日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年3月15日月曜日

◆【湘南】3年目で待望のJ1初ゴール。名古新太郎「ずっとゴールは狙っていた」(サッカーマガジン)






湘南ベルマーレの名古新太郎が、13日のベガルタ仙台戦でプロ3年目にしてJ1初ゴールをマークした。今季、鹿島アントラーズから湘南に期限付き移籍で加入し、期待されている一人。湘南で初めて先発に名を連ね、さっそく結果を残した。


■2021年3月13日 明治安田生命J1リーグ第4節(@レモンS/観衆3,642人)
湘南 3-1 仙台
得点:(湘)高橋諒、名古新太郎、町野修斗
   (仙)松下佳貴


自信を持ってプレーできました


堂々とした立ち姿だった。中盤で落ち着いてボールを散らし、勝負どころでは鋭い縦パスも入れた。湘南ベルマーレの名古新太郎は移籍後、初めて先発メンバーに名を連ねたが、気負うことは全くなかった。

「自信を持ってプレーできました」

 縦横無尽に動き回り、持ち味のパスワークを生かして、チャンスをつくった。ゲームの流れを読む目は本物。開始2分には相手のクリアボールを予測し、いち早く反応した。こぼれ球を拾うだけではなく、ヘディングで左サイドへダイレクトパス。山田直輝と高橋諒のポジショニングをしっかり確認していたという。

「ナオキ君がスルーして、リョウ君のゴールにつながりましたが、2人の位置は見えていました」

 そして、存在をよりアピールしたのは後半。1-0で迎えた54分、高橋の鋭いグラウンダーのクロスをワンタッチでコントロールし、相手GKの股を抜いてゴールネットを揺らした。トラップからシュートまで、そのすべてが完璧だった。移籍後初ゴールとなり、ピッチでは笑顔が弾けた。

「得点できるチャンスだと思い、リョウ君からボールが来ることを信じて走りました。(シュートを打つ前に)いい場所にボールを止めることができたのがよかったと思います。今季チームは変わりましたが、僕個人としてはやることは変わりません」

言葉には自信がにじんでいた。静岡学園高から順天堂大に進み、大学では指折りのプレーメーカーとして鳴らした。ゲームをつくりながら、ゴールも狙える。大型新人ばかりスカウトする鹿島が認めた逸材である。現在、川崎フロンターレで活躍する旗手怜央も順天堂大時代に「目標にすべき先輩」と話していたほど。プロ入り後、少し足踏みしたが、この日のゴールがブレイクのきっかけになるかもしれない。

「(プロ入り後)ずっとゴールは狙っていました。得点にはこだわっているので。時間はかかりましたが、チームの勝利につながるゴールを決めることができてよかったです」

 大卒3年目の24歳。走れる技巧派はハードワークも惜しまない。湘南スタイルとの相性はすこぶるいいようだ。これまで発揮しきれなかったポテンシャルが、いま存分に引き出されようとしている。

取材◎杉園昌之




◆【湘南】3年目で待望のJ1初ゴール。名古新太郎「ずっとゴールは狙っていた」(サッカーマガジン)





◆【鹿島】「これからも切磋琢磨して」。定位置奪取を狙う杉岡大暉の競争心(サッカーマガジン)






3月13日、明治安田生命J1リーグは第4節が開催され、鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島とカシマスタジアムで対戦。前半に浅野雄也に先制点を奪われるも、後半に荒木遼太郎のゴールで同点に追いつき引き分け。今季初先発の杉岡大暉は悔しさを浮かべた。


■2021年3月13日 J1リーグ第4節(@カシマ/観衆6,829人)
鹿島 1-1 広島
得点:(鹿)荒木遼太郎
   (広)浅野雄也


加入2年目の決意。「今年に懸ける思いはすごく強い」


 加入2年目の杉岡大暉が今季初先発。左サイドバックのポジションに入り、積極果敢な攻撃参加や、後半には捨て身のスライディングで相手の攻撃を食い止める場面もあった。69分の荒木遼太郎の同点ゴールも、杉岡が左サイドをドリブルして上げたクロスからつながったもの。しかし結果は引き分けに終わり、「ホームで勝たなければいけない試合だった。悔しい試合になったし、残念な結果」と肩を落とした。

 3月3日のルヴァンカップ第1節鳥栖戦以来、10日ぶりのスタメン出場に気合いが入っていた。J1開幕戦と第3節湘南戦に出場した永戸勝也が、昨季から多くの試合で鹿島の左サイドバックを務めているだけに、「昨年はすごく悔しい思いをした。そのぶん、今年に懸ける思いはすごく強い」と定位置奪取に燃える。だからこそ、「自分が出ることによって、チームに推進力を与えて、結果(勝利)に持っていきたかった」。

 勝利を手にすることはできなかったものの、杉岡自身は課題と収穫を得た。

「しっかりと自信を持ってやれた部分はあります。でも、その中で最後のクロスの精度が足りなかった。得点につなげること、最後の質ということには、まだまだこだわっていかないとな、と思っています」

 現状では出場機会は限られているものの、永戸とのポジション争いは確実に杉岡の成長を促しているはずだ。

「(昨年)1年間、永戸選手の試合を見て学ぶこともすごくありました。すごくいいライバルだと思っているし、これからも切磋琢磨してやっていきたい。その中で、自分が試合に出られる機会を多く作れればいいです」

