
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年4月25日木曜日
◆J内定の上田綺世、三笘薫ら代表選考前合宿で躍動(ニッカン)

フットボール批評issue09【電子書籍】
サッカーの全日本大学選抜は23日、都内でU-20全日本大学選抜と練習試合(45分×2本)を行い、ショートキャンプを打ち上げた。
全日本大学選抜は、東京五輪世代で鹿島アントラーズ内定のFW上田綺世(法大3年)、川崎フロンターレ内定のMF三笘薫(筑波大4年)とFW旗手怜央(順大4年)らが出場。会場には日本代表の森保一監督、U-20日本代表の影山雅永監督らが視察に訪れた。
全日本大学選抜は1本目の開始直後に失点も、20分にMFイサカ・ゼイン(桐蔭横浜大4年)の右からのクロスを三笘が右足で合わせ同点に。直後には、上田のダイビングヘッドで勝ち越した。2本目もU-20全日本大学選抜を圧倒した。
ユニバーシアード代表選考前の最後の合宿で、上田はゴール前の迫力あるプレーで存在感を発揮。鹿島の特別指定選手に認定され、U-22日本代表、大学と複数のチームでプレーするが「僕にとっては立場、役割はどこにいっても一緒。FWはそういうもの。僕が出る限りは点を取ることにこだわる」とストライカーの自覚を示した。また、三笘は得点のほか、裏への抜け出しやドリブルでの果敢な仕掛けで躍動し「新メンバーもいるので合わせるところと、自分も結果を出そうと思っていました。スプリントの意識や走りの質、オフザボールの動きなど、改善点は多くあるかなと思います」と振り返っていた。
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◆J内定の上田綺世、三笘薫ら代表選考前合宿で躍動(ニッカン)

◆大迫弾を皮切りにブレーメンが圧巻の反撃も…バイエルンが競り勝ち独杯決勝へ(サッカーキング)

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DFBポカール準決勝が24日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンはホームでバイエルンに2-3で競り負けた。
両チームは4日前にリーグ戦でも対戦し、バイエルンが1-0で勝利。中3日での再戦は立ち上がりからお互いが激しい攻防を見せる。ブレーメンは8分にミロト・ラシカの落としからマックス・クルーゼがダイレクトボレー、バイエルンは10分にダヴィド・アラバの折り返しをニアのトーマス・ミュラーがヒールで流すが、先制点は生まれず。
ブレーメンは19分に大迫がペナルティエリア手前右からミドルシュートを放ち、23分にはラシカの折り返しに中央へ飛び込んだデイヴィ・クラーセンが合わせたが、どちらも得点には結びつかなかった。
バイエルンは35分にキングスレイ・コマンが左サイドから中央に切り込んで強烈な右足シュートを打つが、わずかに枠の右へ逸れた。それでも直後の36分、ジェローム・ボアテングが前線へロングボールを送ると、エリア左のミュラーが深い位置から頭で折り返す。これは右ポストに弾き返されたが、中央のロベルト・レヴァンドフスキがこぼれ球を押し込んで先制点を奪った。
1点ビハインドで折り返したブレーメンは47分、大迫がエリア手前中央でクラーセンからのパスを収めてターンするが、DFにカットされてシュートまで持ち込めず。バイエルンは48分、エリア右フリーのコマンが逆サイドからのクロスをダイレクトで叩いたが、これはGKの好セーブに阻まれた。
再び試合が動いたのは63分。バイエルンはレオン・ゴレツカがエリア手前からシュートを放つと、ゴール前のミュラーがこれを収めて素早く右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。
2点差に突き放されたブレーメンは74分、ラシカがエリア右から折り返すと、中央の大迫が右足ダイレクトでゴール右隅に叩き込んで1点を返す。すると直後の75分には、ラシカがエリア右へ突破し、右足シュートをゴール左隅に流し込んで、わずか1分で同点に追いつく。
しかし78分、バイエルンはエリア左へ切り込んだコマンがテオドール・ゲブレ・セラシェに倒されてPKを獲得。80分、これをレヴァンドフスキがゴール右隅に沈めて、バイエルンが勝ち越した。試合はこのまま終了し、バイエルンが2年連続の決勝進出。ブレーメンは9年ぶりの決勝には届かなかった。
【スコア】
ブレーメン 2-3 バイエルン
【得点者】
0-1 36分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
0-2 63分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
1-2 74分 大迫勇也(ブレーメン)
2-2 75分 ミロト・ラシカ(ブレーメン)
2-3 80分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バイエルン)
【スターティングメンバー】
ブレーメン(4ー3ー1-2)
パブレンカ;ゲブレ・セラシェ、ヴェリコヴィッチ、モイサンデル、アウグスティンソン(81分 ハルニク);ムーヴァルト(65分 ピサーロ)、M・エゲシュタイン、クラーセン(89分 J・エッゲシュタイン);クルーゼ;大迫、ラシカ
バイエルン(4-2-3-1)
ウルライヒ;キミッヒ、ボアテング、フンメルス、アラバ; J・マルティネス、チアゴ(76分 J・ロドリゲス);ニャブリ(58分 ゴレツカ)、ミュラー(89分 ラフィーニャ)、コマン;レヴァンドフスキ
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◆大迫弾を皮切りにブレーメンが圧巻の反撃も…バイエルンが競り勝ち独杯決勝へ(サッカーキング)

