージーランド戦は国際Aマッチ85試合が行われてきた現在の国立で開催される最後の一戦。鹿児島城西高時代は全国高校選手権で決勝まで進んで得点王となり、鹿島では11年ナビスコ杯決勝で決勝ゴールを奪ってMVPに輝いた。国立では計13戦6発。「いい思い出しかない」。数々の歴史が刻まれた聖地だが、大迫もまた国立に愛された男の一人だ。

 1月の1860ミュンヘン移籍後、初めての代表招集。ドイツからの長距離移動も“寝て”やり過ごした。鹿島時代から酸素カプセル内で熟睡することが日課だった男には何の苦でもなかったという。巨漢DFとの激突でもまれながら、既に2得点。ストライカーとして力強さを増してきたという自負がある。

 先発すれば、昨年11月16日のオランダ戦(△2―2)以来。その試合では世界の強豪相手に得点を決め、1トップとしての資質の高さを示した。同19日のベルギー戦(○3―2)では柿谷がゴールを決め、現在もポジション争いはし烈を極めているが「僕は僕でマイペースで頑張ります」と大迫。W杯開幕まで100日。ライバル不在の中、最後の国立に確かな足跡をしるし、1トップのレギュラー争いの主導権を握る。

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