 深紅の「5」の背中が見せる、前へ、前へと突き進む姿勢が、チームに勝利へのエネルギーを与えていく。

取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE


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◆【鹿島】「これからも切磋琢磨して」。定位置奪取を狙う杉岡大暉の競争心(サッカーマガジン)





◆【鹿島】三冠、三連覇、アジア制覇…「30周年アニバーサリーウォール」設置、SNS投稿企画も(報知)








 J1鹿島は13日、カシマスタジアム場外3ゲート付近に「アントラーズ30周年アニバーサリーウォール」を設置することを発表した。設置期間は3月13日から11月27日まで(東京五輪・パラリンピック開催期間を除く)。

 同ウォールには、ジーコ氏がハットトリックを決めて大勝したJ初年度・1993年の開幕戦、2000年の三冠達成、2007~09年の三連覇、18年のアジア制覇など、30周年を迎えるクラブの歴史を振り返る写真が掲載されている。クラブオフィシャルパートナーの「株式会社メルカリ」が提供した。

 設置を記念し、SNS投稿企画「#メルカリ鹿島」もあわせて開催。ツイッター、インスタグラムで同ウォールの写真に「♯メルカリ鹿島」のハッシュタグをつけた投稿を募集し、5月31日までの投稿で「30周年特別加工の選手サイン入り21NIKEユニフォーム(抽選で3名)、「メルカリポイント1000円分(抽選で30名)がプレゼントされる。

 非公開アカウント(鍵付きアカウント)の投稿は掲載の対象外。当選者への連絡は、各SNSのメッセージ機能を活用する。




◆【鹿島】三冠、三連覇、アジア制覇…「30周年アニバーサリーウォール」設置、SNS投稿企画も(報知)





◆【J1採点&寸評】鹿島1-1広島|ふたりのスコアラーと守護神を高評価。MOMに選んだのは…(サッカーダイジェスト)






鹿島――沖は55分のピンチを冷静にセーブ


[J1第4節]鹿島1-1広島/3月13日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
相手の堅守を褒めるべきか、フィニッシュにかかる精度の低さを嘆くべきか。広島の3倍以上となるシュート21本を放ちながら試合をひっくり返すまでには至らなかった。

【鹿島|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
31 沖 悠哉 6.5
最後の砦としての面目躍如。1点のリードを許す展開のなか、55分のピンチを冷静にセーブし、追加点を与えなかったことが黒星回避につながった。

DF
37 小泉 慶 6
試合序盤に味方とのパス交換からゴールに向かって進入し、果敢にシュートを放つ。開幕戦以来のスタメン出場にみなぎる想いが垣間見えた。

DF
39 犬飼智也 6
引いた相手に対して攻撃参加する機会が多く、77分には柔らかいクロスをエヴェラウドの頭に合わせた。

DF
28 町田浩樹 6
インナーラップからグラウンダーのアーリークロスを送ったり、右CKのチャンスにヘッドで狙ったり、試合終盤に攻撃面で気を吐いた。

DF
5 杉岡大暉 6
バタバタしていた前半とは打って変わって、後半は左サイド深くまでもぐりこんだ。79分、相手の抜け出しに対して左足をよく伸ばし、チームの危機を救った。

MF
20 三竿健斗 6
タイムアップが刻一刻と迫るなか、逆転を期してミドルシュートを放つも枠を捉えられず、険しい表情を浮かべた。

MF
4 レオ・シルバ 6(71分OUT)
今季初のスタメン。ボールによく絡み、守備への献身も忘れず、ベテラン健在をアピールした。


鹿島――土居は細かいタッチに微妙なズレ





MF
7 ファン・アラーノ 5(78分OUT)
53分にエヴェラウドに送ったクロスの質は高かったが、全体的に疑問符の付くパフォーマンス。辛めに評価せざるを得ず。

MF
13 荒木遼太郎 6.5(71分OUT)
乗りに乗るワンダーボーイがまた決めた。開幕から3戦連発だ。ボールが動いている間に生まれた“おいしいスペース”を逃さなかった。

FW
8 土居聖真 5.5(84分OUT)
降り続く雨が影響したのか、細かいタッチに微妙なズレが生じた。前節に見せた舌を巻くような切れ味が影を潜めた。

FW
9 エヴェラウド 6
キックフェイント一発で相手をかわしてシュートに持ち込んだり、ひねりヘッドでゴールの枠を捉えたり、今季初得点が近づいていることを印象づけた。

途中出場
MF
11 和泉竜司 5.5(71分IN)
こう着した攻撃にアクセントをつけるべく、同点弾を決めた荒木に代わり投入された。思い描く逆転ストーリーとはならなかった。

MF
25 遠藤 康 6(71分IN)
試合終了間際の右CKのチャンスで、ゴール前に上がっていた町田にピンポイントのボールを供給。アシストした前節を思い起こすようなシーンだった。

MF
6 永木亮太 6(78分IN)
89分、右サイドを駆け上がり、エヴェラウドのヘッドを引き出す絶妙クロスを送ったが、起死回生の逆転アシストとはならず。

FW
19 染野唯月 ―(84分IN)
土居に代わってピッチに入り、本職のFWではなく、右MFを務める。ボールにほとんど絡めなかった。

監督
ザーゴ 6
後半は相手陣内に押し込んでいただけに、逆転弾を奪えず「勝点2を失ったと思っている」と悔しさをあらわにした。




◆【J1採点&寸評】鹿島1-1広島|ふたりのスコアラーと守護神を高評価。MOMに選んだのは…(サッカーダイジェスト)





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