日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年3月10日日曜日

◆【鹿島】町田に敗れたポポヴィッチ監督「2日前にメンバー変更しなければいけないことが起きた」(サカノワ)



津久井佳祐


「後半狙ったプレーを多く見せられましたが、これを立ち上がりから見せていくのが次の課題」


[J1 3節] 町田 1-0 鹿島/2024年3月9日14:03/町田GIONスタジアム

 J1リーグ3節、鹿島アントラーズが今季J1初昇格のFC町田ゼルビアに0-1で敗れ、今季初黒星を喫した。リーグ1勝1分1敗の勝点4。

 鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は試合後の記者会見で、2日前の練習でアクシデントがあり、メンバー変更を余儀なくされたと明かした。

「まず試合の入り方。自分たちが一番やられたくなかった入り方をさせてしまいました。そこは課題です。ロングボールを蹴らされ、相手のサッカーに付き合ってしまう形になりました。しっかり後ろからボールを動かして相手を揺さぶるという前半の入り方をできなかったのは反省点です」

 そう切り出した指揮官は、先制点を与えたことでより厳しい展開になっていったと振り返る。

「先制点を決められてから自分たちのやりたいこともでき始めました。しかし、意思統一されている強固なチームに先制点を決められれば厳しい試合になります。これが決められないのであれば、決めさせない。それができず、この結果につながりました」

 そのうえで試合前のハプニングと、今回デビューした19歳の津久井佳祐を称賛した。

「先制される前から主導権を握り、ゲームを動かしていくことを、もっともっとやっていかなければいけません。今回試合2日前に予定していたメンバーを変えなければいけないことが起きてしまい、それはチームにとって残念でした。ただポジティブな点としては、津久井佳祐がキャリア初の公式戦出場を果たし、十分いいプレーを見せてくれました。それはチームにとってポジティブな面です」

「とはいえ後半狙ったプレーを多く見せられましたが、これを立ち上がりから見せていくのが次の課題です」

 シュート数は町田12本(枠内4本)、鹿島10本(同ゼロ)。ボールの受け手としても貴重な鈴木優磨だが、やはりゴール前にいるほうが相手にとって脅威になるだけに、そういった昨年に続く課題も露見されている。

 鹿島は次節3月17日、川崎フロンターレとホームで対戦する。




◆【鹿島】町田に敗れたポポヴィッチ監督「2日前にメンバー変更しなければいけないことが起きた」(サカノワ)



◆鹿島 今季初黒星で首位陥落 ポポヴィッチ監督「相手のサッカーに付き合ってしまった」(スポニチ)



ランコ・ポポヴィッチ


明治安田J1リーグ第3節   町田1―0鹿島 ( 2024年3月9日    町田ギオンスタジアム )


 鹿島が町田に0―1で敗れ、首位から陥落した。

 前半13分、日本代表MF佐野海舟がボールを奪われたところからカウンターを受けると、FW平河悠に決められて失点した。同45分にはFW鈴木優磨がペナルティーエリア手前からフリーでシュートを放ったがゴール左に外れるなど、決定機を逃し続けた。

 選手交代で流れをつかもうと攻撃的な選手を投入したが1点が遠く、今季初黒星を喫した。

 試合後の会見でポポヴィッチ監督は「一番鹿島がやりたくない試合の入り方をしてしまった。ロングボールを蹴らされて、相手のサッカーに付き合ってという入り方になった」と振り返った。

 また、町田に主導権を握られてしまった要因について「いつも出ている選手がきょうは出られなかったことも関係している」とスタメンを入れ替えたことも理由の一つに挙げていた。





◆鹿島 今季初黒星で首位陥落 ポポヴィッチ監督「相手のサッカーに付き合ってしまった」(スポニチ)





◆【鹿島】佐野海舟「俺のミスです」。古巣・町田とのJ1初対決、ボールの奪いどころとして狙われる(サカノワ)



佐野海舟


「前は向けていたので、あそこで切り返す必要はなかったのかなと思います」


[J1 3節] 町田 1-0 鹿島/2024年3月9日14:03/町田GIONスタジアム

 鹿島アントラーズの日本代表MF佐野海舟が、2022年まで在籍した古巣のFC町田ゼルビアとの一戦にフル出場した。しかし、自身がボールを奪われたところから相手のショートカウンターを食らい、平河悠に決勝点を決められてしまった。

 一方、試合終盤には前節のセレッソ大阪戦に続いてセンターバックでプレー。ビルドアップの起点となって、よりスピーディなパス回しを実現。しかし、町田の堅守を最後まで崩せなかった。