◆【鹿島】安西「もっと激しくいかないとアジアは取れない」ホームで手痛い黒星(報知)

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◆ACL▽1次リーグ第4節 鹿島0―1慶南(24日・カシマスタジアム)
鹿島はホームで手痛い黒星を喫した。けが人や出場停止を多く抱える中、高卒1年目のDF関川郁万とMF三竿健斗の急造センターバックコンビが奮闘したが、後半18分にクロスから失点。攻撃面では不用意なボールロストが目立ち、セルジーニョと金森健志の2トップが孤立。今大会初の無得点に終わった。
大岩剛監督(46)は「個人的な技術だったり、連携だったりをもっと整理しないといけない」と振り返り、日本代表DF安西幸輝は「もっと1人ひとりが激しくいかないとアジアは取れない」とうなだれた。
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◆【鹿島】安西「もっと激しくいかないとアジアは取れない」ホームで手痛い黒星(報知)

◆“プロ初プレー”で決定的ミスも…立て直した鹿島18歳DF関川「課題も収穫」(ゲキサカ)

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[4.24 ACLグループE 鹿島0-1慶南 カシマ]
流通経済大柏高から加入した鹿島アントラーズDF関川郁万は24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第4節で先発し、プロデビューを果たした。ファーストプレーでは思わぬミスを犯したが、悪いリズムはそこでストップ。試合には敗れたものの「課題も収穫に変えられる」と前を向いた。
ここまでセンターバックコンビを担ってきたDF犬飼智也、DF町田浩樹は今節でそろって出場停止。控えにあたるDFチョン・スンヒョン、DFブエノの外国籍選手も負傷離脱中のため、ここまでリーグ戦すら出場のなかった18歳に出番が回ってきた。
ホームの観客に囲まれたカシマスタジアムでプレーするのは、2月上旬に行われたプレシーズンマッチの水戸戦以来2度目。「Jリーグの舞台は経験していないが、ACLは特別。雰囲気が違うし、レフェリーも違う。独特の雰囲気がある」。そんな思いを抱きつつ、本拠地のピッチに立った。
ところが前半3分、ファーストプレーで出鼻をくじかれた。相手のロングボールをトラップで収めたものの、FWネゲバのプレッシングを受けてボールロスト。そこから一気に引き離され、最後はなんとかカバーリングに入りはしたが、あわや失点という大ピンチに。「うまく試合に入れなかった」という反省点を今後に残した。
もっともその一方で「そのあとは引きずらないで、変なプレーはしなかった」と改善に至ったのもたしかだった。「自分自身に言い聞かせた」と切り替えを意識しただけでなく、コンビを組んだDF三竿健斗やボランチMF永木亮太からの「最初だからはっきりプレーしよう」というアドバイスも生かしたようだ。
試合は0-1で敗戦。そこで関川が語ったのは「収穫」だ。「声を出すことが必要という課題も収穫だし、高さと強さの課題も収穫。課題が全部自分のためになる」。何かを乗り越えるには、立ちはだかる壁の正体を知るのが第一歩。「Jデビューがいつになるか分からないが、いつでも出られるように常に毎日準備していきたい」と新たなハードルを意識しながら、これからの日常を過ごしていく構えだ。
(取材・文 竹内達也)
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◆“プロ初プレー”で決定的ミスも…立て直した鹿島18歳DF関川「課題も収穫」(ゲキサカ)

