
日刊鹿島アントラーズニュース
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2022年7月15日金曜日
◆鹿島DF安西が好調神戸戦へ気合 「ホームで勝ち点3獲りたい」(スポニチ)

鹿島のDF安西幸輝(27)が14日、オンラインで取材対応し、日本代表を擁する神戸戦(16日、カシマ)に向けて「(神戸は)良いチーム状況だが、しっかりとホームで勝ち点3獲れるように頑張りたい」と意気込みを語った。
E―1選手権の日本代表に鹿島から選出がなかったのに対し、神戸はFW武藤嘉起(29)、MF橋本拳人(28)が選ばれた。現在は16位に甘んじているが、監督交代後に3連勝を挙げるなど好調をキープしている。
3月にはアウェーで2―0で快勝した相手について、安西は「代表を経験している選手がたくさんいる。いつ順位が上がってきてもおかしくない、気持ちもコンディションも良いチームだと思う」と気を引き締めていた。
◆鹿島DF安西が好調神戸戦へ気合 「ホームで勝ち点3獲りたい」(スポニチ)
◆「見返してやるような気持ちで」鹿島からはE-1代表招集ゼロ。樋口雄太が天皇杯後に語った想い(サッカーダイジェスト)

前半は「ジャブのように相手にダメージを与えられていた」
鹿島アントラーズは7月13日、天皇杯4回戦でガンバ大阪と対戦。2-0で勝利を収め、ベスト8に進出した。
序盤はどちらのペースともつかない、一進一退の攻防が続くなか、18分に安西幸輝の攻め上がりからビッグチャンスを創出。鈴木優磨などが絡んだ連係で敵陣深くまで侵入すると、右サイドの常本佳吾に展開。常本からのクロスに合わせたエヴェラウドが頭で強烈なシュートを放つが、相手GK東口順昭のビッグセーブに阻まれる。
その後はペースを掴んだ鹿島が攻め込む展開で推移したが、スコアレスで前半を終えた。
この日、右サイドで先発した樋口雄太は、「(前半無得点でも)効果的な組み立てもできていましたし、ジャブのように相手にダメージを与えられていた」とし、「時間が経てば点が入ると思っていたので、僕自身は焦っていなかった」と語る。
後半、一時は相手に攻め込まれる時間帯があったものの、「エヴェラウドが下りてきているのが間接視野で確認できたので、良いボールがつけられた」と語る樋口のパスを起点に、71分にディエゴ・ピトゥカのゴールが生まれると、相手を圧倒。75分にエヴェラウドが追加点を奪い、勝負を決めた。
樋口は、「鹿島はタイトルを獲らなきゃいけないチームだと思うので、そこへ向けて一歩一歩やっていきたい」と語った。
その一方で、同日にE-1選手権に臨む日本代表メンバーが発表され、現在J1リーグで2位の鹿島からは選出なし。セットプレーを中心にリーグ3位の5アシストをマークしていた樋口は、代表入りを期待されていた点についてはこう語った。
「最近の自分のプレーを振り返ってみると、まだまだそこに行くまでには足りなかったですし、当然の結果だと思います。まだ、頑張れるチャンスがあるので、見返してやるような気持ちで今後もプレーしていきたい」と更なる飛躍を誓った。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
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◆【鹿島】「後輩だけど友達みたい」安西幸輝がハッとさせられた鈴木優磨からの一言(サカノワ)

