日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月16日木曜日

◆鹿島、シュート数圧倒もスコアレスドロー 小笠原PK外した…(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/07/16/kiji/K20150716010743700.html

J1第2ステージ第2節  鹿島0-0清水 (7月15日  カシマ)

 鹿島はシュート数20―6と圧倒的に攻めながらスコアレスドローに終わり、連勝はならなかった。

 後半26分には元日本代表MF小笠原がPKを相手GKの好セーブに阻まれた。後半24分の決定機をものにできなかった土居は「自分の致命的なシュートミスがなければ勝利につながった。チームメートに申し訳ないですし残念」と、ガックリと肩を落とした。

◆鹿島がチャンス逸しドロー、西「勝ち点2を失ったようなもの」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150716/jle15071605000004-n1.html

清水と引き分けに終わり、引き揚げる小笠原(中央)ら鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第2ステージ第2節(15日、鹿島0-0清水、カシマ)第2ステージのホーム開幕戦でドロー。シュート20本で無得点に終わり、DF西は「勝ち点2を失ったようなもの」と肩を落とした。後半24分にはMF土居がヘディングシュートを空振りし、「致命的なミス」とガックリ。2分後にはMF小笠原がPKを止められた。セレーゾ監督は「チャンスは多かった。プラスにとらえたい」と顔を上げた。

◆鹿島小笠原PK失敗、最下位清水と△/鹿-清2節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1507184.html

鹿島小笠原PK失敗、最下位清水と△/鹿-清2節

<J1:鹿島0-0清水>◇第2節◇15日◇カシマ

 第2ステージ4位の鹿島がステージも年間も最下位の清水に勝てなかった。4連敗中だった清水は敵地で粘り、勝ち点を手にした。

 前半はホーム鹿島が主導権を握った。8分、FW赤崎がカウンターからドリブルで持ち上がる。右にフリーのMF土居もいた状況で自らシュートを放ったが、ゴール左に外れた。43分には右クロスにMF金崎が頭で合わせたが、枠の左に外した。清水も27分、FWウタカのパスを受けてFW大前がペナルティーエリア手前からシュートを打つもGKに阻まれた。前半は両軍無得点で折り返した。

 後半も鹿島が最初のチャンスを得た。11分、CKのこぼれ球をMF遠藤がダイレクトボレー。左足でうまくとらえ、GKが飛び出して不在のゴールの枠をとらえたが、ライン上にいた相手選手にクリアされた。

 第1ステージ開幕戦で敗れた(1-3)相手で、現在最下位の清水戦。負けられない鹿島は24分、右CKの折り返しに土居が頭から飛び込んだが、空振り。さらに26分、主将のMF小笠原がまさかのPK失敗で、得点を奪えなかった。

 左への横っ跳びで止めたGK杉山は両腕を広げてほえ、PKを取られたDFヨンアピンは抱きついて喜んだ。その後、途中出場のMF石毛が右のコーナーポスト直撃シュートを放って少ない好機を生かすべく反撃したが、こちらもゴールを割ることができなかった。

 このまま試合終了し、鹿島は勝ち点3を奪えなかった。清水は5試合ぶりの勝ち点で連敗を4で止めた。

◆鹿島リベンジならず 主将小笠原まさかのPK失敗(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1507735.html

鹿島リベンジならず 主将小笠原まさかのPK失敗

<J1:鹿島0-0清水>◇第2節◇15日◇カシマ

 鹿島が、最下位の清水から勝ち点3を取り損ねた。

 第1ステージ開幕戦で完敗(1-3)した借りを返すべく計20本のシュートを放ったが、ゴールを割れない。

 後半途中には大ミスを連発。24分、右CKをファーサイドから折り返してGKをつり出し、MF土居聖真(23)が頭から飛び込んだが空振り。無人のゴールに押し込めなかった。

 さらに26分、主将のMF小笠原満男(36)がまさかのPK失敗だ。右足でゴール右を狙ったが、GK杉山力裕(28)に読まれた上にコースが甘く、完璧にセーブされた。

 前節新潟戦は後半ロスタイムに2得点して大逆転勝ち(3-2)したが、この日はロスタイム4分に大きなチャンスはなし。日本代表候補MF遠藤康(27)は「いい形で攻められたし、チャンスも多かった。それだけに最後のところの精度を上げていかないと」と反省した。

◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第2節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51589

J1 2nd 第2節 vs清水エスパルス

鹿島、ホームでスコアレスドロー。清水の守備を破れず。



またも、連勝することはできなかった。J1 2nd 第2節、カシマスタジアムに清水エスパルスを迎えた鹿島は、20本ものシュートを放ったものの、ゴールネットを揺らせず。0-0で引き分け、勝ち点1を得るにとどまった。



鹿島は4日前、J1 2nd 第1節で新潟に3-2で勝利。後半アディショナルタイム、90+4分に土居、90+6分に遠藤がゴールを決め、土壇場で大逆転を果たした。ただ、奇跡的な形で手にした勝ち点3は、決して諸手を挙げて喜べるものではなかった。選手たちは「反省点が多い試合」と、口々に語っている。中3日で迎える今節に向けて、トニーニョ セレーゾ監督は前日練習を非公開に変更するなど、集中力を高めて準備を進めた。



1stステージでは2回しか勝てなかった、カシマスタジアムでの一戦。「必死に戦う姿勢を最低限、示さなければならない」と話していたトニーニョ セレーゾ監督は、先発メンバーを2人入れ替えた。センターバックの一角にファン ソッコを指名し、昌子とのコンビで必勝を期す。そして右サイドハーフには、カイオではなく遠藤が入った。2列目は左に金崎、中央に土居、そして1トップは赤崎が務める。ボランチは青木と小笠原のペアで、右サイドバックは西、左は山本。GKには佐藤が立ちはだかる。



日中は厳しい暑さに見舞われたカシマスタジアムは、夕暮れとともに穏やかな天気となった。キックオフ直前には、上空にうっすらと虹が見えた。心地良い気候となる中、19時4分、選手たちはキックオフのホイッスルを聞いた。





ホームでの勝利を誓う鹿島の選手たちは、立ち上がりからボールキープ率で清水を圧倒した。ファーストシュートは開始2分、ペナルティーエリア手前でパスを受けた土居が、鋭い上体フェイントでマークを外し、右足を振り抜く。ミドルシュートは枠を逸れたが、「連続ゴールを決めたい」と話していた背番号8が、ゴールへの意欲を示した。さらに8分には、自陣中央に空いたスペースで赤崎がルーズボールを拾い、ドリブルで突進。ペナルティーエリアに差し掛かって右足で狙ったが、枠の左へ外れてしまった。



攻勢をかける鹿島は9分、ペナルティーエリア左側を強引に縦へ突破した金崎が、左足を一閃。強烈なシュートは、枠を越えてしまった。17分には左サイドを縦へ突破した金崎のクロスに、赤崎が飛び込んだものの、シュートには至らなかった。



鹿島は清水ゴールへと迫りながら、なかなか枠内シュートで相手を脅かすことができない。20分以降は、清水にボールキープを許す時間もあったが、決定機を作らせることはなかった。互いに決め手を欠き、次第に拮抗した展開となっていった。



前半終了間際、鹿島は決定機を作り出した。43分、右サイドのスペースでパスを受けた土居が、狙いすましたクロスボールをファーサイドへ。走り込んでいた金崎が、フリーでヘディングシュートを放ったものの、枠の左へ外れてしまった。チャンスを生かせず、前半はスコアレスで終了した。



後半開始以降も、鹿島がボールキープを続けていく。最初の決定機は54分、小笠原の左CKをクリアされたところから、波状攻撃を開始。左右両サイドからのクロスでゴール前に迫り、シュートを連ねたものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。そこからの流れで得た左CKで、相手のクリアがペナルティーエリア手前へこぼれたところに遠藤が反応。ダイレクトでの左足ボレーは、ゴールライン上でカバーに戻った相手DFにクリアされてしまった。



押し込みながらも均衡を破れず、セレーゾ監督は65分に2選手を交代。カイオとダヴィをピッチに送り出し、攻撃陣を活性化してゴールを目指した。カイオは強引な突破でアクセントとなり、ダヴィも前線で身体を張って、基準点となった。70分には、ペナルティーエリア内で土居が倒され、PKを獲得。しかし、小笠原のキックは相手GKに弾き出され、ここでも得点は奪えなかった。