◆18歳鹿島関川プロデビュー 怒り糧にケンカ道貫く(ニッカン)

血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの神髄 [ 鈴木満 ]
<ACL:鹿島0-1慶南>◇1次リーグE組◇24日◇カシマ
流通経大柏で2年連続高校選手権準優勝の大型ルーキー、鹿島アントラーズDF関川郁万(いくま=18)がプロデビューした。
センターバック2人の出場停止で回ってきたチャンスで、スタメンに抜てきされた。1点に泣き勝利はお預けとなったが、秋田、岩政ら鹿島センターバックの系譜を継ぐ新星がプロとしてのスタートを切った。悔しいデビュー戦となった。ボランチが本職のMF三竿とセンターバックのコンビを組んだが、クロスからの1点で破れた。士気高く臨んだ一戦だったが、プロの厳しさを突きつけられる結果となった。
高卒ルーキーのセンターバックながら、ここまで公式戦12試合中6試合にベンチ入り。はたから見れば充実したプロ生活のスタートに見えたが、関川の思いは全く違った。「90分アップして、また終わって、というのを何回も繰り返して、悔しかったしいら立ったし、自分にムカついた」。ベンチに入るだけでは到底満足できなかった。
だから、練習した。全体トレーニング終了後もグラウンドに居残り、ハイボールをヘディングで処理する練習を繰り返した。自他ともに認める武器はヘディング。持ち味に磨きをかけることで、着実に力を付けてきた。
プロ入り後、体重は3キロほど増えた。本人は「太った」と笑うが、流通経大柏の本田監督からは「デカくなって締まったなあ」と言われたという。高校時代、サッカーは「ボールを使ったケンカだ」と教わった。その言葉を胸に球際の激しい韓国勢相手にも引けをとらず、90分間戦い抜いた。鹿島の未来を担う男の物語は、幕を開けたばかりだ。【杉山理紗】

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◆18歳鹿島関川プロデビュー 怒り糧にケンカ道貫く(ニッカン)

◆関川、デビューも鹿島ホーム黒星「課題分かった」/ACL(サンスポ)

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アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグE組(24日、カシマスタジアムほか)2連覇を狙うE組の鹿島はホームで慶南(韓国)に0-1で敗れ、G組の浦和はアウェーで全北(韓国)に1-2で競り負けた。鹿島は後半に均衡を破られ、今大会初黒星で勝ち点7のまま。2点を先行された浦和はFW興梠慎三(32)のゴールで追い上げたが、及ばずに勝ち点は4。第5戦は5月7、8日に行われる。
千葉・流通経大柏高卒の鹿島ルーキーDF関川にとって、ほろ苦いデビュー戦となった。犬飼、町田の両センターバックが出場停止で代役を担ったが、前半3分に判断の遅れからピンチを招き、「うまく試合に入れなかった」と反省した。後半18分に失点してプロ初の公式戦を勝利で飾れず。それでも「声を出すなど、課題が分かったのは収穫」と前向きに話した。
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◆関川、デビューも鹿島ホーム黒星「課題分かった」/ACL(サンスポ)