天皇杯G大阪戦で、渾身の左クロスからエヴェラウドのゴールをアシスト。
J1リーグ鹿島アントラーズのDF安西幸輝が7月14日、オンラインによる取材に応じて、前日の天皇杯4回戦ガンバ大阪戦(〇2-0)を振り返るとともに、今季これまでになかった初めて味わう悔しさや葛藤、そして鈴木優磨からの言葉が支えになったエピソードなどを語った。
最近の鹿島はリーグ2試合連続ドローだったが、この天皇杯でライバル相手に快勝。鈴木のポストプレーを起点に、安西の左足クロスからエヴェラウドのジャンプヘッド弾が決まり、今後への期待も膨らむゴールと勝利になった。
「勝ち切れない試合が続いていましたが、しっかり2-0と無失点で終えられて良かったと思います。(上田)綺世が抜けた分、どうやって攻撃の部分で得点していくかを監督とも話してきました。1日1日スターが出てくるようなチームにならないといけない。そのなかで、ピトゥカが途中出場から得点を決め、去年苦しい思いをしてきたエヴェ(エヴェラウド)はここで今季3ゴール。その二人が点を取ってくれたのは大きかったです」
そのように安西は、チームとして収穫の多い1勝になったと好感触を得ていた。
一方、安西は今季、これまでとても苦しんできたと言う。
「今シーズンは苦しいシーズンを送り、なかなか結果を残せず、プレーも消極的になり、悩んでサッカーをやっていると自分の中で感じてきました。一度スタメンから外されて、ベンチからの景色を見たり、別のポジションをやってみたり、いろんなことを経験して、僕自身は元気にしているつもりでも、みんなが気にかけてくれて、本当に有難かったです」
「サッカー選手をやってきて、ずっと試合に出てくることができて、ベンチで過ごすのは初めてでした。ポルトガル(ポルティモネンセSC)での監督交代の直後以外、今までの監督全員に使ってもらってきました。ベンチになって初めて悔しい思いをして、あまり昔のプレーなど見返さないのですが、どういうプレーをしていたのかを見ると、やはりいい時はどんどん仕掛けていて。怖がらず仕掛けることが武器で、それがチームにもたらせる一番のプラスだと思いました」
そうしたなか、鈴木の言葉が安西の心に響き、ハッとさせられた。
「二人で車に乗っている時、アイツも試合に出られなかった時の話をしてくれたんです。そして試合に出られない時、どのように自分のポテンシャルをプレーで示せるのか、という話をしました。優磨は、持っている武器こそ大切にしたほうがいいと言ってくれました。アイツは後輩ですけど友達みたいな感じです。そこで俺の武器は何かを考えた時、走力だったり、ドリブルではがしてクロスを上げるところだったり、正直、失うものは全部失ったので、失敗してもいいから、とにかく仕掛けてチャレンジしていこうと思いました」
きっと、鈴木だけではない。安西を知る誰もが喜んだアシストだったに違いない。鹿島の「2番」、ここからさらに突き抜けていきそうだ。
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◆【鹿島】「本当に大事な試合だった」鈴木優磨が明かした、天皇杯G大阪戦勝利で掴んだ“3つの手応え”(サッカーダイジェスト)

先発を7人を入れ替えての勝利
鹿島アントラーズは7月13日、天皇杯4回戦でガンバ大阪と対戦。2-0で勝利を収め、準々決勝へ駒を進めた。
直近のリーグ戦は、敵地で北海道コンサドーレ札幌と0-0で引き分けた鹿島は、その試合から先発7人を入れ替えた。
GKは沖悠哉、DFは右から常本佳吾、関川郁万、三竿健斗、安西幸輝、MFは右から樋口雄太、舩橋佑、中村亮太朗、ファン・アラーノ、FWはエヴェラウドと鈴木優磨の2トップとなった。
前半をスコアレスで折り返すと、67分にディエゴ・ピトゥカとアルトゥール・カイキを投入し、直後の71分にピトゥカ、75分にエヴェラウドが得点。相手の反撃も許さず、鹿島が2点のリードを守り切った。
試合後に取材に応じた鈴木は、「今日は凄く満足しています」とコメント。決めるべき人が決め、チーム内競争が高まり、メンバーが代わる中でも勝利できた、という3点に満足気だった。
前半攻めながら得点を奪えなかったことについては、「どっちかと言えば嫌」だったとしながらも、「焦れずに戦えるかの勝負。前半を終えたときに、どちらが先制点を獲るかの勝負だと思っていた。先制点をとったほうが勝つと分かっていた。守備をキツくし、失点しないようにと話していた。途中から出たピトゥカが非常に良い形で先制点を獲ってくれた。1点取った段階で相手の勢いを止めることができた」と振り返った。
さらに、「エヴェをなるべく真ん中に専念させてあげたかったので、僕が(周囲を)動いてプレーした。彼が得点できたのは嬉しい」と、ピトゥカとエヴェラウドにゴールが生まれたことを「決めて欲しい選手が決めてくれた」と喜んだ。
また、この日フル出場の中村について、「今日は亮太朗が素晴らしかった。これでもっとチーム内競争が激しくなれば。出ている選手よりも、出ていない選手が押し上げることで、出てる選手がもっとやらないといけないという気持ちになる」と賞賛。この試合で一番チームが活気づいたシーンに触れた。
選手たちは2点目が決まった直後、ヘディングでネットを揺らしたエヴェラウドではなく、左サイドを突破し、左足でピンポイントクロスを送った安西の元へ。ゴールを決めたエヴェラウド自身もゴールセレブレーションをせずに一目散に安西の下へ駆け寄っていた。
その点について、「みんな行っていたでしょ?そういうことだと思います。普段明るくふるまっているけど、無理しているのは気づいていたので、本人もこれで良い方向にノッてくれれば良いと思います」とコメント。20節のセレッソ大阪戦(3-3)では、投入直後に失点に絡んで相手に逆転を許してしまったり、広瀬陸斗の左SBでの台頭もあり、自身のポジションも不動ではなくなっている安西へエールを送った。
「メンバーが代わったなかで、勝てるか勝てないかはチームが大きく後退するか、上がっていくかの分かれ目だと思っていたので、今日勝てたというのは、チームにとってもの凄いプラス材料だと思います」
そう手応えを語った鈴木。得点源だった上田綺世が海外移籍で抜けてもまた新たなサイクルが動き出していると強調し、こう締めくくった。
「エース級が抜けるというのはアントラーズでは当たり前。そこに対して順応して勝ってきたのがアントラーズ。今後どうなるかわからないですけど、誰が出ても勝っていけるようなチームをみんなで目ざしている。僕は先頭に立って助けていければ良い」
天皇杯での快勝をリーグ戦にもつなげられるか。鹿島は中2日で、22節のヴィッセル神戸戦に臨む。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
◆【鹿島】「本当に大事な試合だった」鈴木優磨が明かした、天皇杯G大阪戦勝利で掴んだ“3つの手応え”(サッカーダイジェスト)

