
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年11月12日火曜日
◆「テレビで観ていた通りのアジア予選」。染野と武田、高校サッカー組が語る完全アウェー(ゲキサカ)

はじめてのベトナム語
[11.10 AFC U-19選手権予選 U-18日本代表 0-0 U-18ベトナム代表 ベトナム]
ひたすらゴールの遠い、苦味ばかりが残る試合だった。AFC U-19選手権予選第3戦、熱烈な応援を背に受けるベトナムとのアウェーマッチは、U-18日本代表にとって苦い経験となった。9番を背負ってポイントゲッターとして期待されたFW染野唯月(尚志高)は予選を通じて無得点。苦渋の表情を浮かべつつ、その戦いを振り返った。
「自分の武器は点を取れるところなのに、この予選では点を取れなかった。本当に悔しい」
試合が始まってみれば、相手はドン引きの5バック。攻撃ではリスクをほとんどかけてこない相手に対し、日本は攻めあぐねた。「相手が引いてくるのは分かっていたが、どう攻略すればいいのかを明確にできていなかった」と振り返る。高校サッカーの福島県予選などでも相手が徹底して守りを固めてくる試合は経験済みで、それを踏まえて「引いてくるならミドルシュート」というイメージも持っており、逆に動き出しを工夫して裏のスペースで受けるシーンもあったが、どちらもシュートまでは持ち込めなかった。
一方、ハーフタイムからの登場となったMF武田英寿(青森山田高)も「自分が入ったら点に絡んでやろうと思っていた」と意欲をみなぎらせ、実際に影山雅永監督も称賛した意表をつくワンタッチパスなどで変化も付けた。「蹴ってもよかったけど、サイドからいける」という判断でゲームを作ったが、ここからが勝負という流れになる中でFW櫻川ソロモン(千葉U-18)がまさかの一発退場に。ゲームはこれで実質的に終わってしまった。
「完璧にアウェイの試合で、退場になったときは何が起こったかわからなかった。あのようなジャッジになったことを含め、『アジアは厳しい』というのはよく聞いていたけど、本当に聞いていた通り、テレビで観ていた通り。本当に厳しかった」(武田)
染野もまた、割り切ったサッカーをしてくる相手に「これが『アジア予選』の難しさなのか」と実感したという。影山監督は「実際に味わってみないことには分からない」と、負けの許されない、あるいは勝って当然という雰囲気のあるアジア予選ならではの難しさについて語っていたが、図らずもこの最終戦での大苦戦という形で選手全員が実感することとなった。
1次予選突破自体には成功したが、染野にも武田にも笑顔はなかった。来年の最終予選、そして再来年のU-20W杯にはU-17W杯を経験した選手たちも合流してくるだけに、そこに自分たちの定位置が用意されているわけでないことも分かっている。
染野は今予選での自身の不甲斐なさを嘆きつつ、「ここから活躍し続けて、(来年)鹿島に入ったらチームでの競争が激しいことも分かっているけれど、それでも活躍して、もう一度アピールしていきたい」と誓う。武田もまた「ここから青森山田に帰ったら、チームを勝たせられるように努力をしていきたい。チームの結果になれば、アピールにもなると思っている。そしてプロの世界に行っても、しっかり試合に出て結果を残していきたい」と、前を向き直した。
ここからこの二人とFW晴山岬(帝京長岡高)には「高校サッカー選手権県予選」という、相手が徹底して自分たちを警戒してくるアジアの予選にも似た難しさをはらむ戦いも待っている。チームで活躍することが代表に繋がるという原則は、どのカテゴリーに行っても変わらない。この日の苦い記憶を胸に、もう一度歩みを進めていくこととなる。
(取材・文 川端暁彦)
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◆「テレビで観ていた通りのアジア予選」。染野と武田、高校サッカー組が語る完全アウェー(ゲキサカ)
◆浦和DF宇賀神が空港で鹿島サポの言葉に感激(ゲキサカ)

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サウジアラビアからいま成田に着いた。— 宇賀神友弥 (@ugadybarikata3) November 11, 2019
「ACL絶対に優勝してください!」
「鹿島サポなんですけど」
「応援してます」
鹿島の移動着をきた男性がエンブレムを指差しながら声をかけてくれました。
なんかめちゃくちゃ嬉しかった。
浦和レッズのDF宇賀神友弥が11日に自身のツイッター( @ugadybarikata3 )を更新し、鹿島アントラーズのサポーターから激励の言葉を受けたことを明かした。
浦和は9日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦でアルヒラル(サウジアラビア)のホームに乗り込み、0-1で敗戦。2年ぶりのアジア制覇に向け、24日に埼玉スタジアムで行われる第2戦で逆転を目指すことになった。
クラブ公式サイトによると、チームはサウジアラビアの現地時間10日22時前にリヤドのキング・ハーリド国際空港を発ち、ドバイを経由して成田空港へ。日本時間の11日17時過ぎに成田空港へ無事到着すると、バスで大原サッカー場へ向かい、20時過ぎに到着して解散した。
宇賀神がツイッターで報告したのは、成田空港に到着した際のエピソードだ。「サウジアラビアからいま成田に着いた。『ACL絶対に優勝してください!』『鹿島サポなんですけど』『応援してます』鹿島の移動着をきた男性がエンブレムを指差しながら声をかけてくれました」と伝え、「なんかめちゃくちゃ嬉しかった」と感激した様子を綴った。
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◆浦和DF宇賀神が空港で鹿島サポの言葉に感激(ゲキサカ)
◆“追われる”から“追う”へ。それでも、鹿島に負の空気が漂わない理由(GOAL)

