http://www.sanspo.com/soccer/news/20140304/jpn14030404160005-n1.html
サッカー・日本代表合宿(3日、東京都内)口調はいつものように静かでも、熱い思いがこもっていた。FW大迫がストライカーとして得点以上の活躍を誓った。
「何より目に見える結果が大事。点を取って、なおかつ周りとの連係という部分でもいいところを見せたい」
この日、1トップ争いでライバルとなるFW柿谷が発熱で離脱。ニュージーランド戦は先発が濃厚となった。ブラジルW杯のメンバー発表前最後の一戦で巡ってきた大きなチャンス。「(柿谷の離脱は)残念なこと」と気遣いつつ、「この試合は大事」と力を込めた。
1日にドイツ2部のザントハウゼン戦に88分間出場。5日に代表戦をこなし、中1日の7日にはアーレン戦が待つというハードな日程だが、「(出場機会が多いのは)サッカー選手としていいこと」と歓迎。「目の前の試合を全力で頑張りたい」と気合十分だ。
練習後は居残りでFW豊田、工藤とともにザッケローニ監督からクロスへの入り方や動き出しの熱血指導を受け、その後もDF酒井宏とともに最後までボールを蹴って感触を確かめた。「少しでも結果を出して成長していきたい」。W杯のメンバー入りを手繰り寄せる。 (伊藤昇)