試合はスコアレスのまま、終盤へ。セレーゾ監督は80分に本山を投入し、ゴールへの期待を託す。オープンな展開となり、清水のカウンターからピンチを迎える場面もあったが、事なきを得て、勝負はアディショナルタイムへ。鹿島は最後まで攻め込んだが、20本を数えたシュートは1つも結実せず、試合終了のホイッスルを聞くこととなった。





スコアは、0-0。相手の3倍以上のシュートを放ちながら無得点に終わり、鹿島はまたも連勝することはできなかった。次戦は19日、J1 2nd 第3節の松本戦だ。中3日で迎えるアウェイゲーム、ここから再び走り始めなければならない。





【この試合のトピックス】
・今季のリーグ戦では3試合目の無失点試合だった。
・遠藤が、6月7日のJ1 1st 第15節の山形戦以来、4試合ぶりの先発出場を果たした。
・ファン ソッコが、5月30日のJ1 1st 第14節松本戦以来、6試合ぶりの先発出場を果たした。
・ダヴィが2試合連続の途中出場。負傷した昨年10月18日のJ1第28節柏戦以来、270日ぶりにカシマスタジアムのピッチに立った。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・ラスト45分、まずはボールを落ち着かせて試合に入ろう。
・相手よりも献身的に走り、アグレッシブに戦い、集中していこう。
・誰が決めるかが大事ではない。重要なのはチームとして勝ち点3を手にすることだ。

清水エスパルス:大榎 克己
・裏へ飛び出す選手に注意すること。
・マイボールになったとき、簡単に失われないこと。
・ハードなゲームだけど、あと45分、チャンスは必ず来る。絶対に決めよう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q ホームで勝てない試合が続いているが、プレッシャーになって力んでいた?
A サッカーに心理面は関係ないと思う。心理面での特効薬はない。自分自身が特効薬となり、切り替えてやっていくしかない。今日の試合はチームとしてはすばらしい戦いができた。エクセレントととらえている。DFはビルドアップしてチャンスを作り出すことができていたし、中盤もサイドハーフもFWもからんで、チーム全員で1つのボールに反応していた。ボールがないところでの動きも、それぞれの役割をこなしていた。7~8回は明らかなチャンスを作り出したはずだ。引き分けをプラスにとらえて、進んでいくしかない。アラ探ししても進展はない。向上させるためには、練習しかない。日程的に回復についやさなくてはいけないところがつらいが、そのなかで決定力を上げるために取り組み続けるしかない。今日の試合を見て、コアなサポーターなら、勝ち負けではなく、内容や、走る姿、戦う姿、駆け引きなどチームとしてやろうとしていることがわかると思う。当然、我々は勝つためにやっている。明らかなチャンスを作り、徐々にチームがいい状態になっているということが、指導者の立場としては重要だと思う。

Q ダヴィへの期待が大きいが、コンディションをどう見ている?
A いい状態になってきている。私自身、焦る気持ちもあるが、長く複雑なケガからの復帰となるので、後半からの出場という形になっている。彼の体力やヘディングのパワーをどう生かしていくか。チームとして、もう一度確認しなくてはいけないところだと思う。


清水エスパルス:大榎 克己
2ndステージの初戦を0-5と大敗し、そこから時間がないなかで守備の修正に取り組んだ。ボールにプレッシャーがかけられない状態だったので、なるべくかけられるシステムを意識した。押し込まれる場面が多く、非常に厳しい試合だったが、選手たちは最後まで集中を切らさず、体を張って守ってくれた。PKの場面も杉山が神がかり的なセーブを見せてくれた。出場機会に恵まれないなかで練習からしっかり準備して、安定した守備を見せてくれたことに感謝している。非常に厳しい状態が続くが、この勝ち点は大きい。気持ちを切らさずに、次の試合に臨みたいと思う。

選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
チャンスを作った中で、勝ち切ることができなかった。勝ち点2を失った試合だと思う。チャンスはたくさん作ったけど、最も大事なフィニッシュのところの精度をもっと上げていかなければならない。

【土居 聖真】
前節とは逆の形になってしまった。自分の致命的なシュートミスがなければ、勝利につながったと思う。チームメートやサポーターの皆さんに申し訳ない。言い訳のできないミスだった。

【ダヴィ】
FWである以上、常にゴールを目指している。正直に言えば、もう少しプレー時間が欲しかったが、再びカシマスタジアムでプレーできたことは、すごく嬉しく思う。

青木選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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