◆鹿島・大岩監督「非常に残念なゲームに」CBの関川&三竿は評価/ACL(サンスポ)

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サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地で1次リーグ第4戦が行われ、2連覇を狙うE組の鹿島はホームで慶南(韓国)に0-1で敗れた。
鹿島は後半に均衡を破られ、今大会初黒星で勝ち点7のまま。
各組4チームで争う1次リーグは2位までが決勝トーナメントに進む。第5戦は5月7、8日に行われる。
鹿島・大岩監督の話
「非常に残念なゲームになってしまった。(センターバックの)関川や三竿はいいパフォーマンスをした。ただ、相手の守備を崩せなかった」
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◆鹿島・大岩監督「非常に残念なゲームに」CBの関川&三竿は評価/ACL(サンスポ)

◆鹿島 初黒星、DF出場停止響く 三竿「戦術以前の問題」(スポニチ)

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ACL1次リーグ・E組 鹿島0―1慶南 ( 2019年4月24日 カシマ )
鹿島は苦しい台所事情が影響した。本職ではないセンターバックで先発したMF三竿は「戦術とかそれ以前の問題。自分たちのミス」と首を横に振った。
CBのDF犬飼、町田がそろって出場停止で、三竿とこの日がプロデビューのDF関川がコンビを組んだ。若手主体で臨んだ総力戦だったが、警戒していたクロスからゴールを割られ、ホームで今大会初黒星を喫した。
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◆《アジアCL》1次リーグ 鹿島、痛恨の初黒星(茨城新聞)

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慶南に0-1
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第4戦が24日、各地で行われ、E組の鹿島はカシマスタジアムで慶南(韓国)に0-1で敗れた。通算成績は2勝1分け1敗、勝ち点7。
鹿島は0-0で迎えた後半18分、相手の右クロスを遠いサイドで合わされて失点。その後は伊藤を投入して前線を厚くしたが、得点は奪えなかった。
G組の浦和はアウェーで全北(韓国)に1-2で敗れた。
■鹿島・大岩監督 守備、崩せなかった
最後、相手の守備を崩せなかった。改善しなければいけない点が守備でも攻撃でもあった。次のJリーグ、次のACLグループステージに向けて気持ちを切り替えたい。
■鹿島・永木 修正するところ多い
ミスがたくさんあった。チームがまだまだだとプレーをしながら感じた。修正するところは多くある。
【1次リーグ】
▽E組
慶南(韓国)(5) 1-0 鹿島(7)
0-0
1-0
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◆《アジアCL》1次リーグ 鹿島、痛恨の初黒星(茨城新聞)

◆【鹿島】採点&寸評 ホームで痛恨黒星2位転落…急造CB奮闘もパスミス連発でFW孤立(報知)

