日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年7月28日火曜日

◆安西幸輝、最終節フル出場で勝利貢献もポルティモネンセ17位で来季2部降格(報知)






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◆ポルトガル1部リーグ(26日、ポルティモン) ポルティモネンセ2―0アベス

 ポルティモネンセのDF安西幸輝(25)は26日、ホームのアベス戦にフル出場した。

 安西は右サイドバックで3試合ぶりに先発。チームは後半に2得点を奪って2―0で勝利したが、18チーム中17位に終わり、来季は4年ぶりの2部降格が決まった。

 日本代表GK権田修一(31)はベンチ外だった。


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◆安西幸輝、最終節フル出場で勝利貢献もポルティモネンセ17位で来季2部降格(報知)




◆【鹿島】「もっともっとやれる」今季初ゴールの土居聖真は結果を求め、高みを目指す(サッカーマガジン)






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7月26日、明治安田生命J1リーグは第7節が開催され、鹿島アントラーズはFC東京と2-2で引き分けた。エヴェラウドのゴールで先制するも、前半終了間際にセットプレーから2失点し、ビハインドを背負って後半へ。チームを敗戦から救ったのは、土居聖真だった。


■2020年7月26日 J1リーグ第7節(@カシマ:観衆3,027人)
鹿島 2-2 FC東京
得点:(鹿)エヴェラウド、土居聖真
   (F)渡辺剛、森重真人


「なんとか結果を出さなければいけない」


 鹿島のエースに待望の今季初ゴールが生まれた。1点ビハインドで迎えた後半30分、遠藤康からの浮き球のパスに反応し、左足でダイレクトボレーシュートを決めた。

「遠藤選手が良い形で和泉(竜司)選手とワンツーして崩し、(遠藤の)顔が上がったタイミングで動き出そうと思っていました。ボールが良いタイミングで来たし、後ろからでちょっと難しかったので、思い切り(足を)振るというよりは、しっかり(足に)当てて、ふかさないようにというイメージがありました。うまく合わせられて良かったです」

 左足でとらえたボールはゴールネットへと吸い込まれた。FC東京の守護神・林彰洋は一歩も動けず。カシマスタジアムを鹿島サポーターの歓喜の拍手が包んだ。だが、土居は一目散にボールをゴールから拾い上げ、センターサークルを目指した。

「チームが負けていたのもあるし、個人的にも結果が欲しかった。逆転できなくて残念です。けれど、結果が出ていないので勝ち点を拾うためにも、なんとか引き分けで終われて良かったかなと思います」

 小笠原満男や野沢拓也らが背負った伝統の背番号8を受け継ぐ。育成組織から生え抜きのアタッカーは、チームを引っ張る大黒柱の一人だ。ただ、今季はベンチスタートも多く、メンバー外となることもある。この試合も先発のピッチには立てず、後半22分から途中出場した。ザーゴ監督は土居の起用について、次のように明かす。

「彼は(中断期間に)3カ月近くケガで離脱していて、(戦列に)戻ってきたところ。いきなりフル(90分間)で使っていくと、当然ケガを再発させる可能性があるし、違う(箇所の)ケガをする可能性もある。僕は慎重に起用したいと考えています。技術的な部分は申し分ないのですが、やはり少しずつフィットさせていきたい。(先発出場した)前節(湘南戦)も非常に良いプレーをしていたし、他の試合でも出場したときは良いプレーができています」

 夏場の過密日程による選手のコンディションの問題は、ザーゴ監督も神経をとがらせるところだろう。指揮官が言うように、ケガから復帰したばかりの選手ならば、なおさらだ。ただ、今節のFC東京戦でも見せた土居の闘志と存在感は、鹿島にとって欠かせない。

「今シーズン、本当に思わしくない状況が続いているので、自分がなんとか結果を出さなければいけない。その他にも、チームを鼓舞するような声だったり、プレーで(闘志を)表さなければいけないと思っていた。今後もこれがベースにならなければいけないし、もっともっとやれると思うので、しっかり来週(次節大分戦)に(照準を)合わせて、また準備していければと思います」