◆【鹿島アントラーズ】後半の追加点で「FW鈴木優磨&MF三竿健斗」がサポに吠える! 2人がDF安西幸輝を抱きかかえたワケ(サッカー批評)

鹿島アントラーズが天皇杯ベスト8をかけて戦ったG大阪戦で完封勝利を飾った。その試合の行方を決定づけたのが後半30分の追加点なのだが、その直後に鹿島の選手が見せた行動が胸を打つものだった。
追加点は、後半21分にもぎ取った先制点から4分後のことだ。右サイドからの攻撃で生んだ1点目に対し、2点目は左サイドからの攻撃がもたらした。DF安西幸輝が左サイドの高い位置で相手と対峙すると、1対1の勝負を仕掛ける。そして、抜き切る前にクロスを上げたのだが、これが、ゴール前で待ち構えていたエヴェラウドにピタリと合う。そして、次の瞬間には、ゴールネットを揺らしていた。
勝負の行方を決定づけた背番号9は、すぐに安西の元へと駆け付けた。そこに、樋口雄太や鈴木優磨、三竿健斗も走り寄った。集まった選手が手荒く祝福したのは、安西の方だった。ゴールを決めたエヴェラウド以上に、左サイドバックをもみくちゃにしたのだ。
特に、鈴木と三竿は安西を力強く抱きかかえ、叫ぶようにして言葉をかけた。続けて2人は、サポーターに向けて咆哮した。それはまるで、背番号2を自慢し称賛するかのような行動だった。
このG大阪戦の3日前、札幌ドームで鹿島の選手はサポーターと一触即発の空気になった。コンサドーレ札幌との試合後に観客席にあいさつに行った時のことだ。客席から飛ばされたヤジに安西は怒り、何かを言おうと足を前に出しかけたが、三竿ら他の選手に止められた。しかも、口を手で押さえられ、反論の言葉を発することを完全に封じられた。後味の悪い空気だけが残った。
■鈴木優磨「本人も悩んでいた」
この札幌戦は、本来あるべき鹿島のサッカーからはほど遠い内容で、サポーターはそれに対する不満をぶつけていた。安西の行動が、それに対する反論だったことは想像に難くない。
それから中2日。この左サイドバックは、プレーと結果で“反論”を示してみせた。だからこそ、鈴木と三竿は咆哮したのだろう。仲間を思う気持ちが強いからこその行動だった。
試合後、鈴木は安西のクロスについて「やっとあげましたね、良いボール」と称えたうえで、「本人も相当悩んでいたと思うんですけど、今日はチームが明るくなる材料が非常に多かった」と胸をなでおろした。
リーグ戦で2試合連続ドローだった鹿島だが、天皇杯で快勝して未勝利を「2」でストップした。勝利がチームにもたらすものは大きいが、それ以上に、チームが一丸となっていることを内外に示した試合となったはずだ。
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