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◆ACL▽1次リーグ第4節 鹿島0―1慶南(24日・カシマスタジアム)
鹿島はホームで手痛い黒星を喫した。けが人や出場停止を多く抱える中、高卒1年目のDF関川郁万とMF三竿健斗の急造センターバックコンビが奮闘したが、後半18分にクロスから失点。攻撃面では無駄なパスミスが多くセルジーニョと金森健志の2トップにボールが渡らず、今大会初の無得点に終わった。
同組では山東(中国)がジョホール(マレーシア)を1―0で下して首位に浮上。鹿島は2位に転落した。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【5・0】ホームで手痛い勝ち点ゼロ。交代策も機能せず
GK権純泰【5・5】クロスへ飛び出すも触れず失点。弘法ですら筆は誤り、猿だって木から落ちる。心配なし
DF小田逸稀【4・5】決して実力不足ではなく、ミスを引きずり実力を発揮できないことが1番の問題
DF関川郁万【6・0】プロデビュー戦にしてはまずまず。大器の片鱗見せるもまだ片鱗
DF三竿健斗【6・5】本職外でも堂々。隠しきれぬ「和製ハセベ」感
DF安西幸輝【5・5】運動量は変わらずも精度には疲労の色。続く連戦、どこで休ませるか
MF永木亮太【6・0】味方のパスミス回収に追われる。攻撃時の役割求めるのは酷だった
MF名古新太郎【5・0】難しいことを簡単にこなすが、簡単なことを難しくしてしまう
MF遠藤康【4・5】あれだけ守備に追われると…と言いたいが、そこまで守備、守備の展開ではなかった
MF白崎凌兵【5・5】点が入るなら起点はここだと思ったが後半18分OUT。リーグ戦に向けた交代か
FW金森健志【6・0】最高の動き出し時にパスが来ず、スペースを作るおとりの動き時にパスが来てしまう。不憫
FWセルジーニョ【5・0】前を向く場面少なくシュート0本。外しまくりならまだ次戦へ期待持てるが…
MF安部裕葵【5・5】後半18分IN。うまい選手だが、現状怖い選手とは言えない
MF山口一真【5・0】ニアに速く、ファーにフワリ、マイナスへドン、と見せかけてカットイン…求められる変化球
FW伊藤翔【―】後半34分IN。出場時間短く採点なし
アリ・アルカイシ主審【5・0】前半は威厳たっぷりに見えたが、後半に見せかけと判明。安西イエローはファールですらなかった
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◆【鹿島】採点&寸評 ホームで痛恨黒星2位転落…急造CB奮闘もパスミス連発でFW孤立(報知)

◆AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ 第4節(オフィシャル)