 佐野は試合後、失点の場面について「俺のミスです。(持ち上がりたかった?)単純に、判断ミスだと思います」と唇を噛み締めた。

「前は向けていたので、あそこで切り返す必要はなかったのかなと思います。成功していたらチャンスになるとは思いますが、結果、失点になったので。あのプレーは良くなかったです」

 そのように選択ミスを悔やんだ。

 この日は浦和レッズから町田にレンタル移籍中の柴戸海のマンマークを受けて、前を向いてプレーする機会も限られた。

「(マンマークを受ける構図について)試合前から分かっていましたし、単純なバトルで負けているところもあり、そこから相手に勢いを与えてしまったところはあります。想定はしていましたが、ちょっと合わせてしまったところがあり、もっと冷静に間を取ってやっていければと思います。ボランチがもっとシュートを打たなければいけなかったです」 

 試合前には「誰よりも負けたくない気持ちが強い」と静かに燃えていた佐野だが、ある意味、少し空回りを起こしてしまった。前節からなかなか調子が上がらずにいる印象で、あのボールに襲い掛かって起点となる、強さとタフさを取り戻したいところだ。

 鹿島は次節3月17日、川崎フロンターレとホームで対戦する。また町田とのホームでのリーグ戦は12月8日の最終節に組まれている。




◆【鹿島】佐野海舟「俺のミスです」。古巣・町田とのJ1初対決、ボールの奪いどころとして狙われる(サカノワ)


◆鹿島MF佐野海舟、果敢さ裏目の失点に悔い「あそこで切り返す必要はなかった」(ゲキサカ)



佐野海舟


[3.9 J1第3節 町田 1-0 鹿島 Gスタ]

 鹿島アントラーズの失点は前半13分、日本代表MF佐野海舟のボールロストから生まれた。相手をかわせていれば局面が大きく好転するであろう果敢なプレーだったが、佐野は「俺のミスです。単純に判断ミス」と責任を背負った。

 失点シーンの佐野は自陣左サイドでボールを受けた後、マンマーク気味にプレスをかけてきたMF柴戸海をいなすべく、大胆な切り返しを敢行。そこで柴戸のアプローチはうまくかわしたが、献身的なプレスバックをしてきたMFバスケス・バイロンにボールを奪われ、そこからカウンター攻撃を食らった。

 試合後、自らのミスを認めた佐野は「前は向けていたのであそこで切り返す必要はなかった。成功するとチャンスになると思うけど、あれが結果的に失点になったので、あのプレーは良くなかった」と反省を口にした。

 その後はボランチの一角で冷静なプレーを続け、終盤には前節・C大阪戦(△1-1)に続いてCBのポジションも担った佐野だったが、チームはノーゴールのまま試合終了。結果的に、佐野のミスで献上したゴールが相手の決勝点となった。

「相手の勢いが強かったし、それは想定していたけど、ロングスローやどんどん前に来る相手に対して、自分たちが合わせてしまった部分があった。もうちょっと冷静に間を取ってやっていけたらよかった」

 そう序盤の試合運びを悔やんだ佐野は「もっとロングシュートを打たないと相手を引き出せなかった。単純なクロスもチャンスになるけどもっとボランチがシュートを打たないといけない」と町田の守備を崩せなかった自身の姿勢にも課題を見出した。

 佐野にとってFC町田ゼルビアは米子北高卒業後の2019年にプロ生活のスタートを切り、一昨季までプレーしていた古巣。それでも「同じ負けでいつもこういった感情。古巣だからというのはない」と言い切った。

 複雑な思いが残ったのは「失点に関与してしまった」という自身のプレーだけだ。「でもチャレンジは止めてはいけないと思うし、チャレンジはやり続けていかないと上には行けない」。最後は視座を上げつつ、奮起を誓った。

(取材・文 竹内達也)



↓佐野がカットされたシーンから

◆明治安田J1第3節 鹿島、町田に敗れる 町田に0-1(茨城新聞)



鹿島アントラーズ








明治安田J1第3節の鹿島は9日、東京都の町田GIONスタジアムで、初昇格の町田に0-1で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。今季通算成績は1勝1分け1敗、勝ち点4で、順位は暫定8位。

鹿島は序盤からペースを握られ、前半13分、先制を許した。1点を追う後半はゴールに迫る場面を何度かつくったものの、相手守備を崩しきれず、無得点に終わった。

次戦は17日、カシマスタジアムで川崎と対戦する。

▽Gスタ(観衆11,901人)
町田 2勝1分け(7) 1-0 鹿島 1勝1敗1分け(4)
1-0
0-0

▽得点経過 町 鹿
前13分
【町】 1-0 平河





◆明治安田J1第3節 鹿島、町田に敗れる 町田に0-1(茨城新聞)




★2024年J1第3節 鹿島vs町田(GION)ツイートまとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)








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