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鹿島アントラーズは9日の明治安田生命J1リーグ第31節で川崎フロンターレに0-2で敗戦。10試合ぶりの黒星を喫し、首位からも陥落した。優勝レースにおいて“追われる立場”から“追う立場”になってしまったが、鹿島の選手・監督からはまったく負の空気は漂わない。勝負はここから――。そう前向きに考えることができるのは、なぜなのか。そこには鹿島ならではの確かな強みがあった。【取材・文=飯尾篤史】
■自滅に終わった川崎戦

したたかで勝負強い鹿島アントラーズと、圧倒的な攻撃力を誇る川崎フロンターレ――。その両者が、まるで入れ替わったような展開だった。
首位に立つ鹿島と、逆転優勝の可能性をわずかながら残す川崎との一戦は、多彩な攻撃を仕掛けた鹿島が決定機を何度も作り出していた。
だが、勝ったのは、劣勢だったはずのアウェーチームだった。
耐え凌ぎながらセットプレーから先制すると、反撃に出る相手をいなし、カウンターからダメ押しゴールを奪ってみせた――。
まるで往年の鹿島のような試合巧者ぶりを発揮した川崎が、優勝戦線に踏みとどまると同時に、鹿島を首位から引きずり落としたのである。
「1週間準備をしてきた展開に持ち込めたのですが、単純なセットプレーと自分たちの攻撃時のセットプレーからのカウンターで失点してしまった。ビッグゲームでは1点が重要になると常々言っていたのですが……」
そう悔やんだのは、大岩剛監督である。先制される62分までは間違いなく鹿島のペース。伊藤翔、レオ・シルバ、セルジョーニョが迎えた決定機をモノにしていれば、スコアがひっくり返っていても不思議ではない。それだけに、鹿島の自滅と言えた。
■いま、思い起こす3連覇の経験

残り4試合で迎えた大一番で、お株を奪われるような展開で敗れたことをどう見るか――。
ACL、ルヴァンカップに続き、リーグタイトルまで逃してしまうのか、かつてのような勝負強さを失いつつあるのか……。
「なに、みなさん、暗い感じで」
囲み取材における、しんみりとした雰囲気を振り払ったのは、この日2試合ぶりに先発出場を果たした内田篤人である。
「大事なのは、最後にどこにいるかだから。今日も内容は良かったし、終わったなっていう(首位との)勝点差でもない。上と3差。残り3試合。あるでしょ。俺が上にいたら、残り3つもかって思うもん。チャンスは全然あると思うよ。そういうなかでも勝ってきたからね、先輩たちは」
なるほど、たしかに3連覇を飾った07年、08年、09年シーズンも鹿島は首位を独走したわけではない。07年は最終節で浦和レッズを抜いて逆転優勝を飾り、08年は28節になって首位に躍り出た。09年も28節終了後に首位の座を明け渡したものの、32節で再び首位に浮上し、3連覇にこぎつけた。
その3連覇を、内田とともに選手として経験した大岩監督は、試合後のロッカールームで選手たちにこう語りかけたという。
「残り3つ、勝てば絶対に上にいる。冗談じゃないよ。信じていいから」
まさに、勝負はここから――。その肌感覚を、日本で最も多くのタイトルをチームに獲らせてきたサポーターも十分理解しているようだ。痛み分けに終わった川崎との前回対戦や、同じくドローに終わった前節の松本山雅FC戦のあとには厳しい声が飛んでいたが、この日はチャントを歌って選手たちを鼓舞し、励ましていた。
■重要なのは負けたあとの切り替え

残り試合を見ると、3位の鹿島はサンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスと、首位のFC東京は湘南ベルマーレ、浦和、横浜F・マリノスと、2位の横浜は松本、川崎、東京と顔を合わせる。
最終節に直接対決が残っていることからも、ドラマティックなエンディングが用意されていそうな雰囲気が漂っている。このまま終わりそうもないぞ、というような。
鹿島が今、2003~06年、13年~14年のように世代交代の時期に差し掛かっているのはたしかだろう。いや、小笠原満男というリーダーが引退し、親会社が変わり、チームの中心となるはずの若い選手たちが海外に飛び出して行った今は、単なる世代交代よりもずっと難しい時期に差し掛かっている。
それでも、タイトルが獲れるかどうか――。
「鹿島は負けたあとの切り替えが一番うまいチーム」と内田は胸を張る。日本で最も多くのタイトルを獲得してきたが、すべてのタイトルを獲ったわけでない。逃したタイトルも少なくないが、それでも20冠を成し遂げられたのは、気持ちの切り替えがうまいからだと言うのだ。
「タイトルを獲れなかったあとの1週間の準備と次の試合がどれだけ大事か、クラブとして分かっている」
まさに鹿島は今、次の広島戦までの2週間をどう過ごすのかが問われている。そして残り3試合で常勝軍団たるゆえんを見せつけられるか。
鹿島にとって、威厳とプライドと未来を懸けた3試合になりそうだ。
取材・文=飯尾篤史
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