2019年04月24日(水) 19:00キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
【入場者数】7,193人 【天候】 曇、弱風、 気温18.2度、 湿度80.0% 【ピッチ】 全面良芝、乾燥
【主審】アリ・アルカイシ 【副審】アブドゥルハサン・アリ・ウバイディー 【副審】フセイン・アルウィンダウィ 【第4の審判員】ザイド・タメル・モハンメド
ACLグループステージ 第4節
後半に痛恨の失点。グループステージ突破は次戦以降に持ち越し
アントラーズは、明治安田J1第8節仙台戦から中3日で韓国の慶南FCと対戦した。前半からアントラーズは主導権を握れず、苦しい立ち上がりとなる。それでも、三竿と関川の急造CBコンビが慶南の攻撃をなんとか凌ぎ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。後半に入ると、アントラーズが徐々に攻撃を仕掛けられるようになったが、63分に一瞬の隙を突かれて痛恨の失点を喫してしまう。その後、反撃に出たが、最後まで得点を奪うことは出来ず、0-1で敗北を喫した。
FC東京戦の惨敗から6日後、チームは仙台戦で再び自信を取り戻した。結果は1-0の完封勝利。指揮官がトレーニングで改善を要求していた「ボールを受ける位置」、「前線との関わり」、「攻守の切り替え」の3点を、ボランチの永木亮太とレオ シルバが見事に完遂してみせた。最終ラインも最後まで集中を切らすことなく仙台の攻撃に対処し、無失点に抑える。そして、決勝点は苦境に立たされていた犬飼が奪った。屈辱を晴らす会心の勝利。指揮官は選手への賛辞を惜しまなかった。
「前節から今節に向けて、非常にいい準備ができたなかでのゲームだった。特に中盤の選手にはいろいろな要望を出したが、前向きにやってくれたことがゲームに出ていた。クリーンシートで終えたことも非常に評価できる。本人たちは、非常に充実した90分だったと思う。しかし、これは最終ラインだけのことではない。全体がしっかり連動していたからの結果であり、そういうところが評価できるところだと思う」
仙台戦から一夜明け、チームは休む間もなく次なる戦いへの準備を進めた。慶南戦はここまで公式戦10試合連続で最終ラインを支えていた町田、犬飼が累積警告による出場停止で欠場する。苦しい事情の中、総力戦でアジアの戦いに挑まなければならない。
そして、迎えた決戦当日。キックオフ1時間前に注目の先発メンバーが発表された。ゴールマウスは我らが守護神クォン スンテが守る。町田、犬飼が欠場したセンターバックには、公式戦初出場となる関川、本職はボランチの三竿が入った。右サイドバックは3試合連続の先発出場となる小田、左サイドバックは安西が務める。ダブルボランチは、ACL第1節ジョホール戦以来の組み合わせとなる名古と永木。サイドハーフは右に遠藤、左に白崎、前線にはセルジーニョと金森が入った
前半立ち上がり、最終ラインがいきなりバタついた。3分、公式戦初出場の関川が中盤から戻されたボールの処理を誤ると、相手フォワードにボールを奪われて、独走を許してしまう。相手のミスに助けられ、失点には至らなかったが、関川としては肝を冷やす場面になった。
相手のミスで事なきを得たアントラーズの若き最終ラインは、徐々に落ち着きを取り戻していった。プレーが止まるたびに声を掛け合い、細かい部分の擦り合わせを重ねる。課題の立ち上がり、慶南の攻撃を無失点で抑えた。
しかし、前半は全体的に動きが重く、慶南の積極的なプレーに後手を踏む場面が目立つ展開となる。アントラーズはボールを握れず、主導権を奪えないまま時間が経過していった。最初の決定機が訪れたのは、前半アディショナルタイムに突入してからだった。攻撃参加を控えていた安西が、初めて左サイド深くまで突破してクロスを入れると、ゴール前で待つ遠藤がフリーで決定的なシュート。だが、ボールは大きく枠を超えてしまった。
このまま前半が終了。アントラーズは立ち上がりから相手に主導権を握られる展開となるも、最終ラインがなんとか相手の攻撃を凌ぎ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、時間の経過とともにアントラーズが攻撃のリズムを掴んでいく。左サイドから楔のボールを入れ、落としたボールを再びサイドへ展開。少しずつ得点を予感させるプレーが増えいった。
そんな中、迎えた63分。アントラーズは一瞬の隙を突かれてしまう。左サイドからジョードン マッチにクロスを入れられると、邦本にファーサイドで上手く合わせられて痛恨の失点。警戒していたはずの邦本にまたしても得点を許してしまった。
反撃に出たいアントラーズは、白崎に代えて安部、遠藤に代えて山口を投入する。だが、選手間の距離が離れ、思い通りのテンポでボールが回せない。もどかしさが募る時間が続く。
すると79分、大岩監督は停滞した攻撃にアクセントをつけるべく、最後の交代カードを切る。ボランチの名古に代えて伊藤を投入。残り10分で逆転を狙う。
ゴール裏に詰めかけた背番号12が、後方からアントラーズの攻撃を後押しする。選手たちはそれに呼応するように攻勢を強めていった。
後半アディショナルタイムは3分。ペナルティエリア内に人数を集め、両サイドからクロスを入れて同点弾を狙ったが、ボールの精度を欠き、最後までゴールを奪うことは出来なかった。