 7節を終えて、1勝1分け5敗。いまだ下位に低迷する鹿島を上昇させるべく、土居はこれからも結果を求める。

現地取材◎サッカーマガジン編集部 写真◎J.LEAGUE




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◆【J1採点&寸評】鹿島2-2FC東京|鮮やかボレー弾の土居より高く評価したのは…(サッカーダイジェスト)






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鹿島――持ち味を発揮した三竿だが「5.5」


[J1第7節]鹿島2-2FC東京/7月26日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
先制しながらも逆転された前半はなかなかリズムを掴めず、相手のCK時の対応に課題を残す。後半は息を吹き返して、ボールを握りながら攻勢を強めて、同点に。上位チームを相手に逞しく戦った。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
開始早々のピンチはストップしたが、その後CKからふたつのゴールを許す。2失点目は目の前で森重に決められた。

DF
22 広瀬陸斗 6.5
機を見た攻め上がりから正確なクロスでエヴェラウドの先制点をアシスト。最後までアグレッシブに走り回った。

39 犬飼智也 5.5
CK時の守備に課題。流れを切るイージーなパスミスもあった。80分には惜しいヘディングシュートを放つ。

28 町田浩樹 6
気の利いたカバーリングで危ない場面を作らせず。42分にはCKにヘッドで合わせたが、これはバーに嫌われる。

14 永戸勝也 6
ハードなチャージで相手の侵入を簡単に許さなかった。前線の味方の動きをよく見て、タイミング良くパスを出した。

MF
20 三竿健斗 5.5
持ち味のボール奪取をいかんなく発揮した一方、1失点目はスコアラーの渡辺を捕まえきれなかったことが悔やまれる。

4 レオ・シルバ 6(84分OUT)
とりわけ後半はシンプルかつ効果的な配給で攻撃を下支え。三竿との攻守のバランスも申し分なかった。


鹿島――伊藤はノーゴールも及第点以上の評価




MF
7 ファン・アラーノ 5.5(67分OUT)
守備時の寄せのスピードがやや遅かったか。攻撃面でも高いテクニックを活かし切れていなかった印象だ。

9 エヴェラウド 6.5
広瀬のクロスをヘッドで叩き込み、先制点をゲット。カットインからの強烈な右足ショットや軽やかなバイシクルシュートなど、脅威を与え続けた。

FW
25 遠藤 康 7 MAN OF THE MATCH
エヴェラウドの得点場面ではアシストした広瀬に好パス。さらに柔らかい浮き球のパスで土居の同点弾をお膳立て。85分には、惜しくも決まらなかったが相手の虚をつくループシュート。48分の決定機も含めて、シュート本数は両チーム通じて最多の6本。見せ場は多かった。

15 伊藤 翔 6.5(67分OUT)
決定的な仕事はなかったが、味方にスペースを与えるフリーラン、敵のラインを下げさせる裏への動き出し、丁寧なポストプレーなど貢献度は高かった。

途中出場
MF
11 和泉竜司 6(67分IN)
2列目の左サイドに入る。遠藤とのワンツーで土居のゴールに絡んだほか、守備も精力的にこなした。

MF
8 土居聖真 6.5(67分IN)
2列目の右サイドでプレー。69分のヘディングシュートは威力がなかったが、75分には鮮やかなボレーシュートで値千金の同点ゴールを突き刺す。

MF
6 永木亮太 ―(84分IN)
オープンな展開のなか、不用意にスペースを空けず、中盤の守備の強度を保ちながら、チーム全体を引き締めた。

監督
ザーゴ 6
途中出場させた土居と和泉が同点弾を演出するなど、交代策がハマり、難敵相手に勝点1をもぎとった。




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◆【J1採点&寸評】鹿島2-2FC東京|鮮やかボレー弾の土居より高く評価したのは…(サッカーダイジェスト)




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