このまま0-1で試合終了。ACLグループステージ突破はアウェイで迎える第5節ジョホール戦に持ち越しとなった。しかし、下を向いている時間はない。次戦はリーグ戦に戻り、中3日で迎えるアウェイ横浜FM戦だ。この悔しさを忘れず、必ずや勝ち点3を掴み取ろう。
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【この試合のトピックス】
・関川が公式戦初出場
・白崎がACL初出場
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
慶南FC:ギム ジョンブ
[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
非常に残念なゲームになってしまった。関川や三竿は非常にいいパフォーマンスを見せてくれた。しかし、相手の守備を最後のところで崩すことができなかった。守備でも、攻撃でも、場面場面でもう少し改善が必要だと感じた。次のリーグ戦、ACLのグループステージに向けて、切り替えていきたい。
Q. いつもとは違うディフェンスラインだったが、どのようなところに注意していたか?
A. まさに急造のディフェンスラインだったが、守備というものは最終ラインだけではなく、ボランチ、中盤、フォワードから始まる。前線からしっかり相手のプレーを制限して、特長を抑えながら、全体がしっかりコンパクトに、コレクティブにプレーするように話した。その点は、非常によくやってくれたと思う。しかし、失点のシーンは自分たちのジャッジが悪かったと言わざるを得ない。しっかり改善することが必要。90分を通して、リスクマネジメント、ビルドアップ、組織的に守ること、そういったところはよくできていたと評価している。
Q. ポジティブに評価しているポイントは?
A. この試合に限らず、いろいろな状況のなかで送り出した選手たちが、アグレッシブさだったり、意欲的な部分を見せていることは非常に評価できる。急造であったが、関川にしても三竿にしても、非常に責任感あるプレーを見せてくれた。しかし、攻撃ではなかなか相手のウイークポイントを突くことができなかった。個人的な技術の面であったり、コンビネーションのところは、もう少し整理する必要がある。
Q. 関川選手にどんな言葉をかけて送り出したか?
A. 関川には、個人的にアドバイスをした。彼のポテンシャルを発揮するためには、あまり言いすぎてはいけないと感じて、ポイントだけ伝えた。それをサポートする三竿には、こと細かく伝えた。関川は非常によくできていたが、その後ろに三竿がいて、永木がいて、そういったサポートがあったからこそと評価している。
Q. 失点する直前に相手の選手交代があり、ポジションが入れ替わったが、予想されていたことだったか?
A. 相手の交代でポジションが変わることは分析済みだった。選手たちにも当然伝えていた。失点の場面は、人に対する味方同士のジャッジというものがおろそかになってしまった。もう少し緻密にやるべきだったと思うし、こちらの交代が遅かったと言われれば結果的にはそうなってしまった。そういったところは、しっかり改善したいと思う。
慶南FC:ギム ジョンブ
アントラーズはディフェンディングチャンピオンであり、アジアでの経験も豊富なチームだ。今日はセンターバックの選手に出場停止があったが、いい試合をされ、少し苦しい状況になった。そのなかで勝利できてよかったと思う。
選手コメント
[試合後]
【安西 幸輝】
ボールをもっとスムーズに回していかないと左から攻めていけない。すごくフラストレーションが溜まった。もっと一人一人が激しく戦わないと、ACLは獲れないと思う。
【金森 健志】
チャンスはあったし、そこで決めきる力をもっとつけないといけないなと思う。もっと安定した試合運びができればよかったし、ミスも全体的に多かった。細かいミスで、攻撃にいけなかった部分もたくさんあった。そこはチーム全体の課題だと思うし、ゴールまでの形をもっと増やしていかないといけない。
【白崎 凌兵】
向こうは慌てて前に出てくると思った。それを上手く掻い潜れることができればチャンスになると思った。その中で、自分たちのミスが多すぎたし、なかなかリズムも作れなかった。自分たちの距離感だったり、立ち位置だったりがもっとうまくできたと思う。
【名古 新太郎】
亮太君と健斗、郁万と相手の22番と80番の2人がキーになるので、1試合を通して自由にさせてないようにと話していた。守備のときは真ん中のスペースを空けないこと、攻撃のときはリスクマネジメントを心がけた。相手にボールを持たれる時間が長かったが、もっと自分がボールに絡んでピックアップしていかないといけない。それが今日の反省点。
【関川 郁万】
自分の強みであるヘディングの強さや高さを発揮できなかった。相手も自分より身長が低い選手だっただけに、悔しい。もっと声を出してリーダーシップを発揮することが課題。日々の練習で今日出た課題に取り組んでいきたい。
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◆AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージ 第4節(オフィシャル)
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